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    <title>先生の卵さん・ひよこさん達へ</title>
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      [[教育実習に行く前に]]    </description>
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    <title>教育実習に行く前に</title>
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      　約１か月間の教育実習。たくさんの同期生達と、大学の附属小・中学校へわいわい行く場合もあれば、自分の母校などに一人でドキドキしながら行く場合もあるでしょう。せっかく行くのなら、この期間を充実した有意義なものにしていただきたい、また現場の先生方のことも少し知って欲しい、そう思ってこの記事を書くことにしました。
　私自身は実習生を持った経験はないのですが、担当した先生と話をしたり、実際に授業や学級指導を参観したりして思ったことを書いてみます。

***１．時間と約束は守ろう
　「時間を守る」「約束を守る」…当たり前のことなんですが、実習生を引き受けた先生が一番愚痴っているのがここです。他のことは何かあっても困り顔で話している先生方が、時間と約束に関しては怒り顔になります。「実習生として以前に、人としてどうなの」ってことでしょうね。でも、小さい頃から言われてできるようになっているはずなのになぜつまずくのか？具体例で見てみましょう。

&amp;bold(){&amp;color(green){【事例１－１】}}
「実習生のA先生がまだ来てないの。そろそろ始業時刻なんだけど…」
「B先生、今A先生から電話があって、熱が出たので今日は休むそうです」
「え～っ？今頃連絡してきたの？」

&amp;bold(){&amp;color(green){【事例１－２】}}
「実習生のA先生がまだ来てないの。そろそろ始業時刻なんだけど…」
「B先生、今学校宛のメール見たらA先生からのメールがあって、
　熱が出たので今日は休むそうです」
「え～っ？メールで連絡してきたの？」

&amp;bold(){（解説）}
&amp;bold(){１－１}：授業を受ける側なら、始業までに欠席の連絡をすれば良いのでしょうが、授業をする側なので、始業までにA先生が欠席した分の補充や振り替えを計画しなければなりません。A先生が担当するはずだった授業をB先生が代わりに進めるために準備をしなければならないでしょうし、A先生が参観に行くはずだった授業の先生に断りを入れたりすることもあるでしょう。その分の時間も見込んで、できるだけ早く連絡した方がいいですね。

&amp;bold(){１－２}：メールは受信者がそれをいつ読むかが分かりません。忙しい中で全く読まないことも考えられます。欠席の連絡など、「相手にすぐに・確実に伝わらなければならない連絡」の手段としてメールを使うのはやめましょう。

　一般に、教員が欠勤する時には、自分が休んだ分の授業をどう補充するか（自習計画等）も合わせて連絡します。それを聞いて、例えば隣の学級と一緒に授業をしてもらったり、時間の都合が付く先生に教室に入って指示していただいたりするわけです。自分が休むことで周りがどんな影響を受けるかを考えて動くようにしましょう。

&amp;bold(){&amp;color(green){【事例２】}}
隣の席で頭を抱えている、実習生指導担当のB先生。
「B先生、どうしたんですか？」
「見て、これ」
と渡されたA先生の実習日誌は、ここ数日が真っ白。
「最近、査定授業の準備とか指導案の修正なんかが忙しくて私もうっかりしてたのよね。
　２，３日声をかけてなかったらこの有様よ。もう実習も終わるのに…。
　今夜一晩で全部書かせたとしても、明日私はそれを全部読んで
　一日ずつ赤ペン入れなきゃいけないわけでしょ。
　で、A先生がこれ今夜一晩で書けると思う？…(-&quot;-;)」

&amp;bold(){（解説）}
　実習を引き受けて下さる学級の先生は、実習生のお世話以外に学級の仕事や校務の仕事が山盛りです。実習日誌の記入、指導案の提出など、既に決まっていることについては、いちいち声をかけられなくても自分から先回りして記入・提出しましょう。

　ただ、後述しますが、締め切りなどについて現場の先生方は自分達の物差しでけっこうアバウトな言葉遣いをしがちです。「明日の朝出して」「もう少し後でいいよ」など。何日の何時かをきちんと確かめて、メモしておきましょう。私の場合、「明日の朝イチでこの仕事しようね」と約束して始業１時間くらい前から待っていたら、約束したはずの相手は始業ぎりぎりに学校に来て「仕事に備えて朝ごはんをしっかり食べてきました！さあ始めましょう」なんてこともありました。

***２．子ども「全員」と関わろう
　実習が始まる前に、入る学級の名簿を見て子どもの名前を覚えましょう。個人情報保護の観点から名簿をもらったり家に持って帰ったりできない場合もあると思いますので、その時は校内でがんばって覚えましょう。最近は難しい漢字や読み方の子が多いので、読み方も担任の先生にきちんと確認しましょう。名簿順に覚える必要はないと思います。何という名前の子が在籍しているのか、名字を聞いたら下の名前が出てくるくらいには覚えて下さい。

　子ども達は実習生の先生方が大好きです。教室に入るとすぐに寄ってきてにこにこ話しかけたり、休み時間は一緒に遊ぼうと誘ったりしてくれます。でも、あなたは「先生」です。&amp;bold(){&amp;color(red){「寄ってくる子」がいるということは、「寄ってこない子がいる」ということ}}に気付かなければなりません。&amp;bold(){&amp;color(red){「話しかけてくる子がいる」ということは「話しかけてこない子がいる」ということ}}に気付かなければなりません。その視点は授業にも生かすことができます。

　子どもが学校にいる間はできるだけ子どもと一緒にいて、全員の子どもと一日に一回ずつは関わりましょう。できたら、子どもが帰ってから、その日関わった子どもの名前を日誌の端にでも書いてみましょう。はじめのうちは、顔は覚えてるのに名前が分からない子もいるかもしれません。でも日を追う毎に増えてきますよ。何人書けるかな？

***３．言葉の使い方に気をつけよう
&amp;bold(){&amp;color(green){（１）}}学生の方はなぜか和語より漢語を使うのが好きですね。「整列して下さい」「プリントを配布します」「終了したら再度確認して下さい」→「並んで下さい」「プリントを配ります」「終わったらもう一度確かめて下さい」と言い換えると分かり易いですね。指導案の中にも漢語がいっぱいです。せめて発問は子どもに分かる易しい言葉を使いましょう。

&amp;bold(){&amp;color(green){（２）}}学生の方はなぜか抽象的な言葉を使うのが好きですね。「きちんと座りましょう」「ちゃんと並んでね」「がんばりましょう」…って、具体的にどうすることでしょう？担任の先生がどんな言葉を使って子ども達を指導しているか観察してみるといいですね。

&amp;bold(){&amp;color(green){（３）}}子どもをニックネームで呼んだり、呼び捨てにしたり、命令口調で話をしたりするのはやめましょう。あなたは「先生」であって、友達や親ではありません。また、ニックネームなどがある程度許されている学級でも、子どもによって対応を変えることのないようにしましょう。

***４．字をきれいにていねいに書こう
　自分が学生の時には、ノートに急いで雑な字を書いたり、続けて書いたりしているかもしれません。でも、子ども達にとって「先生」の字は憧れでありお手本です。あなたが続けて書いた雑な字でも「かっこいい」と思って真似しようとします。最近はパソコンやスマホなどの普及で、字を書く機会が減ってきているとは思いますが、黒板やノートに書く字は丁寧に書くことを心がけましょう。自分の字に自信がなくてもいいんです。字を丁寧に書こうとする姿が子どものお手本になります。実習日誌の字も癖の強い字では指導の先生方をがっかりさせるかもしれません。下手でもいいから基本に則って丁寧に書きましょう。

　最近は黒板の字の書き方を教えている大学もあるそうですね。黒板の字は小学校１・２年なら１文字が12cm四方のますいっぱいになるくらいに大きく書きましょう。３・４年なら10cm四方、５・６年なら8cm四方といったところです。学校によって、何をどこに何色のチョークで書くか決まっている場合もあるので、板書計画は指導案とは別の紙に直筆で大きく書いて事前にチェックしてもらっておくといいですよ。（本当は書きながら見てもらうとペンの持ち方や筆順のチェックもできていいんですが(^^ゞ）あまり黒板に慣れていない場合は、チョークの持ち方も練習しておきましょう。鉛筆と同じように持つとポキポキ折れてしまいます。

***５．子ども達とは在校時間内で遊ぼう
　子ども達と仲良くなって、休みの日に遊びに行くとか、メール交換をするとか、学校外で子ども達との交流を深めたいと思うこともあると思いますが、原則として学校外での活動はしないようにしましょう。どうしてもという時には実習担当の先生に相談してみましょう。以下に書いてある課題を解決するいい方法が見つかるかもしれません。その場合でも、子ども達全員に同じように接することに配慮しましょう。

&amp;bold(){&amp;color(green){（１）}}休日に一緒に遊ばない：子どもが怪我をしたりした時、実習生は責任を持てる立場にありません。休み時間なら担任の先生が病院に連れて行ったり、親に連絡したりスムーズにできますし、在校時間の事故だけ適用される保険もあります。

&amp;bold(){&amp;color(green){（２）}}子どもにメールアドレスや住所・電話番号などを教えない：交流が始まると、子どものメールアドレスや住所・電話番号などの個人情報を知ることになってしまいます。子どもの個人情報を知っている・子どもとの連絡手段を持っているということが、実習終了後に問題になる場合があります。

　いろいろな場合が考えられますが、例えば、子どもが実習生との電話やメールのやりとりに夢中になって勉強がおろそかになってしまうなど、[[生徒指導]]的な問題も起きる可能性がありますし、最近は情報機器の発達が著しいので、実習生のスマホからウィルス系のアプリなどによってメールアドレスを抜かれ、スパムメールやウィルスが子どものメールに送信されてしまうといったことも起きるかもしれません。実習が済んでから担当の先生にご迷惑をおかけすることのないよう、偶然に出会う以外で子どもとの個人的な交流は控えましょう。

&amp;bold(){&amp;color(green){（３）}}子どもにプレゼントをしない：これは次の実習生が困りますね。「実習の先生が○○をくれた」という話は子ども達の中ですぐに広まります。次の実習生が子ども達にプレゼントをねだられ、断ると悪口を言われるなんてことも考えられます。子ども達に何か渡したいというのでしたら、全員にお手紙を書くのが一番だと思います。

***６．分かることも事前に確かめよう
　先生方は良く「分からないことは何でも聞いてね」と言いますが、おそらくそれでは何も聞かずに終わってしまうことでしょう。だって、実習生の皆さんは、自分では分かっているつもりなんですから。あとで困ったことになるのは、分からなかったからではなく、間違った理解をしていたから。先生方と実習生の皆さんとの「認識のずれ」のせいです。

　それを防ぐために、「分かっていることも事前に一度以上確かめておく」ようにしましょう。尋ねる時には、できるだけ具体的な数値・具体物を使って、勘違いをなくしましょう。前述しましたが、先生方は日頃の経験から、先生方だけに通じる大まかな言い方で話をする事が多いので…(^^ゞ

例えば、
「○日の査定授業の指導案は他の先生にも配らないといけないから、指導案が書けたら事前に私に見せてね」と言われて「はい、わかりました」で終わっちゃうと、あとで大変な目に遭います。いくつ質問（確認）しますか？

「査定授業は○月○日ですね。何校時目にするかは決まっているんですか」
「指導案は何人の先生に配るんですか。いつまでに配ればいいですか」
「指導案は私が印刷して配るんですよね。あのプリンタで印刷したらいいですか」
「指導案はいつ見ていただけますか」
「板書計画と発問計画も指導案と同じ日でいいですか」

　ざっと考えてこのくらい。その上で、指導案を半分くらい書いた所でかまわないので、言われた日より2日くらい前に「こんな感じで書いてるんですがどうでしょうか」と見せておくといいです。お互いしっかり情報交換して話し合ったつもりだったのに「え～っ？こんな書き方してたの？」ということが結構あるからです。ぎりぎりに発覚すると辛いですよ。

　もう一つ。子ども達の言うことは「自分が受け取った通り」が真実と考えて話をしますので、特に、学級のルールなどが分からない時、数名の子に聞いただけでそれを正しいと思わないようにしましょう。

　よくあるのは「休み時間って何時何分まで？」「10時55分までだよ」「そうだよ」と子ども達に言われて、安心して55分まで遊んでから戻ると「体育の時には5分前に教室に戻って着替えて並んでおくことになっていたでしょう？！」と子どもと一緒に叱られることになってしまう。でも、そういう場合たいてい子ども達は本気で「休み時間は55分まで」と思ってるんです。次は国語だと勘違いしていたり、自分達は急げば一瞬で着替えが済むから間に合えばいいと思っていたりも。

　同じことが給食のお代わりや掃除などでも起きます。学級独自のルールを作っている先生もいますし、学校全体で改善に取り組み、特別なやり方を今年から導入したので子ども達に定着していないなんて場合もあります。ルールを正しく守らないと子ども達の喧嘩の原因にもなったりしますので、自分の子どもの頃とはやり方が違うと考えて、担任の先生にきちんと確認を取るようにしましょう。

***７．単位のためだけの実習でも、次の実習生のために真剣にやろう
　実習に入る前に「将来は学校の先生になろうと思っているの？」と尋ねると「実は、単位を取らないと卒業できないので仕方なく来ました」という学生さんはかなりいます。「この大学のこの学部なら卒業時に教員免許が取れる」というのは、入る時にはとても合理的に見えるシステムなんでしょうが、在籍中に自分の将来についていろいろ悩んだ末に教職以外を選択した学生にとっては、教員免許を取ること自体はお荷物になってしまうんですよね。自分の未来に直結することだけに専念したいだろうこの時期、教育実習にかなりの時間を割かれるというのは厳しいだろうと思いますが、それでも実習期間中は真剣に取り組んで欲しいと思います。

　学生がどんな進路を選んでいたとしても、学校や子どもから見れば「教育実習生（先生の卵）」の一人なのです。「○○大学から来た実習生は良く子ども達と遊んでくれていたね」「去年の実習生はいつもにこにこしてて挨拶が気持ちよかったよ」など、いい思い出が残れば次の実習生の依頼が来た時にも先生方は「忙しいけど、がんばって引き受けましょうかね。子ども達も喜ぶし」と前向きに取り組んで下さいます。でも、逆だったら…「え～、ただでさえ運動会で忙しいのに実習まで引き受けなきゃいけないの～？(-&quot;-;)」という気持ちで次の実習生に対応することになりますから、あなたが実習をいい加減に済ませた場合、ツケは次の実習生に降りかかっていく…ということを理解して欲しいと思います。

　でも「小学校の先生になるのが夢でした」なんて無理に嘘をつかなくても大丈夫です。大抵の場合、先生方は「将来教職に就くなら、こんなところもしっかり教えておこう」「教職でないなら、まず子どもとしっかり遊んでもらって、最低限のことだけはきちんと指導し、日頃見えない学校の様子を知っておいてもらおう」などと考えて指導して下さると思います。あなたは、自分がどういう状況で実習に臨んでいるのかを正直に話し、実習中は、与えられたことについて精一杯の努力をする。そして、&amp;bold(){&amp;color(red){子ども達と笑顔で実習を終えることができたら大成功}}ですよ。


（初稿2013年7月6日）[[EDUPEDIAに投稿&gt;&gt;http://edupedia.jp/entries/show/1190]]

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      ***算数
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[[初めてのプール（水泳指導の前に）]]
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[[耳からの作文指導]]

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[[全員発表させたい！]]    </description>
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    <title>静かに素早く整列</title>
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      子どもがいつまでたっても並べない、整列させてもなかなかまっすぐにならない、いつまでもうるさい…。これって、子どもが悪いと思っていませんか。子どもはやり方を知らないだけなんです。ひとつずつ、ていねいに指導していきましょう。


**並ぶ順序
まず、どんな順番に並ばせるか。私は３通りの並び方をよく使いますが、実はもう一つやりたいと思いつつできないのがあります。

&amp;color(red){【その１】}全校朝会など、学校の全児童が集まるような時は「１学級２列・背の順」ですね。
大抵、男子１列、女子１列、それぞれ一番背の低い子を一番前にして順に並びます。
男女を分けることっていろいろ言う人もいるかも知れませんが、子どもから見て「１列に並ぶ」ことになるので、並びやすいです。

&amp;color(red){【その２】}発育測定などの時は、男子１列、女子１列で出席番号順です。
実は出席簿は男女混合名簿なのですが、混合だと体重測定や着替えなどの配慮が難しくなるのと、低学年だと混合のまま２列に並ばせるのが難しいこともあって、男女別にして並べています。

&amp;color(red){【その３】}低学年でよく使うのは、座席の通りに並ぶやり方。
子どもが、自分がどこに並べばいいか、隣は誰かなどを把握しやすいのです。
教室では大抵二人が机をくっつけて、机を３～４列に並べているので、その列ごとに「１列目（１号車と呼びます）が１番前、２列目（２号車）はその後ろ、その次に３号車、４号車…」のように並ばせます。入学式の入退場時は大抵このやり方で並ばせているようですね。

&amp;color(red){【その４】}一番やりたくて難しくてできていないのが、出席番号順の男女混合２列です。
火災や地震などの緊急時、避難直後に全員が揃っているかどうか出席簿で顔と名前を一致させて確認しなければなりません。担任が出張等で不在でも、他の先生によってスムーズに確認がなされなければなりません。そのためには、出席番号順に並んでいるのが一番良いのです。

ところが、この並び方は他ではほとんど使えません。そうなると、子どもがこの並び方に慣れないので、どうしても並ぶのに時間がかかることになり、避難時の並び方としては適当でないのです。（低学年は特に、一度に何通りもの並び方を覚えるのは難しいです）外に出てから並び直すことは、他の学年も走り出てきている状況では無理です。こういう時にはちょっと、昔のように男女別の名簿の出席簿だったら良かったのに、と思ったりします。

もし作って良ければ、出席簿を男女交互の名簿にしようかと思っています。そうすれば、男女別に並べた時に、例えば男子の列に１、３、５、７、…、女子の列に２、４、６、８、…、と並ぶので、ちょうど出席番号順に２列に並ぶことになり、点呼がしやすいと思います。でもこれだと50音順でなくなるので、日頃のテストの整理なんかは面倒になるなあ…。

結局、避難時には出席番号順で前半1列、後半1列の2列で並べるようにしました。24人だと
（前）１，２，３，４，５，６，７，８，９，10，11，12（後ろ）
（前）13，14，15，16，17，18，19，20，21，22，23，24（後ろ）
と並ぶことになります。一学期の間に覚えさせるために、自分の学級だけ「いきなり避難訓練」（地震が起きたことにする→机の下に潜る→教室の後ろに並ぶ→席に戻って授業の続き）を何度かしました。

後述しますが、その他に、班ごとに並べることもあるし、体育の指導時など特に並ぶ必要のない時は適当に集めて座らせるなんてこともします。（わざわざ並ぶのは時間の無駄）

私が一番嫌いな並び方が「早い人順」。でも、この並び方を日常的にやっている学級ってけっこうあるんですよね。出張補助で入った学級で、並べて教室移動なんて時に子ども達が私の前にどどっと集まってくるので分かります。うるさいし、誰が前かですぐ言い合いになるし、後から来た子はだれの後ろに並べばいいか分からなくなるし、結局並ぶのは遅くなるし、いいことないです。

補助に入った学級の子どもから「先生早い人順ですか」と聞かれたら絶対「いいえ、背の順です」と答えます。「えー、いつも早い人順なのにー」と文句を言われますが、同調はしません。ていうか、子どもが先生に何の順で並ぶか尋ねなければいけない時点で「[[学級経営]]できてないな」と思います。補助ではいる私達は学級のルールは知らないんですから、「子どもだけで行動できる」ように日頃からしつけておいてほしいわけです。私は、例えば背の順に全員を並ばせる時でも「自分は大体この辺と思うところに座って待っておきなさい」と指示します。一年生でも何回かすればすばやくできるようになりますよ。

そうそう、「子どもだけで並ぶ」ということは、「どちらを前にして並ぶかを子どもが分かっている」ということも含まれます。突き当たりの教室なら一方向でいいのですが、「理科室が火事の時にはこちらを前にして並ぶ」「給食室が火事の時にはこちらを前にして並ぶ」ということ、その上で自分がどの場所に行って並べばよいかということを子どもが瞬時に考え、動くことができるようにしておかなければならないと思います。


**「前へならえ」のしかた
日頃体育などで使っている「前へならえ」。手を前に伸ばしただけでまっすぐ並べるわけではありませんよね。

子ども達には、「並ぶ時には、前の人の、その前の人の頭が、前の人の頭で隠れるところに移動し、手を前に上げたくらいの間を開けて並びましょう」と言います。つまり、まっすぐに並べるのは「目で」見ているからです。

|前の人の頭で、その前の人の頭が&amp;br()隠れていれば&amp;br()まっすぐ並べています|前の前の人の頭が見えるようなら&amp;br()自分は曲がっています|
| &amp;image(good.png,width=200) | &amp;image(zure.png,width=200) |

手を前に伸ばすのは、「座る場所を確保する」ためです。これができていれば、「座れ」と指示があっても、静かに座ることができます。

さて、手を伸ばせば間隔を取ることは簡単にできます。手を上げずに、同じだけの間隔を取れるように日頃から訓練しておきましょう。私は授業の中でノートを見せに並ぶ時や、帰りの用意をするのにランドセルを取りに行く時、給食のおかわりをする時などに、目だけで「前へならえ」をして、前の人との間を空けるように指導しています。「あなたのおうちの人は、スーパーのレジでそんな風に前のおばさんにくっついて並ぶの？」と言うと低学年でも理解しやすいようです。

これは大人なら自然とやっていることなのですが、子ども達には習慣がありませんから、例えば並んで体育館に入ってきた時など、前の人に続いて間隔を空けずに並んでしまいます。そうすると、列を整えようとして「前へならえ」と号令をかけると、子ども達は手を上げるスペースがなくてずるずる後ろに下がることになります。子ども達を座らせたい時にも、間隔があいていなければ、「座れ」の前に「前へならえ」と号令を掛けて、子ども達をずるずると後ろへ下がらせてから座らせなければならなくなってしまいます。せっかく前に歩いてきたのに下がらなければならない子ども達はイヤだろうなーと思います。

会場が狭い時などに時々、「小さく前へならえ」などと言って、物の幅を説明する時のように胸の前に掌だけを出させて並ばせることがありますが、この場合はこのあと子ども達を座らせてはいけません。子ども達はぎゅうぎゅう詰めになって、これもずるずる後ろに下がりながら座ることになります。子ども達がかわいそうです。


**指示に使う言葉
&amp;color(red){★}「先生の目が二つとも見えるところに座りましょう」体育などで、子ども達をざっと集めて話をしたりする時に使います。低学年だと、先生の横や後ろにぺたっと座りたがるので。ちなみに、あんまり前の方の子は「先生が間違えて叩いちゃうといけないから、先生の手が届かないところまで下がろうね」と言います。

&amp;color(red){★}教室で、○付けにノートを持って並んでいたりする時「手を挙げないで、目だけで『前へならえ』してごらん」
どうしても横に出て前の子のを覗き込んでしまう子には「前の人の背中の後ろに立ちましょう」

&amp;color(red){★}後ろの棚にランドセルを取りに行くとか、帰りぎわの靴箱などで「友達にぶつからないように気を付けてね」と指導したい時、「友達にさわらないように上手に歩いてね」


**教室移動の例
さて、全校朝会などで体育館に子ども達を連れて行く時ですが。

&amp;color(red){★}まず何時何分に開会かを確認します。
普通ならその時間までに全員並び終わっていなければならないので、学校の全児童が体育館に入る時間を考えると、10分くらい前に入っておく気持ちで行くのがいいと思います。並ぶのにざわざわしてしまうような学校なら、「自分の学級が一番に行って静かに座っておく」つもりで、頑張って一番乗りをめざしましょう。その方が指導が楽です。

&amp;color(red){★}トイレに行かせた後、教室で「一言も喋らずに並ぶ」ことを確認して、廊下に並ばせる。
（こういう時はすぐに並べないといけないので立ったまま並ばせます）
その通りに子ども達が一言も喋らずに並べたら、小さい声で思いっきり褒めてあげましょう。誰か一人でも喋ったら「はい、残念でした」と全員を教室に戻し、座らせます。
（やり直しの時間も必要なので、初回は開会15分前くらいからすると良いでしょう）
「一言も喋らずに並びましょう」と静かに繰り返してもう一度。４月なら２～３回で成功すると思います。
喋る子が少なければ、その子だけに「自分の席にタッチして、黙って戻っておいで」と言うこともあります。

&amp;color(red){★}「一言も喋らずに体育館に行って座る」こと、「足音を立てないように気を付ける」ことを簡単に話してから出発。もしひそひそ話が聞こえたり、足音に気を遣っていない音が聞こえたりしたら、そのままＵターンして教室に戻ります。
「なぜ戻ったか分かりますよね？もう一度行きますよ」
ほとんど体育館に着く手前とかなら、教室に戻るのでなく、10ｍくらい戻ったところで子どもに考えさせると良いでしょう。

&amp;color(red){★}体育館の中がしんとしているのが理想ですが、そうでなくても黙って入っていきます。入り口に関係なく、並ぶことになっている場所の、後ろから前へ自分が線を辿っていくつもりで誘導します。

#image(insotsu.png,width=500)

&amp;color(red){★}大体子ども達が辿り着いたのを確認したら、手だけの合図で子ども達を座らせます。
（子どもが理解できない時は、一番前の子だけにわかる小さな声で「座りなさい」と言ってもいいでしょう）
その後、声を出さず身振りだけで、黙って待っておくように指示します。

&amp;bold(){並べる時のダメダメちゃんの例}
&amp;color(orange){▲}先生が「シーッ」と言っている。声、出してるじゃん。(ーー;)
&amp;color(orange){▲}一番前の子どもが「前へならえっ！」「なおれっ！」「前から座ってくださいっ！」とか言っている。うるさくてしょうがない。
&amp;color(orange){▲}もちろん、「前へならえ」とか先生が言ってるのも×。
子どもをしっかり指導できている学級は、黙って入ってきて、黙って座ります。先生も何も言いません。


**社会見学・修学旅行などで班ごとに集合・点呼が必要な時
私の並ばせ方は、自己流ですがこんな感じです。↓

&amp;color(red){★}出発前の指導として、担任が立った場所を基点にして、１班はここ、２班はここ、３班は…とおよその場所を前もって見当づけさせておくこと
&amp;color(red){★}班長は、一番前に後ろを向いて立っておき、そこに班員が座っていくこと
（ただし、班長がまだ来ていなければ班員が代行すること）
&amp;color(red){★}班員が揃ったら班長が「○班揃いました」と先生に報告してから座ること
&amp;color(red){★}当然、報告以外は全て黙ったまま行うこと

で、私（担任）は、みんなに見えるように班の数だけ指を立てて、黙って立っておく。
報告があったらその班の指を折り曲げていくので、あと何班が揃っていないか一目瞭然。
揃っていない班は慌てて並ぶ。(^。^;)

#image(hangoto.png,width=500)

こんなのは技術じゃなくて、「子どもを静かに並ばせたい」と考えたら、１年くらい教師やった人は誰でも思いつくことだと思いますが、一応文章化してみました。

だって、子どもは立ってるより座ってる方が静かなんだもん。おまけに班員が座ってて班長だけ立ってれば、班長は班員を把握しやすいし、遅れた班員は自分がどこに並べばいいかすぐ見える。それに、来てすぐ座った方が、全員並んでから座るよりゆったり座れるでしょ。並んでから座らせて、子どもがずるずると後ろに下がっていくのを経験したことのない先生はおそらくいないんじゃないかな。あれは嫌ですよね。


**「並ぶ」に関わるちょっとしたこと（低学年向き）
&amp;color(red){★}体育館で終業式があった後など、出口が狭くてずっと待つことがありますよね。そんな時は、子どもを連れて空いたスペースを列のままあちこちどんどん行進させます。止まってると、お喋りしたり手を出して喧嘩になったりすることがあるのですが、歩くと、「先生がどこに行くかわからない」という緊張感からか、クスクス笑いながらついてきてくれます。だいぶ出口がすいたら、そのまま出ます。

&amp;color(red){★}静かに待っていて欲しいとき、「げんこつやまのたぬきさん」「おおきなくりのきのしたで」など、アクションだけでわかる歌を、黙って何度も繰り返します。じゃんけんだけでもいいですよ。声をあげてしまう子には「しぃ～っ！」と（これも音を出さずに）オーバーに制止して、また黙ってはじめからくり返し。子ども達と一緒に楽しみます。慣れると、子ども達は声を全く立てずに「勝ったー」と喜んだり、笑い転げたり、「もう一回しよう」と誘ったり出来るようになります。最後に、「もう少しだから、静かに待っててね」と小さい声で伝えると、後は自分達で黙って遊んでいます。 


**終わりに
結局、「どんな子どもの姿をめざすのか」の具体像が担任にないと、「どう指導するか」が具体的に出てこない。結果、子ども達は頑張っても頑張っても叱られる。…ってことなんでしょうね。ノートを見る時や教材を片付ける時など、ちょっとした指導の積み重ねが「並ぶ」ことに現れるのですから、うまく並べないのは80%くらいは担任の責任だと思いますね。上手な学級は担任がいなくても「いつも通り」きちんと並びます。

そうそう、早く並べないと思う時って、私達どうしても並んでいない子に目がいきますが、早く並んでじっと待っている子がちゃんといます。その子達と目を合わせて待ち時間を共有してみて下さい。早く並べた子を褒めていると、自然に顔がにっこりとなってしまいます。(^-^)そして、心の中で「１，２，…」と数えてみると、実は並ぶのに20～30秒しかかかってなかったりするものです。そこですかさず「30秒くらいで並べたよ。すごいね～」ついでに「待ってる人の姿勢も良かったね～」これで全員がびしっとなって次の行動に移れる、という感じでやっています。叱るより褒める方が、自分も気持ちがいいですもんね。

（初稿2007年11月11日）[[EDUPEDIAに投稿&gt;http://www.edupedia.jp/index.php?%C0%C5%A4%AB%A4%CB%C1%C7%C1%E1%A4%AF%C0%B0%CE%F32]]


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