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    <title>御剣と冥にﾊｱﾊｱする@ Wiki</title>
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    <description>御剣と冥にﾊｱﾊｱする@ Wiki</description>

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    <title>2014/03/25</title>
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    <description>
      「有罪！」

法廷内に判決が響き渡ると、勝利した担当検事の狩魔冥は、無表情で法廷を去った。
アメリカが主戦場の彼女だが、今はここ日本に籍を置き、無敗記録を欲しいままにしていた。
成歩堂龍一弁護士との一連の法廷では、彼女も苦々しい想いをしたが、その経験が彼女を変え、更に強いものとした。

「狩魔検事！おめでとうッス！すごいッスね！」

検事局に戻ると、やたら大声で労う刑事に目もくれず、当然だと言わんばかりの態度で執務室に戻ってしまう。
彼女の予定は詰まっている。一つの法廷が終わったからと言って、一息つく暇などないのだ。

興奮していた刑事は、がっくりと項垂れ、とぼとぼと検事局を後にしようとした。
偶然、入口で刑事が最も信頼し、忠誠を誓う検事と遭遇した。
主席検事、御剣怜侍だ。

「みっ、御剣検事！狩魔検事、勝利ッス！」
「うム、そうか。良かった。」

御剣も興奮することなく、淡々と刑事の報告を聞き、自室へ向かった。

途中、冥の執務室に寄ってドアをノックしたものの、忙しいからと入室すら許されず、しかしこのようなことは茶飯事なので、気にも止めなかった。

刑事に、冥の異変を報告されるまではーー。

その日も冥は勝利した。実に鮮やかな裁判だったという。彼女の放つ優雅で尊大な空気が法廷内を支配したのだろう。彼女はいつもどおりの笑みを浮かべ、両手を広げて彼女特有のお辞儀をした。

その時に、傍聴していた例の刑事が違和感を覚え、御剣の執務室に向かった。

「メイがおかしい？」

「そッス！！何がと聞かれてもうまく説明できないんスけど、今日は鞭を持っていなかったっス！一度も振るってないッス！」

「……それは単に、鞭を使うほどでもなかったのではないか？現に、とてもスピーディーな裁判だったと聞いている。」

「そうかもしれないッス！でも、あと、あの、痩せたような気がしたッス！」

刑事の話によると、両手を広げた際に、「なんとなく」顔も上半身もほっそりしたように見えたそうだ。
狩魔検事は、もともと細身であるから、錯覚かもしれないけれど、と付け加えていた。

「ふム、わかった。確かに最近ハードのようだし、話してみよう。」

そう刑事に伝え、自分の仕事を済ますと、冥の執務室に向かった。向かいながら、仕事の虫    </description>
    <dc:date>2014-03-25T22:58:33+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/136.html">
    <title>2014/02/09</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/136.html</link>
    <description>
      　私とメイは恋人同士になったが、お互いの仕事ですれ違う生活が続き、恋人らしいことはなにもせず、いつもと変わらぬ生活を送っていた。
　それからしばらく。
　偶然私のアメリカ出張が、メイの家に近いところであった。そのことを伝えたら、うちに泊まればいいと、メイは言った。
　それがどういう意味か、彼女はわかっているのだろうか？
　空港から直接仕事場に行き、終わらせてメイにメールをする。
　自分は家にいるから好きなときに来ればいいという、彼女らしい簡素な返事が妙におかしくて、彼女の家に向かうタクシーの中でニヤニヤしてしまったかもしれない。
　チャイムを押してしばらく待つと、メイが扉を開いた。
　空気が流れて、美味しそうな匂いがあたりに漂う。不覚にも腹がなった。メイがふきだし、子供のように笑う。
　他人がいる場では見ることができない、私の好きな顔だ。
「そういえば食事をするのを忘れていた」
「そうだと思っていたわ」
　姉弟子は弟弟子のことをなんでも知っているようだ。
　食卓にはビーフシチューとパンとサラダが並んでいる。
「メイが作ったのか」
「あら、あなたも私が料理のできない冷徹女だと思っているの？」
　誰かにそう評されたのだろう、とげのある言葉をすぐに否定した。
　彼女の母親も姉もとても料理の上手な人だったし、人一倍負けず嫌いの彼女が脱落することもないだろうから。
　料理に舌鼓をうちながら、他愛もない近況を話す。
　お互い扱っている事件のことは、もちろん話すわけにはいかないので、自然と日本にいる共通の友人の話題になる。
　綾里姉妹や美雲くんの話になると、メイは優しげに目を細める。
　その表情も、私は好きだった。
　食事が終わり、食器を片付けるのを手伝おうとしたら、割られたら困るからという理由で断られた。
　代わりにシャワーをすすめられて、言われたとおりにする。
　彼女らしい、綺麗なバスルーム。花の香りがするシャンプーやボディソープに少々抵抗を覚えたが、使わないわけにはいかない。
　バスルームから出ると、メイはリビングでテレビを見ていた。すでにパジャマに着替えていて、聞けば私が来る前にシャワーは済ませていたのだという。
　テレビに流れていたのはニュースで、今は全米各地の大きな事件を淡々と流している。事故、傷害、交通情報――アナウ    </description>
    <dc:date>2014-02-09T00:48:06+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/135.html">
    <title>2013/12/29</title>
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    <description>
      逆転検事2 ED後のお話です。
美雲と弓彦が登場しますがユミクモ要素はありません。

----
キャリーバッグを引きずりながら、検事局の長い廊下を狩魔冥が歩いている。来日は久々だった。

(今日はレイジに顔だけ見せて、ホテルへ向かいましょう。疲れたわ。)

そう考えながら、目的の男がいる執務室へ向かっていた。すると、廊下にしゃがみこむ二つの人影を見つけた。黒髪を一本に結い上げた少女と、ふわふわした髪から妙な癖毛が出てる青年には、見覚えがあった。2人はボソボソと話しをしているようで、廊下の床に釘付けだった。

「…これはマズい予感がします…！」
「何がだよ？はっ！わかったぞ！誰か踏みつけて滑るからか！」
「…バナナじゃないんですよ、一柳さん…。うーん、マズいなぁ…。」

冥は二人の後ろに立っているのに、2人は気づかないようだ。

「何がマズいのかしら？一条美雲？」

突然の声に、二人はバッと振り向き、見上げた先にあった冥の顔に失礼なまでに驚愕した。

「かっ、狩魔さんっ！あれ？帰国は明日じゃなかったんですか？そうですよね、一柳さん！」
「お？おお。明日だよな。えーと、15日って。」
「…それは、向こうの時間よ、一柳弓彦。あなた、時差ってわかる？」

美雲が残念ともやっぱりとも思える複雑な表情をしたが、弓彦の方は「そんなに時間の差があるのかよ！すげえな！」と、時差そのものに驚いていた。その隙に、二人が見つめていたものを覗きこむ。

「何か落ちているの？」
「あっ！ダメ！！」

美雲の声は一足遅く、冥はその落とし物をさっと拾い上げた。白いヒラヒラした布。ちょうど、1メートル先の執務室にいる男のものだと、検事局の人間、あるいは彼と親しい人間なら誰でもわかる。

「何よ。御剣怜侍のクラバットじゃない。証拠品でもあるまいし、何がマズい…」

まじまじと、手にとったそれを見ながら呟いていた冥の言葉が途切れた。美雲は先手が打てず、大ドロボウとしたことが、と悔いていた。

クラバットにはキラキラ光るピンクともオレンジとも言い難い絶妙な色合いの、色素が付着していた。とても美しく、そして艶やかな色だった。

「…これは、くちべ…」
「クレヨン！そうクレヨンですねっ！やだもう誰がクレヨンなんかね、一柳さんでしょもう    </description>
    <dc:date>2013-12-29T21:51:32+09:00</dc:date>
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    <title>2013/12/09</title>
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    <description>
      逆転検事2ED後の話です


再び検事の道を歩むことを決意した御剣怜侍は、執務室で後処理に追われていた。事件解決から2日が経っていた。ほとんど睡眠らしい睡眠もとっていなかったが、使命感は充実感を伴い、集中力を大いに盛り立てていた。

ドアがノックされ、入室を促すと、現れたのは狼士龍捜査官だった。

「邪魔するぜ、検事さん。」

狼もまた、事後処理の最中であったが、一度西鳳民国に帰国するとのことで、合間を縫って挨拶に訪れたと話した。

「…じゃ、またすぐ会うだろうけど、とりあえず。検事さんも無理すんなよ。」

「あぁ、ロウ捜査官も。わざわざすまなかった。」

出ていこうとした時に、思い出したかのように振り向いた狼が話始めた。

「そういや、アネさんはどこへ？」

アネさんとは、狩魔冥検事のことだ。御剣は、寝耳に水という顔をした。

「いや、、、そう言えば一昨日以来見ていないが、彼女は国際警察との調査中だから、、」

「そうか。いや、あのコロシヤと了賢が対峙した時にさ、横でアネさんが見たこともない顔をしてたんだよ。肩を抑えて、震えてるようだった。気になったんだけど、オレはすぐコロシヤを追いかけて出ちまって。戻ったらアネさんの姿はないし、処理に追われてたらつい忘れててな。」

御剣の心臓が冷たく震えた。
同時に顔から血の気が引き、絶句した。

(ーそうだった…！)

「会えたらよろしく伝えといてくれ、じゃあな。」

狼に返事することもなく、御剣は口を抑えて動揺するだけだった。
2年近くは経つが、冥はコロシヤの襲撃に遭い、肩を撃たれていた。目の前に自分を撃った犯人が現れて、どれだけの恐怖や怒りを感じただろうか。
そんな事に気づきもせず、自分の事でいっぱいだった。1人晴れやかな気持ちになっていた。

こうしていても仕方ない。御剣は、すぐに糸鋸刑事に連絡をし、冥の居所を突き止めるよう指示した。しかし、国際警察との調査の場には現れておらず、宿泊先も今朝、出払ったということだった。

「くそっ！！」

空港か、あるいは成歩堂たちを頼ったかもしれない、葉桜院という可能性もある。御剣は考えられる限りの場所を探したが、夕刻になっても一向に冥は見つからなかった。

出国した形跡もなく、途方に暮れようとしてい    </description>
    <dc:date>2013-12-09T23:07:44+09:00</dc:date>
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    <title>2013/11/05</title>
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    <description>
      逆転裁判５最終話絡みなのでネタバレ注意です。



----
検事局長室には紅茶の香りが充満していた。その上品な空気をかき消すかのように電話が鳴り響いた。
「…わかった、すぐに向かう。」
想定していた内容なのか、男は薄く笑ったあと、紅茶を一口すすって椅子から立ち上がった。
「せっかく君が帰国したというのにすまない。」
ソファに腰かけていた客人に詫びる。客人も立ち上がる。
「構わないわ。私も仕事で来たのだし。それよりも、今の電話、例の弁護士絡みなのでしょう？」
「さすがだな、メイ。そうだ。いよいよあの事件にカタが着きそうだ。」
「久々の現場は、爆破された法廷ってわけね。」
「ふっ。」
「完璧な報告しか要らないわよ。」
客人がしなやかに手持ちの鞭をつきつける。男はまたふっと笑い、一歩、客人ーー彼女に近づくと彼女の顎を優しくすくい、口付けようと顔を寄せた。
すると彼女はいたずらに、そして妖艶な笑みを浮かべて告げた。
「楽しみはとっておくべきではなくて？」
一瞬、男の動きが止まり、そしてすぐに身をそらした。
「そうだな。」
少し残念そうな表情をしたが、すぐに局長の顔に戻った。
「では、行ってくる。」
長めの裾を翻し、眼鏡をかけて部屋を後にする。彼女はひらひらと軽やかに手を振り、見送った。

男ーー検事局長、御剣怜侍が向かった先には旧友である弁護士との久しぶりの対峙、闇に葬り去られそうになった7年前の事件の真相究明、罪人となった部下の検事の救済、そして明らかになった真実の前で真に救われたかつての少女ー実に様々な、濃厚な時間が待っていた。

青天の下で、真実は輝き、そしてそれぞれの想いが交錯する中、長い法廷は終わった。

そして御剣は打ち上げなどを適度にこなし、客人の待つホテルへ向かった。

彼女ーー狩魔冥は自身が滞在するホテルで、来訪した御剣を迎えた。

「お疲れさ…っ！？」
部屋に入るなり御剣は勢いよく彼女の肩を掴んで唇を奪い、そのまま奥の壁まで彼女を押し進めた。壁を背に彼女はもがく。
「ちょっ…レイジっ！…やっ…！」
幾度となく性急なキスが降り注ぎ、身体は自由を奪われる。御剣の手がまさぐるように激しく動き、もはや理性など捨てたかのようだった。

ひとしきり済んだのか、最後に深く口付けて、御剣は冥をき    </description>
    <dc:date>2013-11-05T23:33:14+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/132.html">
    <title>2013/11/03</title>
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    <description>
      　ポトッ、と御剣のポケットから何かが落ちる。
それは鮮やかなピンクの棒付きの飴、のようだった。
なにしろ御剣が慌ててポケットに仕舞い込んだので、冥の目にはその残像があるばかりだ。
「珍しいわね、レイジがそんなモノを持っているなんて」
「む……矢張にもらったのだ」
　友人の名を出すと、彼女は眉を寄せて不快な反応をあらわにする。
「ナゼあの男からそんなものを？　およそレイジには似合わないと言うか……食べるの、ソレ？」
　御剣が飴を舐める姿を思い浮かべ、怪訝な顔をする。
「いやその……私は食べはしないが、トクベツなものだと言って寄越したのだ」
「トクベツ？　とてもそうは見えなかったけど」
　棒付きキャンディーに特別も何もあるのだろうか、と冥は怪しむ。
　何故か御剣は焦りつつ弁明する。
「その、外国製で、味が付いてるということで」
「キャンディーに味が付いているのは当然じゃない」
「そ、そうだ、トクベツな味、らしいのだ」
「トクベツな味？」
　冥はぴくりと反応する。
「ふうん…………レイジは食べないのよね」
「うム。食べるはずがなかろう」
「だったら私に頂戴」
「む、その、コレは……」
　御剣はポケットを押さえて言いよどむ。
トクベツな飴を渡すのが惜しいのだろうか、と冥はさらに興味を示す。
「大の男がそんなモノを舐めるなんておかしいわよ。仕方がないから私がもらってあげるわ」
「む……キミが舐める、というのか？」
「レイジが食べないなら、私が食べるわよ。勿体ないじゃない」
「確かに、メイに食べてもらえるならやぶさかではないが……本当に、欲しいのか？」
「え、ええ……」
　ずいっ、と身を乗り出してくる御剣に一歩退きながらうなずく。
「うむ、食べてくれると言うならやろう。そうだ、キミに食べて欲しいのだ」
　御剣はさらに一歩近づいてくる。その妙な迫力に、冥は嫌な予感を覚えた。
「いえ、やっぱりいいわ。トクベツなものをもらったら悪いもの」
「遠慮するな。元々コレはメイに食べてもらうためにもらったようなモノだからな」
　もう一歩下がったところでソファーに脚を取られて、ドサッと尻をつく。その上に御剣は覆い被さってきた。
「ちょ、ちょっとレイジ！」
「食べて、くれるのだろう？」
　御剣はポケットからピンクの飴を取り出す    </description>
    <dc:date>2013-11-03T20:02:21+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/131.html">
    <title>2013/09/03</title>
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    <description>
      愚直な騎士の疾走と追憶




　その日の検事局は珍しく至って穏やかだった。
　上級検事室1202号では御剣怜侍の羽ペンの音だけが軽やかに紙面を踊る。
　部屋の主は時折手を休めて傍らの紅茶を口に運んだ。
　前日まで厄介な公判を抱えてばたばたしていた御剣にとって、この時間はつかの間の安息だった。
　(こんな日がせめて、今日一日だけでも続いてほしいものだ)
　御剣が心の中でそう念じてから、きっかり5秒後。
　そのささやかな願いは騒音と怒声で打ち破られた。

「み、みみ、御剣検事いぃ～！　た、大変ッスうぅぅぅ～!!」
　1キロ先まで聞こえそうな声と、それに負けないくらいの大きな体の持ち主が、無駄に騒音をまき散らしながら部屋の中に駆け込んでくる。
「なんだ。騒々しいぞ、糸鋸刑事。それに部屋に入るときはノックくらいしたまえ。いつも言っているだろう」
　御剣は目の前の大男に視線を向けた。睨まれたカエルのごとく、糸鋸圭介は慌てて敬礼をする。
「はいッ！　すまねッス！　い、いやでもそれどころじゃないッス。大変なんッスよ！」
　しかし今日の糸鋸刑事は挨拶もそこそこに、慌てふためきながら御剣の方へ身を乗り出してきた。
　そのあまりの様子に、御剣の背中に嫌な予感が走る。

「どうした。報告したまえ」
「はいッス！　実は――」

　続けて出てきた言葉は、御剣の心を弾丸のように撃ちぬいた。



　　　******



「御剣検事、は、走るの早いッス!　待ってくださいッス」
　５メートル後ろから糸鋸刑事の情けない声が聞こえてくる。
　しかし今の御剣にはそれに答える暇などなかった。
　持てる限りのスピードで走る御剣の脳内に、先ほどの言葉が巡る。


「狩魔検事が、今日これからお見合いするらしいッス！」

　糸鋸刑事がもたらした言葉はまさに青天の霹靂だった。
　狩魔検事……狩魔冥。お見合い。今日。
　何だそれは。
　思いもよらない報告に、思考が停止する。
「検事局のおエライさん主導で進んでたことらしいッス。狩魔検事は何度も断ったらしいッスが相手側もエラい人ッスから、かなり強い要請で断り切れなくなって……」
　そんな話は一言も聞いていなかった。
　脳が、ロジックをつなぐことを拒否している。

「御剣検    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/130.html">
    <title>二人で出かけたのも</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/130.html</link>
    <description>
      　顔にかかっている前髪をどけると、表われた形の良い額に唇を落としてやる。それがきっかけかどうか分からないが、彼女はゆっくりと瞳を開けた。ブルーの瞳はまだぼんやりとしているのか、数回瞬きをしてからこちらを覗きこむように見つめてくる。
　それでもまだ頭がはっきりしないらしい彼女の額にもう一度、唇を落として挨拶をしてやる。

「おはよう、メイ」
「っ‥‥！」

　やっとそこで意識がはっきりしたらしい彼女はは、びくりと体を揺らすと素早くベッドヘッドに置かれている時計を確認した。そこで初めて寝坊したことに気付いたらしい。寝坊といっても、まだ午前八時を越えたとこであり、常人の休日に比べれば早い方であることは間違いない。
　それでも冥の一家は、完璧をもって良しとする狩魔家であるため、少々の寝坊が悔しくてたまらないのであろう。しかも、彼女曰く弟弟子である私に起こされたのだからプライドが許さない。
　そんな冥の姿を見ると思わず笑みが零れてしまう。未だに歯を食いしばって悔しがっている冥をお姫様だっこで抱えるとウォークインクローゼットまで運んで行く。

「っ‥‥下ろしなさい！　御剣怜侍！」
「こちらが挨拶をしたんだ。そちらも挨拶で返したらどうだ？」
「くっ‥‥おはよう、レイジ」
「良い子だ、メイ」

　あやすようにゆすりながら、頬にキスを落とすと、全力で髪の毛を引っ張られた。彼女よりもだいぶ早くに目が覚めた私は、すでにきっちりと着替えて髪の毛も整えてある。着替えているとはいっても、仕事でないためラフなシャツにＶネックのカーディガン、休日はこのくらいゆったりしている方が良い。
　冥をそっと絨毯の上に下ろしたせば、勢いよく彼女が口を開いた。何か文句でも言うつもりであろうことを察知したので、さっさと彼女のベッドに向かい、乱れてしまっているシーツを整える。

「今日は全く暑くない、むしろ涼しいくらいだ」
「そう‥‥」

　行き場の怒りを逃がしながら冥はそう軽く返事をした。

「ふム‥‥」

　ベッドメイキングが終わったので、冥の方へ寄れば下着姿のまま今日の衣類を選択している彼女の無防備な姿。私の気配に気付いた冥が振りかえるよりも早く、彼女の背後から手を回し、彼女の胸を容赦なく掴む。

「なっ‥‥！」

　怒るのにもタイミングを失った冥が目    </description>
    <dc:date>2013-07-28T02:50:07+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/129.html">
    <title>体を重ねるのも</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/129.html</link>
    <description>
      　体を拭くのも煩わしく、二人はさっと体を拭くと手早くバスローブを着る。一瞬だけ着るのが早かった御剣が当たり前のように冥を抱き上げる。
　恥ずかしさで少しだけ冥は体をよじったが、それに臆することなく御剣は冥をベッドへと運んだ。冥のベッドは御剣が一緒に寝ても決して狭くないクイーンサイズであった。そのベッドに冥は優しく横たえられ、その上に御剣が圧し掛かる。
　言葉はなかったけれど、焦れていたのは二人とも同じだ。風呂の中では自由に動くこともできずに、遠慮した触れ合いになってしまったが、ここでは自由に触れ合うことができる。
　冥の腕が、御剣の首に回る。御剣は引き寄せられるままに冥の額、頬、顎の順番に唇を落とした。彼が手を伸ばすと、いささか性急というくらいに冥の奥へと指が侵入していく。

「あっ‥‥んんっ」

　今までとは比べ物にならない強い刺激に、冥は思わず眉を寄せる。力のこもった指先が、御剣の背中に細く赤い跡を残して行く。ピリッと痛んだ背中に一瞬だけ顔をしかめた御剣だったが、すぐにニヤリと口角をあげる。
　その痛みこそが、冥が快感を得ている印であることを知っているからだ。良い気になった御剣が、愛液を指に絡めるとそっと彼女の中へと侵入していく。何度か行為を重ねても、まだ慣れないそこはきゅうと力を込めてとじられている。
　御剣は一旦侵入を諦め、その周辺の愛撫にかかる。空いている片手で冥の腰を抱き、唇は柔らかな肌のあちらこちらを吸って回る。

「ふぁっ‥‥ん、あぁっ‥‥やぁぁっ！」

　時折歯を立てたり、湿ったぬくもりを含んだ舌がラインをなぞったり、全身を愛撫されているような感覚に冥は背中を震わせた。御剣の舌が冥の胸から腹、そしてさらに下へと移動していく。

「あっ‥‥！」

　冥が慌てて上体を起こそうとする。それは、冥が一番嫌がる行為であった。慌てて御剣の硬い銀髪を掴むが、御剣の口元はすでに冥の両太腿の間に来ており、そこに舌を這わせようとしていた。
　掴まれた頭をものともせず、御剣は直接冥のそこに舌をねじこんだ。刹那、彼女の背中が弓のように弧を描いて反られた。声とも息ともつかぬ声をあげてひゅっと息を切る。

「あっ‥‥や、レ‥‥ジっ……やぁぁっ！」
「ム‥‥」
「やだ、やめてっ‥‥んっ、ふあっ、んんんっ」

　酸素を求めて大きく開    </description>
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    <title>結局恋だったから</title>
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      【結局恋だったから】

注意書き
ネタバレになってしまいますがテンプレＮＧ描写があるため注意書き

・愛のない性行為描写がありますが無自覚両想い
・名前もないモブキャラ出演（家の使用人、運転手、冥の同級生など）
・冥ちゃんの誕生日を五月としていますが公式情報ではありません（四月～六月の間であることは確定しているはず）

最後は必ずハッピーエンドさせます。

[[１話 休暇の度に会うのも&gt;http://www21.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/127.html]]
[[２話 体を重ねるのも&gt;http://www21.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/129.html]]
[[３話 二人で出掛けたのも&gt;http://www21.atwiki.jp/mitsumei2ch/pages/130.html]]    </description>
    <dc:date>2013-07-28T02:51:01+09:00</dc:date>
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