納得学園及び雑談掲示板まとめwiki内検索 / 「大人の会話」で検索した結果

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  • 大人の会話
    女「あっつ~くしてあげる♪」 男「なんだコイツは!?」
  • 単発
    ...手の戦意をなくす計 大人の会話
  • 第六十一話
    第六十一話 「孫親子」 幕舎を出た曹操に体格のいい赤いテンガロンハットの男が声をかけた。 「君らしくない決断だな。まさか諸将の力添えなしに追撃する気か?」 曹操「貴殿は孫堅殿だな。」 孫堅。 連合軍において、現在、最高の功績を上げている長江以南の軍を率いる雄。 華雄軍の壊滅など、数々の手柄を上げたが、この数日は、袁術の兵糧補給ミスにより、待機を余儀なくされていた。 孫堅「まさか君ほどの者が功を焦って、無策で行くわけではあるまい?」 曹操「くくく、兵法と臨機応変に組んでこそ、その妙を味わえる。それは貴殿がよく知っておられよう。」 曹操「おや?後ろの青年は誰ですかな?」 孫堅「私の愚息ですよ。戦に参加したいと申し出ましてな。」 孫策「ども。孫策っす。」 孫策がぎこちなく挨拶をしたのを見て、曹操と孫堅は笑った...
  • 張飛婦人の一日
    張飛婦人の一日 朝7時月姫起床「ふぁ~朝は眠いわ」 と、いいながら、眠そうだが朝飯を作り始める。 八時張飛起床「寝み~」 月姫「あら、張飛起きたの」 張飛「ああ」 月姫「さ、ご飯にしよ」 二人はご飯を食べる その後劉備の家に向かう。もちろん月姫も一緒に 張飛「兄じゃ~」 孫尚香「劉備様は今はいないわよ」 月姫「どこ行ったかわかる尚香」 孫尚香「なんでも諸葛亮が帰ってきたらしくて、諸葛亮の家にいったわよ」 張飛「ありがとよ」 諸葛亮邸に向かう。 張飛「兄じゃ~」 月英「張飛うるさい」 月姫「あたしのダーリンに向かってためぐち」 張飛「すまん」 月英「劉備様~」 劉備「おぉ~張飛ではないか」 実は今日は劉備の誕生日なのである。 劉備「さ、入れ」 諸葛亮「え、ここ私の家なんですが」 張飛&月姫「お邪魔しま~す」 趙雲「張飛殿」 馬超「張飛殿」...
  • No.86
    西涼決戦 馬超、孔明、曹操、徐庶陣前衛へと来る 馬超「うらっ!逆賊曹操!貴様は皇帝をないがしろにし、策によって我が父、兄弟を殺し………」 曹操「何を言うか!我は漢の丞相、すなわち我に逆らう事は皇帝に逆らうも同じ!お前こそが逆賊ではないか!馬騰も………」 馬超と曹操が口上を述べる中、二人の天才軍師、アイコンタクトで会話 孔明(よ~久々!) 徐庶(お~。孔明!) 孔明(ぷははっ、なんだよその格好、まるでヒーロー物の悪役みたいだぞ。) 徐庶(ははは、何を言う、お前こそ売れない変な占い師みたいだぞ。) 孔明(…まあ、お互い大変だな~。) 徐庶(お~、まったくだ、だるいな~この戦。) 孔明(だな~。早いとこ終わらせようぜ。) 徐庶(そうだな~、面倒いし。) 孔明(…お前、雷打つんだろ?) 徐庶(ああ。孔明、お前もだろ?) 孔明(ああ。) 徐庶(...
  • No.160
    …天上界… キングエンマー 「ふっふっふ…孫家の働きで呂布を連れ戻すことが出来たうえに忘れとった陳宮までくっついて来おったわぃ。」 ゴッドセーガー 「おまけに周瑜の炎で孫家まで帰って来おったから、笑いが止まらんのう。」 キングエンマー 「これで現世との歪みも解消されて、来年の査定は万事グーじゃ。」 キングエンマー ゴッドセーガー 「わっはっはっはっ……!」 天上界では人の気も知らない会話が交わされていたのだった。 キングエンマー 「はっはっはっ…ん?」 ゴッドセーガー 「どうした?」 キングエンマー 「ひぃふぅみぃ…5人しかおらんぞ。」 ゴッドセーガー 「呂布に陳宮、それに孫堅、孫策、周瑜の5人でよいだろう。」 キングエンマー 「ホ、ホウ統が足りん…。」 ゴッドセーガー 「な、何ィ!?そうかぁ...
  • 悪意の理由 本編
    納得学園 150章 『悪意の理由-本編-』 俺は酔逸!。 納得学園に通う生徒だ!! いつも、親友の汰譜王とその恋人の歩美と一緒に学園のために行動してる。 特に、汰譜王は今から半年程前に納得学園の最高大幹部『五虎大将』の一人に選ばれる程の男で。 今日も学園会議に出席している。 もちろん、俺と歩美も一緒にな!。 「…であるからして、今後、人馬学園が我が校に対して妙な動きを見せた場合は、武力を持ってそれに対応すると言う事でよろしいかな??」 今喋ってるこの人はD。 この納得学園を統治する人だ、俺や汰譜王もこの人に着きたくてこの学園に来たんだ。 この人の発言には威厳があって、大抵の場合はこの人の一存で会議は終結する。 歩美「待って下さい!」 歩美がそう言うと、Dさんは「何かな?」と歩美に聞いた。 歩美「本当に生徒の事を想うの...
  • 第三十章
    第30章 「訣別」 放課後のとある教室。 男子が二人話し合ってる中に、一人の男がドアを開けて乱入した。 「ハク、大変だ。マズい状況になった。」 男の名はソーマ。納得高校の交換留学生である。 彼は一枚の紙を手に、息を切らして男子のいる机に駆け寄った。 「ソーマか……なんか用かよ。」 ハクはそう告げるとソーマを睨みつける。その眼には明らかな疑惑と微かな敵意の色があった。 しかしソーマは違和感を感じつつも、言葉を続けた。 「…これを見てくれ。」 手に持っていた紙を机に広げると、ソーマはグラフを指さした。 「なんだコレ……新聞か?」 ハクの向かいの席に座るボブが呟いた。ソマレは頷き、説明を続ける。 「ああ、これはこの街の大学の新聞部が作ったこの街の新聞さ。友人がその新聞部でね、僕も定期的に読んでるんだ。」 ...
  • No.54
    荊州、諸葛家門前 徐庶「は~、やっと着いた…。徒歩だったから4日かかってしまった。あ~、時間が…。月英ちゃんには悪いけど2日以内に作ってもらわなくっちゃ…。 おーい、誰かいるかー?」 徐庶から離れた所に夏侯淵と月姫 淵「…どうやら着いたようだな。ここが雷発生装置を作れる者の家か。どんな奴が…。」 月姫「…あ、伯父様、誰か出て来たよ。」 月英「…はーい。どなた~?」 徐庶「おお、月英ちゃん久しぶり。孔明は?」 月英「あ~、徐庶さん、おひさし~。亮ちんは、周喩さんの弔問に呉にいっちゃった~。」 徐庶「…!、周喩が死んだのか?なんと! …いや、それよりも…。」 月英「まあ、とりあえず中に入って~、今お茶淹れるからね~。」 徐庶「…ああ、そうだな、じゃあ、お邪魔するよ。」 淵「…ん、誰だ?女? …なんだあの格好?ここいらの者とは全く違う風貌...
  • 第十九話
    第十九話 洛陽と長安を結ぶ、洛長高速を一台の車が行く。 張譲「天子様、そして劉協様、どうぞ御安心なされませ、洛陽さえ抜ければ安全でございますゆえ…。」 少帝「ほほホントだろうな…、朕にもしもの事があってみろ…!」 少帝と劉協はまだ子どもである。皇族に産まれたばっかりに血塗られた政治ゲームの渦中にいるのだ。 劉協「…。(少帝様、おかわいそうに…、天子になったばっかりに大人達に操られ、利用される人生…。あまりに哀れだ…。)」 劉協「張譲、私はトイレに行きたい。パーキングエリアに止めてくれないか。」 張譲「……、わかりました。おい、次のパーキングエリアで止めろ。」 車は北ボウパーキングエリアに停車した。
  • No.140
    益州 王塁「た、大変でございます、劉ショウ様!」 劉ショウ「ほほ、電ボよ、何をそんなに慌てておるのじゃ。一緒にプリンを食べようではないか。」 王塁「それどころではございませぬ!あ、あれを、外を御覧下さいまし!」 劉ショウ「外?」 劉ショウ、外をみる 劉ショウ「ほほ、今日も良い天気じゃ。…?、…!な、なんじゃありゃー!」 すでに成都の城は劉備軍に囲まれていた 劉ショウ「な、何故じゃ~。厳顔は?張任はどうしたのじゃ?」 王塁「張任様は討ち死、厳顔様、呉懿様他は劉備軍に帰順した様でございます。」 劉ショウ「な、なんと!…。」 王塁「もう駄目でございます。城を明け渡し命乞いするしかありませぬ…。」 劉ショウ「…嫌じゃ、嫌じゃ!まろはここを離れたくないでおじゃる! …こうなれはまろの意地見せてくれよう!電ボ!槍を持て!」 王塁「劉ショウ様、...
  • No.37
    ―曹操陣営― 曹操 「カク、なかなかにうまくいったな。」 カク 「ふふふ…。韓遂と我らの会談で馬超は韓遂を疑っている様子。もはや敵ではありませぬ。」 曹操 「さて、では問題の馬超だが…徐庶!なにか策はないか?」 徐庶 「……。」 曹操 「徐庶!!」 徐庶 「え!は、ぱぃィ!?」 曹操 「何か策はないかと言っているのだ!」 徐庶 「は、はぁ…(まいったな~またこのパターンかよ~。私なんて許に残してのんびり雑用させてくれればよかったのに。)」 曹操 「何かあるのか?」 徐庶 「わ、私が雷で敵を壊滅させましょう!!」 曹操 「なに!?諸葛亮だけでなく、お主も天変の術が使えるのか!」 徐庶 「お、お任せくだされ!い、一度だけならなんとか致しましょう!(あ~やっちゃった~。諸葛亮の癖がうつっちゃったよ。どうしよ~。歴史と違うし~。どうなるんだろ、私。)...
  • 第七章
    第7章 『思惑』 納得学園の一角にある秘密の部屋 いつもの様に集まった綺羅祭壇の面々 綺羅『…石覇が負けた?』 ソーマ『…はい。』 綺羅『それで石覇は…?』 シン『…その後の消息は掴めません。ただ、私にメールがありました。「…我伏、新風吹、時代動」…と、だけ…。』 まろ『ふん、わけが解らん…。…しかし、石覇を倒すほどの者とすれば甘く見てはおけないな…。シン、次の刺客を!』 たま『いや~ね~、男の人って。すぐ戦おうとするんだから。ここは私に任せてよ。おねーさんがハクちゃんを落としてあ・げ・る』 ソーマ『…。』 納得学園校庭 クラブ活動の声が聞こえる中 桜の樹の下で会話を交わす二人 D『…へぇ~、ハクくんって強いんだ~』 ソーマ『はい…。あの動き…ただ者ではない様に感じました。』 D『…僕とどっちが強いかな~?…ところで綺羅くん達は...
  • 第三十四章
    第三十四章 『静寂』 綺羅 「D様!Dさまぁ~!」 綺羅祭壇に響く声… 息も絶え絶えといった様子の綺羅。 綺羅のその様子から、ただごとでは無いことが伺える。 D 「やぁ綺羅君。どしたの?何か面白そうなことでもあったのかな♪」 綺羅 「そ、それが…」 … …… D 「なるほどね~。酔逸君が…」 綺羅 「やはり洋食はやりすぎなのでは…」 D 「別にいいんじゃない? 洋食君も楽しんでるみたいだしね♪」 綺羅 「しかし…このままでは人馬侵攻が…」 D 「やだなぁ… ボクたちが人馬ぐらいに潰されるワケ無いじゃない♪」 綺羅 「むぅ…D様がそう仰るなら…。 しかしクギはさしておくべきかと…」 D 「あはは♪ 相変わらずの心配性だね~。じゃあ、そのあたりは任せ...
  • 第百一話
    第百一話 「今日のニュース」 『今日のニュースをお伝えします。』 『青州Co.kinにより敗死したエン州牧、劉岱の後任を任された曹操と、その青州Co.kinのヘッドが今日、午後二時、共同記者会見を開きました。』 曹操『えー…、この度、私達は数度の交渉、会談の末、たがいに同盟という形をとることになりました。』 ヘッド『俺たちは仲間と話した結果、この曹操につく事に決まったわけよ。』 記者『長きに渡る中央政権への反抗でしたが、その決め手は何だったんでしょうか?』 ヘッド『決め手…?なんつうの?俺達の考え方に一番近いっつうか、シンクロしたっつうか?』 曹操『私は、彼らの考え方を尊重し、保護する。その代わりに、彼らの力を借りる。』 ヘッド『大人は信じらんねーかんなぁ、でもこの曹操は俺達の話をよく聞いて理解してくれた。それが決め手っ...
  • No.128
    一方、馬超陣営 潘濬「うむ~、劉備の援軍が来るとは…更にはあの天をつく様な罵声…城を攻めていた者が全てあ奴を追ってしまった…もう少しで城を落とせたものを… …馬超!今度こそ城を落とすのだ!」 馬超「…うう…は、はい…ぐぬぬ…お、お前は…張魯さ…ま…」 潘濬「…まずいな…洗脳が解けかかっている…急ぎ過ぎて完全では無かったか…では、今この場所でもう一度…」 兵「申し上げます!張飛と張翼が城を出てこちらへ攻めてきます!」 潘濬「くうっ、なんと間の悪い事よ!しかし張飛では馬超しか相手になるまい…このまま出すしかあるまいな…。 馬超!張魯様の敵が攻めて来たぞ!今度こそ張魯様の為に敵を倒し城をおとすのだ!」 馬超「…はっ!…うう…」 潘濬「…。(大丈夫か…?)」 馬超、馬岱を引き連れて陣を出る 張飛「お前が馬超かー!なんだってこの益州を攻めやがる!大人しく西涼へ...
  • 第四十一章
    第四十一章【孤独との戦い】 ハクとボブはいつものようにある教室で選挙活動についての話し合いをしていた。 ハク「さぁて、選挙活動もそろそろ大詰めってところか?」 ボブ「そうでもないだろ。この数日間が大事なんだろ?そんな気持ちでいると足元をすくわれるぞ?」 ハク「お前にしてはまともな意見だな…」 ボブ「ほっとけ!」 -と、いつものように軽い感じで行われている会話を教室の外で2人に気づかれないように聞く者がいた。 ソーマだった。 いつもならあの2人が座っている席の向かい側の席に座っているハズなのだが、そうもいかない。 彼は、ため息をひとつついて、教室から離れていくのだった。その帰路の途中にある男が立っていた。 ソーマ「なんの用だ、洋食?」 洋食「ただ景色を眺めていただけ…そういや、お前はいつもならお友達のハク君とボブ君と話し合いをしている...
  • 第十八章
    第18章 「秘密」 目覚めると汗が滲んでいた。 ソーマ「また、あの夢か…。もう忘れたと思っていたのに…。」 ー納得学園、図書室ー ハクとボブは今、席巻している綺麗祭壇の地位のルーツを探るため、図書室にいた。 ハク「ここ数日は、綺羅祭壇も大人しいな。」 ボブ「もう勘弁だよ、あんな事件は…。大丈夫なのか?綺麗祭壇を探ったりして。」 ハク「いずれ、ぶつかる相手だ、孫子によると、相手を知っておくことが大事なんだよ。」 しかし、思ったより作業は困難を極めた。 ハク「『綺麗祭壇の歴史…、我々は納得学園をよりよい学園にするために…』、ダメだ!これも本質じゃない!」 図書室の資料でさえ綺麗祭壇の検閲がなされている。 ボブ「これもだ…。綺羅祭壇、万歳、万歳…。もう諦めようよ、何も見つからないよ。」 ...
  • 第三十一章
    第三十一章 「こちら反逆組」 ボブ「ホントに良かったのかよ…あれで?」 ハク「綺羅と繋がってるかもしれないやつを近くに置けるか?こちらの手がすべてあっちに流れていったらこの選挙、勝ち目はないだろ…」 ボブ「だけど…」 ?「ちょっとお待ちいただけますか?」 ハク「!?」 ボブ「誰だ!?」 蓮「私の名前は蓮…反逆組の組長を務めている者です。」 ボブ「反逆組?なんだソレ?」 ハク「反逆組って言うのは…綺羅祭壇に反乱をもくろんでいると噂されていて毎年支持率が1%くらいのあまり知られていない勢力だ…で?その組長が何の用?」 蓮「さすがハク君。物知りですね。今回は少し頼みたいことがありましてね…ちょっと来てもらえますか?」 ハク「いきなり来てくださいはないだろ…おまえがどんなやつかもわからないのに…こうゆうやつに限って...
  • 四話
    四話…魏 皇甫嵩「でわ、会議を終了する、明日明朝より進軍を開始する…でわ解散」 ザワザワザワザワ 惇「孟徳!どうだった?」 曹懆「ダメだな、あの肉将軍は使えん…皇甫嵩って奴は少し使える位だな…」 惇「そうか…まぁだがやるしかないな孟徳」 淵「任せろ!孟徳!俺が全部倒してくれる!」 曹懆「本当か淵?じゃあ明日は全部任せた…」 淵「ちょっ孟徳!」 惇「二人共止めろ!」曹懆「チィッ…俺は寝るまたな」 終了 四話…袁 田豊「殿、どうでしたかな?」 袁紹「ハッハッハッ」 通訳「皆私に比べれば、ヒヨッコよ、と言っております」 田豊「殿…そろそろ言葉を覚えられては?」 袁紹「ハッハッハッ」 通訳「貴様も孟徳と同じこと言うか!不愉快だ下がれ!と言っております」 田豊「………かしこまりました…でわ殿失礼しますぞ」 終了 四話…涼 李儒「...
  • No.112
    許昌、軍議室 曹操「苦しい戦いだったが、中華の北は全て制圧した。皆の者良くやった。」 賈ク「…しかし惜しい事をしましたな、徐庶殿が戦乱の中行方不明になるとは…」 曹操「うむ、だが戦が終わった後、許昌で見たという者もおるのだ。…まあ、どちらにせよもう会う事はあるまい…。 …ところで馬超はどうした?」 程イク「どうやら関中の張魯の元へ逃げ込んだ様子…。」 曹操「張魯…五斗米道の教祖か…あの教団はいずれ一斉捜索せねばならん。昨日許昌の市場で起きた異臭騒ぎもあいつらがやったという噂だからな。」 賈ク「張魯は野心もありますからいずれ何かしらのアクションを起こすと思われます。その時に一斉に攻めれば宜しいでしょう。」 曹操「そうだな。」 そこへ呉から使者がくる 兵「呉より朝廷に使者が参っております。」 曹操「解った。」 朝廷 孫静「陛下、ご健勝でな...
  • 第十話
    第十話 霊帝は贅を尽くした生活が祟って床に伏していた。 それと同時に湧き起こる後継者争い。 霊帝には弁、協という2人の子供がいた。 霊帝に劣らず、凡愚の相を持つ劉弁。弟ながら聡明な劉協。 都は2人の皇子をめぐり、二分化されたのである。 コツコツ……。 着飾った女「天子様…、ここらへんで早く後継者を決めてもらわないと困りまする…。」 霊帝「何皇后…、朕はまだ死にとうない…。」 何皇后「わかっております、しかし、ハッキリ弁皇子と決めていただかねば…、十常侍も不穏な動きを見せておりますし…。」 そう、カン官の中でもその権力を牛耳っていた10人の中常侍、十常侍は自らの地位を守るために、裏取引、賄賂、時には女を使ういわゆる腐敗政治の諸悪の根源なのである。
  • No.64
    小さな体で苦労しながらも江南へ来た呂布 孫尚香と董卓が対峙してるのを発見 しかし長旅の疲れの為、なかなか近付けない 呂布「…はぁ、はぁ、はぁ…!おぉ、…ふふふ…、見つけたぞ、我が身体~。」 李需「おおお~、董卓様~。」 近付こうとする呂布 董卓に攻撃をしかける尚香 しかし呂布の身体の董卓にはきかない 尚香「…やー!、そりゃー!…」 董卓「…うははは、きかんな、痛くも痒くももないわ!所詮は女…拳が軽すぎるわ!」 尚香「…つ、強い!」 董卓「…さて、お前に付き合ってる暇など無いのだ。早く帰って楽しまねばならぬからな…。…むんっ!」 尚香「…きゃあー!」 董卓の渾身の一撃が尚香をとらえる 尚香吹き飛ばされ、倒れる 吹き飛ばされた先に丁度董卓に近付いていた呂布がいる 呂布「…はぁ、はぁ…ん、女が転がって来たぞ。」 呂布と尚...
  • No.105
    関羽 「……。(次の一撃で…。)」呂布 「…。(雌雄を決しようぞ、関羽!)」 関羽 「……。(よかろう。その心意気、確かに受けとめた。関雲長、全身全霊を以て打ち合おう!)」 呂布 「…。(これでどちらかが散ろうとも…。)」 関羽 「……。(悔いは無し!)」 …二人の間を武人の空気が取り巻く… 諸葛亮 「なんかいきなり膠着しちゃって面白くないな~。早く終わらないかな~。」 …刻は流れていく
  • 第八十二話
    第八十二話 「2人の花園」 「もう…、会えないかもしれない…。」 チョウセンの声は震えていた。 呂布「…ドウ言ウ事ダ…、チョウセン。」 チョウセン「…、来週…、董卓様に嫁がなければいけないかもしれないの…。」 呂布「ソンナ、董卓様ハ、俺達ヲ認メテクレテタハズ…。」 チョウセン「ま…、まだ決まった訳じゃないけど…。」 2人の花園に沈黙が漂ったら辺りは夕暮れになった。 チョウセン「と、とりあえず来週、董卓様の家で宴があるの…。」 チョウセン「呂布様…、私の事…、愛してる?」 呂布「チョウセン…。」
  • 第四章
    第四章 「ソーマとの出会い」 放課後のチャイムが鳴り響く。 二人の少年が勢いよく飛び出した。 ボブ「ま、待てよ、ハク!慌ててどこ行くんだ~!?」 ハク「馬~鹿、立候補するとなったら準備が必要じゃね~か!」 二人が駆ける校庭の砂利はリズムよく鳴っている。 校門を出る時、ハクとボブは一人の男とすれ違った。 男「君……、生徒手帳…、落としたよ。」 ハク「あ、悪ぃ。」 男「君がハク君…だね。」 ハク「何で俺の名を?」 男「生徒手帳…。」 ハク「あ、そうか。あんたの名前は?」 男「僕の名はソーマ。交換留学生で明日からこの学校にお世話になるんだ。」 生徒手帳を受け取ったハクはまた駆け出した。 ソーマ「やれやれ…、また忙しくなりそうだ。」 第四章 終
  • 第五十六話
    第五十六話 「無人の野を行くが如し」 そうしてシ水ゲートを突破した連合軍は、そのままの勢いで洛陽まで攻めかかろうとしていた。 しかし、先陣では異変が起こっていた。 エン紹「ん!?何をグズグズしておる!攻めんか!」 兵士「それが、一騎の勇猛な武将が…!!」 曹操「……天下無双か…。」 呂布であった。戦場では通訳の張遼はいない、必要ないからだ。 董卓にはただ、暴れまわれ、と命令されている。 曹操「凄まじい…、触れるだけで人がなぎ倒されていく。」 エン紹「一個の武とはこれほどまでなのか…。」 ドォォォン! 呂布「おおおおおぉ!」 呂布に近づく者全てが無惨な肉塊になっていく。 いつしか呂布の周りに屍の山が出来ていた。 呂布「………。」 誰もが息を飲んだ。数十万の連合軍がたったの一騎に足止...
  • 第三十八章
    第三十八話 『ムラサキイロ』 夕暮れも過ぎ、空が紫色に染まっていた。 納得学園の屋上で、相馬麗はそんな空を見上げていた。 麗「これから…どうしたらいいんだろ…」 麗は解らなかった。自分が取るべき行動が。 麗「僕は、どうやって君に近付けばいい?」 麗は誰もいない空に問い掛けた…その空の向こうに、かつての盟友を見据えて。 一秒一秒が、酷く長く感じられた。 クシュン! 麗は驚いた、この場所に自分以外に誰もいないと思っていたからだ。 しかし、さっきの音は確かに自分以外の誰かが発したクシャミだ。 麗は、恐る恐る音の方に目を向けた。 そこには、一人の美しい女生徒が黙々と絵を書いていた。 麗は何故か、やけにその女生徒が気になった。 麗「こんな時間に…何を描いてるの?」 麗の問い掛けに女生徒は答えなかった。 ...
  • No.68
    董卓のアジトに殴り込む猛獲達 猛獲「うおっー!肉だー!者ども進めぇー!」 一同「うぉぉぉ!」 猛獲の来襲を聞いた董卓 董卓「…何?訳の解らぬ連中が攻めて来ただと?…面白い!この董卓が捻り潰してやろうぞ! …おっと、お客人はそのまま飲んでいてくれぃ。」 猛獲を迎え撃つ為出て行く董卓 呂布「…あっ!待て~、俺も行く!」 身体が心配な為後を追う呂布 劉備「!、しめた!今のうちに脱出を…」 尚香「…でも、周りは黄巾族でいっぱいよ。」 劉備「大丈夫。逃げまくってこの乱世を生き抜いて来た俺だ。ここから逃げる位訳ないぜ!…さあ、皆準備を…」 急いで逃げる準備をする劉備達 劉備「…おい、黄巾の!」 黄巾兵「へい、何か?」 劉備「いや、我らも董卓殿を助けに行こうと思うのだが、正面から行ったんでは敵とまともに当たって分が悪かろう。な...
  • No.101
    荊州 関羽「やあ、久しぶりに走るとやはり気持ちが良いな~、赤兎?」 赤兎「ブルルルル…。」 関羽「そうか、お前もそう思うか!はっはっはっ…わしも益州にいけば良かったかな?武人はやはり戦場に居てこそだ。久々に闘いたかったが…」 呂布「…その望みかなえてやろう…ガァー!」 関羽「何」 呂布、関羽にいきなり切りかかる 関羽、間一髪で避ける 関羽「お、お前は呂布!」 呂布「…久しぶりだな…関羽…この通り、地獄から舞い戻ってきたわ!お前らに復讐する為にな…まずは関羽お前からだ!そして、赤兎を返してもらおうか!」 関羽「むう…兄者の話は本当だったか…。 …呂布よ!わしとてあの頃のわしではない!返り討ちにしてくれる!そして赤兎は渡さん!赤兎もお前の様な傍若無人の者を背にするよりわしの方が良いと言っておる!なあ、赤兎?」 赤兎「ブルル。」 呂布「…ギギキ...
  • 『納得物語』人馬伝
    『納得物語』人馬伝 ~その頃、人馬は~ ―総合町の北部にそびえる城・人馬学園。通う生徒の9割を大会社・団体の御曹司、令嬢が占める有数の名門校である―  学園内の乗馬場。今此処で、人馬学園乗馬部主将、‐人馬盟主‐黄=天が乗馬の披露を行っていた。  パチパチパチ… 「素晴らしい!」 「流石は"ホワイト・フォックス"!」  数多の喝采を後に、黄=天と乗馬部副主将にして彼の腹心、帝=光武は馬屋へと向かった。 「流石は主将、大喝采ですね」 「フン、あのような形だけの賛美など、いくら受けたところでなんの足しにもならん」  そんなやり取りの最中、一人の生徒が彼等の前にひざまづいた。 「九州(コノクニ)様より伝令、反徒の鎮圧は完了、本任務は全て狩犬(カリイヌ)様一人により達成されたとの事です」 「...
  • 二章
    『納得物語』人馬伝 ~その頃、人馬は~ ―総合町の北部にそびえる城・人馬学園。通う生徒の9割を大会社・団体の御曹司、令嬢が占める有数の名門校である― 学園内の乗馬場。今此処で、人馬学園乗馬部主将、‐人馬盟主‐黄=天が乗馬の披露を行っていた。 パチパチパチ… 「素晴らしい!」 「流石は"ホワイト・フォックス"!」 数多の喝采を後に、黄=天と乗馬部副主将にして彼の腹心、帝=光武は馬屋へと向かった。 「流石は主将、大喝采ですね」 「フン、あのような形だけの賛美など、いくら受けたところでなんの足しにもならん」 そんなやり取りの最中、一人の生徒が彼等の前にひざまづいた。 「九州(コノクニ)様より伝令、反徒の鎮圧は完了、本任務は全て狩犬(カリイヌ)...
  • 『納得学園 人馬伝』
    『納得物語』人馬伝 ~その頃、人馬は~ ―総合町の北部にそびえる城・人馬学園。通う生徒の9割を大会社・団体の御曹司、令嬢が占める有数の名門校である―  学園内の乗馬場。今此処で、人馬学園乗馬部主将、‐人馬盟主‐黄=天が乗馬の披露を行っていた。  パチパチパチ… 「素晴らしい!」 「流石は"ホワイト・フォックス"!」  数多の喝采を後に、黄=天と乗馬部副主将にして彼の腹心、帝=光武は馬屋へと向かった。 「流石は主将、大喝采ですね」 「フン、あのような形だけの賛美など、いくら受けたところでなんの足しにもならん」  そんなやり取りの最中、一人の生徒が彼等の前にひざまづいた。 「九州(コノクニ)様より伝令、反徒の鎮圧は完了、本任務は全て狩犬(カリイヌ)様一人により達成されたとの事です」 「...
  • 第三十五章
    第35章 『矢』 納得学園、弓道場。 『…それで、私に話とは?』 「…バシュ!…ドッ!」 矢を放つ音が小気味良く響き、そして的の真ん中に突き刺さる。 『…ですから、選挙では汰譜王を応援して頂きたいのです。汰譜王ならきっとこの学園を変える事が出来るはずです!』 女は力強く男に言った。 「…バシュ!…ドッ!」 矢の音だけが響く。 男は何も答えない…。 『…どうか…』 女は力弱く男を見つめ願いを込めた。 『…変える…か…』 小さな呟きと共に男は口を開く 『…何人もの人間が学園を変えようとして…そして…。…私にも志はあっても…力無く今までこうして苦悶の日々を送ってきた…今その想いを解き放てるのか…。』 「…ギリリッ…バシュ!…ドッ!」 今までよりもさらに力を込めた矢は的の真ん中に...
  • 第四十二章・後編
    第四十二章・後編 ―一方、人馬学園への道を行く黄=天。その先には、自分の愛馬と見慣れたもう一人の『級友』の姿があった。 黄「…見ていたのか、光武」 光武「当然ですよ。長い付き合い、これくらい予測出来ます。  …それより、盟主も相変わらず不器用ですねぇ」 黄「フン、知った事か。これで祭壇の思い通りにはならない…それで十分だろう」  何かカンに障る光武の笑顔を後に、黄=天は愛馬にまたがり夕暮れを駆けた― ‐to be continued‐
  • 第四十三話
    第四十三話 「飢えた野獣」 ー董卓の館ー 董卓「ヌハハ、あの呂布が王允の娘を気にいっただと?面白いではないか。」 李儒「はい、何でも暇さえあれば花園に入り浸っているよいですぞ。」 董卓「飛将軍も人の子か。よかろう、ちゃんとした時間を与えてやれ、しかし、戦の2日前は合わせるな。」 李儒「はっ、そのように手配します。」 董卓「飢えた野獣がどう暴れるか楽しみだな…。」 ますます、勢力を拡大していく董卓。もはや天下に敵と呼べる者はいなくなった。
  • 第二十×章
    第二十×章「再来」 小鳥のさえずりが聞こえる今は朝方。 遥か彼方の山頂から微かに太陽が顔を覗かせている。 街を見渡せる丘の上に、その男はいた。 初夏だというのに黒い外套を着込んだその男は、花を片手に立ちすくむ。 目の前には薄汚れた石碑があり、その横には小さな墓がぽつりと建っている。 微かな朝焼けを背に、男は口を開く。 「まさかな…お前までいなくなるとは思わなかったよ」 男はしゃがみ込んで、手に持った花を墓に供える。 男は墓を見据えたまま言葉を紡いだ。 「えとさんが消え、蛹が去ったこの街で、お前だけが残った。だがそのお前ですら消えてしまうなんて、さ」 吹いた風が水仙の花を揺らした。 「思えば―――ここが始まりの場所だったな」 丘には桜の木が青々と葉を茂らせている。この街を全て見下ろすかのようなこの桜は、この街を...
  • プロローグ
    プロローグ 一人の英雄がこの地を統一して400年…。 代を重ねるごとに凡愚の相を増していく帝、それを操る官ガン達の腐敗政治、度重なる飢饉…。 民達は疲弊していた…。 ータクケン県、楼桑ビレッジー 門番男A「ふぁ…暇だな。」 門番男B「バカだな、テレビを見なかったのか?世間じゃイエローカラーギャングが暴れてるんだぜ。」 男A「でも、ここは安全だろ?なんてったって玄徳さんがいるからな。ん…?何だあれ!?」 遥か地平線に上がる土煙…、何かがこの町に迫っていた。 男B「おいおい、ヤベ~ぞ、新手か!?俺、玄徳さんに教えてくる!」 そして歴史は動き出した。
  • 弥の紹介
    【呉内 弥沙】 クレウチ ミサ 忍術は勿論、体術や武具の扱い等にも精通している戦闘のプロフェッショナル。忍術よりはむしろ武具を扱う事の方が得意で、特に投擲・射的の類の腕は秀逸。最も得意とするのは弓で、遠的(本人曰わく、遠弓)や束ね撃ち(本人曰わく、乱れ撃ち)など、右に出る者はいないと言われるほど。(ちなみに弓道部・副部長)麻痺毒を常に携帯しており、医術(薬草学)にも少々精通。他には馬術、槍術等々 普段は目立たないように平凡に過ごしている。(目立つのが嫌い)静かな場所を好み、一人の時は屋上、図書室、弓道場にいる事が多い。友達少ない。というか、訓練育ちのため、社交性が低く友達を作るのが下手。和をこなよく愛する
  • 第五十一話
    第五十一話 「雄飛まで…」 劉備「軍議はどうだった?」 関羽「……、雰囲気はエン紹を始め、大軍を率いているという、一種の余裕からくる弛緩が広まっていますな。」 劉備「いかに他人の兵を減らさず、手柄を立てる…か。」 張飛「ちょっとは筋のある奴はいねぇのかよ?」 関羽「強いて言うなら寡兵ながら術策に優れた曹操、そして勢いのある孫堅…。」 劉備「公孫サンの所にも飽きたしなぁ…。」 関羽「とは言え、名を売るのは公孫サンの兵といえども軍を率いていなければなるまい。」 劉備「俺も名門の子に生まれたかったなぁ…。」 関羽「ははは…、あんたは天子になるのだろう?」 現在、共に廬植の下で学んだ公孫サンに兵を借りて参戦する劉備一行。 雄飛の時はまだである。
  • 第三十七章
    第三十七章「雲散霧消」 ――カタカタ。 コンピューター室の時計の針は8の字を指す。 薄暗い部屋に、キーボードを叩く音だけが木霊する。 ――カタカタ。 ブラインドが下げられた部屋に灯りはなく、パソコンの画面だけが怪しく光っている。 ――カタカタ。 そして画面に食い入る男が一人。文字を打ち込みマウスを操作し、時に煙草をふかせては、暗く照らされる口元を歪ませる。 ――カタカタ、カチッ。 クリックの音がやけに響く。その男はプリンタが吐き出した一枚の紙を凝視すると、また煙草をふかせた。 ――カタカタ、ガラッ。 今までとは明らかに異なる音に男は驚いた。 口から落とした煙草をポケットの中にある携帯吸い殻入れに押し込み、ディスプレイの電源を落とす。 「……この臭い…。喫煙は退学処分だが……」 訪問者の声...
  • 第二十六話
    第二十六話 「呂布とは。」 その場は落ち着いたものの、呂布を擁して反旗を翻す丁原に董卓は苛立ちを覚えていた。 董卓「……で、李儒。呂布について何かわかったのか…?」 李儒「はい、調べによりますと…。」 呂布は西方の旅商人の一族の息子だった。厳格な父、優しく、聡明な母とともに旅をしながら暮らしていた。 ある日、何者かによって襲撃された呂布一家、唯一生き残った呂布を丁原が引き取ったのである。 董卓「やはり、実の息子ではなかったのだな。」 李儒「成長した呂布は丁原の下で、天下無双の働きをし、人中の呂布と呼ばれていますな。しかしその反面、花をこよなく愛す一面もあると言う事です。」 董卓「やはり面白いな。どんな男か見てみたいわ。」 李儒「では、その手筈を整えましょう。」
  • 第五話
    第五話 ブロロロ…。 洛陽から予州、穎川に繋がるハイウェイを車やバイクの群れが駆け抜けていく。 そして、先頭の車には二人の男が乗っていた。 運転席の男「いったいこれだけの兵で何が出来るのだ。孟徳。ボンボンのエン紹はかなりの私兵を率いていたぞ…。」 孟徳「この戦をまだ敵を駆逐するものだと思っているのか?惇。」 夏侯惇「戦は勝ってなんぼだ。それ以外の戦は知らん。」 曹操「お前らしい、まあ、理解できるのは淵くらいだろうな。勝つのではない、克つのだ。」 夏侯惇「ちっ、聞いた俺がバカだったよ。」 しばらくの沈黙が車中を包む。 曹操「官軍は皇甫嵩だったな、確か。」 夏侯惇「ああ、なかなかやり手らしい。」 曹操「官軍は戦を勝とうともしていないさ。少し眠るぞ。」 夏侯惇「けっ。」 一団を率い...
  • 第五十三話
    第五十三話 「S.Y.O.S.Y.A.」 ガチャ。 「失礼します。」 小綺麗なスーツを来た数人の男達がゾロゾロと何かの機材を携えてエン紹幕舎に入って来た。 エン紹「おお、来たかね!待っておったよ!」 綺麗に横分けされた髪を神経質に撫でながら先頭の男が名刺を取り出した。 「S.Y.O.S.Y.A.代表郭嘉です。本日はよろしく。」 エン紹「お、おお…、郭嘉君だね。早速お願いしようか。」 郭嘉「その前に報酬の確認ですが…。」 エン紹「わかっておる、通常の三倍であろう!?」 郭嘉「お忘れなく…。」 郭嘉「よし!みんな、準備開始!」 効率よく機材が広げられていく。 彼らはシ水ゲートのコンピューターにハッキングし、ゲートをこじ開けるために呼ばれたコンピューターの専門家なのである。
  • 第七十六話
    第七十六話 「愛してる」 「この気持ちいいのは“風”って言うのよ。」 呂布は長安でも花畑にいた。 連合軍との戦いの手柄として、久々にチョウセンとも会っていた。 呂布「“カ…ゼ…”?」 チョウセン「そうよ、そして遠くで鳴いてるこの声のは“トンビ”。」 呂布「“トン…ビ”。」 チョウセン「すごいじゃない、呂布様!何でもすぐ覚えちゃうのね!」 花畑の呂布は鬼神でも天下無双でもない。 ただ一人の純粋な青年。 呂布「オ前ト、イツマデモ一緒二、イタイ…。コレハ何ト言ウ…?」 チョウセン「う~ん、それは…、“愛してる”…かな?」 呂布「“愛…して…る”?…チョウセン、愛してる。」 チョウセン「呂布様、私も、呂布様を愛してるよ。」 呂布は幸せだった。 ずっと一人で戦っていた。でも今は一人じゃない...
  • 第四十二話
    第四十二話 「冬を呼ぶ風」 ー洛陽郊外の花園ー 董卓の命令で洛陽周辺の賊らを討伐している呂布にも前のように安らげる時間が与えられていた。 いつものように目を閉じ、首に下げた十字架を握りしめ祈る。 しかし、その日は少し違っていた。 「あなたも、花が好きなの?」 年にすると17、8の少女であった。 今日は傍に張遼がいない。 呂布はアタフタしながらカタコトの言葉を必死で操った。 呂布「オ、俺…ガ、怖クナイ…ノカ?」 誰もが怖がり、近づかない事は呂布が一番良く知っていた。 少女「私は目が見えないの。でも、そのおかげでその人の“気”みたいなものが見えるの。」 呂布「“気”…?」 少女「あなたは優しい“気”だったから思わず話しかけちゃった。」 少女は切なく笑った。 風が冬を連れてくる。 ...
  • 第四十一話
    第四十一話 「策、権の読み」 周瑜「で、仲謀。董卓に対し、エン紹率いる連合軍が戦になったらどうなると見る?」 孫権「もちろん、連合軍が勝つよ!だって父ちゃんを始め、程普、韓当、黄蓋のおっちゃんらもいる俺達の軍が参加するんだもん!」 周瑜「ふむ、確かに我々の軍は長江北の中原の軍に比べて結束力が強い。伯符はどうだ?」 孫策はニヤニヤして、 孫策「7:3で董卓が勝つな。」 周瑜「ほう、7:3…、そのこころは?」 孫策「董卓には都という地の利、天子という天の利、そして呂布という人の利が備わっている。」 孫策「さらに、エン紹が今呼びかけている連合軍は自分らの保身を図る傾向にあるため、本気で戦いはせんだろう。」 孫権「って昨日のテレビで解説者が言ってたんだよね?」 孫策「しっ、周瑜はテレビ嫌いだから言わなきゃバレないんだよ!...
  • 張飛の家
    チョウヒの家月姫「ご飯できたわよ~」チョウヒ「」 月姫「寝ぼすけさ~ん」 チョウヒ「」 月姫「んもぅ~」 月姫は軽くチョウヒにキスをした。 チョウヒ「ん~」 月姫「やっと起きたわね」チョウヒ「ふぁ~」 月姫「朝ご飯できてるわよ~」 チョウヒ「うまそうだな」月姫「さ、食べましょ」 二人「いただきま~す」 チョウヒ「うめ~」 月姫「そりゃ、そうよ。なんたって私が作ったんだから」 こうして、新婚ラブラブ夫婦の朝御飯が終わろうとしている。 月姫「張飛~ちょときて」張飛「なんだ、月姫」 月姫「薪割りして、500本全部割って」 張飛「お、おう、任せろ。今日の夕方位には終わるだろう」 月姫「じゃあ、よろしくねダ・ア・リ・ん」 張飛「は、恥ずかしいだろ~」 月姫「じゃあ、よろしくね。」 張飛「さ~てと。いっちょやるか」 それから、五時間 張飛「ふぅ~ヤッと...
  • No.39
    ところが… 夏侯淵 「なんと!徐庶殿の作戦は他人任せだったのか!?これはゆゆしき事態。早速孟徳に…。」 夏侯淵 「まてよ。雷発生装置とか言っていたな。それの小さいのがあれば俺の姪の護身に最適ではないか!我ながら名案だ!」 曹仁 「どうした淵、こんなところで?」 夏侯淵 「おお、これはいい所にきたな曹仁。頼みがあるのだが…。」 曹仁 「なんだ?」 夏侯淵 「しばらく俺の身代わりをしてくれないか?」 曹仁 「おまえの代わりに軍を動かすのか?だがなんでまたそんな…。」 夏侯淵 「シーッ!声が大きい。まぁ理由は聞かないでくれ。昔からのよしみだろ。」 曹仁 「おまえがそこまで言うなら別に構わないが。」 夏侯淵 「よし、じゃあ鬘被って明日からでもたのむ。」 曹仁 「鬘?あっ!今おまえ俺の頭見ただろ!」 夏侯淵 「プックククククッ…。」 曹仁 「...
  • 潘璋一人目
    ①「これが我等の……」  ――呉軍基地 「あぁ~、疲れたぁ~……もう出陣したくねぇ……」  生気の無い声を吐く青年――孫桓は基地に入るなり、基地内に簡易的に設置された長椅子に転がった。数ヶ月前より呉軍は急激に勢力を伸ばし、それに伴って出陣命令の増えた孫桓の疲れが、今、絶頂に達したのだ。 「……寝よ。出陣命令は無視だ」  職務怠慢である。  孫桓が数分とせずにまどろんだ時、そこへ1人の男がやってきた。 「相変わらず出陣続きのようだな、孫桓よ。さすが、活躍順位で3番を取るだけのことはある」 「……潘璋さん」  間の悪い時に来やがったな、と内心で悪態をつきながらも作り笑いを作る。 「そういう潘璋さんこそ、最近活躍続きで今や11番じゃないですか」  相手は仮にも先達。格下であろうとお世辞は忘れない。  流石、知力6は世渡りが上手である。 「フッ、恐らく俺はここ...
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