納得学園及び雑談掲示板まとめwiki内検索 / 「第七十一話」で検索した結果

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  • 第七十一話
    第七十一話 「臨時ニュース」 『え、え~、臨時ニュースをお伝えします!』 『先程、我が国の首都、洛陽が…。』 『消滅しました。』 『ただいま、状況を調査中ですが、一回の大規模な爆発の後、数千の爆発が洛陽中を覆い、都市が一瞬にして焼け野原になった模様です!』 『死傷者は最低でも三十万人を超える模様!さらに洛陽には反董卓連合の軍勢が侵攻しており、彼らを含めた洛陽の住民ほとんどが犠牲者であります!』 『……、ただいま入った情報によりますと董卓軍が長安に出現、近く記者会見を開く声明を発表しました。』 『繰り返します、洛陽が消滅しました!』 『繰り返します、洛…』
  • 近代三国志
    ...六十九話 第七十話 第七十一話 第七十二話 第七十三話 第七十四話 第七十五話 第七十六話 第七十七話 第七十八話 第七十九話 第八十話 第八十一話 第八十二話 第八十三話 第八十四話 第八十五話 第八十六話 第八十七話 第八十八話 第八十九話 第九十話 第九十一話 第九十二話 第九十三話 第九十四話 第九十五話 第九十六話 第九十七話 第九十八話 第九十九話 第百話 第百一話 第百二話 第百三話 第百四話 第百五話 第百六話 第百七話 外伝 曹操、若かりし日々(ゲストライター み氏) 夢のまた夢
  • 第七十話
    第七十話 「暴虐への音」 李儒「董卓様…、連合軍はもう洛陽間近まで迫っている様子です。」 董卓「ふむ、ようやく例の計画を実行できるな。」 李儒「はい、曹操が脱退したのは残念ですが…。」 董卓「かまわん、今は虫けら共を纏めて始末するのが先だ。玉座の間の音声をよこせ…。」 『…ぎょ…れか…います!』 3…。 李儒「来たようですね…、他の軍もほぼ洛陽に入ったようです…。」 2…。 董卓「連合軍、二十万か……。面白い…。」 1…。 『…!何……れは!?』 0…。 どおおおおおおおん!! それは暴虐への音だった。 そして400年の歴史は終わった…。
  • 第七十三話
    第七十三話 「記者会見」 董卓の記者会見は長安の高級ホテルのホールで行われた。 董卓『え~、皆の者、太師の董卓である。今日、集まってもらったのは他でもない。』 董卓『先日の袁紹率いる連合軍により、洛陽は焼け野原になった。もう、あそこで政治はできない…。』 董卓『よって首都をこの長安に遷す事にする。』 カシャ!カシャ!カシャ!カシャ! カメラのフラッシュが画面を染める。 遷都である。 それも、独裁的な。 董卓『政治はこれまでと変わらず、厳格な法に基づいて行う。』 司会『以上で記者会見を終了とさせていただきます。』
  • 第七十九話
    第七十九話 「悲しい笑顔」 呂布「……聞イテルノカ?チョウセン…。」 チョウセン「あ、あ…、ごめんなさい、何でしたっけ?」 呂布「ドウシタ?元気ガ無イヨウダガ…。」 チョウセン「ううん、大丈夫。あっ、呂布様、その首飾りは何ですの?」 呂布「コレハ十字架ト言ッテ、俺ノ国ノ神様ニ、祈ルモノ…、デモ…。」 チョウセン「でも…?」 呂布「神様ハ信ジテ無イ、ダカラ、コレハ死ンダ母親ニ祈ルモノ…。」 チョウセン「そうなんだ…、私と似てますね…。私も物心ついた時には、1人ぽっちだった…。」 呂布「…デモ、今ハ俺ガイル、愛してる、チョウセン。」 チョウセン「呂布様…。」 チョウセンは悲しく笑った。
  • 第七十四話
    第七十四話 「伝国の玉璽」 荒廃した大都市に孫堅はいた。 程普「殿…、どうなされた?」 孫堅「程普…、俺は今まで漢なんて長江の向こうの別世界だと思っていた。」 程普「私もですよ。天子様も、洛陽も気にした事なんか無かった。」 孫堅「でも…、この流れる涙は何だろう…。」 程普「…私もですよ。」 孫堅軍からすすり泣く声が聞こえる。 思えば、遥か彼方の地の彼等が一番漢の事を考えていたのかも知れない。 孫堅「帰るか…、我らの地へ。ここには何もない…。」 韓当「はい…。」 黄蓋「殿!宮殿近辺のトイレからこれが!!」 急拵えの大きな紙袋にずっしりと重い何かが入っていた。 程普「……玉で作られた璽…?」 孫堅「伝国の玉璽だ…。」 韓当「皇帝に受け継がれていた…?」 黄蓋「...
  • 第七十六話
    第七十六話 「愛してる」 「この気持ちいいのは“風”って言うのよ。」 呂布は長安でも花畑にいた。 連合軍との戦いの手柄として、久々にチョウセンとも会っていた。 呂布「“カ…ゼ…”?」 チョウセン「そうよ、そして遠くで鳴いてるこの声のは“トンビ”。」 呂布「“トン…ビ”。」 チョウセン「すごいじゃない、呂布様!何でもすぐ覚えちゃうのね!」 花畑の呂布は鬼神でも天下無双でもない。 ただ一人の純粋な青年。 呂布「オ前ト、イツマデモ一緒二、イタイ…。コレハ何ト言ウ…?」 チョウセン「う~ん、それは…、“愛してる”…かな?」 呂布「“愛…して…る”?…チョウセン、愛してる。」 チョウセン「呂布様、私も、呂布様を愛してるよ。」 呂布は幸せだった。 ずっと一人で戦っていた。でも今は一人じゃない...
  • 第七十七話
    第七十七話 「汚れたテーブルには」 司徒・王允は近頃、ため息ばかりついていた。 王允「士孫瑞よ…、何かよい策はないか…。この状況を覆すような…。」 士孫瑞「お悩みですな…、ですが言葉を選びなされよ、どこに耳目があるかわかりませぬぞ。」 王允「わかっておる…。うかうか話も出来んわ。」 王允は悩みきっていた。 その才能を董卓に見い出されたばっかりに、董卓の悪を憎みながらも、董卓の片腕となっていた。 兵も力も無く、ただ、憤りしかない。 王允は悩みきっていた。 士孫瑞「策はあると言えば、ありますが…。」 王允「言え…。」 士孫瑞「汚れたテーブルにはテーブルクロスをかぶして隠すのが普通でありましょう…。」 王允「!!」 王允「汚い(董)卓には(呂)布を被せる…。なるほど…。」 士孫瑞「それも西洋の布...
  • 第十一話
    十一話 十常侍は張譲を主とする集団で、時に強引に、時に柔軟に天子や、有力豪族に取り入り、権力をほしいままにしていた。 事実、何皇后も下賤な肉屋の身でありながら、賄賂を十常侍に送り、ついに皇后に登りつめたのである。 しかし今回の帝位争いでは、実子、弁を帝位につかせたい何皇后と対立し、孫の協を帝位につかせたいとする董太后側についた。 これを面白く思わなかったのは何皇后の兄、何進である。 ついに宮中にも嵐が吹き荒れようとしていた。
  • 第七十五話
    第七十五話 「泣くな、ジュンイク。」 『よって首都をこの長安に遷す事にする…。』 曹操の故郷、ショウのホテルの一室。 「こんな事…、あってたまるか…。こんな事が…。」 ジュンイクがいつになく動揺している。 ジュンイク「漢を、洛陽を、天子様を、何だと思ってるんだ…。」 ジュンイクの目には大粒の涙がこぼれていた。歯は鳴り、拳は今にもうちつけられそうな程、力が入っていた。 曹操「目を背けるな。ジュンイク…、何が起こるかわからんぞ。」 ジュンイク「……、しかし…、天子様とて、人間…。…聞けばまだお若いと聞きます…。」 曹操「それだ、ジュンイク。洛陽は失われようとも天子は生きている。まだ漢は死んでいない。その脳を漢、再生のために使えい。」 ジュンイク「……はっ…。」 漢で生まれ、...
  • 第七十八話
    第七十八話 「水面の月」 王允宅 王允「チョウセン、ここに座りなさい。」 チョウセン「は、はい、お義父様…。」 チョウセンは盲目の、バイオリン奏者であった。それを王允が目をかけ、養女にした。 王允「お前は、飛将軍とねんごろのようだな。」 チョウセン「……、あの人は世間のいう程、悪い人ではありません。ただ…、不器用なだけ…。」 王允「わかっておる、それを咎めるわけではない。お前にはある事を頼みたい。」 王允「……、飛将軍殿に董卓を討ってもらいたい。」 空気が凍りつくのが盲目のチョウセンには敏感に感じ取れる。 チョウセン「あの方に謀反を勧めよ、と仰るのですか?」 王允「それしか、この国を救う策はない。」 チョウセン「……できません。」 予想外の答えに王允は声を荒げた。 王允「盲目のお...
  • 第七十二話
    第七十二話 「連合軍、解散」 『…続きまして、連合軍を率いました袁紹氏の支持率ですが、戦前の84.2%から、大きく下がりまして21.5%になりました、これについてどうお考えですか?橋玄さん。』 橋玄『あ~、彼は圧倒的な軍勢を率いながら、優柔不断であり、数々のチャンスを逃してきたな、更に、兵糧の輸送ミスで孫堅軍を失ったのも大きい、この数字は当然だろうな…。』 『そうですか、ありがとうございます。続きまして、依然、復旧活動が続く洛陽から…プツン。 袁紹幕舎に重苦しい空気と沈黙が混ざりあう。 鮑信「袁紹殿…、気を落とされるな…、相手は董卓、何があっても不思議ではありませぬ。」 王匡「そうですとも…、董卓を洛陽から追い出せただけでもよしとせねば…。」 袁紹「……、洛陽は消滅したとしても…?天子様を救えなかったとしても…?董卓を倒せなかっ...
  • 第三十一話
    第三十一話 「相国、董卓」 天下無双、呂布を味方につけた董卓に恐れるものはなくなった。 相国に栄進した董卓は、厳重な法制度の徹底にあたり、賄賂などにより保身を図っていた無能な官吏を次々と罷免していった。 董卓「李儒、死人に宝物などは必要ない。墓は全て掘り起こし、財源にせよ。」 李儒「はっ。」 董卓「…ここには確か、曹操がいたな…。」 董卓「奴は使える。緊急手配をし、連れて参れ。わが右腕にしてくれるわ。」 それを察知した曹操は軍を解体し洛陽を脱出した。
  • 第五十一話
    第五十一話 「雄飛まで…」 劉備「軍議はどうだった?」 関羽「……、雰囲気はエン紹を始め、大軍を率いているという、一種の余裕からくる弛緩が広まっていますな。」 劉備「いかに他人の兵を減らさず、手柄を立てる…か。」 張飛「ちょっとは筋のある奴はいねぇのかよ?」 関羽「強いて言うなら寡兵ながら術策に優れた曹操、そして勢いのある孫堅…。」 劉備「公孫サンの所にも飽きたしなぁ…。」 関羽「とは言え、名を売るのは公孫サンの兵といえども軍を率いていなければなるまい。」 劉備「俺も名門の子に生まれたかったなぁ…。」 関羽「ははは…、あんたは天子になるのだろう?」 現在、共に廬植の下で学んだ公孫サンに兵を借りて参戦する劉備一行。 雄飛の時はまだである。
  • 第二十一話
    第二十一話 「劉協と魔王」 五十数台の車のヘッドライトが二人を捉えて停車した。 劉協は少帝を庇うようにして立っている。 やがて、先頭の車から、大柄で顔中、傷だらけの男が現れた。 男「貴様が天子か?」 劉協「私は劉協、天子様は後ろのお人だ。お前は何者だ。」 男「董卓、西涼の大守だ。」 劉協「董卓…、お前も十常侍のように私達を利用するのか…。」 董卓「使えるものは使う。使えんものは潰すのみだ…。」 劉協は目の前の男が魔王と気付き、ひどく落胆した。 劉協「……、董卓、私達を利用するならすればいい…。だが…、民だけは守ってやってほしい。」 董卓「ほう…。」 劉協は薄々気付いていたのだ、十常侍らは世は平和だと言ってはいたが、本当はそうでないことを。 劉協は皇族にしては賢すぎた。 劉協「...
  • 第四十一話
    第四十一話 「策、権の読み」 周瑜「で、仲謀。董卓に対し、エン紹率いる連合軍が戦になったらどうなると見る?」 孫権「もちろん、連合軍が勝つよ!だって父ちゃんを始め、程普、韓当、黄蓋のおっちゃんらもいる俺達の軍が参加するんだもん!」 周瑜「ふむ、確かに我々の軍は長江北の中原の軍に比べて結束力が強い。伯符はどうだ?」 孫策はニヤニヤして、 孫策「7:3で董卓が勝つな。」 周瑜「ほう、7:3…、そのこころは?」 孫策「董卓には都という地の利、天子という天の利、そして呂布という人の利が備わっている。」 孫策「さらに、エン紹が今呼びかけている連合軍は自分らの保身を図る傾向にあるため、本気で戦いはせんだろう。」 孫権「って昨日のテレビで解説者が言ってたんだよね?」 孫策「しっ、周瑜はテレビ嫌いだから言わなきゃバレないんだよ!...
  • 第九十一話
    第九十一話 「成長のタイミング」 寡兵で名誉も地位も報奨もなく、ただ目の前の戦いをこなす日々の劉備一行は、反董卓連合解散後、そのまま公孫サンを頼っていた。 劉備「…で、袁紹はどうなんだい?」 関羽「少なくとも連合の盟主だった頃とは別人だ。陣の構成、将の配置、軍の統率…全てが成長している。」 劉備「ふ~ん、人は変われるもんなんだな。」 劉備の気の抜けた言葉に張飛は面白くない。 張飛「兄貴も成長して欲しいもんだがな。」 劉備「……それぞれタイミングがあるさ。急成長する人間はそれだけ退化するのも早いもんだぜ、張飛。」 張飛「ちっ!」 関羽「どちらにしても公孫サンでは厳しいだろうな。いくら白バイ隊を率いていようと。」 劉備「また身を寄せるとこを考えとかないとなぁ。面倒だなぁ…。」 関羽「そろそろ軍議の時...
  • 第六十一話
    第六十一話 「孫親子」 幕舎を出た曹操に体格のいい赤いテンガロンハットの男が声をかけた。 「君らしくない決断だな。まさか諸将の力添えなしに追撃する気か?」 曹操「貴殿は孫堅殿だな。」 孫堅。 連合軍において、現在、最高の功績を上げている長江以南の軍を率いる雄。 華雄軍の壊滅など、数々の手柄を上げたが、この数日は、袁術の兵糧補給ミスにより、待機を余儀なくされていた。 孫堅「まさか君ほどの者が功を焦って、無策で行くわけではあるまい?」 曹操「くくく、兵法と臨機応変に組んでこそ、その妙を味わえる。それは貴殿がよく知っておられよう。」 曹操「おや?後ろの青年は誰ですかな?」 孫堅「私の愚息ですよ。戦に参加したいと申し出ましてな。」 孫策「ども。孫策っす。」 孫策がぎこちなく挨拶をしたのを見て、曹操と孫堅は笑った...
  • 第八十一話
    第八十一話 「我がハンカイ」 一方、曹操は袁紹によって東郡の太守に任命され、周辺の賊の討伐指令を受けていた。 曹操「何故泣いている?」 目の前の大男が震えて泣いている。 「……、俺は、バカだし、国や政治の事など良くわからん…、ただ…。」 曹操「ただ?」 「俺が村を守るために戦ってるCo.kinの残党たちは本当に敵なのか?あいつらは政府のせいで生活に苦しんで賊になったんじゃないのか?」 「なら、敵は政府なのか?」 「じゃあ……、何故俺は…、敵である官軍のあんたなんかに助けを求めなければならない…?」 「…、俺は…、敵かどうかわからぬ相手と村を守るために戦い、敵かどうかわからぬあんたに助けを求めてる…、こんな悲しい戦いがあるか…。」 曹操「……、名は?」 「許チョ…。」 曹操「お前は我が...
  • 一話
    一話 皇甫嵩「皆の者良く来てくれた…俺は皇甫嵩だ、わかっての通り今黄巾賊が暴れている、皆には我が軍の指揮下にはいり、討伐をお願いしたい…ここで何進将軍から一言…」 何進「ゴホン……ウチの肉は最高だー!ぐは」 バタン… 皇甫嵩「……ゴホン、でわ各自自己紹介を頼む」 一話終了
  • 一話目
    赤兎伝(スミス) 第一話 馬とは本来生後すぐに自力で立ち上がるものなのだがこのスミスは丸1日たっても立ち上がらない。心配する母馬は寝ている。 スミス(何でオイラは立てないんだろう…。母ちゃんも寝てるしオイラも寝るか~ふぁ~) その時外から 『狼が出たぞ~』 と男の声が 嘘ではなかった! つづく
  • 第七話
    第七話 夏侯惇「けっ…、で、どう戦う気だ?この人数でぶつかったらすぐに壊滅だぞ。」 曹操「敵の大将は波才…、廃屋に立てこもっていたな…。」 夏侯淵「はっ。」 曹操「……、よし、少数で敵をおびき寄せ、勇猛なやつだけを打ち取れ。」 夏侯惇「残りは…?」 曹操「焼け。」 小規模な群議に緊張が走る。 曹操「今後、曹操軍が現れただけで敵に恐怖の念を与える戦果が必要だ。」 夏侯淵「…では、敵をおびき寄せるのは私にお任せを…。」 曹操「……、よし、お前に任せた。暴れてこい、ただ深追いはダメだ。」 夏侯淵がバイクの精兵を数騎連れて戦場へ向かった。 曹操「惇、お前は淵を援護しろ…。」 曹操「やつは勇敢すぎる…、あいつが戦死する時は、敵陣で孤独に死んでしまう気がするのだ…。」 夏侯惇「けっ……、俺はい...
  • 本編
    納得いかねぇのハクとその住人が物語りスレを始めたようです。 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 第十一章 第十二章 第十三章 第十四章 第十五章・前編 第十五章・後編 第十六章 第十七章 第十八章 第十九章 第二十章 第二十一章 第二十二章 第二十三章 第二十四章 第二十五章 第二十六章 第二十七章 第二十八章 第二十九章 第三十章 第三十一章 第三十二章・前編 第三十二章・中編 第三十二章・後編 第三十三章 第三十四章 第三十五章 第三十六章 第三十七章 第三十八章 第三十九章 第四十章 第四十一章 第四十二章・前編 第四十二章・中編 第四十二章・後編
  • 第一話
    第一話 ー楼桑ビレッジの小さな居酒屋ー テレビはもう数ヶ月、同じニュースをやかましく報道している。 『勢力を拡大し続けているイエローカラーギャング、Co.kinは今日未明、徐州の城を1つ、落城させました。近隣住民に避難勧告がでております。繰り返します…』 酒を飲む男「ちっ、胸くそ悪いぜ!どいつもこいつも!」 大耳男「まあ、そういうなよ、聞こえねえか、圧迫された民の声がよ、益徳…。」 益徳「分かってるよ!玄徳!だから腹が立つんだ!奴ら、蹴散らしたって何度でも立ち上がりやがって…」 玄徳「ふん、お前もちゃんと考えてるんだな、ただの酒飲みかと思ってたよ。」 益徳「へ!言ってろ!」 そう言うと、手にした一升瓶を飲み干す。 その時、息を荒げて門番の男が入ってきた。 男B「玄徳さん、大変だ、数台のリムジンとバイクが町の入...
  • 第百一話
    第百一話 「今日のニュース」 『今日のニュースをお伝えします。』 『青州Co.kinにより敗死したエン州牧、劉岱の後任を任された曹操と、その青州Co.kinのヘッドが今日、午後二時、共同記者会見を開きました。』 曹操『えー…、この度、私達は数度の交渉、会談の末、たがいに同盟という形をとることになりました。』 ヘッド『俺たちは仲間と話した結果、この曹操につく事に決まったわけよ。』 記者『長きに渡る中央政権への反抗でしたが、その決め手は何だったんでしょうか?』 ヘッド『決め手…?なんつうの?俺達の考え方に一番近いっつうか、シンクロしたっつうか?』 曹操『私は、彼らの考え方を尊重し、保護する。その代わりに、彼らの力を借りる。』 ヘッド『大人は信じらんねーかんなぁ、でもこの曹操は俺達の話をよく聞いて理解してくれた。それが決め手っ...
  • 第四十一章
    第四十一章【孤独との戦い】 ハクとボブはいつものようにある教室で選挙活動についての話し合いをしていた。 ハク「さぁて、選挙活動もそろそろ大詰めってところか?」 ボブ「そうでもないだろ。この数日間が大事なんだろ?そんな気持ちでいると足元をすくわれるぞ?」 ハク「お前にしてはまともな意見だな…」 ボブ「ほっとけ!」 -と、いつものように軽い感じで行われている会話を教室の外で2人に気づかれないように聞く者がいた。 ソーマだった。 いつもならあの2人が座っている席の向かい側の席に座っているハズなのだが、そうもいかない。 彼は、ため息をひとつついて、教室から離れていくのだった。その帰路の途中にある男が立っていた。 ソーマ「なんの用だ、洋食?」 洋食「ただ景色を眺めていただけ…そういや、お前はいつもならお友達のハク君とボブ君と話し合いをしている...
  • 第三十一章
    第三十一章 「こちら反逆組」 ボブ「ホントに良かったのかよ…あれで?」 ハク「綺羅と繋がってるかもしれないやつを近くに置けるか?こちらの手がすべてあっちに流れていったらこの選挙、勝ち目はないだろ…」 ボブ「だけど…」 ?「ちょっとお待ちいただけますか?」 ハク「!?」 ボブ「誰だ!?」 蓮「私の名前は蓮…反逆組の組長を務めている者です。」 ボブ「反逆組?なんだソレ?」 ハク「反逆組って言うのは…綺羅祭壇に反乱をもくろんでいると噂されていて毎年支持率が1%くらいのあまり知られていない勢力だ…で?その組長が何の用?」 蓮「さすがハク君。物知りですね。今回は少し頼みたいことがありましてね…ちょっと来てもらえますか?」 ハク「いきなり来てくださいはないだろ…おまえがどんなやつかもわからないのに…こうゆうやつに限って...
  • 第七章
    第7章 『思惑』 納得学園の一角にある秘密の部屋 いつもの様に集まった綺羅祭壇の面々 綺羅『…石覇が負けた?』 ソーマ『…はい。』 綺羅『それで石覇は…?』 シン『…その後の消息は掴めません。ただ、私にメールがありました。「…我伏、新風吹、時代動」…と、だけ…。』 まろ『ふん、わけが解らん…。…しかし、石覇を倒すほどの者とすれば甘く見てはおけないな…。シン、次の刺客を!』 たま『いや~ね~、男の人って。すぐ戦おうとするんだから。ここは私に任せてよ。おねーさんがハクちゃんを落としてあ・げ・る』 ソーマ『…。』 納得学園校庭 クラブ活動の声が聞こえる中 桜の樹の下で会話を交わす二人 D『…へぇ~、ハクくんって強いんだ~』 ソーマ『はい…。あの動き…ただ者ではない様に感じました。』 D『…僕とどっちが強いかな~?…ところで綺羅くん達は...
  • 第十一章
    第11章 「7と3」 ハクは放課後の教室で、何やら書き物をしている。 メモの頭には「打倒、汰普王、7の秘訣」と書かれている。 そこに、背後からドアを開く音が。 ハク「コピーできたのか?ボブ。」 「……。」 ハク「…ボブ?」 「残念、ボブじゃないわよ。」 はっとするほど美しい女がそこにいた。 ハクは息を飲む。 「私は呂姫、あなたに…、会いに来た。」 ハク「……、なな、何だよ、あんた。」 呂姫は小悪魔のように笑う。 ハクは慌てて、メモをポケットにしまった。 呂姫「ねえ。私、あなたが好きなの。」 ハク「ちょ、ちょっと待てよ!」 そして学校のチャイムが鳴る。 大時計が三時を示している。
  • 第七の扉
    「反董卓連合軍」第7話 袁紹「開戦じゃ~」 一同「よし」 もちろん武器はハンマー 相手ももちろんハンマー はたして決着はつくのか
  • 第二十一章
    第21章 『…』 クラブ活動の声が聞こえる校庭。桜の樹の下で話す2人。 『…ねえ…綺羅祭壇は?』 『…幹部の2人が相次いでいなくなり、綺羅神の使い、神威はただ喚くだけで何も出来ない様子…まろは所詮監視役…壊滅寸前です…』 『そう…。』 『…はい。…でも、本当に宜しいのですか?綺羅祭壇を潰して…貴女のお兄様が創ったものを…D…いや………さん…』 『…いいのよ。綺羅祭壇が創られてから…兄は変わったわ…解るでしょ…』 『…。』 『…ごめんなさい。貴方も一緒に創ったのよね。…でも、今の綺羅祭壇は…』 『…確かに『彼』と共に創った綺羅祭壇は皆に利益をもたらす為に創ったのですが…今は学園を支配しているだけ…』 『…『彼』はまだ学園を支配しようとするはず…お願い…『彼』を…『本当のD』を止めて…。』 『…。』 『…それと…ハク君が貴方の事に気付くかも知れないわ。今...
  • お笑い三国志
    プロローグ, 一話 二話 三話 四話 五話 六話
  • 反董卓連合
    シンさんの書いた、反董卓連合軍です。 第一の扉 第二の扉 第三の扉 第四の扉 第五の扉 第六の扉 第七の扉
  • 単発
    主に一話完結だと思われるのはここに載せます ナポレオンの・・・に似てる ステーキが食べたい 女装で相手の戦意をなくす計 大人の会話
  • 第一巻
    ー撤π伝、第一話ー 4月某日 私、三浦ミコは納得学園に入学した。 入学式が終わり、教室ではみんながワイワイガヤガヤして賑やかだった。 私も同様にこれから始まる学園生活に胸を膨らませ、友人とどのクラブに入るか、などを話し合っていた。 少し経つとホームルームが始まり教室は静かになり担任の先生は後の日程を長々と話した。 長いホームルームが終わり帰路に付くとある男の子が私の耳元でこう言った。 「俺がこの学生生活…楽しませてやるよっ。」 それが後に彼氏となる撤πとの初めての出会いだった…。
  • No.13
    …ところが場面変わって黄月英の私室… 「すやすや…コチン!Σ、 あいた!ん~?疲れて寝ちゃってたよ~。むゅ~?なんだろ~、コレ?『丙の二十一』?」 寝呆けた月英のなかで過去の記憶がよみがえった。 「た~いへ~ん!この歯車ないと風止まらないよ~。どうしよう。黄式物質転送装置は今は壊れてるし…。んもぅ!亮ちんがいけないんだよ!こないだ関平ちんにお茶出す時試そうって言ってお茶撒いちゃうから!も~、あっそうだ、この手があるかな!?」 おもむろに鳥小屋に向かう月英 「どれかな、どれかな?こないだ捕まえた虞翻ちんの小鳥。いた!この子とこの子。よかったね~焼き鳥にならなくて~。じゃあ小鳥さんに歯車付けて、あとは手紙を添えて…それ、いっちゃえ、いっちゃえ!ちゃんと虞翻ちんに届けてよ~お願いだからね~。」 ばさばさと呉に向かって小鳥が二羽飛び立っていった今な...
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