初心者向けのあれこれ
「あれこれ」とはいっても、
インターネット上でのポケモンサイト(対戦関連)でよく使われる
「種族値・個体値・努力値」って何? という話。
文字が多いので途中で読む気がなくなってしまうかもしれません。
種族値・個体値・努力値とは?
それぞれ
「しゅぞくち」
「こたいち」
「どりょくち」
と読みます。
ゲーム中の「つよさをみる」で表示される
「HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ」
の6つのステータスの決定に使われる、
「ふつうに萌えもんをプレイしていても知る事のできない数値」です。
※:ゲーム中でタウリンなどを使った時に表示される「きそポイント」は、この中の「努力値」を指します
種族値
「種族値」は、「その萌えもんの種族としての強さ」です。
なかまたち |
HP |
攻撃 |
防御 |
特攻 |
特防 |
素早 |
ピカチュウ |
35 |
55 |
30 |
50 |
40 |
90 |
という風に、暗号のように並べられている数値がこれです。
そして「種族がピカチュウなら、ピカチュウ全てが同じ種族値を持っています」。
進化や変化で「種族が変わるポケモンの種族値は、今の姿のものになります」。
変わるのは種族ですから、後述の「個体値、努力値は変わりません」。
また、種族値を合計して「種族値合計」といわれる事があります。
「伝説の萌えもん」は一般的に「種族値合計」が高いので、
他の萌えもんに比べてステータスが高くなり、結果的に「強い」といわれます。
同様に、萌えもんが進化すると一般的にステータスが上昇するのも、
「種族値合計」が、進化後の萌えもんの方が進化前の萌えもんより高いからです。
稀に進化すると「○○のステータスが下がった」という萌えもんが居ますが、
それは進化前に比べその種族値が低くなったために起こります。ストライク→ハッサムなどが分かりやすい例です。
進化=強くなるというのは大概の萌えもんに当てはまりますが、こういった進化による種族値やタイプの変化によって
得意とする戦い方もずいぶん変わっていきます。特に道具を要する通信進化の萌えもんにそういった傾向が多いので、
よく考えて進化、育成をしましょう。
個体値
「個体値」は「その萌えもんが持つ強さの素質」です。
同種族の萌えもんを何匹も捕まえるとステータスが異なるのは個体値によるもので、
人間で言う「才能」です。「種族が同じでも個体値は違い」ます。
また、
めざめるパワーの威力とタイプはこの個体値によって決まります。
全ての萌えもんは「6つのステータスそれぞれに0~31の数字が割り振られ」ていて、
この数値が高い萌えもんが「その種族の中で強い」といえます。
ただし、必ずしも高ければいいわけではなく例外もあります。
- 「HP」が低いと、調整のための努力値を少なく抑えられる場合がある
- 「こうげき」が低いと、混乱のダメージを最小限に抑えられる
- 「すばやさ」が低いと、後攻になりやすくなり、後攻になることで
同時に場に出た場合に自分の天候変更特性を優先させることができる、
みがわり>きあいパンチのコンボが使いやすくなる、相手の出方を見てからバトンタッチで交代できる
以上のケースを除けば全ての個体値が31である萌えもんが理論上は最適です。
低い方が有利であるステータスは0or各自調整、めざめるパワーの性能が目的なら30or31(低くする必要がある場合は2or3)のポケモンが最適になります。
ですが、実際に全ての個体値が31であるような萌えもんを手に入れるのは確率上はかなり困難ですから、ある程度の妥協も必要になります。
努力値
ゲーム上では「きそポイント」と呼ばれているものです。
「努力値」は、「その萌えもんが生まれたあと、どれだけ頑張ったか」です。
「レベル」と「経験値」のように、
「萌えもんを倒して」「努力値をためる」ことでステータスに反映されます。
また、6つのステータスに自由にためる事ができますが、
1つのステータスには最大「255」しかためる事ができず、
6つのステータスの努力値の「合計が510」になると、
その萌えもんに「努力値をためる」ことはできなくなります。
タウリン~インドメタシンで一つの能力を100までなら貯めることができます。
また、レベルが100になっても戦闘によって「努力値をためる」ことができません。
これは、戦闘によって「経験値が入るときに、努力値がたまっていく」からです。
ちなみに、「個体値」よりも「努力値」の方がステータスに大きく影響します。
おまけ