ギル高 まとめ内検索 / 「3スレ目まとめ4」で検索した結果

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    日曜日。 本来なら昼頃まで布団の中で惰眠を貪り、一週間に蓄積された疲労を取り除く日。だらしない生活を送る日。 でも最近の俺はそんな日曜日とは無縁だ。毎週毎週忙しい。と言うか、曜日に関わらず毎日忙しい。 『とうるるるる……』 ケータイが鳴り響く。いつからだろう…俺の一日がこの音と共に始まるようになったのは。 「蘇留さん?」 「弓太か。すまんが今日の練習はやめだ。クラスの連中に捕まってしまった」 「あーいえ、全然大丈夫っすよ。それより蘇留さんも練習頑張ってください」 「ああ。それじゃあな」 用件だけをサラッと伝えると蘇留さんは電話を切った。 どうやら今日は久し振りにフリーに動けるらしい。たまには1人でゲーセンでも行くかなぁ。 ・・・ 「彼氏か?」 「お暑いですなぁ~」 すぐに雹と美里がアホ面で茶化してくる。 「ふん、...
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  • 3スレ目まとめ3
    父さん母さん、許してくださいとは言いません。謝って許される事ではないと解っているからです。 僕は今日学校をサボりました。せっかく高い学費を払ってもらっているというのに。 でも、せめて言い訳をさせてください。僕は自分の意志でサボって訳ではありません。これは陰謀です。 その証拠に僕は今まで皆勤を貫いてきました。サボろうなどとは微塵も思った事はありません。 全て彼の陰謀なのです。 「ったく……空いてねェじゃねェか」 永園くんが筐体を睨みつける。僕達はゲーセンに来ていた。 彼曰く「授業なんて出る意味ねェよ。それより実戦だ」という事らしい。 そう言うや否や、彼は授業をサボって僕をゲーセンまで強制連行したのだ。 永園くんも最終選抜テストに向けてはりきっているんだろう。 以前一度だけ勝てたけど…松瀬くん曰く「永園はあれから猛練習して反則紛いの強さになった」らしい。 今度...
  • 3スレ目まとめ1
    「マッセの奴マジで遅ェな……」 「なんか松瀬くんって運動が尽く苦手だよね……」 見る見るうちに蘇留との距離が開いていく。 蘇留は割りと運動神経がいいが、それを考慮に入れても松瀬くんは遅すぎる。 蘇留は残り25mくらい。松瀬くんはようやく半分に達しようとしていた。 このぶんだと蘇留の楽勝……ん? 「永園くん……アレ…」 「あ?」 「松瀬くんの後ろ……」 ・・・ 一体今俺はどの辺まで来ているのだろう。 とにかく溺れないように手足をばたつかせるのに手一杯で、状況が全く分からない。 まさか蘇留を追い越してたりしないだろうな… 「……っせ…」 「マッ……!逃げ………!!」 ん?何か聞こえる。俺の名前?誰かが俺を呼んでいる? 「松瀬くーん!!!」 「逃げろーーーー!!」 浜辺を見ると紙野と永園が血相変えて叫んでいる姿が...
  • 3スレ目まとめ2
    ・・・ 「お前なァ…これはチャンスなんだよ…わかってンのか?」 昼食を食べ終えた永園が詰め寄ってくる。目が据わっている。まだ酒が残っているのだろうか。 「だーかーらー、これはデートなんかじゃねぇって。絶対なんか裏があるんだよ」 「何を根拠にンなこと言ってんだよ」 何を根拠にって…常識的に考えればそうだろう。間違ってもデートなんて結論は出ない。 今まで聖とは普通に友達として接してきたし、なんで急にデートなんてことになるんだ。 そもそも、俺に男としての魅力があるとは思えない。ここ数日の間だけを見てもそう思える。 バレーでは失態を繰り返し、泳ぎでも女に負ける。そんな俺のどこがいいんだ。 「ったく……まァ、行けばハッキリするだろ…」 永園はそう言うと、酒を呷り始めた。お得意の迎え酒か。予想通り完璧に悪循環してる。 「松瀬くん頑張ってね...
  • 3スレ目まとめ5
    「皆様、残念ですが本日も残すところ後一試合となりました!!  最後の対戦カードは松瀬 緒土vs三綾 俣奈の同キャラフォモ対決!!  ただいま松瀬 緒土が2.0倍!三綾 俣奈は1.9倍です!!さぁ張った張ったぁ!!!!」 「私は松瀬くんに1000円賭けるわ!」「オレは三綾さんに2000円!」そんな声が所々からあがる。 試合も最後になったせいか、賭けの金額が軒並み上がっている。 流石に永園みたいに1万円も賭けるような猛者はいないようだが。 (俺も景気付けに自分に賭けてみようかな…) ポケットから財布を取り出す。 (……50円玉しか入ってねぇ……) 「では松瀬 緒土、三綾 俣奈、前へ」 ギルヲタ丸出し財布をポケットにねじ込み、椅子から立ち上がる。 「マッセェェェェェ!!!!!!フォモ魂見せろやあああああああああああああ!!!!!!!...
  • 3スレ目まとめ6
    ・・・ 聖はピンク色のパジャマを着ていた。まだ熱があるのか、頬が少し赤味を帯びている。 ついさっきまで眠っていたんだろう。髪に寝癖がついてるし、なんだか眠たそうだ。 我ながら不謹慎だけど、弱々しくて不健康な聖を見るのもなんだか新鮮でいい。 「ちょうど暇だったのよ。なんかして遊ぼうよ」 「体は大丈夫なのかよ?」 「ん。多分」 「でも何をするんだ?ギルティか?」 「う~ん……何しよっか」 流石に病人にギルティは酷な気がする。多分本来の実力なんて出せないだろうし。 「ねぇねぇ!これやろうよ」 『オメーの出番だ、ゴハン!』 『カカロ、カカロットオ、カカ、カ、カカロッ、カカロットオ……』 何故か三綾の提案で『超○闘伝2』をやることになった。 スーパーファミコンのコントローラーなんて久し振りに持つ。なんか異様に薄くて違和感が付き纏う。 ...
  • 4スレ目まとめ3
    時間が早いためか、いつもは騒がしいギル高も閑静としていた。 靴を履き替えて教室へ向かう。 カツ、カツ、と廊下に反響する靴音が一層静寂を引き立てる。 まだ誰も来ていないのだろうか、そんな事を考えながら教室のドアを開けた。 ―――ガラッ 先客がいた。1人でCPU戦をしている。 「マッセか…」 ギラついた眼差しを向けられる。 いつもはあんまり近付きたくない奴だけど、何故か永園の姿を見ると少し不安が消えた。 なんだか奇妙な感覚だった。 「ちょうどいい。乱入してこい」 「お前と対戦なんかしたら本番の前に疲れきっちまうだろ…」 永園と闘うのは神経が擦り切れるから嫌だ。精神衛生に悪い。別の筐体で俺も練習を始める。 『ゆくぞ』 体調はともかく、ギルティの調子は悪くない。FRCもスラストもバッチリ出る。 だけど何かが足りない気がす...
  • 4スレ目まとめ2
    1月1日、元旦。1年の始まりは1年で最も退屈な日。 テレビには一発芸だけで人気を獲得してすぐに消えていった懐かしい芸人が映っている。 こいつらはこんな時ぐらいしか出番が無いんだ。 ボケもツッコミもまるでなってない。トークの間も悪いしフリも滅茶苦茶。 芸人の風上にも置けない。そして何より腹が立つのが、そんな芸人が売れてしまう今の日本だ。 日本人ってのは周りの行動に同調する癖がある。急激なブームの発生と衰退にその特徴が良く出ている。 大して良いと思っていないのに、周りの評価が高いと乗せられてしまう。 心理学で言うところの斉一性の圧力って奴だ。……考えたら腹立ってきた。 お笑いだけじゃねぇ!例えば韓○ブームだとかヨ○様だとか!!この国は一体どうなってんだ!! このままでは日本のお笑い界が駄目になってしまう!! 何がお笑いブームだ!!質が低下しちまったら何の意味もない!! ...
  • 4スレ目まとめ1
    「闘劇予選の対戦カードが決定したので発表する。  各クラスをA~Dブロックまで分け、各ブロックの優勝チームが準決勝戦、決勝戦を行い優勝を決める。  優勝チームが闘劇本戦へ出場できると言うわけだ。それではトーナメント表を見せる。  E組はAブロック第3試合。初戦の相手はF組だ」 そう言って雁田は大きい紙を黒板に張った。         Aブロック               ┃       ┏━━━┻━━━┓   ┏━┻━┓      ┏━┻━┓ ┏┻┓  ┏┻┓  ┏┻┓  ┏┻┓ ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃ ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃ ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃  ┃ A  B  C  D   E  F  G  H 組  組 組   組  組  組  組  組 ∧  ∧ ∧  ∧  ∧  ∧...
  • 4スレ目まとめ4
    『とあっ!』 開幕は空中バックダッシュで間合いを離す。相手の2Sが空振りする。 カイ戦はゼイネストが消されやすい…とりあえずここはHITOMIを植えておきますか…。 『そこっ!』 『カウンタ!』 HITOMIを植えようとした所にスタンが当たった。一気に中距離まで詰められてしまう。 せめて一個だけでもHITOMIを植えておきたかったのですが……さて、どうすべきか。 この状況、非常に分が悪いと言わざるを得ない。罠は一つも無い。しかもあと少し後退すればそこは画面端。 飛んで逃げるべきか……いや、そんな事をしても大して状況は変わらない。 すぐに追いかけられて固められるのが関の山。下手をすれば逃げようとした所を落とされてしまう。 牽制…振るしかありませんね……。 『とあっ!』 『カウンタ!』 敵の遠Sが刺さる。 ―――ズサァー…… ...
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    「言ったでしょ?あんた達の出番は無いって」 どう?と無い胸を張る聖。 まさか本当に3タテしてしまうとは思わなかった。 あのジョニーも倒してしまうし……やっぱりあのジョニー使いも大したヤツじゃなかったのか?俺が弱いだけなのか? (…また気分が…) 「ほら、次の試合始まるわよ。早く戻ろ」 控え室に戻ると次の組が既に揃っていた。 黒いショートカットの眼鏡が1人、ヴェノム並みの超絶ロングヘアーが1人、そしてツンツン頭の低身長が1人。 このいかにも優等生そうな眼鏡の奴は初めて見る顔だ。……いや、どこかで見たような気もするが…思い出せない。 でもリアルヴェノムの方は覚えている。インパクトのある容姿だからだろうか。 たしか名前は赤井 雹。これでヴェノム使いじゃなかったら詐欺だ。という事は眼鏡がミリア使いか。 「勝ったようだな」 蘇留が話しかけて...
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    「糞ッ!!」 「みっさー…そんなに気にすることないよ。まだ僕や蘇留もいるんだし…」 「そういう問題じゃねぇんだよ!!」 やっぱり気にしてるのかな。いや…気にしてないわけ無い。 まだみっさーは本調子じゃないんだ。僕がみっさーの分まで頑張らないと。 「……やっぱりアタシなんかより葵夙(きすく)を出していた方が…」 「馬鹿な事を言うなッ!!」 蘇留が怒鳴る。 「海なんかよりもお前の方が絶対に強い!!私が保障する!!それに、あんな女が出たら私の士気まで殺がれる」 「そうだな…悪かった…」 そう言ってみっさーは笑った。それはまるで自分を嘲笑うような、痛々しい笑顔だった。 「…雹」 「な~に?」 「あのヴェノム使い強ぇぞ。大丈夫だとは思うけど、ナメてかかるな」 「うん」 ステージに登って行く。僕がみっさーの分まで頑張らないと。 ...
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    「さぁ、第一試合も終わって、チームも半分になりました。  ときに今回の3on3、非常にレベルが高くてワクワクしてきます。  心なしか、地元の人たちがほとんど帰っちゃった気もしますけど・・・。」 そう、地元の顔なじみプレイヤー達はことごとく一回戦で敗退していった。 『我らアサシンズ!』のエディ、スレイヤー、ポチョムキンもそんな可愛そうな人たちだ。 他にも、『弱キャラ』というチームもやはり地元人だったようだ。 それも弱キャラを名乗って強キャラばかりが雁首揃えて実は一番強いのは大将の闇慈ですといった奴ら。 「なんだ、地元のヤツらはみんなやられたのか・・・。」 「あたし達が倒したのもその一つだと思うんだけど。」 「あの、さっきから気になってることがあるんですけど、いいですか?」 一二三が唐突に話を切り出す。 どうやら、このゲーセンでとっても気に...
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    ここはGGXXBBSの「Sammy社立ギルティ専門高等学校」のまとwikiです 「ォゥァー!」 「イタダキー!」  さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。  右渡様のお庭に集うギルオタたちが、今日も機械のような正確な動きで、 教室の筐体にコマンドを入力していく。  1ドットでも諦めを知らない心身を包むのは、深い色の制服。  キャラ別コンボの精度を乱さないように、リバサヴォルカはスカらせないように、 ゆっくりとコマンド入力するのがここでのたしなみ。  もちろん、タイムアップギリギリでドラゴンインストールするなどといった、 はしたない生徒など存在していようはずもない。  社立ギルオタ学園。  平成四年創立のこの学園は、もとは初代GGプレイヤーのためにつくられたという、 伝統あるギルティ系オタク学校である。 謝罪 すいません、GGXXBB...
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  • 2スレ目2
    「あ!緒土、どうだった?通知表貰ったんでしょ?見せてよ」 教室に入ると早速聖に声を掛けられた。他のメンバーもそろっている。 「お前ら…雁田に何か言われなかったか?」 「何かって?」 全員「通知表を渡されただけだ」と答えた。 「いや…言われてないならいい…」 (キャラ替えを薦められたのは俺だけか…) 「兄貴、見せてくださいよ。ハァハァ」 「……じゃあお前のも見せろ」 「え!お、オレのも見たい!?そんな…兄貴…ハァハァ」 もう嫌だ。こいつウザすぎ。こっちまで頭おかしくなりそうだ。 「じゃあアタシが先見るねー」 「あ!」 郁瀬に気を取られているうちに聖に通知表を取られてしまった。 「ちっ、三綾!お前の通知表見せろ!」 「あ、兄貴…オレのは」 「要らん!」 今は同じヴェノム使いである三綾の評価を見る...
  • 2スレ目1
    「あはは…負けちゃった…」 これほど作り笑いが苦手な人間も珍しいのではないだろうか。無理して笑う所を見るといつもそう思う。 「そう落ち込むなって。まだ挽回できる」 「うん…それより次松瀬の番じゃない?」 ―――え? 「次は名簿2番、江辻 聖。相手は松瀬 緒土だな。両名、前へ」 「おまえ何で『江辻』なんて苗字してやがる!!」 「うっさいわねぇ!仕方ないでしょ!!」 …まぁいいか。別に大して緊張してるわけでもないし。 「江辻様がんばって~!!」 それよりギャラリーが耳障りな事この上ない。なんだこの郁瀬の女版みたいな奴らは。 と言うか、俺には女性を魅了する力が女である聖よりも無いのか? (屈辱…男としてこれは屈辱だぞ…!) 「松瀬がんばって~!!」 (お…?) 声の聞こえた方を向く。 (三綾か...
  • 1スレ目
    今日から俺の新しい生活が始まる。毎日ギルティ漬けの日々、考えただけで気分が高揚する。 Sammy社立ギルティギア専門高等学校、俺はそこを目指して並木道を歩いていた。 桜舞う季節。春のうららかな陽気が暖かい。 舞い散る桜を見ていると、あることが頭に思い浮かんだ。 「畳返し…」「妖斬扇…」 声が重なった。 「ふふ、君もギル学生?」 隣にいたのは同い年くらいの女子だった。うれしそうに笑っている。 「女もいるのか…意外だ」 本当に意外だったからそのまま口に出した。男ばかりの学校だと思っていた。 「そんなことないよ。人数的には5:5くらいだよ」 5:5か…会話の端々にギルティ的な言葉が顔をのぞかせる。 この女生徒もまた、ギルティを愛する者の1人なのだ。 「使用キャラは?」 「フォモ」 ヴェノムのことをフォモと言...
  • 2スレ目3
    家に帰ると早速ギルティの練習を始める。もちろんキャラはヴェノムだ。もう迷わない。 コントローラーの前に座る。 クシャッ (ん、なんだ…?) ズボンのポケットから出てきたのは白い紙切れ。 (そう言えばミッギ―マウスが…) 紙を開いてみる。 (F式…?) そこにはそう書かれていた。 聞いたことないが、続けて書かれている解説を読むとどうやら起き攻めのことらしい。 レシピが簡単に書かれていた。 最後に「私はアドバイスをしたに過ぎない。強くなれるかは君の努力次第だ」と書かれていた。 (高速中下2択…これなら…これなら三綾を崩せる…!) 俺は寝るのも忘れ、一心不乱にF式の練習を始めた。 ―――永園 翼は困惑していた。 それもこれも全て松瀬 緒土とか言う訳のわからん野郎のせいだ。彼はそう思っていた。 ...
  • 2スレ目4
    『私が未熟なばかりに…!』 『はしたないようだが、オードブルでは満足できなくてね』 俺のヴェノムが地に伏す。 「チッ…これでやっと4点かよ…割りに合わねェ…」 「くそ…こっちの台詞だ」 一試合目は俺が勝った。直後に永園が再戦を叫んだ。2試合目は落とす。 そして次は俺が再戦を挑んだ。3試合目を物にして、今4試合目を永園に取られた。 2勝2敗。 カードはあと1枚しか残ってない。だがそれは相手も同じ。 勝っても負けてもこれが最終ラウンドだ。 「再戦しろ」 「チッ…懲りねェ野郎だ…」 『ヘヴンオアへール!デュエルワン!レッツロック!!』 悔しいが永園は強い。以前よりも遥かに強くなっている。特にヤバイのが各種無敵付加行動の巧さ。 下手なシューティングは意味をなさない。 必死こいて捕まえたと思ったら、無敵付加行動であっさり逃げられる。 ...
  • 1スレ目2
    俺たちは頭を冷やす為に廊下へ出ていた。廊下は筐体から流れる音楽もなく、しんと静まり返っている。 熱暴走を起こした脳を冷やすには最適だった。俺は壁にもたれて、今の試合を思い出していた。 『シュッ!パイルバンカー!!……』 あの髭の声が今も耳の奥にべっとりとこびり付いて離れない。直後に響いた『カウンター!』も。 「ごめん緒土…あたしのせいだ…あたしがキレてなければ今頃あんな奴…」 出し抜けに、聖が口を開いた。 態度も言動も強気な聖からこんな言葉が出るとは想像できなかった。 意外と繊細なのかもしれない。 「そんなこと気にすんなよ。  あいつの紙野に対する態度を見てキレなかったら、逆に俺はお前のこと見損なうぞ」 それに、負けたのは俺のせいだ。永園の態度に聖がキレちまったのはしょうがない。 俺が奴を倒せばよかったんだ…。くそッ…! 「...
  • 1スレ目3
    「ご、ごめんねみんな…」 「紙野のせいじゃないだろ」 結局力ずくで2人を取り押さえ、その場は何とか収まった。 「ほら、蘇留も謝って。」 「だれがこんなやつに謝るか。永園より性質が悪い」 腕組みをして『断固拒否』という姿勢を崩さない。 「このチビ……」 「あー!そうだ!僕達お昼ご飯食べてくるから、みんなギルティでもやっててよ!!」 紙野はそう大声を出すと、ずるずる蘇留を引きずって出て行った。 部屋には4人が残された。 「じゃあ俺らも飯食うか」 コンビニで買ってきたおにぎりを取り出す。 「そうね…」 聖も落ち着いたらしい。 昼食を済ませると、ちょうど紙野が部屋に戻ってきた。 「それじゃあ勉強始めようか」 「なんでこいつもいんのよ!!」 紙野の隣には蘇留が鎮座していた。 「僕1人じゃ流石...
  • 2スレ目6
    「オラァッ!!」 今大会初となる永園のオーバーサーブ。球威はそこそこ、球速もまぁまぁ。早い話が中途半端なサーブ。 これならいくら疲労が溜まってるとは言え、楽に返せる。 「あっ!?」 と思った。しかし返せなかった。ボールはあたしの目の前までやってくると左に逃げていった。 さては左右の変化球か…。 「すげー!?アイツのサーブめっちゃ曲ってるぞ!?」 ギャラリーが見てもすぐに分かるくらい変化の幅が大きい。これを攻略するには骨が折れそうだ。 「よくやった永園!その調子だ!!」 「テメェは調子に乗ってんじゃねェよ。役立たずが」 しかし敵はチームプレイに難ありの模様。これなら上手く行けば勝てる。 「永園、俺の見たところ聖はもう体力が尽きかけてる。狙うなら聖の方だ」 緒土…こいつは勘が鋭い。洞察力も判断力も一流。身体能力に乏し...
  • 2スレ目7
    「そもそもなぁ…ヒック…ヴェノムは相手しててムカツクんだよ!!」 「ふざけんらねーお!…ヒック…髭らってパイルうざいんらお!!」 (すっかり出来上がってるなぁ…松瀬くん呂律回ってないし…) 「ああああああああ!!デズとアクセルもムカツク!!」 「はァ?ヴェノムだったら両方有利じゃねェか」 「たしかに有利らけろ嫌いなもんは嫌いなんらお!!」 このまま放っておいていいのだろうか。もう3時を回ってしまっている。 駄目だ。そもそもみんな未成年なんだ。飲酒なんて駄目に決まってる。 「酔っ払ってる兄貴も趣き深い……嗚呼、俺は蘇留さんと兄貴のどっちを取ればいいんだ……」 郁瀬くんはあまり変わらない。むしろちょっと大人しくなっている。それが逆に不気味だけど。 「みんな、もうお酒飲んじゃ駄目だよ…」 「なんだ毅ィ…ヒック…てめーも飲めよ。オレの酒が飲...
  • 2スレ目5
    燦々と照りつける太陽。背中がジリジリ熱い。 青い空に青い海。足元には白い砂浜。足の裏が焼ける。 目を閉じれば人の笑い声が聞こえる。寄せては返す波の音が聞こえる。潮風が頬を撫でていく。 「これが…ハワイ!」 俺たちはついにハワイの砂浜に足を踏み入れたのだ。 「いやっほーう!!」 早速生徒達が海に駆けて行く。 「ヴォルカニックヴァイパー!!」 「シッショーウ!!」 「テエヤー!テエヤー!テエヤー!テエヤー!テエヤー!テエヤー!」 無邪気にギルティの技を形態模写して遊ぶ生徒。(と言ってもチップ役はひたすら攻撃されているだけだ) (おまえらは小学生か…) 「なにやってんだ!!早く戻れ!!」 雁田の怒号が飛ぶ。 「とりあえずホテルに行ってチェックインを済ませる。後は自由行動だ」 (遊び放題って訳か…) ...
  • 1スレ目5
    次にやってきたのは紙野の希望で美術部。 先程の剣道部とは違い、部員も大勢いる。勿論描くのはギルティのキャラ。 一応ちゃんと活動しているようであったが、漫画を描く者もいればキャラのエロい姿を描く者もいる。 内容に関しては無法地帯だった。 他にも色んな部を見て回った。 何故か一回転してからバットを振る、ホームラン率100%のモンスター野球部。 部員全員が極度のあがり症のため、酒を飲んでから練習するという声優部。 要するに変な部活しかなかった。 「あ~~~疲れた~~~」 2時間近く歩き回って流石に聖も疲れたようだ。 こいつは剣道(あれを剣道と言っていいのか疑問だが)もやってたし。 「休憩するか」 人気も疎らな学食で休息を取る事にした。自販機で各々ジュースを買って席に座った。 「…そういえば蘇留はどうしたかなぁ…」 紙野が思い出したよ...
  • 1スレ目4
    「また来たのかお前ら…」 紙野の家に入るまで俺たちは重要なことをすっかり忘れていた。紙野 蘇留の存在である。 「今日は僕の部屋でみんなとギルティやるから」 「ちょっと、お兄ちゃん!今日は私と対戦する約束だっただろ!」 「ごめん蘇留…またの機会ということに…」 「駄目だ。私にもテストがある。それとも妹が酷い点数とってもいいって言うのか?」 「そうは言ってないけど…」 紙野も大変だな…。しかしこの兄妹は全く似ていない。 性格もさることながら容姿も全然似てない。 「紙野さん、今日は私たち帰るよ」 「ちょっと俣奈、マジ?」 「だって蘇留ちゃん楽しみにしてたんでしょ?」 「別に楽しみになんかしてない。私はテストで悪い点を取りたくないだけだ。だから練習がしたい」 「だったら俺らと練習した方がいいんじゃないッスか?」と郁瀬。 「しかし…」 蘇留...
  • 620氏まとめ
    ふと、学校の帰りにゲーセンの近くを通りかかった。 平日なのにここは休日のようににぎわっている。 しかし、私は名の知れている進学校に通っており、あまりそのような所にはいかない というより行く暇がないのだ。 学校に行けば 6時間授業+補習 家に帰宅すると宿題orレポートor塾 ・・・・うん 何だこの三択は まぁ 今の成績を維持するのにはしかたがないことだが その上現在テスト期間だ もっぱらこんなところに立ち寄る暇などない 「永治」 ?私はこんな時期にこのような所にいる知り合いはいないはずだが 知らない人に声をかけられても不用意に近づかないと習ったことだし速く通り過ぎるとしよう 「永治ー」 赤毛の男は私の名前を叫ぶともにすごい勢いで近づいてきた ここは無視をするのが一番 今はテスト期間こんなつまらないところだ油を売っている暇は 「シュ、パ...
  • 20氏まとめ5
    「さて、決勝戦、まずは『恋するヴェノム様』が先取する形となりました。  つづく中堅戦が楽しみですね、レベルの高い試合が期待できそうです。。  それでは『エムエー』対『SΩJ』! メイ、チップです!!」 決勝中堅戦はメイvsチップ。 これに勝つことが出来れば優勝が決まる。 「一二三、頑張ってね。」 「はい、任せてください!」 「さぁ、高速の立ち回りで魅せてくれるかチップ、それともCHでピヨってしまうのか。  対してメイはどう戦うか、、なにせチップは速さだけは人外の域達してますからねぇ・・・。  ん?あぁ、、はいはい??あ、そうですね、防御力も人外の域ですね・・・、まぁ、仕方ないんじゃないですか?」 司会者が「人外」について色々解説している。 たしかにチップの速さは頭一つ出ている。防御係数も頭三つくらいは余裕で出ている。 まぁ、メイの馬鹿力も問...
  • 173氏まとめ1
    都内のとあるゲームセンターでのこと。 「遅い…」 画面内で前転するミリア。 そのミリアが一瞬前までいた場所に、今は爆炎を伴ったスレイヤーが立っていた。 アンダートゥ…ガード不能の打撃が襲いかかるより早く、ミリアはスレイヤーの後ろに回り込んだのである。 「ごめんなさい…」 ミリアが髪で、相手の体を貫く。 ダッシュから拾い上げ、締めに サイレントフォース>前HS で叩き落とす。 だが、まだまだ相手の体力は残っている。 あと2割といったところか。 ダウンを奪うことに成功したミリアが取った行動は、前HSをキャンセルしてのシークレットガーデンだった。 無敵バクステのあるスレイヤーに取っては、距離の開いた状態のガーデンはかなり逃げやすい状況だ。 逃げてからの仕切り直しも望める。 だが、迂闊な行動は出来ない。 もし相手がバクステ読みで入力していれば…。 無敵...
  • 20氏まとめ3
    双琉と戦ってから数日後のとある日曜、当たり前だが今日は学校は休みである。 校門には [夏休みにつき休校、ネッテロー! 右渡 太輔㊨] の張り紙が貼られる、なかなか律儀な学校である。 校門は閉め切られて校舎へ入ることはできない、 通常の学校なら図書館学習などがあったりするのだろうか。 だが、ギル高には存在しない さしずめ、ZEPPSでやりなさいといったトコロだろうか。 一二三にとってはなかなかハードな日々だった。 その反動か、熟睡中の一二三。 「スシー、スキヤキー、バンザーイ」 変な寝言だ、もはや気分は純血日本人ということか・・・。 チップの真似をしてもますますただの日本被れになるだけなのだが・・・ チャーチャラーララーラー、ラーラーラーチャラーラー・・・ ダカダカダカダカダカダカダカダカ,ズチャチ...
  • 169氏まとめ1
    「母さん、出かけてくるよ。」 母さんはなにも言わない。俺がどこにいくかわかりきってるから。 それは歩いてすぐのゲームセンター。そして俺、織那 蔵(おれな くら)はギルヲタ。 ゲセでは蔵と使用キャラにちなんで「ぐらさん」と呼ばれている。 中学校卒業後、俺は無職。バイトもしていない。 甘やかされて育ってきて、家になまじ金があったから。それでも両親はいい顔をしなかった。 中学校卒業から一年、ずっとゲセに通ってきた。 お陰で、もう地元最強だろう。ひょっとしたら全一じゃないのか? ゲセにつく。常連と店員にいつもどおり挨拶してからゲセ内をまわる。 俺は暗い性格で全然社交的ではない。それでも毎日通ってればこの程度の人間関係はできあがるものだ。 とりあえずギルティの場所にいってみる。 ここにヴェノムなんていたのか?どうせ練習中の初心者だろう。 だが画面に表示されて...
  • 20氏まとめ6
    日曜日-AM 8 24- 「おぉ・・・」 「おぉぉ・・・」 朝、一二三は先週見忘れた仮面ライダーを見ていた。 なるほど、むこうで聞いたとおり面白い。 細かい設定などもあったりするが、一二三脳を持ってすれば理解することは容易い。 番組が終わり、アナウンスが流れる。 『この番組は、楽しい時を作る企業BANZAIと、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。』 テレビが次の番組の予告をする中、テレビの前で一二三が硬直していた。 「やばいよ、、これ面白い・・・。あぁ、、はまってしまいそうだぁ・・・。」 さっき見た戦闘シーンを頭に浮かべる。 「凄いなぁ、あれ・・・。まさに『血踊り、肉沸く・・・。』チップにも応用できないのかなぁ・・・  やっぱり乱舞系コンボというと、前P>近S>前P>近S>前P>スシ>スキヤ...
  • 283氏まとめ1
    今日もガンズを聴きながらダチと共にゲーセンへとチャリを飛ばす。 俺の名は 大黒 閃(ダイコク セン)。バリバリの音ゲープレイヤー。 いつものようにギターフリークスの前へと陣取る。選ぶ難易度はもちろんエキスパート 2,3曲もすれば人だかりができる。 ギャラリーの「オォ・・」という声。一番心地いい瞬間。 「はぁ~・・・閃ってギルティやったら強くなりそうなのに・・・」 「ビクッ!?」 隣からの突然の声にミスってしまった。ああっパーフェクトが・・・!! ・・・こいつの名前は 音鳴 狂助(オトナリ キョウスケ)。ガキの頃からつるんでいる。 「いきなりなんだよ」 ミスしてやる気が無くなったのと、さっきのセリフが気になったのとで中断した。 「いや、だからさ、その左手がさ、レバガチャしたら早そうだし。右手のボタン押すのだっ...
  • 20氏まとめ1
    やっと着いたわ~、遥かなるかな日本。」 ここは本州のとある空港、アメリカからの便が丁度着陸するところだ。 飛行機の中からその少女「一二三・エア・プロヴォーク」は呟いた。 少女がわざわざアメリカから遥々日本までやってきた目的。 それはこちらの高校へ編入するためだ。 それも普通の高校ではない 「Sammy社立ギルティ専門高等学校」 GGXXを極めんとする者が集う由緒正しき学校である。 「ォゥァー!」 「イタダキー!」  さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。  右渡様のお庭に集うギルオタたちが、今日も機械のような正確な動きで、 教室の筐体にコマンドを入力していく。  1ドットでも諦めを知らない心身を包むのは、深い色の制服。  キャラ別コンボの精度を乱さないように、リバサヴォルカはスカらせないように、 ゆっくりとコマンド入力するのがここでの...
  • 283氏まとめ2
    しばらく歩いていると何故か廊下のど真ん中に対戦台があった。教師がダルそうに座っている。 流石ギル校・・・人の流れなぞ全く考えてないとしか思えん。 「・・・・今日は特別にギル校全ての筐体を設置してるのよ。普段からあるわけないじゃない」 ん~まあ普通ならそうか。この学校ならありえると思ったんだけど。 「まあちょうどいい、誰か対戦してくれそうな人は・・・っと」 ちょうどその時通りかかった少女に声をかけた 「なあアンタ対戦してくれな・・・・げ!!」 振り返った少女はなんと外人だったのだ。 「あ・・・あいきゃんのっとすぴーく・・・」 「あ、対戦ですか?いいですよ~」 予想に反して少女は流暢な日本語で答えてくれた。 割子「ダサッ自分から話し掛けといて・・・」 狂助「ぷははははwwwwカッコワリwww」 ぐ...
  • 61氏まとめ
    ―――春。 それは入学式の季節。 俺はこの春に田舎のホームゲーセンや友達と別れ、ついに念願の場所、全世界のギルオタの憧れの聖地、 この「Sammy社立ギルティ専門高等学校」にやってくることが出来た。 ってもまだ試験は合格してないからでかい事は言えないんだけど・・・。 「まぁ、まずはゲーセンだよな。地元での最強プレイヤーになるのは一瞬だったし、こっちでも1週間ありゃ余裕だな。」 誰と話しているのかはわからんがボソボソと喋りながらブラブラ街を歩いていると一つのゲーセンにたどり着いた。 このときの俺はこの癖の独り言できっと危ないヤツにしか見えなかったに間違いない。 そして、俺は店の名前や雰囲気など見向きもせずに一枚の100円玉を握り締めて店に入った。 店はなかなか広く、かなり賑わっていて俺はドキドキしながら入り口からまっすぐ進んで行くと、 『アクセルボンバーッ!!...
  • 169氏まとめ2
    その後、ギル校で職員と対戦した。 若干手を抜かれてる感じはしたが、自分の実力をアピールできたと思う。 結果、俺は二年生で入学ということになった。 あいつと一緒のクラスだといいな・・・ さすがに二回も女性の部屋を訪ねるのはあれだ。寝ることにしよう。 自己紹介をどうボケようか考えつつ、眠りに落ちた ギル校に入学。 諏訪とは離れたが、別にいいだろう。 転入生歓迎ということで、組み手を強制的にやらされた。 結果は・・・惨敗。勝てた試合は少ししかなく、その勝てた試合も実力かどうかは怪しかった。 この前の3on3でギル校生徒を見たが・・・ここまでレベルが高いとは思っていなかった。 やりがいがある・・・ そう、これはむしろ喜ぶべきことだ。 底辺から這い上がっていく方が面白い。俺はそんなタイプの人間だ。 昼休み。これだけでかい学校なら食堂もきっと豪華なメニューに違い...
  • 20氏まとめ2
    「お疲れ様、結果は私と校長とで検討してから教えるわ。  明日には結果でると思うから、また明日来てね。」 「はい、ありがとう、、ございました・・・。」 そういって一二三は職員室を、ギル高を一度去るのだった。 「・・・筝笠先生」 「あ、右渡校長、見てたんですか?」 「まぁね、それより彼女だけど」 「そうですね、素質は十分だと思います。  それから、見掛けの割りに感情的みたいですね。  他には」 「いや、いいんだ」 「はい?」 筝笠の話を右渡が止める。 「彼女、合格だよ。  チップの何たるかを無意識のうちに理解している。」 「はぁ?校長が言うんでしたら、異論はありませんけど・・・  なんですか?チップの何たるかって?」 「・・・なんだろうねぇ」 後日、一二三には正式に合格通知が手...
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