もしもみやびちゃんと梨沙子が同じ学校の先輩後輩だったら @ ウィキ内検索 / 「第十八章」で検索した結果

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  • 第十八章
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  • 第二十八章
    第二十八章 第二十八章~本編~
  • 第十八章~本編~
    662. 名無し募集中。。。 2009/07/13(月) 22 20 15.11 0 待ち合わせの喫茶店に着くと 案の定熊井ちゃんが腕組みに貧乏ゆすりで待っていて 「遅い!!」 開口一番そう言われた 「ごめん、ちょっと色々あって・・・」 「色々あってもこっちが大事な用事だってわかってたでしょ!?」 「うん、ほんとごめん」 「も、もう!熊井ちゃん!もういいから」 間に入って止めてくれるキャプテン そうだよ・・・やっぱりキャプテンはキャプテンなんだよ・・・ たまにケンカするうちと熊井ちゃんをどちらの味方をすることもなく、 でもちゃんとうちらをまとめてくれるキャプテン・・・ キャプテンがいなきゃBuono!じゃないんだよ?キャプテン うちは何を言われても絶対キャプテンを引きとめる! そう決意してキャプテンからの言葉を待った 664. 名無し募集中。。。 2009/07/13(月) 22 58 ...
  • 第十八章~桃子~
    756. 名無し募集中。。。 2009/07/15(水) 22 21 19.23 0 みやと別れてもう随分と時は過ぎている 自分からいなくなって今更みやに会いにいったところでみやがどういう反応するのか本当は恐くてしかたなかった あの子の反応を見る限りみやにはきっとl今新しい子がいる もぉじゃない別の子… あのドキドキとキラキラでいっぱいの特等席に もうもぉの居場所はないのかもしれない 「みや…」 ポケットから1枚の写真を出すとそれを胸に抱きしめながらもぉは大粒を涙を流し続けた
  • 第十八章~梨沙子~
    647. 名無し募集中。。。 2009/07/13(月) 12 55 34.53 0 みやの家の冷蔵庫を空けると食材は玉子くらいしかなく ペットボトルの水とミルクティー、コーラ・・・ まるで生活感を感じさせないようだった 冷凍庫には冷凍されたご飯のパックがキチンと並んで入ってて この前すれ違った人が作ったのかな? ご飯はチンすればいいけど 玉子だけっていうのは・・・う〜ん 少しだけ考えてあたしはシンプルに玉子焼きを作ることにした みやが戻ったら目玉焼きを焼いてご飯に乗せて 目玉焼き丼にしちゃおう シンプルで玉子ばっかりだけど 買い物に行くにも鍵がないから家を空けるワケにもいかない いつ帰ってくるかわかんないから 下準備だけしておこうかな 654. p1214-ipad14sasajima.aichi.ocn.ne.jp 2009/07/13(月) 18 32 49.56 0 チラッと見る...
  • 第八章
    第八章 第八章~本編~ 第八章~熊井~ 第八章~須藤~
  • 第二十八章~本編~
    479. 名無し募集中。。 2009/07/28(火) 16 10 24.05 0 今日は終業式 先生の長いお話も終わり、悲惨な成績表も無事にもらい、今梨沙子と手を繋いで帰っている でも、明日から夏休みという嬉しい現状とは裏腹に、うちはとてつもなく緊張していた 「みや、手冷たいよ?」 「だっ、だいじょうぶ・・・」 「そんな緊張しないで平気だよ?」 そう、今日は梨沙子の家にお邪魔する日 今まさに梨沙子の家に向かってる途中なのだ 梨沙子いわくお母さんに付き合ってることは言ってないみたいだけど、 前に勝手に梨沙子を家に泊めたりしちゃったし、多分うちの印象悪いんだろうななんて思うと少し憂鬱になる うちは梨沙子んちの門の前で大きく深呼吸をした 481. 名無し募集中。。。 2009/07/28(火) 16 31 20.08 O みやと手を繋いで家に帰る ステージではあんなに堂々としているのに今は顔...
  • 第三十八章~本編~
    519. 名無し募集中。。。 2009/08/29(土) 10 49 18.26 O 気付けばうたた寝していた。 起きた時にはもう夕方になっていた。 真っ先に携帯を見る。 だけど梨沙子からの連絡は何もなかった。 「会いに行こうかな…」 自然にそう思った。 今まで毎日会ってたから、会わない方が不自然に感じた。 会う資格がないとか、かける言葉がないとか、 足を止める理由はたくさんあるけど。 そんなこと言ってたらキリがない。 うちらはいつも、会う理由がなくても会ってたんだから… それに、このままじゃ梨沙子が何を考えてるかも分からない。 このままじゃ…ほんとに…終わるかもしれない。 ほとんど寝起きの勢いだった。 うちは家を飛び出した。 523. 名無し募集中。。。 2009/08/29(土) 12 25 54.75 O うちは愛車のキラーソーに跨り 梨沙子の家を目指して走った こんなに遠かったっ...
  • 第三十八章~梨沙子~
    541. 名無し募集中。。。B 2009/08/29(土) 17 47 10.46 0 「帰って」 みやにめくられないように布団をしっかりと握ったまま、もう1度静かに、でもはっきりと言った。 布団を引っ張っていた力が緩む。 しばしの沈黙の後、1つ大きく息を吐いて、みやは部屋を出て行った。 ・・・ほんとに終わっちゃった・・・。 息が苦しい気がして布団から顔を出したけど、苦しいのは変わらなかった。 眠って起きたら、この苦しさ、楽になってるかな。 なってて欲しい、そう願って目を閉じた。
  • 第十章
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  • 第十一章
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    第十七章 第十七章~本編~ 第十七章~ちなさき~
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    第十三章 第十三章~Buono!~ 第十三章~本編~
  • 第十五章
    第十五章 第十五章~本編~
  • 第八章~熊井~
    533. 名無し募集中。。。 2009/06/28(日) 00 18 50.94 0 車に乗り込んで助手席にはキャップ、後部座席には私と梨沙子ちゃんが乗り込んだ。 梨沙子ちゃんは終始不安げな顔をして窓の外を見ている。 この子は愛理ちゃんがなぜいなくなったりしたのか気付いているんだろうか。 知っていたとしたら傷つけていると気付いているとしたら ものすごく傷ついているんではないかと心配になる。 同時に数時間前まであんないやらしいことをしていたんだ・・・と思うと 本当に情けないけれど少しだけ梨沙子ちゃんもいやらしく見えてくる。 見かけによらず軽い子だと、キャップには言ったけれど いや、実際そうなのだけれどこうして近くで見ていると・・・ みやが早々に手をつけた気がわからなくもない。 なんて言うとキャップに叱られそうだから言わないけど。 人形みたいに可愛らしい顔をしていて栗色でふわふわの髪の毛。 中...
  • 第八章~須藤~
    543. 名無し募集中。。。 2009/06/28(日) 01 28 44.04 0 愛理ちゃんは大丈夫なのだろうか…? 今二人でいるはずだけど、本当は辛いんじゃないだろうか… 愛理ちゃんとはそんなに親しくはないけど、気になる… そばで守りたい… 愛理ちゃんの気持ちを思うと胸が痛くなった そんなこと考えている間に梨沙子ちゃんの家、熊井ちゃんの家と順に着いて 次は私の家、車の中は茉麻と私だけ 「佐紀ちゃんどうしたの?」 茉麻が心配そうに声を掛けてきた 544. 名無し募集中。。。 2009/06/28(日) 01 30 39.54 0 「なんでもないよ…。」 明らかに心配してくださいと言わんばかりの声で答えてしまった 「なんでもないようには見えないよ。なんでも言ってよ。」 「うーん…。なんか…ある子のこと思うと…胸が痛いんだ…。」 しばらくの沈黙の後、茉麻がゆっくり口を開いた 「それって恋...
  • 第八章~本編~
    512. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 16 43 49.21 0 私は砂浜の上の流木に腰をかけるとずっと波の音を聞いていた 気づくと私の頬はまた涙で濡れていた 「愛理ちゃん!」 背中越しに誰かが私を呼ぶ声が聞こえた でも遠すぎて誰だがわからない… 「愛理ちゃん!」 今度ははっきり聞こえた 夏焼先輩の声… 自分の空耳かと思ったけど夏焼先輩の走ってくる足音が聞こえ 気づいたときには夏焼先輩が着ていたパーカーが私の体にかかっていた 「1人でこんなとこでなにやってんの!親御さんもみんなも心配してたんだよ!」 「ごめんなさい…」 「キャプ達に聞いたらなんか誘拐とかなんとか言ってたけど大丈夫?なにもされてない?」 「こわかった…恐かったよ…」 私の震える手を夏焼先輩の優しい手が包みこんだ 513. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 16 50 16.22 0 なんで...
  • 第十章~本編~
    653. 名無し募集中。。。 2009/06/29(月) 02 16 29.03 0 いろんな事があったけど、熊井ちゃんとの件ですごく気が楽になった。 昨日までの重い気持ちがうそみたいで、軽い足取りで学校に向かう。 学校につくと、愛理がいた。机に突っ伏して寝てるみたい。 やっぱりまだ仲直り出来ないのかな・・・と思ってたらメールが来た。 みやからだ・・・。 『今日、お昼一緒にどう?あの相談室で待ってる。』 身体の奥が熱くなるのを感じた。 行かない訳にはいかない。 昼休憩になった。 とりあえず、相談室へ向かう。 高等部の校舎へ入るのはこれで2度目。やっぱり緊張する。 3階の、長い廊下の一番奥。昼間でもうっすら暗いこの教室は普段は使われてないらしい。 人の気配はない。本当にいるのだろうか。鍵は開いているのだろうか。 ガラガラガラ・・・・ 開いた。 教室内を見回すと、窓の前にみやを見つける。 じっ...
  • 第十章~熊井~
    709. 佐紀&熊井視点 2009/06/29(月) 19 42 14.22 0 そう言えば梨沙子と今日会おうねって約束したけど 具体的にどこで何時に会おうかということを決めてなかったのを熊井は気がついた だから熊井は梨沙子にメールを送った ”今日どこで会おうか決めてなかったね都合が良かったらいつでも電話して” そういう文章を書いて送信ボタンを押す それから5分待ってみた、まだ電話は来ない でも熊井は焦らず呑気にnkskをいじめていた・・・いやセクハラしていた 「お前をいじめていいのは私だけなんだよ」 「もうやめてください・・・こんなこと・・・」 生徒会室の中、生徒会長のnkskこと中島早貴をいじくるのが熊井の日課だった 特に意味は無い・・・ちょっとスキンシップが過ぎるだけです 後ろから羽交い絞めにして早貴の制服のシャツの裾から手を入れていやらしく胸を揉んでるのも友情の証 「・・・っ・・・...
  • 第四十一章~梨沙子~
    840. 名無し募集中。。。 2009/09/04(金) 16 14 05.28 0 ももさんの所へ行くみやを見送った 正直まだ不安だし、心配だし、戻ってこなかった時のことを考えると怖い でも、みやの瞳を見てたら、今だけは信じる・信じない抜きにして無条件に待っててあげようかなって思ったんだ ――あたしね、この先も、たとえ何があっても、ずっとみやのこと待ってるから いつだったか、みやに言った言葉 みやはもう覚えてないと思うけど、確かにあたしが言った言葉 あたしは、ずっとみやを待ってるってあの時約束したんだ だけどあたしは破っちゃったから みやを待たずに逃げちゃったから だから、今回だけは、特別に待っててあげるよ あの日の約束を今度こそ守るために、もう一回だけ、あたしは待つよ だから、みや・・・ 「・・・みや、早く帰ってきてね」 ※-第十七章~本編~参照
  • 第十一章~清水~
    896. 名無し募集中。。。 2009/07/01(水) 19 45 08.05 0 愛理ちゃんと別れた後、佐紀は家路につこうとしていた そんな佐紀に呼びかける声 佐紀の目の前にはスーツ姿の男 「すいません清水佐紀さんですね?」 「え?はいそうですが」 「いきなり急に申し訳ありません、私こういうものです」 そういうと男は胸ポケットから名刺入れを取り出し中から名詞を一枚取り出し佐紀に渡した 名詞にはこう書かれてあった ”朝陽レコード  寺田光男” あああ朝陽レコード!?あの大手の!? 「あの寺田さん?朝陽レコードが私に何の用でしょうか?」 「今回お伺い致しましたのは佐紀さん、あなたのスカウトの件です」 スカウト!? 898. 名無し募集中。。。 2009/07/01(水) 19 52 05.72 0 「立ち話もなんですから我が社でその件について佐紀さんとお話したいのです...
  • 第十二章~本編~
    84. 名無し募集中。。。 2009/07/04(土) 01 53 49.42 0 「やっほう」 「あれ、清水先輩」 「ひとり?」 「あ、いえ、さっきまで愛理もいたんですけど・・・どっか行っちゃいました」 少し困ったように笑う梨沙子ちゃん。その笑顔が可愛くて、思わず私も笑顔になる。 「二人はいつも一緒にいて仲いいね」 「・・・やっぱ、愛理の存在は大きいですから」 そう呟く梨沙子ちゃんはどこか嬉しそうで、少し自慢げで、あぁ仲直りできたんだと確信する。 どんなことがあってもお互いを大事にする二人がなんだか大人に思えた。 なんでこんなに絆固いんだろうなーなんて少し二人を羨ましく思う。 「うちのバンドのメンバーも、梨沙子ちゃんと愛理ちゃんを見習ってほしいよ・・・」 「え?」 「みんな素直なんだか素直じゃないんだか・・・」 「・・・・・・・・・・・・・」 「みやとか特に不器用だからさ」 「・・・・・...
  • 第十一章~本編~
    801. 名無し募集中。。。 2009/06/30(火) 10 41 50.80 O みや…みや……ううん、もう『夏焼先輩』って呼ばなきゃ… あ……呼ぶことも、もう…ないか 布団に潜り込みみやへの想いを忘れようと思えば思うほど 屋上で会った時やライブ、急に迫ってきたり優しくしたり… 色んな顔の『みや』が浮かぶ 「会いたい…でもあたしなんかが恋なんてしちゃダメ…みんなを傷つけて……」 "あたしを傷つけたママやパパみたい" そう思うと胸が酷く痛んだ 843. 名無し募集中。。。 2009/06/30(火) 23 48 59.97 0 布団にもぐって目を瞑っているとママが部屋に入ってくる 「梨沙子、返事位しなさい、さっきから何回呼んだと思ってるの?」 「ごめんなさい・・・」 ママの声が怖かったからすぐに布団から出る 「もういいから、おつかい行って来てちょうだい ここにいるも...
  • 第十九章~本編~
    696. 名無し募集中。。。 2009/07/14(火) 15 58 32.29 0 熊井ちゃんと別れてまっすぐ家に帰った。 玄関の前まで行くと、いつもは真っ暗な部屋から明かりが見えいて、それだけでウキウキしてしまう。 さっきまでのナーバスな気持ちも一気に吹っ飛んだ。 「おかえり」 出迎えてくれたのは笑顔の彼女。 カギを持っているのにわざわざピンポンを鳴らしたかいがあった。 梨沙子が出迎えてくれるのは想像よりも遥かに嬉しいことだった。 「ただいまっ。いい子にしてた?」 「いい子にしてたよ」 梨沙子をギューっと抱きしめる。 梨沙子に触れた瞬間、肩の荷が下りたように安心する自分がいた。 あー・・・この感じ・・・ほっとするなぁ。 ほっぺにチューすると、梨沙子からもしてくれた。 711. 名無し募集中。。。 2009/07/14(火) 23 23 37.53 0 ピンポンの音が鳴って駆け足で玄関...
  • 第十七章~本編~
    540. 名無し募集中。。。 2009/07/11(土) 22 22 10.97 0 部活が終わってロッカーでけえいたいを確認するとメールが一件 誰からだろう?と思って開けてみると『梨沙子』の名前 「うちの家の前・・・?」 時間を確認すると7時前、メールをくれたのが6時半過ぎ・・・ 話し合いは確か8時だったはず・・・ 普段は全然使い物にならない頭をフル回転させて計算する 大丈夫・・・ そう思うや否やうちは部室を飛び出し全速力で自転車を家まで走らせた 558. 名無し募集中。。。 2009/07/12(日) 13 38 05.62 0 みやのマンションの前からトボトボと家に帰る あたし、何やってるんだろう・・・ 突然家の前って言われたって みやだって忙しいし、その前に迷惑に決まってるじゃん・・・ そう思いながらもチラチラと携帯を気にするどうしようもないあたし 今日何度目かわからないメール問...
  • 第十三章~本編~
    201. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 16 51 05.52 0 「キャプどうしちゃったんだろう?いきなりHIGH-KINGに移籍するとか言い出して」 今まで苦楽を共にしてきたキャプテンの決断が雅には分からなかった 「何かあったのかな?」 雅は皆バラバラになっていくような気がして不安になる そんな雅の背中を見つめながら梨沙子は歩く 梨沙子は思った意気消沈する夏焼先輩を放っておけない 何か自分に出来ることはないかと自分が夏焼先輩を支えてやれないかと梨沙子は思った そう思うと自然と梨沙子は後ろから雅の背中を抱きしめていた 「梨沙子・・・」 雅は梨沙子の温もりを背中に感じて振り返り真っ直ぐ自分を見つめる梨沙子を見ると 例え皆バラバラになっていくのだとしても、梨沙子とだけは離れたくないと深く思った 自転車を放って雅は梨沙子を抱きしめた 梨沙子も雅に抱きしめられて嬉しくなる 相思...
  • 第十四章~本編~
    225. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 21 00 28.86 0 「おじゃまします」 「どうぞー」 初めてのみやの部屋。 結構広くて綺麗な部屋だ。 香水の優しいにおいが部屋に香っている。 そしてふと思う。こんな広い部屋にいつも一人なのかと。 あたしは家に帰れば親がいる。 口うるさくてたまにうざいけど、何かあれば迎えに来てくれるし、ご飯だって勝手に作ってくれる。 そんな生活が当たり前のあたしにとって、一人暮らしなんて未知の世界だ。 ましてや、今日みたいに色んなことがあった日や、辛くてどうしようもない時。 この広い部屋に一人はつらいんじゃないかって思う。 みやの寂しさは図りきれない。 「どうしたの?そんな悲しそうな顔して」 「あ、いや別に・・・」 「?今飲み物持ってくるから、適当に座ってて」 226. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 22 01 09.01...
  • 第十六章~本編~
    347. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 00 02 23.66 0 朝、家を出たら先輩が門扉の前にいた。 私はビックリしてあいさつも忘れちゃってた。 「おはよ、梨沙子」 「せ、せ、先輩!」 「びっくりしすぎだよ」 「で、でも!」 あれ、なんかこんなこと前にもあったような・・・ 「姫を迎えにきました・・・なんてねw白馬じゃなくて自転車だけど。 ここ、おいでよ。あ、あと先輩って呼んじゃダメ。」 「あ、うん・・・」 みやはニコっと笑って自転車のサドルをぽんぽん叩いた。 348. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 00 30 05.74 0 「梨沙子って朝早いんだね」 自転車を漕ぎながら先輩が話す 「あ、はい、でも先、みやこそ今日早い」 「びっくりさせようと思ったんだけど梨沙子が何時に家を出てくるのかわからなかったから」 「そうなんだ・・・」 「でもこの時間ならこ...
  • 第十五章~本編~
    雅目線 326. 名無し募集中。。。 2009/07/07(火) 11 30 15.95 0 「ただいま・・・」 「おかえり」 梨沙子を送って家に帰ると真野先輩が出迎えてくれた。 「あの子が梨沙子ちゃんなんだね。可愛いじゃない」 「あ、はい。ありがとうございます」 梨沙子のことを思い出して思わず頬が緩んだ。 さっき別れたばかりなのに、もうすでに会いたいって思ってる。 会ってギューと抱きしめたい。キスだってまだまだ足りない。 自分でも分かるぐらい浮かれていた。 327. 名無し募集中。。。 2009/07/07(火) 11 31 42.19 0 「付き合うことになったの?」 「おかげさまで」 「そっか」 喜んでくれると思ったのになぜか重い雰囲気を出す真野先輩。 「みや、本当にそれでいいの?」 「え?」 「中途半端な気持ちであの子と接してるんじゃない?」 「・・・っ!そんな、うちは本気で...
  • 第十章~やじうめ~
    775. 名無し募集中。。。 2009/06/29(月) 23 58 00.48 0 スケジュール帳を開くとピンクのハートと青い星が散りばめられている ピンクのハートは舞美とエッチした日 青い星は・・・みやとそういうことをした日・・・ 昨日の日付にピンクのハートを描きながらなぜかみやのことを考えてしまう 部活に来ると言ったのに来なかったみや 気分屋のみやが事前に部活に来るなんて連絡は入れない なのに昨日は初めて部活に行くって連絡が来て、そして来なかった 最近うちは舞美の彼女なのにみやのことばかり考えている みやは今何してるんだろうか・・・みやは誰と一緒にいるんだろうか・・・ そしてみやの彼女になったらどんな感じなんだろうか・・・ こんなこと舞美にはばれちゃいけない・・・舞美の事は好き・・・ ただみやが気になるだけだから・・・
  • 第十九章~さきもも~
    765. 名無し募集中。。。 2009/07/16(木) 00 42 58.96 0 暗い暗い闇の中  もぉは一人 目の前にみやの後ろ姿が見えて追いかけてるのに追いつかなくて… 「みや!みや待ってよ!」 そう叫んでもみやには届かなくて… みやの横にはよく見えないけど知らない女の子がいる 「やだ!みや行かないでよぉ!もぉを一人にしないでよ!」 「やだ!」 ハッとして目が覚めると目の前には見たことのない天井  頬には雫が伝っていた 「いつの間に寝ちゃってた…  って、ん?」 ふいに隣に温もりを感じ振り返ると一人の女の子がもぉにもたれかかって寝ていた 「だ、だれ!」 「ん…?あ、起きたんだ?」 「あなたさっきの…」 766. 名無し募集中。。。 2009/07/16(木) 01 25 28.93 0 「忘れ物して戻ってきてみたら寝てる...
  • 第十七章~ちなさき~
    625. 名無し募集中。。。 2009/07/13(月) 00 03 59.14 0 「えっと…」 戸惑ってるうちを余所に彼女はライブハウスを指さして 「ねぇ、中にみやいるの?」 って聞いたけど…だけど混乱してたうちは 「えっと…あの…」って口ごもってしまった 彼女はため息まじりの笑顔を向けるとライブハウスの中へと入って行った 「い、今のって…みやの部活の先輩だった人だよね…」 何でかわからないけどみやに報告するか否か迷ってる自分がいた 別に彼女とみやの間に何があるのかはうちのはわからない でも…彼女がいなくなってからみやがおかしくなったのは一番近くにいるうちが知っている… 今あった出来事をみやには伝えちゃいけない そんな気がしてうちはみやにかけようと手に取った携帯を握りしめライブハウスをあとにした 626. 名無し募集中。。。 2009/07/13(月) 00 14 24.01 0 千...
  • 第十六章~かんなき~
    477. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 22 13 17.51 0 次の日、中島早貴は気だるい体をおして学校に登校していた だけど心は晴れ晴れととても幸せだった 熊井ちゃんにいっぱい愛されて身体が心地良い疲れで満たされ心もみなぎっている まるでエネルギーを熊井ちゃんから貰ったみたい 学校にいるときも常に内心ウキウキしていた でも、だからといって周りの皆にそれを悟られたくない 女の子は気持ちの切り替えも早い、中島早貴も例外ではない すぐに学校に着いた途端、生徒会長の顔に切り替える そうして普段通り真面目な生徒会長として周りの皆と接する その表の顔が仮面だとしても、大抵皆気付かない中島早貴の女の顔に・・・ましてや熊井友理奈と恋人関係だとは誰も思わない 感づいてる者はいないはずだった・・・1人の例外を除いて 「なっきぃーいつもと感じ違うね」 福生徒会長の有原栞菜にそう言われたと...
  • 第十二章~やじうめ~
    122. 名無し募集中。。。 2009/07/04(土) 13 01 05.86 0 一人でホテルを出て家路を急ぐ いつもはみやが送ってくれるから一人で帰るのは久しぶりだ・・・ こうやって抱き合えば抱き合うほどみやに惹かれていく自分がいる うちには舞美がいるし、みやにとってうちは数多い女の一人 それなのになんでこんなに胸が苦しくなるんだろうか 色々思い悩んでいるともう自分の家まで来ていたことに気づく すると家の前に見覚えのある姿 「舞美・・・?」 「あ、えりー!!おかえりー!!とか言って」 うちの顔を見て嬉しそうに駆けよってくる舞美 でもうちは舞美の顔をまっすぐ見れる自信がなかった 147. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 01 21 49.67 0 舞美はいつでも笑顔。 逆にみやの笑顔はほとんど見たことがない。 この両極端の二人に同時に惹かれてる。最低な女。 「えりさ、...
  • 第十章~キャプ愛理~
    665. 名無し募集中。。。 2009/06/29(月) 03 06 27.66 0 ベッドに寝転がりぼーっとしていた 頭の中を巡るのは夏焼先輩やりーちゃんのこと 最近は夢にまで2人が出るようになり私の目の前で2人共消えてしまう そんな恐い夢ばかり見ていた いざベッドに入ってみても寝付けなくて私はただ天井を見つめるしかなかった 携帯のメール受信を知らせる着メロ メールの相手は清水さんだった 「明日、話したいことがあるんだけど大丈夫?」 清水さんから遊びに誘われたことなんてないし突然の出来事に私は困惑した でもあの日の電話 あの日の優しい声 あの日のコトバ 清水さんにならこのモヤモヤした胸のうちを全て話せるような そんな気持ちがした私はその誘いを受け入れた 「大丈夫ですよ」 「じゃあ、明日放課後学校まで迎えに行くから」 「はい。ありがとうございます」 「それじゃあおやすみ」 「おやすみなさい...
  • 第十一章~くまなき~
    858. 名無し募集中。。。 2009/07/01(水) 02 53 12.97 0 それ以上聞きたくなくて、電話を切った。 ここまで見事にフられるなんて思わなかった。 でも、いいや。 どうせ、遊びのつもりだったし。 身体だけが目的の関係だったし。 大嘘。 本気で好きになった。 初めてといっていいほど大好きになった。 なのにこんなのって・・・ 859. 名無し募集中。。。 2009/07/01(水) 02 58 21.06 0 気付くと次の日になっていた。 身体がだるい。でも学校に行かないと・・・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 授業なんて耳に入らなかった。 今日一日で何回溜息をついただろう。 友達は心配して「大丈夫?」と寄ってきてくれたけど、今はそんな言葉すらうっとしくて、机に伏せてた。 どうやら昼休憩になったようだ。 このままじゃいけない。何とか気持ちを元に戻さないと。 ふらふらとした足取...
  • 第十六章~ちなさき~
    445. 名無し募集中。。。 2009/07/09(木) 23 55 27.97 0 昨日の今日でなんだか今日は学校に行く気がしなくてお母さんに「お腹痛い」と嘘をついて学校を休んだ ベッドに寝転がって天井ばかりを見つめていた Buono!のこと、HIGH-KINGのこと、そして…愛理ちゃんのこと 色んなことが頭を巡って私を悩ませる… 「はぁ…」 小さなため息をつき布団を頭の上まで被った 〜〜〜♪〜〜〜♪ 携帯の着メロがメールを受信したことを知らせている 枕元にある携帯をめんどくさそうに手にとってメールBOXを開きメールを確認した 「千奈美だ…」 【題名:ごめん!  本文:キャプテン今日会えない?話したいことがあるの!急用!】 「急用って…千奈美が急用!って呼び出して急用だったことなんて一度だってないじゃん…」 私はぶつぶつ言いながらもそのメールに返信した 【題名:Re:...
  • 第十一章~みやうめ~
    822. 名無し募集中。。。 2009/06/30(火) 14 31 03.33 O 授業終了のチャイムが鳴ったのに気づきもう一度ももの写真に目をやる 「またももとの約束破っちゃった 授業はちゃんと出るって言ったのに」 さぼってばかりのうちにこれだけは守れと無理やり約束させられた ももがいなくなってからうちは何度授業をさぼっただろうか… 梨沙子と初めて会ったときも確か四時間目をさぼって昼休みまで屋上で寝てたんだっけ… そんなことを考えてるとポケットに入れていた携帯が鳴る “今日は部活来るよね?” 梅田先輩からだった…そういえば昨日は行くって言いながら休んだんだった 今日は部活に出てすっきりしよう… そして帰りはあの海に行こう…ももとよく行ったももの大好きなあの海に そう決めて相談室をあとにした 850. 名無し募集中。。。 2009/07/01(水) 01 39 48.54 0 早く来て...
  • 第十四章~くまなき~
    200. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 16 20 52.80 0 喫茶店を出たのが午後5時。 初夏の陽気だった空模様は、夕空へと変わっていく。 みやと梨沙子は元鞘に戻ったみたいで、うれしいやら悔しいやら・・・。 キャプが抜ける・・・。 そんなのやだ。絶対だめ。 キャプがいなかったら今のうちはいない。 だからこそ、ずっと一緒にやりたかった。 はぁ・・・・溜息しか出ない。ていうか何もする気が起きない。 あてもなく立ちすくんでいると、携帯が鳴った。 「・・・はい」 『あ、ユリナちゃん?今なにしてるの?』 「えっと・・・何もしてない。」 『ははwなにそれ。じゃあ今から会える?』 「うん、いいよ」 とりあえず、なかさきと会うことにした。 220. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 20 26 34.87 0 近くの公園に行くと、ベンチになさきが腰かけてた。 向こう...
  • 第十四章~ちなさき~
    312. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 23 24 01.13 0 私は店を出て当てもなく走り続けた ついたのは小さい頃よく遊んだ川の土手 そこの土手に崩れ落ちるように寝転がるとオレンジ色に染まった空を見上げながら荒くなった息を整える 「…っグス…」 いつしか空は涙でぼやけて見えなくなった… 「キャプテン?」 急に頭上から名前を呼ばれ私はハッと起き上がった 「え?」 「やっぱり!キャプテンでしょ!?」 「ちぃ?」 「そうだよ!千奈美だよ!久しぶり!」 そこには小さい頃よくこの土手で一緒に遊んだ千奈美の姿があった 「何してたの?こんなとこで」 「うん…ちょっとね…」 千奈美は私の横に腰を下ろすと困ったような顔で私の顔を覗きこんだ 千奈美は小さい頃から私のことをずっとキャプテンって呼んでた それが慣れちゃってみんなからキャプテン、キャプって言われることに抵抗なくすんなり受け...
  • 第十二章~キャプ愛理~
    56. 名無し募集中。。。 2009/07/03(金) 13 09 40.81 O りーちゃんと別れてでもやっぱり涙は自然と出てきて… 一本路地に入って涙を拭う これはりーちゃんのことが認められないからじゃない りーちゃんが本当のことを言ってくれて嬉しいからだ… そんなときふと周りに目をやるとなんとそこはいわゆる…ラブホテル街って言われるところで 「不味いところ来ちゃった」 慌てて来た道を戻ろうとしたとき目の前のホテルからよく知っている人が出てくる 「え、えりかちゃん…?」 90. 名無し募集中。。。 2009/07/04(土) 02 56 07.18 0 「なんでホテルから…」 色んなことが頭をグルグル回ってて混乱している私の肩を誰かが叩いた 振り向くとそこにはスーツを着た知らない人… 「こんなとこで何やってるの?」 「あの…間違って来ちゃって…すいません!」 慌てて逃げようとした私の...
  • 第十九章~キャプ愛理~
    佐紀目線 758. 名無し募集中。。。 2009/07/15(水) 22 33 42.33 0 みやと熊井ちゃんと別れてから私はあてもなくただ歩き続けた みやから言われた言葉が胸にささる 2人共こんな私を必要としてくれていた そんなことも知らずに私は自分のことだけを考えてBuono!の脱退を決めてたんだ… 気づくと私の足が向かっていたのは愛理ちゃんの家の前だった 「あたし…振られたのに何やってんだろ…」 自分の不自然な行動に元来た道を戻ると背後から 「清水さん?」 という優しい声が私を呼んだ 764. 名無し募集中。。。 2009/07/16(木) 00 26 22.94 0 振り返るとその声の主は見たことのない女性だった 「え、なんで私の名前…?」 「あぁごめんなさい!愛理から小さいけど頼りになる優しい清水さんっていう先輩がいるんだって聞いてたから もしかしたらあなたかなって思って...
  • 第十三章~Buono!~
    129. 名無し募集中。。。 2009/07/04(土) 17 43 42.04 0 「ありがとう清水さん。でも、Buono!のみんなにはちゃんと説明したのかい?」 「これから説明します。きっと…きっと納得させますから、よろしくお願いします」 「わかりました。話は進めておきます。またちゃんとした日にちが決まり次第連絡いたします」 「はい。お願いします」 そういって私は電話を切るとそのまま熊井ちゃんへ電話をかけた 「もしもし熊井ちゃん?」 「あ、キャップ。どこまで飲み物買いに行ってんの?」 「ごめん。今日はもう練習終わりにしよ。みやいなきゃ何もできないし…っでさ、話したいことあるからいつも喫茶店に来れない?」 「…うん。わかった」 みやはきっと電話に出てくれないだろうから先に熊井ちゃんに話そう でも本当にこれでいいのかなっていう後悔がまだ胸の底で疼いていた 「もう決めたんだ…もう…」 私は最...
  • 第十二章~Buono!~
    34. 名無し募集中。。。 2009/07/03(金) 01 30 29.62 0 今日は久しぶりにスタジオ練習。 ライブの後はたいてい一回練習を飛ばす。 しかし、今日のスタジオの空気は重い。 明るいのは熊井ちゃんだけ。なんでだろう、梨沙子ちゃんにフラれたはずなのにやけに上機嫌だ。 みやはいつもどおり、いや、いつもより数段無口で、ギターのチューニングをしている。 一方のうちはというと、例の話の決断を下せないでいた。 「じゃ、2週間ぶりだりだし、一回一通り合わせてみようか。」 「そうだね」 いつも通り、熊井ちゃんの3カウントから曲に入る。 35. 名無し募集中。。。 2009/07/03(金) 01 43 39.33 0 一通り曲を通してみた。 完成度がガクっと落ちてる・・・。 あのライブ以降、いろんな事がありすぎたから仕方無いと言えば仕方無いけど、これほど落ちるとは思わなかった。 みやの...
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