もしもみやびちゃんと梨沙子が同じ学校の先輩後輩だったら @ ウィキ内検索 / 「第14章」で検索した結果

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  • 第14章
    第14章 第14章~本編~ 第14章~くまぁず~
  • 第14章~本編~
    709. 名無し募集中。。。 2009/10/07(水) 00 21 01.66 0 一時間目、社会の授業 勉強置いてかれちゃう・・・と、思いつつも集中なんて出来るわけない それでも、考えると憂鬱になって涙が出てきてしまいそうになるから 先生の「え〜」の回数を数えながら気を紛らわした 二時間目、国語の授業 わりと好きだけど、羅生門、ちょっと難しい 「ゴメンネ芥川さん」と心の中で謝りながら顔に落書き 指名されて隣で音読する愛理ちゃんの声は流れるように教室に響く 三時間目、理科の授業 実験で使ったアルコールランプ 火がゆらゆら揺れるのを見てたらちょっとセンチメンタルジャーニーになってしまった 梨沙子はまだ、15だから・・・蓋を被せて火を消すの 四時間目、数学の授業 今日の午前中の時間割、結構キツイ 『右の図で三角形ABCは∠ABC=90°の直角三角形である。 三角形ADEは、三角形ABCを、頂...
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  • 第14章~くまぁず~
    716. 名無し募集中。。。 2009/10/07(水) 01 02 40.74 0 昼休み職員室に呼ばれて用事を済ませた後教室に戻ると その付近でなにやら人だかりができていた その渦の中心にいたのは 「熊井ちゃん!」 「あ、まぁさんいたいた」 のん気手振ってる… うれしそうに走りよってきた熊井ちゃんを惜しむように取り囲んでいた女子集団は 落胆の表情を見せた 「見てみて、クッキーとか熊のぬいぐるみとか貰った。2年生良い人ばかりだね」 はぁ…この子はどこまで天然なんだろうか… 「っで、何しに来たの。こんなとこまで」 「そうそう、英語の辞書昨日家で宿題してたらそのまま忘れちゃったから、まぁさんに借りようと思って」 「いいよ。でもちゃんと返してね」 「うん」 まったく大きいくて大人っぽい顔立ちのくせにこういうときだけ子供なんだから… でも…そこが好きなんだけどね 717. 名無し募集中。。。 ...
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  • 第64章~雅~
    219.名無し募集中。。。:2010/06/20(日) 22 46 59.75 0 うるさいちーと小春を適当にあしらいながらそっと唇を触る。 うち・・・梨沙子とキスしたんだ。 1回目は偶然だけど、2回目はうちから・・・。 あの時の自分が何を思ってああいうことをしたのか・・・それすら今は思い出せない。 分かるのは、目の前にいる梨沙子が愛しくて仕方なかったってことだけ。 触れたいって思う気持ちを抑えることは出来なかった。 この気持ち・・・・・ まだ胸張っては言えないけど・・・ 走馬灯のように色んな梨沙子が頭を駆け巡る。 さっき知らない誰かに感じた憤りや、一緒にいる時の安心感、抱きしめた時の柔らかさまでもが。 色んな感情や思いが一気に胸に押し寄せる。やば・・・なんかテンパってきた・・・。 「みーやー!みや!聞いてる?」 「・・・え?」 「ちょ!ちゃんと聞けよー!ねぇ何かあったの?梨沙子ちゃんと...
  • 第24章~本編~
    567. 名無し募集中。。。 2009/10/28(水) 12 26 58.80 0 部活が終わって一息つく。 今日はいつもより集中したし、頑張った。 だからかな、すごい疲れた・・・ ふと梨沙子のことが気になってチラっと梨沙子の方を見た。 今日、梨沙子と全然話してない。いつもより、構ってない。 部活に集中してたってのもあるけど・・・ 「・・・・」 こうして見てると、マネージャーとしての梨沙子はすごい頼もしいし、しっかりしてるように見える。 だけど、茉麻に呼ばれて慌てて立ち上がって救急箱に足をぶつけたり、 ポットを運ぶ時フラフラして転びそうになったり、やっぱり見てて危なっかしい。 そのくせ誰にも助けを求めないから、余計にほっとけない。 本人は弱い所を見せたくないのかもしれないけど、梨沙子知ってる? うちが手助けすると、梨沙子はなんだかんだ嬉しそうな顔するんだよ。 そうだよ・・・梨沙子は、可愛...
  • 第64章~本編~
    242.名無し募集中。。。:2010/06/21(月) 14 15 38.22 0 めぐさんと別れて一人トボトボと道を歩く。 送るって言われたけど申し訳ないから丁重に断り続けた。 夜道・・・怖いな。いつも先輩と一緒だったから気付かなかったけど、この辺人通り少なすぎるよ・・・。 先輩・・・今頃何考えてるんだろう。 カラオケに夢中であたしとキスしたことなんて忘れてるのかな? それにしても・・・ 我ながら押しに弱いっていうか、雰囲気に流されやすいっていうか・・・。 まだ知り合って全然経ってないのにめぐさんと二人きりで遊ぶとかよく考えたら凄すぎるよ。 夏焼先輩ともまだ遊んだことないのに。 ・・・・でもめぐさんは夏焼先輩のことよく知ってるし、いい人だし、安心できるし。 もしかしたらいいアドバイスとかくれるかもしれないな。 そんな呑気なことを考えながら歩いていると、前の方から聞きなれた自転車の音がし...
  • 第54章~本編~
    176 :名無し募集中。。。:2010/03/18(木) 13 04 33.74 0 「んー・・・」 カーテンからこぼれる陽ざしで目が覚めた やけに重く感じる瞼を無理やり開いて体を起こす どうやら泣き疲れて眠っていたみたいだ 瞼が重いのは、きっと目が腫れてるせいだろう なんとなく鏡は見たくない気分 ・・・なーんて言ってらんないか 顔洗ってこよ。ていうかシャワー浴びよ。 まだ寝惚けている体でフラフラと部屋を出る 一階に降りてリビングに行くと、ちょうどお母さんが洗濯物をたたんでいるところだった 「あ。りー、おはよう。きのうの子は大丈夫?」 「あー・・・先輩なら、朝早く帰った・・・」 「あらっ!若い子の回復力は凄いわね~!」 違うよお母さん・・・ 夏焼先輩は元気になったから出てったんじゃなくて 好きな人に会うために熱あるのに出て行ったんだよ・・・ 177 :名無し募集中。。。:2010/03/...
  • 第34章~本編~
    580. 名無し募集中。。。 2009/12/02(水) 22 48 22.08 0 今日は引退した先輩も交えて試合をしたりと、午前からかなり濃い内容 夏焼先輩は今日もいっぱい声を出して チームを盛り上げて、率先してみんなを引っ張って 真剣な顔でずっとコートの中にいた あたしは笑顔で、チームのはつらつとした様子を見ていた 「あっ・・・」 ・・・と言った時には遅かった ボールを追ってた夏焼先輩と矢島先輩がぶつかって、矢島先輩が結構豪快に転んだ 「いたた・・・」 「もう何やってんの舞美ー!」 「いやー、やっぱブランクあるときっついわあ」 「舞美ださーい!」 あたしは慌てて駆け寄ろうとしたけど、笑ってる先輩たちを見る限り大丈夫そうなので足を止めた ママも、他の選手も、みんな、明るい先輩達のやり取りを笑顔で見ていた だから誰も、顔面を真っ青にして立ちすくんでる夏焼先輩に気付かなかった 581. ...
  • 第54章~さきもも~
    203.名無し募集中。。。:2010/02/22(月) 00 30 34.81 0 「…ん」 目が覚めるとカーテンの隙間から光が射していた 「桃いつの間にか寝て…」 体を起こし横に目をやるとやっぱりキャップの姿はない 「そうだよね…」 わかっていたことなのに笑おうとしても桃の頬を伝うのは涙と 心に残るのはいつの間にか数えきれないくらいに増えていたキャップとの楽しい思い出 「キャップぅ…」   204.名無し募集中。。。:2010/02/22(月) 02 46 18.80 0 顔を覆って声を出して泣いていると急にドアを開ける音 ドアのほうへ顔を向けるとそこにはキャップの姿… 「あ、起きた?せっかく走って帰ってきたのに寝てるから、とりあえずコンビニで朝ごはん買ってきた」 そう言って桃におにぎりに差し出したキャップ 一瞬夢かと思った だって昨日大切だった子の元へ向かった人が目の前にいるから…...
  • 第4章~本編~
    215. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 01 59 50.43 0 それから練習は再開し、今日は初日ということもあって早めの終了した 今日の感想・・・ 色々緊張したけど・・・うん、やっていけそう・・・ 片づけをしながら振り返っているとママが声をかけてくれる 「梨沙子、お疲れ様。どうだった?」 優しく尋ねてくれるママに楽しかった。これからも頑張るっていうことを伝えたら 嬉しそうに笑って一緒に頑張ろうねって言ってくれた そして選手たちより少し遅れて部室に入ると 「菅谷さん、おつー!」 なんて徳永先輩がご機嫌で声をかけてくれて 「あ、どうも・・・」って軽く頭を下げると 「菅谷さん、もっとリラックスー!!ねぇ、みや?」 って横から久住先輩が割って入ってきて携帯を弄っている夏焼先輩に話を振った 「へ?」 夏焼先輩は突然の振りに驚いたように顔を上げる 「もう、みや携帯弄り過ぎー!」 ...
  • 第44章~本編~
    279. 名無し募集中。。。 2010/01/13(水) 01 30 21.65 0 後片付けが済んで食堂を出ると、夏焼先輩が ふらふらっと玄関に向かうのが目に入る。 あれ、電話してないんだ? 気になってしまって静かに後を追う。 真っ暗な海を見ている先輩の後姿はとても寂しそう。 あたしなそんな思いはさせない、絶対に、誓っていえる。 ……だけど、先輩が側に居て欲しいのは、愛理ちゃんで。 この星空を一緒に眺めたいと思うのも、愛理ちゃんなんだろうな。 その証拠に夏焼先輩は、こんなに近くに居るのに、あたしには気づかない。 282. 名無し募集中。。。 2010/01/13(水) 01 55 13.67 0 「夏焼先輩っ!」 精一杯明るい声を出す。 少しでもここに居るって、近くに居るって気づいて欲しい。 「梨沙子」 「もー、21時以降外出禁止って言ったの先輩じゃないですかっ」 「だってうち、キャプ...
  • 第54章~みやあいり~
    95.名無し募集中。。。2010/03/14(日) 19 50 44.57 0 部屋に 駆け込んでベッドに背をもたれるように床に座り込んだ 少しズキズキする手首を見ると赤くなっているみやが掴んだ跡 あんな風に 力強く触れられたのは初めてかもしれない みや、力あるんだ・・・って今さらそんなことを思ったり・・・ なんだかそれが情けなくて、み やのこと本当は何にも知らなかったんじゃないかって悲しくなった 101.名無し募集中。。。2010/03/14(日) 23 51 37.23 0 あたし はベッドの上に寝転んで携帯を取り出す そこで嫌でも目に入るのが“M”のストラップ 合宿前に不安で仕方なかったあたしが少しでもみや と繋がっていたくて・・・ きっと物欲しそうな顔をしていたんだろう みやはお揃いで買おうって言ってプレゼントしてくれたっけ・・・ ・・・ ダメだ・・・ダメだ・・・思い出しちゃ・...
  • 第24章~梨沙子~
    576. 名無し募集中。。。 2009/10/28(水) 19 28 06.31 0 「ふぅ・・・あ、アザできてる・・・むー・・・」 あたしはよく転んだりどこかにぶつかったり・・・ すり傷やアザを気がつかない内に作っちゃう天才だ。 これは・・・ん〜と、さっきの救急箱かな? 一人で考えてて、ふと顔を上げたら視線の先に夏焼先輩 バッチリと目が合ってしまった!! 怒ってるのかよくわかんないから・・・ここは! ・・・・・・・笑顔だ。 夏焼先輩も同じ様に笑ってくれていた。 怒ったり・・・は、してないよね? あたしは無意識の内に夏焼先輩の方へと歩いていた。 「お疲れ様です」 「うん、お疲れ」 朝のことなど無かったかのように 夏焼先輩は優しくあたしの髪を撫でてくれた。 577. 名無し募集中。。。 2009/10/28(水) 19 28 46.15 0 どうしよう・・・すっごく嬉しい・・・ 顔、赤くな...
  • 第54章~梅さん~
    107 :名無し募集中。。。:2010/03/15(月) 15 01 27.53 0 「ちょっと言い過ぎたかしら」 帰り道そう呟いてみたけどやっぱり愛理のあんな顔をみた以上 あれ以上でもあれ以下でもないうちの思いをナツヤキさんにぶつけたつもり 「でもやっぱり言い過ぎたわよね…」 胸ぐらを掴んだときに感じた火照った顔と熱い体 きっと昨日の雨のせいね あんな思いつめた顔したナツヤキさんが真っすぐ自分の家に帰るはずのないことくらい バカなうちでもわかるわよ だからうちは携帯を取り出しある場所に電話をかけた 「もしもし?ちょっとお願いがあるんだけど」
  • 第1章~雅~
    520. 名無し募集中。。。:2009/09/19(土) 21 23 11.47 0 昨日は結局愛理にトリプルのアイスを奢らされた 見かけによらず愛理っていっぱい食べるもんなぁ・・・ そう思いながら携帯の待ち受けを眺める 「でも可愛いなぁ・・・」 そこにはアイスを嬉しそうに食べている愛理 愛理の満面の笑顔はうちまで笑顔にさせる力を持っている 今も気づいたらニヤけていたみたいで 隣の席のちーに「みや、きもい」って言われて慌てて顔を引き締めた     543. 名無し募集中。。。:2009/09/20(日) 14 45 32.69 0 つまらない午前の授業が終わって待ってましたのお昼休み ウキウキしながら教科書を机にしまうとポケットに入れていた携帯が震える 「あ、愛理だ!」 差出人の愛理の文字にニヤけてメールを開くと 「えー・・・」 “みや、ごめーん! 今日は学級委員の仕事あるからお昼一緒...
  • 第34章~うめすず~
    18. 名無し募集中。。。 2009/12/15(火) 01 54 48.44 0 何、着て行こう・・・ あたしは家へ着くなり、クローゼット全開で悩んでいた ただ、二人で遊びに行くだけなのに でも、やっぱり昨日みたいにお家の中じゃないから 少しおしゃれもしたい年頃です 思えば、みやとデートらしいデートってしたこと無いのかも 細かく数えていけばそれなりの数はあるけれど イベント事でどっかに二人で出掛けたり お休みを利用して・・・っていうのは、あんまり そう。二人して私服で出掛けた!っていうのが無いんだ 友達もそんなに多くないし、大抵は学校帰り、制服で・・・ だから悩む。何、着よう 相手は大人・・・見た目は スタイルも良いし、おしゃれだし パーティーとかみたいに着飾るわけじゃないけれど 一緒に歩いてて、えりかちゃんに恥掻かせるような事は避けないと、ね あたしは色々服を引っ張り出して、一人ファッ...
  • 第24章~うめすず~
    598. 名無し募集中。。。 2009/10/29(木) 16 55 09.55 O 茉麻先輩にお弁当を託して、あたしは一人で家路を歩いていた 部活はさぼっちゃった。今日はどうしても出る気分になれなかったから でも、今になって後悔してる・・・ 一人がこんなに切ないなら、部活に出て気晴らしでもすればよかったな・・・ 「はぁ・・・苦しい・・・」 考えないようにしてもさっきのことを自然に思い出してしまう 拒絶された時のみやの顔と、突き飛ばされた感触 しばらくは忘れられそうにない 何かして気を紛らわせてないと、この悲しみに押しつぶされそうになる あぁ・・・誰か、助けて・・・ 「あれ?愛理?」 「・・・・・え?」 幻聴かと思って最初は振り向かなかった だって、このタイミングで現れるなんてさ、どこのスーパーマン? 振り向いた先にいたのはスーパーマン・・・ではなかったけど 頼りになるあたしのお姉ちゃんだ...
  • 第4章~みやあいり~
    222. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 04 05 35.76 0 図書館で明日の予習をしていると携帯が震えてメールをチェック 『お待たせしました☆ 今部活終わって校門のところ♪』 みやからのメールを見て勉強道具をすぐさま片付けて図書館を出る 校門のところまで行くとみやが自転車の後ろの荷台をタオルで拭いていて その姿がちょっと可愛らしかった あたしはみやの背中を眺めながら 『後ろにいます』 ってメールを送ると少し離れたみやが携帯を見たかと思うと びっくりしたように後ろを振りむいた 234. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 16 51 49.57 O みやの自転車の荷台に乗って街を走る みやはすっごい美人だしこの街ではちょっとした有名人だから道行く人が振り返る その瞬間があたしはちょっと好きだったりする 自慢というか優越感というか… あたしはぎゅっとみやの...
  • 第24章~くまぁず~
    636. 名無し募集中。。。 2009/10/31(土) 13 09 47.88 0 「熊井ちゃん、ダメ」 「ん?」 ボールを抱いて歩く後姿に、声を掛けた 「上手くなりたいのはわかるし、努力するのは良いことだけど ちゃんと体を休めるのも必要なの。今日は、自主練禁止」 「でも、毎日やらなきゃ意味無いよ。少しだけだからさ」 振り向いた顔には前髪がバッチリおでこに貼り付いている 湯気でも出そうなくらいの熱気 真面目だから、一度やり出した事は続けなきゃ気がすまない 少しだけって言いながら、納得するまで止めない 「ダメ。ただでさえ他の部員より練習してるんだから 合宿で倒れちゃったりしたら元も子もないんだよ」 「・・・怒んないでよ」 「怒ってるわけじゃないよ」 あたしみたいに、なって欲しくないだけ 「とにかく、今日はしっかりダウンしてあがって 明日朝早いんだし、合宿の準備も家でちゃんとして」 「まぁも...
  • 第34章~さきもも~
    600. 名無し募集中。。。 2009/12/03(木) 19 47 01.40 O みやと梨沙子ちゃんが出ていく後ろ姿を見送りながら 「…『あたしはまだみやのキャプテンでしょ?』…か……」 自分の発した繰り返し台詞を呟いた。 そんなこと言える資格もあるのかわかんないけど 今はみやをコートの外に出してあげたかった。 きっと、あのコトを思い出してるハズだから。 真っ青で凍りついたようなみやを独りにはしたくなくて でも事情を知ってるあたしなんかじゃ余計に思い出しそうで… 何も知らないだろう梨沙子ちゃんに任せた。 あたしは最低のキャプテンだ…。 そう思ってたら後ろからチョップをくらった。 「もぉはいいと思うよ。」 「何気にチョップ痛いんだけど…何が?」 「梨沙子ちゃんに任せた…託したっていうのかな」 「いいかな?」 「もぉ達はもう引退しちゃってこれから卒業するから。 だから次の世代に引き継げばい...
  • 第44章~ももりしゃ~
    255. 名無し募集中。。。 2010/01/12(火) 02 39 36.65 0 「よいしょっと」 みやの仕事引き受けたはいいけどやっぱり桃には力仕事なんて無理! この皿の量一人で持つには多すぎたかも… なんて、思ったときにはもう遅くて… 「ひゃあっ!」 落ちる!そう思って思わず桃は目を閉じた なのに…あれ? 割れた音もないしなんか手元が軽い 慌てて目を開けるとそこには桃の愛しくて大好きで優しい佐紀ちゃんがいた 「佐紀ちゃ〜ん」 「ったく、こんな量一人でもてないってなんで始めに気づかないの?」 「だって〜」 頬を膨らませてすねて見せたのに佐紀ちゃんは「はぁ…」とだけため息をつき 「早く持ってくよ」と歩き出した 素っ気無いし冷たい佐紀ちゃん でも…こういう優しいところが大好きなんだよ 桃のこんな気持ちわかってる? 261. 名無し募集中。。。 2010/01/12(火) 13 23 2...
  • 第34章~熊井ちゃん~
    583. 名無し募集中。。。 2009/12/03(木) 02 20 03.26 0 朝からのハードな練習 先輩の動きはやっぱすごい。見習わなきゃ。 なんてことを考えながらも先輩との交流試合で自分の実力が少しずつあがってるのがなんとなくだけど実感できた 「ママ、ここお水置いとくね」 「うん。ありがと」 こんな些細な会話にも耳を傾けてしまうのは前と変わらないけど… いけないいけない。と首を横に振り試合に戻ろうとしたときに豪快な音と共に しりもちをついている矢島先輩とその場に立ちつくしているみやが目に飛び込んだ 一瞬なにが起きたのがわからなかったけど二人に駆け寄るみんなに釣られるようにあたしも2人に駆け寄った 「いたた・・・」 「もう何やってんの舞美ー!」 「いやー、やっぱブランクあるときっついわあ」 「舞美ださーい!」 そんな会話がもれる中、一人遠くでただそれを見てるだけのみやが視界に入った...
  • 第18章~本編~
    62. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 44 45.65 0 梨沙子と別れた後うちは携帯を取り出す。 付き合ってからもう日課になった愛理とのメール。 こうやって愛理に何を送ろうかと考えている時間が好きだったりする。 愛理に言いたいこと、聞いてほしいことはたくさん。 だけど会える時間は少しだけ。 もっと愛理と一緒にいられたらいいのにな。 高校を卒業したら家を出よう。 一緒には住めないけど二人でゆっくり過ごせる場所を作ろう。 そんなことを思って少し顔がにやけるのを隠して うちは愛理の家へと自転車を走らせた。 68. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 23 42 00.83 0 愛理の家の前で自転車を停める 下から明るい愛理の部屋を見上げる あそこに愛理がいるんだって思うと嬉しくなる 携帯を取り出して愛理にメール ≪さっきメール送ったんだけど見てくれたかな?...
  • 第64章~りしゃめぐ~
    224.名無し募集中。。。:2010/06/20(日) 23 31 58.69 0 あたしはどこに向かってるかもわからないまま走り続け いつの間にか自分の学校前に来ていた 触れた唇… 先輩の気持ち… わけのわからないこの気持ちをどうにもできなくて あたしは門の前に座り込んだ ハンカチを取ろうとポッケに手を入れたときカサっという紙の感触 「あ…」 そこにはめぐさんの連絡先 なんでかわからないけどママでもなく愛理でもなく あたしはめぐさんの連絡先に電話をかけていた… 「もしもし?」 「あ…、もしもし…」 「ん?だれ?」 「あ…えっと…」 「あ、もしかして梨沙子ちゃん?」 「はい…」 めぐさんの優しい声 「連絡くれたんだ、ありがとう」 「はい…」 「…どうした?なんかあった?」 あたしの声を聞いただけでめぐさんは察してた あたしが泣いてるってことを… 225.名無し募集中。。。:2010/06...
  • 第18章~茉麻~
    60. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 35 26.13 0 “これって好きって気持ちなの?” 真っ直ぐに、聞いてきた熊井ちゃん わかんないよ、そんなの 聞かないでよ・・・ 好きの気持ちなんて本人にしかわからないよ その気持ちを素直に、認めるか認めないか “支えてあげたいとは思う…” 私もだよ。梨沙子を支えてあげたい でも、マネージャーだから・・・みんなに同じ気持ち みんなに同じように接して、お世話して だから、その感情は特別じゃない。そう信じたい “すごく傷つきやすくて繊細な子だから…” 傷つきやすくて繊細な子。好きな人の前で泣けたらそう思ってもらえるかな? 熊井ちゃんは人前で泣いたりしないし、私だってそんな姿絶対に見せたくない けれど、どうなんだろう。梨沙子じゃなかったとしても 他の誰かと熊井ちゃんが、そういうことになったとしたら・・・ お風呂に入りながら一人で、...
  • 第18章~熊井ちゃん~
    55. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 28 06.36 0 あ、辞書返すの忘れた・・・いや、返しそびれた おかげでカバンが重い でも、これでちょっとはパワーつくかな・・・ 3年生最後の大会、うちは多く居る部員の中 唯一、一年生でベンチ入りを任された もちろん、部活でバスケットをやる以上は試合に出たり 出るチャンスを貰えるのは嬉しい けれど、うちより上手い2年生が沢山居て、3年生だってベンチに 入れない人だって居た。正直、何でうちなんだろう?って 監督に直談判する人はさすがに居なかったし うちも直接何を言われたわけでもない でも、やっぱり周りでイロイロ、文句とまではいかないけど 疑問みたいな、そんな話は耳に入ってきてしまって・・・ でも、真剣に練習して、みんなよりも沢山練習して 認めてもらえるようになれば、って言い聞かせた そう思っていたけど、なかなか上手くいかなくて...
  • 第17章~うめすず~
    7. 名無し募集中。。。 2009/10/13(火) 19 00 16.20 0 「今日はごめんね、急に誘って」 「全然。こんなの久しぶりだから メール着たときテンション高くなっちゃったよぉ」 「今あーた、テンション高いって言わなかった?」 「あ、えりかちゃん、そのくだりは要らない」 ちっ。この後無理やりにでも「そちらはどちら」に持っていくつも・・・ って今日はそんなんじゃないじゃない 「そんなことより、夏焼さんとはどう?」 そう、今日は女の子が大好きな恋バナをするのよ あたしが問いかけると、行き成り話題が変わったからなのか 器用にパスタをフォークでクルクルさせていた手が止まった 「どう?って、別に普通だよ」 「普通の中学3年生はどうゆう恋愛をするの? 家の玄関の前でちゅっちゅするのは?亨さん泣いちゃうわよ」 「お父さんの名前出すのは止めてよ・・・」 「ほら、夏焼さんって目立ってるじゃない...
  • 第12章~本編~
    611. 名無し募集中。。。 2009/10/04(日) 13 56 10.89 0 さっき、駐輪場にいたのって愛理ちゃんだよね? 一緒にいた人が恋人かな? もうちょっとちゃんと相手の顔見ておけばよかったなぁ。 なぜか熊井先輩に目隠しされちゃったし。 後で愛理ちゃんに聞いてみよ! 熊井先輩と二人で部室に入ると何人かの先輩がすでに着替え終わっていた 「おはようございます!すみません、遅くなっちゃって」 「いいよいいよ、うちらが早かっただけだから」 明るくフォローしてくれる久住先輩 「あ、梨沙子ちゃん、みや見なかった?」 「え?・・・な、夏焼先輩?」 ―――夏焼先輩・・・ 徳永先輩が言ったその名前を聞いただけで胸が少しずきっと痛む 「そういえばみや、どうしたの?」 「なんかさぁ、さっきのことでいじってやろうと思ったのに逃げるように出て行った」 久住先輩と徳永先輩のやりとりしている中、胸の痛みを...
  • 第1章~本編~
    519. 名無し募集中。。。:2009/09/19(土) 21 06 22.03 0 夏休み明けの新学期1日目。 あたしの記念すべき転校1日目。 空は快晴だったけど、あたしの心は曇っていた。 「親の転勤でこの学校に転校してきました、菅谷梨沙子です。よろしくお願いします。」 教壇の前に立たされたあたしを待っていたのは、クラス30人の珍しそうな視線。 そりゃそうだよね・・・3年のこんな時期に転校なんて、多分日本であたしだけだよ・・・ ただでさえ人見知りで人前が苦手なあたしにとって、この時間は苦痛でしかなかった。 第一印象が大切なのは分かってるけど、笑顔を振りまく余裕なんてあたしにはなくて。 緊張を隠す為に早口で一言「バスケが好きです」とだけ言ってあたしは逃げるように席に着いた。 あーあ・・・こんなんでやってけるかなあ・・・ 「緊張してます」の一言でも言えたらよかったんだけど・・・ 弱いトコ見...
  • 第17章~本編~
    965. 名無し募集中。。。 2009/10/13(火) 00 42 09.95 0 梨沙子とたわいもない話をしていると震える携帯 愛理かな!?ってすぐさま携帯を開いてチェック 「なんだ、小春か・・・」 差出人は今日、亀井先輩に誘われたって言っていた小春 From:小春 Subject 最悪 今日も全然アタックできなかったよ・・・ あーあ、小春何やってんだろ 「・・・小春・・・」 「・・・先輩・・・?どうかしました・・・?」 携帯をじっと見ていたうちにおそるおそる声をかけてくる梨沙子 「ん?なんでもないよ。ってあ!梨沙子!!うちが残していた最後の一個食べたなぁ!」 亀井先輩、小春本気なんですよ? ちょっとはコアhるの気持ちに気づいてあげてくださいよ なんて無理だろうなぁ・・・ 亀井先輩鈍感だし・・・ 小春ヘタレだし・・・ 968. 名無し募集中。。。 2009/10/13(火) 00 4...
  • 第19章~本編~
    138. 名無し募集中。。。 2009/10/17(土) 11 30 06.77 0 部屋に差し込んできた朝日で目を覚ます 今、何時かな?って携帯をチェック 「6時か・・・ん?メール・・・?」 待受け画面にメールのマークがついていて誰?とページを呼び出す 「あ・・・」 差出人は・・・夏焼先輩・・・。 From:夏焼先輩 Subject ありがとう もう寝ちゃったかな?今日はリストバンドありがとね☆ 愛理も似合ってるって褒めてくれたよ♪ 明日からこれ着けて頑張ります(∂∀∂)ノ 夏焼先輩が昨日の夜送ってくれていたメール メールは嬉しいのに胸はずきずきする ―――愛理も似合ってるって褒めてくれたよ♪ あの後・・・先輩会ってたんだ・・・ 昨日だけは先輩の時間を独り占めしてたと思ったのに・・・ 「付き合ってるんだもんね・・・」 あたしは胸の痛みを抑えながら「じゃあ今日の練習は期待してますからね」と...
  • 第10章~本編~
    496. 名無し募集中。。。 2009/10/02(金) 11 00 20.43 0 愛理と別れるとうちの足は無意識に梨沙子の家まで向かっていた ピンポンを押そうとして・・・その指が止まる 力が抜けて腕がぶらんと垂れた うち、こんなとこで何してんだろう・・・ 会って何を言うつもりなんだろう・・・ 「ストーカーがいるー」 「!?」 びっくりしてキョロキョロ周りを見渡すけど誰もいない すると「上です上」って声がした 見上げると2階のベランダから梨沙子がうちを見ていた 「な、何してんの?ベランダで」 「星見てました。先輩こそ何してるんですか」 「え、いや、ちょっと梨沙子に用あって」 「ふうん・・・じゃあ上がります?」 515. 名無し募集中。。。 2009/10/02(金) 14 28 13.43 0 「あっ、いや・・・いいや。そんなたいしたことじゃないから」 「そうですか?とりあえず外出ます...
  • 第16章~本編~
    801. 名無し募集中。。。 2009/10/08(木) 23 14 12.80 0 練習が始まったのにあたしは集中できていない 理由はわかってる・・・夏焼先輩のさっきの言葉だ 練習後に一緒にジャージを買いに行くなんて・・・ もちろん二人っきりだよね・・・? 愛理ちゃんに悪いとか・・・諦めようと思ってるのにとか・・・ 色々考えて頭の中はパニック状態 なのに・・・ なんで早く練習終われって思ってるんだろう・・・ なんで胸がドキドキしてるんだろう・・・ 「梨沙子、何ぼーっとしてるの?ほら、次の練習の準備!」 案の定ママに怒られてあたしは慌てて動き出す その隙に夏焼先輩をちらっと見たら真剣な表情でシュート練習をしていてまた胸が高鳴った 807. 名無し募集中。。。 2009/10/09(金) 00 09 50.90 0 練習が終わって選手たちが騒ぎながらも着替えを済ませている 徳永先輩がいつも...
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