韓国無人偵察機計画

日本周辺国の軍事兵器内検索 / 「韓国無人偵察機計画」で検索した結果

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  • 韓国無人偵察機計画
    ▼第1次試作機 ▼ソウル・エアショー2007で展示された第2次試作機のモックアップ 韓国はこれまでイスラエル製のRQ-2やアメリカから技術を導入して国内開発したRQ-101などのUAVを保有してきたが、これらの機体のリバースエンジニアリングで得た技術情報を元に完全国内開発した新型UAVを現在製作している。このUAVはKAL(Korean Air:大韓航空)が中心となって開発した機体で、民間での使用を前提に開発が行なわれているが、大韓航空によれば簡単な改修で軍事用UAVに転用する事が出来るという。開発は2004年9月から始まり、2007年8月22日に第1次試作機による長距離飛行テストに成功した。国産化率は97%で、機体のみならずエンジン、統制システム、監視装備などほとんどが国産だという。運用に必要な人数は5人で、3.5tトラック2台に統制システムと機体3機を積む。...
  • 韓国空軍
    ...」 無人機 韓国無人偵察機計画 韓国ティルトローター無人機計画 韓国ステルス無人攻撃機計画 RQ-4無人偵察機「グローバルホーク」 「ハーピー」無人攻撃機 ミサイル・爆弾など AIM-120アクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「AMRAAM」 AIM-7セミアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「スパロー」 AIM-9赤外線誘導空対空ミサイル「サイドワインダー」 AGM-84艦対艦ミサイル「ハープーン」 「若鷹」空対地巡航ミサイル KEPD350空対地巡航ミサイル「タウルス」 AGM-84H空対地ミサイル「SLAM-ER」 AGM-142空対地ミサイル「ポパイ」 AGM-65空対地ミサイル「マーベリック」 AGM-12空対地ミサイル「ブルバップ」 AGM-88高速対レーダーミサイル「HARM」 韓国滑腔誘導爆弾計画 AGM...
  • 韓国陸軍
    大韓民国陸軍/韓国陸軍(Republic of Korea Army) 戦車 K2戦車「黒豹」(XK2) K1戦車(88戦車/ROKIT)  ├K1A1戦車  └K1戦車の派生型 T-80U戦車 M48戦車 M47戦車 装甲車 ▼装軌式 K21歩兵戦闘車(NIFV/韓国次期歩兵戦闘車) BMP-3歩兵戦闘車 K200装甲兵員輸送車(KIFV)  └K200装甲兵員輸送車の派生型 M113装甲兵員輸送車 ▼装輪式 韓国次期装輪装甲車計画  ├韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)  ├韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)  └韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170) KM900装輪装甲車(6614型) 自走砲 M107 175mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走...
  • RQ-4無人偵察機「グローバルホーク」(韓国)
    ▼【参考】アメリカ軍のRQ-4「グローバルホーク」 ■RQ-4A性能緒元 最大離陸重量 12,130kg 全長 13.53m 全幅 35.42m 全高 4.64m エンジン ロールスロイス/アリソン F137-AD-100ターボファン(33.8kN)×1 巡航速度 648km/h 航続距離 21,720km 上昇限度 19,800m 武装   乗員 なし RQ-4「グローバルホーク」は米ノースロップ・グラマン社(テレダイン・ライアン・エアロノーティクス社)が開発した高高度長距離無人偵察機。U-2戦略偵察機を補完する目的で開発され、1998年2月に試作機が初飛行を行った。機体の大きさはジャンボ・ジェット機並でグライダーのような長い主翼を持ち、その独特な機体形状はステルス性も考慮されている。偵察機として赤外線などの電子光学センサーと合成開口レーダーを装備しており、車輌...
  • 「スカイラークII」無人偵察機(韓国)
    2007年末、韓国軍はイスラエルのエルビット・システム社から「スカイラークII」無人偵察機を試験的に1機導入する事を決定した。運用に問題が無ければ引き続き多数の「スカイラークII」が韓国軍に納入される。「スカイラークII」は旅団級の部隊で使用される軽量小型の近距離用UAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)で、「スカイラークI」の改良型。主に近距離の偵察や観測任務に使用される。離陸はカタパルトから行なわれ、2名の兵員により管制される。航続距離は約50km。昼間用ビデオカメラ、夜間用第3世代型赤外線カメラ、レーザー照射システムなどを収めたスタビライザー付きセンサー・ターレットを機首部に装備しており、これらのセンサーで得たデータはデジタル通信でリアルタイムに操作ステーションに送る事ができる。飛行モードは事前入力に従った自律飛行と遠隔操縦の2パターン。エンジンではなくモーター...
  • RXV(韓国無人偵察車計画)
    ▼2007年のソウル・エアショーで展示された車輌 ▼2006年のディフェンス・アジアで展示された車輌 現代重工の子会社、ロテム精工が開発している軍事用無人装甲車。現代社はロボット車輌の開発に力を入れており、無線での遠隔操縦する現在の方式から、将来的には自立的に敵を捜索して攻撃する水準まで向上させる計画だ。RXVと呼ばれる4輪タイプの無人装甲車は、K4 40mmグレネードランチャーと小型偵察車(M72ロケットランチャー装備)を搭載している。また6輪のRXV-Eは武装は無く、車体上に上下に伸縮するセンサー・マストを装備している。ともに2005年のソウル・エアショーでモックアップが展示された。 【参考資料】 朝鮮日報 韓国陸軍 2007-10-28 21 56 29 (Sun)
  • 韓国海軍
    大韓民国海軍/韓国海軍(Republic of Korea Navy)及び海兵隊(Republic of Korea Marine) 航空母艦 KCVX(韓国航空母艦計画) 駆逐艦 セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III) チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II) クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I) チュンブク級駆逐艦(ギアリング級) テグ級駆逐艦(アレン・M・サムナー級) チュンム級駆逐艦(フレッチャー級) (キャノン級護衛駆逐艦) チュンナム級護衛駆逐艦(ラッデロウ級) フリゲイト・コルベット FFX(韓国次期フリゲイト計画) ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)【輸出】 ウルサン級フリゲイト トマン級フリゲイト(タコマ級) HDP1200型コルベット 【輸出】 ポーハン級コルベ...
  • その1
    ■今日 韓国陸軍 北朝鮮陸軍 トップページ T-72戦車(暴風号) 北朝鮮空軍 サンオ型小型潜水艦 M48戦車(韓国) 韓国装甲弾薬補給車計画 MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮) ドンヘ級コルベット ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) K311小型トラック(KM450) F-5E/F戦闘機「タイガーII」(KF-5E/F) M47戦車(韓国) M1981 122mm自走加農砲 AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」(韓国) 「スーパーリンクスMk99」対潜ヘリコプター(韓国) MiG-19戦闘機(ファーマー/殲撃6/J-6/F-6)(北朝鮮) 北朝鮮海軍 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323) 韓国空中給油機計画 KSAM自走地対空ミサイル「天馬」 「プチェラ-1T」無人偵察機(北朝鮮) 艦載機関砲/CIWS(韓国) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120)(...
  • 韓国WIG機計画
    韓国海洋水産省は2005年12月8日、100t級のWIG(Wing-In-Ground effect:表面効果翼)機を年内に選定して2010年から韓国-中国間の民間航路に就役する事を目指すと発表した。これにより政府はWIG機開発を国家事業とし、2006年1月に行政機関、海運業界、研究機関で専門団体を結成し事業を本格化させる。政府と海運業界がそれぞれ850億ウォン、合計1,700億ウォンを投じて開発を行い、2010年の商用化を目指す。 WIG機は300km/hの速度で海面上すれすれを飛行する次世代輸送手段で、これにより一般船舶よりも約3分の1の時間で目的地に着くことが出来、またその運賃も航空機の半額程度になると見込まれている。WIG機はロシアが世界で始めて実用化させ、対艦ミサイルを積んだタイプや高速強襲揚陸タイプが開発された。韓国海洋水産省によれば表面効果翼機の運賃収入と完成機の輸出...
  • 韓国戦闘ロボット計画
    ▼とりあえず走行できるようになった6輪偵察ロボットの試作型 韓国政府は2005年9月21日、第10回科学技術関係長官会議を開き「犬馬型ロボット」の開発を中心とする「国防部と情報通信部間の研究開発協力及び開発推進に関する計画」をまとめた。2006年から2011年まで計334億ウォンを投入する開発プロジェクトで、国防省傘下のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)はロボットの機動技術とシステム総合研究を、ETRI(Electronics and Telecommunications Research Institute:電子通信研究院)は遠隔操縦とセキュリティ技術を担当する。 国防部が公開した概略図によると、犬馬型ロボットは左右に4~6個のタイヤを持つタイプと、昆虫のように6本の足を持つタイプの二つに分かれる。ロボットの重さは...
  • RQ-101無人偵察機「隼」
    ■性能緒元 重量 250kg 全長 4.8m 全幅 6.4m 全高   エンジン   巡航速度 130km/h 作戦行動半径 180km ペイロード 45kg 操縦要員 2名 RQ-101「隼(ソンゴルメ)」は韓国初の国産UAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)で、ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)とKAI(Korea Aerospace Industries:韓国航空宇宙産業)が1993年から開発を進めてきた。韓国陸軍は2004年12月に同機を受領完了しており、各軍団の空中偵察中隊に配備され、軍事境界線の偵察監視任務と砲兵の観測任務を行っている。韓国国防省はこのUAVを師団・旅団級の部隊にも配備を進める計画で、2008年から本格的な実験に入る。 RQ-101は翼幅6.4m、重量250kg、ペイロ...
  • 「REMO-EYE」無人偵察機
    ■ REMO-EYE 006性能緒元 全長 1.3m 全幅 1.5m 重量 5.0kg 速度 80km/h 進出距離 約15,000m 飛行時間 約1時間 REMO-EYE(リモ・アイ)は星宇エンジニアリングと忠南大学が共同開発したUAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)シリーズ。REMO-EYE 006はアメリカ軍が使用しているFQM-151 POINTERと同クラスの小型UAVである。REMO-EYE 006は特別な発射機を必要とせず、人間の投擲で発進する。着陸は自動着陸(指定位置に戻ってきて胴体着陸)である。操縦はリモートコントローラーで直接行う事も、事前に設定した経路を全自動で飛行させる事も可能。飛行中にリアルタイムで経路や飛行モードを変更する事ができる。REMO-EYEと統制装置間の通信は敵の妨害に対するため秘匿されているが、通信が途切れた...
  • RQ-2無人偵察機「パイオニア」(韓国)
    ■RQ-2A性能緒元 重量 205kg 全長 4.27m 全幅 5.15m 全高 1.00m エンジン SF2-350(26hp)×1 最大速度 204km/h 巡航速度 120km/h 航続距離 185km(5時間) 上昇限度 4,500m RQ-2パイオニア(Pioneer)はイスラエルIAI(Israel Aircraft Industries)社製の中距離偵察用UAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)で、韓国陸軍は1990年代末に砲兵の弾着観測用として秘密裏に導入した。韓国軍がRQ-2を装備している事が明らかになったのは最近の事。何機導入されたのかは不明だ。 RQ-2は2本のビームの間にサックス&フィッテル社製の小型ピストン・エンジン1基を装備しているが、このエンジンは貧弱なので自力で離陸ができない。このためRQ-2はカタパルトで射出される...
  • 中国陸軍
    中国陸軍 戦車 98式戦車(WZ-123/ZTZ-98)  ├99式戦車(98G式戦車/WZ-123B/ZTZ-99)  └140mm滑腔砲搭載型 ※試作のみ 90-II式戦車(MBT-2000/アル・ハーリド) ※輸出用  └90-III式戦車 ※輸出用 85-II式戦車(風暴II型/WZ-1227F2) ※輸出用・試作のみ  ├85-IIM式戦車/85-IIAP式戦車(WZ-1228) ※輸出用  └85-III式戦車 ※輸出用・試作のみ 80式戦車(WZ-122/ZTZ-80)  ├88式戦車(80-I式戦車/WZ-122A/ZTZ-88)  └96式戦車(88C式戦車/WZ-122H/ZTZ-88C)   └96式戦車の派生型 122型戦車(WZ-122) ※試作のみ  └122型戦車の派生型 69式戦車(WZ-121)  └79式戦車(69-...
  • RC-800偵察機「白頭」
    ▼2008年に撮影された「白頭」電子情報偵察機 ▼「金剛」画像情報収集機 ■性能緒元 重量 7,303kg 全長 15.60m 全幅 15.66m 全高 5.36m エンジン アイドラ・シグナル TFE731-5BR-1H(2,113kg)×2 最大速度 M0.87 巡航速度 845km/h 航続距離 5,200km 上昇限度 13,100m 乗員 2~8名 RC-800「白頭」電子情報偵察機(レイセオン ホーカー800SIG)/「金剛」画像情報偵察機(レイセオン ホーカー800RA)は米レイセオン・エアクラフト社が生産したビジネスジェット機、ホーカー800XPを改修したSIGINT(SIGnal INTelligence:電波情報収集)機と画像情報偵察機。韓国空軍では「白頭」電子情報偵察機/「金剛」画像情報偵察機をそれぞれ4機ずつ導入している。 ...
  • XAV(韓国無人装甲車計画)
    ▼2006年6月に公開されたXAV ▼2005年に公開されたXAV ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)で開発されている多用途無人装甲車。車体前面にセンサー、上部に銃塔を持つ。韓国型先進歩兵システムと共に報道されたようなので、アメリカ陸軍のFFW(Future Force Warrior)に随伴するRISS(Robotic Infantry Support System)のような存在なのかもしれない。RISSは装輪式UAVで兵士用の予備バッテリー、再充電装置、偵察用監視装置、支援用のグレネードやミサイルを装備し、小型のVTOL型UAVも搭載して分隊の支援にあたる。 【2006年6月9日追記】 ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は6月9日、昌原(チャンウォ...
  • 韓国ステルス無人攻撃機計画
    ▼ADD発表のUCAV想像図 ▼実験中のUCAV模型 韓国はステルス無人攻撃機(UCAV:Uninhabited Conbat Air Vehicle)の開発を行なっている。韓国日報によれば、2005年9月にADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)がハンナラ党議員に対して提出した資料の中に、2020年完成を目標に韓国型UCAVを開発し、その基礎研究段階として2008年までにステルス素材の開発を60億ウォンを投じて行なう旨の記述があったという。このUCAVは北朝鮮が十重二重に張り巡らせた防空陣地の制圧(SEAD:Suppression of Enemy Air Defence)を主任務としているが、将来的には技術を応用する事で高高度長距離偵察型などの開発も検討される予定。またUCAVに搭載するための精密誘導兵器の開発も重...
  • 「プチェラ-1T」無人偵察機(北朝鮮)
    ▼【参考】ロシア軍の「プチェラ-1」 「プチェラ(Pchela)」はロシアのヤコブレフ設計局が開発したUAV(Unmanned Air Vehicle:無人航空機)。機首下部にカメラ付きのターレットを装備しており、敵部隊の偵察や味方砲兵の弾着観測に用いられる。航続距離は約60kmと短い。高度100~2,500mを120~180km/hの速度で飛行する。「プチェラ」の射出には大型のカタパルトが用いられる。 時期は不明だが北朝鮮は「プチェラ」をロシアから導入し、前線部隊にまとまった数を配備しているという。機体は白色に塗装されており、長胴型で航続距離が延びているといわれるが、詳細は不明。 北朝鮮陸軍 2007-11-25 15 34 30 (Sun)
  • RF-86F偵察機「セイバー」(韓国)
    F-86F-30の偵察機型。韓国空軍は1958年4月にRF-86Fを12機導入し、最終的に18機を運用した。韓国軍初のジェット偵察機で重要な役割を果たしたが、RF-5Aの導入で現役から退いた。 【関連項目】 F-86F戦闘機「セイバー」 F-86D戦闘機「セイバードッグ」 韓国空軍 2007-09-30 17 24 15 (Sun)
  • 2009年7月韓国軍ニュース
    ■2009年7月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.07.01】韓国原子力研、北朝鮮の核実験放射性物質を検出できず 韓国原子力研究院の梁明承(ヤン・ミョンスン)院長は1日、国会の非公開懇談会に出席し、北朝鮮の2回目の核実験を立証する放射性物質を検出できないのは風向きのせいだと釈明した。梁院長は、北朝鮮の核実験直後から3日間、風は中国に向けて吹いており、放射性物質を検出できなかったと説明した。アメリカも特殊偵察機を派遣し日本海(朝鮮名:東海)で2回に渡って大気分析を行なったが、放射性物質を検出できなかった。 (連合ニュース) 【2009.07.01】米韓同盟の功労者を称えるイベント開催 在韓米軍の将兵と米韓同盟強化の功労者を称えるイベント「韓米友好の夜」が米韓友好協会(会長ハン・チョルス)によって6月30日にソウルのハイアットホテルで開かれた。イベントにはウォルター・シャ...
  • RF-4C偵察機「ファントムII」(韓国)
    ■性能緒元 重量 12,823kg 全長 18.9m 全幅 11.71m 全高 5.03m エンジン GE J79-GE-15(4,944kg)×2 最大速度 2,349km/h 巡航速度 954km/h 航続距離 2,214km 上昇限度 18,104m 武装 AIM-9 Sidewinder 乗員 2名 F-4ファントムIIの偵察型。1962年3月にアメリカ空軍がRF-101の後継機としてRF-110A(後にRF-4C)採用を決めた事により開発された。アメリカ空軍がRF-4Cを505機導入したほか、アメリカ海軍も海兵隊用としてRF-4Bを46機採用したが、どちらも既に全機退役済みで、このうちアメリカ空軍のRF-4C約30機が韓国に供与され、第39戦術偵察航空団の第125偵察飛行隊に配備されている。2010年11月段階では約20機のRF-4Cが韓国空軍で運用されている[3]。...
  • 2009年5月韓国軍ニュース
    ■2009年5月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.05.04】特殊作戦用のAn-2が墜落 4日14時ごろ、忠清北道永同郡に空軍のL-2練習機(An-2輸送機)が不時着、大破した。乗っていた大尉と飛行教官2名が病院に運ばれたが、命に別状は無かった。空軍によると、動機は1時頃に基地を離陸し通常の訓練を行っていたが、突然機体が操縦不能に陥ったという。パイロットらは滑腔状態を維持しながら着陸地点を探し、黄潤インターチェンジから600m程離れた農家のブドウ畑に不時着した。民間人などに怪我人は出なかったが、ブドウ畑は大きな被害を受けた。 (連合ニュース) 【2009.05.04】ソマリア沖で北朝鮮貨物船を救助 4日、ソマリア沖で海賊からの護衛任務を行なっている海軍の「清海部隊」が、北朝鮮貨物船を追跡していた海賊と思われる舟を撃退した。「清海部隊」のチュンムゴン・イ・スンシン級駆逐...
  • 韓国ティルトローター無人機計画
    韓国の2012年の完了を目標とする「国産無人航空機開発事業」が本格的に始まっている。NEX1フューチャー社は韓国製無人航空機開発の第2段階事業に着手、無人航空機の頭脳に相当する飛行操縦コンピュータの製作に入ったと2005年7月5日に発表した。 NEX1フューチャー社が開発に参加している無人航空機はプロペラを活用した垂直離着陸型の航空機で、最高時速は500km、5時間の連続飛行が可能。機体の大きさは全長5.0m、全幅7.0mで機体重量は950kg。100kgまでの装備を付加する事ができる。自動飛行機能などの先端技術が集約された知能型無人航空機だ。山林、海洋、気象分野での遠隔探査、監視、追跡など民需分野はもちろん、国防分野にも活用される見通し。NEX1フューチャー社は航空電子分野を担当している大田研究所を中心に、飛行体の形状に合う搭載用飛行操縦コンピュータの詳細設計及び製作を担当する。...
  • KSS-III(韓国次期潜水艦計画)
    2006年1月5日の報道によれば、韓国海軍は2020年頃に3,500トン級の次期潜水艦KSS-III型を配備する計画だという。KSS-III型はチャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)の後継として開発され、ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)と共に韓国海軍潜水艦18隻態勢の片翼を担うことになる。KSS-III型はこれまで韓国海軍が整備してきた209型や214型のような近海用潜水艦と違い、遠洋での作戦行動を主任務とする。 2005年の朝鮮日報の報道ではKSS-III型は国産され(チャン・ボゴ級、ソン・ウォンイル級ともドイツ製)、ロシアやフランスからの技術支援で原子力潜水艦として建造される可能性もある、とされていた。しかしこのスクープ報道のため、秘密裏に組織されていた原子力潜水艦計画推進委員会が解散に追い込まれ、計画は頓挫したと言われている。 【2006.10...
  • 韓国空軍について
    韓国空軍(Republic of Korea Air Force) 【総論】 現在韓国空軍は300機以上の作戦機を有しており、主力となる戦闘・攻撃飛行隊22個のほか偵察飛行隊1個、輸送飛行隊4個などの航空機部隊、防空ミサイル大隊5個、防空砲兵旅団2個などの地上部隊を擁している。兵員は約60,000名。KF-16やF-15Kなど虎の子の機体は北朝鮮の攻撃を避けるため、停戦ラインのかなり後方に置かれている。ほとんどの機体はアメリカ製だが、F/A-50やKO-1など一部の機体は国産化が進められており、ロシア製の練習機やヘリコプターも導入している。主敵が北朝鮮軍なためか、どちらかといえば制空よりも対地攻撃に重点が置かれているようだ。戦闘機パイロットの年間飛行時間は135~140時間といわれ(諸説あり)、北朝鮮空軍のパイロットと比べると雲泥の差があり、その技量の差は圧倒的だろう。近年は航空自衛...
  • EO-X(韓国次期光学偵察ポッド計画)
    EO-Xは現在韓国空軍で使用しているLOROP(Long Range Oblique Photography:長距離斜め写真偵察)ポッドの後継として開発される光学偵察ポッド。1999年から計画が始まり、一時延期されていたが2005年11月に主契約事業社が決定される。EO-Xは北朝鮮内の特定地域に対する精密偵察が必要な場合に、軍事境界線上空から100km先の地上の映像を昼夜間リアルタイムで基地に送信できる。この新偵察ポッドはKF-16に装備してRF-16として運用され、RF-4を補完する事になる。国防省の関係者は「EO-Xはアメリカ軍のU-2偵察機に劣らない情報収集能力を発揮するだろう」としている。 韓国はEO-Xの主契約者としてイスラエルのElbit Systems社傘下のELOP社を選定し、5,000万ドルで発注した。韓国とELOP社の関係は非常に深い。 【参考資料】 ...
  • 韓国空中給油機計画
    ▼ソウル・エアショー2007で展示された仏エアバス社のA330MRTT ▼【参考】インド空軍のIL-78 韓国軍は空中給油機の導入事業を計画しており、現在各国給油機の調査など事前準備を行なっていると言われている。国防省からの正式な発表が無いため詳細は不明だが、導入事業は2010年頃から開始したい意向のようだ。2006年から2007年にかけてロシア製給油機(IL-78か?)の調査を行なった結果、運用上の問題が明らかになり検討を断念したという。ロシア製以外の給油機を購入するのならば、恐らく米ボーイング社製(KC-767)か仏エアバス社製(A330MRTT)のものになるだろう。予算の都合上、購入ではなくリース契約になる可能性もある。もしくは専用の給油機ではなく、既存のC-130輸送機に空中給油能力を付与して運用す事も考えられる。。 【2007.10.30追記】...
  • 北朝鮮陸軍
    朝鮮民主主義人民共和国朝鮮人民軍地上軍/北朝鮮陸軍(Korean People s Army) 戦車 T-72戦車(暴風号) T-62戦車(天馬号) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120) 62式軽戦車(WZ-131) 82式水陸両用戦車(PT-85/M1985) 63式水陸両用戦車(WZ-211) PT-72水陸両用戦車 装甲車 ▼装軌式 BMP-2歩兵戦闘車 BMP-1歩兵戦闘車 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)  └M1973装甲兵員輸送車の派生型 63式装甲兵員輸送車(WZ-531) MT-LB装甲兵員輸送車 PTS水陸両用装甲兵員輸送車 K-61水陸両用装甲兵員輸送車 ▼装輪式 M1992装輪装甲車 BDRM-2装輪装甲車 BTR-80装輪装甲車 BTR-60装輪装甲車 BTR-50装輪装甲...
  • 2009年6月韓国軍ニュース
    ■2009年6月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.06.01】北朝鮮、黄海の警備艇と沿岸砲に弾薬増強 政府筋が1日明らかにしたところによると、北朝鮮海軍西海艦隊所属の警備艇と沿岸砲部隊に、平時の2倍以上の弾薬の備蓄が指示された。実際に黄海(朝鮮名:西海)の海軍基地と沿岸砲陣地では車輌の動きが平時より活発になっている事が分かっており、こうした情報との関連性があるか情報当局が注視しているという。 (連合ニュース) 【2009.06.02】弾道ミサイルは黄海側の発射基地に移送 政府消息筋は1日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を積んだ北朝鮮の列車が平安北道鉄山郡東倉里のミサイル基地に到着し、基地内の組み立て施設に移され組み立て段階に入ったようだと伝えた。北朝鮮は弾道ミサイル3基を製作し、1基は4月5日に発射され、1基は現在東倉里のミサイル基地に運び込まれ、残る1基は山陰洞の兵...
  • KFX(韓国国産戦闘機計画)
    ▼2005年に公開されたKFXの模型 KFXは限定的なステルス性能を持ち、精密攻撃能力を有する戦闘機として、2017年の完成を目標にADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)を中心に計画が進められている。KFX計画は2000年7月の韓国軍長期戦略大綱に初めて掲載され、2001年3月には大統領が公式に開発計画を明らかにし、2002年5月に空軍政策会議で作戦運用要求性能が出された。これによって2002年6月に韓国国防省はF-15Kの契約項目に技術移転に関する条項を盛り込み、2002年12月には04~08年度の中期計画にKFXの初期研究予算を確保した。2017年までに開発を完了し、2020年には部隊配備を行いたい考え。 性能的にはF-16とF-35の間に位置する戦闘機を目指しており、16,000-20,000lbs級ターボファン・...
  • FX-II(韓国第二次戦闘機計画)
    ▼F-15K 2006年1月の報道によれば、韓国空軍は2020年までに戦闘機420機態勢を目指すという。内訳はF-16(KF-16含む)が180機、F-15K(FX-I)が40機、KFX(国内開発)が40機、F/A-50が100機、FX-IIが80機。FX-Iは機種選定ですったもんだした挙句にF-15Kに決定したが、FX-IIは未定。F-15Kを追加発注する可能性もあるという。 【2006.05.18追記】 韓国国防省は第二次FX(FX-Ⅱ)として、2009年からF-15Kを20機追加導入する計画を進めている事を明らかにした。当初は40機を追加して合計80機のF-15Kを運用する予定だったが、予算不足で20機の追加に留められた。この2007~2011年中期国防計画は盧武鉉大統領によって最終決定される。 【2007.01.17追記】 韓国防衛事業庁は第二次F...
  • FX-III(韓国第三次戦闘機計画)
    ▼【参考】2007ソウル・エアショーで展示されたF-35のモックアップ 韓国空軍は2007年現在行なわれているFX-II(第二次戦闘機導入計画)の次の戦闘機整備事業として、FX-III(第三次戦闘機導入計画)を2011年から開始する予定。この計画はステルス性能を有する、いわゆる第5世代戦闘機を約60機(120機という情報もある)導入するもので、国産のKFXか米ロッキード・マーチン社のF-35が検討対象機種になっているといわれている(F-22は高価過ぎるため候補に入っていない)。ロッキード・マーチン社は2010年までに発注があれば、2014年からの納入が可能になると説明している。FX-IIIの就役は2014~2019年までに行われ、既存のF-4及びF-5を代替する。 【参考資料】 Kojii.net DefenseNews 韓国空軍 2007-10-...
  • F-4D/E戦闘機「ファントムII」(韓国)
    ▼F-4D ■F-4E性能緒元 重量 13,800kg 全長 19.2m 全幅 11.71m 全高 4.98m エンジン J79-GE-17(5,380kg)×2 最大速度 M2.3 巡航速度   戦闘行動半径 870km 上昇限度 17,700m 武装 M61A1 20mmバルカン砲×1   AIM-7セミアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル「スパロー」   AIM-9赤外線誘導空対空ミサイル「サイドワインダー」   AGM-142空対地ミサイル「ポパイ」   各種爆弾7,260kg 乗員 2名 F-4「ファントムII」は1950年代にアメリカ海軍がマクドネル社(マクドネル・ダグラス社、現ボーイング社)に開発させた艦隊防空・攻撃戦闘機である。当時の艦上戦闘機としては異例の大型双発機だったが、大パワーに支えられた高性能と多用途性が認められ、アメリカ空・海軍をはじ...
  • MiG-21戦闘機(フィッシュベッド/殲撃7/J-7/F-7)(北朝鮮)
    ■MiG-21PF性能緒元 重量 5,150kg 全長 14.10m 全幅 7.15m 全高 4.71m エンジン ツマンスキーR-11 6,120kg 1基 最大速度 マッハ2.1 航続距離 1,600km 上昇限度 19,000m 武装 Gsh-23L 23mm連装機関砲   R-3赤外線誘導空対空ミサイル(AA-2 Atoll)   各種爆弾等最大2,000kg 乗員 1名 MiG-21(NATOコード:Fishbed/フィッシュべッド)は旧ソ連(ロシア)で開発された近距離迎撃戦闘機である。ミコヤン・グレビッチ設計局で1954年から開発が始まり、後退角付きの主翼を持つYe-2とデルタ翼のYe-4が試作され、これを元にさらにYe-6が開発されてMig-21の原型となった。Ye-6は1957年に初飛行に成功、1958年からMiG-21として生産が承認された。MiG-21は世界...
  • T-59練習機(ホークMk67)
    ■性能緒元 重量 5,500kg 全長 11.86m 全幅 9.39m 全高 3.98m エンジン ロールス・ロイス/チュルボメカ・アドーア Mk681(25.4kN)×1 最大速度 989km/h 巡航速度 796km/h 航続距離 2,890km 上昇限度 15,250m 武装 機関砲ポッド   AIM-9Lサイドワインダー赤外線誘導空対空ミサイル   各種爆弾等3,000kg 乗員 2名 ホーカー・シドレー社がイギリス空軍用に開発した傑作練習/軽攻撃機。イギリスだけでなくケニアやジンバブエ、バーレーンなど世界中の国々で採用され、各型合わせて700機以上が生産されている。韓国では1990年に発展型のホークMk.67を20機購入する契約に調印、1992年から93年にかけて引き渡しを受けた[3]。 イギリス空軍は1964年にナット練習機の後継機計画AST362を、197...
  • 韓国先進歩兵システム計画
    ▼2007年に公開された韓国型先進歩兵システム ▼2005年秋にテレビで公開された韓国型先進歩兵システム。XAV(自律行動型無人装甲車)とともに公開された。 現在、韓国で開発中の先進歩兵システム。2005年にテレビで公開されたのは、従来の歩兵用個人装備にカメラと通信機器、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を単純に取り付けたような、全く洗練されていないものだった。しかし2007年5月の韓国国防情報保護会議の席上で公開された先進歩兵システムは、韓国紙が「まるでロボコップ!?」という題で報道するほどSF的な印象を受ける外観に変わっていた。この時の発表によればこの歩兵システムは、2020年頃から韓国軍に配備される予定だという。 この先進歩兵システムは、各種情報を眼前に映しだすヘッドマウント・ディスプレイや小型カメラを装備したフルフェイス型ヘルメット、GPSアン...
  • 韓国原子力潜水艦計画
    韓国海軍は日本や中国など周辺国の安全保障上の脅威に対処するため、4,000トン級の原子力推進潜水艦(SSX)数隻を2012年以降に実戦配備する方案を、秘密裏に且つ積極的に推進している事が判明した。政府高官によると2004年1月25日「国防省と海軍が2003年5月から原子力潜水艦の独自建造を積極的に検討している」とし、「これは半島統一以降の周辺国の安保脅威の中、独自的な生存権を確保するための自主国防努力の一環だ」と説明した。 当初、韓国海軍は「ドイツ製214型潜水艦(KSS-II)」→「国産3,500トン型通常動力潜水艦(KSS-III)」→「国産4,000トン型原子力潜水艦(SSX)」と段階的に整備していく計画で、KSS-IIIには国産巡航ミサイルを搭載して戦略兵器として運用する予定だったが、このKSS-IIIを建造する過程を省き、すぐにでも原子力潜水艦を建造する方が効果的な戦略兵...
  • 韓国次期装輪装甲車計画
    韓国の防衛事業推進委員会は2007年9月5日、装輪装甲車事業の基本推進計画を決定した。この新型装輪装甲車は6輪で10名の兵員を搭乗させる事ができ、水上浮航能力を持つ。武装は車内からリモートコントロール可能な機関銃を装備する。計画では2011年までに試作車を開発する事になっている。現在斗山インフラコア社、三星テックウィン社、現代重工社の3社がそれぞれ試作車を開発しており、この事業の受注競争はこの3社で行なわれるだろう。既に3社とも試作車を完成させており、国防委員会は2008年度国防予算審議会において、すぐにでも業者の選定を行なって量産体制に入ることが可能という結論を出した。 韓国国防省は今後増加するであろう海外展開(平和維持活動など)や、旧式化したKM900装甲車の後継として国内飛行場や重要目標の警備などに装輪装甲車は必須と考えている。また次期装軌式装甲車として開発が行われているNI...
  • KCVX(韓国航空母艦計画)
    ▼韓国のミリタリー雑誌が掲載した小型空母の妄想図。ドクト級揚陸艦をベースにしていると思われる。 韓国海軍は航空母艦取得に関してKCVXと呼ばれる整備計画を推進しており、2010年以降に整備して2015年以降に就役する予定と伝えられている。しかし韓国国防中期計画2020にKCVXは折り込まれておらず、また研究予算なども計上されていない。 KCVX計画は1990年代初め、韓国海軍は試験的に大宇造船海洋と現代重工へ空母設計を発注した事に端を発する。1996年、韓国の竹島接岸施設建設発表で日韓の関係が冷え込む中、当時の金泳三大統領は15機前後の固定翼機を運用する事ができる12,000tクラスの多目的空母を導入するため、大統領直属の秘密諮問機関が設置された。1996年10月のソウル・エアショーで現代重工は2012年就役を目標に計画中の韓国空母構想を発表、全長197m、全幅24m...
  • 韓国南極観測船計画
    ▼2007釜山国際海洋祭で展示された国産南極観測船の模型 「アリオン号」は韓国第二南極観測基地支援用に計画された韓国国産砕氷船。韓進重工業に発注され、現在釜山の影島造船所で建造中。2009年9月に浸水予定。「アリオン号」の全長は110m、全幅19m、排水量は6,950トンで、日本の新南極観測船「しらせ」のほぼ半分。船首は高張力鋼で作られ、鋭角な吃水線下船首で氷の上の乗り上げ、押し分けるようにして砕氷する。効率よく砕氷できるよう、船体を左右に傾斜させるヒーリングタンクも装備する予定。厚さ1mまでの氷海なら時速3~4ノットの速度で連続砕氷航行する事ができる。6,800馬力のエンジンを2基搭載しており、スクシューは360度自在に回転するポッド式。2基の補助推進器も装備される。乗員は85名。中型ヘリコプター1機の搭載が可能。建造予算は約1,000億ウォンで、2008年完成、2009年...
  • AHX(韓国次期攻撃ヘリコプター計画)
    ▼ロシアでKa-52に試乗する韓国調査団 韓国軍が現在運用しているAH-1攻撃ヘリコプター「コブラ」の後継を選定するための、次期攻撃ヘリコプター整備計画。当初はKMH計画として汎用ヘリコプターと攻撃ヘリコプターを同時に国産開発する予定だったが、KMH計画は予算面で中止となり汎用ヘリコプターのみを開発するKHP計画に変更されたため、韓国軍は攻撃ヘリコプターは国産を諦めて海外の既存品を購入するか、または改めて国産攻撃ヘリ開発計画を立てるか検討する必要に迫られている。攻撃ヘリ国産事業を望む声は大きいが、KHP計画にかかる予算も莫大であり国産反対の意見も多い。韓国はアメリカから戦時統制権が委譲される前に、旧式攻撃ヘリ代替の道筋を付けておきたいと考えており、2008年中に国産にするか輸入にするかの判断を下すという。 韓国軍が最も興味を示しているのが米ボーイング社のAH-64D攻...
  • 韓国掃海ヘリコプター計画
    ▼NHインダストリー社のNH-90 韓国海軍は掃海ヘリコプターを8機導入する計画を進めているという。この導入計画は2008年度から正式に進められる予定。候補に挙がると予想されている機体は、米シコルスキー社のCH-53K、同MH-60Sナイトホーク、欧EHインダストリー社のMCH-101マーリン、欧NHインダストリー社のNH-90。 CH-53Kはアメリカ海兵隊が使用しているCH-53Eスーパースタリオンの後継機として開発中の重輸送ヘリコプターで、2015年に初期作戦能力を獲得する予定。旧型のH-53Eから派生したMH-53Eシードラゴンという掃海ヘリコプターが1980年代に開発されたが、今のところCH-53Kの掃海仕様は計画されていない。MH-60Sはアメリカ海軍で使用していたHH-60H、HH-1Nなどを代替する新型多用途ヘリコプター。対機雷戦を主任務としているが、...
  • 韓国次期自走ロケット砲計画
    韓国防衛事業庁の関係者は、2008年12月17日に行なわれた第33回防衛事業推進委員会において、次期MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)の開発が議決されたと語った。次期MLRSの開発は民間企業主体で行なわれ、ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は基本設計のサポートのみを担当する。開発予算は1,547億ウォンで、2013年までに研究・開発を完了する予定。この次期MLRSの射程は60kmで、恐らく現在各師団のロケット砲大隊に配備されているKM136「九龍」自走ロケット砲の後継になるものと思われる。 【2009.04.23追記】 韓国政府は22日、防衛事業推進委員会で時期自走ロケット砲の開発計画を決定した。この計画によると2009年から本格的に開発が始まり、2013年に完了する...
  • 韓国ミサイル防衛計画(KAMD)
    韓国軍は巨額の開発コストと中国・ロシアに対する配慮から、日米が進めているミサイル防衛計画への参加を見送っている。そのため韓国は北朝鮮のミサイル攻撃に対処する独自のミサイル防衛計画(KAMD)を推進中だ。韓国はKMSAMと呼ばれるロシアのS-300(NATOコード:SA-10 グランブル/Grumble)対空ミサイルを基にした中距離SAMを開発中で、S-300に限定的な弾道ミサイルの迎撃能力があるため、KMSAMも同程度の迎撃能力を持つ。また長距離SAMとしてパトリオットPAC-2を2008年に導入する予定で、PAC-2はPAC-3ほどでは無いにしろある程度の弾道ミサイル迎撃能力を持っている。韓国軍は2015年頃にPAC-3を導入したいとしているが、まだ正式な契約は結ばれていない。弾道ミサイルを探知する地上レーダーは2012年頃に導入される予定で、これとセジョン・デワン級イージス艦のSPY-...
  • 韓国非核電磁波爆弾計画
    韓国ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は1999~2007年にかけて行っている研究の中で、非核電磁波(EMP/Electro-Magnetic Pulse)爆弾の研究を進めている。2011~2015年の間に実用化する計画。航空機搭載用の爆弾として開発しており、2008~2010年にテストを行う予定。将来的には航空機以外のプラットフォームにも搭載可能になるとしている。EMP爆弾は高出力マイクロウェーブの発生装置に加えて発射用機材やアンテナで構成されており、強力な電磁パルスでコンピュータや通信機、レーダーなどのマイクロプロセッサを破壊する。アメリカやロシアでは1980年代から核兵器によるEMPの影響に関する研究がスタートしており、そこから派生する形で兵器化が始まった。 ※ブラックアウト爆弾と混同して報道された可能性がある。 【...
  • 韓国短距離艦対空ミサイル計画
    ▼【参考】ファランクスCIWSの架台に取り付けられた「シーRAM」(射程約10km) 韓国は2007年末に行なわれた防衛事業推進委員会において、艦載型の短距離対空ミサイルを開発する事を決定した。ただし完全新規の国内開発ではなく、既にある海外のミサイルをライセンス生産する計画のようだ。まだ具体的にどのミサイルになるかは不明だが、一説にはRAMのライセンス生産になるという(現在韓国はRAMのミサイル本体をアメリカから輸入している)。ただ一部の報道では射程は20~30kmとされており、これは「RAM」の射程よりも長い。報道が事実ならユーロサム社製の「アスター」や米レイセオン社製の「ESSM」(Evolved Sea Sparrow Missile)のような中射程SAMも検討対象になる可能性もある。この事業で導入されるSAMが、どの艦艇に搭載する事を想定したものなのかは不明。 ...
  • 韓国120mm自走迫撃砲計画
    ▼ROTEM社が発表した装輪型120mm自走迫撃砲 ▼三星テックゥイン社が発表した装輪型120mm自走迫撃砲 ▼仏タレス社の2R2M 120mm迫撃砲 ▼韓国WIA社の120mm迫撃砲 韓国軍消息筋は2007年3月15日、自走式の120mm迫撃砲を独自開発する計画について明らかにした。2007年3月現在、韓国軍は60mm、81mm、107mmの各迫撃砲を運用しており、それぞれ装軌式若しくは装輪式の車輌に積載して自走化している。しかし世界主要各国が装備する連隊級部隊支援用の重迫撃砲は120mmクラスに移行しているため、韓国軍としても同クラスの迫撃砲を整備し且つ自走化する事で、歩兵に対する直協火力の充実を図るとして120mm自走迫撃砲の開発が計画された。連合ニュースの記事では155mm自走砲(恐らくK55)の砲塔に120mm迫撃砲を搭載す...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ▼現代重工業が初期に検討していたFFX-2000案。ウルサン級フリゲイトをタイプシップとして、艦対空ミサイルやヘリコプター搭載能力を付与した拡大改良型[9]。 CGは[9]に掲載。 ▼『国防日報』において韓国海軍が公表したFFXのCG。初期の概念案の1つ。 ▼FFXの情報ネットワーク概念を表わすCG図。 ▼ソウル・エアショー2007で三星タレス社が公開したFFXのCG ▼(上)韓国国防部公式サイトに掲載されたFFX概念図(第一次基本設計案に相当) (下)軍事情報サイト「e MILITARY NEWS」が作成したFFX概念図(第二次基本設計案に準拠)[9] ▼2009年10月21~24日にかけて釜山で開催された「BEXCO KORMARINE-2009」で展示されたFFX最終設計案に基づく模型[13][14]...
  • 韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)
    ▼ソウル・エアショー2007で公開された8輪型 ▼ディフェンス・アジア2006で公開された6輪型 ■6輪型性能緒元 重量 16.0t 全長   全幅   全高   エンジン ディーゼル 400hp 最高速度 100km/h 航続距離 800km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲   乗員 2(車長、操縦手)+10名 斗山インフラコア社が韓国陸軍の次期装輪装甲車計画に提案している車輌。愛称は「ブラックフォックス」。6輪型と8輪型が開発されており、対空ミサイルを搭載した自走近SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)型や40mm機関砲を装備したIFV(Infantry Fighting Vehicle:歩兵戦闘車)型も計画されている。他社の車輌と比べて最も国産化率が高いと言われているが、実際どの程度の国産化率なのかは不明(お...
  • KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」
    KARI(Korea Aerospace Research Institute:韓国航空宇宙研究院)とKAI(Korea Aerospace Industries:韓国航空宇宙産業)で開発された多目的偵察衛星。国産化率は約80%で、ロシアの技術が多く使われている。国土開発のための地理情報や資源観測などに使用されるが、軍事的にも利用可能だ。 アリラン2号は上空685kmから地上の動く車輌を識別可能な解像度1m級のカメラを搭載している。観測幅は15km、白黒1ch、カラー4chで、このカメラはイスラエルのELOP社と共同で開発されたといわれる。韓国衛星開発専門企業Satrec Initiative社の地上局を設置する事で、収集した情報をリアルタイムで受信、処理する事が可能。このアリラン2号用の地上局は、他国のものより70~95%も安いという。SI社の朴社長は「1999年から海外の4企業...
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