M1989 170mm自走加農砲「コクサン」

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  • M1978 170mm自走加農砲「コクサン」
    ... M1978は後継のM1989「コクサン」170mm自走カノン砲とともに合計6個大隊(530門)が配備されている。M1978/M1989の射程は、38度線の軍事境界線以北から直接ソウルを攻撃可能な能力を有しており、韓国軍にとっては無視できない存在となっている。 M1978は1980年代にイランに20両が輸出されており、一部がイラク軍に捕獲されイラク戦争後にアメリカ軍により発見されている。イラン軍ではその最大60kmに達するとされる長射程を生かして、クウェ―ト北東部の油田に対する散発的な砲撃に使用されたとの事。 ▼砲撃訓練を実施するM1978。射撃時には砲架が車体後部に移動しているのが確認できる 【参考資料】 [1]Jane s Land-Based Air Defence 2006-2007(Jane s Information Group) ...
  • M1989 170mm自走加農砲「コクサン」
    ...弾:60km M1989 170mm自走砲は、M1979「コクサン」の後継として開発された大口径の自走砲である。M1989はアメリカ軍のコードネームで、北朝鮮では「主体砲」と呼ばれているとされる。 M1989はM1979と同じ170mmカノン砲を、AT-Sトラクターをベースに北朝鮮が開発した新型シャーシに搭載している。シャーシの形状が異なる数種類のタイプがあると見られるが、詳細は不明。T-54/55(もしくはT-62)戦車の車体にそのまま170mm砲を搭載したM1979に対して、専用のシャーシを開発した事で砲弾搭載スペースを確保でき、車体の重量バランスや砲の操作性も改善されているものと思われる。車体前方は乗員区画で、エンジンは車体中央に搭載されている。M1979は予備砲弾の搭載は不可能だったが、M1989では170mm砲弾12発を収納するスペースを確保している。170m...
  • 北朝鮮陸軍
    ...車 自走砲 M1989 170mm自走加農砲「コクサン」 M1978 170mm自走加農砲「コクサン」 M1985 152mm自走加農砲 M1992 130mm自走加農砲 M1975 130mm自走加農砲 M1991 122mm自走加農砲 M1981 122mm自走加農砲 M1974 152mm自走榴弾砲 M1977 122mm自走榴弾砲 M1992 120mm自走迫撃砲 野砲・迫撃砲 M-46 130mm加農砲(59式) D-74 122mm加農砲(60式) A-19 122mm加農砲 M-30 122mm加農砲(54式/M1938) D-20 152mm榴弾砲(66式) D-1 152mm榴弾砲(M1943) M1938 152mm榴弾砲 M1937 152mm榴弾砲 ML-20 152mm榴弾砲(M1937) ...
  • その1
    ...62戦車(天馬号) M1989 170mm自走加農砲「コクサン」 北朝鮮陸軍 UH-1H汎用ヘリコプター「イロコイ」(韓国) ミレナE型エアクッション揚陸艇(韓国) MiG-21戦闘機(フィッシュベッド/殲撃7/J-7/F-7)(北朝鮮) K1A1戦車 漢江1号型 KCVX(韓国航空母艦計画) HH-32救難ヘリコプター(Ka-32/ヘリックスC)(韓国) 試験艦(韓国) チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II) その他のアサルトライフル/カービン(韓国) A-37B戦場統制機「ドラゴンフライ」(韓国) M1973装甲兵員輸送車の派生型 K200装甲兵員輸送車(KIFV) 艦載機関砲/CIWS(韓国) MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮) ソルゲ型エアクッション揚陸艇(LSF-II) F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16)
  • M1991 122mm自走加農砲
    旧ソ連製のD-74(若しくは中国製の60式)122mm加農砲を北朝鮮が独自に自走砲化した車輌[1]。北朝鮮軍の制式名称は不明。1991年に存在が確認されたため、米軍が「M1991」というコード名を付与している。 D-74を車載化した自走砲としては既にM1981 122mm自走加農砲が存在するが、M1991は北朝鮮が開発した自走砲としては例外的に完全密閉砲塔を有する車輌として開発された。 M1991の車体は北朝鮮が開発した共通装甲シャーシ「トクチョン(Tok-Ch on)」を利用している。トクチョンは、ソ連が1950年代に開発したATS-59砲兵トラクターを元にして北朝鮮が開発した車両であり、同国で実用化された各種自走砲のシャーシとして使用されている[2]。1つのシャーシから各種派生型を開発することは、開発期間の短縮、共通シャーシの量産で生産単価を下げる、乗員や整備員にとって...
  • M1981 122mm自走加農砲
    旧ソ連製のD-74(若しくは中国製の60式)122mm加農砲を北朝鮮が独自に自走砲化した車輌。北朝鮮軍の制式名称は不明。1981年に存在が確認されたため、米軍が「M1981」というコード名を付与している。 M1985の車体は北朝鮮が開発した共通装甲シャーシ「トクチョン(Tok-Ch on)」を利用している。トクチョンは、ソ連が1950年代に開発したATS-59砲兵トラクターを元にして北朝鮮が開発した車両であり、同国で実用化された各種自走砲のシャーシとして使用されている[1]。1つのシャーシから各種派生型を開発することは、開発期間を短縮し、共通シャーシの量産で生産単価を下げることが可能となり、乗員や整備員にとっても共通のシャーシを使用することで訓練や整備面で有利になる、など各種のメリットがある。 122mm加農砲の榴弾による最大射程距離は24kmで、緊急時には離脱装弾筒付徹甲...
  • 韓国陸軍
    大韓民国陸軍/韓国陸軍(Republic of Korea Army) 戦車 K2戦車「黒豹」(XK2) K1戦車(88戦車/ROKIT)  ├K1A1戦車  └K1戦車の派生型 T-80U戦車 M48戦車 M47戦車 装甲車 ▼装軌式 K21歩兵戦闘車(NIFV/韓国次期歩兵戦闘車) BMP-3歩兵戦闘車 K200装甲兵員輸送車(KIFV)  └K200装甲兵員輸送車の派生型 M113装甲兵員輸送車 ▼装輪式 韓国次期装輪装甲車計画  ├韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)  ├韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)  └韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170) KM900装輪装甲車(6614型) 自走砲 M107 175mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走...
  • 中国陸軍
    中国陸軍 戦車 98式戦車(WZ-123/ZTZ-98)  ├99式戦車(98G式戦車/WZ-123B/ZTZ-99)  └140mm滑腔砲搭載型 ※試作のみ 90-II式戦車(MBT-2000/アル・ハーリド) ※輸出用  └90-III式戦車 ※輸出用 85-II式戦車(風暴II型/WZ-1227F2) ※輸出用・試作のみ  ├85-IIM式戦車/85-IIAP式戦車(WZ-1228) ※輸出用  └85-III式戦車 ※輸出用・試作のみ 80式戦車(WZ-122/ZTZ-80)  ├88式戦車(80-I式戦車/WZ-122A/ZTZ-88)  └96式戦車(88C式戦車/WZ-122H/ZTZ-88C)   └96式戦車の派生型 122型戦車(WZ-122) ※試作のみ  └122型戦車の派生型 69式戦車(WZ-121)  └79式戦車(69-...
  • M1991 240mm自走ロケット砲
    北朝鮮製の22連装240mm自走ロケット砲。1991年に確認されたため、M1991と呼ばれている。射程距離は60km以上でソウル周辺の攻撃が可能。北朝鮮は多連装ロケット砲を重視しており、現在までに何らかの改良が施されている可能性もある。M1991 240mm自走ロケット砲の多くが、DMZに近い砲兵軍団の多連装ロケット大隊に配備されているというが、配備数などの詳細は不明。 【参考資料】 Grobal Security Jane s Infomation Group 北朝鮮軍の全貌(光人社) 最新朝鮮半島軍事情報(講談社) 北朝鮮陸軍 2009-05-31 01 13 49 (Sun)
  • M1985 37mm自走機関砲
    ■性能緒元 重量 19トン 全長 6.5m 全幅 2.78m 全高 3m エンジン ディーゼル 300hp 最高速度 航続距離 武装 37mm機関砲×2 発射速度 150~180発/分(1門あたり) 俯仰角 -5~85度 装甲 防弾鋼板 乗員 7名 M1985 37mm自走機関砲は、37mm連装機関砲をオープントップ砲塔に搭載した北朝鮮国産の自走対空砲である。M1985は、西側の呼称であり、北朝鮮での制式名称は不明。なお、Jane s Land-Based Air Defence 2006-2007では本車の名称を「M1992-37mm (twin) self-propelled anti-aircraft gun system」としている。 M1985の主なスペックは以下の通り。重量19トン、全長6.5m、全幅2.78m、全高3m。300hpのディーゼルエ...
  • M1992 30mm自走機関砲
    ■性能緒元 重量 19トン 全長 7m 全幅 2.78m 全高 4.35m エンジン ディーゼル 300hp 最高速度 航続距離 武装 30mm機関砲×2 砲口初速 800m/s 俯仰角 -5~85度 装甲 防弾鋼板 レーダー 目標捜索/追尾用レーダー×1 乗員 4名 西側コードネームM1992 30mm自走機関砲は、ソ連のZSU-23-4「シルカ」対空機関砲をベースに開発された北朝鮮国産の自走対空砲であり、北朝鮮製対空自走砲の中で唯一全天候性能を有する車両でもある。北朝鮮軍での制式名称は不明であり、M1992はアメリカ軍が付けた仮称。M1992の機関砲に関しては、Jane s Land-Based Air Defence 2006-2007では23mm機関砲としているが、本稿ではNorth Korea Country HandbookやGlobal Securit...
  • K200装甲兵員輸送車の派生型
    K277コマンドポスト K216 NBC装甲偵察車 KM-43A1NBC警報システム、AN/VDR-2計測器、VWOS車載気候観測機等のNBC機器を装備する。 K288装甲回収車 K242 107mm自走迫撃砲 K281 81mm自走迫撃砲 K263 20mm自走バルカン砲「天弓」 K255弾薬運搬車 KAFV25M 25mm機関砲を搭載した砲塔を持つ。試作のみ。 KAFV30A 1980年代に大宇重工業(現在の斗山インフラコア)が開発した試作車輌。M230「ブッシュマスター」30mm機関砲と7.62mm機関銃を装備した1人用砲塔を装備する。M230はアメリカのAH-64「アパッチ」攻撃ヘリコプター等が装備する機関砲で、毎分600発以上の発射速度を誇る。砲塔はスタビライザーによって安定化...
  • M1973装甲兵員輸送車(VTT-323)
    ■性能緒元 重量 12.7トン 全長 6.2m 全幅 3.06m 全高 2.50m エンジン ディーゼル(320hp) 最高速度   浮航速度   航続距離   武装 14.5mm重機関銃×2、もしくは14.5mm×1と7.62mm×1   9K32「ストレラ2」対空ミサイル(SA-7 Grail)もしくは9K310「イグラ1」(SA-16 Gimlet)×4 装甲 圧延溶接装甲 乗員 3名(車長、操縦手、砲手)+歩兵5~10名 VTT-323は北朝鮮国産の装軌式兵員輸送車。1973年にその存在が確認されたため、米国防総省はM1973の認識名を付与している。 中国の63式装甲兵員輸送車(YW-531)の車体を延長した拡大改良型だが、同じような改良が施された中国製の85式装甲兵員輸送車(YW-531H)とは全くの別物である[1]。 車体は圧延装甲板を溶接して製造さ...
  • M1973装甲兵員輸送車の派生型
    M1977 122mm自走榴弾砲 9M14「マリュートカ」対戦車ミサイル搭載型 107mm18連装ロケット弾発射機装備型 14.5mm4連装自走高射機関銃型 85mm自走砲 100mm自走砲 KN-01自走地対艦ミサイル発射機 M1992 120mm自走迫撃砲 【参考資料】 [1]Global Security [2]Christopher F. Foss編『Jane’s Armour and Artillery 2006-2007』(Janes Information Group/2006年)350ページ [3]FAS「Type 85 Armored Personnel Carrier、YW 307、YW 531H (M-1967)、VTT-323 (M-1973)」 [4]네이버 블로그 포스트 ...
  • K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)
    ■性能緒元 重量 24.95t 全長 9.129m 全幅 3.15m 全高 3.279m エンジン 8V-71T 液冷ディーゼル 405hp 最高速度 56.33km/h 航続距離 354km 武装 M185 33口径155mm榴弾砲×1(36発)   12.7mm重機関銃×1(500発) 射程 24km 装甲 31.75mm(最大) 乗員 6名 M109自走榴弾砲は1952年1月のワシントンの会議において提案された156mm自走榴弾砲がルーツで、1953年5月にT198として開発される事が決定し、1954年3月にはモックアップが完成した。しかし並行して開発されていたT195と車体、砲塔を共通化してコストを削減し、既存の砲との弾薬共用の見地から155mm砲を搭載する事になった。これにより開発は仕切り直され、試作車はT195と同じデトロイト戦車工廠の手で製作され1959年2月に完...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ...程が40kmを越えるM1989 170mm自走加農砲「コクサン」や60kmの射程を有するM1991 240mm自走ロケット砲を沿岸砲戦力として投入しており、これらの長距離砲・ロケットに対しては127mm通常砲弾では射程外からの攻撃は困難。韓国海軍では北朝鮮の沿岸砲を遠距離から無効化するためアメリカが開発中だった127mm砲用の射程117kmに達する長射程誘導砲弾ERGMの採用を希望していたが、ERGMが2008年3月に開発が中止された事によりその目論見は頓挫する事になってしまった[2]。 近接防御装備はRAM(Rolling Airframe Missile)Block1 と、 ファランクスBlock1B型20mmCIWSが搭載される[2][3]。RAM発射機は艦橋上部に、ファランクスCIWSはヘリコプター格納庫上部に搭載される。ヘリコプター格納庫上部に搭載されるFFXのCI...
  • 迫撃砲(韓国)
    KM187 81mm迫撃砲 M29 81mm迫撃砲 KM181 60mm迫撃砲 M2 60mm迫撃砲 【関連項目】 K532 107mm自走迫撃砲(Bv206) K242 81mm自走迫撃砲? 韓国陸軍 2007-10-08 16 35 26 (Mon)
  • 韓国海軍
    大韓民国海軍/韓国海軍(Republic of Korea Navy)及び海兵隊(Republic of Korea Marine) 航空母艦 KCVX(韓国航空母艦計画) 駆逐艦 セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III) チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II) クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I) チュンブク級駆逐艦(ギアリング級) テグ級駆逐艦(アレン・M・サムナー級) チュンム級駆逐艦(フレッチャー級) (キャノン級護衛駆逐艦) チュンナム級護衛駆逐艦(ラッデロウ級) フリゲイト・コルベット FFX(韓国次期フリゲイト計画) ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)【輸出】 ウルサン級フリゲイト トマン級フリゲイト(タコマ級) HDP1200型コルベット 【輸出】 ポーハン級コルベ...
  • K200装甲兵員輸送車(KIFV)
    ▼K200A1 ■K200A1性能緒元 重量 13.2t 全長 5.486m 全幅 2.846m 全高 2.518m エンジン MAN D2848MT 液冷ターボチャージド・ディーゼル 350hp 最高速度 74km/h(浮航時7km/h) 航続距離 480km 武装 12.7mm重機関銃×1   7.62mm機関銃×1 装甲   乗員 3+9名 ■K200性能緒元 重量 12.9t 全長 5.486m 全幅 2.846m 全高 2.518m エンジン MAN D2848M 液冷ディーゼル 280hp 最高速度 74km/h(浮航時7km/h) 航続距離 480km 武装 12.7mm重機関銃×1   7.62mm機関銃×1 装甲   乗員 3+9名 KIFV(K200)はKorean Infantry Fighting Vehicle(韓国型歩兵戦闘...
  • K242 107mm自走迫撃砲
    ■性能緒元 重量 13.2t 全長 5.48m 全幅 2.86m 全高 2.19m エンジン MAN D2848MT 液冷ターボチャージド・ディーゼル 350hp 最高速度 74km/h 航続距離 480km 武装 107mm迫撃砲×1   12.7mm重機関銃×1 装甲   乗員 5名 K200装甲兵員輸送車(KIFV)に107mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲。M30 107mm迫撃砲をキャビンに設けたターンテーブルに装備しており、360度の射界を得ている。車体側面には砲架と底板を搭載しているので、迫撃砲を車体から降ろして射撃する事も出来る。機械化された歩兵連隊の重火器中隊に配備されている。価格は1輌当たり2億6,000万ウォンといわれている。 ▼K242の車体側面には迫撃砲を降ろして射撃できるように砲架と底板が装備されている ▼K242のキャビン内部。迫撃...
  • K77装甲砲兵指揮車
    K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)の車体をベースに開発された装甲砲兵指揮車輌(FDCV:Fire Direction Center Vehicle)。 【関連項目】 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) 韓国陸軍 2007-07-15 18 56 48 (Sun)
  • K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」
    ■性能緒元 重量 46.3t 全長 12.0m 全幅 3.4m 全高 3.5m エンジン MTU 881Ka-500 ディーゼル 1,000hp 最高速度 67km/h 航続距離 360km 渡渉深度 1.5m 武装 52口径155mm榴弾砲×1(48発)   12.7mm重機関銃×1 装甲 弾片防御 特殊装備 自動弾種選択・装填/自動射撃管制 乗員 5名(車長、操縦手、砲手、装填手×2) 北朝鮮陸軍は恐るべき数の火砲(10,000門以上)をDMZ沿いに配置しており、韓国の首都ソウルは常にその脅威に晒されてきた。これに対し韓国軍と在韓米軍はM109自走砲などを装備してきたが、北朝鮮の170~240mmクラスの大口径自走砲には射程、威力ともに劣った。この状況を打破するために配備が始まったのが、MLRSと国産のK9自走砲である。K9は長大な射程と高い射撃速度、良好な機動性を持って戦...
  • K30 30mm自走機関砲「飛虎」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長 6.97m 全幅 3.17m 全高 4.43m エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 520hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 エリコン 90口径30mm機関砲×2(500発) 装甲   捜索レーダー NEX1 MPS-1(X-band) 目標追跡システム レイセオン EOTS 乗員 3名(車長、操縦手、砲手) K30「飛虎(ビホ)」は韓国国産の自走対空機関砲。機械化部隊に追随できる機動性を有し、低高度で侵入してくる敵航空機やヘリコプターを撃破する近接防空兵器として大宇重工で開発された。開発計画は1983年からスタートし、途中予算や技術的問題に悩まされて開発は難航したが、試作テストでは満足すべき結果を得られ無事完成した。投じられた開発費用は数10億ウォンといわれる。K30の生産は2001年9月から開始され、韓...
  • K1ARV装甲回収車
    ■性能緒元 重量 52.0t 全長 8.96m 全幅 3.60m 全高 2.65m エンジン MTU MB871Ka-501 液冷ターボチャージド・ディーゼル 1,200hp 最高速度 65km/h 航続距離 600km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲   特殊装備 25tクレーン   35tウィンチ 乗員 4名 K1戦車の車体を基に開発された装甲回収車輌。野外で損傷した車輌を修理・牽引する支援車輌である。開発は1989年から1993年にかけて行われ、独Mak社から技術援助を受けた。車体右側にペイロード25トンの大型クレーンを装備しており、K1戦車やM48戦車、K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)のエンジン及びトランスミッションを吊り上げて交換作業を行う事ができる。メイン・ウィンチは35トンまで牽引できる二重キャプスタン型で、被牽引車輌から150mまで操作可能。車...
  • M110 203mm自走榴弾砲(韓国)
    ■性能緒元 重量 26.53t 全長 7.478m 全幅 3.15m 全高 2.93m エンジン 8V-71T 液冷スーパーチャージド・ディーゼル 405hp 最高速度 54.7km/h 航続距離 724km 武装 25口径203mm榴弾砲M2A2×1(2発) 乗員 5名 M110は175mm砲を装備するM107と並行して開発が進められた自走榴弾砲で、車体を共通化したのに加え、機関系はM108/M109のものを流用し、サスペンションはM113装甲兵員輸送車のものを用いる等、他車のコンポーネントを採用する事でコストの低減も図っているのが特徴である。開発はM107と同じくパシフィック&ファウンドリー社が担当し、T236と名づけられた試作車はT235(M107の試作車)ともども1958年半ばに完成を見た。翌1959年、アメリカ陸軍が戦闘車両のエンジンをガソリンからディーゼルに変更する...
  • K263 20mm自走バルカン砲「天弓」
    ■性能緒元 重量 11.8t 全長 5.40m 全幅 2.90m 全高 2.29m エンジン MAN D2848MT 液冷ターボチャージド・ディーゼル 350hp 最高速度 74km/h 航続距離 480km 武装 M61A1 20mmバルカン砲×1(2100発) 装甲   乗員 3名 K200装甲兵員輸送車(KIFV)に、米ゼネラル・エレクトリック社が航空機用機関砲として開発した20mm6銃身のM61A1バルカン砲をベースに車載化したM163バルカン・システムを搭載した近接対空車輌。1輌あたりの価格は4億7,000万ウォン。K263A1は機械化師団の高射大隊に配備されている。 車体は基本的にK200A1の流用だが、射撃時に安定性を高めるためサスペンションにロック機構が追加されている。機関砲は動力駆動式の旋回砲塔に装備され、給弾機構と射撃統制装置、測距専用の簡易型レーダ...
  • ポーハン級コルベット
    ▼3番艦「慶州」(PCC-758)。前期に量産されたASUW型。エグゾセ対艦ミサイルのランチャーが見える。 ▼5番艦「金泉」(PCC-761)。後期に量産されたASW型だが、煙突後の上部構造物が無く対艦ミサイルも装備していない。ASW初期型に分類されると思われる。 ▼6番艦「忠州」(PCC-762)。ASW初期型。 ▼12番艦「原州」(PCC-769)。ASW型。後部に上部構造物を増設し、管制レーダーを追加装備している。 ▼18番艦「大川」(PCC-777)。ASW型。 ▼20番艦「栄州」(PCC-779)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ▼21番艦「南原」(PCC-781)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ■性能緒元 満載排水量 1,220t 全長 88.3m 全幅 10....
  • 艦載機関砲/CIWS(韓国)
    Mk15ファランクスBlock1B 20mmCIWS 口径 20 mm/99 M61A1 Gatling OGB 銃身長 1.981m(78口径) 銃身数 6門 初速   発射速度 3,000~4,500/分 射程 1,490m 旋回範囲 360度 俯仰範囲 -20~+85度 俯仰速度 115度/秒 マウント重量 6,577.2kg ファランクスはアメリカのゼネラル・ダイナミック社(現在は、レイセオン社が販売を行っている)が開発した西側最初のCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)であり、1978年から生産を開始した。アメリカ海軍だけでなく、20カ国を超える国々に850基を越えるファランクスが輸出されており、世界で最も多く使用されているCIWSの1つ[3]。 ファランクスは、近距離における対艦ミサイルの迎撃を目的として開発され、Mk75...
  • M270自走ロケット砲「黒龍」(MLRS)
    ■性能緒元 重量 24.0t 全長 6.97m 全幅 2.97m 全高 2.59m エンジン VTA903-T500 液冷ターボチャージド・ディーゼル 500hp 最高速度 64.4km/h 航続距離 483km 武装 227mmロケット弾発射機   12.7mm重機関銃×1 乗員 3名 M270は軍団レベルに配備されているM110 203mm自走榴弾砲の後継車輌として開発された自走ロケット・ランチャーで、自衛隊を初め西側各国の標準的自走式ロケット・ランチャーとして多用されている。 本車の開発は1971年にアメリカ陸軍が広域制圧兵器に対する研究に着手した事を端に発する。そして1974年にはGSRS(General Support Rocket System:全般支援ロケット・システム)計画として具体化し、1976年3月に開発提案要求が出されてボーイング社とヴォート社(L...
  • ウルサン級フリゲイト
    ▼2番艦「京城」(FFK-952)。30mm連装機関砲を4基装備した前期型。 ▼3番艦「忠南」(FFK-953) ▼7番艦「済州」(FFK-958)。40mm連装機関砲を3基装備した後期型。 ▼8番艦「釜山」(FFK-959)。後期型は上部構造物が増えたことで、よりトップヘビーになっている。 ▼9番艦「全州」(FFK-961)。2007年12月の重油流出事故出動時の画像。 ■性能緒元 満載排水量 2,180t 全長 102.0m 全幅 11.5m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU ディーゼル 2基(5,940馬力) 速力 34kts 航続距離 34kts/900nm 15kts/4000nm 乗員 150名 【兵装】 対空ミサイル ミストラル / 単装...
  • 韓国装甲弾薬補給車計画
    ▼以前開発された大宇総合機械製(現在の斗山インフラコア社)のK55用弾薬補給車 韓国防衛事業庁は現在陸軍で多数が使用されているK55 155mm自走榴弾砲に随伴して弾薬を補給する装甲弾薬補給車の開発を行なうと2007年5月2日に発表した。韓国が独自に開発したK9 155mm自走榴弾砲には専用のK10装甲弾薬補給車があるが、数的に陸軍自走砲の主力であるK55には専用の補給車はこれまで無かった。1990年代末に三星テックウィンと大宇総合機械(現在の斗山インフラコア社)業がそれぞれK55用の弾薬補給車を試作開発したが、両社の車輌とも性能が不十分だったために制式採用には至らなかった。韓国はあらためて新規にこれを開発する事でK55部隊の戦力増強を図り、同時に国内の装甲車輌開発産業の発展育成に役立てる腹積もり。基礎研究開発は2008年から2010年まで3年かけて行われ、開発費は160億ウ...
  • KSAM自走地対空ミサイル「天馬」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長   全幅   全高   エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 550hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 韓国型短距離対空ミサイル×8 射程 10km   捜索レーダー×1(S-Band)   追跡レーダー×1(Ku-Band) 乗員   KSAM「天馬(チョルメ)」は機械化された部隊の低層防空を受け持つ自走システムとして開発された、韓国初の国産SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)である。 韓国軍は1964年にMIM-23「HAWK」中距離SAM、続いて1965年にMIM-14「ナイキ」長距離SAMをアメリカから導入して本格的防空体制を整えたが、北朝鮮軍が多数保有するヘリコプターや低速機に対処できる自走式近距離SAMの整備が必要と考えられていた。そこで外国製兵器に依存す...
  • KM136 130mm36連装自走ロケット砲「九龍」
    ■性能緒元 重量 16.4t 全長 7.7m 全幅 2.5m 全高 2.9m エンジン ディーゼル 236hp 最高速度 80km/h 航続距離 549km 武装 130mm 36連装ロケットランチャー 射程 10~23km 乗員 4名 韓国で初の国産MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)となったK136「九龍」は、1980年代に開発された。K136は韓国陸軍の戦術級遠距離打撃火力の根幹として、北朝鮮が多数保有する自走ロケット砲群(旧ソ連製カチューシャ・シリーズとその亜種)に対抗する為に計画・開発され、軍団直轄の砲兵旅団に配備された。1輌当たりの価格は1億5,000万ウォンといわれている。 K136は敵部隊の展開する地域を短時間で撃滅する面制圧兵器で、K136 1個中隊(6輌編制)の数秒の射撃で数十万平方mの地域...
  • K10装甲弾薬補給車
    韓国陸軍は2005年10月4日、K10装甲弾薬運搬車の開発を完了したと発表した。K10装甲弾薬運搬車(ARV:Ammunition Resupply Vehicle)は、車内に搭載された155mm砲弾をK9自走榴弾砲「雷鳴」の弾薬庫に自動補給する支援車輌である。K10は1998年11月から三星テックウィン社と釜山大学及びADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)の共同で基礎研究が始まり、2000年6月に砲弾移送装置と自動搬出器の試作が完成、2002年11月に正式にK10ARVの開発契約が結ばれた。2004年3月に最初の試作車輌が完成して2005年5月まで各種運用試験が行われた後、2005年8月に全ての開発作業が終了した。開発費は127億ウォンにのぼり、1台当たりの量産価格は26億8,000万ウォンになるといわれる。 K10は合計104発の...
  • K2 5.56mmアサルトライフル
    口径 5.56mm×45 全長 970mm(折畳時730mm) 銃身長 465mm 重量 3,370g 装弾数 30発 ライフリング 6条右回り K2アサルトライフルは韓国が独自に開発し、M16A1(603K)の後継として軍用制式になった5.56mm×45口径の軽量アサルトライフルである。K2の開発は、M16A1のライセンス生産で経験を積んだ大宇精工(大宇プレジション・インタストリーズ)が担当した。K2は韓国各軍に供給されるほか、セミ・オートマチックの民間型も生産されている。 作動メカニズムは伝統的なガス・オペレーション(ガス圧利用式)で、ガス・ピストンを備えたボルト・キャリアーにターン・ボルトを装備している。特徴は全体的なデザインをM16A1から借用し、上部、下部のレシーバーもM16A1と同じアルミニウム系の軽合金で製作している事だ。オリジナルのM16A1とK2の最大の違い...
  • K1戦車(88戦車/ROKIT)
    #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (K1_61.jpg) ■性能緒元 重量 51.1t 全長 9.67m 車体長 7.47m 全幅 3.59m 全高 2.25m エンジン MTU MB871Ka-501ディーゼル 1,200hp 最高速度 65km/h 航続距離 437km 渡渉水深 2.1m(渡渉装備を付けた場合) 武装 KM68A1 51口径105mmライフル砲×1(47発)   12.7mm重機関銃×1(2,000発)   7.62mm機関銃×2(8,600発) 装甲 複合装甲(車体前面及び砲塔前面)、空間装甲(車体、砲塔側面) 乗員 4名(車長、砲手、装填手、操縦手) K1は自国のみで戦車を開発するには経験不足であった韓国が、1980年からクライスラー・ディフェンス社(ジェネラル・ダイナミックス...
  • K532 107mm自走迫撃砲(Bv206)
    ■性能緒元 重量 11.5t 全長 7.7m 全幅 2.1m 全高 3.5m エンジン メルセデス・ベンツ W5A-580 ディーゼル 250hp 最高速度 55km/h 航続距離 300km 武装 M30 107mm迫撃砲×1   12.7mm重機関銃×1 装甲 耐7.62mm弾防御 乗員 3名 スウェーデン・ヘグルント社の全地形車輌。プロトタイプは1989年に完成したが、少数がスウェーデン陸軍に採用されたに過ぎなかった。だが1999年にフランスが12輌、ドイツが約100輌を採用し、イタリアでも58輌が導入されるなどベストセラー車輌となった。イギリス海兵隊でも108輌を導入している。韓国では現代重工でライセンス生産され、後部車体に107mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲型が海兵隊の支援大隊に配備されているようだ。この自走迫撃砲型は韓国ではK532と呼ばれている。ヘグルント社は他に...
  • 小型警備船(韓国海警)
    500トン/300トン新型警備艇 ▼500トン新型警備艇 建造中の新型警備艇。老朽化した250~300tの小型警備艇を代替する。これらの古い小型艇たちは艇体の腐食、ひび割れが多く、また艇内から基準値を大きく超える発がん性物資が計測されている事から代替が急務となっていたが、予算不足で延び延びになっていた。新小型警備艇はウォータージェット3基で35ノット以上の高速を発揮し、20mmバルカン砲2基を装備する。また船尾には海上保安庁のあまみ型巡視船(250t)のように、航行中も搭載救難艇を海面に下ろす事ができるスリップウェイを設ける予定。とりあえず2008年9月から2009年4月までに300t型と500t型をそれぞれ4隻ずつ建造する。4年間で9,000億ウォンを投入し旧式船32隻を代替する。海警関係者は「新型警備艇の建造で独島海域等の警備に大きな役に立つ見込み」と語っていると...
  • 機関銃(韓国)
    次期重機関銃開発計画 韓国国防省は2009年度予算案に、次期重機関銃の研究・開発費を盛り込んだと発表した。恐らく現用のK6の後継と思われるが、詳細は不明。 K6 12.7mm重機関銃 ■性能緒元 重量 37.0kg(三脚架を含む) 全長 1,654mm 口径 12.7mmNATO(M33) 銃身長 1,143mm(6条右回り) 作動方式 ショートリコイル 発射速度 750~850r/m 銃口初速 860m/s 最大射程距離 7,000m 有効射程距離 2,400m K6重機関銃はアメリカのM2重機関銃の韓国版コピーである。韓国軍は創設当時からM2を使用しており、ベトナム戦争時には大量にアメリカから供与され、また韓国国内でもライセンス生産されてアジア最大のM2保有国となった。しかし1980年代になると耐用年数が切れはじめたM2の代替が必要になり、新規に生産...
  • KH179 155mm榴弾砲
    ■性能緒元 重量 6.89t 全長 10.389m 全幅 2.43m 全高 2.77m 牽引速度 70km/h 武装 39口径155mm榴弾砲 最大射程 30km(RAP:ロケット推進砲弾)   22km(HE:通常榴弾) 砲員 12名 KH179榴弾砲はM114A2榴弾砲を上回る射程、信頼性、運用性を目指して韓国国内で開発された国産榴弾砲。ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)で1979年から開発が始まり、1982年に完成、1983年から量産され部隊に配備された。KH179のKHはKorean Howizer(韓国型榴弾砲)の略で、179の1は最初のタイプである事、79は1979年開発開始である事の意である。KH179の射程距離はロケット推進砲弾を使用すればM114の1.5倍近い30kmにもなり、韓国師団の遠距離火力を大幅に強化...
  • コージュンボン級戦車揚陸艦(アリゲーター型)
    ▼3番艦「香炉峯」(LST-683) ■性能緒元 基準排水量 2,600t 満載排水量 4,278t 全長 112.5m 全幅 15.3m 喫水 3.1m 主機 ディーゼル 2軸   SEMT-PL 16PA6-V280 2基(12,800馬力) 速力 16kts 航続距離 4,500nm/12kts 乗員 120名 兵員 240名 【搭載部隊】 搭載車輌 戦車 12輌 揚陸要員 - 350名 搭載能力 - 690t(ビーチング)/1,700~1,800t(物資輸送) 【兵装】 近接防御 KCB 30mm連装機関砲 1基(1番艦)   40mm単装機関砲「露蜂」 1基(2~4番艦)   シーヴァルカン20mm機関砲 2基 【電子兵装】 対水上レーダー SPS-54 1基 チャフ KDAGAIE Mk2 2基 コージュンボン級戦車...
  • M48戦車(韓国)
    ▼M48A5K ■M48A5K性能緒元 重量 48.5t 全長 9.306m 全幅 3.63m 全高 3.086m エンジン コンチネンタル AVDS-1790-2D 空冷ディーゼル 750hp 最高速度 48.2km/h 航続距離 499km 武装 M68 51口径105mmライフル砲×1(54発)   12.7mm重機関銃×1(3,000発)   7.62mm機関銃×2(10,000発) 装甲 13~120mm 乗員 4名(車長、砲手、装填手、操縦手) ▼M48A3K ■M48A3K性能緒元 重量 48.5トン 全長 8.69m 全幅 3.63m 全高 3.239m エンジン コンチネンタル AVDS-1790-2 空冷ディーゼル 750hp 最高速度 48.2km/h 航続距離 463km 武装 M41 53口径90mmライフル砲×1(6...
  • M1992装輪装甲車
    ▼9K111「ファゴット」対戦車ミサイル装備型 ▼107mmロケット弾発射機装備型 ■性能緒元 重量   全長   全幅   全高   エンジン   最高速度 100km/h 浮航速度 10km/h 航続距離 750km 武装 30mmグレネード・ランチャー×1 (ATM装備型) 9K111「ファゴット」対戦車ミサイル(AT-4 Spigot)×4 (ロケット発射機装備型) 107mm24連装ロケット弾発射機 装甲   乗員 4名 北朝鮮が国内開発した4輪装甲車。1992年に存在が始めて知られた事から、M1992と呼ばれている。車体の形状から見て浮航性能を持っていると思われる。NBC防護装置は有していない模様。対戦車ミサイル搭載型とロケット弾発射機搭載型の2タイプが確認されている。ATM搭載型は車長用ハッチの前に30mmのオートマチック・グレネードラ...
  • M2A1/M101A1 105mm榴弾砲(韓国)
    重量 2,300kg 口径 105mm 砲身長 2.58m 全長 6.04m 全高 1.53m 全幅 2.15m 砲口初速 470m/s 最大射程距離 11,300m 射撃速度 最大10発(継続射撃時4発) 要員 10名 M2A1は米ロックアイランド砲兵工廠製で、1940年にアメリカで制式採用された105mm榴弾砲。アメリカ陸軍及び海兵隊の師団砲兵連隊に配備され、第二次大戦中の標準榴弾砲として各戦線で広く使用された。 韓国軍には朝鮮戦争時にM2A1とその改良型であるM101A1がアメリカから多数供与され、現在でも2線級の予備役師団の砲兵連隊直協支援大隊に数多く配備されている(全般支援大隊はM114 155mm榴弾砲を装備)。M2及びM101は古い砲だが信頼性が高く、今後も韓国軍で使用され続けるだろう。 【参考資料】 大砲研究室 PowerCorea Milita...
  • 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170)(韓国)
    ■性能緒元 重量 11.2t 全長 6.14m 全幅 2.47m 全高   エンジン ダイムラー・ベンツ OM352A 液冷ディーゼル 168hp 最高速度 100km/h 浮航速度 9km/h 航続距離 870km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲 8mm 乗員 2+10名 「バラクーダ」4輪装甲車は独ティッセン・ヘンシェル社のTM170装甲車を、韓国の大宇総合機械(現在の斗山インフラコア)がライセンス取得し、下請けの新正特殊機械が生産した装甲車である。元々は警察用の装甲車だったが、12輌が銃座増設等の改造を受け、韓国のイラク派遣部隊「ザイトゥーン」に配備された。韓国からインドネシアに輸出もされている。 「バラクーダ」を生産していた新正特殊機械が、その経験を基に自主開発(ほとんどコピーだが)したのがS-5装甲車である。S-5は現代自動車製のトラックをベースにしてお...
  • 韓国次期自走ロケット砲計画
    韓国防衛事業庁の関係者は、2008年12月17日に行なわれた第33回防衛事業推進委員会において、次期MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケット・システム)の開発が議決されたと語った。次期MLRSの開発は民間企業主体で行なわれ、ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は基本設計のサポートのみを担当する。開発予算は1,547億ウォンで、2013年までに研究・開発を完了する予定。この次期MLRSの射程は60kmで、恐らく現在各師団のロケット砲大隊に配備されているKM136「九龍」自走ロケット砲の後継になるものと思われる。 【2009.04.23追記】 韓国政府は22日、防衛事業推進委員会で時期自走ロケット砲の開発計画を決定した。この計画によると2009年から本格的に開発が始まり、2013年に完了する...
  • 斉民10号型
    ■性能緒元 満載排水量 2,700t 全長 98.1m 全幅 14.0m 喫水 4.3m 速力 21kts 航続距離 8,000km 主機 MTU ディーゼル 2基(12,660馬力)2軸 武装 40mm連装機関砲 1基   20mmバルカン砲 1基   7.62mm機関銃 4挺 乗員 60名 斉民3号型の発展型。1番船の「斉民10号」は2005年から釜山の韓進重工業で建造が始まり、2006年12月に進水した。建造費は約320億ウォン。海上保安庁船艇の武装強化に対応するため、韓国海警1,500トン級警備船としては初めて国産40mm連装機関砲「露蜂」を装備した。斉民3号型と同じくヘリコプター発着甲板を備えており、最大40ノットの高速を発揮する小型艇2隻も搭載している。荒天下でも活動できるようスタビライザーが装備されており、波高4メートルでも警備任務を遂行する事ができる。また船舶火...
  • チョンジー級補給艦
    ▼1番艦「天池」(AOE-57) ▼2番艦「大清」(AOE-58) ▼3番艦「華川」 ■性能緒元 満載排水量 9,200t 全長 136.0m 全幅 18.2m 喫水 6.0m 主機 ディーゼル 2軸 2基(15,600馬力) 速力 20kts 航続距離 4,500nm/15kts 乗員 130名 【兵装】 近接防御 40mm連装機関砲「露蜂」 2基   シー・ヴァルカン20mm機関砲 2基 1990~1998年に3隻就役した補給艦。イタリア海軍のストロンボリ級(Stromboli)補給艦をタイプシップにしたと言われている。4,200トンの燃料油、450トンのドライ・カーゴを搭載でき、艦船燃料、航空燃料、弾薬、ミサイル、修理部品、糧食、真水などを総合的に洋上補給する能力がある。補給ステーションは両舷2ヶ所ずつ計4ヶ所で、1番及び...
  • 拳銃(韓国)
    K5 9mm拳銃 ■性能緒元 口径 9mm×19パラベラム 全長 189mm 全高 105mm 重量 800g 装弾数 12+1発 作動方式 ブラウニング・ショートリコイル 有効射程 100m 銃口初速 351m/s 韓国軍は1948年に創設してからコルト社のガバメント・モデル(使い古したM1911A1を民間用のパーツでリペアしたもの)とS WのM10リボルバーを制式拳銃として使用してきた。他にも陸軍第707特殊任務大隊がS W M459とベレッタM92SBを、海軍UDT/SEALSがH K P7M13を使用してきたが、K5はこの中のガバメント・モデルの後継として開発された韓国国産の自動拳銃である。 K5は独特なメカニズムを採用した拳銃で、海外にDP51の名で発表した時はセンセーショナルだった。これは「ファスト・アクション」方式を実用化した銃だったからである。...
  • 500MD軽ヘリコプター(韓国)
    ▼500MD通常型 ▼TOW対戦車ミサイルを搭載する対戦車攻撃型500MD「ディフェンダー」 ■性能緒元 重量 1,406kg 全長 7.29m 全幅 9.80m 全高 3.23m エンジン アリソン 250-C30(650hp)×1 最大速度 257km/h 巡航速度 220km/h 航続距離 370km 上昇限度 5,060m 武装 BGM-71 TOW対戦車ミサイル×4(夜間型のみ)   70mmロケット弾ポッド×1   7.62mmミニガンポッド×1(2,000発) 乗員 2+4名 アメリカのMDヘリコプター社(旧ヒューズ社)が開発した民間用のモデル269ヘリコプターを基に開発された観測・軽攻撃ヘリコプター。初級操縦訓練用としても使用される。特徴的な卵型の胴体は耐衝撃性能と空気抵抗の減少、広い視界の確保をもたらしている。機動性も抜群で小型なが...
  • @wiki全体から「M1989 170mm自走加農砲「コクサン」」で調べる

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