*その他BLSS サブGKが執筆・宛先不明・BLネタ以外など ---- #contents ---- ***真野 恭火髏(神経質攻め) バッチ、ザ グッドラック(巻き込まれ受け) バッチは困惑していた。 自分がかつていた世界にも、こういう人種はいた。何度か組んだ男たちにも、そのケの奴は射たし、実際、そいつらに何度も声をかけられた事がある 幸か不幸か、バッチはノーマルであったため、そういう男たちからの視線や手を空を飛び交う光学兵器や質量兵器の雨をよけるかのように巧みにかわし 戦場を(あらゆる意味で)五体満足で生き延びてきたのである。 (その俺が、こんな学生なんぞに……ッ) 四躯は縛られていた。気づけばこうだったのだ。前回の最後の記憶は赤い薔薇を手に持った美しい少女で途切れていた。 目の前には、ひどく神経質そうな男が一人、バッチの体をまさぐっている。初めてぬいぐるみを手に入れたときのような、その感触を確かめるかのような動きだ。 その得体の知れぬ感覚にバッチの触覚はわななき立ち、たまらず体をよじろうとした。だが、ふと見た真野の、その眼光が、バッチのその行為を思いとどまらせてしまった。 「俺はな、この学園で知らない男の体なんて無かったんだ……無かったと思っていた」 バッチをねめつけながら真野は言う。その瞳の奥に、バッチはかつて占有だった男たちの幾人かが持っていた、鈍い光を見た。 「ア・ン・タ・は・誰・だ・? この俺がきっちりやれてないなんて、糞ッ。生徒名簿に漏れでもあったのか……まぁ、いい」 手がバッチの着ていたレザースーツにかかる。対刃・弾丸性能に優れた新作のモノだった。だが、それは巧妙に綻びを入れられていたのかのように 何の抵抗も無く剥ぎ取られる――子供にすら劣る体躯の男の手によって。 それがバッチには理解不能で、全くの想定外で、今までの常識を全て壊されたかのようで バッチは、その事実に対する恐怖から、本来は簡単に組み伏せれるような相手であるのに、明確な対抗手段を講じることができなかった。 結果的に、それがバッチの命運を決定した。 「五月蝿くするなよ? 俺は、五月蝿いのは嫌いだからな……」 にたりと笑いながら、真野は自らの手を濡らす。バッチは、生娘のように震えてうずくまることしか、できずにいた。 この世界での始めての目覚めは 薔薇の庭園の中 晴れた空の下で 下腹部に感じる違和感の中で 幕を閉じたのだ ***(無題) 「鐘鳴っちまったな……」 ほこりっぽい体育倉庫の中に、吸い殻あJの声が響く。 「あ……」 ベルフェゴールは、ぐっと嗚咽をこらえた。 「こんなにぬらしやがって……」 吸い殻の食指が、ベルフェゴールの菊門をなでる。 「お、お兄ちゃん、恥ずかしいよぅ」 「おいおい、こっちはこんなに積極的だぜ?」 吸い殻がベルフェゴールの唇に指を添えると、ベルフェゴールはそれをおいしそうに口に入れてしゃぶった。 吸い殻はそっとベルフェゴールの竿を握ると、その先端を親指の腹でこすり上げた。 「あんっ……」 ベルフェゴールのくぐもった吐息が、吸い殻の頬にかかる。 「ベルフェゴール、気持ちいいか?」 「わかんなぃ」 甘えるようにベルフェゴールは、吸い殻の首筋に顔をうずめる。 チロチロと、ベルフェゴールの舌が吸い殻の首筋に這う。 「んっ」 吸い殻は息を呑んだ。 「なぁ……ベルフェゴール……、今日はおまえのためにお客さんを用意したんだ」 吸い殻はベルフェゴールの肩をそっと掴み、自身から引きはがした。 「お客さん……?」 困惑した様子で吸い殻を見つめるベルフェゴール。 「そうだ、お客さんだ」 吸い殻はにやりと頬を緩ませる。 「入って来いよ、おまえら」 吸い殻の声とともに、体育倉庫の重い扉が勢いよく開かれる。 「吸い殻のあにきぃ……、人がわるいですぜぇ」 「もう俺っちパンパンっすよ」 「ぐひひ、三回だ! 俺は三回イったぞ!」 「な、なに? あのひとたち……」 ベルフェゴールは不安な気持ちを抑えられず、吸い殻を見つめた。 「『安価ーズ』さ」 吸い殻は立ち上がると、扉の前の男たちの前に立った。そして、悪意に満ちた微笑でベルフェゴールを見下ろした。 「おまえにはこいつらの相手をしてもらおう」 「え……? なに……え? 冗談だよね?」 ベルフェゴールの戸惑いをよそに、吸い殻は男たちの竿を一人一人握って、その具合を確認していく。 「最高だよ・・おまえら・・」 「アニキぃ・・」 男子生徒たちは恍惚を顔に浮かべて、吸い殻を見つめる。 扉の向こうの男子生徒たちは、自らのビッグディックをしごきながら、ベルフェゴールにその視線を写した。 「1年前のおいらにそっくりだあ・・」 男の一人が、ベルフェゴールの腕をつかむ。 「お、おにいちゃん、たすけて」 ベルフェゴールは必死に、吸い殻へ腕を伸ばした。 しかし、伸ばした腕は男たちのビッグディックに跳ね除けられる。 「おぉぅ・・、やるじゃねぇかよぉ。だが、お楽しみはこれからだぜぇ・・」 ベルフェゴールは高鳴る胸の鼓動に、ただ首を振ることしかできなかった。 ***(無題2) ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、 [ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | } ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ // . i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./ ` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/ i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::| ! |: | ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、 おれたちはとんでもない思い違いをしていたようだ。&link(>>2){http://www19.atwiki.jp/nanikanosuigara/pages/80.html#id_ddc409fd}を見てみろ。 まず最後の四行を抜き出す 『薔薇の庭園の中 晴れた空の下で 下腹部に感じる違和感の中で 幕を閉じたのだ』 行末の文字を縦読みすると 『中ででだ』 そして最後の仕上げに意味不明な文字『だ』 この濁点はノイズと考えられるので削除し残りの文字を取り出す。 するとできあがる言葉は・・・・・・『中ででた』。 つまり!『中ででた』とは『まさに&link(>>2){http://www19.atwiki.jp/nanikanosuigara/pages/80.html#id_ddc409fd}』を表す言葉だったのだ!! ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |! cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・ ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 | ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ| '" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 / : ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ \_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y / u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u / _,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / / ゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ / ./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、 /;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__ 、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i ***『金曜午後7時Don' be shy』 薄暗いスタジオでベルフェゴールは裸身を晒していた。 その姿ふじこふじおがスケッチブックにデッサンをしている。 いつものふじことは別人のような真剣な眼差し。 その鋭い視線が自分の身体に刺さるたびに、ベルフェゴールはくすぐったいような気恥ずかしさを感じていた。 最初に頭を見回され、次は胸。 それほどに熱心な視線を注がれたことなどこれまで一度も無かった。 そう、だから、そのせいに違いない。この、気持ちは… 段々と視線が下がってくる。 次は… 軽快に鉛筆を走らせていたふじこが一瞬とまる。 「おや」 「あ、いや。ちがう、違うんだ」 ベルフェゴールはあわてて自分の身体の変化を誤魔化そうとする。 しかし身体を隠すものの何も無いこの場所では無駄な行動だった。 「困りましたね、これは」 クスリと笑いながら席を立ってふじこが近づいてくる。 「悪い、やっぱり今日はここで…」 目が合ったと同時に言葉が続かなくなった。 目線が、さっきまでと同じ…いや、それよりももっと熱っぽい。 射すくめられたベルフェゴールの腕にふじこの手が掛かる。 「隠さないで、もっとよく見せてください。貴方の正直な気持ちを」 BLスレ>>8まで