リリカルなのはクロスSS倉庫内検索 / 「ロックマンゼロ第1話」で検索した結果

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  • ロックマンゼロ氏
    最終更新日:13/10/22 シャリテクロワール お知らせ 年内でページを閉鎖することにしました。このページに載せている文章はすべて削除しますので、ご了承ください。 尚、ロクゼロクロスは以下のサイトからDL出来ますので、読みたい方はそちらでどうぞ。 赤き閃光の英雄 上巻 赤き閃光の英雄 下巻 逆襲の救世主  上巻 逆襲の救世主  下巻 ロックマンゼロ2-逆襲の救世主- クロス元:ロックマンゼロ 予告「-なのは-サイド」 予告「-ゼロ-サイド」 予告「-イレギュラー-サイド」 ロックマンゼロ-赤き閃光の英雄- クロス元:ロックマンゼロ 最終更新:08/10/24日完結 第1話「英雄の降臨」 第2話「ゼロと呼ばれる者」 第3話「思惑と策謀」 第4話「輸送列車を破壊せよ」 第5話「機械の少女」 第6話「ジェイル・スカリエッ...
  • ロックマンゼロ第1話
    「流石だな、英雄」  戦いが、終わろうとしている。 『ゼロ、もう限界高度だわ。これ以上、落下スピードが上がったら……ゼロを地上に転送でき なくなってしまう!』  赤き英雄と、狂気の科学者。 「まだだ、まだ終わらんよ。ワシは死ねん、この程度では死ねんのだ!」  不死の身体を持つ科学者ドクターバイルと、 「バイル――!」  輝く剣をその手に持つ英雄ゼロ。  世界の、星の命運を賭けた戦いに決着がつこうとしている。 『ゼ、ゼロ、もうダメ。戻ってきて! 早く!』  少女の声に、ゼロは静かに首を振る。 「いや、まだ手はある。バイルごとコアを破壊さえすれば、ラグナロクは崩壊する。バラバラ になれば、大気圏の摩擦熱で全て燃え尽きるはずだ」 『ゼロ、そんなことしたら……あなたは!』  必死で止める少女の声と、戦うことをやめないゼロの姿。 「出来るか...
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    ...May Cry2話 ロックマンゼロ第1話 45氏 魔導新世紀リリカルなのはXtS氏 LMS1話 Strikers May Cry3話 テルミドール氏 Strikers May Cry7話 CCなのは氏 BLASSREITER LYRICAL氏 魔術士オーフェンstrikers1話 Strikers May Cry4話 キャロが千年リングを見つけたそうです16話 その他226 ロックマンゼロ第2話 R-TYPE Λ1話 魔法少女リリカルなのはGoodSpeed氏 リリカルプロファイル1話 ティアナ・ランスターの憂鬱氏 キャロが千年リングを見つけたそうです10話 魔術士オーフェンstrikers5-2話 キャロが千年リングを見つけたそうです21話 キャロが千年リングを見つけたそうです9話 四代目スレ292氏 LMS氏 キャロが千年リングを見つけたそうです12話 マスカレード氏 魔術士オー...
  • ロックマンゼロ>コメントログ
    ここは単なるコメントのログ置き場であって、コメント欄ではありません。 コメント欄は2008年12月31日をもって閉鎖いたしました。 ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-完結後に一時復活する予定です。 面白かったですよ、次回作期待しています。 -- 名無しさん (2008-10-26 01 41 42) おまけ読みました。次回作にはオリジナル(ボディ)が参戦ですか。楽しみにしています。 -- megaman-fan (2008-10-26 02 29 30)  ここまでのレベルなら続編を出しても問題無いと思います。 完成したら是非読ませていただきますので、頑張ってください。 -- 流離の救世主 (2008-10-26 04 31 17) あなたが神か -- 名無しさん (2008-10-26 05 00 25) 面白かったです。世界じゃなくて、誰かのためのヒーロ...
  • ロックマンゼロ第11話
     エリオ・モンディアルは、ミッドチルダの大富豪モンディアル家の子息とし てこの世に生を受けた。  自分を絶え間なく愛してくれる両親と、何不自由ない暮らし。  ゆくゆくは自分も父のようにモンディアル家の当主になるのだろうが、幼か ったエリオにはまだ関係のないことだった。  彼はただ、幸せな、幸せだと感じる幼年時代を過ごしていた。  それが全て、虚構であったとも知らず。  破滅はあっさり訪れた。ある日突然現れた、複数人の男たち。  彼は紙片の一枚と、厳然たる事実を一つ突き付けるだけで、愛する両親とエ リオの仲を引き裂いた。  モンディアル家の子息エリオは、とうの昔に亡くなっている。  この話を聞かされた時、エリオは何を言われているのかわからなかった。  続けて知らされる、自分の本当の生い立ち。息子の死を受け入れられない富 豪が求めた、悪なる技術。...
  • ロックマンゼロ第12話
     キャロ・ル・ルシエは、孤独に愛された少女だった。自ら好き好んで愛した わけではないが、少なくとも幼いころの彼女にとって、人と人とのつながりほ ど希薄なものはなく、信用も信頼もするべきではないと思っていた。  彼女は元々、管理局が管理する世界に存在する地方少数民族『ル・ルシエ』 の出身であり、性は民族名である。  キャロは一言で言うと神童だった。物心ついたころには既に白銀の飛竜を従 えていたなど、「竜使役」としての特殊技能に天才的な才能を持っていた。周 囲の大人は彼女を褒め称え、同年代ないし下の者たちは彼女を羨望の眼差しで 見たものである。 ――100年に一度の逸材! 我らが一族の誇り! この神童に祝福あれ!  今思えば、あれほど勝手な言い草と騒ぎようはなかっただろう。称えて、囃 し立てて、最後の最後に恐れたのだから。  ある時、...
  • ロックマンゼロ第10話
     時空管理局巨大データベース『無限書庫』は、管理局が管理している全世界 の書籍やデータ類などがまとめて保存されている書庫だ。探せばどんな情報だ って見つけだすことができるとさえ言われるこの場所を、このように称した人 物がいる。  ここは、世界の記憶を収めた場所だ――と。  まったくもって、その通りだった。  無限書庫の整理と、そして管理を任されて十年近くが過ぎようとしている。 始めたころはただの司書だった自分も、今では司書長として幾人もの司書を部 下とする立場にある。 「仕事ばかり、増えてるけどね」  ユーノ・スクライアはこの日、滅多にない休日を自宅である官舎で過ごして いた。無限書庫司書長兼ミッドチルダ考古学会の若き学者……これが彼の、今 現在の肩書である。だが、ユーノは、これほどまで名ばかりの肩書きも無いと 思っている。  今の仕事は、別に嫌いで...
  • ロックマンゼロ第16話
     ギンガが目覚めたとき、彼女は手術台のような場所に寝かされていた。  明かりの少ない、薄暗い部屋。  拘束はされていないが、意識が戻ると同時に激しい痛みを身体が再認識しは じめる。  左腕に、違和感を感じる。視線を向けると、肩口から下がない。 「あぁ、そうか……私、負けたんだっけ」  敵と戦闘し、敗北して、左腕一本持って行かれた。  勝てると思って戦ったわけではなかったが、完膚無きまでに自分は叩きのめ されたらしい。  腕と、そして体中の傷が疼き、痛みを発するが、堪えきれないほどではない。  誰かが的確な応急処置をしてくれたようで、ギンガは痛覚に支配されること なく意識を保つことが出来た。 「目覚めたかね?」  声は、すぐ側でした。起きあがる気力のないギンガは、首だけ声のした方向 に向けた。 「あなたは……」  白衣を着込んだ男が、立ってい...
  • ロックマンゼロ第17話
     本局に対するスカリエッティの『部下』による襲撃事件。  クロノ提督と、駆けつけた機動六課武装隊員によって撃退され一応の収束は したものの、事は既に本局すらも巻き込む事態へと発展していた。 『三提督を本局に召還しようという声が出始めている。次元航行部隊を事件解 決に当たらせようとする意見も』  次元間長距離通信において、クロノは事件後の本局がどうなっているかを義 妹であるフェイトに伝えていた。事件発生から一週間も過ぎてはいないが、時 間は刻々と流れている。 「そんなことしたら、地上本部との対立が激化して内部抗争に発展する」  地上本部のレジアス中将は、時空管理局本局及び次元航行艦隊を嫌っている。 ここで本局がスカリエッティ事件への介入姿勢を見せれば、それを本局の専横 と判断して抗議と妨害を行うだろう。 『あるいは、スカリエッティの狙いはそれだったのかも知れない。情け...
  • ロックマンゼロ第15話
     機動六課壊滅。  その事実を真っ先に受け入れたのは、フェイト・T・ハラオウンだった。なの はと共に帰還した彼女は、市街の有様と六課の惨状に動揺はしたものの、激し く取り乱すような醜態は見せず、隊長として自己を保ち、現場の指揮を執り始 めた。  スターズ分隊のヴィータ副隊長も、新人達三人を引き連れすぐに帰還した。 地上本部周辺にてガジェット部隊と奮戦を繰り広げていた彼女らであるが、突 如として敵が撤退を開始したことで通信機能が復活し、そこでヴィータらは初 めて市街のみならず六課までもが襲撃を受けていたことを知ることになる。  帰り着いた六課の隊舎は、一部を残して崩壊していた。  遅れて帰還した機動六課総隊長八神はやては、残骸と化したその姿に、思わ ず地べたに膝をつき、シグナムに支えられなければ立つことさえ出来なかった。 「シャマル...
  • ロックマンゼロ第13話
     オットー、ウェンディに続いてチンクまでもがゼロの前に敗れたという報は、 ナンバーズ全体を揺るがした。あのウーノでさえ、顔色を変えてスカリエッテ ィに報告をしたほどで、秘密基地は深刻な空気に包まれていた。 「ほぅ、チンクもやられたのか」  昼食後のデザートとして、オレンジなど果実の盛り合わせを食べていたスカ リエッティは、その報告に対して平静を保っていた。しかも、これといって動 揺すべき事柄ではないと言いたげに、オレンジにかぶりついていた。 「チンクならばあるいは、と思っていたが……」  期待はずれ、というわけでもない。勝てるかも知れないと思っていただけで、 このような結果になることも十分に予想していた。故に、チンクは善戦したと いう話を聞かされても、スカリエッティの表情や態度に変化はみられなかった。 「善戦したか……チンクもそれなりに強い戦闘機...
  • ロックマンゼロ第18話
     ミッドチルダ北部ベルカ自治領。  ノーヴェとゼロが激戦を行った岩場から、そう距離はない森の中。ギンガ・ ナカジマにルーテシア、そしてゼスト・グランガイツとアギトを加えた一行で ある。使い魔も数に数えるなら、ルーテシアの忠実なる僕、ガリューもいる。 「ここは……何かの史跡か?」  アギトが周囲を見回しながら、物珍しそうに呟いた。 「史跡と言うより、遺跡だろうな。古代ベルカの匂いの残る場所、とでも言う べきだろう」  聖王教会は次元世界最大の信徒数を誇る宗教、『聖王教』の総本山である。 宗教権力は、いつの時代、どんな場所においても絶大な力を発揮するに違わず、 旧ベルカ自治領を中心に存在する組織は、管理局最高評議会に匹敵する権力と 発言権を持っているとされる。でなければ、ミッドチルダにあって古代国家の 自治領など認められるわけがない。  こうした宗教権力との結びつきに...
  • ロックマンゼロ第14話
     セインにとって、ナンバーズとは姉妹であり大切な仲間だった。  戦闘機人という人と異なる存在であるからこそ生まれる結束や、絆があると、 セインは今日まで信じてきた。  でもそれは、信じていたというより、信じたかっただけなのかもしれない。 「ぁ……っ」  身体中が、痛い。そして、眩しい。意識が戻りつつあると同時に、光が視界に 差し込んできたのだ。  生きてる、私はまだ、生きている……。 「気がついたか?」  声は、すぐ側でした。眩しさに目を細めながら、セインは周囲を見回す。  病室、だろうか? 自分はどうやら、負傷して病院のベッドの上らしい。 「お前……なんで」  口から出たのは、掠れ切った声。喉が、カラカラに乾いていた。それに気づい たのか、セインの傍らに立っていた男が、水差しに入っている水をコップに注いだ。  ほとんど無...
  • ロックマンゼロ第19話
     聖王のゆりかごとは、遥かな昔、古代ベルカ王朝に存在したといわれる伝説 の戦船である。歴代のベルカの王、つまり聖王が所有されたとする史上最強の 質量兵器、一説では聖王とその一族はこの船の中で生まれ育ち、そして死んで いったとされる。故に、ゆりかごの名がついたのだと。  神学者からは伝説の遺物として、考古学者は旧暦の遺産として、歴史学者に 至っては空想の産物として探し続けられてきた夢幻の存在……それが今、ミッ ドチルダはベルカ自治領の空高く、飛翔している。  移動する玉座、世界を幾度も破滅に導いた兵器、異名など探せばいくらもあ るが、そんなものは今となってはどうでもいい。 「どうでもいいことなんだよ、伝説が現実として姿を見せた今となっては」  ジェイル・スカリエッティ、数多くの学者や権力者たち、国家が追い求めな がらも成し遂げられなかった夢を、自らの実力と才覚を持...
  • ロックマンゼロ第18話b
    「さすが、幾人ものナンバーズを打ち破ってきただけのことはあるな!」  双剣ツインブレイズで斬り掛かりながら、ディードはゼロに向かって叫ぶ。 ゼットセイバーでこれを受けるゼロであるが、敵の剣技は凄まじい鋭さを持っ ていた。  一刀のゼットセイバーと、二刀のツインブレイズ。武器の数で勝敗が決まる とは限らないが、ディードは確実に強いと言えるだけの実力者だ。 「お前は、何のために戦っている」  斬撃を、二刀の双剣で完全に防がれながら、ゼロは言葉を紡ぎ出す。 「何のため?」 「そうだ、理由もなく、意味もなく戦っているのか?」  速度も、技量も、ディードはゼロに劣ってはいない。完全な斬り合いという のは、思えばナンバーズ相手には初めてであるが、ディードは剣聖といってい い剣技の冴えを見せつけてくる。 「理由など……必要ない!」  交差剣による強烈な一撃に弾き飛ばされながら...
  • ロックマンゼロ予告「-ゼロ-サイド」
    「そういえば、あの人、右腕が……」  ここは、平和の訪れた世界。  人とレプリロイドが手を取り合い、共存への道を歩み始めた、平和な世界。 「右腕が、なかったの」  帰還した英雄、再会した仲間たち。 「これから、ずっと……ずっと一緒にいてね?」  訪れたのは、安定と安寧の日々。  戦士が必要となくなった世界で、英雄は何を思うのか―― 「お願い、私の側を、離れないで!」  少女の想いに、英雄は、ゼロは答えることが出来るのか。 「アイツが本当に復活したのなら、オレはもう一度、剣を取り……戦う」  世界は、戦士に休息を許さない。 「君の力を持ってしても、復活した彼には勝てないかも知れない。それでも行くの?」  突き付けられる現実と、目を反らすことの出来ない真実。 「あまり、あの...
  • ロックマンゼロ第14話b
     ゼロとゼストが戦闘を開始した頃、ギンガが残る機動六課では更なる事件が 起こっていた。 「ガ、ガジェットの反応を確認、凄い数です!」  悲鳴のようなシャーリーの声に、ギンガは顔色を変えた。 「まさか、ここにもガジェットを送り込むなんて」  あるいは、六課の各部隊に対する牽制のつもりか? 普段の六課ならば、隊 長達をはじめとした豊富な戦力を有している。だが、今はそのほとんどが出払 っており、ギンガぐらいしか戦闘要員はいない。 「地上本部への増援は期待できない、なら、隊長達が戻ってくるまで持ちこた えるしかない……魔力防壁展開、絶対防御態勢!」  打って出る、迎え撃つ、などという選択肢は存在しない。自分はゼロや隊長 達とは違う。  一騎当千の実力なんて持ち合わせていないし、守りに徹する以外に道はない。 「我ながら、かっこ悪いけど」  問題は、持ちこた...
  • ロックマンゼロ第21話
     ガジェットの残骸が、そこかしこに転がっている。聖王のゆりかごは、王族の住居だっ たにしては内部に飾りらしい飾りが何もなく、豪奢や華美とは言い難い質素さがあった。  そんなゆりかごの廊下が、ガジェットの残骸で舗装されている。 「ヴィヴィオ……どこにいるの」  自ら築き上げた鉄屑の山を蹴飛ばしながら、高町なのはが歩いていた。ゆりかごに突入 して、何時間過ぎたのか。それとも、まだ三十分も過ぎていないのか。フェイトと別れ、 現れるガジェットを倒しては進み、蹴散らしては走り、ひたすらにヴィヴィオのいる玉座 を捜した。  誰かのために戦うこと、思い返せば、そんなことをしたのは魔導師になりたての頃だけ だったかも知れない。  自分は、親友や友人とは違う。彼女たちはそれぞれが明確で明快な戦う意味と理由を持 っている。家族の存在だ。前者は義理で、後者は主従に過ぎないがその絆の強さ、本...
  • ロックマンゼロ第6話
     ホテル・アグスタ。ミッドチルダ郊外にあるホテルの名称である。 周囲を森林に囲まれ、景観も良いことから政治家や財界人に好まれ、名士が 集まりパーティなどを開くことで知られている。  だが、その反面、ここに集まる名士を狙った事件なども過去に多数発生して おり、管理局地上本部はホテルでパーティなどが行われる際に警備部隊を派遣 している。いっそのこと、常駐部隊を設置した方が効率も良いのではないか、 という声も上がったが、アグスタはあくまで民間が運営と経営をするホテルで あり、公的機関でも公的施設でもない場所にそんなことをしては特別扱いにな ると見送られた経緯があった。  この度行われることになった骨董品のオークションも同様で、そもそも骨董 品など買える身分の人間など限られているわけだから、主催者及びホテル側は 管理局地上本部に警備を依頼した。本来なら陸士隊の一個中隊程度が派...
  • ロックマンゼロ予告「-なのは-サイド」
     物語は、終わったはずだった―― 「ねぇ、なのはママ? ゼロは今頃、何をしてるのかなぁ?」  物語は完結し、思い出されるだけの思い出となり、 「ねぇ、ゼロ、あの話しを聞かせて」  物語は完結し、語られるだけの伝承となった。 「あなたの行った、魔法の国のお話しを」  そう、思っていた―― 「連続魔導師襲撃事件?」  新たにはじまる物語と、巻き起こる事件。  世界は再び争乱に包まれ、世界はとめどなく血を欲する。 「ジェイル・スカリエッティ事件から一年も経っていないのに、また厄介な話や」  凶悪なる事件に巻き込まれていく機動六課、  彼女らが操作をしていく先に見える、一つの真実。  「間違いない……あいつは、あの男は」            ―...
  • ロックマンゼロ第19話b
     レジアス中将によって指揮された地上部隊は、統制の行き届いた指示の元、 着実に防衛体制を整えつつあった。聖王のゆりかごからは既に何百機ものガジ ェット部隊が出撃をはじめているが、結集した陸士隊がこれの着実なる撃破を はじめている。 「アインへリアルを起動、標準は『聖王のゆりかご』に!」  レジアスの怒号に近い指示が、地上本部中央司令室内に飛んでいる。最高司 令官の席にどっかりと腰を下ろし、屈強な意思を元に強力な指揮を執るレジア スの存在は、地上部隊全てを統括するに十分すぎるほどだった。 「発射せよ!」  アインへリアル、レジアス・ゲイズが発案し、最高評議会によって承認され 建造された巨大魔力砲塔、謂わば現代魔法技術の粋を集めて作り上げられた兵 器が今、発射された。  三連装砲門から怒濤の勢いで放たれた魔力砲は、的としては大きすぎる聖王 のゆりかご...
  • ロックマンゼロ第7話
     最初に動いたのは、フェイトだった。  金色の魔力が残像のように光り、瞬間的にゼロとスカリエッティの間に割り 込む。そしてデバイスを構え、鋭い視線で敵を睨み付けた。 「どうして、お前がここにいる!」  フェイトの行動に、他の隊員達も何が起こったのか気づき始めた。事前にス カリエッティの手配写真を見ていたと言うこともあり、エリオやティアナは攻 撃態勢を取る。一方、ギンガは信じられない物を見るかのように呆然と立ち尽 くしており、スバルはその姉の反応に動揺している。  唯一、冷静な姿勢を崩さなかったのが高町なのはで、彼女は混乱と動揺、そ れにより激発しそうな隊員達を手で制した。 「待って、あれは映像だよ」  実体無き存在。なのはは面白くなさそうにスカリエッティを見る。 「ほぅ、さすが管理局のエース・オブ・エース。だが、こんな映像でもこの通 り君たちと会話をするぐらいは出...
  • ロックマンゼロ第9話
     ナンバーズ8番、オットーの敗北はすぐにウーノの口から他のナンバーズ達 の知るところとなった。 スカリエッティがこれといった情報規制を行わなかったからだが、姉妹らの 動揺は隠せなかった。 「ディードはこのことを?」  ナンバーズ10番、ディエチは比較的仲の良い姉妹であるクアットロに詳細 を尋ねる。 「あの子はまだ調整層よ……だから知らないわねぇ」  オットーとディードは、同じ素材から生まれた双子のようなもの。当人た ちもそれを意識してか、とても仲が良かった。 「オットーが後衛を、そしてディードが前衛を行う戦法なら負けなかったはず。 ドクターはどうして一対一に拘って……」  ディエチの指摘はもっともである。オットーとて戦闘機人であるからして 相当な実力者だが、その能力は自分と同じ後方支援向きだ。  単一の戦闘で真価を発揮するものではなく、一騎打ちなど以ての外。 ...
  • ロックマンゼロ第4話
     機動六課へ居つくこととなったゼロであるが、これといって何か役割がある わけでもなく、無為に過ぎる日々を過ごしていた。極端にいえばすることがな くて暇なのだが、漂流者たる身に何ができるわけでもないと、ゼロも最初の内 は控えめに活動をしていた。  だが、一週間も過ぎれば忍耐強い彼にもさすがに『飽き』が来て、六課内を 歩き回るなど少しずつではあるが行動を始めた。仕事があるため四六時中側に いるわけにもいかないフェイトはこの傾向を喜んだが、やはりよそ者というこ ともあってかそれを快く思わない者もいる。  その代表格が六課の課長にして総隊長のはやてと、そして彼女に使える守護 騎士たちであるとされる。例えば、ゼロが行動的になったのを境に、彼の周囲 に一匹の犬が付きまとうようになった。ゼロは、自分が動物に懐かれるような 存在ではないと認識していたし、犬の方もどちらかといえば...
  • ロックマンゼロ第2話
     それは単なる偶然だった。  ガジェットドローンの反応を追っていた時空管理局地上本部の陸士隊が、ガジェットの襲撃 を受けた。応援を要請されたのが、たまたま戦闘区域から近かった機動六課というだけの話で あり、こんな事件や要請は日常茶飯事と言って もいい。  だが、特定されたガジェットの反応に交じって、一つのロストロギア反応が生じたことが、 事態を複雑かつ暴走させた。機動六課が追っている第一級捜査指定ロストロギア《レリック》 とは全く違うそれは、 「ジュエルシード……」  呟くように、フェイト・T・ハラオウンが声を絞り出していた。  その表情は、誰が見ても青ざめているように感じられた。 「―――ッ!」  気づいた時には、フェイトはもう駆けだしていた。同僚の制止の声も聞かず、バリアジャケ ットを纏って飛び出した。  こうなってしまえば高機動魔導師であるフェイトに追いつ...
  • ロックマンゼロ第5話
     ゼットセイバーの斬撃が、ガジェットの一機を斬り裂いた。  続けざまに放たれたバスターショットが迫りくる敵機を牽制し、赤き閃光の 前進を許す。  斬撃で、あるいは射撃で、展開するガジェット部隊はその数を一方的に減ら していく。ガジェットは反撃を行っていないわけではない、魔力光で、実体弾 で、新たに現れた戦士に対し、果敢な攻撃を繰り返している。 「遅い――!」  チャージショットが発射され、放たれた魔力光ごとガジェットを撃ち落とし た。ガジェット部隊は正面からの攻撃を避け、周囲に広がり戦士を包囲する。  包囲殲滅、一斉射撃。だが、戦士は狭い車両の上を素早く動き、鮮やかな動 作で攻撃を避けながら、反撃を繰り返していく。一機、また一機とガジェット が倒され、戦士は確実に先頭車両へと近づいていく。 「凄い、凄すぎる……」  まるで隊長たちの戦いぶりを見ているようだと、スバ...
  • ロックマンゼロ第21話b
    「消えろ」  エネルギー砲が発射された。セッテは遠距離攻撃も行えたのだ。  正面に砲火、後背に4本のブーメランブレード、ゼロは前後を挟撃される形となった。  避けることは、出来ない。  砲火と刃が、直撃した。  追撃と迎撃を同時に行う、セッテの編み出した技だった。 「まだ死んでいない」  爆発によって生じた煙から、ブーメランブレードが飛び出してくる。ゼロは恐らく、ギ リギリまで刃を引きつけ、セッテにぶつけるつもりだったのだろう。 「――甘い」  だが、ブーメランブレードはセッテに当たる直前で動きを止めた。これが単純に敵を追 尾するだけの武器なら当たっていたかもしれないが、これはセッテが直接動かしているの だ。常に冷静な彼女は、眼前に刃が現れようと動作を誤ることなどなかった。 「敵の位置を予測、敵は上にいる!」  二刀のブーメランブレードを、中空へと投...
  • ロックマンゼロ第3話
     ゼロが移送されたミッドチルダ時空管理局地上本部は、ミッドチルダ市街の無数の高層タワ ーからなる地上施設で、数ある管理局地上部隊の総本部として 存在する高層施設である。 『管理内世界』、つまりミッドチルダ本国など地上の治安維持を目的としている地上部隊は、数 百からなる陸士隊を中心とした戦力を常に有しているが、これは次元航行艦隊を有し、多種多 様な世界に赴く次元航行部隊に比べ、圧倒的な戦力差があると言われる。本局の主張としては 管理内世界であるミッドチルダの治安は安定しており、それほど大きな事件・事故というのは 起こらない。故に過剰な戦力・兵力は不要であるということである。それに比べ、多くの世界 に対しその力を示さねばならない次元航行部隊は常に巨大な戦力を有する必要があり、根本的 に性質が違うのだ。  一見すると、その通りかもしれないと思う主張だが、地上本部の認識は違う。...
  • ロックマンゼロ第8話
     ナンバーズとはジェイル・スカリエッティがその科学力と技術力の粋を極め て作り上げた『戦闘機人』集団の総称である。人体に機械融合行うことで常人 を超える能力を発揮し、駆動骨格や人工器官などで生体そのものを強化する。 これにより、ガジェットなどとは比べ物にならない性能を持つ戦闘兵器となる のだ。  スカリエッティが現状製作したナンバーズは全部で十二体。場合によって、 呼称単位は十二機とも十二人ともしているが、これが『彼女』たちの存在を異 質なものとする理由かもしれなかった。そう、ナンバーズは全て女性なのであ る。  ゼロがミッドチルダへと現れる前から稼働しているナンバーズは全部で六人、 彼女たちは開発開始順に番号が割り振られており、また全員が女性ということ もあって彼女たちは互いを『姉妹』と認識している。この場合、番号の若いも のが姉となる。  ナンバーズの1番にし...
  • ロックマンゼロ第24話
    「所詮レリックしか持たない者に、私を倒すことなど出来はしない」  圧倒的な力を持って、桁違いの強さを見せつけていたギンガ・ナカジマ。あらゆる敵を 打ち破り、無敵と思われた彼女の存在を、聖王ヴィヴィオは一撃で消し飛ばした。  ギンガは確かに強かった。その実力には他者を寄せ付けないほどの圧倒感があり、 ヴィヴィオが聖王として覚醒する前までは、彼女こそが間違いなく最強であったろう。 「私が負けるはずはない。私は全ての次元世界を統べる王、聖王なのだから」  だが、覚醒した聖王の前に彼女の力は無力だった。ヴィヴィオもレリックの保有者では あるのだが、それは聖王として覚醒するために必要だったに過ぎず、覚醒さえしてしまえ ば、聖王の鎧と自身を繋ぎ止める以外の用途はない。  聖王の強大な力の前には、レリックが持つパワーなど何の問題にもならなかった。故に、 レリックの力に頼るしかなかった...
  • ロックマンゼロ第23話
     虹色の魔力光が、少女の姿を照らしている。  カイゼル・ファルベ、聖王のみが持つことを許された究極の光。 「正確には聖王の遺伝子を持つ者が覚醒した時に発生する。つまり、この光を放てる者こ そ、真の聖王なのだよ」  愉快そうに、スカリエッティが解説する。  黒地に青いラインの入ったバリアジャケットに、一つ結びにされた長い髪。年の頃は、 なのはやフェイトよりも少し若いぐらいか? どちらにせよ、ゼロの知っている彼女とは、 瞳の色が同じというだけで、まるで別人だった。 「これが、聖王だと――?」  魔力光とともに放たれる、魔力の波動。今まで感じたことがないほど強大な力を前に、 威圧感や圧倒感を超越した衝撃をゼロは受けていた。  膝を屈したくなるほどの強烈な感覚、絶対的なる王の力とでもいうのか。 「そう、君らはヴィヴィオと呼んでいたがね。彼女は元々このゆりかごを起動させるため...
  • ロックマンゼロ第20話
    聖王のゆりかご起動に伴い、ミッドチルダ全域において厳戒態勢が引かれている。一般 市民は早急に非難し、首都クラナガンへと続く道は陸路であろうと空路であろうと、全て が閉鎖された。  超長距離砲撃を行える相手に対し、どこに逃げればいいのか? そんな疑問は勿論あっ たし、大体、地下深くのシェルターに潜り込んだところで、敵船は地上を幾度となく焼き 払い、消滅させた伝説のロストロギアだ。逃げることも、隠れることも、通用するとは思 えなかった。  だが、そうだとしても避難を行わなくていいということにはならず、ここ聖王病院にお いても、動かすことが困難な重症患者を除いて避難が開始されている。ある患者は看護士 に付き添われ、自力で動ける患者は自力で、背に腹は代えられない。 「――ッ! まだ少し、痛むか」  デバイスを杖代わりにして、一人で院内を歩いているのはエリオ・モンディアルである...
  • ロックマンゼロ予告「-イレギュラー-サイド」
    「まだまだ、夢はこれからさ……」  男には夢があった。  人とは少し違う、夢と理想があった。 「そう、叶えるんだ……私の、夢を。誰にも辿り着けない、私だけの理想を」  時を跨ぐ庭園に、生娘が一人佇んで、 「ドクターがいれば、それでいい」  儚き想いを実らせて、 「それで、いいよ……」  捧げるのは純潔か? 歩み行く道は、背徳者の道か?  ルーテシアは一人、悩み続ける。 「偽りの仮面は身も心も、すべてを隠す」  女は仮面を被っていた。 「ドクターと一緒で自分の存在を実感できない虚しい存在……だから、互いの傷を なめ合うことが出来た。」  女は男の夢を知っていた。女は男の夢知っている。  だからドゥーエは、自分を消して生き続ける。  これは夢? それが理想?...
  • ロックマンゼロ第25話
    「これはもう、切るしかなさそうね」  聖王のゆりかご内において、スカリエッティから全システムの制御と管理を任されてい たのは、ナンバーズ4番クアットロである。  最深部の制御室にてゆりかごの内外で起こる戦闘を見物していた彼女だが、スカリエッ ティが敗北し、彼の切り札であった聖王ヴィヴィオまでもが倒された事態を前に、小さく 息を吐いた。眼鏡を外し、表情からは普段見せている笑みが消えていく。 「ドクターもこうなってはお終いね……格好悪い」  情けない、と言わなかっただけまだマシだろうか。モニターに移る大広間を見ながら、 クアットロは思考を巡らせていた。 「抵抗を続けるだけの余力は、もう残ってない」  防御機構をフル稼動し、船内の自動修復を開始すれば、ある程度までは回復するかも 知れない。しかし、聖王ヴィヴィオはゼロとの戦闘で駆動炉の力を使いすぎた。予備を 起動させるにも...
  • ロックマンゼロ第22話b
     ゼロの斬撃が、スカリエッティへ炸裂する。ガジェットを斬り裂き、ナンバーズにさ え傷を負わせた緑色に刃、その刃を、スカリエッティは掴み取った。 「なっ――」  素手で触れることすら危険なのに、斬撃を掴み取るなど出来るはずがない。しかし、 スカリエッティは現にこうして掴んでいる。 「熱さを感じるかと思ったが、意外とそうでもないな」  スカリエッティは微笑し、刃を放すと右腕で弾き飛ばした。そして体勢を崩すゼロに 向かって、拳を叩き込む。 「どうかな、私のパンチは?」  衝撃が、ゼロの身体を支配した。スカリエッティの一撃は相手を吹っ飛ばすような派 手なものではなかったが、相手の全身を打ちのめす重さがあった。少なくとも、ゼロの 足がぐらつく程度には。 「大したことは、ない!」  声を絞り出し、ゼロは縦一閃の斬撃をスカリエッティに斬り込んだ。スカリエッティ は微笑を崩さず...
  • ロックマンゼロ第25話b
    「やれやれ、理知的だと思っていたが、あんなにも取り乱すとはね。長い付き合いだが、 付き合いだけ長ければ良いわけでもないらしい。」  倒れたウーノの姿を見ていたのは、ほんの数秒だった。スカリエッティは、未だにバイ ンドで拘束されたままのゼロに視線を向けた。 「いや、すまなかったね、ゼロ。君を置いてけぼりに、下らない醜態を見せてしまって」  ゼロは目の前で繰り広げられた異様な光景に無言を貫いていた。正確に言うと、何と言 って良いのか判らなかったのである。 「お前という奴は……どこまで!」  しかし、必死でスカリエッティに縋り付こうとしたウーノの一途さに、敵とはいえゼロ は思うところがあったらしい。腐りきった性根をしているスカリエッティに対し、ゼロは 完全な殺意を抱いたようだ。 「怖いねぇ、あれだけ戦ったのに、眼光がギラギラと鋭さを増していく」  結局のところ、スカリエッ...
  • ロックマンゼロ第26話b
     病院を後にしたフェイトとゼロは、その足で別の場所へと向かっていた。 「はやてには会えた?」  車中で、フェイトはゼロが彼女と共に聖王病院へ訪れた理由の成果を尋ねる。 「一応な」  フェイトはなのはに、そしてゼロははやての見舞いに訪れたのだ。  はやての病室には、はやて本人はもちろんのこと、リインもいた。 「なんや、珍しい奴が来たな」  重傷という意味ではなのはとさして変わらぬはやてであるが、少なくとも精 神的に不調なわけでもない。さっさと治して現場に復帰したという気持ちが、 なのはよりも傷の治りが早い要因だろうか。  はやては訪れたゼロに対し、極めて事務的な対応と、型どおりの礼を述べた。 彼女らしい応対にリインは呆れないでもなかったが、一通り言い終えると、は やては口調と表情を崩して、笑顔を作った。 「まあ、今だから言うけど、私はアンタが最初は大嫌いやっ...
  • ロックマンゼロ第23話b
     虹色の魔力光が、スカリエッティへと直撃した。身体を貫かれはしなかったものの、 大きく後ろに吹っ飛んだ。 「ドクター!? おのれ、何を――」  ウーノが叫ぶも、聖王は鋭い眼力を彼女に向ける。すると、眼光が衝撃波を生みだし、 ウーノの身体を壁に叩き付けた。非戦闘員である彼女は防御することも出来ず、そのま ま意識を失ってしまう。 「やれやれ……覚醒したばかりの聖王は力を持て余してるとみえる」  さすがに頑丈な身体をしている、スカリエッティは倒れた身体を起きあがらせて、聖 王に笑みを向ける。 「目覚めたばかりで、誰が君を解放し、覚醒したのか理解していないようだ」  呆れたような口調で肩をすくめ、といっても既に片方しか存在しないが、スカリエッ ティは言う。そんな彼の姿を、聖王は冷めた視線で、射抜くように見据えていた。 「知っている。お前が私を作り、覚醒させたんだろう」  ...
  • ロックマンゼロ第22話
    「仲間を集めて勇者が魔王に挑むゲームがあったとして、私はいつも魔王を倒す最後の一 撃は、勇者にやらせるんだ」  スカリエッティの周囲から、強烈な魔力がほとばしる。 「パーティにいる戦士の攻撃や、魔法使いの呪文でも倒せるところを、私は彼らを行動不 能にしてまで勇者を使う。何故だかわかるかい?」  今まで戦ってきたナンバーズのそれよりも、遥に凄まじい力が、大広間という空間を支 配し、征服していく。 「それはその物語の主人公が勇者だからさ。彼が魔王を倒すと心に誓い、彼が仲間を集め たんだ。なら、やはり最後の一撃、トドメを刺すのは彼でなくてはいけないだろう」  逆に言えば、魔王を倒すためなら勇者は仲間がどんなに犠牲になっても、それを厭わず 戦い続けなければならないのだ。  何故なら、それが勇者の選んだ道なのだから。 「私も同じさ。この戦いを始めたのは私で、君に戦いを挑んだの...
  • ロックマンゼロ第20話b
     一方、別ルートから突入したゼロたちは、侵入者の存在を探知して現れたガジェットた ちと戦っていた。三人といっても、セインは戦力に入らないので、戦っているのは実質ゼ ロとディードだけだ。しかも、ディードはスカリエッティに反旗こそ翻したが、ゼロと協 力し合うつもりはまるでないらしい。 「とりあえず、これからどうするの?」  壁に隠れてガジェットの攻撃をやり過ごすセインが、ゼロに尋ねた。 「やることは、大きく分けて三つだ」  ゼットセイバーでガジェットの一機を斬り裂きながら、ゼロは口を開いた。 「一つは、スカリエッティを見つけ出すこと」  首謀者である彼を、倒すか殺すか、拘束するかは絶対条件だ。彼がギンガを使ってレジ アスという大将首を奪ったように、こちらも司令塔であるスカリエッティを倒す。そうす れば、少なくともナンバーズは指示と命令を出す相手を失うことになる。 「私た...
  • ロックマンゼロ第26話a
     首謀者の名前から、ジェイル・スカリエッティ事件と称されることになった 一連の事件は、聖王のゆりかごが崩壊したことで一応の幕を閉じた。しかし、 この事件の始まりは一体いつで、どの時点で終結と言えるのかは、当事者より も後世の歴史家たちの間で度々話題となっている。  六課設立時からゆりかご崩壊までの僅かな期間、それを持って終結とするに はいくつかの反論や相対する意見がある。というのも、この事件には不明確な 点が余りにも多かった。彼らは後世を生きる者として当事者たちよりもある意 味では多くの情報を持っているのだが、それだけに感じる違和感があるのだ。  そもそも、スカリエッティを倒し、聖王のゆりかごを崩壊させたのは誰なのか――?  ミッドチルダ史の謎として残るこの事件だが、別に当事者たちに責任がある わけでもない。彼らの多くはこの時期、ミッドチルダ首都クラナガンを...
  • 完結作品インデックス
    完結作品インデックス A B C D L あ う か き し せ ふ ま り A B C D E F G H I J K L Lyrical Magical Stylish 上へ M N O P Q R S T U V W X Y Z あ 悪魔砲少女 対 生機融合猫 上へ い う ヴィータと不思議なお人形 ヴィータ、まねきねこ商店街に行く 上へ え お か カブトレボリューション 序章  上へ き 恐怖の将 上へ く け こ さ し 白き異界の魔王 真祖海鳴に行くの巻 地獄の四兄弟 上へ す せ 正義超人リリカル万太郎 上へ そ た ち 超魔法重神グラヴィオンStrikerS つ て と な に ぬ ね の は ...
  • 単発SS
    スレ住人の皆様 リリカルなのはクロスSSスレ 単発SS・一発ネタ ※スレ中でタイトルが明言されていないものについてはタイトルを『無題(仮)』としています  また、予告編は基本的に「その他単発」のスペースにまとめてあります ドラゴンボール系 遊戯王系 テーマ曲系 VSシリーズ その他単発 その他単発2 その他単発3 その他単発4 その他単発5 福本系 拍手感想レス :BLACK CAT~Next StrikerS~を連載で読んでみたいです。 :なのはとロックマンゼロのクロス読んでみたいです :マジで涙腺ゆるみました!その後の展開とかなのは達との絡みも見たいです! TOPページへ このページの先頭へ
  • ロックマンX StrikeMission予告編
    西暦21XX年…… 人間と限りなく人間に近い思考能力を持つロボット 「レプリロイド」が共存する未来の世界…… 人間とロボットはかつてのように共存する道を歩み始めていた しかし、ロボットの社会が発展すると同時にレプリロイドによる犯罪が多発 人々を脅かすレプリロイド…通称「イレギュラー」を取り締まるために レプリロイドによる警察機関「イレギュラーハンター」が組織される その中に最強のイレギュラー「シグマ」の大規模な反乱を鎮圧したハンターがいた そのイレギュラーハンターの名は「エックス」 彼は後に自分の知らない異世界である物語に立ち会う事となる 本来は立ち会う事の無い筈の物語に――― シグマの死闘から役3ヵ月後、突如自分の知らない世界に飛ばされたエックス 「自分の世界とは違う異世界…ですって?」 「そうや、ここは魔法文化の世界ミ...
  • その他単発4
    スレ住人の皆様 その他単発SS・一発ネタ(4) リリカル龍騎 ポケットモンスターLYRICAL クロス元:ポケットモンスターSPECIAL 節制の14氏 『魔法中年アヴェンジャるでる』 別離の章 StrikerSオルタナティブ氏 魔法少女リリカルなのはStrikerSオルタナティブ クロス元:フタコイ オルタネイティブ 五十五代目スレ187氏 嘘予告「リリカルなのは×禁書目録」 クロス元:とある魔術の禁書目録 五十五代目スレ224氏 無題(仮) クロス元:パワプロクンポケット climaxなのリリカルだぜ氏 無題(仮) クロス元:仮面ライダー電王 情に目覚めし黒き龍氏 熱い兄貴達の叫び クロス元:式神の城 Black短編氏 「南光太郎の追跡」 クロス元:仮面ライダーBlack 五十六代目スレ376氏 無題(仮) クロス元:レベルE リリカルブレイブサーガ氏 リリカルブ...
  • タイトル別インデックス
    タイトル別インデックス A B C D E F H I L M N R S T あ い う え か き く け こ さ し す せ た ち つ て と な は ひ ふ ほ ま み む め も や ら り ろ わ A ARMSクロス『シルバー』 A’s+スクウェア作品 短編 上へ B Black Bullet Witch Sister Of Fate BLASSREITER LYRICAL 上へ C CCなのは 上へ D Devil never Strikers ×DOD 上へ E 上へ F Fate May Cry 上へ G Get Ride! リリカルドライバー 上へ H HALO StrikerS ~GunGirl with SwordMen~ HALO -The REQULIMER- ...
  • 作者別インデックス
    作者別インデックス A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん A ARMSクロス『シルバー』氏 上へ B Black氏 BLASSREITER LYRICAL氏 ◆bv/kHkVDA2氏 上へ C CCなのは氏 上へ D Devil never Strikers氏 ◆DppZDahiPc氏 上へ E ◆e4ZoADcJ/6氏 上へ F FS なのは×空の軌跡氏 上へ G ◆Gb6P9gjLww氏 上へ H HALOの人氏 ...
  • ロックマンX StrikeMission第01話
    最強のイレギュラー…シグマとの死闘から、半年が過ぎた頃 前の反乱で戦力を約八割以上も失ったイレギュラーハンターでは 各イレギュラーハンター部隊の再編成が進められていた。 エックスは前の戦いの功績により、かつてシグマが指揮を執っていた イレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長に昇格、その自分のオフィスで 数ある書類の「処理」に追われていた。書類との「戦闘」を一応ながらも終えると エックスは自分の机に置いてある写真が入った一つのパネルを眺めた。 「………今思うと、まるで夢の様だったな…いや」 一度自分の発言を否定すると寂しさと同時に安らぎを得たような顔を浮かべ 自分と一緒にある人々が写っている写真に向かってこう言った。 「…あれは……俺にとって紛れも無い真実だ…そうだよな……みんな?」      これは、本人の口からは決して語られる事の無い...
  • クロス元別インデックス
    クロス元別インデックス あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 作者 元ネタ 更新日時 リリカルなのはARC THE LAD 光と音のLNS氏 ARC THE LAD2 2008-06-04 20 44 13 (Wed) リリカル・コア リリカル・コア氏 アーマードコア 2008-11-01 10 32 55 (Sat) the answer テルミドール氏 アーマードコアFA 2008-05-15 20 52 45 (Thu) ARMSクロス『シルバー』 ARMSクロス『シルバー』氏 ARMS 2008-03-23 16 09 00 (Sun) R-TYPE LYRICAL R-TYPE LYRICAL氏 R-TYPE 2012-02-28 1...
  • ロックマンゼロ-赤き閃光の英雄-同人誌特設ページ
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