倉橋冬宇子

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名前:倉橋 冬宇子(くらはし とうこ)
性別:女 
年齢:23
性格:やさぐれ、癇癪持ち
外見:ルーズな着物姿。顎のラインで切り揃えた断髪(ダッチボブ)
   左目の横に泣きぼくろ
装備:祓串、呪符、懐刀
戦術:お祓、口寄、神降ろし、懐剣術
職業:女給
目標:玉の輿
うわさ1:心中未遂の前科があるとか
うわさ2:実家は神社だとか違うとか
うわさ3:気味の悪いものが入った怪しげな箱を持ち歩いているらしい

#region(憑き物筋について)

『憑き物筋』とは特定の神や獣霊を血脈に宿し、使役する一族のことを云う。 
多くは『蠱毒』と呼ばれる呪法で蟲獣から神を生成し、それらと契約を結んだ呪者の子孫に当たる者達である。 
その生成過程の禍々しさ、性質の悪質さから、それらの神は『外法(ゲホウ)』と名された。 
甲信地方の『管狐』東北の『オサキ』四国の『トウビョウ(蛇神) 』『狗神』などが、外法の一例として挙げられる。 
外法神の神助を得た一族は強力な呪者となり、 
或いは、他者の富や幸運を奪う外法の性質により、富貴自在の繁栄を得たとも伝えられる。 
外法神は、使役者に力や富を与える反面、祭祀や契約の代償を差し出すことを怠れば、呪者に祟たりなす存在でもあった。 
外法使いの末裔は子々孫々、末代まで、血統に染み付いた神を祀り続けなければならぬ。 
しかも、血脈によって受け継がれる神や獣霊の力は、それらを扱う才の無い者にとっては毒となる場合もある。 
憑き物筋の家系は、しばしば自我を外法に食い荒らされた、いわゆる『狐憑き』状態の狂人を生んだ。 
中世から今日に到るまで、外法使いの血統は忌諱の対象とされ、ことに婚姻、縁戚関係を結ぶことを忌避されてきた。 

#endregion

#region(三輪の女狼)

――――その昔、尊い伊勢の御神を斎(いつ)き奉る巫女が、さる高貴な男に見初められ子を宿した。 
斎宮に仕える伊勢の巫女が子を成すのは禁忌に触れる。 
二人は共に出奔を誓い合ったが、男の言葉に真実心(まことごころ)は無く、 
男は、権力に飽かせてありもしない罪を仕立てて巫女に被せ、女ひとりを伊勢より放逐した。 
流浪の身となった女は、男を恨み、男への呪詛を試みた。 
しかし、復讐を恐れた男に雇われた陰陽師達の霊壁によって呪いは通らない。 
女はさらなる力を欲し、類稀なる霊力と知謀をもって、ある神獣を捕え、禁断の蠱毒を施して自らの使役神とした。 
その神獣こそ―――三輪山の女狼。 
神世の昔に三輪の山に封じられたという、禍なす神が仮生した獣であった。 
祟り神の強大な神力を得た女は、念願叶って、護衛の陰陽師ごと男を呪殺し――― 
以来、外法となった三輪山の女狼は、巫女の血筋に受け継がれていくことになる。 
血脈の拡がりによって拡散し力を弱める一般的な外法神とは異なり、その継承は女系の一子相伝。 
代々巫女の子孫には女子一子しか生まれず、その女子が初潮を迎えると、母より外法の力を継承。新たな依り代となる。 
神魔の力は、人の器で扱うには過剰なものであるせいだろうか。 
依り代の座を譲った女は、極端に消耗し長くは生きられない。一族は総じて短命であったと云われる。

#endregion


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**イメージ
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原寸 http://www43.atwiki.jp/narikiriitatrpg?cmd=upload&act=open&pageid=540&file=gehou01.jpg


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