ゲームのルールに精通し、それを逆手にとったやや強引な屁理屈によってGMや周囲を言いくるめることによって自キャラの強化を図ろうとする者のこと。 元は本家TRPG界隈で発祥した言葉であり、『マンチキン』といういわゆる[[最強厨]]の一類型としてこう呼ばれていた。 なな板TRPGにおける[[最強厨]]が本家界隈では『洋マンチ』と呼ばれるのに対し、『和マンチ』には多少肯定的な意味合いがある。 屁理屈ではあるものの周囲を納得させるだけの説得力と、それを裏付けるルールへの精通が、上級者の一つの形であると認識されているためである。 ただし、自キャラを同僚よりも有利な立場にしようと目論む点では最強厨ないし[[万能厨]]と同じ思考形態であることに間違いはなく、 またなまじ口が上手いばかりに発言には正当性があり、よってGMは容易に和マンチの主張を否定することができないという、 ある意味ではただの最強厨よりも厄介な性質を持っている。 ※和マンチの例 A「相手の魔力を吸い上げ花を咲かせ、吸われた相手は干からびる能力でBさんを攻撃します」 B「花は咲きましたが、吸われる傍から魔力を輸血することによって自キャラはなんとか干からびることはなく、生き残りました。 …ところで花が咲くということは当然その後には吸い上げられた魔力の詰まった実がつきますよね? ではこれを食べることによって魔力を補給できる使い捨てのマジックアイテムとして運用します。 これは自キャラの魔力とは独立しているため、自キャラは外付けの魔力タンクを得たのと同じ事になります」 といった具合に、あくまでルール内での屁理屈によって自キャラを強化するのが和マンチである。 ◆関連項目 [[御前等の実事件]] [[御前等祐介]]