nasakenai @ ウィキ内検索 / 「竹内薫『熱とはなんだろう』」で検索した結果

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  • 竹内薫『熱とはなんだろう』
    ...1 32 15 … 竹内薫『熱とはなんだろう』(ブルバ) ←竹内薫ではたぶんこれが一番? … 28 :無名草子さん:2008/12/28(日) 00 15 05 光文社新書の竹内薫の本読んだんだが、 文字がでかくてビックリした。まぁ内容は薄っぺらかったが・・・ ただ、太字を使ったり、図を多用したりでよかったわ。 新書ってなぜか図を使いたがらない?、文字だけの説明が多いから 図を使うってのは大事だよね・・・ 37 :無名草子さん:2008/12/28(日) 01 33 39 28 竹内薫はブルーバックスに入っている奴は面白いのが多いと思う。 リスト入りしてる『熱とはなんだろう』は良かったし、『ペンローズのねじれた四次元』とかいうのもちょっと怪しげだけどおもろかった。 橋元淳一郎と同じでSF的センスなんだろうな。 最近のは手抜きなんじゃないかな。茂木の影響かもw それとこの人ファ...
  • 「物理系」
    ...講談社現代新書) 竹内薫『熱とはなんだろう』(ブルーバックス) 早稲田大学理工学部『応用物理の最前線』(ブルーバックス) 伊達宗行『新しい物性物理』(ブルーバックス) けいはんな社会的知能発生学研究会『知能の謎』(ブルーバックス) 木村英紀『制御工学の考え方』(ブルーバックス) 竹内繁樹『量子コンピュータ』(ブルーバックス) 松井孝典『松井教授の東大駒場講義録』(集英社新書) 山田克哉『量子力学のからくり』(ブルーバックス) 野本陽代『宇宙の果てにせまる』(岩波新書) 佐藤勝彦『宇宙論入門』(岩波新書) 丸山茂徳・磯崎行雄『生命と地球の歴史』(岩波新書) 上野景平 『化学反応はなぜおこるか』(ブルーバックス)            
  • 佐藤勝彦『宇宙論入門』(岩波新書)
    49 :無名草子さん:2008/12/28(日) 14 14 23 最近出た宇宙論入門はどうかね。 書いてる人が佐藤勝彦ってことで結構良いと思うんだけどね。 自分で読むのが一番だけど、一応聞いてみたい。 176 :無名草子さん:2009/01/09(金) 22 39 25 佐藤勝彦『宇宙論入門』(岩波新書)読了。これは正直あまり期待していなかったのだが、結構良かった。 この先生は啓蒙書を書くのがめっちゃ上手い。文系に抵抗なく読ませるためにSF風のプロローグにしたり北欧神話を持ってきたりするところまでは常套だが、 第一章ではわずか34ページほどで、アインシュタインの宇宙項から特異点定理まで簡潔かつわかりやすく説明してしまうのには驚いた。 第二章では素粒子物理学の宇宙論への寄与と、インフレーション理論の概要。真空の相転移について説明してある。 ホーキングの無境界仮説や超ひも理論とDブレーン宇宙...
  • amazonベストレビュアー寸評
    ※主に一般書籍(和書)のレビューを書いている人気レビュアーの中から自分の琴線に触れた人を勝手に選びました。 ※ 矢印(⇒)クリックで各レビュアーのレビュー集ページに飛べます ・モワノンプリュさん ⇒ 豊かな教養に裏打ちされた質の高いレビュー。 基本は人文系だが守備範囲広し(意識的に広くしている感がある) 硬軟自在、華麗なレトリック、品の良さ、高い見識、あらゆる点でプロレベル。 但し、やはり理数系は若干苦手か。経済に関する判断も迷走気味? ・古本屋Aさん ⇒ 古書店経営者の方だろうか。哲学・歴史・古典など重厚なものを多くレビューされている。 昔風の狷介な読書人のイメージ。ヘーゲル贔屓。 ・野火止林太郎さん ⇒ この方も古いタイプの教養人といった感じ。思想・歴史・社会科学・文学などが守備範囲。 古本屋A氏よりは、ややソフトか。 クラシックCDのレビューも多い。古本屋A氏もそうだが、この手...
  • 福吉勝男『ヘーゲルに還る』(中公新書)
      無名草子さん :2007/08/12(日) 03 33 57 271 長らく積読だった『ヘーゲルに還る』今読了した。 これ思ってたよりもかなり良かった。 たぶんヘーゲルの捉え方がかなり狭いんじゃないかと思って敬遠してたんだけども。 実際、いわゆる法哲学(「法と権利の哲学」と筆者はあえて訳しているが、これも見識) の市民社会論と自由に関するヘーゲルの政治思想の分析が中心で、全体像には程遠いが、 ヘーゲル自身が置かれた政治的状況の分析も絡めて結構緻密な内容。 哲学というより現実的・現代的意義を追及した政治学的なアプローチですね。 文献リストも充実。ただ内容が硬くてあまり読みやすくはない。ヘーゲルだからしょうがないが。 加藤尚武だったらもう少し読みやすいヘーゲル入門が書けるんじゃないかとは思った。   291 :無名草子さん :2007/08/12(日) 20 55 04 …… ...
  • 堂目卓生『アダム・スミス』(中公新書)
    107 :無名草子さん:2009/01/02(金) 21 22 26 アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界は入ってないよな。 読んだことある人いる? 108 :無名草子さん:2009/01/02(金) 21 47 38 …… 107 読んだ。名著です。 去年出たばかりの本だから自分は推薦しなかった。 もっと浸透してからの方がいいと思って。 232 :無名草子さん:2009/01/16(金) 01 36 43 225 堂目卓生『アダム・スミス』は、 従来は社会思想史の観点からの本が多かったのに対し、 はっきりと「経済」の人が書いたスミス論、 というところに意味があると思うので、 ここは「思想」ではなく「経済」に入れてもらいたい。 233 :無名草子さん:2009/01/16(金) 01 57 05 232 なるほど、そういう意見もあるのか。。「道徳感情論」について...
  • 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』
    949 :無名草子さん :2008/03/29(土) 19 01 20 『ヨーロッパ思想入門』はジュニア新書だけど、 一切手加減抜きで書かれた名著として定評があるね。 哲学なんて一般の西欧人にとっても難しいもんなのに、 古代ギリシア的伝統もユダヤ・キリスト教的信仰もない日本人には 理解できなくて当たり前。 むしろ違和感を意識しながら読むのが正解だろう。 950 :891 :2008/03/29(土) 22 35 53 949 おもしろいよね。繰り返して読むと前半で現代へいく伏線をキチンとやってるのもわかって(まあ、中近世すっ飛ばしだが) 少なくとも「お子様サイズ」の規模じゃない。 この本書以外の思想を補うのに「現代思想のパフォーマンス」なんてどう?   858 :無名草子さん :2008/03/16(日) 02 08 05 岩波の『西洋哲学史』ってどう? 上下巻だけど。 860 :...
  • カー『歴史とは何か』
    217 :無名草子さん :2007/07/17(火) 00 35 51 古典だから初心者には勧められない といえば歴史に入ってるカーの『歴史とは何か』もそうだな なんも知らん人があれ読んでも退屈なだけだろう 218 :無名草子さん :2007/07/17(火) 11 58 48 カーのは歴史は知らなくても哲学・思想に親しんでる人なら面白く読めるだろう。 逆に具体的な歴史が好きな人が読んでもピンとこないかもしれない。 219 :215 :2007/07/21(土) 01 48 25 218 国際政治学徒も読むよ ⇒アマゾンリンク   2ch厨房が選ぶ新書ベスト @wikihttp //www1.atwiki.jp/test/pages/3774.html      
  • 「法」
    「法」 碧海純一『法と社会』(中公新書) 川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書) 末弘厳太郎『嘘の効用〈上〉〈下〉 』(冨山房百科文庫) 樋口陽一『比較のなかの日本国憲法』(岩波新書) 長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書) 星野英一『民法のすすめ』(岩波新書) 伊藤真『泣き寝入りしないための民法相談室』(平凡社新書) 神田秀樹『会社法入門』(岩波新書) 秋山賢三『裁判官はなぜ誤るのか』(岩波新書) 白田秀彰『インターネットの法と慣習』(SB新書) 福井健策『著作権とは何か』(集英社新書) 井上幸夫・笹山尚人『フリーターの法律相談室』(平凡社新書) 郷原信郎『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書) 井上薫『司法のしゃべりすぎ』(新潮新書)▲ 阿川尚之『憲法で読むアメリカ史』(PHP新書) 最上敏樹『人道的介入―正義の武力行使はあるか』 (岩波新書...
  • 苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)
    169 :無名草子さん :2007/06/19(火) 01 07 56 教育でいい本ないの? 170 :無名草子さん :2007/06/19(火) 01 15 29 正直、教育はわからん… これはごく個人的な偏見だが、教育論ってロクなもんがない気が…w 171 :無名草子さん :2007/06/19(火) 01 19 49 まぁ教育と言えば苅谷剛彦とかだろうけど、 俺、実は読んだ事ないんだが、どうなん? 172 :無名草子さん :2007/06/19(火) 01 22 10 あ、そういえば西研と苅谷の対談本だけ読んだ事あるわw 忘れてた。忘れてたってことはたいした内容ではなかったんじゃないかな。。 173 :無名草子さん :2007/06/19(火) 15 57 26 苅谷剛彦ぐらいしか知らんな、俺も。 … 268 :無名草子さん :2007/08/08(水) 21 10 10 266...
  • 丸山眞男『日本の思想』(岩波新書)
    32 :無名草子さん :2007/05/31(木) 20 49 54 丸山真男とか岩波青版まで入れたらキリなくねえ? 33 :無名草子さん :2007/05/31(木) 21 57 24 32 まぁ「権威」よりも、今読んで面白いのを優先すべきだろうな。 でも丸山真男のは、今読んでも普通に面白いと思うけどね。 名著であっても歴史的役割を終えたようなのも多いだろ。 岩波旧赤版の羽仁五郎とか青版の宇野弘蔵とか現代新書の三浦つとむとかw 今読むと違う意味で面白いかもしれんが。 そう考えると岩波青版を考慮に入れてもキリがないということはないと思う。 よほど権威主義のオッサンが選ぶとかじゃない限り。 ⇒アマゾンリンク            
  • 「数学」
     「数学」(統計なども含む) 吉田洋一『零の発見』(岩波新書) コンスタンス・レイド『ゼロから無限へ』(ブルーバックス) 竹内外史『集合とはなにか』(ブルーバックス) 遠山啓『無限と連続』(岩波新書) 吉永良正『(新版)数学・まだこんなことがわからない』(ブルーバックス) 永瀬輝男・南みや子『ポアンカレの贈り物』(ブルーバックス) 小島寛之『数学オリンピック問題にみる現代数学』(ブルーバックス) 芳沢光雄『数学的思考法』(講談社現代新書) ダレル・ハフ『統計でウソをつく法』(ブルーバックス) 一松信『暗号の数理』(ブルーバックス) 野崎昭弘『離散数学「数え上げ理論」』 (ブルーバックス)        
  • 堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書)
    255 :長文注意:2008/05/16(金) 20 12 54 堤未果『ルポ・貧困大国アメリカ』を読んだ感想。 プロローグでは導入としてサブプライム問題が取り上げられる。 正直、プロローグだけで読み進める気力がかなり萎えた。固有の経済問題として分析するのではなく、 市場原理の悪、資本による搾取という大雑把な図式に押し込めるだけ。 もう著者の脳の回路が「反市場原理主義」で固まってしまっていて、自分のイデオロギー的図式を懐疑する気一切ありません という強い意志がひしひしと伝わってくる。「市場原理主義」批判というより、反市場「原理主義」。 (前者は十分検討に値するが、後者は「市場原理主義」と同じく「原理主義」の一種) 第一章は米では貧乏人ほどデブが多いという今では誰でも知っている話。 確かにこれを貧乏人の自己責任に帰するのは間違いだし、栄養学的「貧しさ」を押し付けられていると言っていいだろう。...
  • 井上薫『司法のしゃべりすぎ』(新潮新書)
    713 :無名草子さん :2007/11/11(日) 00 13 32 司法のしゃべりすぎ タイトルどおりの問題意識が身に付くほか、 法律論一般の勉強になる 731 :無名草子さん :2007/11/13(火) 21 41 05 個人的には「民主主義という不思議な仕組み」と 「司法のしゃべりすぎ」は少々疑問なんだけど。。 前者は子供向けなのか大人向けなのか中途半端な感じだし、 後者は、出た時にかなり賛否両論だったような。 問題意識は評価しても法律論の内容は異端的で、という評価が多かったと思う。 ⇒アマゾンリンク          
  • 石井彰 , 藤和彦 『世界を動かす石油戦略』(ちくま新書)
    795 :無名草子さん :sage :2009/03/30(月) 23 02 17 世界を動かす石油戦略 (ちくま新書) 867 :無名草子さん :sage :2009/06/02(火) 21 11 00 石井彰 , 藤和彦 『世界を動かす石油戦略』(ちくま新書) これは正直あまり期待していなかったのだが、素晴らしい内容でした。 著者らは一貫して「古典的地政学」をエネルギー資源戦略の枠組みとすることに批判的で、主に国際経済学の常識に基づいている。 タイトルだけ見ると、まさに「古典的地政学」的な「国際的な資源囲い込み競争に負けるな」的な内容だと思われてしまうのではないか。 自分も完全にそう思ってスルーしていた。逆にそっち系の内容だと思って買った人は騙されたと思ったのではなかろうか。 経済学的な思考に慣れている人にはすんなり飲み込める内容だが、政治学系の人には色々異論反論はあるだろう。 詳し...
  • 篠原一『市民の政治学』(岩波新書)
    301 :無名草子さん :2007/08/13(月) 20 03 30 295 298だが、もう一度。 佐伯啓思のは「戦後民主主義を問い直す」というサブタイトルで、 戦後レジーム批判の色彩が濃い。つまり、ひどく政治的。その意味でも、 はずした方がいいと思う。それに代わるものとして、篠原一『市民の政治学』 (岩波新書)を挙げたい。「討議デモクラシーとは何か」というサブタイトル からは「朝日新聞」的な「共産党=市民政治」的な臭いがするが、中身は いたってまともで、ポピュリズム批判も組み込んでいる。 というわけで、入れ替えを提案。 302 :無名草子さん :2007/08/13(月) 20 11 28 「ポピュリズム批判」とやらも充分政治的じゃないか。 304 :無名草子さん :2007/08/13(月) 20 15 25 302 もちろんだ。 問題はなにを「ポピュリズム」と見なしている...
  • 大杉一雄『日中15年戦争史』(中公新書)
    621 :無名草子さん:2009/02/18(水) 16 01 05 中公新書には『日中戦争』があるぞ。『日中十五年戦争史』はタイトルと違って戦争開始で終わってる。 文庫版はタイトルが内容に合わせて変更されてるけど。 その点、『日中戦争』は太平洋戦争下にまで記述がおよんでる。 講談社現代新書のほうは政治史は簡略で、資料紹介がやたら多かったので、 あっちが物足りないひとはこっちの『日中戦争』を読むといいだろう。 まあ堅い記述だから、読みやすくはないのだけど。 ところで、 『海上護衛戦』が良書だということに一点の疑問もないが、 なんとなく実像以上に評価が高くなってる感じはするね。 類書があまりないせいなのかもしらんけど。 622 :無名草子さん:2009/02/18(水) 22 26 12 講談社現代新書の日中戦争って本凄い人気あるんだね 623 :無名草子さん:2009/02/20(金)...
  • 佐々木健一『美学への招待』(中公新書)
    623 :無名草子さん :2007/10/01(月) 04 02 52 「美学への招待」以外に芸術系の新書でこれは読んどけっていうのありますか?「西洋音楽史」とかも上のほうに書いてあったと思うけど、 このスレにまだ書き込まれてない良書ってどんなのがあるんだろう。 恥ずかしながら未読だった「美学への招待」が予想以上におもしろかったので。 624 :無名草子さん :2007/10/01(月) 15 46 24 美学への招待はいいよな。 名著だと思う ⇒アマゾンリンク                
  • 前田英樹『倫理という力』(講談社現代新書)
      無名草子さん :2007/09/24(月) 08 02 54 流れ切ってすまんが、 倫理で、前田英樹『倫理という力』(講談社現代新書)はどうだろう。 まだ出てなかったよね? 読んでみてかなり正確に論が詰められていて良書だと感じたのだけれど… 誰か評価してくれんかな 長文ちょっと失礼 :2007/10/01(月) 03 37 14 611-619 前田英樹『倫理という力』読んでみました。 文章はかなり意識的に日常的な言葉で書かれており、非常に読みやすい。 普通の哲学本なら「他者」などという言葉を頻発するところを、 「人様」というもう少し下世話な言葉を使っているのもよい工夫だと思う。 しかし読む前からある程度予想していたのだが、 案の定、論の立て方や運びが自分にとってかなり気に食わない部分が目に付く。 まず、いきなり「理屈は人を救わない」などと書いてしまうのは反則ではないか。 実直な...
  • 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史』
    883 :無名草子さん:2008/11/09(日) 09 56 15 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史』 たしかに良書だろう。しかし、モンタネッリのルネサンスの歴史やローマの歴史を 読めば、それらとは雲泥の差があることに気づくだろう。通史ではないとか、 分量が違いすぎるとかいろいろ文句もあるだろうが、それでもどちらかを選べと いうのならモンタネッリの著作を読むべきだ。新書だから文庫だからなどという 分類は無意味だ。 ⇒アマゾンリンク [参考書籍] ⇒モンタネッリ『ローマの歴史』(中公文庫)モンタネッリ『ルネサンスの歴史』上下(中公文庫)   2ch厨房が選ぶ新書ベスト @wikihttp //www1.atwiki.jp/test/pages/3774.html        
  • 佐々木毅『民主主義という不思議な仕組み』(ちくまプリマー)
     本スレ 新書17 http //love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1186186095/ より 324 :無名草子さん :2007/08/12(日) 13 30 20 …… ■佐々木毅『民主主義という不思議な仕組み』ちくまプリマー新書64 これはちゃんと子供向け。政治学の大御所が民主主義を分かりやすく書いた良書。 ただ瑣末な間違いがいくつかあるのだが・・・、佐々木先生、大丈夫? 342 :無名草子さん :2007/08/12(日) 23 32 42 … ●事実誤認 p123「五箇条の御誓文に根拠を求めた民撰議院設立建白書から、国会開設に至る自由民権運動の激しいうねり」 ここにいう民撰議院設立建白書は、文脈上あきらかに明治7年1月に板垣退助らの提出した建白書を指すが、この建白書は五箇条の御誓文に言及していない。 ●ミスリード p52「『フェデラリスト』...
  • 池内恵『現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義』(講談社現代新書)
    252 :無名草子さん:2009/01/17(土) 08 47 11 さて、先日に続いてレビューなど。 本日のおすすめは、池内恵『現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義』講談社現代新書。 タイトル通り、現代アラブ・ムスリムの社会思想について扱ったもの。 1967年、第三次中東戦争にアラブ連合がボロ負けしてからの 中東社会の思想についてまとめたものですが、 アラブ社会の共産主義との繋がり、イスラーム主義について理解するには非常に良い本です。 アラブ人が何を考えているか知るには最も手頃ではないでしょうか。 イスラム教が如何に現代社会に適合できず、袋小路に追い詰められているかわかることと思います。 ただし、中東の歴史・事件史については他の本も参照すること。 wikiでは、後半トンデモスレスレとあったが、 筆者はエジプトで公開資料を淡々と読み進め、考察する形を取っているので、 本のトンデ...
  • 安達正勝『物語フランス革命』(中公新書)
    749 :無名草子さん :sage :2009/03/12(木) 02 08 38 (推薦リストにある)安達正勝『物語・フランス革命』読了。読みやすい文章で、内容の特徴と言えば、ルイ16世にやや同情的で擁護している点と、 革命において女性の果たした役割を重視している点ぐらい。一見何の変哲もないフランス革命史だが、個人的には妙な違和感が残った。 まず一応念を押しておくと、自分は歴史については(も)無知で、フランス革命に関しても新書リストに入っている『フランス革命・歴史における劇薬』『死刑執行人サンソン』、 あとはせいぜい『フランス史10講』(岩波新書)と「ベルサイユの薔薇」を少々読んだくらいの知識しかない。つまりベルばらレベル(笑)ということ。 その上であえて言うと、この著者の歴史に対するスタンスには疑問を感じた。それは端的に言って、 遅塚先生の「歴史における劇薬」という観点を無視しているの...
  • 丸山圭三郎『言葉と無意識』(講談社現代新書)
    丸山圭三郎『言葉と無意識』(講談社現代新書) 709 :無名草子さん:2008/10/13(月) 18 37 54 言葉と無意識っていう丸山圭三郎の本が105円だったから買ってきたんだけど、 これははずれ? 714 :無名草子さん:2008/10/13(月) 19 00 29 丸山圭三郎はソシュール研究の第一人者じゃなかったけ 717 :無名草子さん:2008/10/13(月) 19 04 17 言葉と無意識を読んだことないけど、 丸山圭三郎が書いた本なら大丈夫じゃねーの。 相当信用できる人文科学者だと思うけど 718 :無名草子さん:2008/10/13(月) 19 26 06 俺も丸山圭三郎の『言葉・狂気・エロス』というのを105円で買ったきり積んである。。 言語学というより記号学なの?ありゃ難しくてよくわからん。 939 :無名草子さん:2008/11/24(月) 01 46 ...
  • 三井誠『人類進化の700万年』(講談社現代新書)
    669 :無名草子さん :sage :2009/02/24(火) 17 16 21 .人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」 . 神道の逆襲 武士道の逆襲 このあたりの本を入れてみたら? 954 :無名草子さん :sage :2009/08/22(土) 22 40 41 669で推薦された三井誠『人類進化の700万年』読了。「人類学」の最新成果(2005年現在)を取り込んだ入門書。 700万年に及ぶ人類進化の歴史と、年代測定法や遺伝子解析の方法なども概説している。 (「人類学」というのは「文化人類学」と紛らわしいが、これは自然人類学とか生物人類学とか言われている方) 読む前にひとつ気になったのは、著者は正規の学者ではなく科学記事記者である点。 権威主義ではないのだが、内容の信頼性がちょっと不安であった。しかし自分の乏しい知識で読んだ限りでは、 学術的な慎重さ、科学的思考の基...
  • 佐伯啓思『自由とは何か』(講談社現代新書)
    197 :無名草子さん:2008/05/08(木) 14 56 42 PHP新書・佐伯啓思の「現代文明論」 (㊤人間は進歩してきたのか、㊦20世紀とは何だったのか)ってどう? 素人目には読んでみて分かりやすかったんだがこのスレには挙がってないね。   198 :無名草子さん:2008/05/08(木) 19 20 57 佐伯啓思は『自由とは何か』が既出で、最終的にはこれ一冊で充分。 どれも大差ないから。 保守主義による近代批判・市場主義批判・グローバリズム批判の最良の部分を代表している人だから、 ある程度集中して何冊も読んで思考のエッセンスを吸収する価値はある。 吸収したら1冊ぐらい残して後は捨てていい。 どれも大差ないから。   2ch厨房200 :無名草子さん:2008/05/08(木) 21 49 26 198 そうなんですね。 現代文明論は近現代史を追う形になっているの...
  • 大西英文『はじめてのラテン語』(講談社現代新書)
    600 :無名草子さん:2008/09/13(土) 18 01 06 ちょっとマイナーだけど、 講談社現代新書「ほじめてのラテン語」 れっきとした文法書だよ、まったりやってたら 理解するのに1年以上かかる。 604 :無名草子さん:2008/09/13(土) 23 59 11 ラテン語を独学とはマイナーというよりマニアックだなぁ。 中公新書の『ラテン語の世界』の方が、 ラテン語そのものの習得を目指していないので一般性があるのでは? 610 :ほじめて:2008/09/14(日) 18 16 26 600改めほじめて 講談社現代新書には「はじめての~」シリーズ? があるから語学オタクにはたまらない。 新書だから持ち運びに便利だし、価格も安い。 611 :無名草子さん:2008/09/14(日) 20 25 13 そもそも、ラテン語を扱った本事態少ないからなー 希少な一冊かもね 612 :...
  • 湯浅誠『反貧困』(岩波新書)
    871 :無名草子さん :sage :2009/06/05(金) 02 10 20 湯浅 誠「反・貧困」は どうかね 872 :無名草子さん :sage :2009/06/06(土) 03 05 05 871 湯浅は言論人というよりかはアクティビスト、実際の運動が向いてる人ってイメージがあって あんまり話に踏み込むきがしないんだけど、どうなの?実際 873 :無名草子さん :sage :2009/06/07(日) 16 08 16 湯浅誠か…日頃左翼に批判的な人たちにまで一目置かれているみたいだね。 なんか悪口もいいにくい空気があるような。 実際に身を削って行動している人に対して安全圏から批判するなど言語道断みたいな。 もっとも俺はこの人の本すら読んでないからもともと批判する資格はないけどね。 資格はなくても厭味っぽく書いちゃったけどね。 貧乏は他人事じゃないから興味ないこともないけど...
  • 河上徹太郎他『近代の超克』(冨山房百科文庫)▲
    507 :無名草子さん :2007/08/31(金) 19 34 28 ところで、今さら言うのもなんだが、 冨山房百科文庫の『近代の超克』選んだ人誰?w 読んだ事ある人がどれだけいるのか知らんが、 これは…違うんじゃないの? これ自体が思想史上の資料であって、新書と言うには違和感ありありなんだが。 まぁ中公クラシクスは排除ということで一応合意を得たが、 冨山房とかクセジュなんかは別に排除してないんだけど。 空気嫁!とは言わんが、あえてこれ入れる意味がわからんw   509 :無名草子さん :2007/08/31(金) 20 07 50 推測だが、日本の近代思想史を俯瞰してみた場合、 やっぱりこれは入れなきゃ!ってことだったのかな? 『近代の超克』   ⇒アマゾンリンク      
  • 末木文美士『日本宗教史』(岩波新書)
    781 :無名草子さん :sage :2009/03/18(水) 00 20 13 日本宗教史は? 913 :無名草子さん :sage :2009/06/27(土) 01 31 12 …… 末木文美士『日本宗教史』。『神道の逆襲』と対比させながら読むと面白い。 まず著者は「日本宗教史をどう見るか」で、丸山真男による「古層」の概念を援用する。 ただし、丸山が日本の古層の「等質性」を強調したのに対して、それを否定し、古層自体が歴史的に形成されたものと見る。 要するに歴史とは過去の美化や捏造も含めて重層的に堆積してきたものとして見るということで、 隠された深層のダイナミズムを見極めることが重要だということになる。フーコーなどを持ち出すまでもなく現在では常識的な立場であろう。 当然、起源の純粋性などは否定され、神道も最初から仏教や中国思想の強い影響のもとに生成したものとされる。 また「神国」の本来...
  • 「宗教」
    「宗教」 末木文美士『日本宗教史』(岩波新書) 井上順孝『神道入門』(平凡社新書)  菅野覚明 『神道の逆襲』 (講談社現代新書) 渡辺照宏『仏教』(岩波新書) 渡辺照宏『お経の話』(岩波新書) 鈴木大拙『禅と日本文化』(岩波新書) 竹内義範・梅原猛『日本の佛典』(中公新書) 定方晟『空と無我―仏教の言語観』 (講談社現代新書) 村松剛『教養としてのキリスト教』(講談社現代新書) 井上章一『キリスト教と日本人』(講談社現代新書)▲ 加藤隆『一神教の誕生―ユダヤ教からキリスト教へ』(講談社現代新書) 加地伸行『儒教とは何か』(中公新書) 阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書) ツルティム ケサン 正木晃『チベット密教』(ちくま新書) 小杉泰『イスラームとは何か』(講談社現代新書) 野町和嘉『カラー版 メッカ』(岩波新書) なだいなだ『神、この人間的なもの...
  • コンスタンス・レイド『ゼロから無限へ』(ブルーバックス)
    429 :無名草子さん:2009/01/31(土) 20 58 08 『ゼロから無限へ』 これは古いですが定番の数学啓蒙書。数論の話が主ですね。 普通「数学嫌いのための」とか「数学が苦手な人のための」 などと銘打った数学啓蒙書を読んで数学嫌いが数学好きになることはまずないわけですが (100人に1人ぐらいは目覚めるのかもしれんが) この本なら俺でも中学の時になんとか読めましたね。 数字一つづつをテーマに一章費やすという構成が最大の工夫でしょうね。 可算無限と非可算無限に関して、例の対角線論法が出てきますが、 これはリストに入っている他の本とかぶってます。遠山啓とか竹内外史のにも出てくる。 でもこの本での説明が一番わかりやすかったような記憶があります。 あとフェルマーの大定理はこの本が書かれた時はまだでしたが、 現在証明が成功してますね。 これに関してはたくさん啓蒙書が出てるのでそれで補って...
  • 小田中直樹『歴史学って何だ?』(PHP新書)
    532 :無名草子さん :2007/09/02(日) 23 23 25 小田中直樹『歴史学って何だ?』PHP新書は良い本だったな。 結論はちょっと平凡かもしれないけど、読みやすいし面白い。 ただ、岡田英弘『歴史とはなにか』 とかぶるのかな? 岡田の方は、日本史の話を不用意に持ち出してきている印象があるんだけど。 両方読んだ人、検討してください。 …  533 :無名草子さん :2007/09/03(月) 00 06 40 532、 … あと小田中のは俺も読んだが、ちょっと力抜けすぎじゃね? 無難な感じで全力投球してないというか。 岡田の方がアクが強いだけに印象には残る。 534 :無名草子さん :2007/09/04(火) 20 59 41 小田中よんだけど、軽い感じってのは同意w   ⇒アマゾンリンク 2ch厨房が選ぶ新書ベスト @wikihttp //www1.atwi...
  • 猪瀬直樹『空気と戦争』(文春新書)
    214 :無名草子さん:2009/01/15(木) 05 50 38 軍板の方から来ましたw まとめ見て来たけど、猪瀬直樹『空気と戦争』(文春新書)が入ってないのね。 日本が第二次大戦に突入していく様を知るには良い本だよ。 …… 267 :265:2009/01/18(日) 00 46 28 つづき 猪瀬直樹『空気と戦争』(文春新書) これは同著者の『昭和16年夏の敗戦』のダイジェスト。 各界の頭脳をあつめた総力戦研究所で日米戦必敗の結論が下されるまで。 猪瀬氏がきらいな人でも一読して損はなし。 355 :無名草子さん:2009/01/24(土) 22 17 08 その本、最後の章でご自分の「霞が関との戦い」話になるみたいね…。 出版年も2007年と新しく、評価の定まっている本とも言いがたい。 ここはいったん外して、数年寝かせてから評価しなおすべきではないか? 356 :無名草子さん:...
  • 武澤秀一『法隆寺の謎を解く』
    630 :無名草子さん:2008/09/15(月) 18 27 16 ちくま新書の法隆寺の謎を解くっていう本読んだ人はいない? 是非入れたいんだが。 713 :無名草子さん:2008/10/13(月) 18 59 40 武澤秀一『法隆寺の謎を解く』読了。新書としては内容が高度で、自分には読むのが結構大変だった。 一回読んだだけではちゃんと読みとれていない気もするが、結論から言うとこれは名著だと思う。 しかし内容が濃すぎて、要約が難しい。法隆寺にまつわる建築史上のいくつかの謎を解き明かしていくわけだが、 その中でも中門の真ん中に立つ柱の謎に注目する。またそれに付随して、新創建法隆寺における各建造物の配置に関する謎、 及び創建法隆寺の焼失と新たな創建の経緯に関する歴史的な謎が推理される。柱の謎に関して、 まず著者はインドの聖地などを歴訪した経験から、宗教的な祈りの作法として「めぐる作法」の伝来...
  • 浅羽通明『ナショナリズム』『アナーキズム』(ちくま新書)
    28 :無名草子さん :2007/05/30(水) 00 24 07 浅羽通明『ナショナリズム』  『アナーキズム』 (ちくま新書) はどうすかね?森村進のリバタリアニズムも入ってるんだし、入れてもよくね? 政治部門という手もあるが、どっちかというと思想の分析だろうし。 もっと権威がある奴でいいのがあればゴリ押しはしないが。    ※リンクはアマゾン        
  • 保田隆明 『なぜ株式投資はもうからないのか』(SB新書)
    64 :無名草子さん :2007/06/04(月) 13 49 27 48 橘玲『臆病者のための株入門』(文春文庫) それよりは保田隆明 「なぜ株式投資はもうからないのか」(SB新書)の方がいい 69 :無名草子さん :2007/06/05(火) 02 17 38 ……高安英樹『経済物理学の発見』(光文社新書)橘玲『臆病者のための株入門』(文春文庫) が入っているのには疑問。 とりわけ後者はETFを買えだろ。それなら世間では「ウォール街のランダムウォーカー」ってことになる。 71 :無名草子さん :2007/06/05(火) 19 59 51 69 う~む、橘玲は内容よりも語り口やスタンスが好きなんだがなぁ。「マネーロンダリング入門」も面白かったし。 まぁまだ新しい人だし、今回は見送るか。 ……  ※リンクはアマゾン  
  • 「社会」
     「社会」(社会学・教育・メディア論・福祉・地理・民俗学・人類学・ルポ・まで含む) 大塚久雄『社会科学の方法』(岩波新書)  富永健一『社会学講義』(中公新書)  見田宗介『社会学入門』 (岩波新書) 奥井智之『60冊の書物による現代社会論』(中公新書) 山之内靖『マックスヴェーバー入門』(岩波新書) 岡沢憲芙『スウェーデンの挑戦』(岩波新書) 薬師院仁志『日本とフランス二つの民主主義』(光文社新書)▲ 勝俣 誠『現代アフリカ入門』(岩波新書) 今村仁司『群衆―モンスターの誕生―』(ちくま新書)  東浩紀『動物化するポストモダン』(講談社現代新書) 米本昌平・市野川容孝ほか『優生学と人間社会』(講談社現代新書)  増田直紀『私たちはどうつながっているのか』(中公新書) 矢作弘『大型店とまちづくり』(岩波新書) 太田肇『囲い込み症候群』(ちくま新書) 若林幹...
  • 小杉泰 『イスラームとは何か』 講談社現代新書
    896 :891 :2008/03/19(水) 15 13 34 895 いわゆる入門書の中で、一番幅広くバランスがとれている点 他は欧米系の学者の引き写しっぽいのとか、過度に同情的なのが多い もっと多面的にとらえたい場合なら「現代アラブの社会思想」(リンク先参照)でもいんだけど、 あれは後半トンデモスレスレだし、「入門」ではない。あとはイスラーム云々はおいといても野町和嘉「カラー版メッカ」(岩波新書)は名著なので、加えて欲しいところ ⇒アマゾンリンク [参考書籍] ⇒井筒俊彦『イスラーム文化その根柢にあるもの』(岩波文庫)片倉もとこ『イスラームの日常世界』 (岩波新書)池内恵『現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義』(講談社現代新書)        
  • 有田隆也著『心はプログラムできるか』
    474 :無名草子さん:2008/07/29(火) 00 20 45 ……… さて、そこで新しい本をば一つ。 有田隆也著「心はプログラムできるか」サイエンスアイ新書 人工生命に関する本。主に行動パターンの進化についての話。進化の末に心を持っていた方が生存に有利だから人間は心を持ったそうだ。 分野が分野だけあって公式サイトが充実している。 856 :無名草子さん:2008/11/07(金) 02 12 46 有田隆也著『心はプログラムできるか』 ⇒読んだ。理系啓蒙書としてはかなりいい方だと思う。 ただ、進化論・利己的遺伝子説・ゲーム理論・ニューラルネットワーク・複雑系 などについての初歩的な知識があった方が面白く読めるだろう(なくても読めるが) 10 :無名草子さん:2008/12/18(木) 20 28 33 …… 『心はプログラムできるか』は内容的に必ずしも認知科学や心理学だけじゃない...
  • 阿川尚之 『憲法で読むアメリカ史』(PHP新書)
    782 :無名草子さん:2008/10/27(月) 20 02 49 アメリカ史に定評のある本を教えてください 783 :無名草子さん:2008/10/27(月) 20 06 33 782 PHP「憲法で読むアメリカ史」 78 :無名草子さん:2008/12/31(水) 14 22 06 阿川尚之『憲法で読むアメリカ史』上下やっと読了。一貫して司法と憲法及び最高裁に焦点をあてたアメリカ史。 上巻は、まずブッシュとゴアの大統領選挙での訴訟騒動を導入として、独立・建国からインディアン問題や黒人奴隷問題を経て、南北戦争まで。 下巻は南北戦争後の南部再建、奴隷解放後の人種差別是正、大恐慌とニューディール、第二次大戦、戦後の自由と平等・権利の拡大まで。 最後は妊娠中絶問題をめぐる保守派と進歩派の相克、そして2004年現在における合衆国最高裁判事の陣容について。 一貫して司法と憲法に焦点が当てられ...
  • 難波江和英・内田樹『現代思想のパフォーマンス』
    25 :無名草子さん :2007/05/29(火) 22 58 57 難波江和英・内田樹『現代思想のパフォーマンス』(光文社新書) を選んだ者だが、本当は内田樹のアクロバット的なやり方ってあまり好きじゃないw ただ現代思想のパフォーマンスというだけあって、 この本ではパフォーマンスとして読んで面白いのは確か。 現代思想の代表選手が何人か入っててお得だし。 ……   903 :無名草子さん:2008/11/12(水) 00 27 33 フーコーの入門書ってないの? 904 :無名草子さん:2008/11/12(水) 01 10 52 903 リストに入っている中では 難波江和英・内田樹『現代思想のパフォーマンス』(光文社新書) の中の第Ⅲ章で一応扱われている。 フーコー入門の新書としては、中山元(ちくま新書)と内田隆三(講談社現代新書)のがあったな。 中山のがわかりやすくて無難だろう。...
  • 藤原保信『自由主義の再検討』(岩波新書)
    130 :無名草子さん:2009/01/06(火) 20 40 31 自由主義の再検討入れた人誰? amazonではそこまで人気ないけど、良い本なの? 140 :無名草子さん:2009/01/07(水) 01 11 58 130 「自由主義の再検討」 俺が選んだんじゃないけど読んだことはある。 あんまり内容覚えてないが、悪くはなかったと思いますよ。 amazonでは一人だけ厳しい評価してるね。 「コミュニタリアニズムが唐突」ってのはその通りかもね。 結局「自由は大切だけど市場原理主義とかネオリベみたいなのは嫌だなぁ、 もっと人と人との連帯とか繋がりも大切にしたいじゃん?」 みたいな心情があって「コミュニタリアニズムっていいかも」みたいな安易さは否めないw 良心的知識人が頭で考えた政治思想ってどれもそんな感じになりがちなんじゃないの?  なんとなく暴論書いちゃいました。 ⇒アマゾンリン...
  • 梅棹忠夫 『日本文明77の鍵』(文春新書)
    661 :658 :2007/10/18(木) 01 50 10 豊かな自然、茶の湯や歌舞伎といった文化的伝統、近代の 軍国主義、戦後の経済発展――この一見ばらばらな日本文 明の要素を、外国人に理解してもらうにはどうすればいい か。そのような発想から、環境、ことば、芸術、メディア、 科学技術など日本史学の域を超えた視点から77のキーワー ドを選び、現代日本文明のさまざまな面を歴史的パースペ クティブのなかでとらえた本書は、日本人自身が見落とし てきた、日本文明のすがたを明らかにする。 文春新書 日本文明77の鍵 梅棹忠夫 編著 定価760円(税抜) ●新書判/172頁 ISBN4-16-660435-X 668 :無名草子さん :2007/10/18(木) 22 59 21 661 なんだコピペかw なんで自分の言葉で書かないん?この横着もんが! 678 :無名草子さん :2007/1...
  • 中谷宇吉郎 『科学の方法』
    213 :無名草子さん :2007/07/16(月) 03 32 48 定番かもしれないが、 「物理」で 中谷宇吉郎 『科学の方法』 岩波新書 が無いとカッコつかないだろう   214 :無名草子さん :2007/07/16(月) 22 41 03 213 まさに名著ですね。 1958年に出た科学エッセイなのに今読んでも全然OKってのはすごい。 今だと養老孟司とか、出た瞬間に駄本だもんなw …… ⇒アマゾンリンク    2ch厨房が選ぶ新書ベスト @wikihttp //www1.atwiki.jp/test/pages/3774.html      
  • 木田元『ハイデガーの思想』(岩波新書)
    274 :無名草子さん :2007/08/10(金) 01 36 39 269-270 横レスでスマンが、ハイデガー関連では当初、木田元『ハイデガーの思想』と細川亮一『ハイデガー入門』の2冊が入っていて、 細川の方を削ったんだよね。 細川の奴はちくま新書の哲学入門書には珍しく気合の入った代物で、 かなりいいと思ったんだけど、あんまりマニアックなのもどうかと思って木田元のにした。 その時点で古東哲明のも俺は一応読んでたんだけど、なぜか候補としては浮かばなかった。 アマゾンの書評とか見ても結構評判はいいんだけど、 ハイデガーの思想を「神秘」の方向に持って行くのが安易に感じるというのがちょっとある。 そういえば広井良典も「スピリチュアリティ」とか言ってるけど、そういうのが何かいやなんだよねw オーラの泉的なものを連想するというか。 276 :無名草子さん :2007/08/10(金) 02...
  • なんで?
    32 :無名草子さん :sage :2009/09/22(火) 15 56 03 格差貧困何てすくないのになぜ独立させたのかがなぞ 33 :無名草子さん :sage :2009/09/22(火) 19 09 22 32 ・論壇政治的な方向性が似たものが3つ入ってしまったのでバランス的に違和感があったため別にしたかった ・良くも悪くも流行の論題だし2ch厨房的にも身近な話題なので独立させてもいいんじゃないかと思った ・社会だけでなく経済・政治にまたがる話なので ・学問というよりも政治活動的な臭いが強いので ⇒ 「格差・貧困」
  • 『日本の論点』編集部編『常識「日本の論点」』(文春新書)
    887 :875 :2008/03/18(火) 19 29 52 ■推薦する新書と単行本 …… ●文春新書『常識「日本の論点」』 → 『日本の論点』   まさに、日本の論点が分かる。 …… 913 :無名草子さん :2008/03/20(木) 19 00 44 取り敢えず、この3冊には異論がある。削除を提案したい。 ①西部邁『保守思想のための39章』(ちくま新書)→「哲学・思想」 ②『日本の論点』編集部編『常識「日本の論点」』(文春新書)→「政治」 ③吉岡友治『世の中がわかる「○○主義」の基礎知識』(PHP新書) →「思想なんてイラネ」 ……   914 :無名草子さん :2008/03/20(木) 19 01 39 ②、③への反対理由。 新書ベストに並んでいる作品は「良書」である。 そこにある漠然とした共通了解とは何かを考えるに、 ちょっとした記事を書いたり、大学の講義を聴いたり、調べ...
  • 新書の選択範囲
    76 :無名草子さん:2008/05/18(日) 00 20 14 274 新書スレの「新書」の定義って、 しんしょ【新書】 出版物の形式の一。B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書。 ↑これのこと? 文庫クセジュって、白水社からでてる、フランスの新書(っていったらいいのか?)を翻訳した B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書のシリーズなんだけど。 277 :無名草子さん:2008/05/18(日) 01 52 13 最初の頃にだいたいのコンセンサスを得たのは (と言っても所詮匿名掲示板なので、その時いた数人で勝手に決めただけだが) 中公クラシックス・有斐閣新書・日経文庫・プレップシリーズは除外ということ。 中公クラシックスは単なる古典なので当然除外。 後の三つは教科書性が強すぎるので除外。 クセジュに関しては、はっきり決めてなかった。 俺の意見としては、クセジ...
  • 高橋昌一郎『理性の限界』
    616 :無名草子さん:2008/09/14(日) 21 33 31 理性の限界って本入れちゃダメ? 620 :無名草子さん:2008/09/14(日) 22 40 53 616 高橋昌一郎ですね。自分も読みました。 アローの「不可能性」ハイゼンベルクの「不確定性」ゲーデルの「不完全性」 を三つセットにした企画、なかなか面白かったです。 だがいろいろと欠点も目立つ。 まず対話形式なのに哲学的対話の体をなしていない。 「カント主義者」がKYボケ要員という扱いなのは御愛嬌としても、 出てくるキャラがみんな都合よく戯画化されていて本気の議論をしていない。 これだと対話形式にする意味がない。 それとやっぱりこの三つを新書一冊にまとめるのは無理があったかも。 どれも説明不足で中途半端になってしまった。 不思議だね、面白いね、よくわかんないねで終わってしまっている。 ちなみに不完全性定理のスマリヤ...
  • @wiki全体から「竹内薫『熱とはなんだろう』」で調べる

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