nasakenai @ ウィキ内検索 / 「篠沢秀夫著『愛国心の探求』(文春新書)」で検索した結果

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  • 篠沢秀夫著『愛国心の探求』(文春新書)
    33 :無名草子さん :2008/04/02(水) 21 38 47 篠沢秀夫『愛国心の探求』。 まず前半はフランスと日本における国家形成の歴史の比較。 後半は国民国家ナショナリズム肯定論。 歴史や国家論にしても政治思想にしても著者の専門外であり、やはり余技の域を出ていないと思われる。 「愛」を強調する愛国心肯定も、なんとも楽観的かつ能天気な代物。 愛国心が恋愛と同等な愛なのだとしたら、愛せない人に押し付けることはできないはずだが。 敗戦・GHQ占領というトラウマを原点としている点で江藤淳と境遇は近いが、 篠沢のナショナリズムには江藤のような屈折した情念はこもっていないし、 小林よしのりのように大東亜戦争全肯定に至るような激しさもない、 よく言えば穏健で穏当なもの。悪く言えば深みがなく能天気な「右のお花畑」とでも言えようか。 モダニズム的教養人による、罪のない「愛国趣味」といった趣。 フラ...
  • 「政治・軍事」
    ...ちくまプリマー)▲ 篠沢秀夫著『愛国心の探求』(文春新書)▲ 『日本の論点』編集部編『常識「日本の論点」』(文春新書)▲ 千田善『ユーゴ紛争』(講談社現代新書) 広河隆一『パレスチナ新版』 (岩波新書) 黒野耐『「戦争学」概論』(講談社現代新書) 鍛冶俊樹『戦争の常識』(文春新書) 加藤朗『現代戦争論』(中公新書) 江畑謙介『安全保障とは何か』(平凡社新書) 山本七平『日本はなぜ敗れるのか 敗因21ヶ条』(角川oneテーマ)          
  • 『日本の論点』編集部編『常識「日本の論点」』(文春新書)
    887 :875 :2008/03/18(火) 19 29 52 ■推薦する新書と単行本 …… ●文春新書『常識「日本の論点」』 → 『日本の論点』   まさに、日本の論点が分かる。 …… 913 :無名草子さん :2008/03/20(木) 19 00 44 取り敢えず、この3冊には異論がある。削除を提案したい。 ①西部邁『保守思想のための39章』(ちくま新書)→「哲学・思想」 ②『日本の論点』編集部編『常識「日本の論点」』(文春新書)→「政治」 ③吉岡友治『世の中がわかる「○○主義」の基礎知識』(PHP新書) →「思想なんてイラネ」 ……   914 :無名草子さん :2008/03/20(木) 19 01 39 ②、③への反対理由。 新書ベストに並んでいる作品は「良書」である。 そこにある漠然とした共通了解とは何かを考えるに、 ちょっとした記事を書いたり、大学の講義を聴いたり、調べ...
  • 西部邁『保守思想のための39章』(ちくま新書)
    887 :875 :2008/03/18(火) 19 29 52 ■推薦する新書と単行本  ●ちくま新書『保守思想のための39章』 → 『正統の哲学異端の思想』『保守主義の哲学』   保守思想の最良の入門書。   913 :無名草子さん :2008/03/20(木) 19 00 44 取り敢えず、この3冊には異論がある。削除を提案したい。 ①西部邁『保守思想のための39章』(ちくま新書)→「哲学・思想」 ②『日本の論点』編集部編『常識「日本の論点」』(文春新書)→「政治」 ③吉岡友治『世の中がわかる「○○主義」の基礎知識』(PHP新書) →「思想なんてイラネ」 ①への反対理由。 1.これを読んでも専門書・アカデミズムとの距離は全く縮まらない。   『イギリス保守主義の展開』(御茶の水書房)など北岡勲の一連の著作や、   佐々木毅『現代アメリカの保守主義』(岩波書店)など、先行する研究を無視...
  • 裏ベスト
    「裏ベスト」   「ウヨサヨ論争必携」 浅羽通明『右翼と左翼』(幻冬社新書) 糸圭秀実『1968年』(ちくま新書) 仲正昌樹『ネット時代の反論術』(文春新書) 佐藤健志 『本格保守宣言』(新潮新書)▲    「セカイ系」 柄谷行人『世界共和国へ』(岩波新書)   「リフレ厨」 田中秀臣『経済政策を歴史に学ぶ』(SB新書)   「地方涙目構造改革」 増田悦佐『高度経済成長は復活できる』 (文春新書)    「偏屈人生指南」 中島義道『ウィーン愛憎』(中公新書) 山田玲司 『非属の才能』 (光文社新書)    「思想なんてイラネ」 勢子浩爾『思想なんていらない生活』(ちくま新書) 加藤典洋の『日本の無思想』(平凡社新書) 養老孟司『無思想の発見』(ちくま新書) 吉岡友治『世の中がわかる「○○主義」の基礎知識』(PHP新書)▲    「喪男」 小...
  • 橋爪大三郎『はじめての構造主義』 (講談社現代新書)
    250 :無名草子さん:2009/01/16(金) 22 28 43 はじめての構造主義をwikiで見て踏破しました ただ俺の頭が弱いせいか、ちょっと難しかったです。 かなり丁寧に書いてくれてるのに、神話とかのあたりからよくわからなくなってきた テキストに絵を載せるのはいいけど、もう少しその図の見方の説明をしてほしかったです ⇒アマゾンリンク  [参考書籍] ⇒内田樹『寝ながら学べる構造主義』 (文春新書)小野功生 『図解雑学 構造主義』   2ch厨房が選ぶ新書ベスト @wikihttp //www1.atwiki.jp/test/pages/3774.html        
  • 鍛冶俊樹『戦争の常識』(文春新書)
    188 :無名草子さん :2007/06/27(水) 00 39 45 「政治」 鍛冶俊樹『戦争の常識』(文春新書) ↑ 初心者向け軍事入門。中級以上のは知らん。詳しい人よろしく。 … ⇒アマゾンリンク      
  • 猪瀬直樹『空気と戦争』(文春新書)
    214 :無名草子さん:2009/01/15(木) 05 50 38 軍板の方から来ましたw まとめ見て来たけど、猪瀬直樹『空気と戦争』(文春新書)が入ってないのね。 日本が第二次大戦に突入していく様を知るには良い本だよ。 …… 267 :265:2009/01/18(日) 00 46 28 つづき 猪瀬直樹『空気と戦争』(文春新書) これは同著者の『昭和16年夏の敗戦』のダイジェスト。 各界の頭脳をあつめた総力戦研究所で日米戦必敗の結論が下されるまで。 猪瀬氏がきらいな人でも一読して損はなし。 355 :無名草子さん:2009/01/24(土) 22 17 08 その本、最後の章でご自分の「霞が関との戦い」話になるみたいね…。 出版年も2007年と新しく、評価の定まっている本とも言いがたい。 ここはいったん外して、数年寝かせてから評価しなおすべきではないか? 356 :無名草子さん:...
  • 「歴史」
     「歴史」 ウェルズ『世界史概観』(岩波新書) カー『歴史とは何か』(岩波新書) 岡田英弘『歴史とはなにか』(文春新書) 小田中直樹『歴史学って何だ?』(PHP新書) ▲ 小林登志子『シュメル』(中公新書) 南川高志『ローマ五賢帝』(講談社現代新書) 宮崎市定『科挙』(中公新書) 三田村泰助『宦官』(中公新書) 高島俊男『中国の大盗賊完全版』(講談社現代新書) 杉山正明『モンゴル帝国の興亡』(上・下)(講談社現代新書) 鈴木董『オスマン帝国』(講談社現代新書) 岡崎勝世『世界史とヨーロッパ』(講談社現代新書) 川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア) 臼井隆一郎『コーヒーが廻り、世界史が廻る』(中公新書) 菊池良生『神聖ローマ帝国』(講談社現代新書) 江村洋『ハプスブルク家』(講談社現代新書) 坂井栄八郎 『ドイツ史10講』(岩波文庫) 浜本隆志『魔女と...
  • 梅棹忠夫 『日本文明77の鍵』(文春新書)
    661 :658 :2007/10/18(木) 01 50 10 豊かな自然、茶の湯や歌舞伎といった文化的伝統、近代の 軍国主義、戦後の経済発展――この一見ばらばらな日本文 明の要素を、外国人に理解してもらうにはどうすればいい か。そのような発想から、環境、ことば、芸術、メディア、 科学技術など日本史学の域を超えた視点から77のキーワー ドを選び、現代日本文明のさまざまな面を歴史的パースペ クティブのなかでとらえた本書は、日本人自身が見落とし てきた、日本文明のすがたを明らかにする。 文春新書 日本文明77の鍵 梅棹忠夫 編著 定価760円(税抜) ●新書判/172頁 ISBN4-16-660435-X 668 :無名草子さん :2007/10/18(木) 22 59 21 661 なんだコピペかw なんで自分の言葉で書かないん?この横着もんが! 678 :無名草子さん :2007/1...
  • 「経済」
    「経済」(財政・経営・会計・産業も含む) 岩田規久男『日本経済を学ぶ』(ちくま新書) 鈴木正俊『経済データの読み方・新版』(岩波新書) 堂目卓生『アダム・スミス』(中公新書) 森嶋通夫『思想としての近代経済学』(岩波新書) 宇沢弘文『自動車の社会的費用』(岩波新書) 中北徹『国際経済学入門』(ちくま新書) 梶井厚志『戦略的思考の技術』(中公新書) 梶井厚志『故事成語でわかる経済学のキーワード』(中公新書) ▲ 藪下史郎『非対称情報下の経済学』(光文社新書) 小島寛之『サイバー経済学』(集英社新書) 大竹文雄『経済学的思考のセンス』(中公新書)  原田泰『デフレはなぜ怖いのか』(文春新書) 土居丈郎『財政学から見た日本経済』(光文社新書) 真野俊樹『入門・医療経済学』(中公新書) 友野典男『行動経済学』(光文社新書) 坂田豊光『欧州通貨統合のゆくえ』(中公新...
  • 「社会」
     「社会」(社会学・教育・メディア論・福祉・地理・民俗学・人類学・ルポ・まで含む) 大塚久雄『社会科学の方法』(岩波新書)  富永健一『社会学講義』(中公新書)  見田宗介『社会学入門』 (岩波新書) 奥井智之『60冊の書物による現代社会論』(中公新書) 山之内靖『マックスヴェーバー入門』(岩波新書) 岡沢憲芙『スウェーデンの挑戦』(岩波新書) 薬師院仁志『日本とフランス二つの民主主義』(光文社新書)▲ 勝俣 誠『現代アフリカ入門』(岩波新書) 今村仁司『群衆―モンスターの誕生―』(ちくま新書)  東浩紀『動物化するポストモダン』(講談社現代新書) 米本昌平・市野川容孝ほか『優生学と人間社会』(講談社現代新書)  増田直紀『私たちはどうつながっているのか』(中公新書) 矢作弘『大型店とまちづくり』(岩波新書) 太田肇『囲い込み症候群』(ちくま新書) 若林幹...
  • 南川高志『ローマ五賢帝』(講談社現代新書)
    263 :無名草子さん:2009/01/17(土) 23 57 35 wikiを見てるとローマの本が少ないなと思ったので、 歴史枠で南川高志「ローマ五賢帝」(講談社現代新書)を推薦します。 内容は、初代皇帝アウグストゥスから五賢帝時代に至るまでの流れを簡潔に抑えた後で、 「五賢帝」ネルヴァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウスの 治世の光と影に焦点をあてて、その実像を描いています。 「五賢帝」に対する賢帝・名君のイメージ、あるいは「人類が最も幸福であった時代」への平和的で安定的な時代といった 一般的に認識されているイメージに対して、史料的・実証的アプローチを駆使して対峙し、隠された真実をうまく暴き出した好書だと思います。 ⇒アマゾンリンク 267 :265:2009/01/18(日) 00 46 28 …… 南川高志『ローマ五賢帝』(講談社現代新書) ロー...
  • 「食」
    「食」(料理、食文化) 21世紀研究会編『食の世界地図』(文春新書) 勝見洋一『中国料理の迷宮』(講談社現代新書) 森枝卓士『カレーライスと日本人』(講談社現代新書) 渡辺純『ビール大全』(文春新書) 鶴見良行『バナナと日本人』(岩波新書) 伊藤章治『ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 』(中公新書)          
  • 新書関連
    ・新書関連サイト・ブログ 新書マップhttp //shinshomap.info/ 新書新刊チェックhttp //shinsho.bungaku1.com/index.html 新書ファンhttp //members2.jcom.home.ne.jp/sinsyo_fan/index.htm 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期http //blog.livedoor.jp/yamasitayu/ 新書中心主義-心理学者の読書日記http //kaysaka.blog.so-net.ne.jp/ 新書野郎http //ameblo.jp/bisneto/ 新書忘るべからず。あるいは、新書読みの新書知らず。http //blog.goo.ne.jp/shinsho-karana 新書・双書の比較【お勧めの名著】http //www004.upp.so-net.ne.jp...
  • 「環境」
     「環境」 佐倉統『現代思想としての環境問題』(中公新書)  武田邦彦『リサイクル幻想』(文春新書)▲ 中西準子『水の環境戦略』(岩波新書) 加藤尚武『環境倫理学のすすめ』(丸善ライブラリー)                  
  • 柴田正良 『ロボットの心―7つの哲学物語』(講談社現代新書)
    707 :無名草子さん:2009/03/01(日) 12 46 59 686 柴田正良 『ロボットの心―7つの哲学物語』(講談社現代新書) これはよかった。 ロボットをネタに哲学を研究するとはどんなことなのか、すごくわかりやすい。 ⇒アマゾンリンク          
  • 「言語」
    「言語」(言語学・記号学・語学・文字) 田中克彦『ことばと国家』(岩波新書) 田中克彦『言語学とは何か』(岩波新書) 鈴木孝夫『ことばと文化』(岩波新書) 池上嘉彦『記号論への招待』(岩波新書) 高島俊男『漢字と日本人』(文春新書) 屋名池誠『横書き登場』(岩波新書) 白川静『漢字』(岩波新書) 白川静『漢字百話』(中公新書) 町田健『チョムスキー入門』(光文社新書)▲ マークピーターセン『日本人の英語』(岩波新書) 大西英文『はじめてのラテン語』(講談社現代新書) 丸山圭三郎『言葉と無意識』(講談社現代新書)▲            
  • 中山元『フーコー入門』 (ちくま新書)
    524 :無名草子さん:2009/02/10(火) 21 44 40 523 折角なので本スレのやり取りをコピペしとく。 967 名前:無名草子さん :2009/02/10(火) 19 29 54 以前、フーコーの話とかでてきたけど、 中山元の「フーコー入門」とかではダメなの? 968 名前:無名草子さん :2009/02/10(火) 20 41 11 中山元のちくまのフーコーは、内田隆三のよりはいいし、スタンダード 入門なら洋泉新書の方がいいが、ちくま以上ならクセジュのがいい 969 名前:無名草子さん :2009/02/10(火) 21 01 46 968 これ?http //www.amazon.co.jp/dp/4560058024/ 970 名前:無名草子さん :2009/02/10(火) 21 20 57 969 クセジュはそれです フランスでの評価も微妙に加味さ...
  • 臼井隆一郎『コーヒーが廻り、世界史が廻る』(中公新書)
    167 :無名草子さん:2008/05/01(木) 02 23 38 臼井隆一郎『コーヒーが廻り、世界史が廻る』推薦。 コーヒーという一つの嗜好品から、中世から近代、そして植民地主義までを見渡す名著 何より読んでて面白い。 168 :無名草子さん:2008/05/01(木) 12 09 42 167 その系統だと既出の『砂糖の世界史』とかぶるな。 それと比べて名著というほどかというと少し疑問。 中公から『茶の世界史』、文春新書からも『一杯の紅茶の世界史』最近話題の『ジャガイモの世界史』などもあるし。 こういうのは特に歴史好きじゃなくても面白いね。 169 :無名草子さん:2008/05/01(木) 13 05 05 168 でも「砂糖の~」は教科書的で、ちょっと岩波的な部分が強いけど コーヒー~は当時の文化流行とかも混ぜててそこが面白い。教養的というか 170 :無名草子さ...
  • 「哲学・思想」
    「哲学・思想」 渡辺彗『認識とパタン』(岩波新書) 渡辺慧『生命と自由』(岩波新書)▲ 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』(岩波ジュニア) 新田義弘『哲学の歴史』(講談社現代新書)▲ 藤沢令夫『プラトンの哲学』(岩波新書) 上野修『スピノザの世界』(講談社現代新書) 石川文康『カント入門』(ちくま新書) 中埜肇『空間と人間』(中公新書) 福吉勝男『ヘーゲルに還る』(中公新書) 三島憲一『ニーチェ』(岩波新書) 永井均『これがニーチェだ』(講談社現代新書) 谷徹『これが現象学だ』(講談社現代新書) 木田元『ハイデガーの思想』(岩波新書) 田辺保著『シモーヌ・ヴェイユ』(講談社現代新書) サルトル『ユダヤ人』(岩波新書) 木村敏『時間と自己』(中公新書) 鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』(講談社現代新書) 入不二基義『時間は実在するか』(講談社現代新書) ...
  • 広河隆一『パレスチナ新版』 (岩波新書)
    822 :821:2009/04/11(土) 22 50 34 … 広河隆一『パレスチナ新版』 (岩波新書) は名著だと思いますが、 かなりパレスチナ寄りのスタンスであることは注意しとく必要があるでしょう。 …  ⇒アマゾンリンク            
  • 最上敏樹『人道的介入―正義の武力行使はあるか』 (岩波新書)
    最上敏樹『人道的介入―正義の武力行使はあるか』 (岩波新書) 191 :190つづき:2009/01/13(火) 02 33 39 …… 最上敏樹 『人道的介入―正義の武力行使はあるか』 (岩波新書) NATOによるユーゴ空爆などについて国際法的観点から考察。緻密・冷静・良心的な内容。 だが理想主義的な甘さも感じられなくもない … ⇒アマゾンリンク              
  • 前田英樹『倫理という力』(講談社現代新書)
      無名草子さん :2007/09/24(月) 08 02 54 流れ切ってすまんが、 倫理で、前田英樹『倫理という力』(講談社現代新書)はどうだろう。 まだ出てなかったよね? 読んでみてかなり正確に論が詰められていて良書だと感じたのだけれど… 誰か評価してくれんかな 長文ちょっと失礼 :2007/10/01(月) 03 37 14 611-619 前田英樹『倫理という力』読んでみました。 文章はかなり意識的に日常的な言葉で書かれており、非常に読みやすい。 普通の哲学本なら「他者」などという言葉を頻発するところを、 「人様」というもう少し下世話な言葉を使っているのもよい工夫だと思う。 しかし読む前からある程度予想していたのだが、 案の定、論の立て方や運びが自分にとってかなり気に食わない部分が目に付く。 まず、いきなり「理屈は人を救わない」などと書いてしまうのは反則ではないか。 実直な...
  • 入不二基義『時間は実在するか』(講談社現代新書)
    797 :無名草子さん:2008/10/31(金) 13 59 33 入不二基義は時間論の新書もいい気がする 新書ベストに入ってるけ? 799 :無名草子さん:2008/10/31(金) 19 06 19 入不二基義って元々駿台予備校の講師だったんだよな 915 :無名草子さん:2008/11/14(金) 00 37 54 時間は実在するか?って本で俺は挫折したわ 意味不明だった 理科系の本なら結構あっさり読めるんだけどな 916 :無名草子さん:2008/11/14(金) 13 44 10 「時間は存在するか」を今も読んでるが、難しい・・・ お前らはあっさりと読める、あぁいうのも? 一文一文を相当かみ締めてるから時間がかなりかかってしまう ⇒アマゾンリンク [参考書籍] ⇒入不二基義 『哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する!』 (ちくま新書)入不二基義 『相対主義の極北』 (ちくま学芸文庫...
  • 石井彰 , 藤和彦 『世界を動かす石油戦略』(ちくま新書)
    795 :無名草子さん :sage :2009/03/30(月) 23 02 17 世界を動かす石油戦略 (ちくま新書) 867 :無名草子さん :sage :2009/06/02(火) 21 11 00 石井彰 , 藤和彦 『世界を動かす石油戦略』(ちくま新書) これは正直あまり期待していなかったのだが、素晴らしい内容でした。 著者らは一貫して「古典的地政学」をエネルギー資源戦略の枠組みとすることに批判的で、主に国際経済学の常識に基づいている。 タイトルだけ見ると、まさに「古典的地政学」的な「国際的な資源囲い込み競争に負けるな」的な内容だと思われてしまうのではないか。 自分も完全にそう思ってスルーしていた。逆にそっち系の内容だと思って買った人は騙されたと思ったのではなかろうか。 経済学的な思考に慣れている人にはすんなり飲み込める内容だが、政治学系の人には色々異論反論はあるだろう。 詳し...
  • 高島俊男『漢字と日本人』(文春新書)
    105 :無名草子さん:2009/01/02(金) 21 10 45 漢字と日本人推薦した人って誰? 何がよかったの? ブックオフで105円だから買ってしまった 108 :無名草子さん:2009/01/02(金) 21 47 38 105 俺が推薦したわけじゃないけど『漢字と日本人』は良かったよ。 日本語と漢字の微妙な関係について書いてある。 買って正解。 … ⇒アマゾンリンク     2ch厨房が選ぶ新書ベスト @wikihttp //www1.atwiki.jp/test/pages/3774.html      
  • 「法」
    「法」 碧海純一『法と社会』(中公新書) 川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書) 末弘厳太郎『嘘の効用〈上〉〈下〉 』(冨山房百科文庫) 樋口陽一『比較のなかの日本国憲法』(岩波新書) 長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書) 星野英一『民法のすすめ』(岩波新書) 伊藤真『泣き寝入りしないための民法相談室』(平凡社新書) 神田秀樹『会社法入門』(岩波新書) 秋山賢三『裁判官はなぜ誤るのか』(岩波新書) 白田秀彰『インターネットの法と慣習』(SB新書) 福井健策『著作権とは何か』(集英社新書) 井上幸夫・笹山尚人『フリーターの法律相談室』(平凡社新書) 郷原信郎『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書) 井上薫『司法のしゃべりすぎ』(新潮新書)▲ 阿川尚之『憲法で読むアメリカ史』(PHP新書) 最上敏樹『人道的介入―正義の武力行使はあるか』 (岩波新書...
  • 菅野覚明 『神道の逆襲』 (講談社現代新書)
    669 :無名草子さん :sage :2009/02/24(火) 17 16 21 .人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源 . 神道の逆襲 武士道の逆襲 このあたりの本を入れてみたら? 863 :無名草子さん :sage :2009/06/02(火) 21 03 14 菅野覚明 『神道の逆襲』 (講談社現代新書) 神道教説の歴史をたどりながら、その世界観や形而上学説を明らかにしていく。 第一章では民俗学や文化人類学的な総論的分析。萩原朔太郎の「猫町」を引き合いに出し、 「外部より訪れ共同体の景色を反転させる神」という民俗学的把握がなされる。 第二章で「古事記」「日本書記」「神道五部書」を参照し、 国常立尊⇒天照大神と天御中主尊⇒豊受大神の二系列二元論およびその両者による幽契の世界観を描出する。 第三章では「神国」、日本は神の国とされるその本来の意味を探る。それは単なる日本国家...
  • 「物理系」
    「物理系」(化学・工学・情報科学・地学・天文・気象…も含む) 中谷宇吉郎 『科学の方法』(岩波新書) 木村龍治『自然をつかむ7話』(岩波ジュニア) 竹内淳『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』(ブルーバックス) 川合光『はじめての〈超ひも理論〉』(講談社現代新書) 竹内薫『熱とはなんだろう』(ブルーバックス) 早稲田大学理工学部『応用物理の最前線』(ブルーバックス) 伊達宗行『新しい物性物理』(ブルーバックス) けいはんな社会的知能発生学研究会『知能の謎』(ブルーバックス) 木村英紀『制御工学の考え方』(ブルーバックス) 竹内繁樹『量子コンピュータ』(ブルーバックス) 松井孝典『松井教授の東大駒場講義録』(集英社新書) 山田克哉『量子力学のからくり』(ブルーバックス) 野本陽代『宇宙の果てにせまる』(岩波新書) 佐藤勝彦『宇宙論入門』(岩波新書) 丸山茂徳・磯...
  • 「住・建築」
    「住・建築」(土木・都市開発等含む) 隈研吾『新・建築入門』(ちくま新書) 藤森輝信『天下無双の建築学入門』(ちくま新書) 越後島研一『ル・コルビュジエを見る』(中公新書) 武澤秀一『法隆寺の謎を解く』(ちくま新書)        
  • 「知的戦略」
    「知的戦略」(情報整理、発想法、思考法、議論法、文章・論文の書き方、勉強法、仕事術、クリシン・ロジシンなど) 梅棹忠夫『知的生産の技術』(岩波新書) 野口悠紀雄『「超」整理法』(中公新書)  木下是雄『理科系の作文技術』(中公新書)  飯田泰之『ダメな議論』(ちくま新書) 吉岡友治『だまされない〈議論力〉』(講談社現代新書) 関満博『現場主義の知的生産法』(ちくま新書) 三中信宏『系統樹思考の世界』(講談社現代新書) 飯野健次『「失敗をゼロにする」のウソ』(SB新書) 猪塚恵美子『字がうまくなる「字配り」のすすめ』(新潮新書) 中山元『高校生のための評論文キーワード100』(ちくま新書) 藤沢晃治『「分かりやすい表現」の技術』(ブルーバックス) 小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術』(講談社現代新書)          
  • 大杉一雄『日中15年戦争史』(中公新書)
    621 :無名草子さん:2009/02/18(水) 16 01 05 中公新書には『日中戦争』があるぞ。『日中十五年戦争史』はタイトルと違って戦争開始で終わってる。 文庫版はタイトルが内容に合わせて変更されてるけど。 その点、『日中戦争』は太平洋戦争下にまで記述がおよんでる。 講談社現代新書のほうは政治史は簡略で、資料紹介がやたら多かったので、 あっちが物足りないひとはこっちの『日中戦争』を読むといいだろう。 まあ堅い記述だから、読みやすくはないのだけど。 ところで、 『海上護衛戦』が良書だということに一点の疑問もないが、 なんとなく実像以上に評価が高くなってる感じはするね。 類書があまりないせいなのかもしらんけど。 622 :無名草子さん:2009/02/18(水) 22 26 12 講談社現代新書の日中戦争って本凄い人気あるんだね 623 :無名草子さん:2009/02/20(金)...
  • 「数学」
     「数学」(統計なども含む) 吉田洋一『零の発見』(岩波新書) コンスタンス・レイド『ゼロから無限へ』(ブルーバックス) 竹内外史『集合とはなにか』(ブルーバックス) 遠山啓『無限と連続』(岩波新書) 吉永良正『(新版)数学・まだこんなことがわからない』(ブルーバックス) 永瀬輝男・南みや子『ポアンカレの贈り物』(ブルーバックス) 小島寛之『数学オリンピック問題にみる現代数学』(ブルーバックス) 芳沢光雄『数学的思考法』(講談社現代新書) ダレル・ハフ『統計でウソをつく法』(ブルーバックス) 一松信『暗号の数理』(ブルーバックス) 野崎昭弘『離散数学「数え上げ理論」』 (ブルーバックス)        
  • 小杉泰 『イスラームとは何か』 講談社現代新書
    896 :891 :2008/03/19(水) 15 13 34 895 いわゆる入門書の中で、一番幅広くバランスがとれている点 他は欧米系の学者の引き写しっぽいのとか、過度に同情的なのが多い もっと多面的にとらえたい場合なら「現代アラブの社会思想」(リンク先参照)でもいんだけど、 あれは後半トンデモスレスレだし、「入門」ではない。あとはイスラーム云々はおいといても野町和嘉「カラー版メッカ」(岩波新書)は名著なので、加えて欲しいところ ⇒アマゾンリンク [参考書籍] ⇒井筒俊彦『イスラーム文化その根柢にあるもの』(岩波文庫)片倉もとこ『イスラームの日常世界』 (岩波新書)池内恵『現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義』(講談社現代新書)        
  • 石川文康『カント入門』(ちくま新書)
    529 :無名草子さん:2009/02/12(木) 22 38 53 …… 石川文康『カント入門』(ちくま新書)は最初読んだときは無味乾燥だなぁと思ったけど、 今ちょっと見なおしたら、堅実な構成で三批判書を網羅してて入門書としては悪くない感じ。 やっぱり純理のアンチノミーから入るのが常道だと思われる。 『悪について』はカントの倫理学だけだから、最初に読む入門書としては不向きですかね。 中島先生の方がなんか生々しくて切実な感じで、内容の深さという点では上だったかも。 ⇒アマゾンリンク [参考書籍] ⇒中島義道『悪について』 (岩波新書)            
  • 「宗教」
    「宗教」 末木文美士『日本宗教史』(岩波新書) 井上順孝『神道入門』(平凡社新書)  菅野覚明 『神道の逆襲』 (講談社現代新書) 渡辺照宏『仏教』(岩波新書) 渡辺照宏『お経の話』(岩波新書) 鈴木大拙『禅と日本文化』(岩波新書) 竹内義範・梅原猛『日本の佛典』(中公新書) 定方晟『空と無我―仏教の言語観』 (講談社現代新書) 村松剛『教養としてのキリスト教』(講談社現代新書) 井上章一『キリスト教と日本人』(講談社現代新書)▲ 加藤隆『一神教の誕生―ユダヤ教からキリスト教へ』(講談社現代新書) 加地伸行『儒教とは何か』(中公新書) 阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書) ツルティム ケサン 正木晃『チベット密教』(ちくま新書) 小杉泰『イスラームとは何か』(講談社現代新書) 野町和嘉『カラー版 メッカ』(岩波新書) なだいなだ『神、この人間的なもの...
  • 伊藤章治『ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 』(中公新書)
    411 :無名草子さん:2009/01/30(金) 01 40 10 あと『ジャガイモの世界史』だけど、これも大変読みやすかった。 ただ、これは「世界史」と銘打つようなものではないですよね。 一次史料と格闘して先行研究を一々検証してみたいなアカデミックな歴史学じゃない。 食に関するジャーナリスティックな読み物としては優れた新書。 実際、著者はジャーナリスト出身で、現場に直接取材したルポ的文章に精彩がある。 「歴史」のところに入れるのは反対ですが「食」のところに入れるならいいと思う。  ⇒アマゾンリンク [参考書籍] ⇒山本紀夫『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争』 (岩波新書)          
  • 大西英文『はじめてのラテン語』(講談社現代新書)
    600 :無名草子さん:2008/09/13(土) 18 01 06 ちょっとマイナーだけど、 講談社現代新書「ほじめてのラテン語」 れっきとした文法書だよ、まったりやってたら 理解するのに1年以上かかる。 604 :無名草子さん:2008/09/13(土) 23 59 11 ラテン語を独学とはマイナーというよりマニアックだなぁ。 中公新書の『ラテン語の世界』の方が、 ラテン語そのものの習得を目指していないので一般性があるのでは? 610 :ほじめて:2008/09/14(日) 18 16 26 600改めほじめて 講談社現代新書には「はじめての~」シリーズ? があるから語学オタクにはたまらない。 新書だから持ち運びに便利だし、価格も安い。 611 :無名草子さん:2008/09/14(日) 20 25 13 そもそも、ラテン語を扱った本事態少ないからなー 希少な一冊かもね 612 :...
  • 内井惣七『うそとパラドックス』(講談社現代新書)
     597 :無名草子さん :2007/09/22(土) 22 37 55 論理学の入門書で何か 598 :無名草子さん :2007/09/23(日) 00 23 18 597 一応、野崎昭弘 の『詭弁論理学』というのが既出。 だが、もう一冊というなら、私はあえて 内井惣七の『うそとパラドックス』(講談社現代新書) をオススメしてみたい。(賛否ありそうだが) 論理学って面白いと初めて思った本。 ゲーデルの不完全性定理を「うそつきパラドックス」の応用として説明している。 野矢茂樹の『入門・論理学』もあるけど、 これは入門者向けじゃないんじゃないかと思った。   890 :無名草子さん :2008/03/18(火) 21 45 23 ゲーデルの不完全性定理について詳しく知りたいんだけど、 何か詳しい本ある? 907 :無名草子さん :2008/03/20(木) 01 57 47 8...
  • 高橋昌一郎『理性の限界』
    616 :無名草子さん:2008/09/14(日) 21 33 31 理性の限界って本入れちゃダメ? 620 :無名草子さん:2008/09/14(日) 22 40 53 616 高橋昌一郎ですね。自分も読みました。 アローの「不可能性」ハイゼンベルクの「不確定性」ゲーデルの「不完全性」 を三つセットにした企画、なかなか面白かったです。 だがいろいろと欠点も目立つ。 まず対話形式なのに哲学的対話の体をなしていない。 「カント主義者」がKYボケ要員という扱いなのは御愛嬌としても、 出てくるキャラがみんな都合よく戯画化されていて本気の議論をしていない。 これだと対話形式にする意味がない。 それとやっぱりこの三つを新書一冊にまとめるのは無理があったかも。 どれも説明不足で中途半端になってしまった。 不思議だね、面白いね、よくわかんないねで終わってしまっている。 ちなみに不完全性定理のスマリヤ...
  • 佐藤勝彦『宇宙論入門』(岩波新書)
    49 :無名草子さん:2008/12/28(日) 14 14 23 最近出た宇宙論入門はどうかね。 書いてる人が佐藤勝彦ってことで結構良いと思うんだけどね。 自分で読むのが一番だけど、一応聞いてみたい。 176 :無名草子さん:2009/01/09(金) 22 39 25 佐藤勝彦『宇宙論入門』(岩波新書)読了。これは正直あまり期待していなかったのだが、結構良かった。 この先生は啓蒙書を書くのがめっちゃ上手い。文系に抵抗なく読ませるためにSF風のプロローグにしたり北欧神話を持ってきたりするところまでは常套だが、 第一章ではわずか34ページほどで、アインシュタインの宇宙項から特異点定理まで簡潔かつわかりやすく説明してしまうのには驚いた。 第二章では素粒子物理学の宇宙論への寄与と、インフレーション理論の概要。真空の相転移について説明してある。 ホーキングの無境界仮説や超ひも理論とDブレーン宇宙...
  • 「芸術」
    「芸術」(美術・音楽・舞踊・演劇など) 佐々木健一『美学への招待』(中公新書) 宮下誠『20世紀絵画』(光文社新書) 高階秀爾『名画を見る眼』(岩波新書) 大橋良介『時はいつ美となるか』(中公新書) 坂崎乙郎『夜の画家たち』(講談社現代新書) 芥川也寸志『音楽の基礎』(岩波新書) 岡田暁生『西洋音楽史』(中公新書) マルセル・ビッチ ジャン・ボンフィス共著『フーガ』(文庫クセジュ) 中条省平『フランス映画史の誘惑』(集英社新書)      
  • 「脳・心理」
     「脳・心理」(心理学・精神医学・精神分析も含む) 下條信輔『サブリミナルマインド』(中公新書) 池谷裕二『進化しすぎた脳』(ブルーバックス) 酒井邦嘉『言語の脳科学』(中公新書) 佐々木正人『知性はどこに生まれるか』(講談社現代新書) 木下清一郎『心の起源』(中公新書) 新宮一成『ラカンの精神分析』(講談社現代新書) 安西祐一郎『問題解決の心理学』 (中公新書) 杉山尚子『行動分析学入門』(集英社新書) 波多野誼余夫・稲垣佳世子『無気力の心理学』(中公新書) 波多野誼余夫・稲垣佳世子『知力の発達』 (岩波新書) 岩井寛『森田療法』(講談社現代新書) 市川伸一『考えることの科学』(中公新書) 詫摩武俊『性格』(講談社現代新書) ナイジェル・C. ベンソン『マンガ心理学入門』(ブルーバックス) 小沢牧子『心の専門家はいらない』(洋泉社新書) 有田隆也著『心はプロ...
  • 有田隆也著『心はプログラムできるか』
    474 :無名草子さん:2008/07/29(火) 00 20 45 ……… さて、そこで新しい本をば一つ。 有田隆也著「心はプログラムできるか」サイエンスアイ新書 人工生命に関する本。主に行動パターンの進化についての話。進化の末に心を持っていた方が生存に有利だから人間は心を持ったそうだ。 分野が分野だけあって公式サイトが充実している。 856 :無名草子さん:2008/11/07(金) 02 12 46 有田隆也著『心はプログラムできるか』 ⇒読んだ。理系啓蒙書としてはかなりいい方だと思う。 ただ、進化論・利己的遺伝子説・ゲーム理論・ニューラルネットワーク・複雑系 などについての初歩的な知識があった方が面白く読めるだろう(なくても読めるが) 10 :無名草子さん:2008/12/18(木) 20 28 33 …… 『心はプログラムできるか』は内容的に必ずしも認知科学や心理学だけじゃない...
  • 伊藤正敏『寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民』
    558 :無名草子さん:2008/09/02(火) 14 58 20 日本史ならこないだ出た 「寺社勢力の中世」入れたいな 963 :無名草子さん:2008/12/07(日) 00 52 58 伊藤正敏『寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民』(ちくま新書)読了。 網野善彦の無縁論を発展させ、寺社勢力を重視することによって日本中世史のイメージの大幅な転換をもくろむ。 最初に基本的な事実として、中世史に関しては朝廷・幕府の史料はほとんど残っておらず、あるのは寺社文書だけということが示される。 これは歴史に詳しい人ならば常識なのかもしれないが、自分は無知であった。 というか自分は中学生レベルの歴史知識もほとんど頭に残っていない歴史音痴に属するので、 この本も決して読みやすいとは言えなかった。(網野善彦よりははるかに読みやすいが) 著者は中世の始まりを、祇園社が広大な境内を領有し巨大な「不入地」を得た...
  • 井上薫『司法のしゃべりすぎ』(新潮新書)
    713 :無名草子さん :2007/11/11(日) 00 13 32 司法のしゃべりすぎ タイトルどおりの問題意識が身に付くほか、 法律論一般の勉強になる 731 :無名草子さん :2007/11/13(火) 21 41 05 個人的には「民主主義という不思議な仕組み」と 「司法のしゃべりすぎ」は少々疑問なんだけど。。 前者は子供向けなのか大人向けなのか中途半端な感じだし、 後者は、出た時にかなり賛否両論だったような。 問題意識は評価しても法律論の内容は異端的で、という評価が多かったと思う。 ⇒アマゾンリンク          
  • 保田隆明 『なぜ株式投資はもうからないのか』(SB新書)
    64 :無名草子さん :2007/06/04(月) 13 49 27 48 橘玲『臆病者のための株入門』(文春文庫) それよりは保田隆明 「なぜ株式投資はもうからないのか」(SB新書)の方がいい 69 :無名草子さん :2007/06/05(火) 02 17 38 ……高安英樹『経済物理学の発見』(光文社新書)橘玲『臆病者のための株入門』(文春文庫) が入っているのには疑問。 とりわけ後者はETFを買えだろ。それなら世間では「ウォール街のランダムウォーカー」ってことになる。 71 :無名草子さん :2007/06/05(火) 19 59 51 69 う~む、橘玲は内容よりも語り口やスタンスが好きなんだがなぁ。「マネーロンダリング入門」も面白かったし。 まぁまだ新しい人だし、今回は見送るか。 ……  ※リンクはアマゾン  
  • 新書の選択範囲
    76 :無名草子さん:2008/05/18(日) 00 20 14 274 新書スレの「新書」の定義って、 しんしょ【新書】 出版物の形式の一。B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書。 ↑これのこと? 文庫クセジュって、白水社からでてる、フランスの新書(っていったらいいのか?)を翻訳した B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書のシリーズなんだけど。 277 :無名草子さん:2008/05/18(日) 01 52 13 最初の頃にだいたいのコンセンサスを得たのは (と言っても所詮匿名掲示板なので、その時いた数人で勝手に決めただけだが) 中公クラシックス・有斐閣新書・日経文庫・プレップシリーズは除外ということ。 中公クラシックスは単なる古典なので当然除外。 後の三つは教科書性が強すぎるので除外。 クセジュに関しては、はっきり決めてなかった。 俺の意見としては、クセジ...
  • 梶井厚志『故事成語でわかる経済学のキーワード』(中公新書)
    71 :無名草子さん :2007/06/05(火) 19 59 51 … あと梶井厚志はどっちか選ぶとしたら『戦略的思考の技術』だろ。 『故事成語でわかる~』の方は、一粒で二度美味しいを狙ったのはいいが、 ちょっとこじつけ気味で、ネタ半分で読ませるようなもの。 一般人に経済学に興味を持たせるには、こういうのも必要だが。 ⇒アマゾンリンク     参考書籍 ⇒梶井厚志・松井彰彦『ミクロ経済学・戦略的アプローチ』武藤滋夫『ゲーム理論入門』(日経文庫)      
  • @wiki全体から「篠沢秀夫著『愛国心の探求』(文春新書)」で調べる

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