New SPARKS! ◆X8NDX.mgrA
――もう一歩、踏み出せる?
◆
暗い山道を、東郷美森は慎重に降りていた。
山道はなだらかではあるが、整備はなされておらず足場は悪い。
大きな木の枝が落ちていることもあり、補助もなく車椅子で降りるのは、誰が見ても危険な行為だ。
しかも、市街地と違って足元を照らす街灯はない。
腕輪には、ライトとしても使える白いカードが装備されていたが、それを使うと片手が塞がってしまう。
結果として東郷が頼れるのは、満天の星くらいのものだった。
「はぁっ……」
精神的疲労はもとより、時間が経つにつれ肉体的な疲労も加わる。
更に、車椅子を動かすことに慣れてくると、今度は途端に周囲が気になってくる。
殺し合いに乗った人物が、足が不自由で車椅子を使う少女を見たらどうするか。
東郷の中で答えは一択だった。
そんな想像をすれば、自然と車椅子の速度は下がる。
静寂の森の中、車椅子が小枝を踏み折る音に、ついつい肩を震わせる。
それでも、この程度の難関で躓いていては、優勝は果たせないと己を奮い立たせた。
「くっ……ふぅ……」
そして、東郷は持ち前の集中力を発揮して、無事に森を抜け出した。
勇者に変身して移動する、という手段もあったが、結局その手段は使わなかった。
常時変身していては精神的にもたないし、なにより、つい先程の麻雀少女が放った『カン』が、脳裏に響く。
無意識に変身を敬遠させるほどの、強い力が働いたということなのだろうか。
舗装された道を少し移動したが、近くに人の気配はなかった。
(街の方に向かう人が多いのかも)
東郷は白いカードを取り出すと、地図を開いた。現在地はG-4。
落ち着いて考える場所が欲しかった東郷は、行き先に温泉を選択した。
お城は未知すぎて落ち着かないだろうし、学校では勇者部のことを嫌でも思い出す。
幸いなことに、温泉は道なりに進むだけで到着する。
東郷は疲れた腕に気合を入れて、車椅子を進め始めた。
◆
舗装された道は、当然ながら山道と比べて段違いに移動が楽だ。
他の参加者と遭遇することもなく、温泉に到着した東郷は、玄関の前で停止した。
より正確に言うならば、そこは温泉旅館だった。
東郷が外観を見ただけでそれと分かったのは、この旅館に来たことがあったからである。
大赦が勇者部への褒美として、合宿先を手配してくれたときのことだ。
「これもご褒美とでも言うの……?だとしたら酷い皮肉」
東郷は吐き捨てるように言うと、旅館を後にしようとした。
勇者部の、ひと夏の思い出が詰まった温泉旅館。
殺し合いの場で再び訪れることになるとは予想していなかったし、見たくもなかった。
仕方ない、どこか木陰で作戦を練ろう、と東郷が考えた矢先。
「はあああああああっ!!」
「っ!?」
突如、頭上から聞こえた気合に、東郷は体が固まった。
星空を背に、大剣を振りかぶりながら、勢いよく飛び降りてくる影。
まごうことなき奇襲、それも、そこまで周囲を警戒していなかったタイミングでの奇襲である。
それでも、気付くのが早かったために、常人ならどうにか飛び退いて躱すくらいはできたかもしれない。
だが、急加速のできない車椅子ではその回避が不可能。
東郷は思わず目を瞑った。
その直後、東郷の身体を風圧が襲う。
だが、それだけだった。
「……」
回避する術は確かになかった。
しかし、防御する術はあったのだ。
卵のようなフォルムをした精霊・青坊主が東郷の頭上に出現し、眉間を叩き割らんと迫った大剣を止めていた。
東郷は粉塵が舞う中でゆっくりと目を開けて、精霊の防御が働いたことに感謝した。
この島に来てから、精霊の動きが平常より鈍いと感じていたものの、最低限の防御に問題はないらしい。
それと同時に、襲撃者の顔を見て驚愕する。
「……やっぱり精霊に防がれちゃうか」
「風先輩、ですか……?」
眼帯をしていない方の目を、少し悲しげに歪ませながら。
讃州中学勇者部部長、犬吠埼風がそこにいた。
◆
「いやー、精霊の守りのこと思い出してさ、どの程度まで守ってくれるのかを試したかったワケよ」
「いくらなんでも、やりすぎじゃないですか?」
「はは、ごめんごめん。でも結果的にはよかったよ、防御は固いみたいで」
勇者部の二人は、成り行きで旅館の中に入って会話をしていた。
東郷の車椅子を押すのは風。スーパーのカートを押すかのように、ぐいぐいと前進させている。
土の付いた車輪が回るたびに廊下が汚れるが、この際は気にしてもいられない。
(友奈ちゃんと比べると雑)
そんなことを思っていると、風は先程の奇襲を謝罪し始めた。
曰く、偶然にも旅館の屋根にいた風が、東郷を発見したのが発端だという。
精霊によって死なないようになっている筈の勇者が、死ぬことがあるのか試したかったとのだ、と。
生きるか死ぬかの殺し合いの中では重要なことだ、確かめられてよかった、と。
明るく言う風だが、東郷の顔には影が差す。
確かに精霊の防御が確認できたことは、大胆な行動が可能になった点でプラスだ。
「それにしても、驚きました」
「ん?あー、私も驚いたよ、殺し合いなんて信じられないよな。現実味ゼロっていうか」
しかし、東郷が気にしているのは何もその点だけではない。
むしろ精霊の防御のことよりも、今後の方針に関わるという意味では重要なことだ。
東郷は深呼吸をしてから、妙に元気な声を出す風に向けて言った。
「いえ、先輩“も”優勝を目指していることに、です」
瞬間、東郷は時が凍りついたかのような錯覚を受けた。
車椅子がぴたりと止まり、それまで明るくしていた、明るくしようと努めていた風が黙り込む。
風が車椅子から手を離したのが分かった。
「……先輩“も”ってことは、東郷も?」
十数秒後に返ってきた風の声は、すこし掠れていた。
いくら片耳が聴こえなくとも、それが図星であったことは理解できた。
この時点で、東郷が嘘をつく理由はなくなった。
「ええ。勇者部の皆を解放するために、殺し合いに乗りました」
「勇者部の皆を解放する」というフレーズに、風が反応したことが分かった。
満開の後遺症、散華。強大な力の代償として、勇者は身体機能を失う。
それが、風の場合は左目の視力であり、風の大事な妹の場合は、声だった。
後遺症が治らないものだという考察を東郷が友奈と風に聞かせたとき、風は大きなショックを受けていた。
故に、風が殺し合いに乗るとしたら、原因はそれだろうと踏んでいた。
「風先輩にお願いしたいことがあります」
無言なのは図星だからだろうと考えながら、東郷は更に話しかけた。
車椅子を自分で動かして、風と面と向かって話し合おうという姿勢を見せる。
そうして、東郷は交渉を開始した。
「一緒に、来てくれませんか」
◆
温泉から脱兎のごとく飛び出してきた風は、しばらく走ってから道端の木にもたれかかった。
額に浮かぶ汗は、全力疾走したことだけが原因ではない。
(東郷……)
風が東郷を発見したのは、本当に偶然だった。
勇者部の仲間に、どうして接触しようと考えたのかは分からない。
しかも、大剣で襲いかかるという最悪の方法での接触を選んだわけも分からない。
せめて奇襲に失敗してから、すぐに逃走していればよかったのだ。
そうすれば東郷との会話を経て、より心が不安定になることはなかっただろう。
(アタシ、どうして……?)
風はぐらぐらしている脳でどうにか考えようとする。
自分自身のとった妙な行動、その意味を。
そうして数分後、あることに気付く。
自分は勇者部の中でも一際冷静な東郷と交流することで、安定したかったのかもしれない、と。
(そっか、アタシ……不安だったんだ)
考えるうちに、風は自身の不安定さに気付いた。
そしてその不安定を埋めるために、誰かと接触したがったのだということにも。
友奈や夏凜の『勇者』であろうとする姿は、今の自分には眩しすぎる。
樹のことは心配ではあるが、姉である自分を信頼してくれている少女の前に、今は姿を出したくない。
ならば、彼女らと比較して東郷はどうか。
部活動中も、戦闘時にも、沈着冷静な態度で判断を下す。
そんな東郷美森という後輩は、先輩である風からしても頼れる存在だった。
(もしかしたら、とは思っていたけど)
そこに「東郷も優勝を目指すかもしれない」という偏見が重なる。
勇者システム=死ねないシステムだと発見したのは東郷だ。
友奈や樹、夏凜と違って、最初から大赦に懐疑的だったのは東郷ぐらいだ。
風の知る限りの東郷の今までの行動が思い起こされ、風は東郷にある期待を抱いた。
すなわち、「東郷なら自分を理解してくれるんじゃないか」という身勝手な期待。
勇者部の中で、大赦を潰すという目的を理解してくれるのは東郷だけであろうという期待。
それがあったからこそ、風は東郷に奇襲をしかけたのだ。
殺し合いに乗ったことを宣言せずに、けれども確実に相手に伝えるには、襲うのが手っ取り早い、と考えてのことだ。
もちろん、その後のことを風が深く考えていたのかどうかは定かではない。
東郷に具体的にどういう対応を求めていたのかも、風自身が分かっていない。
そして結果は、散々なものだった。
「はぁ……自己嫌悪よ、もう……」
奇襲、言い逃れ、そして逃走。
我ながら、支離滅裂な行動にも程がある。
風はもたれかかっていた木に背中を預けて、力なく座り込んだ。
つい先程の会話が、テープで再生したかのように脳内に浮かんでくる。
◆
「いや、止めとくよ」
東郷に、二人で行動しようと誘われたとき、風は一瞬迷ってからこう答えた。
その理由は理屈じゃなかった。理屈を重視したなら、断る理由がない。
千載一遇、とまでは行かずとも、それなりの大きいチャンスだったはずだ。
「勘違いしないでほしい、東郷が嫌いだからってわけじゃない」
風の武器は大剣。近距離で薙ぎ払うのが主な攻撃方法になる。
東郷の、狙撃銃をはじめとした遠距離武器と協力すれば、相当に有利だ。
どんな言い訳をしたところで、その事実は確定的だ。
「ただ、一緒に戦うとなると、勇者部の皆を思い出しちゃう、っていうか」
それは理解できていたのに、口から出た返事は拒否だった。
自分と同じ理由で殺し合いに乗っている相手なのにも関わらず、だ。
自分自身の言葉に、同じ状況で協力を申し込んできた東郷との意志の差を痛感させられた。
そこには感情に流されてしまう甘さがある、とも言える。
「……分かりました。では停戦協定だけということで。
私はこれから、地図の南東の市街地に行くつもりです」
東郷は断られてもすぐに、風に代案を出してきた。
これはつまり、断ることも想定済みだったということだろうか。
同じ目的の自分と比べても、随分と作戦を考えていると、風はそう感じた。
「共同戦線は不可能だとしても、別の形で協力はできるはずです。
私も先輩も、目的はこのバトルロワイアルで優勝して、願いを叶えること」
淡々と話し続ける東郷が怖くなったのは、この頃だ。
風の顔を見据えた東郷の目線は、まっすぐ揺るぎない。
もしかして、と風は考えた。
もしかして東郷は、既に参加者を殺しているのでは?と。
「ですから、参加者を殺し回る場所を互いに分けて――」
いろいろなことが渦巻く混沌とした心中。
そんな中でも東郷は、淡々と話し続けていた。
それは効率を考えれば、いい作戦であることに違いなくて。
そんな作戦を立てられる東郷が賢いのは、とうに分かっていたけれど。
だけど、それが、覚悟の違いを見せつけられているようで、どうにも辛かった。
だから風は、東郷に背を向けた。
◆
一頻り後悔したあとで、風は勢いよく立ち上がった。
くよくよしても仕方ない。
勢いに任せて行動する、それが犬吠埼風という人間に相応しい。
「なせば大抵なんとかなる、か……」
唐突に、勇者部五箇条のひとつを思い出した。
結局、自分は勇者部に救われるのかと苦笑しながら。
風は少しばかり顔を上げて、これからのことを考え始めた。
【G-4/道路/一日目・黎明】
【犬吠埼風@結城友奈は勇者である】
[状態]:腹部にダメージ(小)、精神不安定
[服装]:普段通り
[装備]:風のスマートフォン@結城友奈は勇者である
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
黒カード:なし
[思考・行動]
基本方針:繭の力で、世界を正しい形に変えたい
1:勇者部の皆には会いたくない。
2:出会った参加者は殺す
3:東郷に言われたように、南東の市街地には行かない?
[備考]
※大赦への反乱を企て、友奈たちに止められるまでの間からの参戦です。
※優勝するためには勇者部の面々を殺さなくてはならない、という現実から目を背けています。
※東郷が自分と同じ理由で殺し合いに乗ったと勘違いしています。
◆
勇者部の五人が泊まった部屋で。
東郷は星空を見上げながら、あの日の夜を思い出していた。
友奈と二人で、この窓から空を見上げたこと。
交し合った言葉も、友奈の温もりも、東郷の胸に深く刻まれている。
(友奈ちゃんを、これ以上、苦しい目に遭わせるわけには――)
皆の解放を強く願うからこそ、東郷は優勝すると決意した。
であるならば、求めるものは確実に勝ちに行ける力。
それは勇者としての力だけでは不十分なのではないか、東郷はそう思い始めていた。
繭はこの殺し合いをゲームだと言っていた。
それならば、ゲームにおける常識や定石も当てはまるのではないか。
例えば、将棋には、強力な駒は存在しても、最強の駒は存在しない。
戦術や盤面次第では、角や飛車が歩や香車に討ち取られることもある。
そこから予想できることがある。
(私たち『勇者』より強い存在がいる……?)
侵略者バーテックスと戦うための存在である勇者は、普通の人間とは比べ物にならない強さを持つ。
しかし、その勇者を殺せる存在がいなければ、この殺し合いは成立しないのだ。
その事実に改めて気づき、東郷は方針をやや変更する。
(自分の強さを過信しない。確実に参加者を減らすことを考えないと)
その為にとるべきは、謀略、暗殺、隠密。
勇者部随一の思慮深さを持つ東郷は、そうした戦術を次々に考えだす。
例えば謀略。
車椅子という足枷を、他の参加者の良心に訴えかける道具として利用する。
最初に出会った少女達が、東郷を気遣うそぶりを見せたことからも、成功する確率は高いだろう。
例えば暗殺。
戦闘方法が射撃である東郷は、ビルの屋上から参加者を狙撃すれば簡単に殺害できる。
標的が一人なら問題ない、ならば二人以上で行動している場合はどうか。
例えば隠密。
建物などで遮蔽物の多い市街地であれば、容易に姿を隠すことができる。
逃げる必要ができたときに、脚の悪さからくる移動の遅さを補うことにも繋がる。
(そうなると、一人逃がしてしまったのが痛い)
これらの作戦の不安要素となるのが、麻雀少女が命を賭して庇った少女だ。
「るう子ちゃん」と呼ばれていたことから、東郷は名簿の「小湊るう子」だと判断していた。
小湊るう子には姿を視認されており、それを東郷は重く見ていた。
他の参加者に「車椅子の少女が銃を撃ってきた」などと伝えられては、行動に支障が出る。
だが、現状では対策を講じようがないのも事実であった。
接触から既に一時間近く経っており、また遭遇する見込みは低い。
心残りではあるが、小湊るう子に関しては、保留にするより他になかった。
ここまで考えて、東郷はふと振り返る。
どれも奇跡とか神秘とか真実とか夢とか、そんな『勇者』のイメージとはかけ離れた戦術だ。
しかし、非道な戦術でさえ取らなければならない事情が、東郷にはある。
最終的には自分以外の全員が死亡していなければ、目標が達成できない状況。
この場にあって、手段を清濁で選り好みすることは不可能。
そう東郷は判断した。
――風先輩、一緒に協力して、優勝を目指しませんか。
誰の目から見ても不安定に映るだろう風に、東郷が声をかけたのもまた必然だった。
自分と同じく殺し合いに乗り、自分と同じ勇者の力を持つ人物。
戦闘経験はそれなり、互いの武器の愛称も充分。
二人一組で殺し回るという提案は、相手にとっても悪い話ではないはずだった。
勿論、今まで共闘していた先輩を利用するような真似は、東郷の本意ではない。
本意ではないが、取ろうとすれば取れる。
東郷は風を利用するために、ある事実を言わなかった。
(風先輩はまだ、壁の外の世界のことは知らないはず。だとしたら言う必要はなかった。
いや、むしろ言っていたら、いたずらに絶望させただけだった……私がそうだったように)
風の目的と東郷の目的は、厳密には少し異なる。
風は後遺症を治すことを目的としているのだろうが、東郷は神樹を滅ぼすことを目的としている。
だが、風は東郷がそう考えるに至った理由をまだ知らないし、教えても事態が混乱するだけだと考えた。
だから、東郷はあえて「勇者部の皆を解放する」という言い回しをしたのだ。
それならば嘘はついていない。
その上「東郷も自分と同じ目的だ」と風に勘違いさせて、協力を得られると考えていた。
(でも、そんなに甘くはなかったわね)
とはいえ、結局のところ、返答はノー。
更に妥協案を述べていたところ、風は走り去ってしまった。
つまるところ、東郷美森は犬吠埼風を見誤っていたのだ。
感情に任せて行動するタイプの風は、理性でもって行動する東郷よりも脆い。
大赦を潰そうとしたときの風は、友奈と夏凜、そして樹の説得で思い止まった。
しかし、神樹を倒そうと壁を破壊したときの東郷は、他の勇者と対立しても尚、行動を止めなかった。
そこには明らかな違いがある。
覚悟――そう言ってしまえば話は早い。
風は東郷よりも覚悟がなく、東郷は風よりも覚悟があった。
それだけのことだった。
「風先輩……私は私で、頑張ります」
思わぬ形での再会に、それほど影響を受けていない自分に驚きつつ。
また、親しい先輩を利用しようとした自分に些か嫌悪感を抱きつつ。
東郷は、星空に向けて呟いた。
一歩を踏み出し、覚悟を決めた東郷の目には、いつかの麻雀少女にも劣らない光が宿っていた。
【G-3/温泉/一日目・黎明】
【東郷美森@結城友奈は勇者である】
[状態]:健康、両脚と記憶の一部と左耳が『散華』、満開ゲージ:4
[服装]:讃州中学の制服
[装備]:車椅子@結城友奈は勇者である
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
黒カード:東郷美森のスマートフォン@結城友奈は勇者である
[思考・行動]
基本方針:殺し合いに勝ち残り、神樹を滅ぼし勇者部の皆を解放する
1:南東の市街地に行って、参加者を「確実に」殺していく。
2:友奈ちゃん、みんな……。
3:自分よりも強い参加者は極力相手にしない。
[備考]
※参戦時期は10話時点です
※温泉について
地図には「温泉」とだけ記載されていますが、宿泊施設が併設されています。
宿泊施設は、アニメ「結城友奈は勇者である」7話において、勇者部が宿泊した旅館と酷似しています。
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