人工言語ランディとは、清水隆紀によって制作された136単語のミニマル言語である。ランディの各単語は、人工言語トキポナの単語に対応するものが多く存在する。
ランディの文字は、すべて7セグメントで表示できる簡素なもので、日本語のひらがなのように、基本的に1字が開音節(CV)に対応している。
ランディの母音は、u, i, a, e, o の5種類であり、子音は、f, h, m, l, n, s, x, p, b, t, d, k, g の13種類(ただしxの音価は/ʃ/)である。
語順はSVO(主語-動詞-目的語), NA(後置修飾)であり、文は、suとluという2つの基本的な機能語を組み合わせることで作られる。
suは、主語と述語の間に挿入される機能語で、i su fi「私は男だ」のように使う。 i : 私 fi : 男
luは、動詞と目的語の間に挿入される機能語で、du lu hu「女を見る」のように使う。 du : 見る hu : 女
suとluは同じ文で使うことができ、i su du lu hu「私は女を見る」という文を組み立てられる。
通常、suとluは、-s と -l に縮約され、is dul fi「私は男を見る」のように書かれる。