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限りなく遠い世界」を以下のとおり復元します。
「蘭ちゃんは本当にビーファイターもジャマールも知らないのか?」
「ええ、聞いたこともありません…」

毛利蘭は片霧大作からの情報に困惑していた。
異次元からの侵略者、ジャマール。
そして、それに立ち向かうビーファイター。
テレビや新聞で何度も話題になっているらしいが蘭はその存在を知らなかった。
それは至極当然のことであった。
ビーファイターとジャマールの戦いが起こっている世界に蘭はいないのだから。

蘭の眼前にいる大作の表情は至って真剣である。
そのことから、ビーファイターの情報もまんざら嘘だと思えなかった。
それに、彼女には一つ気になることがあった。

「さっき、私達を襲った黒い怪人もジャマールなんですか?」

尋ねてきたのは先程、二人と桐島カンナが離別するキッカケを作ったリュウガのこと。
一年近くビーファイターとして戦ってきたがあんな奴を大作は見たことがない。
しかし、リュウガがジャマールだという根拠はあった。
このバトルロワイアルにはシャドーやギガロ、ジェラといったジャマールの幹部達が参加している。
上記の三人がここにいるということは、他のジャマールメンバーがいても可笑しいことではない。
リュウガがそれである可能性は充分にあるのだ。

「その可能性は高い。シャドー、ギガロ、ジェラも奴と同じぐらい危ない。
 仲間を早く捜し行こう、手遅れになる前に!」
「分かりました」

大作はビーファイターの情報を得た蘭と友に出発する。

(コナンくんやお父さんは大丈夫かしら…)

ジャマールに関する話を聞き、不安が蘭を襲っていた。
大作が言うには先程の黒い奴と同じような危険人物が三人もいるらしい。
親しい人が襲われていないか心配せずにはいられなかった。

□


「みんなどこに行ったんだよ…」

襲撃に遭い、仲間達と逸れてしまった羽田シンクは捜索している。
枢木スザクも鹿目まどかの姿も見当たらない。
特に前者のことは気がかりであった。
何故、自分を避けるようにして逃げてしまったのだろうか?
何か事情でもあったのか? 今は深く考えても仕方がない。
また直接会ったら聞いてやればいい。本郷や襲撃者がどうなったのかも。

「今度襲われたら…」

殺し合いが行われているこの場で一人というのはやはり心細かった。
その上、彼には武器と呼べる物が支給されていない。
もし、襲撃されて逃げ切れなかったらどうなるのか? それを考えるだけでぞっとした。
今思えば、数時間前まで冗談の言える状況下にいたのが嘘みたいだ。
そんなことを思っていた矢先、シンクの耳に足音が聞こえてきた。
シンクは物陰に身を潜め、足音の主が現れるのを待つ。
しばらくすると長身の男と女子校生が視界に入って来る。

(とりあえず、接触は様子見だな)

【1日目 黎明/C-3 街】 

【羽田シンク@ヒーローズオペレーションF】 
【状態】疲労(大) 
【装備】なし 
【道具】基本支給品一色、ランダム支給品1~3(武器として使える物ではない)
【思考・状況】 
基本行動方針:生き延びる。 
1:接触は様子見。 
2:まどかたちを捜したい。
3:スザクに会ったら逃げた理由や本郷のことを尋ねる。
※スザクの言うブリタニア軍などを妄想の中のものだと思っています。

【片霧大作@重甲ビーファイター】 
【状態】軽い疲労、罪悪感 
【装備】ビーコマンダー@重甲ビーファイター 
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 
【思考・状況】 
基本行動方針:殺し合いからの脱出。 
1:一刻も早く知り合いを捜す(コナン、哀、アイリスが優先)I
2:蘭と行動する。
3:カンナが心配。 
※サクラ大戦、名探偵コナンの参加者について知りました。
※リュウガはジャマールの一員だと思ってます。 

【毛利蘭@名探偵コナン】 
【状態】軽い疲労 
【装備】不明 
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 
【思考・状況】 
基本行動方針:殺し合いからの脱出。 
1:一刻も早く知り合いを捜す。
2:大作と行動する。 
3:コナンや父親、カンナのことが心配。
4:ビーファイターとジャマールの存在に驚き。
※サクラ大戦の参加者について知りました。 
※ビーファイター世界の情報を得ました。

|040:[[激突!仮面ライダー対魔弾闘士]]|投下順|0:|
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|007:[[光を求めて影は]]|片霧大作||
|007:[[光を求めて影は]]|毛利蘭||

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