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それは正夢ですか? - (2011/08/09 (火) 22:06:40) のソース

*それは正夢ですか?
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隣のエリアの温泉を目指し、君島邦彦と李紅蘭は足を進める。
そして、ここにいるのは君島と紅蘭の二人だけではない。
藤宮炎という気絶した少年が前者に背負われていた。

「そういえば、君島はんの知り合いはここに連れて来られてないんか?」
「それなら二人いる。カズマって奴と由詑かなみって女の子だ。
 ビッグバンとかいう野朗がいた場所で確かに見た」

情報を求められ、君島は二人の知り合いが参加していることを教える。
更に、カズマと由詑かなみのことを話し出す。
カズマは親友であり、『殺し合え』と言われて従うタイプではないことを。
由詑かなみは普通の女の子であり、何の力も持っていないということを。

「その二人は信用できるみたいやな」
「ああ。それよりも紅蘭の仲間はいないのか?」
「ウチの仲間は大神一郎、真宮寺さくら、神崎すみれ、マリア・タチバナ、
イリス・シャトーブリアン、桐島カンナの六人や。みんな殺し合いに乗るような人間やない」
「ずいぶんと多いな」

お互いに、人物の情報を交換している間に目的地が見えてきた。
二人は温泉の中へと足を踏み入れる。
まず、君島が背負っている少年を寝室に運ばなければいけない。
建物は二階立てになっており、今いる一階にはリビングとバルコニーがある。
どうやら寝室は二階にあるようだ。

階段を登りながら二階に到達し、部屋の中へと入り込む。
周囲の物を見てみると椅子やテーブル、テレビやベッドがある。
君島は背負っている少年をベッドに寝かし付けた。

「今はこいつが目を覚ますのを待つしかないな」
「せやな。それと君島はん、ウチは風呂に入ってきてええか?
 汗かいて気持ち悪いねん」
「別に構わないけど」
「ありがとな。ウチが風呂から上がったら、こいつが起きてからどないするか相談しましょ」

【1日目 黎明/A-8 温泉 二階廊下】 

【李紅蘭@サクラ大戦】 
【状態】健康 
【装備】紅蘭特製の煙玉(一消費)@サクラ大戦 
【道具】基本支給品一式、レナの鉈@ひぐらしのなく頃に、ロープ 
【思考・状況】 
基本行動方針:打倒主催者。 
0:風呂に入って汗を流す。
1:風呂から上がったら君島とこれからのことを相談する。
2:首輪の解除。
3:君島と一緒に行動する。 
4:自律機械(メタルダー勢など)と会いたい。 
5:浅倉を警戒。 
※ スクライドの参加者(カズマ、由詑かなみ)について知りました。

□

斧で顔面を切り裂かれ、絶叫を上げながら顔を押さえて倒れ込む。
指の隙間から、そんな俺を笑う金髪の男の姿が見える。
苦しんでいる間にも男は再び俺に斧を振り降ろそうとしていた。

「やめろっ! やめてくれぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

男、藤宮炎は大声を出しながら飛び起きた。
あの浅倉威が夢の中にまで現れるとは思わなかった。
この夢が正夢でないことを願うばかりだ。
周囲を見回してみると、駆け抜けた森ではなくどこかの部屋の中。
つまり、誰かが気絶した自分を運んでくれたということになる。
部屋の中でも藤宮の注目を引いたのは一人の男の姿であった。

「大丈夫か? すっげえ魘されたけど…」

【1日目 深夜/A-8 温泉 二階寝室】 

【君島邦彦@スクライド】 
【状態】疲労(小)
【装備】なし 
【道具】基本支給品一式、蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン、ラウズアブゾーバー@仮面ライダー剣 
【思考・状況】 
基本行動方針:打倒主催者。 
1:後で紅蘭とこれからのことを相談する。
2:紅蘭と一緒に行動する。 
3:浅倉を警戒。 
※サクラ大戦の参加者の情報を得ました。

【藤宮炎@ヒーローズオペレーションF】 
【状態】睡眠で疲労回復 強いストレス、浅倉への強いトラウマ、罪悪感 
【装備】不明 
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 
【思考・状況】 
基本行動方針:死にたくない。 
1:この人(君島)が俺を助けてくれたのか?
2:浅倉への強い恐怖と、人を傷つけた罪悪感。 
3;できれば浅倉とは二度と会いたくない。
4:あのロボットは……。 

|045:[[Black × Black]]|投下順|047:[[等価交換]]|
|045:[[Black × Black]]|時系列順|047:[[等価交換]]|
|010:[[罪と罰]]|君島邦彦||
|010:[[罪と罰]]|李紅蘭||
|010:[[罪と罰]]|藤宮炎||