マニュアルインストール

このページは通常の手段でインストールに失敗した方向け、あるいは古いAdoptOpenJDKのzipパッケージなどでインストールする場合に必要になるため

後方互換性のために残されます



ツール類はダウンロードへ移動済み
ダウンロードセクションの高速インストーラで手間なし自動インストール

NicoCache_nl+mod 版のインストール (2019/10/22 更新)


最低限 NicoCache_nl+mod が動作するまでのインストール方法の説明。
一部の拡張機能(nlMovieFetcher)などは、本体(Nicocache_nl)とは別にコンパイルが必要になる。(特に、Extensionsフォルダに.javaファイルのみ存在し、.classファイルが無い場合。)コンパイル方法は拡張機能のコンパイルの項を参照する。
JDK8やJRE8といった以前のJavaバージョンを使用している環境で新たにJDK11をインストールする場合にはJDK8のアンインストールを参照すべし。


1. JDKのダウンロードとインストール

最新の Adopt Open Java Development Kit をインストールする。

    • Oracle版JDKは最近規約が変更され、非商用・個人利用であっても規約違反になってしまい、これ以上の使用はできなくなりました。
    • 継続して利用するには正式にOracleと有償契約を結ぶ必要があると思われます。そこで、代替として私達はAdoptOpenJDKを選択しました。
    • バージョンjdk-11.0.3+7よりAdoptOpenJDKでもインストーラ(.msi)形式で配布されるようになりました。特に設定を弄らずにインストールした場合環境変数の設定は不要になりました。Set JAVA_HOME variableをローカルハードドライブにすべてインストールにして下さい。ただし、ApacheAntの環境変数設定は必要です!
    • Oracle版Java SE Develeopment Kit8のバージョンを現在使用していて、新たにAdoptOpenJDK11に移行する場合、JDK8のアンインストールを参照する。
    • 上記を確認するにはコマンドプロンプトを開き「java -version && javac -version」と打ち込む。Adopt~の表記が無い場合、Oracle版を使用している可能性が高い(java -versionのみ)
    • AdoptOpenJDKでは仮想マシンをHotspotとOpenJ9から選べるがこれはHotspotは通常環境、OpenJ9は性能に制限のある環境で動作させる仮想マシンとなっている。
    • 64 ビット版 OS を使用している際は 64 ビット版をダウンロード/インストールするのが望ましい。
    • ダウンロードしたら、C:\Program Files\AdoptOpenJDK\に展開する(管理者権限が必要)。管理者権限が無い場合はC:\に展開する。
    • C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk-11+28\binのようなディレクトリ構造になるはず。
    • ユーザー環境変数を通す。(手順4から解説)
    • OpenJDK http://openjdk.java.net/install/index.html - LTSの提供は無し、6ヶ月毎に次バージョン移行、後方互換性無い場合あり
    • Amazon Corretto https://aws.amazon.com/jp/corretto/ - 100%OpenJDKと互換でインストーラ付、LTS有り
    • Redhat OpenJDK https://developers.redhat.com/products/openjdk/download/


2. Apache Antのダウンロード

Apache AntはJDKでNicoCache_nlの実行ファイルを更新させる手順を簡易化させるのに必要。
一応無くても出来なくはない。
Apache Ant をダウンロードする。

3. Apache Antのインストール

C:\直下にantフォルダを作り、bin,etc,lib,manual,CONTRIBUTORS,.....などが入っているフォルダを直接展開しておく。
antのインストールマニュアル(英語)
ant┬bin
    ├etc
    ├lib
    ├manual
    ├CONTRIBUTORS
    ├contributors.xml
    ├fetch.xml
    ├get-m2.xml
    ├INSTALL
    ├KEYS
    ├LICENSE
    ├NOTICE
    ├patch.xml
    ├README
    └WHATSNEW

4. 環境変数自動設定スクリプトファイルのご案内

(*AdoptOpenJDKがインストーラ形式の場合はApache antの環境変数の設定だけが必要です)
5.と6.のインストール手順をスキップできる。

ApacheAnt_Only_Environment_variable.bat

Environment_variableV2.bat

自動で環境変数を設定するバッチファイルを今すぐダウンロードして実行!
実行後はコンピュータの再起動が必要。
@echo off
 set TREE=0
 :LOOP
 echo 注意:環境変数はコンピュータを再起動するまで変更が適用されません
 echo --------------------------------------
 echo [1]JAVA_HOMEの設定 (AdoptOpenJDK)
 echo [2]JAVA_HOMEの設定 (その他)
 echo [3]ANT_HOMEの設定
 echo [4]PATHの設定
 echo [5]全ての環境変数の設定 (AdoptOpenJDK)
 echo [6]全ての環境変数の設定 (その他)
 echo [7]該当する環境変数の表示
 echo [8]終了
 echo --------------------------------------
 set /p TREE=選択してください:
 
 if %TREE%==1 (
 for /f %%a in ('dir "C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk*" /b /ad /od') do set fname=%%a
 setx JAVA_HOME "C:\Program Files\AdoptOpenJDK\%fname%"
 )else if %TREE%==2 (
 for /f %%a in ('dir "C:\Program Files\Java\jdk*" /b /ad /od') do set fname=%%a
 setx JAVA_HOME "C:\Program Files\Java\%fname%"
 )else if %TREE%==3 (
 setx ANT_HOME "C:\ant"
 )else if %TREE%==4 (
 setx PATH "C:\ant\bin;%JAVA_HOME%\bin"
 )else if %TREE%==5 (
 for /f %%a in ('dir "C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk*" /b /ad /od') do set fname=%%a
 setx JAVA_HOME "C:\Program Files\AdoptOpenJDK\%fname%"
 setx ANT_HOME "C:\ant"
 setx PATH "C:\ant\bin;%JAVA_HOME%bin"
 )else if %TREE%==6 (
 for /f %%a in ('dir "C:\Program Files\Java\jdk*" /b /ad /od') do set fname=%%a
 setx JAVA_HOME "C:\Program Files\Java\%fname%"
 setx ANT_HOME "C:\ant"
 setx PATH "C:\ant\bin;%JAVA_HOME%bin"
 )else if %TREE%==7 (
 Start C:\Windows\system32\rundll32.exe sysdm.cpl, EditEnvironmentVariables
 pause
 )else if %TREE%==8 (
 exit /b
 )else (
 CLS
 echo 不適切なキーが入力されました
 GOTO :LOOP
 )
 GOTO :LOOP
 

5. 環境変数を設定するために設定を開く

(*AdoptOpenJDKがインストーラ形式の場合はApache antの環境変数の設定だけが必要です)
「システムのプロパティ」を開き、「環境変数(N)...」を開く。

6. 環境変数の設定

(*AdoptOpenJDKがインストーラ形式の場合はApache antの環境変数の設定だけが必要です)
ユーザー環境変数PATHにC:\ant\binと%JAVA_HOME%\binを追加する。
併せて、ユーザー環境変数ANT_HOMEとユーザー環境変数JAVA_HOMEを新規作成しC:\antとC:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk1.8.0_141(←自分がインストールしたJDKのフォルダパス)をそれぞれの環境変数に入れる。
同じ文字列をもつユーザー環境変数とシステム環境変数がある場合はユーザー環境変数のほうが優先される。自動で環境変数を設定するバッチファイルをダウンロードして実行した場合にはこの作業は不要となるため7.に進もう。
環境変数の設定が終わったらコンピュータを再起動させよう。再起動させるまで環境変数の設定は反映されることが無い。
+もし複数のユーザーで利用する場合には…
もし複数のユーザーで利用する場合には、システム環境変数に追加したほうが手間が省ける。その場合は、 システム環境変数PATHにC:\ant\binと%JAVA_HOME%\binを追加する。これら2つの命令のPATH内の優先度を上げておく。
(Windows10であれば、「上へ(U)」の操作に対応、Windows10以前ではPATH内のC:\ant\binと%JAVA_HOME%\binの位置を行頭の近くにしておくことに対応する)
PATH内のディレクトリパスは必ず半角の「;」(セミコロン)で区切ること。(この半角セミコロンは複数行あるときのみ必要。1行のときに行末に半角セミコロンを付けると誤作動するので注意。例:PATH→"C:\Windows" [OK] PATH→"C:\Windows;C:\Windows\System32" [OK] PATH→"C:\Windows;C:\Windows\System32;" [NG] PATH→"C:\Windows;" [NG])Windows 10以降では気にしなくてもよい。
システム環境変数ANT_HOMEを新規作成しC:\antを入力する。 システム環境変数JAVA_HOMEを新規作成し、jdkのフルパスを入力する。

慎重に操作すること!
PATHには他にもプログラムのディレクトリが指定されているが、それらは決して削除したり、誤って変更したりしないように細心の注意を払うこと!
ディレクトリが変更されたプログラムが起動しなくなったり、最悪の場合コンピュータが起動不能になる!!

JDK更新時:
JDKを更新したときは、JAVA_HOME環境変数の中身を例えば「C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk1.8.0_131」から「C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk1.8.0_141」に書き換えて更新し、PCを再起動させる。
PATH C:\ant\bin;%JAVA_HOME%\bin
 ANT_HOME C:\ant
 JAVA_HOME C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_141
 



コンピュータの再起動後、環境変数が通っているかどうか確認するにはコマンドプロンプトに「java -version」、「javac -version」と入力する。何も問題無ければ英文字がずらずらと出てくる。

環境変数への変更には Windows を再起動するまで、ローカル システム アカウントで実行されているサービスは影響しません
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/821761/changes-that-you-make-to-environment-variables-do-not-affect-services
環境変数を更新するか、新しい環境変数を追加した場合は、ローカル システム アカウントで実行されているサービスに影響を与えるを変更する前にコンピューターを再起動する必要があります。
この現象は、ローカル システム アカウントで実行されているサービスは、Services.exe のプロセスから、環境を継承するために発生します。 Services.exe のプロセスは、Windows の起動時に、ローカル システム アカウントの環境設定を受信します。Services.exe のプロセスを使用しないため、Windows の起動後に変更された値を示すメッセージを受信したとき、Windows Messaging、Services.exe のプロセスでは、環境設定を更新しません。 ローカル システム アカウントの環境への動的な変更の確認を実行しているサービスを強制することはできません。
私の経験上、サービスに動的な環境変数の変更は影響を与えません。javaのpath環境変数は大抵は再起動までは変化しません。(何時間か後にいつの間にか適用されている場合もあります)

"java"のバージョンはランタイム(実行時に必要)、"javac"は開発キット(コンパイル時に必要)のバージョンを表している。

正しくインストールできるとこんな表示になる
C:¥>java -version
openjdk version "11" 2018-09-25
OpenJDK Runtime Environment AdoptOpenJDK (build 11+28)
OpenJDK 64-Bit Server VM AdoptOpenJDK (build 11+28, mixed mode)
C:¥>javac -version
javac 11

"java"がいわゆるJRE(java runtime environment)のことでJavaバイトコードをJVM(java virtual machine:java仮想マシン)で機械語に変換して実コンピュータ上で実行させるためのソフトウェアに当たる
つまり.jarファイル、.classファイルを実行させる時に必要になるソフトウェアのことだ
"javac"はJavaソースコードをJavaバイトコードに変換するソフトウェアだ
つまり.javaファイルを.classファイルに変換する


7. NicoCacheのダウンロード

「NicoCache関連ファイル置き場 避難所」 にて本体及び各種差分をダウンロード、もしくは上記ダウンロードセクション内のリンクにてパッケージをダウンロードし、任意の場所に展開する。C:\NicoCache_nlフォルダを作ってそこに直接入れておくと分かりやすい。
フォルダ構造はだいたいこんな感じ
NicoCache_nl┬.classpath
                  ├.externalToolBuilders
                  ├.project
                  ├.settings
                  ├AutoBuild.bat
                  ├build.xml
                  ├cache
                  ├ChangeLog.txt
                  ├config.properties
                  ├data
                  ├defaults
                  ├documents
                  ├extensions
                  ├HowToBuild.txt
                  ├list
                  ├local
                  ├NicoCache_nl Starter.bat
                  ├NicoCache_nl.bat
                  ├NicoCache_nl.jar
                  ├NicoCache_nl.sh
                  ├NicoCacheGUI_native.dll
                  ├NicoCacheGUI_native64.dll
                  ├nlFilter_sys.txt
                  ├nlFilters
                  ├others
                  ├proxy_sample.pac
                  ├Readme.txt
                  ├src
                  └thcache

up406がベースファイルとなる。


8. 差分のダウンロード

避難所に最新フィルター/ソース差分がある場合はそちらもダウンロードする。

この画像は例であり、170915という日付が新しいほど最新の差分になる。


9.  差分の適用

最新のソース差分等があるなら NicoCache フォルダに展開する。

10. NicoCache実行ファイルの更新一部自動化ファイルのご案内

このスクリプトファイルを利用すると、11.のインストール手順をスキップできる。
AutoBuild.bat
cmd /k "color 2E && TITLE AutoBuilder && cd /d %~dp0 && ant extract jar"
 

11.  NicoCache実行ファイル(NicoCache_nl.jar)に更新を適用する

適宜、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、cd (nicocacheのフォルダのフルパス)、若しくはcd /d (nicocacheのフォルダのフルパス)でカレントディレクトリを移動させた後、コマンドラインから >ant extract jarを打つ。

cd C:\Nicocache_nl
ant extract jar

/dスイッチはドライブが違う場合に利用

cd /d D:\Tools\nicovideo\Nicocache_nl
ant extract jar

12. 更新成否の確認

「BUILD SUCCESSFUL」と出ていてNicoCache_nl.jar が更新されていれば成功。
成功例:
Microsoft Windows [Version 10.0.10586]
(c) 2015 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Windows\system32>cd /d D:\NicoCache_nl

D:\NicoCache_nl>ant extract jar
Buildfile: D:\NicoCache_nl\build.xml

extract:
    [unjar] Expanding: D:\NicoCache_nl\NicoCache_nl.jar 
into D:\NicoCache_nl\src

compile:
    [javac] Compiling 107 source files to D:\NicoCache_nl\src

jar:
     [move] Moving 1 file to D:\NicoCache_nl
      [jar] Building jar: D:\NicoCache_nl\NicoCache_nl.jar

BUILD SUCCESSFUL
Total time: 8 seconds

D:\NicoCache_nl>

13. HTTPS機能の有効化

HTTPS機能の有効化を見ながらhttps通信プロトコルを有効化する。(デフォルトでは無効)
※2018年3月下旬ごろからニコニコ動画でもhttpsを利用しないと正常に使用できなくなりました。
2018年3月以前はニコニコ大百科などから段階的に導入されていました。

14. FFmpegの利用について

FFmpeg のffmpeg.exeを "NicoCache_nl.jar" のあるフォルダにコピー・アンド・ペーストする。
この機能を利用するにはconfig.propertiesでconvertFlv2Mp4を有効にする必要がある。
ffmpegはflvファイルというGINZAプレーヤ(Flashプレイヤー)のみで再生可能なファイル形式をHTML5プレイヤーで再生する場合に必要になる。(swfは技術的に難しい)
自動でflvキャッシュをmp4に変換して再生する。将来的にGINZAプレイヤーを完全廃止した暁には全てのflv/swfをmp4に変換して配信するらしいのでいつか不要になるだろう。

15. NicoCache_nlとブラウザーの設定

導入に当たっての設定のページなどを参考に、nl 本体とブラウザの設定をする。

16. NicoCache_nlの実行方法

Windows なら "NicoCache_nl.bat" を実行して起動する。
    • Linux の場合は "NicoCache_nl.sh" を実行する。
    • 必要に応じてスタートアップ等に登録する。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp
NicoCache_nl Starter.batのソース・コード
@echo off
echo Changing Current Directory..
cd /d %~dp0
echo Launching NicoCache_nl, please wait..
start /MIN "" "NicoCache_nl.bat"
 
タスクスケジュールを登録するバッチファイルtaskschedule_maker.batをダウンロード
@echo off
rem https://support.microsoft.com/en-us/help/823093/a-scheduled-task-does-not-run-when-you-use-schtasks-exe-to-create-it-a
echo 注意:このタスクの登録には管理者権限が必要です。
SCHTASKS /Create /RU "Users" /SC ONLOGON /TN sc_NicoCache_onlogon /TR "\"C:\NicoCache_nl\NicoCache_nl Starter.bat\" "
echo sc_NicoCache_onlogon が登録されました。確認してください。
start taskschd.msc
pause
 




以上でインストールは終了。なお、アンインストール時には "NicoCache_nl.jar" の入っているフォルダごと削除すれば完了である。

  • JDKを更新しても(自分の場合はAdoptOpenJDK (build 11.0.2+7))antが古い(自分の場合は1.9.6)と10の所で『javac doesn't support the "release" attribute』と出てコンパイル失敗になるみたいです。apache-ant-1.10.5に更新したところコンパイルに成功しました。 -- 名無しさん (2019-01-27 10:52:25)
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