「幕間」(2015/03/06 (金) 18:36:59) の最新版変更点
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*幕間 ◆FbzPVNOXDo
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『先ずは死亡者の発表からだな。
ジャック・アトラス……』
友であり、ライバルであった誇り高きキング。ジャック・アトラス。
第二回放送で告げられたのは、彼の死だった。
「とうとう、残るチームサティスファクションのメンバーは、俺とクロウだけになってしまったぞ……」
未だに実感が沸かない。
あの男がそう簡単に死ぬはずが無いと、心の何処かで思っているのかもしれない。
「ジャック……」
結局、鬼柳とジャック。二人の最期すら、看取ってやれなかった。
そう言えば、先の放送で勝治もまた呼ばれていた。――恐らく勝治は生きていると思うが……。
……こんな事をしている場合じゃない。今は権兵衛の言っていた早苗、海東を探すのが先だ。
涙を流すのは、その後で良い。
(すまない二人共……)
止めていた、デルタイーグルのハンドルに手を掛け、アクセルを踏む。
エンジン音が鳴ったのを確認し、機体の調子を確かめる。
権兵衛達と別れてから数分、放送で足止めを食ったがそれでもまだ早苗達は、そう遠くには行っていない筈。
「なん、だ……?」
銀色の長髪に、黒のロングコート。
遊星と同じように顔に刻まれたマーカー。
その容姿は、あまりもあの男と良く似ていた。
「鬼柳……?」
まさか、生きていたというのか?
だが、一回死んでもまた蘇ったような男だ。
ここでもまた、似たような事があったとしてもおかしくは無い。
そう思うと一時でも、鬼柳が本気で死んだだなんて思っていた事が馬鹿らしくなる。
「……鬼柳、生きてたんだな」
言ってやりたい事は沢山あったのに、意外と口というものは多くを言わせてくれないらしい。
まあ今は、鬼柳が生きていた事を喜ぼう。そう思った。
「え?」
だから、鬼柳の挙動不審な対応には出鼻を挫かれた。
「どうしたんだ? お前らしくない。それよりも、放送で呼ばれてたが何があったんだ?」
「あ、その……」
おかしい。
殺し合いの場とはいえ、旧友同士が再会したというのに、この妙に余所余所しい反応は何だ?
「蟹頭の兄ちゃん。
その、さ。……そいつはあんたの知り合いじゃない」
鬼柳の連れだろうか。
横に居た少女が、遊星と鬼柳の会話に割り込んでくる。
「麗華……」
「悪いけど、さやか。あんたの事説明するから」
さやか……?
遊星の背筋に嫌な悪寒が走る。
「こいつ学校でさ……」
麗華という少女の語った内容は、衝撃的なものだった。
その悲惨さは、話だけで聞けば何処ぞのスプラッタB級ホラー映画のような、陳腐ささえ感じられる。
「そういう訳、悪いけどここに居るのは美樹さやか。
鬼柳京介って人とは別人」
鬼柳を殺した、謎の化け物。
そのまま身体を文字通り、バラバラに解体された少女、美樹さやか。
何が起きたのか、さやかの意識が死んだ筈の鬼柳へと移ってしまうという、イレギュラーな事態。
「ごめんなさい……」
鬼柳の体で、さやかは遊星に頭を下げる。
「良い……お前が悪いわけじゃない」
「で、でも……」
「おい、さやか」
何もさやかに悪いことなど無い。
遊星も麗華も分かっている事なのに、さやかは謝り続ける。
「頭を上げてくれ、さやか」
「遊星さん……」
「確かにあいつは、鬼柳は死んだ。でも、それでも多分あいつは、さやかを助けられて満足したと思うんだ」
最初に出会った時の反応から、さやかは遊星が鬼柳の親友だという事は薄々気付いていた。
だからこそ、恨まれてもおかしくない。いや恨まれて当然とすら思っていた。
「なのに、殺した本人はともかく、俺がさやかを恨むなんてお門違いだ」
「でも私が居なければ、私と会ってなかったら、こんな事にはならなかったかもしれない……」
「そればかりは、分からない。過去は変えられない、後ろを振り返ってばかりじゃ何も出来ない。
さやか、もしお前が本当にあいつの死に責任を抱いているというのなら、他にやる事があるんじゃないのか?」
「え」と驚くさやかに遊星は一瞬笑みを浮かべる。
「こんな殺し合いをぶち壊して、鬼柳の分まで満足する」
「満、足……?」
「そうだ、満足するんだ。
鬼柳は俺達が、こんな場所で呆けてる事なんか望んじゃいない」
勇気付けられる。絶望に包まれたさやかに中に、一筋の光明が差し込んでくる。
でも、所詮は遊星が自分の為に言ってくれた――本当に鬼柳(彼)は自分の事を許してくれたのか?
「なんで、そんな事が分かるんですか!? 本当は私の事を恨んでるかもしれないじゃないですか!!!」
遊星の優しさが辛くて、それでいて自分は許されてはいけないんだと思って。
さやかは叫んだ。
「分かるさ。
――俺の俺達、チームサティスファクションのリーダーが、そんな事を思う筈が無い」
何も言い返せなかった。
遊星は優しさから、さやかを励まそうとしているんじゃない。
本当にそう思っていて、友を最期まで信じているからこそ、言っているのだと。
「良いの、かな。……私なんかが満足しちゃって」
「構わない。むしろ、するんだ。
それに主催側の技術なら、さやかの体を元に戻す事も出来るかもしれない。
奴らの技術をぶん取って、満足してやろう!」
(満足って一体……?)
麗華は内心、満足って何なんだ? と思いつつも、さやかが落ち着いた事にほっとする。
(まったく、私もセンチになったな。……って何だ?)
――ゆ、う
鼓動?
――う、せい
なんだろうか。
麗華のバッグで、何やらもぞもぞしている物があるようだが
――遊、s
違う、鼓動とだけじゃなく声も聞こえる。
――遊星!
遊星の右腕に浮かぶ消えた筈の赤き龍の痣、輝く赤い龍の頭(ドラゴンヘッド)の閃光。
同時に流れてくるのは熱き王者の鼓動。
(共鳴している? 何処だ? この鼓動は何処から)
「え、え? 私のバックなんで赤く光ってんの?」
同時に麗華のバックも輝き始める。
まさか中にまだ確認していない、変なアイテムでも入っているのだろうか。
「それをこっちへ渡すんだ!」
「ちょっ」
遊星は麗華から無理やりバックを引ったくり、中身を漁ると、あった。
忘れるわけが無い。今は亡きジャックの魂。
「レッド・デーモンズ・ドラゴン。……お前なのか、ジャック?」
輝いていた痣は再び消え共鳴していた、レッド・デーモンズ・ドラゴンはその脈動を止めた。
「大丈夫ですか?」
心配そうにさやかが遊星の顔を覗き込んでくる。
「大丈夫だ、それよりこのカード……」
「ああ、なんか良くわかんないけど、欲しかったらやるよ。別に無くても困らないしな。
ただそのカードは、一度使っちまってるから一日使えないから」
どうやら、この場ではDMカードは決闘盤無しでも実体化するらしい。
レッド・デーモンズ・ドラゴンも一度使用した為、24時間使用不可になっているようだ。
「そうか、ありがとう。世話になった。
俺はもう行くが、もし早苗、海東という人物に出会ったら……」
麗華とさやかに俺は早苗達の特徴を教え、もし出会ったのなら海東に気をつけろという皆を伝えた。
そして、二人も水を欲しがるという、謎の危険人物の情報を遊星に教えてくれた。
「遊星さんも、気をつけてください。特に透明の敵には」
「分かってる」
「あっそうだ。これ、鬼柳さんの服に入っていたハーモニカ……」
さやかの手から差し出されたのは、紛れも無い鬼柳のハーモニカだ。
「鬼柳の……ありがとう、さやか」
一瞬、悲しそうな顔を浮かべて遊星はそれを受け取った。
「くれぐれも、お前達も気を付けてな」
そう言い、遊星は再びデルタイーグルに跨りアクセルを踏んだ。
【F-2/一日目・日中】
【不動遊星@遊戯王5D's】
[状態]:疲労(小)、主催者達に怒り
[装備]:デルタイーグル@遊戯王5D's(操縦中)
[道具]:基本支給品、サイバーZ一号のベルト@真夏の夜の淫夢関連、レッド・デーモンズ・ドラゴン@遊戯王5D's(二日目午前まで使用不可)
ライダーズカード一式@仮面ライダーディケイド、沈黙の騎士ギャラティン@カードファイト!! ヴァンガード
大量の玩具@現実、玩具を弄る為の工具@現実、武器になりそうな物@現実(包丁や鋸など)、鬼柳のハーモニカ@遊戯王5D's
[思考・状況]基本思考:殺し合いの打破
1:少年のもとへ向かう。
2:海東純一を警戒。
3:ありがとウサギを止める。
4:先ずは首輪を解除する。
5:自分のカード達や仲間を探す。
6:勝治を攻撃した誰かに警戒。
7:許せ、少年
※勝治が今までしてきたことを聞きました。ただし、アルセーヌを覗き見してたことは聞いてません。
また、田所(野獣先輩)が勝治に一服盛ったと思っています。
また、ケンが生きてると言う勝治の説に疑心的です。
※勝治の首輪には不具合が起きていると推測しています。
※主催側に何か不都合な事が起きていると推測しています。
※権兵衛からリュウセイと少年(ムラクモ)の現状、危険人物の話を聞きました
※麗華達と情報交換しました。
【東豪寺麗華@MMDDFF】
[状態]:健康
[装備]:エクスカリバー@Fate/Zero
[道具]:基本支給品、DMカードセット(デモンズ・チェーン@遊戯王5D's)
[思考・状況]
1:生き残って主催者をブチ殺す。
2:幽香の奴、死んだのか。
3:水色髪の男(さやか)はほっとけない。
4:レア様とはいずれ決着をつけるつもりだったけど……。
※制限はほとんどされてません。
※遊星と情報交換しました。
【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:鬼柳京介の肉体。
[装備]:さやかのソウルジェム(濁り:大)@魔法少女まどか☆マギカ
[道具]:基本支給品、「スピード・ウォリアー」のカード(4時間使用不可)@遊戯王OCG、
「くず鉄のかかし」のカード(4時間使用不可)@遊戯王OCG、「???」のカード@遊戯王OCG、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本:殺し合いをぶち壊して鬼柳の分まで満足する。
1:謎の戦車を警戒。
※ショウさんの話を聞く直前からの参戦。
※肉体は鬼柳京介のものになっています。
※第一放送を聞き逃しました。
※遊星と情報交換しました。
|sm134:[[槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm136:[[最悪の脚本(マッドスプリクト)]]|
|sm134:[[槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室]]|[[投下順>00~50]]|sm136:[[最悪の脚本(マッドスプリクト)]]|
|sm124:[[必ず無事で……]]|不動遊星|sm150:[[伏線回収した淫夢くんUC]]|
|sm107:[[損をするのはいつも優しい人ばかり]]|東豪寺麗華|sm:[[]]|
|sm107:[[損をするのはいつも優しい人ばかり]]|美樹さやか|sm:[[]]|
*幕間 ◆FbzPVNOXDo
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『先ずは死亡者の発表からだな。
ジャック・アトラス……』
友であり、ライバルであった誇り高きキング。ジャック・アトラス。
第二回放送で告げられたのは、彼の死だった。
「とうとう、残るチームサティスファクションのメンバーは、俺とクロウだけになってしまったぞ……」
未だに実感が沸かない。
あの男がそう簡単に死ぬはずが無いと、心の何処かで思っているのかもしれない。
「ジャック……」
結局、鬼柳とジャック。二人の最期すら、看取ってやれなかった。
そう言えば、先の放送で勝治もまた呼ばれていた。――恐らく勝治は生きていると思うが……。
……こんな事をしている場合じゃない。今は権兵衛の言っていた早苗、海東を探すのが先だ。
涙を流すのは、その後で良い。
(すまない二人共……)
止めていた、デルタイーグルのハンドルに手を掛け、アクセルを踏む。
エンジン音が鳴ったのを確認し、機体の調子を確かめる。
権兵衛達と別れてから数分、放送で足止めを食ったがそれでもまだ早苗達は、そう遠くには行っていない筈。
「なん、だ……?」
銀色の長髪に、黒のロングコート。
遊星と同じように顔に刻まれたマーカー。
その容姿は、あまりもあの男と良く似ていた。
「鬼柳……?」
まさか、生きていたというのか?
だが、一回死んでもまた蘇ったような男だ。
ここでもまた、似たような事があったとしてもおかしくは無い。
そう思うと一時でも、鬼柳が本気で死んだだなんて思っていた事が馬鹿らしくなる。
「……鬼柳、生きてたんだな」
言ってやりたい事は沢山あったのに、意外と口というものは多くを言わせてくれないらしい。
まあ今は、鬼柳が生きていた事を喜ぼう。そう思った。
「え?」
だから、鬼柳の挙動不審な対応には出鼻を挫かれた。
「どうしたんだ? お前らしくない。それよりも、放送で呼ばれてたが何があったんだ?」
「あ、その……」
おかしい。
殺し合いの場とはいえ、旧友同士が再会したというのに、この妙に余所余所しい反応は何だ?
「蟹頭の兄ちゃん。
その、さ。……そいつはあんたの知り合いじゃない」
鬼柳の連れだろうか。
横に居た少女が、遊星と鬼柳の会話に割り込んでくる。
「麗華……」
「悪いけど、さやか。あんたの事説明するから」
さやか……?
遊星の背筋に嫌な悪寒が走る。
「こいつ学校でさ……」
麗華という少女の語った内容は、衝撃的なものだった。
その悲惨さは、話だけで聞けば何処ぞのスプラッタB級ホラー映画のような、陳腐ささえ感じられる。
「そういう訳、悪いけどここに居るのは美樹さやか。
鬼柳京介って人とは別人」
鬼柳を殺した、謎の化け物。
そのまま身体を文字通り、バラバラに解体された少女、美樹さやか。
何が起きたのか、さやかの意識が死んだ筈の鬼柳へと移ってしまうという、イレギュラーな事態。
「ごめんなさい……」
鬼柳の体で、さやかは遊星に頭を下げる。
「良い……お前が悪いわけじゃない」
「で、でも……」
「おい、さやか」
何もさやかに悪いことなど無い。
遊星も麗華も分かっている事なのに、さやかは謝り続ける。
「頭を上げてくれ、さやか」
「遊星さん……」
「確かにあいつは、鬼柳は死んだ。でも、それでも多分あいつは、さやかを助けられて満足したと思うんだ」
最初に出会った時の反応から、さやかは遊星が鬼柳の親友だという事は薄々気付いていた。
だからこそ、恨まれてもおかしくない。いや恨まれて当然とすら思っていた。
「なのに、殺した本人はともかく、俺がさやかを恨むなんてお門違いだ」
「でも私が居なければ、私と会ってなかったら、こんな事にはならなかったかもしれない……」
「そればかりは、分からない。過去は変えられない、後ろを振り返ってばかりじゃ何も出来ない。
さやか、もしお前が本当にあいつの死に責任を抱いているというのなら、他にやる事があるんじゃないのか?」
「え」と驚くさやかに遊星は一瞬笑みを浮かべる。
「こんな殺し合いをぶち壊して、鬼柳の分まで満足する」
「満、足……?」
「そうだ、満足するんだ。
鬼柳は俺達が、こんな場所で呆けてる事なんか望んじゃいない」
勇気付けられる。絶望に包まれたさやかに中に、一筋の光明が差し込んでくる。
でも、所詮は遊星が自分の為に言ってくれた――本当に鬼柳(彼)は自分の事を許してくれたのか?
「なんで、そんな事が分かるんですか!? 本当は私の事を恨んでるかもしれないじゃないですか!!!」
遊星の優しさが辛くて、それでいて自分は許されてはいけないんだと思って。
さやかは叫んだ。
「分かるさ。
――俺の俺達、チームサティスファクションのリーダーが、そんな事を思う筈が無い」
何も言い返せなかった。
遊星は優しさから、さやかを励まそうとしているんじゃない。
本当にそう思っていて、友を最期まで信じているからこそ、言っているのだと。
「良いの、かな。……私なんかが満足しちゃって」
「構わない。むしろ、するんだ。
それに主催側の技術なら、さやかの体を元に戻す事も出来るかもしれない。
奴らの技術をぶん取って、満足してやろう!」
(満足って一体……?)
麗華は内心、満足って何なんだ? と思いつつも、さやかが落ち着いた事にほっとする。
(まったく、私もセンチになったな。……って何だ?)
――ゆ、う
鼓動?
――う、せい
なんだろうか。
麗華のバッグで、何やらもぞもぞしている物があるようだが
――遊、s
違う、鼓動とだけじゃなく声も聞こえる。
――遊星!
遊星の右腕に浮かぶ消えた筈の赤き龍の痣、輝く赤い龍の頭(ドラゴンヘッド)の閃光。
同時に流れてくるのは熱き王者の鼓動。
(共鳴している? 何処だ? この鼓動は何処から)
「え、え? 私のバックなんで赤く光ってんの?」
同時に麗華のバックも輝き始める。
まさか中にまだ確認していない、変なアイテムでも入っているのだろうか。
「それをこっちへ渡すんだ!」
「ちょっ」
遊星は麗華から無理やりバックを引ったくり、中身を漁ると、あった。
忘れるわけが無い。今は亡きジャックの魂。
「レッド・デーモンズ・ドラゴン。……お前なのか、ジャック?」
輝いていた痣は再び消え共鳴していた、レッド・デーモンズ・ドラゴンはその脈動を止めた。
「大丈夫ですか?」
心配そうにさやかが遊星の顔を覗き込んでくる。
「大丈夫だ、それよりこのカード……」
「ああ、なんか良くわかんないけど、欲しかったらやるよ。別に無くても困らないしな。
ただそのカードは、一度使っちまってるから一日使えないから」
どうやら、この場ではDMカードは決闘盤無しでも実体化するらしい。
レッド・デーモンズ・ドラゴンも一度使用した為、24時間使用不可になっているようだ。
「そうか、ありがとう。世話になった。
俺はもう行くが、もし早苗、海東という人物に出会ったら……」
麗華とさやかに俺は早苗達の特徴を教え、もし出会ったのなら海東に気をつけろという皆を伝えた。
そして、二人も水を欲しがるという、謎の危険人物の情報を遊星に教えてくれた。
「遊星さんも、気をつけてください。特に透明の敵には」
「分かってる」
「あっそうだ。これ、鬼柳さんの服に入っていたハーモニカ……」
さやかの手から差し出されたのは、紛れも無い鬼柳のハーモニカだ。
「鬼柳の……ありがとう、さやか」
一瞬、悲しそうな顔を浮かべて遊星はそれを受け取った。
「くれぐれも、お前達も気を付けてな」
そう言い、遊星は再びデルタイーグルに跨りアクセルを踏んだ。
【F-2/一日目・日中】
【不動遊星@遊戯王5D's】
[状態]:疲労(小)、主催者達に怒り
[装備]:デルタイーグル@遊戯王5D's(操縦中)
[道具]:基本支給品、サイバーZ一号のベルト@真夏の夜の淫夢関連、レッド・デーモンズ・ドラゴン@遊戯王5D's(二日目午前まで使用不可)
ライダーズカード一式@仮面ライダーディケイド、沈黙の騎士ギャラティン@カードファイト!! ヴァンガード
大量の玩具@現実、玩具を弄る為の工具@現実、武器になりそうな物@現実(包丁や鋸など)、鬼柳のハーモニカ@遊戯王5D's
[思考・状況]基本思考:殺し合いの打破
1:少年のもとへ向かう。
2:海東純一を警戒。
3:ありがとウサギを止める。
4:先ずは首輪を解除する。
5:自分のカード達や仲間を探す。
6:勝治を攻撃した誰かに警戒。
7:許せ、少年
※勝治が今までしてきたことを聞きました。ただし、アルセーヌを覗き見してたことは聞いてません。
また、田所(野獣先輩)が勝治に一服盛ったと思っています。
また、ケンが生きてると言う勝治の説に疑心的です。
※勝治の首輪には不具合が起きていると推測しています。
※主催側に何か不都合な事が起きていると推測しています。
※権兵衛からリュウセイと少年(ムラクモ)の現状、危険人物の話を聞きました
※麗華達と情報交換しました。
【東豪寺麗華@MMDDFF】
[状態]:健康
[装備]:エクスカリバー@Fate/Zero
[道具]:基本支給品、DMカードセット(デモンズ・チェーン@遊戯王5D's)
[思考・状況]
1:生き残って主催者をブチ殺す。
2:幽香の奴、死んだのか。
3:水色髪の男(さやか)はほっとけない。
4:レア様とはいずれ決着をつけるつもりだったけど……。
※制限はほとんどされてません。
※遊星と情報交換しました。
【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:鬼柳京介の肉体。
[装備]:さやかのソウルジェム(濁り:大)@魔法少女まどか☆マギカ
[道具]:基本支給品、「スピード・ウォリアー」のカード(4時間使用不可)@遊戯王OCG、
「くず鉄のかかし」のカード(4時間使用不可)@遊戯王OCG、「???」のカード@遊戯王OCG、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本:殺し合いをぶち壊して鬼柳の分まで満足する。
1:謎の戦車を警戒。
※ショウさんの話を聞く直前からの参戦。
※肉体は鬼柳京介のものになっています。
※第一放送を聞き逃しました。
※遊星と情報交換しました。
|sm134:[[槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm136:[[最悪の脚本(マッドスプリクト)]]|
|sm134:[[槍兵の奇妙な四角関係とケンのパーフェクトにころわ教室]]|[[投下順>00~50]]|sm136:[[最悪の脚本(マッドスプリクト)]]|
|sm124:[[必ず無事で……]]|不動遊星|sm150:[[伏線回収した淫夢くんUC]]|
|sm107:[[損をするのはいつも優しい人ばかり]]|東豪寺麗華|sm155:[[おかげさまでフランク達はドラゲナイことになってるんです]]|
|sm107:[[損をするのはいつも優しい人ばかり]]|美樹さやか|sm155:[[おかげさまでフランク達はドラゲナイことになってるんです]]|
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