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+#image(Dalek.png,title=ダーレクニエレガントトイウ概念ハ無イ!) +&font(30,b,i,black){"Exterminate!"&br()(抹殺セヨ!)} +イギリスBBC製作の世界最長傑作SFドラマ「ドクター・フー(Doctor Who)」の悪役。 +主人公「ドクター」の最大の宿敵であり、番組の人気を押し上げた名悪役である。 +[[ダイレク>ドノヴァン・バイン]]ではない。 + +**原作でのダーレク +惑星スカロ(Skaro)出身のカレド族(Kaled)が突然変異によって変化した[[ミュータント>X-MEN CHILDREN OF THE ATOM]]種族。それがダーレク(Dalek)である。 +カレド族の科学者ダヴロス博士(Davros)によって生み出された。 +遺伝子操作によって憎悪以外のあらゆる感情を消されており、自分達以外のあらゆる生命を憎んでいる。 +そのため宇宙からダーレク以外の全ての生命を根絶させようと目論んでおり、大規模な虐殺行為を行っている。「宇宙最大の脅威」として恐れられるエイリアンである。 +外見はロボットのようだが、実はこれは「シェル(殻)」と呼ばれる移動装置であり、中に有機的な生物([[一つ目のタコのような姿>シュマゴラス]])が入り込んで操縦している。 +頭から伸びているのがカメラアイで下半身の多数のドーム状のパーツには各種センサーが収められている。 +シェルは「ダーレケニウム(Dalekanium)」と「ポリカーバイド(Polycarbide)」という物質から成り、高い耐久性能を誇ると共に武器も備えている。 +片手の銃口からはあらゆる生物を[[即死>即死攻撃]]させるビームを放ち、もう片方の手は情報を吸引する機能を備える。その他アタッチメントも豊富。 +フォースフィールドと呼ばれる見えないバリアで身を護っており、銃弾やレーザーを無効化する。それが無くても銃弾程度なら弾き返すほど頑丈。 +ただしカメラアイの部分に死角があり、その部分に集中攻撃を浴びせれば貫通することもある。一部の光学兵器による攻撃にも脆い。 +旧作では[[段差に弱い>ED209]]という欠点があったが、最近の作品では[[空を飛べる>博麗霊夢]]ため無問題。 +爆弾が通用しないかと思えば自動車で撥ねられただけで爆発したり、坂道を押し転がされただけで爆発したり、[[バット>パワプロくん]]で殴られて凹んだり、旧作ではその耐久性が安定していなかった。 +頭も非常に良く、1兆通りのパスワードを1秒ジャストで解いてしまう。 +人類のように個性や自由を尊重することは無く、「個」という概念を重視しない。そのため全個体が「種の存続」のみを考えて行動しており、前述の虐殺行為も全ては「宇宙からダーレク以外を消し去ることで種の繁栄における不安要素を無くす」という目的のためである。 +ドクターからは「究極の民族浄化」と評されている。 +感情を消した代償なのか乱戦になると割と頻繁に誤射で仲間を破壊する弱点がある。 +ページ冒頭のセリフ「Exterminate!(抹殺セヨ!)」はダーレクを象徴する言葉であり、呪文のようにこれを唱えながらビームを発射して殺戮を繰り返す。 +主人公ドクターの種族であるタイムロード(Time Lord)の特権であった[[時空移動>イングリッド]]の技術も奪い取っており、時空間を自由に行き来して悪さをしでかす。 +行ってきた悪事のスケールはぶっ飛んでおり、''地球の核にエンジンを取り付けて地球を丸ごと宇宙船代わりに利用しようとしたり''、宇宙を二分する種族同士(''片方はなんと地球人'')を対立させて宇宙戦争に発展させようと煽ったり、''パラレルワールドを含む全宇宙からダーレク以外のあらゆるものを消滅させて[[現実]]を破壊しようとしたり''、その悪行は想像を絶するものばかり。 +独特なヒエラルキーがあり、皇帝や参謀、総統などが登場する。前述のダヴロス博士も自分の下半身をダーレクの移動装置そっくりな機械でサイボーグ化しており、ダーレクの皇帝を名乗ったことがある。 +2013年で''50周年''を迎えたドクター・フーにおいて、初期から登場し続け現在まで、ドクターの最大の宿敵としての立場を不動のものにしている偉大な悪役である。 +#region(ネタバレ) +旧作と新シリーズの間で起こった「タイム・ウォー(時間戦争)」と呼ばれる宇宙最大の戦争において、ドクターの種族であるタイムロードと全面戦争を行い、多くの生命や星々を道連れに相討ち。完全に滅んだと思われていたが、実は生き残りが存在し、以降もたびたび登場してドクターと戦い続けている。 +タイム・ウォーの全容は(日本以外の)世界中で放送された50周年特番で描かれており、タイムロードがどうなったのかも判明する。 +#endregion + +ダーレクの最大の特徴はその''しぶとさ''であろう。 +50年間の放送の中で最初期から現在まで生き延び続けていることからも分かる通り、とにかく生命力が強い。 +''宇宙の意思がダーレクを生かそうとしているとしか思えない''ほどのしぶとさであり、''一つの細胞が生き残ることは一つの軍団が生き残ることに等しい''とすら形容される。 +#region(新シリーズのシリーズ1からシリーズ5までの経緯) +タイム・ウォーで絶滅したと思ったら生き残りが一体登場 +↓ +それが死んだら皇帝が生き残っていたことが判明。皇帝が''人類を材料にダーレク軍再生'' +↓ +それを絶滅させたと思ったら、世界と世界の狭間にあるヴォイド空間を通じて''皇帝よりも偉い最古の四人衆''がダーレク軍を携えて登場 +↓ +ダーレク軍は全員ヴォイド空間に封印したが、四人衆は緊急時空移動で逃走。偶然再会したドクターとまた対決し、三体が死亡。最後の一体が再び逃走。 +↓ +その一体がタイム・ウォーまで逃げ延び、ダヴロス博士を救出。ダヴロスが''自分の肉体を材料に''ダーレク軍再生 +↓ +そのダーレク軍も全滅。ダヴロス博士および生き残りの一体もおそらく死亡。しかし''奇跡的に一隻の宇宙船と搭乗員が生き延び''、時空移動で脱出。偶然出会ったドクターの目の前で''新しいダーレク軍団誕生'' +#endregion +…故郷や仲間を犠牲にして戦争に終止符を打ちダーレクを絶滅させたつもりでいたドクターは泣いていい。 +---- +**MUGENにおけるダーレク +-Basara-kun氏製作 +2014年のエイプリルフールに公開された。[[ドット絵]]は手描き。 +現在はβ版だが、動作自体に問題は無い。搭載されている動作は少ないが、一応対戦が可能である。 +現在搭載されている動作は、左右への移動、ジャンプ、ビーム(即死)発射、[[挑発]]のみ。 +イントロと[[勝利動作>勝ちポーズ]]も1種類ずつ搭載されている。 +原作のフォースフィールドを再現しているためか、飛び道具に対して無敵。投げ技も効かない。ただしガードが無いため接近されてラッシュをかけられると不利。 +原作では空を飛べるのだが、現在のところ飛行動作は搭載されていない。 +攻撃手段が即死ビームのみであるため、飛び道具の効かない相手などの特殊なキャラには分が悪い。ビームを撃つ際や挑発時は原作通りの台詞を叫ぶ。 +AIは無いため、プレイヤー操作で原作通りの圧倒的な戦い方を味わうのが良いだろう。もっとも、動作が少ない(即死攻撃と移動のみ)ためAI無しでもそれなりの脅威にはなる。 +[[カラー>カラーパレット]]が充実しており、原作のバージョンを再現したカラーが揃っている。 +今後、ビームの威力の調整や新技の搭載も予定されているようだ。 +ドクターのタイムマシンであるターディス(TARDIS)を再現したステージもMUGENに存在するため、そこで戦わせれば原作の気分を味わえること間違いなし。 + +&font(25,b,i,black){"Daleks conquer and destroy!&br()(ダーレクハ破壊シテ征服スル!)} + +***出場大会 +#list_by_tagsearch_cache([大会],[ダーレク],sort=hiduke,100) +#co(){ +''更新停止中'' +#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ダーレク],sort=hiduke,100) +''凍結'' +#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ダーレク],sort=hiduke,100) +} + +//***出演ストーリー +---- + +//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) +//↓にタグを追加した場合、此処の部分にコピペ上書きするようにしてください。