ドラゴンクエスト3勇者

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#image(dq3_.jpg,width=300,title=SFC版パッケージより) &font(24,b,i,blue){そして でんせつが はじまった!} エニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG『ドラゴンクエストIII』の登場人物。 本作では主人公専用の職業である。 CDシアター版では[[緑川光>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:緑川光|]]氏、『[[スマブラSP>大乱闘スマッシュブラザーズ]]』では[[檜山修之>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:檜山修之|]]氏が声を務めている。 スペクタクルツアーでは松浦司が演じた。 女勇者は出番が控えめだが、デジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』に登場した際は[[皆口裕子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:皆口裕子|]]女史が演じている。 魔王バラモスを討つために旅立ち戦死したとされる偉大なる勇者オルテガ([[この人>ヴィクター・オルテガ]]ではない)を父に持つ、アリアハン在住の少年(あるいは少女)。 自身が16歳となったとき、亡き父の意思を受け継いで魔王討伐の冒険へと旅立って行く。 男性版でも女性版でも[[逆立っている髪形>カンフーマン]]が特徴的。鳥山明氏のイラストだと[[孫悟飯]]や[[ビーデル>パン]]にそっくりとかは禁句。 &s(){前述の通り皆口女史が演じているためシャレにならなくなった} 『DQ』の主人公は基本的にプレイヤーが命名できるため、[[固有の名前は>ペルソナ3主人公]][[特に定まってはいない>サラリーマン]]。 本作では性別も決まっておらず、名前共々操作前に任意で設定するものとなっている。 SFC版・GB版のオープニングやスクリーンショットでは「アルス」とされており、 この名前は後に『DQVII』の主人公の取説、スクリーンショット、小説版に引き継がれた。 旧エニックスより発売されていた二次作品(高屋敷英夫氏による小説版、CDシアター版(ドラマCD)、 藤原カムイ氏による漫画作品『ロトの紋章』)では「アレル」という名の男勇者になっている。 一応ゲームでは女勇者も選択できるのだが、&b(){FC版ではグラフィックが全く変わらずイラストも用意されず}、リメイク版でも微妙に差がある程度。 ゲーム中も装備可能品が違う程度で、ストーリーもほぼ変化しない。道中で&b(){父オルテガと間違えられる}展開も同じ。 スタート直後に母親から「立派な男の子として育てた」と言われ、アリアハンの王様からも「オルテガの息子」と呼ばれるが、 その次の村で子供から「女の人」と言われた際に、主人公自身が自分は男だと否定している(≒女である事を隠している)描写がある。 リメイク版では一応「男の子のように育てられた」など、男勝りである事のフォロー(?)が加わっている。 そのためか、公式の二次作品にIII勇者が登場する場合はほぼ全てが男勇者になっており、女勇者は影が薄い。 ファンイラストなどでは「よく男の子に間違えられるボーイッシュな女の子」とされる事が多い模様。 なお、GB版公式ガイドブックではイラストを手掛けた村上ゆみ子氏によるアレンジが入り、より女性らしい外見となっている。 次作『[[ドラクエIV>ドラゴンクエスト4勇者]]』では女勇者のグラフィックが大幅に差別化されたが、男勇者に比べ影が薄い点は同様であり、 その後主人公の性別を変更できる作品は『ドラクエIX』まで間を空ける事になる。 性能面では[[武器戦闘と呪文の>ドラゴンクエスト5主人公の息子]][[両方に長けた万能型>スライムナイト]]。 「HP」「ちから」の成長が良く、装備可能な武器や防具も幅広いので攻撃が安定している。 呪文においても攻撃・補助・回復とバランスよく備えてくれるので、状況による臨機応変な対応に優れている。 特に『III』初登場である勇者専用の最強攻撃呪文&s(){「[[オダデイン>滅界覇王信長]]」}「ギガデイン」、全体全回復呪文「ベホマズン」の双方が大変強力。 ただしどちらも消費MPが多いうえ、この勇者は『III』職業の中でも、 また歴代主人公の中でもMPの伸びが芳しくない(そもそも呪文が使えない『[[DQ2]]』のローレシア王子を除く)ので、 あまり強力な呪文を乱発できない弱点がある。 そのため、呪文の分野を担当する賢者や魔法使い等をパーティーに連れて行く人も多かっただろう。 この作品以降、デイン系統の呪文は勇者の専売特許になってゆく。 その割に[[子孫>ドラゴンクエスト1勇者]]はその呪文を使えないが、細かい事は気にしてはいけない。 それに子孫の頃はベギラマが雷の呪文だったから間違ってはいない。 『バトルロード』ではシリーズ初のオリハルコン製の剣とギガデインの使い手故かギガブレイク(ダイの大冒険版)を使用している。 余談だが、ライデインは[[掌から細い糸が無数に出て>スパイダーマン]]相手に絡みつき、高圧電流を流し込んで殺す呪文で、 ギガデインは[[敵の体を内部から破壊する>ケンシロウ]]呪文と、勇者専用にしては恐ろしいものである。 #region(以下詳細な原作の展開) 実は魔王バラモスは[[尖兵>ジェネラル(カイザーナックル)]]に過ぎず、真の黒幕は[[地下の世界>アナカリス]]アレフガルドを支配する大魔王[[ゾーマ]]であった。 大魔王の存在を知った勇者一行は、彼を倒すためにギアガの大穴から地下の世界へと旅立って行く。 「王者の剣」「光の鎧」「勇者の盾」そして「聖なる守り」を手にして大魔王を討ち滅ぼした後の世界は、 それまで続いていた永遠の夜から永遠の昼が訪れ、かくして勇者の名前は末永く語り継がれる事になった。 この国に伝わる真の勇者「&b(){ロト}」として。 そして上記の彼(彼女)の装備品は「ロトの装備」として、「聖なる守り」は「ロトの印」として、 後の物語となる初代『ドラゴンクエスト』の時代にまで遺される事になるのである。 サブタイトル「&b(){そして伝説へ…}」は、まさに言葉通りであった。 この事から、ファンからはシリーズの中でも『I』・『II』・『III』は纏めて「ロト3部作」と呼ばれている。 「永遠に昼の世界」になるというオチ以外にも結構ネタを引いていて、 吟遊詩人ガライがまだ生きているためにガライの町が無かったり、メルキドの城塞や[[ゴーレム>ゴレムス]]が建造途中だったり、 後に[[竜王]]に滅ぼされるドムドーラがまだ健在だったりと、過去の物語ならではの様子が所々に散見する。 余談であるが、上記の装備品は勇者の最強装備であって、必須アイテムという訳では無い。 そのため「[[あぶない水着>ヨーコ]]」やら「[[ぬいぐるみ>フランコ・バッシュ]]」やら「[[ステテコパンツ>ジョー東]]」やらの変な装備を遺されて、子孫が困るというネタもしばしば見られる。 尤も上記の装備品は勇者の最強装備以前に、ゾーマが奪ったラダトーム城の宝でもあるので(王者の剣だけはゾーマに破壊されたので新造したもの)、 仮に使用しなかったとしてもなんらかの形で後世に伝わっていく事だろうが、 あくまで「ロトのつるぎ」「ロトのよろい」として伝えられるのは勇者が使用した装備である。 いかなる装備を子孫達に遺すかは、勇者ロト自身であるプレイヤーが自由に決める事ができるのだ。 ちなみに王者の剣は『VII』において攻撃力が全く同じでデザインも似通っている「王者のつるぎ」が登場している。 ファンサービスなのか、関連性があるのかは不明。 『VII』の主人公のデフォルトネームが「アルス」のためある程度狙っているのかもしれない。 &s(){さあ、君も素手でゾーマを倒して&b(){「[[ロトの拳>北斗の拳]]」}を後世に伝えよう!} #endregion #region(close, ユウシャロトココニネムル) FCディスクシステム『[[リンクの冒険>リンク]]』に何故か「ユウシャロトココニネムル」という謎のメッセージが書かれた墓が登場する。 勿論アレフガルドとハイラルは繋がってなどおらず、ただのパロディである。 『[[FF>ウォーリア・オブ・ライト]]』にも「リンク ここにねむる」という墓が存在し、『スターオーシャン3』に「ユウシャロト ココニモネムル」の墓が、 『ケルナグール』には「ゆうしゃのはかはめぐりめぐる リンクしかりロトしかり」というメッセージがある。 また『[[天外魔境II>戦国卍丸]]』でもある村の墓地が「林句」だの「[[麻里魚>マリオ]]」だのと[[そ>シモン・ベルモンド]][[ん>アドル・クリスティン]][[な>ワルキューレ]]墓碑だらけである。 昔はこういうパロディには大らかだったのだ (一応『DQ』と『スターオーシャン』は両方共エニックス…と言いたい所だが、  当時のエニックスは自主開発をしないパブリッシャー(販売会社)であり  それぞれ別の下請けディベロッパー(製作会社)による作品なので、勝手にやった可能性も高い)。 『影牢II -Dark illusion-』ではそれっぽい勇者と賢者が侵入者として現れる。そこを彼らの墓場にするかはプレイヤー次第。 &nicovideo(sm21750960) とまあ、過去にこういうのが色々あったというのを経て、 後に&b(){一部の作品群は正式にクロスオーバーを果たす事となった}のだから、 世の中何が起こるか分からないものである。 #endregion #region(勇者の“IF”) 2013年にネット小説として連載され(同年完結)、翌年7月にエンターブレインより書籍化された、 『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』(著:七沢またり)という小説作品があるのだが、 実はこの作品、著者が過去に執筆した&b(){ドラクエ3の二次創作小説}を原型としている。 氏が後に執筆したオリジナルの小説作品とも(当然、版権要素以外の)一部設定・世界観を共通させており、 その繋がりで著者の次作として、ドラクエ要素を省いた上でオリジナル作品として一から書き直された経緯を持つ。 なお、書籍が発売された現在でもWEB掲載版は閲覧可能。 原型となった『ドラクエ3』の二次創作小説は、現在は掲載サイトそのものが権利関係の都合で閉鎖しているが、 作者自らの手で当時のテキストファイルが公開されているので読むのは容易。 あくまで二次創作とはいえ、小説版をベースに&b(){ドラクエ世界の裏側を壮絶にブラックな解釈で描いており}、 読者によっては賛否が分かれる一面もあるが、(リメイク前・後共に)「勇者」という一個人を描き切った傑作に仕上がっている。 また同人誌『クリムゾン』シリーズで有名なサークル・クリムゾンの一般漫画『蒼い世界の中心で』においては、 コンシューム大陸最強の勇者[[ミョムト=ユーティ>DQ2]]として彼をモデルとしたキャラクターが登場しており、 「はい」「いいえ」「ガンガン行こうぜ」などの台詞しか喋らぬも、無辜の人々を助けるため躊躇なく戦い続け、 自身の命を狙っていた[[敵>ティナ・ブランフォード]]が仲間に裏切られ殺されかけた際も、一切の迷いなく手を差し伸べるなど、 その行動はまさしく、かつての我々が『DQ3』をプレイして思いを馳せた「勇者」そのものであった。 #endregion #region(『ドラクエ11』のネタバレ) 「ロト編第0作」とも呼べる作品となった『[[ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて>ドラゴンクエスト11勇者]]』ではエンディングの最後の最後で登場。 母親が『XI』の物語が書かれていると思われる本を棚へ戻した後で寝ている勇者を起こしに行っており、『III』冒頭の場面へと繋がっていく描写となっている。 なお、『XI』に登場する先代の勇者ローシュは『III』の勇者と外見が非常によく似ている。 ローシュのパーティメンバー達もそれぞれ『III』の職業キャラの外見がモチーフとなっている。 #endregion #image(III_SB.png,title=2P、6PカラーでIII勇者に) また、『[[大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL>大乱闘スマッシュブラザーズ]]』では2019年7月にDLCとして参戦した勇者の[[カラーバリエーション>カラーパレット]]にIII勇者が存在。残念ながら女勇者は出ない。 CVもカラーごとに違うが、こちらは先述通り檜山修之氏が担当。 ちなみに檜山氏は初代と『DX』では同じく勇者である[[リンク]]を演じており、スマブラの生みの親こと桜井政博氏も紹介動画でこれに言及していた。 デフォルトカラーは[[『XI』の主人公>ドラゴンクエスト11勇者]]なのだが、当初のカラバリはXI勇者とIII勇者の2名のみの予定だった事(最初から選考されていた事)、 年代順にキャラクターが登場する「オールスター組み手」にて登場年代が『III』基準となっている事、 [[カービィ]]がコピーした時の姿がIII勇者の装備になっている事など、他のカラーと比べて特別感を感じられる要素がある。 //XI勇者がMUGENに出たらそちらに移してください ---- **MUGENにおけるドラゴンクエスト3勇者 #region(mugenda氏製作 FCドット) -mugenda氏製作 FCドット iswebライト終了によりサイトが消失し、現在は入手不可。 ファミコン版の勇者の[[ドット>ドット絵]]をそのまま使用した作りになっている。 技は「メラ」「ヒャド」しか使えないが、一応動いてはくれる。……原作でヒャド使えたっけ?というのは禁句。 //原作では使えません #endregion #region(moyomoto氏製作 手描きドット) -moyomoto氏製作 手描きドット #image(dq3.gif,title=はやぶさ斬りは勿論2ヒット攻撃) こちらは2014年に公開された手描きドットの勇者。 上記のものとは違いこちらは格ゲー風になっており、非常に高いドットクオリティに仕上がっている。 メラやイオといった攻撃呪文や各種剣技を駆使し、3[[ゲージ]]技としてギガデインも搭載。 [[AI]]は未搭載だが、Air氏、ちゃんこ氏による外部AIが公開されている。 &nicovideo(sm25124796) #endregion &font(24,b,i,blue){「あいつは わたしたちに まかせて! はやく にげるんだ!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ドラゴンクエスト3勇者],sort=hiduke,100) -[[RPGっぽい何かでタッグトーナメント]](おまけ) -[[新旧スクエニオールスタータッグバトル【皇帝の挑戦状】]](ゲスト) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ドラゴンクエスト3勇者],sort=hiduke,100) #co} ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ドラゴンクエスト3勇者],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:緑川光|,|CV:檜山修之|,|CV:皆口裕子|,主人公,勇者,剣士,雷使い,黒髪,盾使い,マント,魔法使い,息子
#image(dq3_.jpg,width=300,title=SFC版パッケージより) &font(24,b,i,blue){そして でんせつが はじまった!} エニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG『ドラゴンクエストIII』の登場人物。 本作では主人公専用の職業である。 CDシアター版では[[緑川光>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:緑川光|]]氏、『[[スマブラSP>大乱闘スマッシュブラザーズ]]』では[[檜山修之>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:檜山修之|]]氏が声を務めている。 スペクタクルツアーでは松浦司が演じた。 女勇者は出番が控えめだが、デジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』に登場した際は[[皆口裕子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:皆口裕子|]]女史が演じている。 魔王バラモスを討つために旅立ち戦死したとされる偉大なる勇者オルテガ([[この人>ヴィクター・オルテガ]]ではない)を父に持つ、アリアハン在住の少年(あるいは少女)。 自身が16歳となったとき、亡き父の意思を受け継いで魔王討伐の冒険へと旅立って行く。 男性版でも女性版でも[[逆立っている髪形>カンフーマン]]が特徴的。鳥山明氏のイラストだと[[孫悟飯]]や[[ビーデル>パン]]にそっくりとかは禁句。 &s(){前述の通り皆口女史が演じているためシャレにならなくなった} 『DQ』の主人公は基本的にプレイヤーが命名できるため、[[固有の名前は>ペルソナ3主人公]][[特に定まってはいない>サラリーマン]]。 本作では性別も決まっておらず、名前共々操作前に任意で設定するものとなっている。 SFC版・GB版のオープニングやスクリーンショットでは「アルス」とされており、 この名前は後に『DQVII』の主人公の取説、スクリーンショット、小説版に引き継がれた。 旧エニックスより発売されていた二次作品(高屋敷英夫氏による小説版、CDシアター版(ドラマCD)、 藤原カムイ氏による漫画作品『ロトの紋章』)では「アレル」という名の男勇者になっている。 一応ゲームでは女勇者も選択できるのだが、&b(){FC版ではグラフィックが全く変わらずイラストも用意されず}、リメイク版でも微妙に差がある程度。 ゲーム中も装備可能品が違う程度で、ストーリーもほぼ変化しない。道中で&b(){父オルテガと間違えられる}展開も同じ。 スタート直後に母親から「立派な男の子として育てた」と言われ、アリアハンの王様からも「オルテガの息子」と呼ばれるが、 その次の村で子供から「女の人」と言われた際に、主人公自身が自分は男だと否定している(≒女である事を隠している)描写がある。 リメイク版では一応「男の子のように育てられた」など、男勝りである事のフォロー(?)が加わっている。 そのためか、公式の二次作品にIII勇者が登場する場合はほぼ全てが男勇者になっており、女勇者は影が薄い。 ファンイラストなどでは「よく男の子に間違えられるボーイッシュな女の子」とされる事が多い模様。 なお、GB版公式ガイドブックではイラストを手掛けた村上ゆみ子氏によるアレンジが入り、より女性らしい外見となっている。 次作『[[ドラクエIV>ドラゴンクエスト4勇者]]』では女勇者のグラフィックが大幅に差別化されたが、男勇者に比べ影が薄い点は同様であり、 その後主人公の性別を変更できる作品は『ドラクエIX』まで間を空ける事になる。 性能面では[[武器戦闘と呪文の>ドラゴンクエスト5主人公の息子]][[両方に長けた万能型>スライムナイト]]。 「HP」「ちから」の成長が良く、装備可能な武器や防具も幅広いので攻撃が安定している。 呪文においても攻撃・補助・回復とバランスよく備えてくれるので、状況による臨機応変な対応に優れている。 特に『III』初登場である勇者専用の最強攻撃呪文&s(){「[[オダデイン>滅界覇王信長]]」}「ギガデイン」、全体全回復呪文「ベホマズン」の双方が大変強力。 ただしどちらも消費MPが多いうえ、この勇者は『III』職業の中でも、 また歴代主人公の中でもMPの伸びが芳しくない(そもそも呪文が使えない『[[DQ2]]』のローレシア王子を除く)ので、 あまり強力な呪文を乱発できない弱点がある。 そのため、呪文の分野を担当する賢者や魔法使い等をパーティーに連れて行く人も多かっただろう。 この作品以降、デイン系統の呪文は勇者の専売特許になってゆく。 その割に[[子孫>ドラゴンクエスト1勇者]]はその呪文を使えないが、細かい事は気にしてはいけない。 それに子孫の頃はベギラマが雷の呪文だったから間違ってはいない。 『バトルロード』ではシリーズ初のオリハルコン製の剣とギガデインの使い手故かギガブレイク(ダイの大冒険版)を使用している。 余談だが、ライデインは[[掌から細い糸が無数に出て>スパイダーマン]]相手に絡みつき、高圧電流を流し込んで殺す呪文で、 ギガデインは[[敵の体を内部から破壊する>ケンシロウ]]呪文と、勇者専用にしては恐ろしいものである。 #region(以下詳細な原作の展開) 実は魔王バラモスは[[尖兵>ジェネラル(カイザーナックル)]]に過ぎず、真の黒幕は[[地下の世界>アナカリス]]アレフガルドを支配する大魔王[[ゾーマ]]であった。 大魔王の存在を知った勇者一行は、彼を倒すためにギアガの大穴から地下の世界へと旅立って行く。 「王者の剣」「光の鎧」「勇者の盾」そして「聖なる守り」を手にして大魔王を討ち滅ぼした後の世界は、 それまで続いていた永遠の夜から永遠の昼が訪れ、かくして勇者の名前は末永く語り継がれる事になった。 この国に伝わる真の勇者「&b(){ロト}」として。 そして上記の彼(彼女)の装備品は「ロトの装備」として、「聖なる守り」は「ロトの印」として、 後の物語となる初代『ドラゴンクエスト』の時代にまで遺される事になるのである。 サブタイトル「&b(){そして伝説へ…}」は、まさに言葉通りであった。 この事から、ファンからはシリーズの中でも『I』・『II』・『III』は纏めて「ロト3部作」と呼ばれている。 「永遠に昼の世界」になるというオチ以外にも結構ネタを引いていて、 吟遊詩人ガライがまだ生きているためにガライの町が無かったり、メルキドの城塞や[[ゴーレム>ゴレムス]]が建造途中だったり、 後に[[竜王]]に滅ぼされるドムドーラがまだ健在だったりと、過去の物語ならではの様子が所々に散見する。 余談であるが、上記の装備品は勇者の最強装備であって、必須アイテムという訳では無い。 そのため「[[あぶない水着>ヨーコ]]」やら「[[ぬいぐるみ>フランコ・バッシュ]]」やら「[[ステテコパンツ>ジョー東]]」やらの変な装備を遺されて、子孫が困るというネタもしばしば見られる。 尤も上記の装備品は勇者の最強装備以前に、ゾーマが奪ったラダトーム城の宝でもあるので(王者の剣だけはゾーマに破壊されたので新造したもの)、 仮に使用しなかったとしてもなんらかの形で後世に伝わっていく事だろうが、 あくまで「ロトのつるぎ」「ロトのよろい」として伝えられるのは勇者が使用した装備である。 いかなる装備を子孫達に遺すかは、勇者ロト自身であるプレイヤーが自由に決める事ができるのだ。 ちなみに王者の剣は『VII』において攻撃力が全く同じでデザインも似通っている「王者のつるぎ」が登場している。 ファンサービスなのか、関連性があるのかは不明。 『VII』の主人公のデフォルトネームが「アルス」のためある程度狙っているのかもしれない。 &s(){さあ、君も素手でゾーマを倒して&b(){「[[ロトの拳>北斗の拳]]」}を後世に伝えよう!} #endregion #region(close, ユウシャロトココニネムル) FCディスクシステム『[[リンクの冒険>リンク]]』に何故か「ユウシャロトココニネムル」という謎のメッセージが書かれた墓が登場する。 勿論アレフガルドとハイラルは繋がってなどおらず、ただのパロディである。 『[[FF>ウォーリア・オブ・ライト]]』にも「リンク ここにねむる」という墓が存在し、『スターオーシャン3』に「ユウシャロト ココニモネムル」の墓が、 『ケルナグール』には「ゆうしゃのはかはめぐりめぐる リンクしかりロトしかり」というメッセージがある。 また『[[天外魔境II>戦国卍丸]]』でもある村の墓地が「林句」だの「[[麻里魚>マリオ]]」だのと[[そ>シモン・ベルモンド]][[ん>アドル・クリスティン]][[な>ワルキューレ]]墓碑だらけである。 昔はこういうパロディには大らかだったのだ (一応『DQ』と『スターオーシャン』は両方共エニックス…と言いたい所だが、  当時のエニックスは自主開発をしないパブリッシャー(販売会社)であり  それぞれ別の下請けディベロッパー(製作会社)による作品なので、勝手にやった可能性も高い)。 『影牢II -Dark illusion-』ではそれっぽい勇者と賢者が侵入者として現れる。そこを彼らの墓場にするかはプレイヤー次第。 &nicovideo(sm21750960) とまあ、過去にこういうのが色々あったというのを経て、 後に&b(){一部の作品群は正式にクロスオーバーを果たす事となった}のだから、 世の中何が起こるか分からないものである。 #endregion #region(勇者の“IF”) 2013年にネット小説として連載され(同年完結)、翌年7月にエンターブレインより書籍化された、 『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』(著:七沢またり)という小説作品があるのだが、 実はこの作品、著者が過去に執筆した&b(){ドラクエ3の二次創作小説}を原型としている。 氏が後に執筆したオリジナルの小説作品とも(当然、版権要素以外の)一部設定・世界観を共通させており、 その繋がりで著者の次作として、ドラクエ要素を省いた上でオリジナル作品として一から書き直された経緯を持つ。 なお、書籍が発売された現在でもWEB掲載版は閲覧可能。 原型となった『ドラクエ3』の二次創作小説は、現在は掲載サイトそのものが権利関係の都合で閉鎖しているが、 作者自らの手で当時のテキストファイルが公開されているので読むのは容易。 あくまで二次創作とはいえ、小説版をベースに&b(){ドラクエ世界の裏側を壮絶にブラックな解釈で描いており}、 読者によっては賛否が分かれる一面もあるが、(リメイク前・後共に)「勇者」という一個人を描き切った傑作に仕上がっている。 また同人誌『クリムゾン』シリーズで有名なサークル・クリムゾンの一般漫画『蒼い世界の中心で』においては、 コンシューム大陸最強の勇者[[ミョムト=ユーティ>DQ2]]として彼をモデルとしたキャラクターが登場しており、 「はい」「いいえ」「ガンガン行こうぜ」などの台詞しか喋らぬも、無辜の人々を助けるため躊躇なく戦い続け、 自身の命を狙っていた[[敵>ティナ・ブランフォード]]が仲間に裏切られ殺されかけた際も、一切の迷いなく手を差し伸べるなど、 その行動はまさしく、かつての我々が『DQ3』をプレイして思いを馳せた「勇者」そのものであった。 #endregion #region(『ドラクエ11』のネタバレ) 「ロト編第0作」とも呼べる作品となった『[[ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて>ドラゴンクエスト11勇者]]』ではエンディングの最後の最後で登場。 母親が『XI』の物語が書かれていると思われる本を棚へ戻した後で寝ている勇者を起こしに行っており、『III』冒頭の場面へと繋がっていく描写となっている。 なお、『XI』に登場する先代の勇者ローシュは『III』の勇者と外見が非常によく似ている。 ローシュのパーティメンバー達もそれぞれ『III』の職業キャラの外見がモチーフとなっている。 #endregion #image(III_SB.png,title=2P、6PカラーでIII勇者に) また、『[[大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL>大乱闘スマッシュブラザーズ]]』では2019年7月にDLCとして参戦した勇者の[[カラーバリエーション>カラーパレット]]にIII勇者が存在。残念ながら女勇者は出ない。 CVもカラーごとに違うが、こちらは先述通り檜山修之氏が担当。 ちなみに檜山氏は初代と『DX』では同じく勇者である[[リンク]]を演じており、スマブラの生みの親こと桜井政博氏も紹介動画でこれに言及していた。 デフォルトカラーは[[『XI』の主人公>ドラゴンクエスト11勇者]]なのだが、当初のカラバリはXI勇者とIII勇者の2名のみの予定だった事(最初から選考されていた事)、 年代順にキャラクターが登場する「オールスター組み手」にて登場年代が『III』基準となっている事、 [[カービィ]]がコピーした時の姿がIII勇者の装備になっている事など、他のカラーと比べて特別感を感じられる要素がある。 //XI勇者がMUGENに出たらそちらに移してください ---- **MUGENにおけるドラゴンクエスト3勇者 #region(mugenda氏製作 FCドット) -mugenda氏製作 FCドット iswebライト終了によりサイトが消失し、現在は入手不可。 ファミコン版の勇者の[[ドット>ドット絵]]をそのまま使用した作りになっている。 技は「メラ」「ヒャド」しか使えないが、一応動いてはくれる。……原作でヒャド使えたっけ?というのは禁句。 //原作では使えません #endregion #region(moyomoto氏製作 手描きドット) -moyomoto氏製作 手描きドット #image(dq3.gif,title=はやぶさ斬りは勿論2ヒット攻撃) こちらは2014年に公開された手描きドットの勇者。 上記のものとは違いこちらは格ゲー風になっており、非常に高いドットクオリティに仕上がっている。 メラやイオといった攻撃呪文や各種剣技を駆使し、3[[ゲージ]]技としてギガデインも搭載。 [[AI]]は未搭載だが、Air氏、ちゃんこ氏による外部AIが公開されている。 &nicovideo(sm25124796) #endregion &font(24,b,i,blue){「あいつは わたしたちに まかせて! はやく にげるんだ!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ドラゴンクエスト3勇者],sort=hiduke,100) -[[RPGっぽい何かでタッグトーナメント]](おまけ) -[[新旧スクエニオールスタータッグバトル【皇帝の挑戦状】]](ゲスト) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ドラゴンクエスト3勇者],sort=hiduke,100) #co{ ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ドラゴンクエスト3勇者],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:緑川光|,|CV:檜山修之|,|CV:皆口裕子|,主人公,勇者,剣士,雷使い,黒髪,盾使い,マント,魔法使い,息子

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