風間仁

「風間仁」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

風間仁」(2024/03/20 (水) 11:29:43) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#image(Jin.jpg,width=300,title=悪魔の血筋) &font(24,b,i,purple){「お前さえ…お前さえ………いなければ………} &font(24,b,i,purple){ おまえを倒して………すべてを終わらせるッッッ!!!!」} #image(jin_stance.PNG,right,float) |[[年齢>MUGENキャラクター年齢別一覧]]|19歳(『3』)→21歳(『4』以降)| |キャッチコピー|「運命の稲妻」(『3』)| |身長|180cm| |体重|75kg| |血液型|AB型| |趣味|森林浴| |[[格闘スタイル]]|三島流喧嘩空手改+風間流護身術+自己流(『3』『TT』)→空手(『4』以降)| |好きなもの|母の教え(『3』)| |嫌いなもの|人を騙す行為(『3』)| 『[[鉄拳]]』シリーズに『3』から登場するキャラクター。実質的に『3』以降の主役。「かざま じん」と読む。 [[三島一八]]と風間準の間に生まれ、屋久島にて育てられた青年。 初登場時は父親の血が強く、イモっぽい男前だったが、 シリーズを重ねるにつれて母親似の超絶美形へと変貌していった。 [[担当声優>ボイス]]は[[DIO]]や[[ジェダ>ジェダ・ドーマ]]、[[鑑恭介]]などでお馴染みの[[千葉一伸>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:千葉一伸|]]氏。 #region(来歴(以下、シリーズ全体のネタバレ含む)) 一八(八条家)の血を引くためにデビル因子を有しており、また『2』において一八が殺されかけた際、分離した一八のデビルの半身が取り込まれている。 当初は格闘は母である準から護身術程度にしか習っておらず、15歳の時「[[闘神>オーガ]]」に襲われた際は母を守る事が出来なかった。 これをきっかけに自分の祖父に当たる[[三島平八]]に師事し、闘神を倒すべく鉄拳大会に参加。(『3』)。 大会決勝で現れた闘神を見事倒すものの、背後から平八による発砲を受ける。 信頼していた者から裏切られた仁は、突如デビル化すると平八を薙ぎ倒し、その後行方を眩ます。 自らに眠るデビルの血も三島家の格闘スタイルも全てを憎悪する仁は、忌まわしい過去と決別するために三島の技を捨て去り、 オーストラリア・ブリスベンで正統派空手の修行を重ね、三島家の悪しき血を滅ぼすために大会に参加(『4』)。 乱入しようとするが、鉄拳衆に奇襲を受け、デビルの力を封じる鎖で拘束され、三島財閥本丸に囚われる。 その後、現れたデビル(一八)が仁のデビルを取り込もうとするが、風間の血がそれを阻止。 それに動揺するデビルの隙を突き、デビルを完全に取り込んだ一八が仁を目覚めさせ、戦いを挑んでくる。 一八と平八を打倒した仁は、デビルの力を発揮して二人を殺そうとするが、準の幻影を見て思い留まり、 天井を突き破って飛び立っていった。 &font(18,b,i,purple){「母さんに…「風間 準」に感謝しろ…」} しかしその後、デビルの暴走で周囲を破壊する事が度々起こるように。 もう正気でいられる時間は長くないと悟り全ての元凶を絶つため再び大会に参加した(『5』)。 その第5回で曽祖父・[[三島仁八>Giano]]を倒し、三島頭首となる。 その後、三島財閥の鉄拳衆を使い、世界中の戦争を煽ると同時に自らも宣戦布告、世界を混沌の渦に巻き込む。 だが、三島財閥に対抗する勢力が現れ、その先鋒が一八が操るG社であると情報を掴んだ仁は、 自らの首に報奨金がかかるのを見計らったかのように第6回大会の開催を発表(『6』)。 大会を開催する中で、鉄拳衆の将校にして平八の隠し子(一八の弟で、仁の叔父)ラースが、鉄拳衆を引き抜いて反乱軍を結成。 遂に仁を追い詰めるが、そこで仁は真意を語る。 純粋で優しい真人間だった仁の変貌、それには理由があった。 仁は調査の末、ある遺跡にデビルや闘神の源である太古の邪神[[アザゼル]]が封印されていた事を突き留めていた。 そのアザゼルを倒すには実体化させる必要があり、そのために大量の負のエネルギーが必要と知った仁は、 世界中を混沌と戦争の渦に巻き込む事で負のエネルギーを大量に生み出したのである。 悪に染まったとしか思えない言動は全てこのための演技だったのだ。&link_anchor(*1){*1} とはいえ、仁の行動が多くの犠牲を産んだ事は間違いなく、ラースは仁を非難する (『6』以降に登場するミゲルなど、プレイヤーキャラにも鉄拳衆により家族を奪われ仁を憎む者はいる)。 やがて神殿での死闘の末にアザゼルは復活。実体化したとはいえアザゼルを倒せるのはデビルの力のみ。 仁は自らのデビルを断つ事、アザゼルを倒して人類の未来を救う事、そして世界を混乱に陥れた贖罪の意味も込めて、 アザゼルに対し捨て身の特攻を行う。 しかし死に切れず、砂漠で気を失っている所を発見され、国連の部隊に回収される。 輸送中のヘリからデビルの力で脱出した仁は、国連の特殊部隊に追われながら中東を彷徨っていた所を、ラースに拾われる。 [[李超狼]]の会社の支援を受けたラースは、昏睡状態に至った仁を保護し続ける。 平八と一八の決戦後、未だ戦争を続ける一八によりますます世界が混乱する中、戦争を起こした張本人として責任を取らせるためであった。 目を覚ました仁は、平八が倒され世界がG社の支配に飲み込まれていく事を知り、一八を自らの手で殺害する事を誓う(『7』)。 #region(親子対決の決着(『8』ネタバレ)) ラース率いるレジスタンスの協力も得て一八と対決するが、欲望で強化されるデビルの力を最大限発揮する一八に対し、飲み込まれる恐怖から力を引き出せなくなっていった仁は敗北。 デビルの力を事実上封印した状態で一八が開催した大会にはなんとか決勝トーナメントまで勝ち上がるが、ザフィーナの腕に封印されていたアザゼルを一八が解放、撃破した上で吸収し「トゥルーデビルカズヤ」に変化。 その際の争いによって会場は破壊され大会は事実上中止になるが、本調子でない仁にますます凶悪化した一八と、事態はさらに悪化していく。 ザフィーナの言葉から仁は自身の原初のある故郷・屋久島を来訪し、そこで己の内心のデビルと対話。 デビルを恐れていた仁は、その中でデビルの力が常に自分とあったこと、自身をデビルが守り続けてきたことを悟り、デビルを受け入れることで再びその力を扱えるようになる。 そこで仁を抹殺しようと乗り込んできた一八と再び対決するが、それでもなお一八に至るほどの力を引き出すには至らなかった。 しかしそれは、自身のこれまでの所業への罪悪感から己の命を捨てようとする考えになっていたことに原因があり、一八の攻撃に押しつぶされそうになったその時に母・準の幻影が出現。 母の言葉から己の命を肯定することに至った仁は、デビルの力をさらに引き出しトゥルーデビルカズヤに匹敵する力を有する「&b(){エンジェルジン}」に覚醒する。 [[海底火山の噴火で宇宙に飛び出しての決戦>カーズ]]は、互角の力の衝突の末に&b(){互いにデビルの力が消滅}し、純粋な人間としての直接対決に至る。 そして仁は、己の人生の全てを肯定する象徴としてこれまで捨て去ってきた三島の技や風間流の技も発揮、持てる全てを尽くしてついに一八を撃破するのであった。 &font(18,b,i,purple){「闘いとは… 生きることそのものだ」} デビルの力も消え、すべてが終わり清々しい表情で去る仁だが、倒れた一八に忍び寄るのは…。 #endregion #endregion &i(){(Wikipediaより加筆・修正)} 初登場の『3』では血の呪いと宿命に抗う正統派主人公の趣が強かったが、頭首となった『6』以降はダークヒーロー的な立ち位置に変更。 『2』以前の癖のある設定が好みだったファンからは『3』からの正統派な彼に難色を示したり、 逆に『3』からのファンでは『6』の彼の設定の変化に困惑したりと、賛否が分かれやすい主人公像となっている。 特に『6』は「設定上は性格が変わっていない」とされつつ、 演技と思えない悪人的言動が度々ある事がツッコまれ(相当デビルに無意識に浸食されているのではないかという説有り)、 いかにも正統派ヒーローな見た目と設定と性格のラース・アレクサンダーソンが新主人公と誤認される事態を引き起こしていたりする。 まあ[[初代主人公>三島一八]]は完全に悪人だし、[[二代目主人公>三島平八]]は中年オヤジ(初代[[ラスボス]])でやっぱり基本は悪人だし、 『鉄拳』というシリーズの癖の強さ故にこういう事態を招きやすいのは当然なのかもしれないが…。 とはいえ外部出演もいくつかある事も手伝ってか、先代の主人公達と合わせて『鉄拳』という作品を代表するキャラとして認知されており、 『3』以降における主人公交代には一応の成功を為したキャラと言えるだろう。&s(){フォレストみたいにならなくてよかった} 作品ごとの性能は後述するとして、設定上の実力は三島と風間のハイブリッドだけあってか、作中最強クラス。 『3』で三島流を教え込まれる前に闘神に敗北しているが、以降ストーリー上の一対一の戦闘においては 『5』での[[ファラン]]戦(デビル化した後は一方的に叩きのめしている)、『6』のラース戦を除き無敗。 というか、『7』までのゲーム本編シリーズに限れば一八・平八・仁八と&b(){三島一族三代相手に一度も敗北していない。} 『3』のEDで鉄拳衆と平八に撃たれたり、『4』で鉄拳衆に捕まったりしているが、いずれも不意打ちで大勢が一斉にかかってようやくである。 頭脳も非常に優秀で、三島財閥頭首に就くなり周到な手口で数々の工作を行った結果、&b(){僅か数か月で世界大戦を引き起こし甚大な被害を招いた。} 平八や一八みたいに下手に野望を燃やさない分、敵に回すと一族で最も恐ろしいかもしれない。 人物関係は、言うまでもないが親族(三島側)に対しては&b(){最悪}。 特に一八は、準からはどのように教えられてきたのかは明かされていないが、デビルに纏わる呪いからページ冒頭のセリフを吐き捨てるほどに忌み嫌っている。 平八は『3』では武術を叩きこんだ師匠であると同時に残された唯一の肉親として敬愛していたものの、裏切りに遭ってからは一八と同様。 しかし平八のEDでは一八ともどもコミカルなオチを見せたり、外部作品で平八を敵に回す時だけ息を合わせるなど、 「一周して仲がいい」とネタで言われる事も。 風間側の親族は、言うまでもなく母・準に対する敬愛を捨てる事はなく、それによって平八を助けた事もある。 [[風間飛鳥]]とは従兄妹になるのだが、劇中では未だ面識がなく、飛鳥の方は仁を知っているに留まっている。 親族以外では、ある事情から三島家に住み込みで日本の三島高専に通っている凌暁雨から好意を抱かれている。 暁雨の方は仁を支えようと健気に頑張っており、仁にもしもの事があった場合にはなんとしても止める覚悟だが、 対する仁は暁雨を基本的に巻き込むまいとしており、素っ気ない態度をとる事も多い。 外部出演で暁雨とコンビで登場する機会も多く、仁も彼女を「シャオ」と愛称で呼ぶ事もあったりと距離はかなり近いが、 仁は特に恋愛の対象として見ている事はないようである。 まあ先ほどの飛鳥の『5』EDで、飛鳥の胸に顔を突っ込んでしまってもまるで意識してないぐらい朴念仁だから仕方ない。&s(){仁ちょっとそこを代われ} ライバルキャラとしては『3』では[[ファラン]]が当てられていたのだが、シリーズが進むにつれて仁は遠い存在になってしまった…。 &s(){一八のライバルポジだった[[ポール>ポール・フェニックス]]もそうなので、『鉄拳』では[[いつもの事>○○だからしょうがない]]だけど} とは言え『7』では仁を庇った事で目を負傷したりと、未だに因縁が忘れ去られてはいない。 基本が好青年なので彼を好んでいる人物は少なくないのだが、 『6』で世界大戦を引き起こした元凶という立場は決して軽くなく、彼を本気で嫌う人物も一定数存在する。 例えば、三島財閥の空爆で妹を失ったミゲルは問答無用で仁に憎しみを抱き、 『7』メインストーリーの語り部である記者も妻子を奪われた事から仁に殺意を抱いている。 ラースは仁の行動を断じて許していないが、目的を理解している事と一応は親族であるが故に複雑なようである。 ---- **原作での性能 #image(0049.png,title=でゃ!!,width=350) 上記のシナリオ通り『3』では三島流喧嘩空手と母親の風間流古武術のミックス、 喧嘩空手を捨て去った『4』以降は正統派空手で戦っている。 これは[[既存キャラの入れ替え>ストリートファイターIII]]を行った『3』以降に一八が参戦した際、 仁が[[コンパチキャラ>EXキャラクター]]になってしまう事を考慮した結果でもある。 『4』以降の正統派空手においても三島家の風神ステップからの派生を軸にした戦法は踏襲されているが、 一八・平八とはまた違った[[立ち回り]]を要求される。 また『5』においてデビル化した仁が別に使用可能になった。 こちらは『3』性能の仁に「デビルカズヤ」が使用した飛翔攻撃やビーム攻撃が加わっている。 『[[ストリートファイター]] X 鉄拳』にも登場。なぜかデビルの力っぽい技を使っている。 ***各シリーズにおける性能 #region(鉄拳3) ****鉄拳3 『鉄拳2』まで[[中段]]だった風神拳が上段に変更され、最速風神拳が搭載された。 現在の風神拳の基本形、三島の基本形がこの時定まったと言ってよい。 一八、平八と差別化するため、「追い突き」「羅刹門」「胴抜き」の優れた中段攻撃が多く追加されている。 しかし上段化した風神拳の影響は大きく、他に尖ったキャラが多数いた事から最強には至らない性能だった。 アーケード版限定だが、「鬼八門」をフロントステップでキャンセルする「鬼キャン」と言うテクニックも存在し、 これを使った高威力なコンボがある。 #endregion #region(鉄拳TAG) ****鉄拳TAG ステステ、ステキャン、スカ風など三島系の技術が浸透・整理された。 また、韓国チャンプが来日した際、圧倒的な仁の強さを見せ付けた事もあり評価が上がった。 チェンジを絡めたコンボ火力の増加、仁単体の火力の高さ、非常に高い確定反撃能力に加え、 長い早い隙がないと三拍子揃った「追い突き」を使った「置き追い突き」の守りの強さ、 「羅刹門」でのゴリ押し、「ステ追い突き」と「奈落払い」の2択の強さから最強ランクへと上り詰める。 最強ランクではあったが、必要とされる技術が多くお手軽度は若干低めとなっている。 #endregion #region(鉄拳4) ****鉄拳4 コスチュームと共に、スタイルを三島流喧嘩空手から正統派空手へとリニューアルした。 現在の鉄拳で、「ノーマル仁」「空手仁」と呼ばれる仁の原型がここで初登場する。 ディフェンシブな立ち回りと、コンスタントな火力の2大コンセプトはここで確立されている。 『鉄拳4』はシリーズ中最も異色な作品で、空中コンボが入り辛いよう浮きを抑えた調整に加え、 アンジュレーションの存在から、「浮かせ>叩き付け>ダウン追い討ち」のようなコンボが効率が良いコンボだった。 仁は「ワンツー踵」のダメージが高く、コンボの安定感、ダメージ共に高レベル。 更に高ダメージの10F確反である「ツーハイ」から背面取りが狙える事もあり、反撃能力も非常に高い。 前述の空中コンボのダメージ低下と合わせて考えた場合、この「ツーハイ」のダメージは異常とも言える威力だった。 しかし『4』の仁は今なお忌み嫌われる、同作における最大の悪夢、最狂キャラである。 「真羅刹」「仁奈落」「受け流し」この三本柱となる狂技の存在と基礎性能の高さから最狂に君臨した。 中段の三連撃である「羅刹門・改」の三段目を溜める事でガード不能に出来るのだが、 あるタイミング(猶予2F)で溜めを解除する事で実質ガード不能の[[発生]]を17F早く出来る。これを「真羅刹」と呼ぶ。 発生、リーチに優れ、横移動に強い中段攻撃から割り込めないガード不能、ヒット時は相手を浮かせ、 4割近いダメージを奪いつつ[[起き攻め]]が確定する。 ニ段目ガード後に横移動で避けれるが、その場合溜めなし版が刺さるため実質2択が成立。 横移動の性能が悪いクマ、ジュリア、クリスティなどは横移動で避ける事すら出来なかったため、 中間距離から「羅刹門」をガードした時点で体力4割がほぼ確定する有様だった。 更に「奈落払い」からリニューアルされた「踏み込み右下段回し蹴り」、通称「仁奈落」の性能も狂っていた。 本家「奈落払い」はガード時によろけモーションになり、大きな隙を晒すのだが、仁奈落にはそれがない。 そのまま振り抜けるモーションのため硬化が分かり辛く、先行入力の短い鉄拳では反撃が難しい。 そもそも[[硬直]]が12Fしかなく、浮くような大きい確定反撃が入らないと言う高性能っぷり。 ヒット時は「ツーハイ」同様、背面取りを狙える強力な起き攻めへと発展する。 「受け流し」は発生2Fの当身技(当身避けに近い)で、「発生2F>[[当身>当て身投げ]][[判定]]>[[ガードポイント]]>硬化4F」と言う技。 成立時は13Fの避けが発生し、相手の技モーションの残りが隙になる寸法で、ほぼ浮かせ技か「ツーハイ」が確定する。 上記の[[フレーム]]を見ただけで理解出来ると思うが、打撃を刺す事はほぼ不可能に近い上に投げ抜けを仕込めるため、 対策としては読んで下段を刺す、しゃがみパンチのように反撃が確定しない技を振っておく程度しかない。 これ以外にもカウンターで最大ディレイでも派生が繋がる「左中段直突き」、 10FのRPからの中段派生でガードさせて1F有利、取り敢えずこれで触れば問題なしの「逆ワンツー」、 リスクは高いが、1F空中判定になり暴れ技、確定反撃に優秀な「飛び二段蹴り」、 前作から継承され、衰えを見せない「追い突き」など全体的にハイスペックな技が多い。 文句無しに最強と言っていい、法外な強さのキャラだった。&link_anchor(*2){*2} #endregion #region(鉄拳5~DR) ****鉄拳5.0 流石にマズいと思ったのか、「羅刹門」が「羅喉」にリニューアルされた。 「改」のような浮かせ派生も溜めもなくなり、二段目が上段になるなど大幅に弱体化する。 「仁奈落」もガード時のよろけモーションが追加され、コンボの安定度が高く遅い劣化奈落になった。 「受け流し」も硬直が増え、取り敢えず「受け流しコスっときゃOK」は無くなり、危なさは消える。 尖った部分が習性され、再びTAG以前に近いゲーム性に戻り、仁本来のコンセプトがやっと見えるようになる。 「左中段直突き」「逆ワンツー」「追い突き」「右中段前蹴り」など依然隙の少ない優秀な継承技が多く、 「置き追い突き」での待ちや、小技で細かく削るような堅実でディフェンシブな立ち回りが非常に強いキャラに。 じっくりとした牽制、細かい削りから、固まる相手に風神ステップからの2択を仕掛けるのが王道。 風神ステップからの浮かせ技「左突き上げ」が追加され、風神ステップから中下段2択も簡単になった。 「左突き上げ」は「風神拳」よりも発生・全体フレーム共に大きいが、中段で比較的隙の少ない優秀な浮かせ技である。 「ステキャン追い突き」もリーチで隙を埋める事でリスクを抑えられるため優秀。 低位置の拾いに活躍するコンボ用新技「転掌絶刀」のおかげで様々な状況からコンスタントなダメージを出せ、 コンボの安定感とダメージのバランスは全キャラ中屈指のお手軽さと言ってよい。 新技として「残心・弐」と言う構えが追加され、壁際での中下段2択が強化された他、 「避け中段突き」と言う、避け性能を持った打撃も追加された事で、「防御」「壁」が大きくクローズアップされた。 欠点は硬直差に優れた下段がなく、削り下段をガードされた場合に浮かされるリスクが常に付き纏い、 ヒットしていても仁側は不利フレームを背負わされる点。 5.0で流行した「受身確定」にも恵まれておらず、強キャラではあるが、尖り方が足りないと言う評価に留まる。 まぁ10F確反で4割減らす祖父とか他の強キャラが壊れすぎていたのでこの評価は仕方ないと言える。 また、タイムリリースでTAG以前の仁をベースにしたデビル仁が登場。 デビルカズヤのビーム攻撃などが追加された他、「奈落払い」からコンボが入る個性が付与された。 当初はコンボダメージやスカ確能力は高いが、ステータス技に乏しいため評価は低めだった。 しかし風神ステップに派生出来る中段「破嘩打ち」の強さが明らかになるにつれて、評価を上げる。 「破嘩打ち」はリーチ長めの中段で、ヒット確認風神拳が連続ヒットするため、リターンは極上。 ガード時はジャンプステータス付き中段の「叫喚閃空」と「奈落払い」で図々しく2択を仕掛けたり、 ガードさせて有利で横移動に強い「スラッシュキック」を出して攻めのターンを維持する事も出来る。 更に「奈落払い」は左に強く、「破嘩打ち」は右に強いと横移動対策まで兼ねる技だった。 ****鉄拳5.1 仁、デビル共に、8Fパンチャーの弱体化に伴い地位を上げ、最強の一角を担う。 2人とも弱体化点がほぼなく、純粋に強化面の方が多かったため当然の結果と言える。 ****鉄拳5DR 新技追加や大幅なフレーム調整が入り、仁とデビルの差が大きく開いた。 仁は「残心・弐」の派生が増えたり、ハイキックがリニューアルされるなど、割とどうでもいい追加、 「追い突き」のリーチ、硬直が弱体化したり、「仁奈落」からのコンボが不安定になるなど痛い調整がされる。 重めのローキック「右下段回し蹴り」がやっとヒット時有利にはなったが、依然ガードで浮くため、 下段の薄さ、リスクの高さに加えて、リターン不足が上乗せされてしまう事となる。 更に確定反撃に活躍した「飛び二段蹴り」からのコンボダメージが低下し、火力が全体的に落ちた。 結果、崩し不足、火力不足から中堅下位~弱キャラ層へと転落してしまう。 一方デビルは全体的なマイルド調整、ダウン中ダメージ補正変更に伴う起き攻め弱体化調整から、 スカ確重視のゲーム性に変化した事で、一気に評価を上げる事になる。 「スカ風」の強さが最大限に発揮されるゲーム性となり、「風神拳」のある三島家が一気に評価を上げた。 三島の中でも「風神拳」「奈落払い」からのダメージが特に大きいデビルが最強ランクになるのは必然。 更に「風神拳」失敗時に暴発する技が変更され、プレイヤーの負荷が大幅に軽減された。 猛威を奮った「破嘩打ち」こそ弱体化したが、文句無しの最強ランクへと上り詰める。 #endregion #region([[NAMCOxCAPCOM]]) ナムコとCAPCOMの[[クロスオーバー]]『[[NAMCOxCAPCOM]]』では、三島平八に裏切られて三島流を捨て去った『4』準拠の姿として登場する。 当初は三島平八を倒すために独自行動をするゲストキャラだったが、 第4話で六本木での時空転位に巻き込まれて幻想界へと飛ばされてしまい、以降は自軍と行動を共にする事になる。 基本的には冷静沈着な常識人だが、口数が少ないためあまりツッコミ役としては機能していない。 また、デビルカズヤと遭遇すると我を忘れて暴走する場面もあり、[[意外と根は熱いキャラ>空条承太郎]]である。 本作では中盤から宿敵の平八も自軍に加わるが、案の定結構頻繁に喧嘩しており、EDでもかなり一瞬即発の雰囲気を作っていた。 まあ、戦闘では仲良く二人でMA攻撃(スパロボにおける合体攻撃)したりもしてるのだが。 同作でもデビル因子関係のイベントはあるのだが、最終的には因子を自ら抑え込み、人間のまま戦う事を決意する。 その他、ナムコの格闘家代表として[[リュウ]]と絡んだり、同じくナムコの顔キャラである[[ワルキューレ]]勢と絡む機会も多かった。 後、[[M.O.M.O>KOS-MOS]]から「カザマさん」と呼ばれていたのにいつの間にか「[[ジンさん>シタン・ウヅキ]]」と呼ばれるようになる。もげろ。 性能的には、とにかく圧倒的な手数で敵を粉砕するタイプのキャラ。また、スキル「特殊ステップ」のおかげで移動力も高い。 反面、割と[[紙]]という弱点がある。[[市長>マイク・ハガー]]ほどではないが、出来れば装備で補いたい。 中盤からはスキル「胴抜き」(近接した敵の[[気絶]]値を50与える。100になると気絶)と組み合せる事で、 近接する敵の動きを封じれば危険は減る。 成長により大きな技の性能変化がない事から、序盤から攻撃役として大活躍できる。 連続技と必殺技で手数を稼ぎつつ、後半はクリティカル狙いの高威力単発技を当てて大ダメージを与えていきたい。 ただし、技は全般的に引き付けて狙わないと繋がらず、特に「羅刹門・弐」はバウンド前に低い位置で当てないと初段か三段目がスカる。 さらに技属性がほぼ物理属性(後半は殆どのボスが耐性を持つ)で占められているため(一応電撃属性の技もある)、 相手によっては攻撃が大して効かない事もあるが、元々後半のボス的は全ての属性に耐性を持つのが基本だったり、 仁の場合は豊富な手数とスキルでカバー可能なので大して弱点では無いとも言える。 総合的には十分に強キャラの一角。特に序盤だと成長を終えていない壊れキャラよりも活躍が見込めるだろう。 なお、前述の通り平八とMA攻撃「パチキ合戦」を持つが、大して攻撃力が高くないため使い所は無い。 #endregion #region(PROJECT X ZONE) 『PROJECT X ZONE』では『鉄拳タッグトーナメント2』準拠の姿で、シャオユウと共にペアで参戦する。 プロローグ2にて初登場するが、その後は時空の乱れに巻き込まれて、かつて足を踏み入れた[[魔界村>アーサー]]に飛ばされてしまい、 結果的に格ゲー三大主人公の中では最も遅い正式参戦となった。 ナムカプでは格好良く、デビル因子を抑えて人として生きる事を宣言したが、&b(){[[やっぱり駄目だった>イーノック]]}らしく、 本作でも定期的に因子の発作に苦しんでいる。まあ、流石に作中でデビル化こそしなかったが。 また、TT2時間軸という事で、ナムカプでの寡黙ながら好青年だったキャラとは打って変わって、 三島財閥の総帥として無愛想かつ冷酷な描写も多くなっており(ただ、要所要所でかつての優しさや正義感が見える描写はある)、 敵の技術を目の当たりにして&b(){「後々自分の邪魔になるようなら早めに潰しておくに限る」}とか物騒な事を考えてたり、 久しぶりに再会した[[トロン>トロン・ボーン]]にも「随分可愛げが無くなった」と評されたりしている。 ただ、逆に言えば総帥として大局を見据えた判断も出来るようになっており、『ナムカプ』と比べて早い段階で仲間になる平八に対し、 「こんなところで争ってもしょうがない」「貴様と決着をつけるのは俺だ」と割とあっさり仲間入りを受け入れたりしている。 …古代塔市タルカロンに乗り移る際に&b(){「平八だけ放り出されて壁に激突してればいいんだがな」}などと黒い事を言ってたりもするが、 同じ頃、別の部隊の平八も&b(){「仁だけ放り出されて壁にめり込んでおればいいんじゃがな」}などと言っていたりするのが実に血筋である。 戦闘前後会話ではキャラがキャラなのでシリアスな掛け合いが非常に多いのだが、 ねねこには「格好いいから悩殺するのだ!」とセクシーポーズされたり%%前作に続いてまたか。もげろ%%、 [[デビロット姫>スーパー8]]には[[目から>デ・ジ・キャラット]][[ビーム>サイクロップス]]が出るように改造されそうになったりしている。デビル化したら普通に使えますんで。 &font(18,b,i,purple){仁「[[&font(18,b,i,purple){バツ}>一文字伐]]、制服くらい、新しいものに変えたらどうなんだ?」} &font(18,b,i,#0000CD){バツ「うるせーなー、[[ウチの風紀>鑑恭介]]みてえな事言いやがって」} 性能的には『ナムカプ』に引き続き、ラッシュ力に優れた優秀なアタッカーなのだが、 [[必殺技]]やスキルを使うのに必要なXPがとにかく貯まりにくく、他のユニットにXPを貯めてもらってから敵陣に踏み込む使い方が効果的。 スキルも反撃時のXP消費が半分になる「擺歩」や、XP120以上で全ステータスが上昇する「デビル因子」などその戦い方に向いた構成になっており、 ナムカプに引き続きの「特殊ステップ」で敵陣に踏み込み、反撃でガンガン敵を削っていくのが基本スタイルとなる。 技はナムカプ同様にタイミングが独特だが、持ち前のラッシュ力のおかげでタイミングをミスっても意外と拾ってくれるのが救い。 組ませるソロユニットは、[[ゼンガー>スレードゲルミル]]などの更に攻撃力を上げられるキャラがオススメである。 ちなみに、必殺技の「直突き」で召喚される屋敷と壁は、映画『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』のワンシーンが元ネタである。 ついでに、本来映画でこの時ひたすら壁と共に殴られてるのは平八だったりする。 &font(18,b,i,#ff1493){うらら「仁さん、今のお気持ちをご家族の方にどうぞ!」} &font(18,b,i,purple){仁「家族だと…? 奴らに言う事があると思うのか?」} [[ダンテ]]といい、パイといい、うららさんマジ天性の地雷職人。 続編の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にも続投。 よりにもよって父にして宿敵である&b(){一八とのペア}での参戦である。 無論仲直りしたなどという事はなく、最初から最後まで険悪ムード。 必殺技は互いに殴り合おうとした所に敵が落ちてくるという演出で、 複数攻撃技ではデビルの力を制御した一八にビームで敵ごと薙ぎ払われる羽目に。 まあ仁も必殺技の一部で一八を巻き込んで攻撃してるのでどっこいどっこいなのだが。%%もうやだこの親子%% 尤もシステムの都合上、裏切ったり仲間割れを起こしたりはしないので、実は結構慣れ合ってるんじゃないかという意見もある。 戦闘面では引き続き優秀なアタッカーとして活躍してくれる。 #endregion ---- **MUGENにおける風間仁 かつては[[ファラン]]同様『鉄拳3』のポリゴンから加工した仁と、『[[NAMCOxCAPCOM]]』の[[スプライト>ドット絵]]を使用した仁の二種類が存在していたが、 いずれも[[AI]]が搭載されていないため、動画で活躍する機会は無かった。 現在は配布サイト消失により正規入手不可となっている。 その後はニコニコでの知名度こそ低いものの、海外の製作者達により徐々にその数を増やしつつある。 以下に代表的なものを紹介する。 #region(SeanAltly氏製作) -SeanAltly氏製作 #image(Jin.gif) [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。 [[ロールシャッハ]]や[[スコール>スコール・レオンハート]]などを製作した氏による、手描きスプライトの仁。 『ストリートファイター×鉄拳』のシステムを採用しているとの事で、今後のMUGEN界での活躍に期待したい。 |紹介動画&br()&youtube(https://youtu.be/Y-evcYMwtEY){320,240}| #endregion #region(chuchoryu氏製作) -chuchoryu氏製作 #image(jin_c.gif) 2012年末公開。海外製だが[[ボイス]]は日本語。 現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。 『ストクロ風』かつシステムが『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』ベースになっている。 ドットの出来栄えは商業キャラに混ぜてもほとんど違和感が無く、原作で見せた技の数々を上手くく2Dで再現しているなど、その完成度は高い。 全体的に技の出は早くスピーディな立ち回りで攻めていける。 //現行版を軽く触ってみた限りでは、特に技が繋がりにくいという訳ではなさそうです AIは搭載されていない。 ニコニコではあまり見かけないものの、[[プレイヤー操作]]と思われる動画がYouTubeに複数投稿されており、中々の好勝負を演じている。 |参考動画。親子喧嘩も再現可能&br()&youtube(https://youtu.be/2xwGRGi2dSI){320,240}| #endregion #region(Byakko氏製作) -Byakko氏製作 MUGEN1.0以降専用 2014年に公開された上記のものの改変版。 [[エフェクト>ヒットエフェクト]]の見栄えが良くなったが、非常に重いため、ExplodMaxの値を高くする事を推奨されている。 システムもストクロを参考にしたものになっており、クロスカウンター(ゼロカウンター)などの特殊な動作も搭載済み。 基本的には近接戦向けのキャラクターで、中段技で相手のガードを崩し、強烈なラッシュで相手の体力を一気に削っていく。 特定のボタンを順番に押していく事で連続コンボが可能。 デフォルトAIも搭載されている。並~強ランクならいい勝負をするが、作り込まれたAI相手には分が悪い。 やはり国内では影が薄いため、今後の動画出演に期待していきたい所である。 //|&youtube(https://youtu.be/mUqygDAuR70){320,240}|非公開につきCO #endregion #region(Infinite氏製作) -Infinite氏製作 [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。2019年公開。 上記のByakko氏版を更に改変したもの。多くのキャラを手掛けてきた氏により、演出は洗練されたものになっており、 改変元では少々地味だったデビル化の超必殺技も中々に見栄えが良くなっている。 システムは例によって氏独自のInfiniteシステムを採用している。 元々原作がコンボで相手の体力を減らしていくゲームなのもあって、カスタムコンボなどの技を繋ぎやすい仕様が非常にマッチしている。 基本的には地上戦主体であり、火力はやや低いもののラッシュ力に優れている。 AIは並相当のものがデフォルトで搭載されている。 |紹介動画(DLリンクあり)&br()&youtube(https://youtu.be/sLwdIzl8jr8){320,240}| #endregion #region(CVSNB氏 & Kenshiro99氏製作) -CVSNB氏 & Kenshiro99氏製作 #image(jinkazama.gif) MUGEN1.0以降専用。 CVSNB氏が手掛けたスプライトを使用しており、[[ニュートラルポーズ]]が特徴的。 システムは『MVC』風であり、アドバンシングガードなどが搭載されている。 コンボ性能は高い反面火力は低めに設定されている。 AIはデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIも公開中。 恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、 ジャストディフェンス使用頻度やハイパーコンボの「Devil Beam」を使用するか否かを設定可能。 //何故か氏のAI一覧に載っておらず、想定ランクは不明 |紹介動画(DLリンクあり)&br()&youtube(https://youtu.be/E2OfQB30YTY){320,240}| #endregion #region(Tornillo Oxidado氏製作) -Tornillo Oxidado氏製作 #image(jin_Tornillo.gif) MUGEN1.0以降専用。 上記の仁をベースにしているようだがニュートラルが異なる。 OHMSBY氏のアークゲー風システムを採用しており、バーストやウルトラバーストなどを搭載している。 AIも良く動くものがデフォルトで搭載済み。 |紹介動画(公開サイトへのリンク有り)&br()&youtube(https://youtu.be/TOj6HlNHsjc){320,240}| #endregion また、前述のデビル仁もchuchoryu氏のドットを使用したキャラや独自のシステムを採用した改変版、 それとは別にSpinicci Giacomo氏がフィギュアの画像を使って製作したキャラも存在する模様。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[風間仁],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[風間仁],sort=hiduke,100) } ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[風間仁],sort=hiduke,100) ''非表示'' #list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[風間仁],sort=hiduke,100) //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 「この方法以外にも他の手段がある」「アザゼルを放置すればいいのでは?」という声もあろうが、 仁の精神もデビルに侵食されて不安定な状態に陥っていたため、仮にこのまま何もせず生きていたら、 今すぐにでもデビルが暴走して自分が世界を滅ぼしてしまう事になりかねなかった (&b(){デビル化していない時点で作中設定では最強クラスの実力を持つ身であった事も大きい})。 自分の命も理由の一つという事は否定できないが、彼が行動していなかった場合は犠牲者がより増えていた可能性は大きいだろう。 とはいえ、仁自身もこの手段には負い目を感じており、責任を果たすためにもアザゼルに命を捨てる覚悟で挑んだ (なお、仁が自害したとしても、その手段も正しいとは言えない。&b(){あの父親と祖父が生きているなら尚更である。}  片方は問題のデビル因子を支配しているし、もう片方に至っては&b(){アザゼルを利用しかねない。}&s(){もうやだこの一族})。 そして『8』ではアザゼルは消滅したのでなく封印されているだけだったと判明し、懸念通りに最悪の扱われ方をされることになるのであった…。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ただ、『4』においては最狂キャラとされているものの、 羅刹の距離に近付かなければ対戦になる事、クマやパンダの場合は真サーモンという対抗手段がある事、 そして他のシリーズ作品では真羅刹仁とは[[別次元のレベルで対戦にならないキャラが存在する>ジョインジョイントキィ]]事から、 『鉄拳』シリーズ全体としては&b(){まだこれでも人間宣言が出来る(大会禁止級ではない)}のだから恐ろしい。 下記のキャラランクに名を連ねていないのも、ランク入りした面々の理不尽要素と比べてみればその理由が分かる事だろう。 #region(有名鉄拳プレイヤー黒黒氏による2015年度全作品総合キャラランク) //ソース→https://twitter.com/kuro__kuro__/status/610096685625151488 |S|[[ブルース>ブルース・アーヴィン]](2)| |A+|ニーナ(1)、[[キング>キング(鉄拳)]](1)| |>|CENTER:↑無理| |>|CENTER:''対戦で絶望する壁''| |>|CENTER:↓ワンチャン対戦になる| |A-|スティーブ(5.0)| |B|ブルース&[[Tオーガ>オーガ]](TT)| |>|CENTER:↓上位に比べるとゴミ性能| |C|ボブ(6.0)、[[ジャック7>ジャック(鉄拳)]](7Ver.G以前)| |D|カポエラタッグ(TT2)| #endregion ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:千葉一伸|,主人公,強キャラ,弱キャラ,日本人,悪魔,復讐者,空手,羽付,半裸,黒髪
#image(Jin.jpg,width=300,title=悪魔の血筋) &font(24,b,i,purple){「お前さえ…お前さえ………いなければ………} &font(24,b,i,purple){ おまえを倒して………すべてを終わらせるッッッ!!!!」} #image(jin_stance.PNG,right,float) |[[年齢>MUGENキャラクター年齢別一覧]]|19歳(『3』)→21歳(『4』以降)| |キャッチコピー|「運命の稲妻」(『3』)| |身長|180cm| |体重|75kg| |血液型|AB型| |趣味|森林浴| |[[格闘スタイル]]|三島流喧嘩空手改+風間流護身術+自己流(『3』『TT』)→空手(『4』以降)| |好きなもの|母の教え(『3』)| |嫌いなもの|人を騙す行為(『3』)| 『[[鉄拳]]』シリーズに『3』から登場するキャラクター。実質的に『3』以降の主役。「かざま じん」と読む。 [[三島一八]]と風間準の間に生まれ、屋久島にて育てられた青年。 初登場時は父親の血が強く、イモっぽい男前だったが、 シリーズを重ねるにつれて母親似の超絶美形へと変貌していった。 [[担当声優>ボイス]]は[[DIO]]や[[ジェダ>ジェダ・ドーマ]]、[[鑑恭介]]などでお馴染みの[[千葉一伸>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:千葉一伸|]]氏。 #region(来歴(以下、シリーズ全体のネタバレ含む)) 一八(八条家)の血を引くためにデビル因子を有しており、また『2』において一八が殺されかけた際、分離した一八のデビルの半身が取り込まれている。 当初は格闘は母である準から護身術程度にしか習っておらず、15歳の時「[[闘神>オーガ]]」に襲われた際は母を守る事が出来なかった。 これをきっかけに自分の祖父に当たる[[三島平八]]に師事し、闘神を倒すべく鉄拳大会に参加。(『3』)。 大会決勝で現れた闘神を見事倒すものの、背後から平八による発砲を受ける。 信頼していた者から裏切られた仁は、突如デビル化すると平八を薙ぎ倒し、その後行方を眩ます。 自らに眠るデビルの血も三島家の格闘スタイルも全てを憎悪する仁は、忌まわしい過去と決別するために三島の技を捨て去り、 オーストラリア・ブリスベンで正統派空手の修行を重ね、三島家の悪しき血を滅ぼすために大会に参加(『4』)。 乱入しようとするが、鉄拳衆に奇襲を受け、デビルの力を封じる鎖で拘束され、三島財閥本丸に囚われる。 その後、現れたデビル(一八)が仁のデビルを取り込もうとするが、風間の血がそれを阻止。 それに動揺するデビルの隙を突き、デビルを完全に取り込んだ一八が仁を目覚めさせ、戦いを挑んでくる。 一八と平八を打倒した仁は、デビルの力を発揮して二人を殺そうとするが、準の幻影を見て思い留まり、 天井を突き破って飛び立っていった。 &font(18,b,i,purple){「母さんに…『風間 準』に感謝しろ…」} しかしその後、デビルの暴走で周囲を破壊する事が度々起こるように。 もう正気でいられる時間は長くないと悟り全ての元凶を絶つため再び大会に参加した(『5』)。 その第5回で曽祖父・[[三島仁八>Giano]]を倒し、三島頭首となる。 その後、三島財閥の鉄拳衆を使い、世界中の戦争を煽ると同時に自らも宣戦布告、世界を混沌の渦に巻き込む。 だが、三島財閥に対抗する勢力が現れ、その先鋒が一八が操るG社であると情報を掴んだ仁は、 自らの首に報奨金がかかるのを見計らったかのように第6回大会の開催を発表(『6』)。 大会を開催する中で、鉄拳衆の将校にして平八の隠し子(一八の弟で、仁の叔父)ラースが、鉄拳衆を引き抜いて反乱軍を結成。 遂に仁を追い詰めるが、そこで仁は真意を語る。 純粋で優しい真人間だった仁の変貌、それには理由があった。 仁は調査の末、ある遺跡にデビルや闘神の源である太古の邪神[[アザゼル]]が封印されていた事を突き止めていた。 そのアザゼルを倒すには実体化させる必要があり、そのために大量の負のエネルギーが必要と知った仁は、 世界中を混沌と戦争の渦に巻き込む事で負のエネルギーを大量に生み出したのである。 悪に染まったとしか思えない言動は全てこのための演技だったのだ。&link_anchor(*1){*1} とはいえ、仁の行動が多くの犠牲を産んだ事は間違いなく、ラースは仁を非難する (『6』以降に登場するミゲルなど、プレイヤーキャラにも鉄拳衆により家族を奪われ仁を憎む者はいる)。 やがて神殿での死闘の末にアザゼルは復活。実体化したとはいえアザゼルを倒せるのはデビルの力のみ。 仁は自らのデビルを断つ事、アザゼルを倒して人類の未来を救う事、そして世界を混乱に陥れた贖罪の意味も込めて、 アザゼルに対し捨て身の特攻を行う。 しかし死に切れず、砂漠で気を失っている所を発見され、国連の部隊に回収される。 輸送中のヘリからデビルの力で脱出した仁は、国連の特殊部隊に追われながら中東を彷徨っていた所を、ラースに拾われる。 [[李超狼]]の会社の支援を受けたラースは、昏睡状態に至った仁を保護し続ける。 平八と一八の決戦後、未だ戦争を続ける一八によりますます世界が混乱する中、戦争を起こした張本人として責任を取らせるためであった。 目を覚ました仁は、平八が倒され世界がG社の支配に飲み込まれていく事を知り、一八を自らの手で殺害する事を誓う(『7』)。 #region(親子対決の決着(『8』ネタバレ)) ラース率いるレジスタンスの協力も得て一八と対決するが、 欲望で強化されるデビルの力を最大限発揮する一八に対し、飲み込まれる恐怖から力を引き出せなくなっていった仁は敗北。 デビルの力を事実上封印した状態で一八が開催した大会にはなんとか決勝トーナメントまで勝ち上がるが、 ザフィーナの腕に封印されていたアザゼルを一八が解放、撃破した上で吸収し「トゥルーデビルカズヤ」に変化。 その際の争いによって会場は破壊され大会は事実上中止になるが、本調子でない仁にますます凶悪化した一八と、事態はさらに悪化していく。 ザフィーナの言葉から仁は自身の原初のある故郷・屋久島を来訪し、そこで己の内心のデビルと対話。 デビルを恐れていた仁は、その中でデビルの力が常に自分とあった事、自身をデビルが守り続けてきた事を悟り、 デビルを受け入れる事で再びその力を扱えるようになる。 そこで仁を抹殺しようと乗り込んできた一八と再び対決するが、それでもなお一八に至るほどの力を引き出すには至らなかった。 しかしそれは、自身のこれまでの所業への罪悪感から己の命を捨てようとする考えになっていた事に原因があり、 一八の攻撃に押し潰されそうになったその時に母・準の幻影が出現。 母の言葉から己の命を肯定する事に至った仁は、デビルの力をさらに引き出し、 トゥルーデビルカズヤに匹敵する力を有する&b(){「エンジェルジン」}に覚醒する。 [[海底火山の噴火で宇宙に飛び出しての決戦>カーズ]]は、互角の力の衝突の末に&b(){互いにデビルの力が消滅}し、純粋な人間としての直接対決に至る。 そして仁は、己の人生の全てを肯定する象徴としてこれまで捨て去ってきた三島の技や風間流の技も発揮、 持てる全てを尽くしてついに一八を撃破するのであった。 &font(18,b,i,purple){「闘いとは… 生きることそのものだ」} デビルの力も消え、全てが終わり清々しい表情で去る仁だが、倒れた一八に忍び寄るのは…。 #endregion #endregion &i(){(以上、Wikipediaより加筆・修正)} 初登場の『3』では血の呪いと宿命に抗う正統派主人公の趣が強かったが、頭首となった『6』以降はダークヒーロー的な立ち位置に変更。 『2』以前の癖のある設定が好みだったファンからは『3』からの正統派な彼に難色を示したり、 逆に『3』からのファンでは『6』の彼の設定の変化に困惑したりと、賛否が分かれやすい主人公像となっている。 特に『6』は「設定上は性格が変わっていない」とされつつ、 演技と思えない悪人的言動が度々ある事がツッコまれ(相当デビルに無意識に浸食されているのではないかという説有り)、 いかにも正統派ヒーローな見た目と設定と性格のラース・アレクサンダーソンが新主人公と誤認される事態を引き起こしていたりする。 まあ[[初代主人公>三島一八]]は完全に悪人だし、[[二代目主人公>三島平八]]は中年オヤジ(初代[[ラスボス]])でやっぱり基本は悪人だし、 『鉄拳』というシリーズの癖の強さ故にこういう事態を招きやすいのは当然なのかもしれないが…。 とはいえ外部出演もいくつかある事も手伝ってか、先代の主人公達と合わせて『鉄拳』という作品を代表するキャラとして認知されており、 『3』以降における主人公交代には一応の成功を為したキャラと言えるだろう。&s(){フォレストみたいにならなくてよかった} 作品ごとの性能は後述するとして、設定上の実力は三島と風間のハイブリッドだけあってか、作中最強クラス。 『3』で三島流を教え込まれる前に闘神に敗北しているが、以降ストーリー上の一対一の戦闘においては 『5』での[[ファラン]]戦(デビル化した後は一方的に叩きのめしている)、『6』のラース戦を除き無敗。 というか、『7』までのゲーム本編シリーズに限れば一八・平八・仁八と&b(){三島一族三代相手に一度も敗北していない。} 『3』のEDで鉄拳衆と平八に撃たれたり、『4』で鉄拳衆に捕まったりしているが、いずれも不意打ちで大勢が一斉にかかってようやくである。 頭脳も非常に優秀で、三島財閥頭首に就くなり周到な手口で数々の工作を行った結果、&b(){僅か数か月で世界大戦を引き起こし甚大な被害を招いた。} 平八や一八みたいに下手に野望を燃やさない分、敵に回すと一族で最も恐ろしいかもしれない。 人物関係は、言うまでもないが親族(三島側)に対しては&b(){最悪}。 特に一八は、準からはどのように教えられてきたのかは明かされていないが、デビルに纏わる呪いからページ冒頭のセリフを吐き捨てるほどに忌み嫌っている。 平八は『3』では武術を叩きこんだ師匠であると同時に残された唯一の肉親として敬愛していたものの、裏切りに遭ってからは一八と同様。 しかし平八のEDでは一八ともどもコミカルなオチを見せたり、外部作品で平八を敵に回す時だけ息を合わせるなど、 「一周して仲がいい」とネタで言われる事も。 風間側の親族は、言うまでもなく母・準に対する敬愛を捨てる事はなく、それによって平八を助けた事もある。 [[風間飛鳥]]とは従兄妹になるのだが、劇中では未だ面識がなく、飛鳥の方は仁を知っているに留まっている。 親族以外では、ある事情から三島家に住み込みで日本の三島高専に通っている凌暁雨から好意を抱かれている。 暁雨の方は仁を支えようと健気に頑張っており、仁にもしもの事があった場合にはなんとしても止める覚悟だが、 対する仁は暁雨を基本的に巻き込むまいとしており、素っ気ない態度をとる事も多い。 外部出演で暁雨とコンビで登場する機会も多く、仁も彼女を「シャオ」と愛称で呼ぶ事もあったりと距離はかなり近いが、 仁は特に恋愛の対象として見ている事はないようである。 まあ先ほどの飛鳥の『5』EDで、飛鳥の胸に顔を突っ込んでしまってもまるで意識してないぐらい朴念仁だから仕方ない。&s(){仁ちょっとそこを代われ} ライバルキャラとしては『3』では[[ファラン]]が当てられていたのだが、シリーズが進むにつれて仁は遠い存在になってしまった…。 &s(){一八のライバルポジだった[[ポール>ポール・フェニックス]]もそうなので、『鉄拳』では[[いつもの事>○○だからしょうがない]]だけど} とは言え『7』では仁を庇った事で目を負傷したりと、未だに因縁が忘れ去られてはいない。 基本が好青年なので彼を好んでいる人物は少なくないのだが、 『6』で世界大戦を引き起こした元凶という立場は決して軽くなく、彼を本気で嫌う人物も一定数存在する。 例えば、三島財閥の空爆で妹を失ったミゲルは問答無用で仁に憎しみを抱き、 『7』メインストーリーの語り部である記者も妻子を奪われた事から仁に殺意を抱いている。 ラースは仁の行動を断じて許していないが、目的を理解している事と一応は親族であるが故に複雑なようである。 ---- **原作での性能 #image(0049.png,title=でゃ!!,width=350) 上記のシナリオ通り『3』では三島流喧嘩空手と母親の風間流古武術のミックス、 喧嘩空手を捨て去った『4』以降は正統派空手で戦っている。 これは[[既存キャラの入れ替え>ストリートファイターIII]]を行った『3』以降に一八が参戦した際、 仁が[[コンパチキャラ>EXキャラクター]]になってしまう事を考慮した結果でもある。 『4』以降の正統派空手においても三島家の風神ステップからの派生を軸にした戦法は踏襲されているが、 一八・平八とはまた違った[[立ち回り]]を要求される。 また『5』においてデビル化した仁が別に使用可能になった。 こちらは『3』性能の仁に「デビルカズヤ」が使用した飛翔攻撃やビーム攻撃が加わっている。 『[[ストリートファイター]] X 鉄拳』にも登場。なぜかデビルの力っぽい技を使っている。 ***各シリーズにおける性能 #region(鉄拳3) ****鉄拳3 『鉄拳2』まで[[中段]]だった風神拳が上段に変更され、最速風神拳が搭載された。 現在の風神拳の基本形、三島の基本形がこの時定まったと言ってよい。 一八、平八と差別化するため、「追い突き」「羅刹門」「胴抜き」の優れた中段攻撃が多く追加されている。 しかし上段化した風神拳の影響は大きく、他に尖ったキャラが多数いた事から最強には至らない性能だった。 アーケード版限定だが、「鬼八門」をフロントステップでキャンセルする「鬼キャン」と言うテクニックも存在し、 これを使った高威力なコンボがある。 #endregion #region(鉄拳TAG) ****鉄拳TAG ステステ、ステキャン、スカ風など三島系の技術が浸透・整理された。 また、韓国チャンプが来日した際、圧倒的な仁の強さを見せ付けた事もあり評価が上がった。 チェンジを絡めたコンボ火力の増加、仁単体の火力の高さ、非常に高い確定反撃能力に加え、 長い早い隙がないと三拍子揃った「追い突き」を使った「置き追い突き」の守りの強さ、 「羅刹門」でのゴリ押し、「ステ追い突き」と「奈落払い」の2択の強さから最強ランクへと上り詰める。 最強ランクではあったが、必要とされる技術が多くお手軽度は若干低めとなっている。 #endregion #region(鉄拳4) ****鉄拳4 コスチュームと共に、スタイルを三島流喧嘩空手から正統派空手へとリニューアルした。 現在の鉄拳で、「ノーマル仁」「空手仁」と呼ばれる仁の原型がここで初登場する。 ディフェンシブな立ち回りと、コンスタントな火力の2大コンセプトはここで確立されている。 『鉄拳4』はシリーズ中最も異色な作品で、空中コンボが入り辛いよう浮きを抑えた調整に加え、 アンジュレーションの存在から、「浮かせ>叩き付け>ダウン追い討ち」のようなコンボが効率が良いコンボだった。 仁は「ワンツー踵」のダメージが高く、コンボの安定感、ダメージ共に高レベル。 更に高ダメージの10F確反である「ツーハイ」から背面取りが狙える事もあり、反撃能力も非常に高い。 前述の空中コンボのダメージ低下と合わせて考えた場合、この「ツーハイ」のダメージは異常とも言える威力だった。 しかし『4』の仁は今なお忌み嫌われる、同作における最大の悪夢、最狂キャラである。 「真羅刹」「仁奈落」「受け流し」この三本柱となる狂技の存在と基礎性能の高さから最狂に君臨した。 中段の三連撃である「羅刹門・改」の三段目を溜める事でガード不能に出来るのだが、 あるタイミング(猶予2F)で溜めを解除する事で実質ガード不能の[[発生]]を17F早く出来る。これを「真羅刹」と呼ぶ。 発生、リーチに優れ、横移動に強い中段攻撃から割り込めないガード不能、ヒット時は相手を浮かせ、 4割近いダメージを奪いつつ[[起き攻め]]が確定する。 ニ段目ガード後に横移動で避けれるが、その場合溜めなし版が刺さるため実質2択が成立。 横移動の性能が悪いクマ、ジュリア、クリスティなどは横移動で避ける事すら出来なかったため、 中間距離から「羅刹門」をガードした時点で体力4割がほぼ確定する有様だった。 更に「奈落払い」からリニューアルされた「踏み込み右下段回し蹴り」、通称「仁奈落」の性能も狂っていた。 本家「奈落払い」はガード時によろけモーションになり、大きな隙を晒すのだが、仁奈落にはそれがない。 そのまま振り抜けるモーションのため硬化が分かり辛く、先行入力の短い鉄拳では反撃が難しい。 そもそも[[硬直]]が12Fしかなく、浮くような大きい確定反撃が入らないと言う高性能っぷり。 ヒット時は「ツーハイ」同様、背面取りを狙える強力な起き攻めへと発展する。 「受け流し」は発生2Fの当身技(当身避けに近い)で、「発生2F>[[当身>当て身投げ]][[判定]]>[[ガードポイント]]>硬化4F」と言う技。 成立時は13Fの避けが発生し、相手の技モーションの残りが隙になる寸法で、ほぼ浮かせ技か「ツーハイ」が確定する。 上記の[[フレーム]]を見ただけで理解出来ると思うが、打撃を刺す事はほぼ不可能に近い上に投げ抜けを仕込めるため、 対策としては読んで下段を刺す、しゃがみパンチのように反撃が確定しない技を振っておく程度しかない。 これ以外にもカウンターで最大ディレイでも派生が繋がる「左中段直突き」、 10FのRPからの中段派生でガードさせて1F有利、取り敢えずこれで触れば問題なしの「逆ワンツー」、 リスクは高いが、1F空中判定になり暴れ技、確定反撃に優秀な「飛び二段蹴り」、 前作から継承され、衰えを見せない「追い突き」など全体的にハイスペックな技が多い。 文句無しに最強と言っていい、法外な強さのキャラだった。&link_anchor(*2){*2} #endregion #region(鉄拳5~DR) ****鉄拳5.0 流石にマズいと思ったのか、「羅刹門」が「羅喉」にリニューアルされた。 「改」のような浮かせ派生も溜めもなくなり、二段目が上段になるなど大幅に弱体化する。 「仁奈落」もガード時のよろけモーションが追加され、コンボの安定度が高く遅い劣化奈落になった。 「受け流し」も硬直が増え、取り敢えず「受け流しコスっときゃOK」は無くなり、危なさは消える。 尖った部分が習性され、再びTAG以前に近いゲーム性に戻り、仁本来のコンセプトがやっと見えるようになる。 「左中段直突き」「逆ワンツー」「追い突き」「右中段前蹴り」など依然隙の少ない優秀な継承技が多く、 「置き追い突き」での待ちや、小技で細かく削るような堅実でディフェンシブな立ち回りが非常に強いキャラに。 じっくりとした牽制、細かい削りから、固まる相手に風神ステップからの2択を仕掛けるのが王道。 風神ステップからの浮かせ技「左突き上げ」が追加され、風神ステップから中下段2択も簡単になった。 「左突き上げ」は「風神拳」よりも発生・全体フレーム共に大きいが、中段で比較的隙の少ない優秀な浮かせ技である。 「ステキャン追い突き」もリーチで隙を埋める事でリスクを抑えられるため優秀。 低位置の拾いに活躍するコンボ用新技「転掌絶刀」のおかげで様々な状況からコンスタントなダメージを出せ、 コンボの安定感とダメージのバランスは全キャラ中屈指のお手軽さと言ってよい。 新技として「残心・弐」と言う構えが追加され、壁際での中下段2択が強化された他、 「避け中段突き」と言う、避け性能を持った打撃も追加された事で、「防御」「壁」が大きくクローズアップされた。 欠点は硬直差に優れた下段がなく、削り下段をガードされた場合に浮かされるリスクが常に付き纏い、 ヒットしていても仁側は不利フレームを背負わされる点。 5.0で流行した「受身確定」にも恵まれておらず、強キャラではあるが、尖り方が足りないと言う評価に留まる。 まぁ10F確反で4割減らす祖父とか他の強キャラが壊れすぎていたのでこの評価は仕方ないと言える。 また、タイムリリースでTAG以前の仁をベースにしたデビル仁が登場。 デビルカズヤのビーム攻撃などが追加された他、「奈落払い」からコンボが入る個性が付与された。 当初はコンボダメージやスカ確能力は高いが、ステータス技に乏しいため評価は低めだった。 しかし風神ステップに派生出来る中段「破嘩打ち」の強さが明らかになるにつれて、評価を上げる。 「破嘩打ち」はリーチ長めの中段で、ヒット確認風神拳が連続ヒットするため、リターンは極上。 ガード時はジャンプステータス付き中段の「叫喚閃空」と「奈落払い」で図々しく2択を仕掛けたり、 ガードさせて有利で横移動に強い「スラッシュキック」を出して攻めのターンを維持する事も出来る。 更に「奈落払い」は左に強く、「破嘩打ち」は右に強いと横移動対策まで兼ねる技だった。 ****鉄拳5.1 仁、デビル共に、8Fパンチャーの弱体化に伴い地位を上げ、最強の一角を担う。 2人とも弱体化点がほぼなく、純粋に強化面の方が多かったため当然の結果と言える。 ****鉄拳5DR 新技追加や大幅なフレーム調整が入り、仁とデビルの差が大きく開いた。 仁は「残心・弐」の派生が増えたり、ハイキックがリニューアルされるなど、割とどうでもいい追加、 「追い突き」のリーチ、硬直が弱体化したり、「仁奈落」からのコンボが不安定になるなど痛い調整がされる。 重めのローキック「右下段回し蹴り」がやっとヒット時有利にはなったが、依然ガードで浮くため、 下段の薄さ、リスクの高さに加えて、リターン不足が上乗せされてしまう事となる。 更に確定反撃に活躍した「飛び二段蹴り」からのコンボダメージが低下し、火力が全体的に落ちた。 結果、崩し不足、火力不足から中堅下位~弱キャラ層へと転落してしまう。 一方デビルは全体的なマイルド調整、ダウン中ダメージ補正変更に伴う起き攻め弱体化調整から、 スカ確重視のゲーム性に変化した事で、一気に評価を上げる事になる。 「スカ風」の強さが最大限に発揮されるゲーム性となり、「風神拳」のある三島家が一気に評価を上げた。 三島の中でも「風神拳」「奈落払い」からのダメージが特に大きいデビルが最強ランクになるのは必然。 更に「風神拳」失敗時に暴発する技が変更され、プレイヤーの負荷が大幅に軽減された。 猛威を奮った「破嘩打ち」こそ弱体化したが、文句無しの最強ランクへと上り詰める。 #endregion #region([[NAMCOxCAPCOM]]) ナムコとCAPCOMの[[クロスオーバー]]『[[NAMCOxCAPCOM]]』では、三島平八に裏切られて三島流を捨て去った『4』準拠の姿として登場する。 当初は三島平八を倒すために独自行動をするゲストキャラだったが、 第4話で六本木での時空転位に巻き込まれて幻想界へと飛ばされてしまい、以降は自軍と行動を共にする事になる。 基本的には冷静沈着な常識人だが、口数が少ないためあまりツッコミ役としては機能していない。 また、デビルカズヤと遭遇すると我を忘れて暴走する場面もあり、[[意外と根は熱いキャラ>空条承太郎]]である。 本作では中盤から宿敵の平八も自軍に加わるが、案の定結構頻繁に喧嘩しており、EDでもかなり一瞬即発の雰囲気を作っていた。 まあ、戦闘では仲良く二人でMA攻撃(スパロボにおける合体攻撃)したりもしてるのだが。 同作でもデビル因子関係のイベントはあるのだが、最終的には因子を自ら抑え込み、人間のまま戦う事を決意する。 その他、ナムコの格闘家代表として[[リュウ]]と絡んだり、同じくナムコの顔キャラである[[ワルキューレ]]勢と絡む機会も多かった。 後、[[M.O.M.O>KOS-MOS]]から「カザマさん」と呼ばれていたのにいつの間にか「[[ジンさん>シタン・ウヅキ]]」と呼ばれるようになる。もげろ。 性能的には、とにかく圧倒的な手数で敵を粉砕するタイプのキャラ。また、スキル「特殊ステップ」のおかげで移動力も高い。 反面、割と[[紙]]という弱点がある。[[市長>マイク・ハガー]]ほどではないが、出来れば装備で補いたい。 中盤からはスキル「胴抜き」(近接した敵の[[気絶]]値を50与える。100になると気絶)と組み合せる事で、 近接する敵の動きを封じれば危険は減る。 成長により大きな技の性能変化がない事から、序盤から攻撃役として大活躍できる。 連続技と必殺技で手数を稼ぎつつ、後半はクリティカル狙いの高威力単発技を当てて大ダメージを与えていきたい。 ただし、技は全般的に引き付けて狙わないと繋がらず、特に「羅刹門・弐」はバウンド前に低い位置で当てないと初段か三段目がスカる。 さらに技属性がほぼ物理属性(後半は殆どのボスが耐性を持つ)で占められているため(一応電撃属性の技もある)、 相手によっては攻撃が大して効かない事もあるが、元々後半のボス的は全ての属性に耐性を持つのが基本だったり、 仁の場合は豊富な手数とスキルでカバー可能なので大して弱点では無いとも言える。 総合的には十分に強キャラの一角。特に序盤だと成長を終えていない壊れキャラよりも活躍が見込めるだろう。 なお、前述の通り平八とMA攻撃「パチキ合戦」を持つが、大して攻撃力が高くないため使い所は無い。 #endregion #region(PROJECT X ZONE) 『PROJECT X ZONE』では『鉄拳タッグトーナメント2』準拠の姿で、シャオユウと共にペアで参戦する。 プロローグ2にて初登場するが、その後は時空の乱れに巻き込まれて、かつて足を踏み入れた[[魔界村>アーサー]]に飛ばされてしまい、 結果的に格ゲー三大主人公の中では最も遅い正式参戦となった。 ナムカプでは格好良く、デビル因子を抑えて人として生きる事を宣言したが、&b(){[[やっぱり駄目だった>イーノック]]}らしく、 本作でも定期的に因子の発作に苦しんでいる。まあ、流石に作中でデビル化こそしなかったが。 また、TT2時間軸という事で、ナムカプでの寡黙ながら好青年だったキャラとは打って変わって、 三島財閥の総帥として無愛想かつ冷酷な描写も多くなっており(ただ、要所要所でかつての優しさや正義感が見える描写はある)、 敵の技術を目の当たりにして&b(){「後々自分の邪魔になるようなら早めに潰しておくに限る」}とか物騒な事を考えてたり、 久しぶりに再会した[[トロン>トロン・ボーン]]にも「随分可愛げが無くなった」と評されたりしている。 ただ、逆に言えば総帥として大局を見据えた判断も出来るようになっており、『ナムカプ』と比べて早い段階で仲間になる平八に対し、 「こんなところで争ってもしょうがない」「貴様と決着をつけるのは俺だ」と割とあっさり仲間入りを受け入れたりしている。 …古代塔市タルカロンに乗り移る際に&b(){「平八だけ放り出されて壁に激突してればいいんだがな」}などと黒い事を言ってたりもするが、 同じ頃、別の部隊の平八も&b(){「仁だけ放り出されて壁にめり込んでおればいいんじゃがな」}などと言っていたりするのが実に血筋である。 戦闘前後会話ではキャラがキャラなのでシリアスな掛け合いが非常に多いのだが、 ねねこには「格好いいから悩殺するのだ!」とセクシーポーズされたり%%前作に続いてまたか。もげろ%%、 [[デビロット姫>スーパー8]]には[[目から>デ・ジ・キャラット]][[ビーム>サイクロップス]]が出るように改造されそうになったりしている。デビル化したら普通に使えますんで。 &font(18,b,i,purple){仁「[[&font(18,b,i,purple){バツ}>一文字伐]]、制服くらい、新しいものに変えたらどうなんだ?」} &font(18,b,i,#0000CD){バツ「うるせーなー、[[ウチの風紀>鑑恭介]]みてえな事言いやがって」} 性能的には『ナムカプ』に引き続き、ラッシュ力に優れた優秀なアタッカーなのだが、 [[必殺技]]やスキルを使うのに必要なXPがとにかく貯まりにくく、他のユニットにXPを貯めてもらってから敵陣に踏み込む使い方が効果的。 スキルも反撃時のXP消費が半分になる「擺歩」や、XP120以上で全ステータスが上昇する「デビル因子」などその戦い方に向いた構成になっており、 ナムカプに引き続きの「特殊ステップ」で敵陣に踏み込み、反撃でガンガン敵を削っていくのが基本スタイルとなる。 技はナムカプ同様にタイミングが独特だが、持ち前のラッシュ力のおかげでタイミングをミスっても意外と拾ってくれるのが救い。 組ませるソロユニットは、[[ゼンガー>スレードゲルミル]]などの更に攻撃力を上げられるキャラがオススメである。 ちなみに、必殺技の「直突き」で召喚される屋敷と壁は、映画『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』のワンシーンが元ネタである。 ついでに、本来映画でこの時ひたすら壁と共に殴られてるのは平八だったりする。 &font(18,b,i,#ff1493){うらら「仁さん、今のお気持ちをご家族の方にどうぞ!」} &font(18,b,i,purple){仁「家族だと…? 奴らに言う事があると思うのか?」} [[ダンテ]]といい、パイといい、うららさんマジ天性の地雷職人。 続編の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にも続投。 よりにもよって父にして宿敵である&b(){一八とのペア}での参戦である。 無論仲直りしたなどという事はなく、最初から最後まで険悪ムード。 必殺技は互いに殴り合おうとした所に敵が落ちてくるという演出で、 複数攻撃技ではデビルの力を制御した一八にビームで敵ごと薙ぎ払われる羽目に。 まあ仁も必殺技の一部で一八を巻き込んで攻撃してるのでどっこいどっこいなのだが。%%もうやだこの親子%% 尤もシステムの都合上、裏切ったり仲間割れを起こしたりはしないので、実は結構慣れ合ってるんじゃないかという意見もある。 戦闘面では引き続き優秀なアタッカーとして活躍してくれる。 #endregion ---- **MUGENにおける風間仁 かつては[[ファラン]]同様『鉄拳3』のポリゴンから加工した仁と、『[[NAMCOxCAPCOM]]』の[[スプライト>ドット絵]]を使用した仁の二種類が存在していたが、 いずれも[[AI]]が搭載されていないため、動画で活躍する機会は無かった。 現在は配布サイト消失により正規入手不可となっている。 その後はニコニコでの知名度こそ低いものの、海外の製作者達により徐々にその数を増やしつつある。 以下に代表的なものを紹介する。 #region(SeanAltly氏製作) -SeanAltly氏製作 #image(Jin.gif) [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。 [[ロールシャッハ]]や[[スコール>スコール・レオンハート]]などを製作した氏による、手描きスプライトの仁。 『ストリートファイター×鉄拳』のシステムを採用しているとの事で、今後のMUGEN界での活躍に期待したい。 |紹介動画&br()&youtube(https://youtu.be/Y-evcYMwtEY){320,240}| #endregion #region(chuchoryu氏製作) -chuchoryu氏製作 #image(jin_c.gif) 2012年末公開。海外製だが[[ボイス]]は日本語。 現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。 『ストクロ風』かつシステムが『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』ベースになっている。 ドットの出来栄えは商業キャラに混ぜてもほとんど違和感が無く、原作で見せた技の数々を上手くく2Dで再現しているなど、その完成度は高い。 全体的に技の出は早くスピーディな立ち回りで攻めていける。 //現行版を軽く触ってみた限りでは、特に技が繋がりにくいという訳ではなさそうです AIは搭載されていない。 ニコニコではあまり見かけないものの、[[プレイヤー操作]]と思われる動画がYouTubeに複数投稿されており、中々の好勝負を演じている。 |参考動画。親子喧嘩も再現可能&br()&youtube(https://youtu.be/2xwGRGi2dSI){320,240}| #endregion #region(Byakko氏製作) -Byakko氏製作 MUGEN1.0以降専用 2014年に公開された上記のものの改変版。 [[エフェクト>ヒットエフェクト]]の見栄えが良くなったが、非常に重いため、ExplodMaxの値を高くする事を推奨されている。 システムもストクロを参考にしたものになっており、クロスカウンター(ゼロカウンター)などの特殊な動作も搭載済み。 基本的には近接戦向けのキャラクターで、中段技で相手のガードを崩し、強烈なラッシュで相手の体力を一気に削っていく。 特定のボタンを順番に押していく事で連続コンボが可能。 デフォルトAIも搭載されている。並~強ランクならいい勝負をするが、作り込まれたAI相手には分が悪い。 やはり国内では影が薄いため、今後の動画出演に期待していきたい所である。 //|&youtube(https://youtu.be/mUqygDAuR70){320,240}|非公開につきCO #endregion #region(Infinite氏製作) -Infinite氏製作 [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。2019年公開。 上記のByakko氏版を更に改変したもの。多くのキャラを手掛けてきた氏により、演出は洗練されたものになっており、 改変元では少々地味だったデビル化の超必殺技も中々に見栄えが良くなっている。 システムは例によって氏独自のInfiniteシステムを採用している。 元々原作がコンボで相手の体力を減らしていくゲームなのもあって、カスタムコンボなどの技を繋ぎやすい仕様が非常にマッチしている。 基本的には地上戦主体であり、火力はやや低いもののラッシュ力に優れている。 AIは並相当のものがデフォルトで搭載されている。 |紹介動画(DLリンクあり)&br()&youtube(https://youtu.be/sLwdIzl8jr8){320,240}| #endregion #region(CVSNB氏 & Kenshiro99氏製作) -CVSNB氏 & Kenshiro99氏製作 #image(jinkazama.gif) MUGEN1.0以降専用。 CVSNB氏が手掛けたスプライトを使用しており、[[ニュートラルポーズ]]が特徴的。 システムは『MVC』風であり、アドバンシングガードなどが搭載されている。 コンボ性能は高い反面火力は低めに設定されている。 AIはデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIも公開中。 恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、 ジャストディフェンス使用頻度やハイパーコンボの「Devil Beam」を使用するか否かを設定可能。 //何故か氏のAI一覧に載っておらず、想定ランクは不明 |紹介動画(DLリンクあり)&br()&youtube(https://youtu.be/E2OfQB30YTY){320,240}| #endregion #region(Tornillo Oxidado氏製作) -Tornillo Oxidado氏製作 #image(jin_Tornillo.gif) MUGEN1.0以降専用。 上記の仁をベースにしているようだがニュートラルが異なる。 OHMSBY氏のアークゲー風システムを採用しており、バーストやウルトラバーストなどを搭載している。 AIも良く動くものがデフォルトで搭載済み。 |紹介動画(公開サイトへのリンク有り)&br()&youtube(https://youtu.be/TOj6HlNHsjc){320,240}| #endregion また、前述のデビル仁もchuchoryu氏のドットを使用したキャラや独自のシステムを採用した改変版、 それとは別にSpinicci Giacomo氏がフィギュアの画像を使って製作したキャラも存在する模様。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[風間仁],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[風間仁],sort=hiduke,100) } ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[風間仁],sort=hiduke,100) ''非表示'' #list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[風間仁],sort=hiduke,100) //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 「この方法以外にも他の手段がある」「アザゼルを放置すればいいのでは?」という声もあろうが、 仁の精神もデビルに侵食されて不安定な状態に陥っていたため、仮にこのまま何もせず生きていたら、 今すぐにでもデビルが暴走して自分が世界を滅ぼしてしまう事になりかねなかった (&b(){デビル化していない時点で作中設定では最強クラスの実力を持つ身であった事も大きい})。 自分の命も理由の一つという事は否定できないが、彼が行動していなかった場合は犠牲者がより増えていた可能性は大きいだろう。 とはいえ、仁自身もこの手段には負い目を感じており、責任を果たすためにもアザゼルに命を捨てる覚悟で挑んだ (なお、仁が自害したとしても、その手段も正しいとは言えない。&b(){あの父親と祖父が生きているなら尚更である。}  片方は問題のデビル因子を支配しているし、もう片方に至っては&b(){アザゼルを利用しかねない。}&s(){もうやだこの一族})。 そして『8』ではアザゼルは消滅したのでなく封印されているだけだったと判明し、懸念通りに最悪の扱われ方をされる事になるのであった…。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ただ、『4』においては最狂キャラとされているものの、 羅刹の距離に近付かなければ対戦になる事、クマやパンダの場合は真サーモンという対抗手段がある事、 そして他のシリーズ作品では真羅刹仁とは[[別次元のレベルで対戦にならないキャラが存在する>ジョインジョイントキィ]]事から、 『鉄拳』シリーズ全体としては&b(){まだこれでも人間宣言が出来る(大会禁止級ではない)}のだから恐ろしい。 下記のキャラランクに名を連ねていないのも、ランク入りした面々の理不尽要素と比べてみればその理由が分かる事だろう。 #region(有名鉄拳プレイヤー黒黒氏による2015年度全作品総合キャラランク) //ソース→https://twitter.com/kuro__kuro__/status/610096685625151488 |S|[[ブルース>ブルース・アーヴィン]](2)| |A+|ニーナ(1)、[[キング>キング(鉄拳)]](1)| |>|CENTER:↑無理| |>|CENTER:''対戦で絶望する壁''| |>|CENTER:↓ワンチャン対戦になる| |A-|スティーブ(5.0)| |B|ブルース&[[Tオーガ>オーガ]](TT)| |>|CENTER:↓上位に比べるとゴミ性能| |C|ボブ(6.0)、[[ジャック7>ジャック(鉄拳)]](7Ver.G以前)| |D|カポエラタッグ(TT2)| #endregion ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:千葉一伸|,主人公,強キャラ,弱キャラ,日本人,悪魔,復讐者,空手,羽付,半裸,黒髪

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: