真・豪鬼


「我が拳の真の力を見よ!」

CPU専用の豪鬼ボス仕様版。多くの作品で隠し乱入キャラとして設定されている。
また、一部アーケードと家庭用では隠しキャラとして使用できる。
基本的にプレイヤーの使える通常性能の豪鬼と区別するのに「真・豪鬼」と呼ばれる。*1
初出は『ストリートファイターZERO2』で、その他に『ストリートファイターZERO3』や『ストリートファイターIII 2nd IMPACT』、
スーパーストリートファイターIIXリバイバル』『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』などにも出演。

豪鬼が殺意の波動を最大限に活性化した姿で、能力・技が強化されている。
登場する際には胴着の色はになっている事が殆どで、通常版の豪鬼との判別は容易。
基本的な強化点は以下の通り。
  • 斬空波動拳」の弾が2発になる(プレイヤーが使用する豪鬼は1発のみ)。
  • 阿修羅閃空」の動作終了後の隙が皆無に(豪鬼のものには10F以上の硬直時間が付くのに対し、真・豪鬼のものは硬直が1F程しかない)。
  • 灼熱波動拳」の硬直時間が短くなる。
  • 瞬獄殺」の移動距離、速度共に大幅アップ。性能がガード不能の移動打撃投げに。
  • CPU戦では気絶がある作品だとピヨリ表示が出ても1F後には気絶から復帰する。作品によっては気絶自体しない事も。
歴代の中で一番強いと言われるのは初登場の『ZERO2』のもので、その強さに何もできずに完封されて絶望したプレイヤーは数知れず。
ボス補正による火力&防御力&機動力上昇と、
最凶仕様のアルゴリズムによるえげつない超反応牽制の小足・大足見てから昇龍拳余裕でした。阿修羅閃空→瞬獄殺で即試合終了)を持っており、
その『スパIIX』のCPU豪鬼以上の凶悪さは、真・豪鬼という名と共に挑戦しに来た多くのプレイヤーの心へ刻まれる事となった。

『ZERO2』の家庭用ではプレイヤーが使用可能になり、その強さはボス補正を抜きにしてもやはり高性能。
特にEXザンギエフ相手にはバックジャンプしながら斬空波動拳を撃つだけで10:0を付けたりしていた
(この頃は前転やブロッキングなどの防御系システムが存在せず、しかも『II'』風のためバニシングフラットが使えないので、近付く術が無い)。

+ SFC版『ZERO2』で真・豪鬼を使用する方法
PS版等他の移植では真・豪鬼を使用する隠しコマンドが早いうちから知られていたのだが、SFC版については長らくそれが明らかでなかった。
が、発売から24年経った2021年初頭になって、遂に使用できるコマンドが広く知れ渡る所となった。
その方法は以下の通り。
アーケードモードをスコア1位でクリアし、その名前入力に「KAJ」と入力する
タイトル画面で2PコントローラーのL、X、Y、スタートボタンを押しっぱなしにしてアーケードモードか対戦モードを選択する
(以上の条件を一度満たせばフラグが残り、以降は電源を切るまで上記手順を省略可能)
スタートボタンを押したまま豪鬼を選択する
成功しても決定した時点では道着の色は変わらないが、そのまま進めると道着が紫になっている
ネームエントリーに特定の名前入力が必要かつ2Pコントローラ必須という特殊な条件のため、長年知られる事は無かった。
ちなみに、この出現方法は2021年に海外のニュースサイトが取り上げた事で広く拡散される事になったのだが、
実は日本では2015年頃から既に発見されていた模様。しかし、残念ながらその頃はあまり拡散されず埋もれてしまっていた。

なお、豪鬼のCPU戦乱入キャラは通常はリュウが現れるのだが、
SFC版に限り真・豪鬼を使った場合、乱入してくるのも真・豪鬼になる。
……が、この際に何故か相手側の真・豪鬼がリュウの台詞を喋り始める
真・豪鬼A「……なにようだ、こぞう……?」
真・豪鬼B「あんたの技……おれのししょうによくにているな。
                    こんなにふるえがとまらないのはひさしぶりだ。おれと、勝負してくれ!」
真・豪鬼A「……フン、でしは しににるか。しにいそぐところもおなじよ!!」
特にSFC版では台詞にひらがなが多くなっている影響もあり、非常にシュールな光景となる。
…ところで、似たような光景をどこかで見たような…?

+ その他の機種の出現コマンド
また、真・豪鬼出現コマンドに限っては上記SFCを含め何故か各機種でそれぞれ違っている。
  • PS版『ZERO2』
豪鬼にカーソルを合わせて1回セレクトを押し、↓→→↓←↓←↓→→→とカーソルを移動し、セレクトを押しながら豪鬼を選択
移動順は豪鬼→アドン→春麗→ガイ→ロレント→さくら→ローズ→バーディー→豪鬼→ベガ→ダン→豪鬼
軌跡を辿ると『ZERO』の「Z」の文字を描くようになっている
一度でも出せば以降はセレクトを3秒以上押しながら豪鬼を選ぶだけでOK
  • SS版『ZERO2』
豪鬼にカーソルを合わせて1回スタートを押し、↓↓→↓→↓↓↓←↓←↓とカーソルを移動し、スタートを押しながら豪鬼を選択
移動順は豪鬼→アドン→元→さくら→ローズ→ソドム→ダン→ガイ→ロレント→さくら→ローズ→バーディー→豪鬼
軌跡を辿ると『スパIIX』の「X」の文字を描くようになっている
一度でも出せば以降はスタートを押しながら豪鬼を選ぶだけでOK
  • PS2版『ファイターズジェネレーション』内『ZERO2』『ALPHA2』
豪鬼にカーソルを合わせてスタートを3秒以上押しながら豪鬼を選択
  • PS・SS版『ZERO2'』、PS2版『ファイジェネ』内『ZERO2ALPHA』『ZERO2'』
豪鬼にカーソルを合わせてスタート×5

余談だがアーケード版『ZERO2』時の真・豪鬼の出現条件は中々高難易度で、以下の通りだった。
1PならPカラー、2PならKカラーを選びコンティニューと乱入無し、且つ全ラウンド負け無しで進み、
ボス戦前までにパーフェクト勝ちを3回以上決める。
ちなみにマイナーチェンジ版『ZERO2ALPHA』およびその移植版である『ZERO2'』では、
通常条件の他に「真・豪鬼モード」という真・豪鬼と一戦だけ戦える隠しモードが追加され、
比較的簡単に真・豪鬼に挑む事ができるようになっていた。
参考動画(ZERO2)

続編である『ZERO3』ではアーケード版には登場しなかったが、家庭用で追加の隠しキャラとして再登場。
こっちでは殺意リュウ専用のラスボスとなっており、アルゴリズムも大分下がった。
『ZERO2』からの強化点として、豪昇龍拳に着地の隙がほぼ無くなったので、着地狩りを受けにくくなった点と、
瞬獄殺がのけぞった相手を掴む事が可能になり、コンボに組み込めるようになった点が挙げられる。
ちなみに、家庭用『ZERO3』でも真・豪鬼は条件を満たせば使用可能だったのだが、
それをベースにしたアーケード版『ZERO3アッパー』では、何故かファイナルベガや真・豪鬼がアーケードで使用可能になっており、
これが原因で『ZERO3アッパー』のゲームバランスを著しく崩壊させてしまった
参考動画(ZERO3)

『ストリートファイターIII 2nd IMPACT』では、再び乱入キャラとして登場。
この時のみ、金色の眼をしており、全身から蒼い瘴気を放つようになっている。
ちなみに出現条件は以下のようになっており、『ZERO2』よりもさらに高難易度になっていた。
  1. ノーマル豪鬼が乱入する条件を満たしている(ノーコンティニュー・1ラウンドも負けていない・パーフェクトを規定回数達成)。
    そのため大前提としてノーマル豪鬼と戦う事が必須条件となっており、その上で…
  2. ノーマル豪鬼戦で1ラウンドも負けていない(=ストレート勝ち以外無効)
  3. ノーマル豪鬼戦でジャッジ判定やタイムオーバーによる判定勝ちをしていない(=K.O.勝ち以外無効)
  4. (オプションコンフィグでのラウンド設定に関わらず)全ステージを通してチープフィニッシュが3回以内である(=4回以上は無効)
  5. ノーマル豪鬼戦に1回でもSAフィニッシュ(チープフィニッシュ不可)かパーフェクトを達成している
    (ただしこの5番目の条件に関しては、ノーマル豪鬼戦に入る以前に、
        同条件の一つであるパーフェクトをノーマル豪鬼の出現条件に+1以上取っていた場合はこの5番目の条件は除外される)
ただしこの時に絶対にやってはいけない条件があり、
「これに勝てば最終ラウンドとなる場面で、スタンゲージがMAX状態でK.O.フィニッシュすると、倒れた豪鬼が起き上がらずそのままフリーズしてしまう」
という致命的なバグがある。
顕著な例を挙げるとアレックスのスタンガンヘッドバットやリュウ電刃波動拳を最大タメ状態でフルヒットさせてK.O.フィニッシュすると、
確実にこのバグが起きてしまうので最終ラウンド時には封印せざるを得ず、
上記の5番目の条件の1つのSAフィニッシュも最終ラウンド以外で達成しなければならない。
なおこのバグが発生してしまうと、2P側で乱入しても受け付けてくれず筐体のリセットボタンを押す以外方法が無くなり、
当時のゲーセン店員に迷惑をかける行為にもなっていたので要注意。

『III2nd』では元々、豪鬼が乱入キャラ&真ボスという立場であったためか、通常版と真版でも性能差はほとんど無く、
  • ブロッキングとの相性が悪い(斬空波動拳などがブロッキングで防がれるので固められない)
  • 瞬獄殺の性能が何故か通常より若干劣化(移動速度の鈍化)
  • スタンゲージが溜まれば普通にスタンするし、0F復帰もしない
  • 斬空波動拳はもちろん2発発射するが、射出角度がノーマル版と全く同じ鋭角であるため牽制には不向き
などの点から『III2nd』の真・豪鬼は歴代最弱と言われる事もある
(ただし、これは『III』の真・豪鬼の性能が低いからという事ではなく、
 他作品の真・豪鬼が異次元に強いのでそれらと比べると見劣りしてしまうから、という理由である)。
この性能の真・豪鬼はDC版『IIIWインパクト』でのみ使用可能と思われていたが、
2022年にギルを使用するバグ技の応用でアーケードでも使用可能と判明した。
参考動画(III2nd)

ストリートファイターIII 3rd STRIKE』には未登場だがデータのみが存在しているようで、チートを使えば無理やり使う事が可能である。
何故登場させなかったし
肝心の性能はというと『2nd』時代のまま手が付けられていないようで、ブロッキングの挙動が『2nd』っぽかったりする。
参考動画(『III3rd』殺意の波動に目覚めた春麗)

スパIIXリバイバル』では、DC版『スパIIX』で言う天・豪鬼に近い仕様で登場。ただし、道着の色は『ZERO2』などでの紫となっている。
『ウルII』では性能がさらに引き上げられ、灼熱波動拳、阿修羅閃空などがこれまでの『スパIIX』CPU豪鬼よりも強化されている。
+ 『ウルII』での乱入条件
『ハイパーII』同様、全試合ストレート勝ちすればお馴染みの演出と共に乱入する。
また細かい事ではあるが、乱入前のライフバーにはベガの名があり、『ハイパーII』以前のような乱入の即バレが無くなっている。

後に公式動画で使用可能である事がアナウンスされた。
流石に強過ぎる性能や後述の『IVAE』でのインタビューと同じ理由か、オン・オフ共に通信対戦時は選択不能になっている。
以下、その使用手順を記す。
1.キャラクターセレクト画面でリュウを選択、1Pカラーでキャンセル
2.ケンを選択、9Pカラーでキャンセル
3.サガットを選択、8Pカラーでキャンセル
4.ベガを選択、7Pカラーでキャンセル
5.最後にルーレットにカーソルを合わせ、L+R同時押しで決定
途中経由するカラーの数字を全て繋げると、『1987』となる。
これは初代『ストリートファイター』の稼働年に由来し、選択するキャラは『初代』から続投したキャラにベガを加えたものとなっており、
ファンがニヤリとするような仕様となっている。
参考動画(ウルII公式トレイラー)
ちなみに、『II』系統で「瞬獄殺が使える豪鬼」が使えるのは、この両作を除くとDC版『スパIIX』と海外の『スパIITurboHDRemix』のみ。
参考動画(リバイバル)

『IV』シリーズではラスボスのセスを倒した際に条件を満たすと乱入するが、
作品を追う事に隠しボスが増えていったため、真・豪鬼の登場には歴代屈指の複雑な条件をクリアする必要がある。
以下、隠しボスが出揃った『スパIVAE』以降での乱入条件を記す。
1.ノーコンティニューでセス戦まで1ラウンドも落とさない
2.パーフェクト勝利を規定回数以上取る(1R制では1回、3・5・7R制では2・3・4回)
3.セス戦の最終ラウンドであけぼのフィニッシュを決めない(決めた場合は殺意リュウまたは狂オシキ鬼が乱入する)
(※以下、使用キャラが殺意リュウまたは狂オシキ鬼以外の場合に追加。これらを両方満たさなかった場合剛拳または狂オシキ鬼が乱入する)
4.スーパーコンボウルトラコンボでのKOがラウンド設定+2回未満
5.ファーストアタックが規定回数以内(1R制では5回、3・5・7R制では10・15・20回)

性能面では、お馴染みの斬空波動拳2連射(EX版だと4連射になる)の他、各技の硬直短縮、
各種スーパーコンボ・ウルトラコンボの無敵時間延長など、プレイヤー版から大幅に強化されている。
参考動画(『ウルIV』プレイヤー版と真・豪鬼の性能比較)

『V』シリーズでは、アーケードモードが追加された『VAE』から参戦し、
アーケードモードの『II』・『IV』コースでラスボス撃破後に登場する乱入ボスを務める他、
不定期でエクストラバトルの対戦相手としても登場する。

本作では、過去作での外見および性能を再現するかの如く、プレイヤー版から以下の変更が加えられている。
  • コスチュームが『ウルIV』以前の服装を再現した「ノスタルジック」
  • 常時怒髪衝天状態(豪波動拳の射程制限解除、斬空波動拳の連射と前ジャンプ以外での使用の解禁など)
  • EXゲージが試合開始時点で既に最大(アーケードモードではなし)
  • プレイヤー版の怒髪衝天中の必殺技に追加される動作が一部省略され、過去作と同様の状況になる(豪昇龍拳の追撃など)
本作アーケードモードの真・豪鬼戦は、負けてもクリア扱いとなり通常エンディングを見る事が出来るが、
真エンディングを見る場合は撃破する必要があり、事前に選んだ難易度に関係なく最高難易度相当の超反応でプレイヤーに襲いかかる。
さらに、コンティニュー不可なので練習も難しく、高い難易度に拍車がかかる事になった。
『V』アーケードモード乱入戦での真・豪鬼(0:25から本編)

『SVC』では通常ボスとして登場。
他作品の真・豪鬼とは違って、見た目が下記の神人豪鬼のようになっている他、エクシードとして神人豪鬼の禊が追加されている。
この作品では、瞬獄殺を除くスーパーコンボが必殺技扱い(暗転はするがパワーゲージを消費しない)という仕様が存在し、
各種飛び道具が超必並に大きくなっていたり、上記の仕様のおかげでノーゲージでの火力が上がっている等、
他作品よりも立ち回りが強化されているのが特徴で、動作の隙が小さく、且つ攻めが強いという性能に仕上がっている。
このため性能面だけで見るとこの真・豪鬼が一番強いと思われる。ただし影が薄い
参考動画(SVC)

家庭用『鉄拳7』のストーリーモードのラスボスとしても登場する。
こちらではアピールを行うとスーパーコンボゲージがMAXになる、セービングアタックが常にレベル最大(ガード不能)、
阿修羅閃空の動作の高速化、灼熱波動拳を一度に3連射してくるなど、プレイヤー版から大幅な強化が施されており、
果てはレイジアーツである「真・瞬獄殺」で相手を即死させる。

+ その他のCPU豪鬼
このようにCPU専用キャラとして扱われる事が多い真・豪鬼だが、
実は「真・豪鬼としては扱われてないがCPU仕様の豪鬼は存在する」という作品はいくつか存在する。
ザッとまとめてみよう。

スーパーストリートファイター IIX

言わずと知れた初代CPU豪鬼。
前述した通り、この豪鬼を元にDC版の各種豪鬼や後の真・豪鬼が生まれた。
この時から既に、
  • 火力上昇
  • 斬空が2発
  • 必殺技の全体硬直がプレイヤー版より短い
という特徴を持っていた。

X-MEN Children of the atom

シッパイサムラーイでお馴染み。
同作はプレイヤーでもデフォルトで斬空が連射できる作品だが、
乱入時はプレイヤー版とは違うCPU仕様に変化しており、
CPU仕様の火力上昇と各種必殺技の全体硬直減少に加えて、
  • 阿修羅閃空の隙に技を重ねられてもガード可能
  • 滅殺豪波動・天魔空刃脚のヒット数が2発増加
と、各技の性能がさらに底上げされている。

ストリートファイターZERO

初出作品『ZERO2』の前作である『ZERO』にも、乱入時のCPU仕様が存在する。
同作ではCPU仕様になっても斬空が1発のみなのが特徴。
代わりに斬空は強さによって弾速がかなり早くなるようになっている。
CPU仕様ではお馴染みの火力上昇と必殺技の全体硬直減少に加え、
  • 豪昇竜拳が上昇中完全無敵
と、元から高性能な『ZERO』版豪鬼がさらに強化されているため、このCPU豪鬼も『ZERO2』版真・豪鬼並みに強いと言われている。

ストリートファイターEX(Plus・Plusα含む)

初代『EX』にのみ登場した豪鬼にも乱入時のCPU仕様が存在する。
珍しいのはこのCPU豪鬼も移植版の『EXPlusα』では隠しキャラとして使用可能という点だろう。
『EX』版のCPU豪鬼も『ZERO』版と同じく斬空は1発となっている。
変更点はもはやお馴染みの火力上昇と必殺技の全体硬直減少に加えて、
  • 豪昇竜拳の全体動作が短い
  • 連続入力式になった竜巻斬空脚が「3段止め→天魔空刃脚→屈中P→竜巻(ry」で繋がる
と技の硬直が減った事で、なんと永久を手に入れてしまう事に。

CAPCOM VS. SNK(PRO含む)

神人豪鬼が登場する『CVS2』の前作にも(ry
乱入時はイントロがベガを手刀で倒すものに変化するのが特徴。
これが後の禊となったものと思われる。
CPU仕様という事で火力上昇と必殺技の全体硬直減少が付いているが、
  • 防御力上昇
  • 斬空が再び2発に
と、それ以外の変化がCPU豪鬼の中では比較的控えめで、瞬獄殺の移動スピードも通常と変わらない。
防御力に関しては、作品を経るごとに豪鬼の基本防御力が低めに設定されていた事もあり、
良くも悪くも原点回帰なCPU豪鬼と言えるかもしれない。

ニコニコ動画内のコメントでは、変換の手間を惜しんだ結果「信号機」と表記される事が多い。

ちなみに『IVAE』のインタビューにおいて真・豪鬼という存在をあくまでも「プレイヤーが超えるべき相手」であるとして、
決して「プレイヤーに使って欲しいキャラクター」では無いというカプコンの思いが語られている。
そしてその思いは、真・豪鬼とはコンセプトを異とする新規キャラクター「狂オシキ鬼」誕生へと繋がる事になる。


MUGENにおける真・豪鬼

豪鬼のコンパチキャラ扱いで公開されている事が多い。

+ G.D.T氏製作 スパIIX仕様
  • G.D.T氏製作 スパIIX仕様
豪鬼の裏性能として搭載されており、7・8・10・11Pで『スパIIX』に登場したCPU豪鬼仕様になる。
斬空波動拳がニ発でるようになり、各技の隙も減少するため非常に強い。
さらにスパコンとしてDC版のみに存在した瞬獄殺に加え、リュウ・ケンの使い回しで滅殺豪波動と滅殺豪昇龍が使えるようになる。

9・12Pカラーの場合は『ストZERO2』の真豪鬼がベースのEXモードになる。
ZERO2をベースにブロッキングやパワー溜めなどが追加されており、瞬獄殺を始めとした技の火力が上昇している。

デフォルトで四段階に調整可能なAIや火力を2/3に抑えるスイッチが搭載されている。
ちなみに外部AIは製作自由。
ペパーミント氏により、すべてのモードに対応した外部AIが公開されている。

+ or2=3氏製作 スパIITurboHDRemix仕様
  • or2=3氏製作 スパIITurboHDRemix仕様
こちらも7Pカラー以降で使えるようになる。カラーが1種類しかなくモード判別が難しいが、
普通にベガがやられるのが通常版。ベガがマントを投げてやられたときが真版である。
このモードでは、お馴染みの斬空波動拳が二発、阿修羅閃空・灼熱波動拳の隙が減少、
瞬獄殺がガード不能の打撃攻撃化など、性能がかなり強化される。

特に瞬獄殺が異常な性能になり、ガード不能の打撃投げ・どこでも判定ありとなっている。
どういう事かというと、ジャンプで避けられない・コンボに組み込める・ガード硬直をつかめると、まさにやりたい放題。
特にコンボへの組み込みがムチャクチャ簡単で、竜巻で浮いた相手すらつかめる。
威力も4割強とかなり強く、それでいて1ゲージ技という世紀末っぷり。
さらに元がスパIIXなのでゲージ回収率も凄まじく、下手したら1ラウンドで二回ぶっぱなせる。
…まぁ豪鬼だからしょうがないかな。

ロダAIは阿修羅閃空を多用して攻めてくるので、技後の隙を突けないキャラではまともに捉える事ができなくなる。
史上最強の弟氏のAIはこちらもモードをメインしており、灼熱ハメなどを使ってくる。

+ G.D.T氏製作 ZERO2仕様
  • G.D.T氏製作 ZERO2仕様
前述した同氏の『スパIIX』仕様と同じく裏性能で、この項にも書かれている『ZERO2』仕様。
AIはデフォルトで搭載済みで、原作でのアルゴリズムを再現しつつアレンジを加えている。
中々に強力なAIだが、実は隠しレベルとしてレベル4が存在するらしく、起動すると攻撃が激化。
その戦闘能力は凶中位にまで跳ね上がる。……流石は歴代の真•豪鬼の中でも“最強”と呼ばれるだけの鬼神ぶりである。
また、更新によりCPU仕様の火力と防御力の補正が付くCPU真・豪鬼仕様が追加された。

他にも、原作にあった隠し要素で、KO後から勝利ポーズまでに↑、↓、←、→とパンチ、キック、startボタンを入力する事で、
計24通りの勝利メッセージを選択できる裏技も再現している。
参考動画
5:11~
11:20~

+ GM氏製作 3rd仕様
  • GM氏製作 3rd仕様
氏の豪鬼の裏性能。
カラー及び性能は『III2nd』にボスとして登場したものに近いが、瞬獄殺の威力が金剛國裂斬並になっているなどのアレンジが加えられている。
キャラ単体の性能としては下記の神人豪鬼に劣らないほど強いのだが、装甲が3rdの通常豪鬼とほぼ同等でかなり柔らかい。
AIなら補正がかかり硬くなるが、プレイヤー操作だと逆に柔らかくなる補正がかかるので、装甲が大変な事になる。
どのくらい大変かというと、このモードの豪鬼が出す瞬獄殺や金剛國裂斬で即死するくらい。
ドラハン氏のAIはこのモードだとアリゴリズムが強化されるようになっている。

+ 海平氏製作 3rd仕様
  • 海平氏製作 3rd仕様
こちらは豪鬼の裏性能の一つ。もう一つの裏性能は…?
GM氏のようにIII2nd仕様ベースではなく、3rd仕様を元にしたアッパー性能となっている。
詳しくは↓の動画参照。

+ GONZO-氏製作 SVC仕様
  • GONZO-氏製作 SVC仕様
豪鬼系では珍しく最初から真・豪鬼仕様となっており、その他にニ種類の異なるモードが搭載されている
(普通の豪鬼がないのは、氏曰く、「普通の豪鬼作っても誰も使わないだろうから」との事)。
デフォルトでDEFUPが100になっているため、かなり硬い。
システムはGONZO-氏謹製のKOF仕様となっており、どこキャンやEXCEEDとかはない。
表モードの技性能はSVCの真・豪鬼を再現したもの。ほぼ原作に近いがSEはKOFのものになっている上、
禊の性能が変更されており、落下速度が上昇しているがガード可能で外した時の隙も大きくなっている。
現在氏のサイトからは公開場所へ繋がらなくなっているため、はいうぇい氏が代理公開している。

氏恒例の裏モードではチェーンコンボが使用できる他、蛇を使ったり暴力的踵落とししたりと中々カオスな感じになっている。
他には「羅刹脚」や「天覇涛破斬」(本人曰く、「もどき」)、「滅・昇竜拳」、「金剛國裂斬」などが搭載されている。
ちなみに、瞬獄殺はSFEXの演出を模した物となっており、暗転時に出現する漢字が「瞬→→殺」の順に出ると、
一定時間、技の追撃制限が無くなり追撃し放題になる
必殺技集(裏、5:29あたりから)

そして極め付きは裏モード以上にカオスな、何故かダンの技を使い出す「サイキョーモード」
「極めすぎて頭までイった」らしく、ピンクの胴着で豪鬼の技名を叫びながら、ダンの超必を出す姿は涙を誘う。
ダンっぽく挑発も一種類ではなく、ワーヒーのようにレバー+Sで色んな挑発が出せるようになっている。
「恥と知れい!」と言いつつお尻ペンペンするのはツッコミ待ちだろうか。
また、なんの因果かパンチハメ飛燕疾風脚も超必殺技で搭載されている。
しかし、怒ゲージ…もとい漢気ゲージの存在により、ただのネタキャラではなくなっている。
リスクのある行動をする事で溜まり、MAXになるとゲージが徐々に減少していきゼロになるまで技性能が大幅アップ。
我道拳はリーチが伸び多段ヒットし、究極天地我道突きをしても痛くなかったり、
震空我道拳が覇王翔吼拳(端までいかないけど)になるのだから流石豪鬼と言った所か。
このゲージは挑発伝説を完了する事ですぐMAXにできる。最後までできるわけがないが
ちなみに、イントロであるコマンドを入力すると、漢気ゲージが常時MAXになる。

その他に11Pはゲージ無限のブラックカラー、12Pは体力自動回復などが付くゴールドカラーとなっている。
ABAB氏による外部AIが公開されている他、かつては蓬莱氏も全モード(サイキョーモード中心)に対応したAIを公開していた。
必殺技集(サイキョー、7:00あたりから)
プレイヤー操作(サイキョー、蓬莱氏AI)

+ Don Drago氏製作 5-in-1仕様
  • Don Drago氏の5-in-1仕様
こちらは7~9PカラーでSVC仕様、10P~12PカラーでZEROシリーズ仕様となる。
SVC仕様の特徴としては「滅殺豪波動」「滅殺豪昇龍」「天魔豪斬空」の際にゲージ不使用のため連射可能、さらにMAX版は1ゲージ技になっている。
(ただしMAX版は最低2ゲージ保持していないと使用できない。またスイッチでMAX超必殺技を使用不可にする事も)
そして体力1/4のときに出せるMAX2のはガード不能で威力も高い。
また原作通り、豪波動拳や斬空波動拳が滅殺豪波動並にデカイのも特徴のひとつ。
ZEROシリーズ仕様は、禊がガード可だったり、波動拳が普通の大きさだったり等、
SVC仕様と比べると幾分見劣りしてしまうが、こちらも十分高性能。
AIはかつては8段階設定でかなりの強さがあったが、更新で4段階になり動きも少し大人しくなった。

+ MGMURROW氏製作 シンアクマ
  • MGMURROW氏製作 シンアクマ
ボスハルクで知られるMGMURROW氏製作の真豪鬼。アレンジキャラ。
海外製なので「豪鬼」ではなく「アクマ」という表記されている。
ドットやシステムの一部は『3rd』のものを使用しているが、一部ドットが改変されてを生やしている他、
専用のゲージは『III2nd』のドットを使用している。
ヒゲを生やしている豪鬼の元ネタは『MKvsSF』でのリープテイルvs豪鬼での豪鬼の二段目の変身時の姿(下記参照)からだと思われる。

このキャラには2種類のモードが存在し、イントロで選択可能。
モードは『MVC』のエリアルコンボやオリジナル技などがある「V.S」モードと、『3rd』に忠実でオリ技が使えない「3rd」モードの2つ。
特に後者のモードはプレイヤー操作時にしか使えない為、知らない人が多いかもしれない。

かなりアレンジが加わっているのが特徴で、イントロで他の3rdの胴着キャラのポーズをとったり、
オリジナル技として運送技や真・昇龍拳、リザレクションなど搭載されているため見ていて楽しいキャラ。
ちなみにイントロではベガではなく何故かナコルルバイトに雇っている。少しグロい演出のため、その手の演出に弱い人は注意。
AIはデフォルトで実装されており、Easy、Hard、Bossの3段階を選ぶ事ができる。
装甲はDEF90とやや薄めだが、高火力とAIが優秀な事もあり、かなり手強い。

+ ESFAndy011氏製作 ShinLVL2Akuma
  • ESFAndy011氏製作 ShinLVL2Akuma
こちらは『MKvsSF』でのリープテイルvs豪鬼での豪鬼をMUGENで再現したもの。
イントロでSF3仕様のステップか、『MKvsSF』でのダッシュかを選択できる。
『MKvsSF』に登場した演出を再現しており、技や登場・KO演出等は全て劇中の動作から取られており完成度は非常に高い。
搭載されているシステムも『MKvsSF』での動きから作られているようで、壁蹴り空中復帰やブロッキング、リンクコンボなどが搭載されている。
AIは未搭載。

ちなみに同氏の『MKvsSF』仕様のカメレオンとは専用演出が存在しており、
カメレオンに瞬獄殺を掛けて、カメレオン側が掛けられた瞬間に瞬獄コマンドを入力すると…。
この演出も原作再現で非常にかっこいいのでぜひやってみてもらいたい。
これが元ネタ。なんか豪鬼や他のキャラ達が変なのは気にしない。
3:50から豪鬼VSカメレオン。二人のかなりぶっ飛んだ闘いは必見。

+ オカチャンマン氏製作 アレンジ仕様
  • オカチャンマン氏製作 アレンジ仕様
『SVC』のドットで作られたアレンジ仕様の豪鬼。氏のゴッドルガールのように性能はアッパー改変。
滅殺豪波動や天魔豪斬空のMVC仕様や、天魔朱裂刀や金剛國裂斬といった『SVC』には無かった技に加え、オリジナルの技も搭載されている。
当初AIは搭載されていなかったが、更新で搭載された。なお外部AI製作および改変は自由との事。
尚デフォルトではAIが常時起動するので、プレイヤー操作をしたい場合は、ファイルに同封の「Config」でAIの常時起動スイッチをオフにするように。

+ seki-rou氏製作 森夫テニス仕様
  • seki-rou氏製作 森夫テニス仕様
フリーゲーム『森夫テニス』のグラフィックを使用した豪鬼。
頭と手足が分離して浮いているジョイメカファイトのロボットのような見た目が特徴。
原作はテニスゲーにも拘らず、選手の誰かがキレるとテニスを放棄し、
観客を巻き込んだリアルファイトで決着を付けるという物騒な要素があり、
同作の豪鬼は隠しボスとして最初からこの格闘戦で挑む事になる。

操作系統は弱と強のシンプルな2ボタン式。
原作で使用していない為飛び道具が無いが、それ以外はお馴染みの技が揃っている。
火力が非常に高く、一部の必殺技で2~3割、超必殺技で5~6割、3ゲージ消費の瞬獄殺に至っては即死。
設定で技性能強化フラグを1以上にすると、技中にアーマーが付き、ゲージがMAXの状態で試合が始まる。
そのため、1ラウンド目は開幕瞬獄殺で即試合終了なんて事も……。
防御面も阿修羅閃空が完全無敵で隙もほぼ無いため強く、設定で落下ダメージ無効や常時hitoverrideによる投げ技への耐性も追加できる。

原作に(テニスゲーなのに)存在する部位破壊システムが搭載されており、
特定の技を当てる(腕のみ必殺技以上の攻撃をガードする)と対応した部位が破壊される。
対応部位は頭・胴体・腕・足の4種類で、1つ破壊されるごとに0.25倍分の攻撃力がプラスされ、技性能強化フラグを2にすると追加効果が発生する。
追加効果は頭破壊でスリップダメージの追加、胴体破壊で被ダメージ軽減、腕破壊で攻撃がガード不可、足破壊でパワーゲージ自動上昇。
部位破壊は次ラウンドにも持ち越されるが、設定でラウンド毎に状況をリセットする設定にもできる。

AIはデフォルトで搭載されており、AIレベルを2段階で設定可能。
強さは設定最大で狂中位上位~狂上位下位相当。




 「刮目してみよ!
  我が奥義!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

プレイヤー操作

単発!良キャラ発掘絵巻(Part95、GONZO-氏製作サイキョーモード、蓬莱氏AI)


*1
一応、豪鬼初登場の『スパIIX』の時点でCPU性能とプレイヤー性能に区別があったのだが(斬空波動拳の弾がCPU版は2発、プレイヤー版は1発)、
当時は「真・豪鬼」という名前では呼ばれていなかった。区別する時の呼び方は「CPU豪鬼」など。
後に発売されたDC版スパIIXでは、通常版の豪鬼、CPU性能版の真・豪鬼、
さらにスーパーコンボに瞬獄殺が追加された天・豪鬼の3バージョンが使用可能になっている。
だが、真・豪鬼という名前が付いてもそう呼んでくれる人は少なく、
相変わらず『スパIIX』に限ってはCPU版であっても「豪鬼」もしくは「CPU豪鬼」と呼ぶのが慣例。
服と髪の色が豪鬼と同じで外見では区別できないために、
真・豪鬼という名前に親しんだ世代の人でもCPU豪鬼を見て「これは真・豪鬼だ」と呼ぶ人は少ないだろう。

後に出た『ウルII』でははっきりと性能が変化し、名前も「真・豪鬼」と公表されているため、その名で呼ばれる事が多い。




「真の力、見せてみよ!」

CAPCOM VS. SNK 2』で一定の条件を満たすと現れるボスキャラクター。ゴッドルガールと対になっている。
ルガールにより暗黒パワーオロチの血の力)を注入され、それが殺意の波動と融合した究極の闇を纏っている。
が、相反する力は絶えず豪鬼を蝕んでおり、いつ崩壊してもおかしくないギリギリの状況で危ういバランスを保っている。
主な特徴は色黒で白髪な事と紫色の胴着、台詞の全てが漢字(ほとんど四字熟語)、
「瞬獄殺」でとどめを刺した時に背中とバックに浮かぶ文字が、「天」でなく神人となっている。
+ エンディング(ネタバレ注意)
優勝者との死合に敗れ、一度は死亡した豪鬼。
しかし、その亡骸に怨霊達が集まり、螺旋の道(竜巻)を形作る。
竜巻に飲み込まれた豪鬼はその中で復活し、どこかへと消えていった……。

「休ムコト 許サヌ タダ ヒタスラ ‥‥」

このような設定がありながら、
SNKとは一寸も関係が無いはずの『CAPCOM FIGHTING Jam』でも登場。
ある条件を満たした場合、最終ボスパイロン戦の後に乱入して来る。
ストリートファイターII』枠での登場だが、
他作品のシステムも流用されているため『CVS2』に近い仕様となっている(ブロ・回り込み・空中ガード・チェーンコンボ等)。
また、『ストリートファイターV』での(普通の)豪鬼も瞬獄殺で浮き上がる文字が「神人」になっている。

上の画像のように、上が神、下が人の一文字で「しん」と表記されるが、このフォントが存在しないため、
神人豪鬼神豪鬼と表記される事が多い。神なのか人なのか鬼なのかはっきりしろキャッチも「神を超えし者」だし。
ちなみにこの「しん」という字は、元々は来留間慎一の漫画『魔神伝(まじんでん、同じく神の下に人)』のタイトルで作られた外字。
後に萩原一至の漫画『バスタード!!』でも、
上記漫画を元ネタにしたキャラであるガラの必殺技「魔神剣(字は同上)」の名前に使われたのを始め、他作品でも使われている。

百鬼襲全般が削除されたが、新たに天魔朱裂刀とが追加されている。
また、機動力が大幅に上昇し、上記の真・豪鬼同様通常技からスーパーコンボに至るまで各技の性能が格段に向上している。
全ての飛び道具が大きくなり、それに伴い判定も強化。また発生の速さから技後硬直まで上方修正されており、隙が少なくなった。
特に「斬空波動拳」は着地硬直がほとんどないためすぐ次の行動に移れる。おかげでこれを適当にばらまいているだけで場を制圧できる。
「瞬獄殺」は移動速度・距離ともに『ZERO』版真・豪鬼と同じく大幅に上がっているが、ただの移動投げなのでガード硬直を掴めず、コンボにも組み込めない。
しかし、無敵時間は発生から長めなので割り込みに使える。

ボス時の凶アルゴリズムは健在で、相変わらず小足見てから超反応昇龍拳で返してくる。
前述したとおり性能が圧倒的に強化されており、攻守・立ち回り共に隙が無い。
更にレシオ補正だけでなくボス補正まで加わるため驚異的な攻撃力を誇り、レシオ1なら通常投げだけで4割減らされる。
おまけにゲージ回収力も半端ないのでうかつに行動しようとするとLV.3スパコンの餌食になる。
『スパIIX』から続く伝統のコンボ(屈強K→弱竜巻→昇龍拳)で軽く4割、斬空波動拳→小足の見えない崩し、
各種必殺技で固めてからの瞬獄殺、阿修羅閃空でめくって昇龍もしくは翻弄、
そして禊カウンターでレシオ4すら瀕死(当然レシオ3以下では一発で即死)と全く自重しない。
一応、ゴッドルガールに比べ体力は低いのでそこに活路を見出だしたい所。
CFJ』においては、各作品の特徴的なシステムを全て搭載してしまったので、ますます手に負えなくなってしまった。
参考動画

家庭版では条件を満たせばプレイヤーキャラとしても使用可能になるが、
その場合体力-50%調整がなされ、ただでさえな通常版豪鬼の半分の装甲しかない。
すごい薄い、すっごい減る、ものすっごい、紙。神豪鬼ならぬ豪鬼とも言える
(『CVS2』の豪鬼の体力が12800なので-50%で6400。これをMUGENの体力に直すと444くらいと言えばその紙っぷりが分かるだろうか)。
LV3スパコンを食らえば体力満タンでも即死または瀕死になるくらいである。
ついでにKグルレシオ4覇王丸・怒り状態の遠大P一発で瀕死になる。
またボス時の攻撃力補正がかからなくなるため、各技の単発火力は通常の豪鬼のものとさほど変わらない(それでも瞬獄殺と禊は十分高火力だが)。
ただ、マイナス補正がかかってはいるもののキャラ性能は依然として高く、立ち回りで相手を抑え込める。
高すぎるほどの性能を持つ「斬空波動拳」に依存しがちだが、そうした強みがある分ゴッドルガールよりも上かもしれない。


MUGENにおける神人豪鬼

悪咲3号氏の豪鬼(7Pカラー以降で神人になる)と、PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)のものが有名だろう。
この二体はニコニコ動画内での出番が多い。

+ 悪咲3号氏製作
  • 悪咲3号氏製作
原作再現で、AIが入るとボス性能とプレイヤー性能の中間の性能になる(攻撃力はそのままだが、防御力、パワーゲージの増加量がボス仕様となる)。
(EXグルーヴで)ゲージがある状況ではMAX発動→Lv3スパコンを狙い、
ゲージが少ない状況では斬空波動拳→屈弱K→屈中K→灼熱波動拳で固め、豪昇龍拳→SC天魔豪斬空などを放っていく。
ゲージためて即禊~狂気の神豪鬼~」はこちらの方を指していると思われる。
相手ジャンプ→即禊、昇龍拳から禊などあらゆる状況で禊を決めてくる様は最早様式美。
3ゲージある状態とかMAX発動状態になった時のプレッシャーは尋常ではない。
また、ブロJD率も割と高くガードもそれなりに固い。
堅実な立ち回りと、一瞬の隙を突いた禊・瞬獄殺による割り込みと切り返しでどんな相手とも互角以上に渡り合える。 神人の名に偽りなし。
TN氏と鳶影氏のAIはこちらのモードにも対応している。特に後者には禊スイッチが搭載されており、
ONにすると普段あまり使わない禊を頻繁に使ってくるようになる。

+ PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作
  • PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作
こちらは裏とかEXキャラとかではなく、正真正銘の単体キャラ。実績と信頼のお馴染みPotS氏アレンジ仕様。
海外製なのに「Akuma」ではなく「Gouki」であり、「S-Gouki」でなく「Shin Gouki」になっている。

+ 他のPotS氏製キャラにも当てはまる仕様
  • エクセル(オリコンではなく、SFEXシリーズのシステム。1ゲージ消費)の搭載
  • 歴代の技を(ほぼ)全て搭載(「天衝海礫刃」等といった原作・外伝に基づいたプラスアルファ要素あり)
  • EX必殺技の搭載(豪鬼は無し)
  • スーパーコンボは技ごとにレベル固定
  • 3ゲージ専用技にカットイン
  • ラン・ステップ、小・大ジャンプ、ゲージ溜め、避け・回り込み、スーパーキャンセルZEROカウンター
    ブロッキング、チェーンコンボ(一部キャラ)等、EXグルーヴ並みの多彩なシステム
  • 通常技、特殊技のほぼ全てを状況に関係無く必殺技、スパコンでキャンセル可能(チェーンコンボ中でも可)
  • スパコンを違うスパコンでキャンセルできる
等といった仕様が施されている。 一方で、
  • 技の発生が原作(CVS2)に比べて遅め(豪鬼の中足は、4F→7F)
  • 通常技の喰らい判定が攻撃判定まで伸びている(キャミィ、ナコルルなどの後期P.o.t.sキャラを除く)
  • 技が繋がりやすい半面補正が厳しいのでタッグに弱い(20hitを超えたあたりからほとんど減らなくなる)
など、差し合い部分において厳しい調整も施されている。

+ 天魔豪斬空について
この豪鬼には天魔豪斬空が二種類搭載されている。
  • 1ゲージ版:CVS・ZERO・SVC・SF3で見られる複数ヒットするタイプ
  • 2ゲージ版:XMEN・マーヴルVSシリーズで見られる雨霰の如く発射されるタイプ

+ 瞬獄殺について
この豪鬼の瞬獄殺には独自の仕様が二つ存在する。
  1. 喰らった相手の体力が1/3以上だった場合、ボタン連打で脱出できる。
    ただし脱出可能なキャラはか殺意リュウなど、原作で瞬獄殺に対抗したキャラや殺意の波動を持っているキャラに限る。
    また、豪鬼側もボタン連打で脱出を阻止できる。
  2. 相手が悪人だった場合、ダメージが約25%も増加する。
    「無分別に世を乱さんとする存在を討つ」という設定を反映しているのだろうか。
    もちろん全ての悪人キャラに対応しているわけではないので、記述の分かる人は自分で追加してみるのもいいかもしれない。

「斬空波動拳」は当然のごとく時間差で二発放たれ、しかも各種空中技で空(通常)キャンセル可能。
着地の硬直も無く継続して攻め続けられるため、豪鬼の主力技となる。悪咲氏製の豪鬼より微妙に発生が遅め。
「天魔空刃脚」は小ジャンプ中でも発動可能な上、「斬空波動拳」の戻り動作を空キャンセルできるなど使い勝手が良い。
また、これのスパコン版として「天魔神髄壁」というオリジナル技があり、主にコンボの繋ぎとして使用される。
使い方次第では4ゲージコンボや10割コンボが狙える。
他にも当身技の「天魔朱裂刀」や、本来ノーマル豪鬼の方にしか搭載されない各種派生技「百鬼襲」などの技を持ち、
柔軟な立ち回りが可能で攻め手に事欠かない。
また地上・空中を問わず多彩なスパコンを持っているため、どの局面にあってもスパキャンを介してのラッシュ力が非常に高い。
加えて禊や瞬獄殺も狙いどころが多いため、火力は申し分無い
(ちなみに、AIは阿修羅閃空をスパキャンして瞬獄殺を放つ事があるが、これはプレイヤー操作では不可能)。
なお、こちらの豪鬼が使う禊は悪咲氏製の豪鬼より技後硬直が短いので、地上で当てても相手が起き上がる前に行動が可能になる。
守勢に回っても「ZEROカウンター」などで切り返したり、阿修羅閃空でかわすなど選択肢は豊富
(阿修羅閃空のモーションはSFEXシリーズでの金剛力士・阿形のものになっている。技後硬直は原作と同じく1フレームしかない。
 これは同氏製作の殺意リュウも同じ)。
ただし、初期体力値は850と低めに設定されており、やはり打たれ弱い。
細かい部分では、挑発に攻撃判定が追加されている他、『III』のPAのように攻撃力上昇効果がある。
また、阿修羅閃空でキャンセルも可能。
搭載されているAIはスパキャンを多用するなど、ゲージある限りスパコンを乱射して派手な戦いを見せる。
ゲージの浪費傾向と紙装甲もあって、戦いぶりが安定しないという一面もあるが、
ゲジマユルールでの暴れっぷりには高い定評がある。

外部AIはmisobon_ism氏によるものが公開されている。
素早い立ち回りから積極的に攻め込む、氏らしい魅せと強さを両立したAIに仕上がっている。
阿修羅閃空で揺さ振りをかけ、斬空波動拳を活かして強気に飛び込んでくる。
また、百鬼襲を交えた縦横無尽のエクセルが印象的。
昨今のAIインフレには押され気味ではあるが超反応禊カウンターなど、悪咲氏AI顔負けな戦法をとるようにもなり、今後も活躍を期待できるだろう。
6Pカラーを選択するとクライマックスモードとなり、高威力のコンボを狙う。
ただ、Lv1スパコンをキャンセルし過ぎな面もあったりする。もっともデフォルトで搭載されているAIもそこは同じではあるが
(上記の通りコンボにはきつめの補正がかかるので、3ゲージを禊や瞬獄殺にあてた方が高火力なため)。

名無しのぽろろ氏による性能改変パッチも存在していたが、現在は公開停止されており、
2022年3月20日以降は新規動画使用も禁止となった。
初版公開の少し前に公開されたPotS氏ベガの性能改変パッチと対になるように作られたとの事(そちらのパッチ製作者はデッドリーベガの人)。
攻撃面では全ての攻撃においてガード&当身不可・ジャグル制限無視・コンボ補正無し・当身属性・攻撃力補正の付与が
防御面では無敵増加・大ダメージ、割合ダメージ、毒、削り無効・ステ抜けなどといった大幅なアッパー調整がされている。
カラーや設定次第で凶~狂上位まで強さが変わり、デフォルト設定の1Pだとエルクゥマスターギースといった面子を軽く屠る。
最新版ではAI弱体化、ステ抜け・各種回復が削除された一方で食らい無敵、ステート奪取など新しい強化要素も増えた。
ボイス変更スイッチが追加され、某拳王ボイスにする事も可能。
搭載の切っ掛けとなった試合

+ ちなみに
コイツが狂キャラ化したのがあのご乱心である。

その扱いやすさのためか、プレイヤー操作による動画が投稿されている。
+ おすすめコンボ
0ゲージコンボ
コマンド 備考
弱豪昇龍拳→豪波動拳 基本コンボ。下降中に波動コマンドを入れるのがコツ。使えるポイントは多い。
弱K→中K→強P→豪波動拳 これも基本コンボ。屈弱K→屈中Kからも入れられる。防がれても締めが波動なので反撃を受けにくい。
屈弱K→屈中K→強竜巻→弱豪昇龍→豪波動 上記の基本コンボを絡めた三種の神器コンボ。復帰の早いキャラには強昇龍で落とすといった対策がある。
百鬼豪斬→弱豪昇龍→豪波動 百鬼豪斬は空中から突然下段攻撃に切り替わる技なので、相手のガードを崩しやすい。先端で当てれば反撃も受けにくい。
斬空波動拳→百鬼豪刃or天魔空刃脚 後退ジャンプしつつ斬空波動拳を打つのがポイント。対空で落とされにくい。
(相手がダウンしている状態で)屈弱K→豪波動 この豪鬼はダウンしている相手を屈弱Kで拾う事ができる。豪波動の代わりに灼熱波動や百鬼豪刃などでも追撃できるが、難易度が高く反撃される危険もあるのでハイリスク。ちなみにここからさらに屈弱Kで拾う事はできない。

1ゲージコンボ
コマンド 備考
弱豪昇龍拳→豪波動拳→滅殺豪波動or滅殺豪昇龍 基本コンボにゲージ技を絡めたもの。画面端でなければ滅殺豪昇龍は外れる可能性がある。滅殺豪波動はすばやく入力する事。
竜巻→天魔豪斬空or竜巻豪旋風 竜巻からのゲージコンボ。三種の神器コンボの竜巻が防がれても豪斬空を打てば反撃を受けない。
強豪昇龍or百鬼豪刃or天魔空刃脚→天魔神髄壁→弱豪昇龍→豪波動 天魔神髄壁は非常に用途が広く、コンボ補正がかかりにくい上に相手が浮くのでコンボパーツとして使うと強力。ここには追撃に基本コンボを書いたが、これ以外にも追撃の仕方は非常に多い。
各空中通常攻撃→斬空波動拳→天魔豪斬空or天魔神髄壁or滅殺豪旋風 空対空で打ち勝った時のコンボ。神髄壁ならさらに追撃が見込める。
滅殺豪波動→弱豪昇龍→豪波動 画面端限定コンボ。滅殺豪波動が消える前にこちらの硬直が切れるためこの様な追撃ができる。

2ゲージコンボ
コマンド 備考
滅殺豪昇龍→滅殺豪波動or滅殺豪螺旋 手軽に狙えるが威力は並。画面端なら滅殺豪波動から昇龍に繋がる。
強豪昇龍or百鬼豪斬or天魔空刃脚→天魔神髄壁→強豪昇龍→天魔神髄壁→各種追撃 豪昇龍で拾う際に十分引きつけなければ蹴りが外れるので注意。豪昇龍入力が速すぎたら豪斬空か豪旋風で代用。
豪昇龍→金剛國裂斬or天衝海礫刃 すばやくキャンセルする事が重要。画面端なら昇龍などで追撃できる。

3ゲージコンボ
コマンド 備考
滅殺豪昇龍→滅殺豪螺旋→天魔豪斬空 手軽な3ゲージコンボ。威力は補正の影響で低いが確実に狙える。威力は4割弱程度。
各空中通常攻撃→斬空波動拳→天魔豪斬空→天魔豪斬空降雨 空対空で打ち勝った時のコンボ。3ゲージ消費する割に威力はかなり低めなので魅せコンであるが確実にダメージをとれる。威力は4.5割程度。
豪昇龍→禊 最速で入力する事。要練習。しかし禊の用途は連続技ではなく反撃が主で、豪昇龍からは様々な追撃ができるのでこのコンボは使えなくてもあまり問題は無い(使えるに超した事はないが)。威力は6.5割程度。
百鬼豪刃→天魔神髄璧→天衝海礫刃or金剛國裂斬 これもAIがよく狙ってくる。最後は波動で追撃可能で画面端だと昇龍→波動も可能。追撃を入れると5.5~6.5割で中々高威力。

4ゲージコンボ
コマンド 備考
強豪昇龍or百鬼豪刃or天魔空刃脚→天魔神髄壁→強豪昇龍→天魔神髄壁→強豪昇龍→天魔神髄壁→弱豪昇龍→豪波動→滅殺豪波動 このキャラにはゲージは3本しかないが、このコンボは技を決めていくうちにゲージが一つ溜まるため実質4ゲージ消費となっている。やはり強豪昇龍はタイミングに注意だが、慣れれば非常に簡単なので充分実戦でも使える。補正の都合で百鬼豪刃から始めると最も威力が伸びる。約9割。
(百鬼豪刃→天魔神髄壁)×3→強竜巻→斬空→強竜巻→百鬼豪刃→天魔神髄璧→中豪昇龍×2→波動 このキャラが持つ最大級のダメージコンボ。難易度は激高。威力は11.5割程度。このコンボができれば途中を変更するだけで非常に多彩なコンボができるようになる。PotS氏豪鬼の集大成と言っていいコンボである。
百鬼豪刃→天魔神髄壁→弱竜巻→斬空→強竜巻→斬空→強豪昇龍→禊 禊を含めた高威力コンボ。9.5割。難易度はかなり高めであり、画面端でないと難しい。

5ゲージコンボ
コマンド 備考
(百鬼豪刃→天魔神髄壁)×2→強竜巻→百鬼豪刃→天魔神髄璧→豪昇龍→強竜巻→百鬼豪刃→天魔神髄璧→中豪昇龍×2→波動→屈大K→波動→滅殺豪昇龍 回収を含めれば5ゲーコンボも可能だったりする。ただ可能というくらいで実用性は4ゲージコンボの派生なのであまりない。威力は11割強。

+ PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作 ポケットファイター仕様(?)
  • PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作 ポケットファイター仕様(?)
『ポケットファイター』の豪鬼を神人豪鬼仕様にアレンジしたもの。青い胴着と白い髪で外見的には「真+神人」といった感じ。
ドット絵は『ポケファイ』だが、イントロでメカ豪鬼の格好で降りてくる以外はコスプレを一切しない硬派な?仕上がり。
豪昇龍拳が青い炎を纏ったり竜巻斬空脚が電撃を纏ったりと、技の見た目はMVC風。
滅殺豪波動と天魔豪斬空も2ゲージ版としてMVC版のものが搭載されている。
金剛國裂斬や禊などのお馴染みの技ももちろん搭載されており、一見ネタキャラのようだが中身はかなりガチだったりする。
AIもデフォルトで搭載されているため、可愛い(?)外見に騙されると痛い目に遭うだろう。


悪咲氏およびPotS氏の豪鬼には殺意リュウとの専用イントロがある(ただし同一作者でのみ)。
PotS氏に至ってはベガとの専用イントロも用意されている。

改変キャラクター

+ ストII風の神人豪鬼
  • 海外製作者, ストII風の神人豪鬼
ドットは『スパIIX』のものであるが、ゲージ技やEX必殺技などは搭載されている。
エフェクトが独特で、技が非常に多彩。そして何故か各所にムカイさんっぽいアレンジが施されている。
AIも搭載されている。

+ ShadoW LeO(Plaza)氏製作 God Akuma
  • ShadoW LeO(Plaza)氏製作 God Akuma
PotS氏の真豪鬼を上方修正・改変したキャラで、改変の割にはドットが色々と手描きで描き直されている。
構えとか勝利ポーズがどう見ても某ガイアの子供だし、背中に浮かび上がる「天」まであのマークに。
技も通常の豪鬼のものに加えてが搭載されており、ますますもってカオスになっている。
旧版はほとんど使ってこないが、最新版では3ゲージ以上溜まったら即使ってくる。
極めつきはイントロ。3種類あるがどれも凝っており一見の価値あり。
AIはPotS氏のものをそのまま踏襲しているようなので、当然ゲジマユルールを最大限有効活用して暴れまくる。
また、TN氏のAIパッチもOneDriveで公開されている。3段階にレベル調節が可能。
ふたりは鬼キュア(MUGEN名勝負集)

+ BeterHans氏製作 Akuma(Good Ghost)
  • BeterHans氏製作 Akuma(Good Ghost)
PotS氏の神人豪鬼をアレンジしたキャラ。
基本的な性能は同じだが、禊や瞬獄殺は2ゲージで出せるようになり、火力などのアッパー調整が施されている所もある。
また、阿修羅旋空を豪昇龍拳や滅殺豪昇龍でキャンセルできたり、瞬獄殺が打撃投げ扱いとなりコンボに組み込めたりと、結構えげつない性能を持つ。
2ゲージ技に「Super Fake Gouhadou」が追加されている。
溜める事ができ、MAXまで溜めるとガード不能かつ即死級の大ダメージの極悪技。ただMAXまで溜めるのは困難でロマン技となっている。
AIは溜める事はほとんどせず、単発で使ってくる。
ニコニコMUGENでのAIインフレにおいても、十分通用するAIがデフォルトで搭載されている。

+ ニコMUGENでの活躍
ニコMUGENではゴッドルガール同様、初期から現在に至るまで多くの大会で活躍し優勝経験も多い。
大逆転を演出する高火力や、「禊」の格好良さが人気の秘訣か。
しかしながら後一歩力及ばず優勝を逃す事も多い(主にシングル戦)。
その強さと技の派手な演出から、多くの視聴者に愛され続けているキャラの一人と言えるだろう。
ゴッドルガールと共に名勝負製造機の称号を得ている。

また、イントロのインパクトのせいか、ベガの天敵のようなキャラ付が多い。
ストーリーでも、事あるごとにベガに禊をかましている。
ゴッドルガールとは時に宿命の相手であったり、朋友であったりする。
CVSでやれとよく言われる(原作のストーリーでは前述の都合上、ストーリー内での共演は不可能だが)。

タッグにおいて社長と組む姿がよく見られる。
この二人、某動画のおかげですっかり“ネタ”タッグ扱いであるが、やってる試合は普通に格ゲーなため、
実際の所は原作を絡めた相当な“ガチ”タッグと言える。というか、過去に大会優勝した実績があるし普通に強い。
また、リュウと組む場合もある。
こちらはカプコン公式や『RYU FINAL』を多少絡めた設定があり、親子関係で出場する事が多い。
やはり良試合を展開し、強さも相当なためガチタッグと言って差し支えないだろう。
反対にネタタッグとして代表的なのがパチュリー・ノーレッジ(紅葉もやし)、高嶺響(響鬼)。
前者は某ストーリーで一躍有名になり、後者は某大会で人気を獲得した。
どちらのタッグも、出た大会で結果を残しているのでやっぱり強い。

+ そして…(※finalゲジマユネタバレ注意)
ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】において、PotS氏デフォAIの神人豪鬼がその性能とAIを遺憾なく発揮し、
並み居る強豪を打ち倒し決勝へと駒を進め、決勝戦ではダークホースと言われたK9999と死闘を繰り広げた。
「ゲージさえあれば強い」というK9999の高性能なゲージ技に苦しめられつつも、
自重しないスパコン→スパコンのコンボ、要所で冴え渡る阿修羅閃空→瞬獄殺の凶悪連携や的確な禊カウンターを駆使し、
見事優勝という栄光を掴み取った。
各試合でゲージを大量消費ながら大暴れするその様は、まさしくゲジマユを極めし者といっても過言ではないだろう。


「超人越神!」

出場大会

+ 一覧
+ 神人豪鬼
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
【悪咲3号製】
削除済み
【ポケットファイター仕様】
非表示
+ 改変キャラ及びページの無い大会など
【Akuma(Good Ghost)】

出演ストーリー

+ 一覧

プレイヤー操作

ドラクロとまったり無限修行(操作キャラ、PotS氏製)


最終更新:2024年03月10日 12:04