ユリ・サカザキ

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ユリ・サカザキ」を以下のとおり復元します。
&bold(){やめて、お兄ちゃん!その人は、その人は私達の・・・}

**ユリ・サカザキ
「[[龍虎の拳]]」やKOF等に登場するキャラクター。[[リョウ・サカザキ]]は4歳上の兄。
年齢17歳。身長168cm、体重53kg。
声優は「龍虎の拳」は生駒治美さん、「龍虎の拳2」以降はほりえかおりさんが担当している。
アニメ作品の「バトルスピリッツ龍虎の拳」でも浜崎あゆみがユリの声優を担当しており、
「龍虎の拳2」のテレビCMでもユリ役として浜崎あゆみ(当時は浜崎歩)本人が出演していたが、
権利関係なのか&bold(){黒歴史}なのかは不明だがDVD版ではゲームの声優と差し替えられている。

「[[龍虎の拳]]」では誘拐されて囚われの身となってしまう。
「龍虎の拳2」はプレイヤーキャラになり、父から教わった[[極限流]]空手で闘う。
「龍虎の拳外伝」はデモシーンのみでの登場。親友の[[ロバート・ガルシア]]を捜しに行く兄に同行する。
KOFシリーズでは初作品の「KOF94」以降、ナンバリング作品に全作登場している。

「KOF96」では今までよりもハイテンションになり、どこかで見たような技やセリフまで放つ様になった、
これ以降キャラが変わっていった様な気がするが元気なのは良い事だろう、多分。
もう兄の重荷になりたくないという思いから空手を習い始めたりしたのだが、
[[リョウ>リョウ・サカザキ]]からすればそれが一番の心配の元になっている。
「[[龍虎の拳]]」で誘拐された事を機に[[極限流]]空手を習い始め、
たった1年で[[覇王翔吼拳]]まで習得するという凄まじい努力と類まれな才能を見せ付ける。
彼女の[[極限流]]空手はアレンジが多分に含まれているのだが、それは父・[[タクマ>Mr.カラテ]]は[[ユリ>ユリ・サカザキ]]に基本的な事しか教えておらず
後は自分で見つけろと言われた事が理由である。しかしKOFシリーズでの[[タクマ>Mr.カラテ]]はそのアレンジがお気に召さない模様。
趣味はカラオケ、自分では上手いと思っており友人達とよく行っている、
友人らの都合が付かない場合は[[リョウ>リョウ・サカザキ]]を聞かせ役としてムリヤリ連れ出し延々と歌っている。
「[[龍虎の拳]]」でスキンヘッドのMr.ビッグに誘拐された影響なのか、
タコとタコみたいな人が嫌いなのだが坊主頭はみんな嫌いなのだろうか?
[[ロバート>ロバート・ガルシア]]から好意を持たれ、色々アプローチを受けておりユリ自身も悪い気はしていないが
開発者曰く、現在のユリは[[ロバート>ロバート・ガルシア]]の事よりも兄に力を認めさせることに懸命との事、頑張れ[[ロバート>ロバート・ガルシア]]。
これからは世話になった父や兄のために少しでも何かしてやりたいと思っており、
昔気質の父と不器用な気質の兄に代わって[[極限流]]道場を盛り立てようと努力している。

「龍虎の拳2」のプロフィールは身長体重:168cm、50kg。誕生日:12月7日。血液型:A型。
国籍:日本(生まれは日本だがすぐアメリカに渡っているため日本の記憶はほとんどないらしい)。
流派:[[極限流]]空手(初めは兄に教えを請うものの大反対され、兄に内緒で父の道場へ通った)。
好きな音楽:演歌以外ならなんでも。好きな言葉:「一生懸命」。宝物:友達。
趣味:新しい料理の研究で、そこらの料理人には負けないと自負している、特に甘口カレーは自分でも大好物。
(ちなみに[[リョウ>リョウ・サカザキ]]はこの妙に甘いカレーが苦手で昔から味を変えてくれる様に頼んでいるのだが、
ユリが聞く耳を持たず勝手に激甘で作ってしまうため泣く泣く食べている)
尊敬する人物:両親。職業:ハイスクール在学中(クラスで学級委員、ソフトボール部でピッチャーをやっている)
最近気になることは:「そろそろ、素敵な彼氏がほしいなぁ」。


ユリ・サカザキは[[極限流]]空手師範の父・[[タクマ>Mr.カラテ]]、優しい母・ロネット、そして兄・[[リョウ>リョウ・サカザキ]]の4人家族だった。
だがユリが幼い時に、両親の乗った車がトラックに激しく衝突され、母は即死、父は瀕死の重症を負う、
事故には不審な点がいくつもあり、父に恨みを持つ者の犯行かとも思われたが真相は闇の中へ。
父は数ヵ月後に退院するが、妻の敵を討つ為にただひたすら街をさ迷い続ける様になる。
そして父はある日、ユリと兄が寝ている間に「[[リョウ>リョウ・サカザキ]]へ、ユリのことを頼む」と一文だけの書置きを残して失踪してしまう。
家は売却され、道場も門を閉ざされ、事情もよく理解出来ぬ幼いユリは両親を失った悲しみに暮れるだけだった。
そしてその時から兄と二人だけの辛い日々が始まったのである。

それからの兄は死に物狂いで働き続けるようになった。
そんなある日の事、兄が亡き母から仕立てて貰った&bold(){オレンジ色}の派手な胴着を着て出掛ける、
(余談だが、この色は母が初めて仕立ててくれた時の想い出の色なのである、
この時は恐怖に押し潰されそうな[[リョウ>リョウ・サカザキ]]が自分を奮い立たせる為、母の形見に袖を通した)
そして帰って来た兄は見るも耐えない傷だらけの姿になっていた。
事情を聞いても何も話してくれない、だが連日ケガをして帰って来る、
気になるユリはこっそり兄の後を付ける事にした。
そこで目にしたのは賭けストリートファイトに挑み、大人からサンドバッグの様に殴られ続ける兄の姿だった。
ユリは兄に贅沢なんか出来なくてもいい、だから危険な事は止めてくれと毎日涙ながらに訴えるのだが
彼は何も言わず闘い続け、傷の絶えない日々を繰り返す。
兄は自分の真意をユリに話す事はなかったが、ユリは兄が自分の為に闘っている事に気付いていた。
どれだけ傷だらけの姿になっても兄はいつもユリの事を気に掛け心配ばかりしている。
それなら兄を心配させないように、自分は笑顔で元気に一生懸命頑張ろうと考える。
決して弱音を吐かず、いつも自分のために頑張ってくれている兄を見て
すまなさ半分、ありがたさ半分、影ながら兄の役に立ちたいと常日頃から思っていた。

時は流れ、ユリは17歳になりハイスクールへ通い、
兄は&bold(){「無敵の龍」}と称される程の挌闘家へと成長し、兄妹は穏やかな日常を送っていた。
しかし、突如として事件が起こる。
兄の留守中にアパートが襲撃され、ユリは突然何者かに襲われ誘拐されてしまった……


[[ニコニコRPG]]では、ストーリーは「[[龍虎の拳]]」だが、ユリ自体は「龍虎の拳2」以降の姿で登場している。
もしかしたら龍虎シリーズ本編とはパラレルワールドの関係にあるのかもしれない。
しかしこのカオスな作品においてそのような事は些細なものだろう。

初登場時の表記は「???」

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