*「ただの人間には興味ありません」 原作・谷川流、イラスト・いとうのいぢによるライトノベル。レーベルは角川スニーカー文庫。 2003年に第8回スニーカー大賞<大賞>受賞。主人公・キョンによる独特な雰囲気の一人称形式や先の読めない展開が評価された。 同年6月に文庫の1巻が発売され、同時期に角川書店のライトノベル雑誌「ザ・スニーカー」で連載を開始。 現在までに長編・短編集合わせて9巻が刊行されている。 なお「涼宮ハルヒの憂鬱」は上記の賞の受賞作品ならびに文庫1巻のタイトルであり、実際にはこのシリーズは 「涼宮ハルヒシリーズ」と呼称され、シリーズ作品は全て「涼宮ハルヒの○○(二字熟語が入る)」のタイトルになっている。 2006年に京都アニメーション制作によるテレビアニメが独立UHF局他で放送。 時系列をシャッフルする事で原作読者であっても先が読めない展開やハイクオリティな作画・シナリオが話題を呼んだ。 また当時サービスを開始した動画共有サイト・YouTubeに本編がUPされた事で深夜アニメを普段観ない 低年齢層からの支持も得るようになり、「ネットで動画を見る」という習慣をネットユーザーに定着させたともいえる。 2007年には開設されたばかりの[[ニコニコ動画]]にも本編がUPされたが、権利問題により本編は削除されるようになった。 2008年に角川書店が[[らき☆すた]]と共にMADに関して一部認める方針を示した事で、現在はMADの投稿が主流である。 最新刊となる予定の「涼宮ハルヒの驚愕」は2007年6月発売予定だったが、直前になって無期延期が発表され、 1年以上経過した現在でも依然発売されていない。 またアニメの2期も2008年に放送という話もあったが、こちらも10月現在とくに目立った動きは無い。 ただし新たな展開として、スピンオフ作品である「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」「[[にょろーん☆ちゅるやさん>ちゅるやさん]]」が近日アニメ化される予定。 以下は裏表紙あらすじから引用。 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし……と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もう既に超常になっていた――。第8回スニーカー大賞<大賞>受賞作、ビミョーに非日常系学園ストーリー! **関連項目 ***キャラクター -[[キョン]] -[[涼宮 ハルヒ]] -[[長門 有希>暗黒長門]] -[[朝比奈 みくる>みくるビーム]] -[[古泉 一樹]] -[[谷口]] -[[ちゅるやさん]] ***用語 -[[みくるビーム]] -[[県立北高校]] -[[SOS団]] -[[神人]] -[[ハレ晴レユカイ]] -[[光の壁]] -[[閉鎖空間]] -[[WAWAWA忘れ物~]] -[[聖谷口領域]] -[[白石稔]] -[[●]] -[[God knows...]]