世界のスーパースター、[[マリオ]]の双子の弟。 1983年に発売されたFC『マリオブラザーズ』において2プレイヤー用キャラとして初登場する。 今日でも2プレイヤー用のキャラやパーティゲーム要員としての活躍が主であり、 既に一人立ちしているマリオの影に隠れがちで、なかなか目立った活躍が出来ない不遇なキャラ。 初期の作品では、帽子・オーバーオールの色が白、シャツが緑という点以外は、 マリオと全くと言っていい程違いが無かった。 しかし、シリーズを重ねる内に服装の配色や外見、能力、性格等ありとあらゆる点において 差別化が図られ、現在のキャラ性を確立するに至る。 特にルイージの位置付け・性格に関しては、漫画家&bold(){吉田戦車}が 過去に『ファミ通』で連載していた4コマゲーム漫画『はまり道』による影響が大きい。 この漫画におけるルイージは、現在の彼に一部繋がるかなり強烈なキャラクター付けがされていた。 マリオ兄弟の生みの親である宮本茂本人も漫画内の描写を容認しており、 同時に任天堂本社も認めたのか、SFC『スーパーマリオワールド』の公式ガイドブックに 吉田のマリオ4コマが描き下ろしで数点掲載される程だった。 こうしてルイージはほぼ完全に&bold(){地味で報われないキャラ}である事が公式設定となり、 任天堂も依然としてこの方向で作品作りを進めているようである。 RPG本編ではアイテム説明の他、エンディングにおいてマリオに存在を示唆されていた。 世界が元に戻るなり、またも[[クッパ]]に攫われた[[ピーチ姫]]の救出にいち早く向かったようである。