School Days

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School Days - (2009/09/29 (火) 20:27:41) のソース

2005年4月28日にOverflow(オーバーフロー)より発売されたPCアダルトゲーム。
略称は「スクイズ」「スクデイ」など。2007年にTVアニメ化され、
2008年にプレイステーション2用の全年齢版(「~ L×H」)も発売された。
本作のifストーリーを描いた外伝「Summer Days」も発売されており、「Varentine days」というPS2版の初回限定版に同梱されたOVAも存在する。
また、2009年には「School Days」と同軸時間上で起こった出来事を描く「Cross Days」(18禁)の発売が予定されている。
本項では、一部のネタの出展元となる「Summer Days」についても解説する。

本来は普通(?)の18禁学園恋愛アドベンチャー。このジャンルとしては珍しい全編フルアニメーションでの製作である。
が、従来のこのジャンルのゲームと比べ鬱展開や修羅場といったものが圧倒的に多く、
バッドエンドに至っては&bold(){流血沙汰→メインキャラが死亡}という、とんでもないゲームである。
しかしそんな不条理な展開が受けたのか、国内外問わずにコアなファンを多く獲得し、
外伝作品の製作・TVアニメ化・全年齢版の発売などといったメディア展開をされる事になる。

だがいろんな意味で常識外れな同作品であるだけに、TVアニメ化決定のニュースが流れた際は当然賛否両論。
「さすがに地上波だからバッドエンドは無いだろう」という前評判も多く見られた。
が、蓋を開けてみれば地上波向けとしては類を見ないほど性的描写が多く、原作以上に激しい鬱展開、修羅場、
更には原作プレイ済みの視聴者も予想できない展開が続いたため、多くの視聴者を阿鼻叫喚の渦に陥れた。
そんな中で迎えたアニメの最終回はいわゆる「[[Nice boat.]]」騒動で散々視聴者を振り回した挙句、
ようやく放送された内容は[[原作以上に壮絶な内容>中に誰もいませんよ]]で多くの視聴者を絶望のどん底に叩き落とした。
尚、作品の肝とも言える性的描写や暴力描写を排除した「School Days L×H」では規制の影響で話の整合性がなくなっていることを考えると、
原作以上に激しい描写を描いたアニメ版スタッフの判断は英断であるとも言える。

一部の鬱展開や『Nice boat.』『[[誠氏ね>伊藤 誠]]』『[[ヤンデレ]]』などの単語レベルでの話題が先行しているが、
本来は、様々な部分に深い意味が込められた非常に奥の深い作品である。
特にTVアニメ版は心理描写・作画・ストーリー展開などが原作以上に濃密に描かれており、コアなファンを増やしている。
その内容から万人に勧めるには難しいかもしれないが、一度ハマってしまうと抜け出せなくなる中毒的な要素を持った作品と言えるだろう。

ニコニコ動画上においてもそのネタ的な側面からかなりの人気を博し、多数のMADが製作され一部のMADで爆発的な人気を得るに至った。
中でも某サッカーゲームの実況との組み合わせによる「あのアニメにプロの実況と解説を付けてみた」というMADは再生数が百万を越え、
コメント職人が[[弾幕]]やAAを常時貼り続けるなどアニメカテゴリにおいて最高傑作と称される作品となり「プロ実況MAD」という一ジャンルを築くほどの人気を獲得。
削除が厳しくなった現在でも削除の度に再うpが繰り返され「不死鳥動画」の一つにも数えられるようになった。
また「Nice boat.」を製作側自身がネタにしたり、[[エイプリルフールのネタを実際にOVAとして発売>http://www.nicovideo.jp/watch/ax2069865]]、公式動画がニコニコ動画に投稿されるなど、
TVアニメ終了から時間が経過した現在でもその話題性・影響力が大きい作品である。

ただし前述の実況MADの削除以降、本編はもちろんMADに対しても権利者削除が相次いでおり、
アニメカテゴリにおいての削除基準はやや厳しい部類のようである。

前述の通りTVでは最終話まで放送されなかったがネット配信では最終回まで配信されており、度々無料配信も行われている。
また2009年9月からはTV版を制作したマーベラスエンターテイメントにより&bold(){TVアニメ版全12話がニコニコ公式動画として配信が開始された。}
(第1話無料、2話以降は有料。詳細は&bold(){[[こちら>http://ch.nicovideo.jp/channel/ch625]]})

「Summer Days」は、その名の通りSchool Days本編開始前の夏を舞台とした外伝である。(もちろんフルアニメ)
RPG本編ミニゲームの[[アホゲバトル]]や、[[言葉>桂 言葉]]の追加武器として登場した[[古青江]]の出展元となる。
陰惨な描写に彩られた本編とは異なり全体的にほのぼのとした作品で、中にはSchool Days本編を茶化したネタが飛び出す事もある。
とにかく雰囲気が全く違うので、鬱展開や修羅場が苦手な人はこちらから入ってみるのもいいだろう。
詳しい事については、本項下部のリンクからどうぞ。

ニコニコRPG本編においても、原作やTVアニメ版において見られた凄惨な内容がボイス付きで多く再現されている。
しかしそこはニコニコRPG、ギャグ性の強いストーリー展開がうまくカバーしてくれているので、
良い子の皆も安心して楽しめる内容になっている……はずである。

ちなみに、作中に登場する攻略可能ヒロインは全員が18歳以上です。
15歳だって?それはL×Hの話ですよ。

**関連項目
***キャラクター
-[[桂 言葉]]
-[[西園寺 世界]]
-[[伊藤 誠]]
***用語
-[[鮮血の結末]]
-[[永遠に]]
-[[ゼットソー]]
-[[nice boat.]]
-[[芋弁当]]
-[[中に誰もいませんよ]]
-[[ヤンデレ]]
-[[古青江]]
-[[携帯電話]]
-[[アホゲバトル]]

-[[あ…ありのまま今~]] 違う漫画のネタだが、School Daysを語る上である意味欠かせないキーワード

&bold(){その他、ニコニコRPGには直接関わりが無いので、興味を持った人向けのリンク(+を押して展開)}
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-[[School Days - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/School_Days]]
-[[Summer Days - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/Summer_Days]]
School Days及び、外伝のSummer Daysの項目

-[[スタジオJIO>http://www.onyx.dti.ne.jp/~jio/]]
キャラクターデザイン担当のごとうじゅんじ氏のブログへのリンクやイラスト倉庫
より深く楽しみたい人なら必見
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