ジェノサイドカッター

「ジェノサイドカッター」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ジェノサイドカッター - (2008/06/21 (土) 12:33:19) のソース

元ネタはSNK及びプレイモアの対戦格闘ゲーム「The King Of Fighters」シリーズに初代ラスボスとして登場した魔人、&bold(){ルガール・バーンシュタイン}の必殺技。
ルガールはKOFシリーズでは94、95、98、2002に登場し、いずれもラスボスの座を任されているが、若本規夫氏がルガールを担当したのはKOF2002のみである(98以前は新居利光氏)。

そのルガールが無敵対空技として使ってくるのがこれから記述するジェノサイドカッターである。

自らの片脚を刃とし、下から上へ半円を描くように振り、名の通り相手に大きな斬撃ダメージを与える業。
作品ごとにその性能は異なるが、無敵時間付きの対空技・割り込み技である点は共通しており、ヒットしなかった場合は大きな隙を晒してしまう。

初登場のKOF94では、ルガールは全キャラ中唯一、超必殺技を持たなかった。しかし、この頃のジェノサイドカッターは凶悪そのもので、無敵対空技として十分すぎる性能に加え、パワーMAX状態でこの技をまともに喰らうと、&bold(){即死}するという壊れたものだった。
余談ではあるが、この頃のルガールは&bold(){通常技でも相手の体力を削る}事が出来る。

次回作のKOF95では、ジェノサイドカッターは相変わらず高性能な対空技として残るも、即死する程の破壊力は無くなった。但し、それでもパワーMAX状態で喰らえば全体力の半分は軽く持っていかれる。

その後2年間の空白を置き、KOF98に&bold(){通常キャラ}として登場(エディット専用)。
通常キャラになりさがった事と、KOFの全体的なマイルド調整により、ジェノサイドカッターを含む全ての技が大きく攻撃力ダウン。ジェノサイドカッターも動きにマイナーチェンジが加わりつつ、強は上へ大きく飛び上がるので隙も大きくなった。
性能も決していい方ではなく、判定が小さかったり、対空に使っても相打ちになったりした(但し、相打ちの場合は超必殺技などで追撃が出来る事がある)。
最近ではKOF98UMというリメイク版がアーケード稼動し(家庭用はPS2で6月26日発売予定)、ジェノサイドカッターはほぼ完全対空として信頼できる技になった。

しかし、このKOF98及びKOF98UMではルガールはラスボスとしても登場しており、CPU専用のルガールが登場する。
このCPU専用ルガールは&bold(){ダークジェノサイド}という強化版ジェノサイドカッターを使う。
既存のジェノサイドカッターの動きの後、更にもう片方の足を浮いた相手に突き刺すようになった。
攻撃力は強なら全体力の3分の1を奪い、パワーMAX状態で、且つカウンターヒットすると全体力の半分を奪う。
CPU専用のラスボスなだけあって、某攻略本では&bold(){次元が違う}と称された。

そしてKOF2002では、ルガールの担当声優が若本氏に変わり、またしてもラスボスとして執念深く登場。
この作品で使うジェノサイドカッターはやはりダークジェノサイドである。しかし、強のダークジェノサイドには更に強化が施されていた。
既存の強ダークジェノサイドの動きの後、更に空中で前方宙返りしつつ、両脚を揃えて振り下ろし、相手を弾き飛ばすようになる。
攻撃力もKOF98のラスボス版より若干上昇、3発喰らえば確実に昇天する。