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最速vs最速 - (2007/10/03 (水) 02:20:37) の最新版との変更点

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**最速vs最速 ◆0RbUzIT0To sm[[45>ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊]]←時列順に見たい人はコチラ→sm[[47>馬鹿とニートは高い所がお好き]] sm[[45>ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊]]←投下順に見たい人はコチラ→sm[[47>馬鹿とニートは高い所がお好き]] キャラ順に見たい人はコチラ↓ sm[[32>運が良いのは彼女なのか?]]←TASさん→sm[[74>イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡]] sm[[27>そこらじゅうでハデにやったる]]←イチロー→sm[[74>イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡]] sm[[27>そこらじゅうでハデにやったる]]←お覇王→ (非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[イチローの疾走で世界記録更新]] [[脅威のスピンジャンプ]] [[第四十五話⇔第四十六話]] [[第四十六話⇔第四十七話]] ---- お覇王君と一緒に行動をする事になった僕が次に決めたのは当面の方針だ。 本来ならあの悪魔のような人たちの所に行って、彼らを懲らしめるのが妥当なんだろうけれど、 この首輪のせいで僕たちの力は弱まっているらしい。 「お覇王君、首輪の外し方はわかるかい?」 「わからないといわざるをえない」 うん、多分そうだろう。 僕はよく盗塁途中に暇な事があって本などを漁って読んでいて、 野球関係だけではなく機械などの資料を読んでいた事もあった。 だけれどこの首輪の形状も何もかも資料で読んだそれとまるで一致しない。 「機械を専門とする人に聞くのが一番かもしれないね。  僕やお覇王君のようにその道のプロフェッショナルの人がいる可能性がある」 いなかったら悲惨だけどね。 さて、方針を決めたら次は目的地だ。 僕達と同じような考えを持ち、なおかつ首輪に関しての知識がある人はどうするか。 積極的な人ならば既に首輪の解析をはじめているかもしれない。 消極的な人ならばまだ辺りを警戒しているかもしれない。 後者の方は置いといて、前者の人がいる場所なら大体の見当がつく。 首輪を解析するというなら、それ相応の設備や安心して作業が出来る場所が必要なはずだ。 この地図上でその設備があると思われる場所は、この町しかない。 「というわけで町に行こうと思うんだけど、どうだろうお覇王君?」 「異論はないと言わざるをえない」 決定だ。 そうと決まれば、こんな橋の上からはとっととおさらば。 朝になるまでには町に辿り着いて早めに機械に強い人を探したい。 そう思って歩くことしばらく。 空は太陽が昇り始めたらしく、若干白みがかってきている。 そうすると自然と視界も広くなり、よく見えるようになるわけで。 つまりは、僕は一人の男が倒れている現場に遭遇してしまったわけだ。 「気絶しているのか……」 倒れている男の近くに腰を下ろし、様子を伺う。 名前が見える不思議な機械を使って調べてみると、どうやらTASさんという名前の人物らしい。 それにしてもこのTASさん、何故ここで気絶しているのか。 やはり、誰かに襲われでもしたのか。 それとも、逆に誰かを襲って返り討ちにされたのか。 「とにかく、起こして事情を聞いてみようか。  といっても、どうやって起こしたものか……」 そうやって思案していると、突然お覇王君が自分のディパックから水を取り出して一言。 「水を、かけざるをえない」 ……なるほど。 俺は……一体どうして、負けたのだろうか。 いつもならばもうとっくにエンディング画面を迎えている頃だというのに。 最初に襲った男達には逃げられ、次に襲った女にも羽マントで逃げられ、 あまつさえ正体不明の生物に気絶させられたなどとは。 屈辱だ。 俺は、常に最速でゲームをクリアしなければならない。 魅せる為のプレイは、強制スクロールの面だけで十分だ。 いや、『速い』というその一点だけで十二分に魅せるプレイは出来ているはずだ。 だというのに……何故、俺は。 俺は、最速でクリアが出来ない……。 何故……。 「――ゲホッ、ゲホ」 「お、起きてくれたみたいだね」 !! イチローの声に即座に反応し、TASが起き上がって二人に対して距離を取り構えをとる。 格好は決まっているものの、顔と服はびしょ濡れである。 「ごめんごめん、驚かしたみたいだね、水をかけちゃってゴメン。  でも、気絶している君を起こすにはこうした方がいいと思ったんだ」 イチローの謝罪と共に、お覇王も「謝罪せざるをえない」と頭を垂れる。 ――そして、その瞬間にTASは動いていた。 そのスピードは、少なくとも人間のものとは思えない。 常人から見れば瞬間移動ともとれる動きだ。 武器が無いものの、TASはそのスピードを乗せた拳をイチロー目掛けて突き伸ばし……そして、取り押さえられた。 パンチを捕まえられた事に驚きを隠す様子も無いTAS。 当然だ。自分のスピードについてこられる者がいるとは考えにも及んでいなかったのだから。 「やれやれ……どうやら君はこのゲームに乗っているみたいだね。  ……それにしても中々のスピードだ、僕じゃなかったらきっと見えてなかっただろう」 彼の名はイチロー。 常にメジャーリーグの剛速球を常に打ち返している男。 あまりに打ち返しすぎている為に変えのボール(イチローが使ったボールはその威力に耐えられず破損してしまう)が足りず、 ボールの生産が追いついていないという噂さえある。 「さぁ、大人しくするんだ。  君のスピードは確かに脅威だけど、僕なら辛うじて反応出来る」 これは……マズい事になった。 思わず反射的に手を出してしまったが、まさかこんな超人がいたとは。 それに、よくよく見れば隣で「諦めざるをえない」とTASに話しかけている男も纏う雰囲気からしてかなりの達人クラスだ。 全てが計算外であり、全てが屈辱的だ。 最速のパンチが止められ、惨めに醜態を晒すなど……。 こんな事で、最速クリアが出来るはずがない! 「むんっ!」 「うわっと!」 捕まえられている方とは逆の左手でパンチ。 これもまた避けられる――が、これもまた計算通りだ。 上体を捻って回避したイチローは体勢を崩し、TASはそこに足払いして追撃。 イチローを転ばさせ、腕を振り切る。 これで自由になったと思った瞬間、TASを襲うものがいる。 そう、今TASが相手をしているのは達人クラスの二人なのだ。 「お覇王君!」 「覇王! 翔吼拳!」 お覇王が構えを取ると、途端に巨大なエネルギー体がTASに迫る。 今からでは回避は出来ないが、受け止められそうにもない。 ならば、どうするか。 倒れているイチローと覇王翔吼拳を撃ったお覇王が見ている中。 ――あろうことかTASは体を思い切り捻り、そのエネルギー体へと向かっていった。 そして、TASがエネルギー体に飲み込まれたかと思う瞬間、 その中心部から何かを弾くような音が小刻みに聞こえる。 「バカな!?」 TASは、エネルギー体などに飲み込まれてなどいなかった。 体を捻りながらエネルギー体を小刻みに蹴り、その反動でダメージを受けぬようにしていたのだ。 『スピンジャンプ』 それは、ノコギリやトゲのついた亀、巨大な火の玉をも乗り物にする技である。 火の玉を相手するのと同じ要領で、エネルギー体である覇王翔吼拳を蹴っているのだろうか。 原理はまるでわからないが、TASは全くダメージを受けてはいない。 スピンジャンプで覇王翔吼拳を回避したTASはそのまま回転しながら地面に着地すると、 投げ出されていた自分のディパックを取り、呆気に取られている二人を尻目に走り出す。 辛くもエネルギー体を避けられたものの、直撃を受ければひとたまりもない。 もしもう一度撃たれては、避けきれるかどうか定かではない。 ましてや、今は倒れているイチローが立ち上がってしまえば勝機など無いに等しい。 ならば、ここは逃げて二人をまく方がいい。 TASの超人を殺す事が目的なのではなく、最速クリアが目的なのだから。 TASは最速動画を数々残した男である。 体力が削られているとはいえ、逃げ切れないはずがない。 誰もTASの速さにはついてこられないはずなのだ。 【E-2 草原/一日目・早朝】 【TASさん@TAS動画シリーズ】 [状態]:体力ほぼ低下、服がびしょ濡れ [装備]:なし [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1:イチローとお覇王から逃げる 2:武器の調達 3:街の周りを参加者を減らしながら移動し、 ある程度参加者が減ったら街に戻ってくる 4:殺戮ゲームの最速クリア しかし、ここにも最速伝説を数々残した男がいる。 一塁からのホームスチール、盗塁した事を投手に感づかせない。 全盛期を過ぎた今でも、その程度の事ならば彼にとって造作も無い事だ。 「お覇王君、ここで待っててくれ!」 言うが早く、イチローは逃げ出したTASを追い始める。 全盛期の彼ならば速攻で捕まえられたのだろうか……。 いや、こんな仮定は今は関係がない。 それを言えば、TASも体力を大幅に失っているのだから。 条件は、五分五分だ。 ならば最後にものを言うのは、純粋な速さのみ。 この追いかけっこを制するのは最速動画を持つ者か、最速伝説を持つ者か。 【E-2 草原/一日目・早朝】 【イチロー@現実】 [状態]:健康 [装備]:五寸釘@現実、オミトロン@現実? [道具]:支給品一式、初音ミク@現実 [思考・状況] 基本行動方針:野球がしたいから殺し合い止める 第一行動方針:TASを追いかけてこらしめる 第二行動方針:お覇王君とゲームを止める ※レーザービーム等ちょっと制限が掛かっていると思われます。 ※オミトロンは相手のID、つまり名前が見えるようです ※初音ミクは打ち込まれた文章を喋るだけです。  それだけなので使い方は自由です。 そして、そこに残ったのはお覇王のみ。 駆けて行った二人を見送り、一言。 「待たざるをえない」 【E-2 草原/一日目・早朝】 【お覇王(リョウ・サカザキ)@覇王翔吼拳を使わざるをえない】 [状態]:覇王翔吼拳を使わざるをえない [装備]:必要無いといわざるを得ない [道具]:支給品一式(水一本消費)、全自動卵割機@サザエさん、億千万の思い出@現実(?) [思考・状況] 基本行動方針:覇王翔吼拳を使わざるをえない 第一行動方針:イチローを待たざるをえない 第二行動方針:バトルロワイアルを止めざるをえない 第三行動方針:バイクを探さざるをえない 第四行動方針:イチローと行動せざるを得ない ※億千万の思い出は、参加者、非参加者様々な思い出が詰まっています。
**最速vs最速 ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[イチローの疾走で世界記録更新]] [[脅威のスピンジャンプ]] [[第四十五話⇔第四十六話]] [[第四十六話⇔第四十七話]] ---- お覇王君と一緒に行動をする事になった僕が次に決めたのは当面の方針だ。 本来ならあの悪魔のような人たちの所に行って、彼らを懲らしめるのが妥当なんだろうけれど、 この首輪のせいで僕たちの力は弱まっているらしい。 「お覇王君、首輪の外し方はわかるかい?」 「わからないといわざるをえない」 うん、多分そうだろう。 僕はよく盗塁途中に暇な事があって本などを漁って読んでいて、 野球関係だけではなく機械などの資料を読んでいた事もあった。 だけれどこの首輪の形状も何もかも資料で読んだそれとまるで一致しない。 「機械を専門とする人に聞くのが一番かもしれないね。  僕やお覇王君のようにその道のプロフェッショナルの人がいる可能性がある」 いなかったら悲惨だけどね。 さて、方針を決めたら次は目的地だ。 僕達と同じような考えを持ち、なおかつ首輪に関しての知識がある人はどうするか。 積極的な人ならば既に首輪の解析をはじめているかもしれない。 消極的な人ならばまだ辺りを警戒しているかもしれない。 後者の方は置いといて、前者の人がいる場所なら大体の見当がつく。 首輪を解析するというなら、それ相応の設備や安心して作業が出来る場所が必要なはずだ。 この地図上でその設備があると思われる場所は、この町しかない。 「というわけで町に行こうと思うんだけど、どうだろうお覇王君?」 「異論はないと言わざるをえない」 決定だ。 そうと決まれば、こんな橋の上からはとっととおさらば。 朝になるまでには町に辿り着いて早めに機械に強い人を探したい。 そう思って歩くことしばらく。 空は太陽が昇り始めたらしく、若干白みがかってきている。 そうすると自然と視界も広くなり、よく見えるようになるわけで。 つまりは、僕は一人の男が倒れている現場に遭遇してしまったわけだ。 「気絶しているのか……」 倒れている男の近くに腰を下ろし、様子を伺う。 名前が見える不思議な機械を使って調べてみると、どうやらTASさんという名前の人物らしい。 それにしてもこのTASさん、何故ここで気絶しているのか。 やはり、誰かに襲われでもしたのか。 それとも、逆に誰かを襲って返り討ちにされたのか。 「とにかく、起こして事情を聞いてみようか。  といっても、どうやって起こしたものか……」 そうやって思案していると、突然お覇王君が自分のディパックから水を取り出して一言。 「水を、かけざるをえない」 ……なるほど。 俺は……一体どうして、負けたのだろうか。 いつもならばもうとっくにエンディング画面を迎えている頃だというのに。 最初に襲った男達には逃げられ、次に襲った女にも羽マントで逃げられ、 あまつさえ正体不明の生物に気絶させられたなどとは。 屈辱だ。 俺は、常に最速でゲームをクリアしなければならない。 魅せる為のプレイは、強制スクロールの面だけで十分だ。 いや、『速い』というその一点だけで十二分に魅せるプレイは出来ているはずだ。 だというのに……何故、俺は。 俺は、最速でクリアが出来ない……。 何故……。 「――ゲホッ、ゲホ」 「お、起きてくれたみたいだね」 !! イチローの声に即座に反応し、TASが起き上がって二人に対して距離を取り構えをとる。 格好は決まっているものの、顔と服はびしょ濡れである。 「ごめんごめん、驚かしたみたいだね、水をかけちゃってゴメン。  でも、気絶している君を起こすにはこうした方がいいと思ったんだ」 イチローの謝罪と共に、お覇王も「謝罪せざるをえない」と頭を垂れる。 ――そして、その瞬間にTASは動いていた。 そのスピードは、少なくとも人間のものとは思えない。 常人から見れば瞬間移動ともとれる動きだ。 武器が無いものの、TASはそのスピードを乗せた拳をイチロー目掛けて突き伸ばし……そして、取り押さえられた。 パンチを捕まえられた事に驚きを隠す様子も無いTAS。 当然だ。自分のスピードについてこられる者がいるとは考えにも及んでいなかったのだから。 「やれやれ……どうやら君はこのゲームに乗っているみたいだね。  ……それにしても中々のスピードだ、僕じゃなかったらきっと見えてなかっただろう」 彼の名はイチロー。 常にメジャーリーグの剛速球を常に打ち返している男。 あまりに打ち返しすぎている為に変えのボール(イチローが使ったボールはその威力に耐えられず破損してしまう)が足りず、 ボールの生産が追いついていないという噂さえある。 「さぁ、大人しくするんだ。  君のスピードは確かに脅威だけど、僕なら辛うじて反応出来る」 これは……マズい事になった。 思わず反射的に手を出してしまったが、まさかこんな超人がいたとは。 それに、よくよく見れば隣で「諦めざるをえない」とTASに話しかけている男も纏う雰囲気からしてかなりの達人クラスだ。 全てが計算外であり、全てが屈辱的だ。 最速のパンチが止められ、惨めに醜態を晒すなど……。 こんな事で、最速クリアが出来るはずがない! 「むんっ!」 「うわっと!」 捕まえられている方とは逆の左手でパンチ。 これもまた避けられる――が、これもまた計算通りだ。 上体を捻って回避したイチローは体勢を崩し、TASはそこに足払いして追撃。 イチローを転ばさせ、腕を振り切る。 これで自由になったと思った瞬間、TASを襲うものがいる。 そう、今TASが相手をしているのは達人クラスの二人なのだ。 「お覇王君!」 「覇王! 翔吼拳!」 お覇王が構えを取ると、途端に巨大なエネルギー体がTASに迫る。 今からでは回避は出来ないが、受け止められそうにもない。 ならば、どうするか。 倒れているイチローと覇王翔吼拳を撃ったお覇王が見ている中。 ――あろうことかTASは体を思い切り捻り、そのエネルギー体へと向かっていった。 そして、TASがエネルギー体に飲み込まれたかと思う瞬間、 その中心部から何かを弾くような音が小刻みに聞こえる。 「バカな!?」 TASは、エネルギー体などに飲み込まれてなどいなかった。 体を捻りながらエネルギー体を小刻みに蹴り、その反動でダメージを受けぬようにしていたのだ。 『スピンジャンプ』 それは、ノコギリやトゲのついた亀、巨大な火の玉をも乗り物にする技である。 火の玉を相手するのと同じ要領で、エネルギー体である覇王翔吼拳を蹴っているのだろうか。 原理はまるでわからないが、TASは全くダメージを受けてはいない。 スピンジャンプで覇王翔吼拳を回避したTASはそのまま回転しながら地面に着地すると、 投げ出されていた自分のディパックを取り、呆気に取られている二人を尻目に走り出す。 辛くもエネルギー体を避けられたものの、直撃を受ければひとたまりもない。 もしもう一度撃たれては、避けきれるかどうか定かではない。 ましてや、今は倒れているイチローが立ち上がってしまえば勝機など無いに等しい。 ならば、ここは逃げて二人をまく方がいい。 TASの超人を殺す事が目的なのではなく、最速クリアが目的なのだから。 TASは最速動画を数々残した男である。 体力が削られているとはいえ、逃げ切れないはずがない。 誰もTASの速さにはついてこられないはずなのだ。 【E-2 草原/一日目・早朝】 【TASさん@TAS動画シリーズ】 [状態]:体力ほぼ低下、服がびしょ濡れ [装備]:なし [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1:イチローとお覇王から逃げる 2:武器の調達 3:街の周りを参加者を減らしながら移動し、 ある程度参加者が減ったら街に戻ってくる 4:殺戮ゲームの最速クリア しかし、ここにも最速伝説を数々残した男がいる。 一塁からのホームスチール、盗塁した事を投手に感づかせない。 全盛期を過ぎた今でも、その程度の事ならば彼にとって造作も無い事だ。 「お覇王君、ここで待っててくれ!」 言うが早く、イチローは逃げ出したTASを追い始める。 全盛期の彼ならば速攻で捕まえられたのだろうか……。 いや、こんな仮定は今は関係がない。 それを言えば、TASも体力を大幅に失っているのだから。 条件は、五分五分だ。 ならば最後にものを言うのは、純粋な速さのみ。 この追いかけっこを制するのは最速動画を持つ者か、最速伝説を持つ者か。 【E-2 草原/一日目・早朝】 【イチロー@現実】 [状態]:健康 [装備]:五寸釘@現実、オミトロン@現実? [道具]:支給品一式、初音ミク@現実 [思考・状況] 基本行動方針:野球がしたいから殺し合い止める 第一行動方針:TASを追いかけてこらしめる 第二行動方針:お覇王君とゲームを止める ※レーザービーム等ちょっと制限が掛かっていると思われます。 ※オミトロンは相手のID、つまり名前が見えるようです ※初音ミクは打ち込まれた文章を喋るだけです。  それだけなので使い方は自由です。 そして、そこに残ったのはお覇王のみ。 駆けて行った二人を見送り、一言。 「待たざるをえない」 【E-2 草原/一日目・早朝】 【お覇王(リョウ・サカザキ)@覇王翔吼拳を使わざるをえない】 [状態]:覇王翔吼拳を使わざるをえない [装備]:必要無いといわざるを得ない [道具]:支給品一式(水一本消費)、全自動卵割機@サザエさん、億千万の思い出@現実(?) [思考・状況] 基本行動方針:覇王翔吼拳を使わざるをえない 第一行動方針:イチローを待たざるをえない 第二行動方針:バトルロワイアルを止めざるをえない 第三行動方針:バイクを探さざるをえない 第四行動方針:イチローと行動せざるを得ない ※億千万の思い出は、参加者、非参加者様々な思い出が詰まっています。 |sm45:[[ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|sm47:[[馬鹿とニートは高い所がお好き]]| |sm45:[[ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊]]|[[投下順>00~50]]|sm47:[[馬鹿とニートは高い所がお好き]]| |sm32:[[運が良いのは彼女なのか?]]|TASさん|sm74:[[イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡]]| |sm27:[[そこらじゅうでハデにやったる]]|イチロー|sm74:[[イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡]]| |sm27:[[そこらじゅうでハデにやったる]]|お覇王|sm80:[[私が弾幕を始めた理由]]| ----

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