**ガチホモレスリング ~下半身に罪は無いッ! ◆qwglOGQwIk sm[[27>そこらじゅうでハデにやったる]]←時列順に見たい人はコチラ→sm[[31>モクバ死す 海馬の涙]] sm[[27>そこらじゅうでハデにやったる]]←投下順に見たい人はコチラ→sm[[29>ひろくんの天使?転生]] キャラ順に見たい人はコチラ↓ 越前リョーマ→sm[[50>闇サトシが中学生を虐待して爆笑するSS]] 古泉一樹→sm[[50>闇サトシが中学生を虐待して爆笑するSS]] (非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[テニミュ]] [[ガチホモいつき]] [[変態という名の紳士]] [[第二十七話⇔第二十八話]] [[第二十八話⇔第二十九話]] ---- 越前リョーマは何をするでもなく、ただぼーっと空を眺めていた。 氷帝学院との試合を終えたとともに、いつの間にか訳の分からない殺し合いに参加させられていた。 唯のテニスプレイヤーであるリョーマは殺し合いなんて出来るわけがなく、全国制覇を前に倒れるわけにも行かない。 結局彼はどうやってこの状況を打開すればいいのか、ひたすら頭を捻り続けていただけであった。 「やぁ」 「ん……?」 後ろを見ると高校生らしき男が後ろに立っていた。ニコニコと話しかけてきている。 「あなた、その様子ではこの殺し合いに乗り気ではない、違いますか?」 「そうッスね。どうすればいいか分からないッス……」 「僕もなんですよ、せっかくなのでお話でもしてみませんか? 僕は古泉一樹です」 「越前リョーマッス」 「よろしくお願いします。病魔君」 「いや、リョーマッス、リョ!、ウ!、マ!」 「病魔じゃないんですか?」 「いや、病魔じゃなくてリョーマだって!」 「さっきから病魔としか言ってませんが、何か違うのですか?」 「いや、もういいッス……」 何故か名前を盛大に誤解されてしまうリョーマであったが、彼の渇舌が悪いのだから仕方あるまい。 リョーマは呆れつつも少しはリラックスして古泉と話をすることにした。 どうやら古泉はキョンと呼ばれる友人を探しているのだが、最初に会ったのが古泉であるため彼に関する情報は話すことが出来なかった。 リョーマ自身はあの場で見知った顔も声も見かけることは出来なかったので、幸か不幸か知り合いは居ないと思っている。 「それで、これが僕の支給品です、なんでもケンシン・ヒムラという侍が使ったサカバブレードという刀のようです ヒテンミツルギスタイルを扱えるらしいですが、僕にはちょっと無理でした」 「ふーん、俺はこの携帯電話なんッスが……」 「無駄だとは思いますが、かけてみますか」 そういって彼らは思い思いに自宅、学校、それぞれの友人の家に電話をかけてみるが、結局はツーツーツーという音とともに徒労に終わった。 他に何か機能が無いか調べてみたが、やはり外部通信で使そうな機能は無かった。 「ま、無駄でしたね」 「そうッスね……」 「……途方に暮れているのも何ですし、そろそろ移動でもしませんか? ちょうど近くに大きな塔があるようですし、誰か人が居るかもしれないですよ」 古泉の案に賛成し、塔に向かって歩き始めたばかりのリョーマの足が突如止まる。 「……ッ!」 いや、正確には体全体が止まっている。 何故なら古泉が、悲痛な表情をしながら両手でリョーマの首をガッチリ絞めているからだ。 テニスプレイヤーであるリョーマは肺活量に自信があれど、脱出不能では窒息は時間の問題であった。 「すみません、病魔君……」 「……ッ!!!!……カフッ、ケフッ…」 「僕にはどうしてもかなえなければいけない願いがあるんですよ。 病魔君は本当に悪いですが、運が悪かったと思って諦めてください」 運が悪かったで済まないリョーマは必死にもがく、もがいて、もがいて突破口を探す。 リョーマの意識が暗転するか暗転しないかという瀬戸際、じたばたともがく足が何かやわらかいものに当たる。 「……あqwせdrftg!!」 突如古泉の力が弱まったため、リョーマは古泉から脱出する。 ようやく新鮮な空気を吸えたリョーマはガハッ!ゲホッ!と荒く息を付きながらも、古泉のほうを見る。 どうやら先ほどの足が古泉の金的にヒットしまったらしい。残念だが男として同情している暇は微塵も無い。 「あんた! 友達と一緒にこの殺し合いから脱出するんじゃなかったのかよ!」 「……たしかにこの殺し合いから皆が一緒に脱出するというのも悪くありません、ですが…」 「この古泉には夢があるッ!! それは女の子となって堂々と愛しの彼に迫る事だああああぁぁぁッッッ!!!!!」 ドーン!なんて効果音の似合いそうな効果音とともに古泉は華麗にカミングアウト。 「あんた、変態だったんッスね」 「ペニスプレイヤーに言われたくありませんね」 「テニスだ!テニス!」 「病魔君、ちょっと可愛いからって油断した僕が悪かったですね。油断せずこの刀で切り殺しておけば良かった……」 「寄るな、変態」 もはや両者に言葉すらなく、追う者古泉、追われる者リョーマという構図が出来上がる。 誰か協力者を発見すれば勝ちのリョーマ、リョーマを切り殺せば勝ちという古泉。 【E-5 草原/一日目・深夜】 【越前リョーマ@ミュージカル・テニスの王子様】 [状態]:多少息苦しい [装備]:なし [道具]:支給品一式、携帯電話@現実 [思考・状況] 1.古泉から逃げる 2.頼れる味方が欲しい ※リョーマは空耳の修正を諦めました 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康 [装備]:逆刃刀@フタエノキワミ アッー!(るろうに剣心 英語版) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1.リョーマを始末する 2.愛しの彼(キョン)を探す 3.優勝して「合法的に愛しの彼とニャンニャンできる世界」を願う ※携帯電話 まぁまぁ新しい。だが通信機能は軒並み全滅のようだ。 もしかしたらニコモバに繋がるかもしれない(?) ※逆刃刀 るろうに剣心で有名な逆刃刀。刃が逆についている。 説明書は変な日本語英語で書かれている。