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妖怪おからばばあ」(2012/11/23 (金) 09:32:46) の最新版変更点

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■キャラクター名 妖怪おからばばあ ■性別 男性 ■位階 忍者以外 ■所持武器 おから ■ステータス 攻:7/防:11/体:4/精:4/FS:4 ■FS名 おから ■忍法内容 忍法名:『おから』 効果:能力休み解除 80 時間:一瞬 1倍 範囲+対象:同マス味方1人 1倍   消費制約:一度しか使えない 10 非消費制約1:味方男性にのみ有効 0.85倍 非消費制約2:味方下忍にのみ有効 0.75倍 効果数値=80*1.0*1.0*0.85*0.75=51 発動率=(100-51+10)*(1+4*0.1)=82.6   発動率:83% 成功率:100% ■忍法内容補足 ガイドライン能力です。 ■忍法原理 妖縛法師シリーズ作中で、瀕死の妖怪おからばばあを死の淵から救い出したおから。その調理者には諸説が挙がっているが、現在最も有力とされている説は、月刊Being内の記事に示されたものである。 近年になって、故・伴 みつのり氏(本名・伴光範)の蔵から発見された書物より、妖怪おからばばあが実在した事が判明した。しかし、発見された書物『希望谷忍法帖・巻之壱拾六』の中で描かれる妖怪おからばばあにはあまりにも記述が少なく、二つの妖怪おからばばあの関連性については依然謎に包まれたままである。 妖縛法師シリーズにおいてはおからは彼にとって何より重要なものであったが、史実における妖怪おからばばあがどのような心中でこれを捧げたのか、我々は知る術を持たない。 ■シークレット 公開 ■キャラクター説明 「逃げろォー!妖怪おからばばあだァー!」 蜘蛛の子を散らすようにして、人々は我先にと逃げ出した。 「イィーヒヒヒ!おからじゃー!おからを食えー!」 怯えた視線を一身に浴び狂気を振り撒くのは、そう、おからばばあである。 「待てィッ!妖怪おからばばあ、妖縛法師・櫓坊が相手だッ!」 白昼堂々、村民の口へとおからを捻じ込んでいく妖怪おからばばあには、ある秘密があった。 「ば……ばかな……!この者……!」 それは……そう、 「ばばあではない……!」 男性――なのである――。 (『妖縛法師・櫓坊の戦い11~白眉の破戒僧編~』(伴 みつのり・著)収録、『四拾壱話・愛憎のおから』より抜粋) (以下、『月刊Being増刊号 妖縛法師を見つめる』内記事より抜粋) 『四拾壱話・愛憎のおから』は、妖縛法師・櫓坊の冒険譚たる構造から抜け出し、一見滑稽に映るおからばばあというキャラクターの悲哀と羨望を写実的に描いた、妖縛法師シリーズでも一際異彩を放つ短編であると評されている。 その異質な作品の背景に、著者の祖父母の他界があることは想像に難くない。幼少時、多忙だった両親に代わり著者を育てたのはまさしく祖父母であったという。また、2046年に本誌で行われた独占インタビューでは尊敬する人物として二人の名を即答している。第四次電子海戦という理不尽は、皮肉にも彼の作品に大きな影響を与え、妖縛法師シリーズは今日にまで語り継がれる事となったのだ。 (中略) では、この辺りで一度問い直すこととしてみよう。 “妖怪おからばばあ”とは何だったのか? 妖怪おからばばあは、単に祖父母の投影、差別社会への絶望の表れと断じてしまっても良いものだろうか? そうではない、と言える。 先述した通り、妖怪おからばばあはバイオテックにより生み出された反条理生命体である事は明白だろう。これは、2043年に最盛となった兼貝フロンティア社の「天上人計画事件」と無関係ではないはずだ。天上人計画事件は最終的に営利団体HELPERの介入によって収束の目を見たが、その後の不自然な情報秘匿に関しては、現在でも疑問視する声は大きい。 そしてここで、先程浮かび上がった祀り屋の娘の存在が大きな意味を持ってくる。結論から言えば、妖怪おからばばあと祀り屋の娘の関係は、そのまま崩れ天上人(現在この名称を用いることは関係各所の反感を買うに違いないが、ここでは敢えて表記する)と少女の関係に対比することが出来るのだ。それならば、これらの相違点とは何か。 (中略) 以上より本作は、やはり、妖縛法師・櫓坊の戦いであるのだ。妖怪おからばばあの最終目標である「祀り屋への復讐」は、櫓坊の手によって完結したと言えるのだから。(了)
*妖怪おからばばあ ■性別 男性 ■位階 忍者以外 ■所持武器 おから ■ステータス 攻:7/防:11/体:4/精:4/FS:4 ■FS名 おから *忍法名:『おから』 発動率:83% 成功率:100% ■忍法内容 効果:能力休み解除 80 時間:一瞬 1倍 範囲+対象:同マス味方1人 1倍 消費制約:一度しか使えない 10 非消費制約1:味方男性にのみ有効 0.85倍 非消費制約2:味方下忍にのみ有効 0.75倍 効果数値=80*1.0*1.0*0.85*0.75=51 発動率=(100-51+10)*(1+4*0.1)=82.6 発動率:83% 成功率:100% ■忍法原理 妖縛法師シリーズ作中で、瀕死の妖怪おからばばあを死の淵から救い出したおから。その調理者には諸説が挙がっているが、現在最も有力とされている説は、月刊Being内の記事に示されたものである。 近年になって、故・伴 みつのり氏(本名・伴光範)の蔵から発見された書物より、妖怪おからばばあが実在した事が判明した。しかし、発見された書物『希望谷忍法帖・巻之壱拾六』の中で描かれる妖怪おからばばあにはあまりにも記述が少なく、二つの妖怪おからばばあの関連性については依然謎に包まれたままである。 妖縛法師シリーズにおいてはおからは彼にとって何より重要なものであったが、史実における妖怪おからばばあがどのような心中でこれを捧げたのか、我々は知る術を持たない。 ■シークレット 公開 *■キャラクター説明 「逃げろォー!妖怪おからばばあだァー!」 蜘蛛の子を散らすようにして、人々は我先にと逃げ出した。 「イィーヒヒヒ!おからじゃー!おからを食えー!」 怯えた視線を一身に浴び狂気を振り撒くのは、そう、おからばばあである。 「待てィッ!妖怪おからばばあ、妖縛法師・櫓坊が相手だッ!」 白昼堂々、村民の口へとおからを捻じ込んでいく妖怪おからばばあには、ある秘密があった。 「ば……ばかな……!この者……!」 それは……そう、 「ばばあではない……!」 男性――なのである――。 (『妖縛法師・櫓坊の戦い11~白眉の破戒僧編~』(伴 みつのり・著)収録、『四拾壱話・愛憎のおから』より抜粋) (以下、『月刊Being増刊号 妖縛法師を見つめる』内記事より抜粋) 『四拾壱話・愛憎のおから』は、妖縛法師・櫓坊の冒険譚たる構造から抜け出し、一見滑稽に映るおからばばあというキャラクターの悲哀と羨望を写実的に描いた、妖縛法師シリーズでも一際異彩を放つ短編であると評されている。 その異質な作品の背景に、著者の祖父母の他界があることは想像に難くない。幼少時、多忙だった両親に代わり著者を育てたのはまさしく祖父母であったという。また、2046年に本誌で行われた独占インタビューでは尊敬する人物として二人の名を即答している。第四次電子海戦という理不尽は、皮肉にも彼の作品に大きな影響を与え、妖縛法師シリーズは今日にまで語り継がれる事となったのだ。 (中略) では、この辺りで一度問い直すこととしてみよう。 “妖怪おからばばあ”とは何だったのか? 妖怪おからばばあは、単に祖父母の投影、差別社会への絶望の表れと断じてしまっても良いものだろうか? そうではない、と言える。 先述した通り、妖怪おからばばあはバイオテックにより生み出された反条理生命体である事は明白だろう。これは、2043年に最盛となった兼貝フロンティア社の「天上人計画事件」と無関係ではないはずだ。天上人計画事件は最終的に営利団体HELPERの介入によって収束の目を見たが、その後の不自然な情報秘匿に関しては、現在でも疑問視する声は大きい。 そしてここで、先程浮かび上がった祀り屋の娘の存在が大きな意味を持ってくる。結論から言えば、妖怪おからばばあと祀り屋の娘の関係は、そのまま崩れ天上人(現在この名称を用いることは関係各所の反感を買うに違いないが、ここでは敢えて表記する)と少女の関係に対比することが出来るのだ。それならば、これらの相違点とは何か。 (中略) 以上より本作は、やはり、妖縛法師・櫓坊の戦いであるのだ。妖怪おからばばあの最終目標である「祀り屋への復讐」は、櫓坊の手によって完結したと言えるのだから。(了)

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