ニンテンドー3DSとは
ニンテンドー3DS(ニンテンドースリーディーエス)とは任天堂が開発・発売した携帯型ゲーム機。
日本では2011年2月26日に発売(アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでは同年3月下旬に発売)。
日本では2011年2月26日に発売(アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでは同年3月下旬に発売)。
ニンテンドーDSシリーズ(ニンテンドーDS・ニンテンドーDS Lite・ニンテンドーDSi・ニンテンドーDSi LL)の次世代型携帯ゲーム機にあたる。
ニンテンドーDSシリーズとの主な相違点
- 裸眼で3D(立体映像)を見る事ができ、外側カメラによって立体的に見える画像を撮影可能。
- 新たな入力デバイスが追加(スライドパッド、モーションセンサー、ジャイロセンサー)。
- 通信の強化がされている(すれちがい通信、いつの間に通信など)。すれちがい通信では同時に複数のソフトですれちがうことができる。
- グラフィックが大幅に向上(DS:N64レベル、3DS:GC、PS2レベル)。
- マルチタスク対応(ゲームを起動したままインターネットブラウザーなどの一部の機能を利用できる)。
本体概要
ニンテンドー3DS | |
---|---|
発売日 | 2011年2月26日 |
セット内容 | ニンテンドー3DS本体 ニンテンドー3DS専用充電台 ニンテンドー3DS用ACアダプタ ニンテンドー3DS専用タッチペン SDメモリーカード(2ギガバイト) ARカード(6枚) かんたんスタートガイド 取扱説明書 保証書 |
サイズ | 縦74mm×横134mm×厚さ21mm(折りたたみ時) |
質量 | 235g(バッテリーパック・タッチペン・SDメモリーカードを含む) |
上画面 | 裸眼立体視機能付きワイド液晶(約1677万色表示可能) 3.53型(横76.8mm×縦46.08mm)/横800ドット×縦240ドット (横800ドットを左目用・右目用にそれぞれ400ドット割り当てることで立体表現が可能) |
下画面 | タッチ入力機能付き液晶(約1677万色表示可能) 3.02型(横61.44mm×縦46.08mm)/横320ドット×縦240ドット |
カメラ | 内側カメラ1個/外側カメラ2個 解像度はいずれも640×480(0.3メガピクセル) レンズ:単焦点/撮像素子:CMOS/有効画素数:約30万画素 |
無線通信 | 2.4GHz ニンテンドー3DS同士の対戦プレイやすれちがい通信が可能 無線LANアクセスポイント経由でインターネットに接続可能 (セキュリティーを強化(WPA™/WPA2™)したIEEE802.11b/g対応) 推奨通信距離30m以内(※周囲の状況によって短くなることがあります) |
入力(操作系) | A/B/X/Yボタン、十字ボタン、L/Rボタン、スタート/セレクトボタン スライドパッド(360度のアナログ入力可能) タッチスクリーン 内蔵マイク カメラ モーションセンサー ジャイロセンサー |
その他入力 | 3Dボリューム:3D表示の立体深度をスムーズに変更可能 HOMEボタン:HOMEメニューを呼び出す 無線スイッチ:ゲーム中でも無線をオフすることが可能 電源ボタン |
入出力端子 | ゲームカードスロット SDメモリーカードスロット 充電端子 ACアダプタ接続端子 ヘッドホン接続端子(ステレオ出力) |
サウンド | 上画面左右のステレオスピーカー(擬似サラウンド対応) |
タッチペン | 伸縮可能(伸ばした状態で約10cm) |
使用電源 | ACアダプタ[WAP-002(JPN)] 専用バッテリーパック(リチウムイオン電池)[CTR-003] |
充電時間 | 約3時間30分 |
バッテリー持続時間 | ニンテンドー3DSソフトをプレイする場合:約3時間~5時間 ニンテンドーDSソフトをプレイする場合:約5時間~8時間 ※画面の明るさによってバッテリー持続時間が変わります。 ※バッテリー持続時間は目安です。使用状況によって短くなることがあります。 |
ゲームカード | ニンテンドー3DS専用のゲームカード サイズはDSカードと同等、容量は発売時点では最大2ギガバイト |
スペック比較
3DS | DSi LL | DSi | DS Lite | DS | |
横 | 134mm | 161mm | 137mm | 133mm | 138.7mm |
縦 | 74mm | 91.4mm | 74.9mm | 73.9mm | 84.7mm |
厚さ | 21mm | 21.2mm | 18.9mm | 21.5mm | 28.9mm |
重量 | 235g | 314g | 214g | 218g | 275g |
上画面サイズ(インチ) | 3.53ワイド | 4.2 | 3.25 | 3 | 3 |
上画面解像度 | 800×240※1 | 256×192 | 256×192 | 256×192 | 256×192 |
下画面サイズ(インチ) | 3.02 | 4.2 | 3.25 | 3 | 3 |
下画面解像度 | 320×240 | 256×192 | 256×192 | 256×192 | 256×192 |
内カメラ | 1個 | 1個 | 1個 | × | × |
外カメラ | 2個 | 1個 | 1個 | × | × |
画素数 | 640×480 | 640×480 | 640×480 | × | × |
SDカードスロット | ○ | ○ | ○ | × | × |
スライドパッド | ○ | × | × | × | × |
モーションセンサ | ○ | × | × | × | × |
ジャイロセンサ | ○ | × | × | × | × |
3Dボリューム | ○ | × | × | × | × |
HOMEボタン | ○ | × | × | × | × |
無線スイッチ※2 | ○ | △ | △ | × | × |
ゲームソフト容量※3 | 2GB~ | 512MB(0.5GB) | 512MB(0.5GB) | 512MB(0.5GB) | 512MB(0.5GB) |
※1:解像度を損なわずに裸眼立体視をするために、水平解像度が垂直解像度の2倍となっている。2D表示でも実質400×240で表示される。
※2:DSi/DSi LLは本体設定で無線をオフにすることが可能。ゲームの設定変更は不可。
※3:ゲームソフト容量は現時点で採用がわかっている最大のもの。
※2:DSi/DSi LLは本体設定で無線をオフにすることが可能。ゲームの設定変更は不可。
※3:ゲームソフト容量は現時点で採用がわかっている最大のもの。
機能・サービス
機能 | サービス | |
裸眼立体視 | ゲーム中でも3Dボリュームによって立体感の調節や2D/3D表示の切り替えが可能 | |
ステレオカメラ | 外側カメラはステレオカメラとなっており、3D写真の撮影が可能 3D動画の撮影も可能。またカメラでQRコードの情報を読み取って、ホームページを表示させたりすることも可能。 | |
新しい入力インターフェース | スライドパッド、モーションセンサー、ジャイロセンサー | |
いつの間に通信 | ニンテンドー3DSがスリープモードの時に、ニンテンドーゾーンや無線LANアクセスポイントを自動的に探索し、 インターネットから情報・ゲームのデータ・無料ソフト・映像などを「いつの間に」か届けてくれる機能 | |
すれちがい通信 | ニンテンドー3DSがスリープモードの時に、自動的に他のニンテンドー3DSとデータを交換する機能 最大12種類のゲームのデータを同時に通信することが可能 | |
ゲームを終了せずに 呼び出せる便利機能 |
HOMEメニュー、インターネットブラウザー、おしらせリスト、フレンドリスト、ゲームメモ、カメラ、電子説明書の閲覧など | |
内蔵ソフト | ニンテンドー3DSカメラ | 3D写真の撮影の他、合体カメラ(2人をの顔を合体させる。合成ではない)の他、いろいろなモードがある 3DSやSDカードに保存された画像を見る場合もこのソフトを利用する |
ニンテンドー3DSサウンド | 音楽プレーヤー。MP3、AACに対応。すれちがいヒットチャートで他の人が聞いている音楽がわかる 本体マイクで録音し再生や加工を行う機能もある。最大10秒間の音声データをSDカードに180個まで保存可能 | |
Miiスタジオ | Miiを作成できる。Wiiで作成できるMiiよりもパーツが増えた。写真から自動的にMiiを作成する機能もある QRコードにして他の3DSに読み込ませたり、Miiを画像として出力することができる WiiやDSソフト「トモダチコレクション」で作成したMiiを連れて来る事ができる | |
すれちがいMii広場 | すれちがい通信によりMiiを集め、本ソフト内のゲーム「ピースあつめの旅」「すれちがい伝説」を 進行させることができる。すれちがった人の最後にプレイしたソフトや趣味なども見ることができる | |
ARゲームズ | AR(拡張現実)と呼ばれる技術を用いたゲームを遊ぶことができる 付属のARカードを外側カメラで映すと、実際の映像上にバーチャルのキャラクターなどを表示してゲームができる | |
思い出きろく帳 | ソフトのプレイ記録と歩数計の記録を見ることができる 100歩毎に「ゲームコイン」が1枚手に入る(1日最大10枚、上限300枚)。ゲームコインは対応ゲームで使用することができる | |
顔シューティング | カメラで撮影した人物の顔が敵となり、それを打つシューティングゲーム | |
ダウンロード販売(ニンテンドーeショップ) | ニンテンドーeショップに接続することでソフトの購入の他、映像(2D、3D)、ランキング、などを見ることができる。ゲーム体験版の配信もある。 Wiiにおける「Wiiショッピングチャンネル」と「みんなのニンテンドーチャンネル」が1つに集約されたようなもの。購入したソフトをいつの間に通信を利用してあとから受信する機能の追加 | |
ソフトとデータの引っ越し機能 | 一部ソフトを除き、ニンテンドーDSiやニンテンドーDSi LLからニンテンドーDSiウェアを引っ越しすることができる 購入したソフトを3DSから別の3DS本体に引っ越す機能も提供予定 | |
互換機能 | ニンテンドーDS、DSiのソフトを遊ぶことができる。GBAスロットを用いるゲームはその機能を利用することはできない ニンテンドーDSシリーズと解像度が違うので、若干表示がぼやける。STARTかSELECTボタンを押しながら起動すると、 表示は小さくなるが綺麗に表示できる | |
保護者による使用制限機能 | お子様にも安心して使っていただくために、レーティングによるゲームの起動制限やブラウザーの起動制限、 3D表示の可否など、10項目の設定がある |