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Gisya@偽者の企画バカWiki

最終話:卒業



⇒『初恋は紅茶の味:最終話』の台本です。



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  • 原案:偽者さんの過去の恋愛話
  • 台本:みっきぃさん
  • アレンジ:偽者さん



登場人物


人数:♀3人 ♂6人 乱入3人
主人公。偽者さんの過去の姿らしい。
生徒会長でもあり、パソコン部の部長でもある。主人公の彼氏。
部員の男 3年生。ちょっとお調子者。
部員の女 3年生。恋に積極的で元気な女の子。
保健室の先生 何気に色っぽい先生。
先生A 学校の先生。
在校生A 2年生。
在校生B 2年生。
在校生C 2年生。
桜井 ある物語から乱入。
郷田 ある物語から乱入。
サボり生徒 ある物語から乱入。



【スズメの鳴き声】

0女「はぁ‥今日も寒い。昨日は、いっぱい泣いちゃったなぁ。」

1女ナレ「卒業式当日。腫れぼったい自分の顔を気にしながら家を出た。」
2女ナレ「すると、外では先輩が待っていた。」

3女「あれ?先輩?」
4男「おはよう。昨日は、ごめん…。」
5女「私の方こそ、泣いてごめんなさい。」
6男「気にしなくていいよ。」

【間】

【2人で歩く足音】

7男「あ、あのな…。」
8女「なんですか?昨日の事なら気にしないで下さい。もう大丈夫ですから。」※笑いながら
9男「う…うん。」
10女「いよいよ卒業式ですねっ!答辞頑張ってくださいね!」
11男「そう…だな…。」※元気なさげに。
12女「はい。ちょっと楽しみだったりして♪」
13男「あはは…。」※更に元気なさげに。

14女ナレ「この時の私は、信じていた。卒業しても変わらず会う事が出来ると。2人の時間が、いつまでも続くことを…。」

【チャイム】

【廊下を歩く足音】

15女「もう直ぐ卒業始まるなぁー。早く体育館に向かわないと。」

【足音がピタっと止まる】

16女「あ!あの人だ…。」※小声で


17部員男「なぁー聞いたか?会長の話…。」
18部員女「え?なんの話?」
19部員男「なんかどっか、遠いところに行くらしいぞ?」

20女(え…?)※心の声

21部員女「ええー!そうなの?知らなかった…。」
22部員男「知らなかったんだ?まぁー…今日聞いた話だからな?」
23部員女「おいおい。今日なら知ってるわけないだろ!で、どこに行くんだ?」
24部員男「んー…、詳しくは、言ってなかったなー。」
25部員女「肝心なとこ聞いてないの?使えないわねっ!」

【頭を殴る音】

26部員男「いて…あはは…。ごめん。」

【心臓の音】

27女(なんで…?先輩が…?遠いところにいっちゃうの?聞いてないよぉ…。)※心の声

28女ナレ「いつまでも続くと思っていた2人の時間が、もろく砕けてしまった瞬間だった。」

【OP流れ始める】

29女ナレ「ラジオドラマ・プレゼンツ・初恋は紅茶の味」
30女ナレ「最終話:卒業」

【OP】

【廊下を走る足音】

31女(嘘だ…。嘘だっ!遠いところにいっちゃうって…それって…それって…!)※心の叫び

【廊下を歩く足音】

32女(卒業したら…もう会えなくなるってことっ!?)※心の声

33先生A「おい、早くしなさい。他の在校生は、とっくに席についてるぞ。」
34女「あ…すみません。」

【廊下を走る足音】

35女ナレ「私の気持ちがスッキリしないまま…、卒業式がはじまった。時期に先輩が卒業証書を受け取っている姿が目に映る。」
36女ナレ「本当は勇ましい先輩の姿を見とれながら、胸をときめかせているはずなのに…、今では胸が苦しいだけでだった。」

37在校生A「卒業生の皆さん、本当にありがとうございました!」

38女ナレ「在校生のありがとうございました!の声で、ボーっとしていた意識が戻った。在校生の送辞の後は、卒業生の答辞…。」

39女(先輩…。)※心の声

40先生A「卒業生答辞!全員起立!」

41女ナレ「先輩がステージに上がる。」

【心臓の音】

42女ナレ「胸がますます苦しくなる。」

43男「…在校生の皆さん、保護者の皆様、諸先生方。3年間本当にありがとうございました。」
44男「この3年間、勉強に部活動などを通して色々なことが学べました。」
45男「辛かったりしたとき、悩んだりしたときも手を差し伸べてくれた友人達…」
46男「勉学。部活動に、私達卒業生に、一生懸命ご指導頂いた先生方。」
47男「そして今日まで育てて頂いた。保護者の皆様。」
48男「私達卒業生108名は、感謝に耐えません。明日から不安と期待を胸に持ち、まだ知らない世界に旅立ちます。」
49男「これから卒業しても、先生方、保護者の皆様、ご指導の程よろしくお願いいたします。」

50女ナレ「先輩の答辞を聞きながら、私の脳内の中では先輩と初めて出逢った時期の事を思い出していた。」

51男(中学入学おめでとう。いろいろあると思うけど。部活と勉強。)
52男(いろいろな世界が待ってます。楽しんで中学生活を送って下さい。)
53男(いらっしゃい~入部希望かな?ゆっくりしてって…。)
54男(貸そうと思ったのはコレ!偽者キャノン!これ面白いよー!)
55男(な、なぁー…。なんで…。そんな可愛く…笑うんだ?)
56男(うん…。ありがとな。オレもずっとドキドキしてて…。)
57男(んじゃー、魔法をかけるから目を閉じて…。)

【心臓の音】

58女(先輩…かっこいい…。でも…、凄く寂しい。)※心の声

【心臓の音】

59女(あれ…?なんか周りがよく見えない…。あ…。)※心の声

【倒れる音】

60在校生B「誰か倒れたぞっ!」
61在校生C「おい!大丈夫か?誰か保健室!」

【心臓の音】

62男(愛してる…。だから泣かないで…。)

【心臓の音】

63女ナレ「消えていく意識の中、先輩の声がずっと聞こえていた。」
64女ナレ「好きだよ。愛してる…と。ずっと…ずっと…。」

==========
【区切り】
==========

【複数で廊下を走る足音】 フェイドイン

65先生A「こらぁ!おまえらぁ!卒業式ぐらい廊下を走るのをやめんかぁ!」
66在校生B「そう言えば…なんで俺たち…。」
67在校生C「いつもいつも…。」
68在校生A「先生に追いかけられているんだぁぁぁぁ!?」※叫ぶ。

【複数で廊下を走る足音】 フェイドアウト

69保健室の先生「もう大丈夫。ただの貧血よ。」
70男「そーですか。よかった。」
71保健室の先生「随分、衰弱してる感じね…。クマできてるみたいだし…。」
72男「あ…。」
73保健室の先生「昨日あんまし寝てなかったみたいだね?あんまし泣かせちゃダメよ?」
74男「え?」
75保健室の先生「さーてと…、私ちょっと職員室行って来るから…後、お願いね?」
76男「はい。ありがとうございました。」
77保健室の先生「男と女の間を邪魔をするほど…、私は野暮じゃないよ。」
78男「あ…はい。」
79保健室の先生「ふふ。青春ね。んじゃぁーね。」

【ドアが閉まる音】

【廊下を歩く足音】

80女「う…うん先輩…。」
81男「大丈夫か?」※心配そうに
82女「はい。ここは、保健室…?」
83男「ああー、そうだよ。卒業式の途中で突然倒れたから、ビックリしたよ。」
84女「ごめんなさい…。先輩の答辞、最後まで聞けなかった…。」
85男「あはは…。ちゃんとやったから安心しろ。」

【間】

86女「あ‥荷物‥教室にいかなきゃ…。」
87男「その前に…、一緒に来てくれるか?」
88女「あ、はい。」

【ドアを開ける音】

89男「流石に…誰もいないみたいだな?」
90女「そーですね。なんか…部室スッキリしてますね。」

【間】

91男「あのな…、話があるんだ。」
92女「え?」
93男「就職先のことなんだけど。」
94女「は…はい。」
95男「実は、ロンドンに行くことになったんだ。」
96女「じゃ、部員の人がしていた噂は本当なんですね?」
97男「知ってたのか?隠すつもりはなかったんだ。朝言おうと思ったんだけど…。」
98女「それじゃもう…先輩とは会えなくなるんですね?」
99男「3年くらい戻ってこれない…ごめん。」

【間】

【相手の胸元を叩く音】

100女「嘘つき!毎日車で迎えにきてくれるって言ったじゃないですか…!」
101女「一緒にゲームしようなって…言ってくれたじゃないですか!」※途中で泣く
102女「これからも…ずっと…ずっと…!」

103男「泣かないで…落ち着いて聞いて…。」※優しく
104女「落ち着いていられますかっ!だって…だってっ!」
105男「ロンドンに行ってもお前のこと忘れない…だから…。」
106女「いやっ!いやだっ!」
107男「落ち着けっ!」

【間】

108女ナレ「気がついたら私の唇に先輩の柔らかい唇が重なった。驚きのあまりか何も言葉が出なかった。ただ、声も出さずに涙を流し続けていた。」

109男「日本に戻ってきたら、真っ先に会いに行くから…。」
112女「ひっく…うぅ…。」←泣き続ける
113男「目を瞑ってくれるか…?」
114女「はい…。」

【間】

115男「約束する。生涯お前だけを見つめて、側にいる。もう2度と泣かさないように…。」
116女「先輩…。」

【間】

117男「このコートほしがってたよな?これは約束の印だ…。」

【コートを女の肩に】

118女(紅茶のいい匂い…先輩の匂い…)※心の声

119男「オレと結婚してくれ…。」
120女「先輩…は…、はい。」※泣く
121男「待っていてくれるか?」
122女「はい…待ってます。ずっと待ってます。」
123男「ありがとう…。」

【間】

124女「ねぇ、先輩…。もう一回…さっきの言ってくれませんか?」※段々と明るく
125男「コラ!何度も言わせるな。恥ずかしいんだ。」
126女「えへ。」
127男「やっと笑ってくれたね。」
128女「このコート…大切にしますねっ!」
129男「必ず迎えにいくから…愛してる…。」
130女「はい…。」

【チャイム】

【複数で廊下を走る足音】 フェイドイン

131先生A『こらぁ!おまえらぁ!だからぁ廊下を走るなって言ってるだろう!』

【足音が止まる】

132先生A『ん?やっと止まったか。』
133在校生A『先生…』
134在校生B『俺たち来年卒業しても…』 ※泣きそうに
135在校生C『走るのをやめません!』※叫んでください。

【再び走り始める】

136先生A『そんなお前達が好きだああああああああああああ!』

【複数で廊下を走る足音】 フェイドアウト


137部員女「結局フラれちゃったかぁ…あーあ…。」
138部員女「あ…れ?ガラにもない。泣くなんて…。」

【1人歩く足音】

139部員男「おーい!なんだこんな所に居たのかよ!探したぜー。」
140部員女「ちょっと…何か用?」
141部員男「あれ?泣いてんのか?初めてみた!」
142部員女「泣いてなんかいないわよ!ちょっとコンタクトずれただけ!」※慌てる
143部員男「はいはい。渡すものあってさー…。コレ。」

【間】

144部員女「え?なによこれ?」
145部員男「み…見りゃわかるだろ?ボタンだよ!ボ・タ・ン!」
146部員女「何?とれたから直してくれって言うの?自分でやりなよ!」
147部員男「バカ!違うよ!第二ボタンだ!」
148部員女「ふーん。だから何?大事に持ってろ!とでも?」
149部員男「バカ!お…お前のこと…好きだったんだ。付き合ってほしいんだ…ダメか?」

【間】

150部員女「あははは!私のこと好きなの?あはは!冗談よしてよ…。」※動揺
151部員男「なんだよー…笑うことねーじゃんかよ!ひでぇー…。」
152部員女「あ!そこ!右の方に、あんぱんまんが歩いてる!」
153部員男「なに!どこどこ?…んっ?」

【可能ならばキス音】

154部員女「バカ…ありがと…。」

【間】

155桜井「なぁ、郷田君…、このボタンもらって…。」
156郷田「それ…、お前…。後輩の誰かに、あげるんじゃなかったのか?」
157桜井「郷田君にもらって欲しくて、ずっと断ったんだ。俺…ずっと郷田君のこと…。」
158郷田「桜井…。」
159桜井「好きなんだ。」

【間】

160サボリ生徒「ちょ、ちょっと!本当にねぇーよっ!お前らぁぁぁ!」※普通に叫ぶ

==========
【区切り】
==========

161女ナレ「そして先輩の旅たちの日は…やってきた。」

162男「あー、寒いなぁー…。やっぱしコートはマズったかぁ…。」
163男「バスも遅れてるみてーだし…。飛行機遅れなきゃいいけど…。」

【間】

164男「こんな朝早いと、さすがに誰もいねぇー…。」※寂しげに

【1人走る足音】

165女「先輩ーー!おはようございます!」※元気よく
166男「あれ?なんでここにいるんだ?」
167女「あはは。昨日電話で[来る]って言ってたじゃないですか?」
168男「そだっけ?」

【間】

169女「どーですか?似合いますか?コート。」
170男「う…うん…。かわいい…。」※かわいいは小声
171女「え?何か言いました?」
172男「う…いや…すごく似合ってるよ。」
173女「えへへ。」
174男「ロンドンに着いたら電話もするし、メールも毎日送るからな…。」
175女「私もロンドンいっちゃおっかな?」※小声
176男「ん?」
177女「いいえ。そんな無理しなくていいですよ。忙しいだろうし…。」
178男「無理じゃなくて…したいんだ…よ。」
179女「は…はい。せ…先輩朝から顔赤いですよ?」

【間】

180男「そ…そんなことないよ!寒いから赤いだけだ!」
181女「あはは。先輩頑張って下さいね。」
182男「やめろよ!う…うん。頑張ってくるからな!」
183女「はい。あ!バス来ましたよ!先輩早く!」
184男「ああーんじゃな!行ってくる!」
185女「はい!いってらっしゃいませ!旦那様。」※照れながら
186男「バカ!」※照れながら

【間】

187男「寂しくなったら…右ポケットに手を入れて…。じゃぁな。」※小声

【バスの閉まる音】

【バスが去る音】

【間】

188女「あーあ。いっちゃった…。」

【間】

189女「いっちゃった…いっちゃっ…た。いっちゃったよぉ…。」※途中から泣く
190女「先輩…私…3年も待つ自信…ないし…。無理だよぉ…。」
191女「ただ側に居てほしいだけなのに…先輩に触れたいだけなのに…。」
192女「無理だよ…。寂しいよ…。抱きしめてほしいよー…。キスして欲しいよ…。」
193女「どうして…どうして…うぅ…。先輩…先輩ぃ…。」

194男(寂しくなったら…右ポケットに手を入れて…。)※脳内に聞こえる声

195女「ポケット…。」

【ポケットに手をつっこむ】

196女「あれ?何か入ってる…。」
197女「手紙…?」

【手紙を広げる音】

198男(3年も待ってくれなんてムチャなのは分ってるけど‥お前と結婚したい。)
199男(お前がイヤだと言ってもオレの気持ちはずっと変わらない。)
200男(不思議な事に、一つだけ変わらないことがあるんだ…。)
201男(初めに出会った頃のままドキドキして楽しいんだ。)
202男(第2ボタン渡すの忘れちゃったな。ごめんな。)
203男(待っててくれ!愛してる。誰よりも…。)

【EDが流れ始める】

204女「はい。先輩。」←泣きながら

205女ナレ「先輩の手紙の他に、ボタンが1つ入っていた。」
206女ナレ「そして…、先輩の制服につけていた、第2ボタン…。」

【ED】

【スタッフロール】

207女ナレ「キャスティング

女…
男…
女の母…
男の母…
犬…
部員・女…
部員・男…
先生A…
在校生A…
在校生B…
在校生C…
保健室の先生…
桜井…
郷田…
サボリ生徒…

原案…偽者さんの過去の恋愛話
脚本…みっきぃ
アレンジ…偽者さん
編集…


BGM…
効果音…               」

【ED後】

208女ナレ「おまけ」

208女「女でーす。」
209男「男でーす。」
210女「結局、ヒドイ男でしたね?そー思いませんか?」
211男「ええー…ヒドイ男ですよー。どーせ…。でも、離れても…愛してる。」

【間】

212女「私、結局愛してるって言わなかったんだよなぁー。」
213男「リアクション無しかよ?愛してる…聞きたかったなぁ。」
214女「男の人が言うからサマになるんですよ。先輩。」
215男「そ…そんなもんか?」

【間】

216女「愛してます…先輩。」※小声

【間】

217男「何?もう一回言って?」
218女「待つ女って辛いです。」
219男「無視かよ…。一緒にロンドン来ればよかったのになー。バス乗るのかと思ってた。」※小声
220女「え?何か言いましたか?」
221男「い…、いやなんでもない。」
222女「先輩…。」

【間】

223女「早く迎えに来てくださいね。」※小声

【間】

224女ナレ「10年以上過ぎた今でも…、思い出せば…正直恥ずかしいわけで…。それでも、相手に伝えたい言葉ってのもある。それは…。」

【間】

225女ナレ「いい思い出を…ありがとう。」



※この話の著作権は台本作成者の『みっきぃ』にあります。


最終更新:2008年04月06日 09:34