⇒『危ない学校生活』の台本です。
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危ない学校生活
男子校に入学した主人公が出逢ったものは…。
登場人物
人数:♂1人 他1人 ナレ1人
0ナレ『ラジオドラマプレゼンツ・危ない学校生活』
1:広末M『4月…。志望した高校での新たなる学校生活が始まった。』
2:広末M『あ、僕は「広末 亮」。ごくごく普通の男である。この高校に入学したのも家から近かったからと言うだけである。』
3:広末M『ただ、1つだけ不満なのは男子校だってこと。そろそろ彼女の1人ぐらい欲しい所ではあるんだが、男子校じゃ可能性は少ない。』
4:広末M『それでも、新たなる学校生活と言うものはワクワクするものである。』
5:広末M『入学してから1週間たった頃、放課後、僕は色々な部活を見て回ってた。』
6:広末M『部活に入る気はなかったが、どんな部活があるのかってのだけは興味があったのだ。』
【チャイムの音】
【廊下を歩く足音】
7:広末『野球部…バスケ部…ラグビー部…。』
8:広末『パソコン部…英会話部…やっぱ色々あるもんだな…。』
【足音が止まる】
9:広末『茶道部…男子校にもあるんだ…。』
【ドアが開く音】
10:前川『ん?』
11:広末『あ、こんにちわ。』
12:広末M『茶道部の部室から出てきたのは、小柄な男の方だった。慎重は僕と同じぐらい。170センチぐらいか…。』
13:広末『ここの生徒かな?でも、この人…私服ってかスーツだし。』 ※心の中
14:前川『新入生か?』
15:広末『あ、あぁ…はじめまして。広末って言うんだ。君も新入生?何組?』
16:前川『今日で17人目だ…。』
17:広末『え?』
18:前川『俺は、ここの学校の家庭科担当の教師。前川だ。』
【間】
19:広末『ええええええええ!?』 ※ビックリする。
20:前川『この身なりだからな、良く若く見られるが…、お前よりも15違うぞ。一応。』
21:広末『15も上…って三十路超えてるのかっ!?嘘だろ?』
22:前川『事実だ。』
23:広末『いや、驚いた…って、ごめんなさい。前川…先生でしたよね?』
24:前川『そうだ。広末か。良く覚えておくぞ。家庭科の授業の成績…早速ピンチになるかもな。』
25:広末『いきなりそれはナイッスよぉ。』
26:前川『冗談だ。せっかくだ、茶道部に見学していかないか?』
27:広末『茶道部って堅苦しいイメージしかないんですけど…。』
28:前川『茶菓子と、お茶を入れてやる。まぁ、入れ。』
29:広末『ご馳走してくれるなら…少しだけ。』
【ドアが閉まる音】
【2人の足音】
30:前川『ここで座って待ってろ。準備してくる。』
31:広末『あ、はい。てか、部員は?』
32:前川『俺だけだ。』
33:広末『え?』
【ガサゴソしている音】
34:前川『男子が茶道部に入りたいって言うのは、なかなかいないものだ。』
35:広末『ま、まぁ、そうでしょうね。』
36:前川『すまない。もう少し待っててくれ。』
37:広末『あ、はい。』
【ドアが開く音】
【ドアが閉まる音】
38:広末M『前川先生は、奥にある個室に篭もり物音を立てながら準備をしていた。』
39:広末M『僕は座敷に、なんとなく正座で座ってまっていた。何故か緊張してしまう。こういう場所に慣れてないからだろうな。』
【ドアが開く音】
40:広末『え?』
41:前川『待たせたな。』
42:広末『うそ…だろ?』
43:広末M『ドアから出てきたのは、着物姿をした前川先生だった。しかも…』
【間】
44:広末『き…綺麗。』
【間】
45:広末M『女の人が着るような、鮮やかな着物だった。小柄な先生だなとは思ったが、女性の着物を着ると見違えるぐらい…女らしい。』
【心臓の音】
46:広末『ぬわ…、なんでドキドキしてるんだ。待ってくれ…先生は男だぞ?』 ※心の中
47:前川『ん?どうした?』
【茶を入れてかき混ぜる音など】
48:広末『い、いえ…綺麗で驚いただけです。』 ※小声
49:前川『お世辞が上手いんだな。』 ※淡々と
50:広末『いや、お世辞じゃない!本当に…。』
【間】
51:広末『あ?』
52:前川『え?』
【ドサッ!】
53:広末M『僕は思わず、勢いで立ち上がろうとしたはずみでコケてしまう。前川先生 目掛けて倒れてしまった。』
54:広末M『原因は、ずっと正座していたせいで、足が痺れたと言う…情けない話である。』
55:前川『これは一体なんだ?』
56:広末『いや…、ごめんなさい。足が痺れて。』
57:広末M『前川先生を覆いかぶさるように倒れた僕。違う誰かが、この光景を見たら…誰もが「押し倒した」と言うに違いない。』
58:広末『それにしても…。』 ※心の中で
59:広末M『こうして近くで前川先生を見ていると本当に女の教師みたいだった。』
【心臓の音】
60:広末M『さっきよりも強い鼓動。相手が男なのは分かっているはずなのに、胸の奥で熱い気持ちが溢れ出す。』
【間】
61:広末M『一目惚れに近い感覚である。』
【間】
62:広末『せ、先生…ごめん。』
63:前川『広末っ!?』 ※戸惑う
64:広末M『俺は勢いに任せて、前川先生の唇にキスをした。前川先生の唇は、とても柔らかい。』
65:広末M『初対面の人を相手に…、しかも相手は先生で、男。僕の頭は、どうかしている。』
66:広末M『けど、止まらなかったんだ。』
67:広末『先生、ごめん。でも、余りにも魅力的だったから…。』
68:前川『そ、それは、か、かまわないんだが…。』 ※恥ずかしそうに
69:広末『え?』
70:前川『そ、その手を…、ど、どけてくれないか?』
71:広末『えぇ?』
【胸をもんでるイメージの効果音】
72:広末M『僕は自分の手へと目線を向ける。手は先生の胸の上にあった。』
73:広末M『がっちりとした男の人の胸板とは違う、ふっくらとした感触がそこにはあった。』
74:広末M『一瞬、自分の目を疑い、思わず指先を動かし揉んでしまう。』
【胸をもんでるイメージの効果音】
75:広末『や、柔らかい…?』
76:前川『えぇーい!どかんかっ!』
【殴る音】
77:広末『いてっ…。せ、せ…先生。そ…、その胸?』 ※動揺した感じ
78:前川『見て分からないのかっ!胸は胸だ!やたらと揉むんじゃない!変態がっ!』
79:広末『ちょっとまって?前川先生って男・・・の教師…じゃ?』
80:前川『本気でシバクぞ!俺は女だっ!』
81:広末『えええええええええっ!?』 ※驚く
82:前川『でなきゃ、こんな着物を着ないだろっ!』
83:広末『女装趣味があったのかな・・・って。』
【殴る音】
84:前川『確かに、男口調ではあるが、男に間違われるとか、本当にないわっ!本気で殴るぞ。』
85:広末『もう殴ってるじゃないかっ!』
86:前川『う、うるさい!全く、どうしようもない生徒だっ!』
87:広末『それは、こっちの台詞だよ。全く、本当に凄い先生だな…。』
【間】
88:広末『でも…、惚れた。』 ※小声で
89:前川『バカヤロウ!』
【殴る音】
90:広末M『次の日、僕は茶道部に入部届けを出したのは言うまでもない。』
91:広末M『4月…。志望した高校での、僕と先生の危ない学校生活が始まった。』
92:広末M『そして、僕の恋の始まりでもあった。』
93ナレ『キャスティング
広末 亮…
前川先生…
脚本…偽者さん
編集…偽者さん
BGM…
効果音… 」
※この話の著作権は台本作成者の『偽者さん』にあります。
最終更新:2008年04月06日 10:07