アットウィキロゴ

Gisya@偽者の企画バカWiki

俺と四葉とホワイトデー



⇒『俺と四葉とホワイトデー』の台本です。



使用の案内


このWikiに掲載されているの台本の使用は自由(フリー)ですが、著作権は台本作成者『本人』にあります。台本を使用した場合は『各台本のページのURL』を必ず貼るようにお願いします。使用報告は任意です。

使用報告:[email protected]



禁止事項


  • 『再配布』『二次配布』
  • 台本の『改変』(一人称を変えるのは可)
  • 『宗教サイト』『アダルトサイト』『違法サイト』での使用



  • 台本:偽者さん



俺と四葉とホワイトデー


ある男のホワイトデーの一日…。



登場人物


人数:♀3人 ♂1人 ナレ1人
佐々木優 ごくごく普通の高校生
佐々木四葉 優の妹。幼稚園児。しっかりだが甘えん坊。
佐々木の母 佐々木家の母親。
西園寺要 優の片思い。学校のアイドル。



【アラームの音】

0ナレ『ラジオドラマプレゼンツ・俺と四葉とホワイトデー』

【ドアが開く音】

1:佐々木の母『こらっ!優!起きなさい。朝よ。』

2:優『う…うぅ…ん。今起きるよぉ。』

【階段を下りる音】

3:四葉『にいたん、おはようございます。』

4:優『あぁ、いつも早いな。四葉は。』

5:佐々木の母『お兄ちゃんと違って、四葉はお利口さんですものね?』

6:四葉『うんっ!』

7:優『参ったなぁ…。』

8:優M『俺は「佐々木 優」。ごくごく普通の高校生。俺よりも早起きしてるのは妹の四葉。しっかりしているが根っからの甘えん坊である。』

9:四葉『にいたん、今日、学校終ったら戻ったら遊んで下さい。』 

10:優『今日はちょっと遊べないなぁ。』

11:四葉『えぇ、にいたんと遊びたいのにぃ。』 ※いじけながら

12:佐々木の母『優、たまには四葉の面倒みてあげなさい。』

13:優『今日はちょっと…用事があるんだよ。それが終ってから…な。』 ※恥ずかしそうに

14:優M『実は、今日はホワイトデー。遡る事1ヶ月前の事…。』

【チャイム】

15:西園寺『佐々木君、おはよう。』

16:優『あ、西園寺さん。おはよう。』 ※緊張しながら

17:西園寺『佐々木君…これ。』

18:優『こ、これは?チョコ?』

19:西園寺『バレンタインだから…。これ…。』

【間】

20:西園寺『本命だから…。』 ※囁く

【ざわめきの音】

21:優M『西園寺さんは、俺の通う学校のアイドルである。俺の片思いの相手でもあった。』

22:優M『でも、1ヶ月前のバレンタインで西園寺さんにチョコをもらって…しかも本命。』

23:優M『片思いではなくなった瞬間でもあった。だから、俺は今日はホワイトデーで改めて告白するつもりだ。』

【キッチンの音】

24:優『今日は予め買ってきた、西園寺さんの好きな味の飴を持って渡すぞ…ってあれ?』 ※心の声

25:優『母さん、ここに置いてあった箱…どうした?』

26:佐々木の母『え?知らないわよ。』

27:四葉『にいたん、これのことぉ?』

28:優『ん?』

【間】

29:優『アァァァー!?』

30:佐々木の母『何よ。朝から叫んで…。』

31:優『四葉っ!お前、なんで箱が空いてるんだ?なんでカラッポなんだ?』

32:四葉『おいちそうなキャンディーがあったから、食べちゃったの。』

33:優『な…お前!なんてことするんだっ!』 ※怒鳴る

34:四葉『…に…にいたん?』

35:優『これはな、兄ちゃんが今日の為に買ってきた大切な飴なんだぞ!ど…どうしてくれるんだ!?』

36:四葉『にいたんも飴欲しかったの?じゃぁ、1個余ってるからあげるよ?』

37:優『ふざけるなっ!』

【平手打ちの音】

38:四葉『に…に…にいたん?』 ※泣きそうに

39:優『もし、今日振られたら…。お前のせいだからなっ!?』

40:四葉『ふ・・・ふえぇ…』 ※泣き始める

41:優『そうやって直ぐ泣く…。もういい。お前の顔は見たくない!嫌いだっ!』

42:四葉『ふぇぇぇ・・・ん』 ※大泣き

【ドアが閉まる音】

43:佐々木の母『ちょっと、優っ!小さい子に当たってどうするのっ!』

44:四葉『にぃーたんに…にぃーたんに…嫌われちゃったよぉ。』

45:佐々木の母『よしよし、大丈夫よ。少し機嫌が悪いだけだから…ね。』

【チャイム】

46:優『あぁ、最悪だよ。参ったなぁ…。』 ※心の声

47:優『えぇい…。プレゼントは無くなったが告白は出来るか…。』 ※心の声

48:優『両想いは確定してるんだ。プレゼントは後で買えばいいんだ。』 ※心の声

【廊下を走る足音】

【1人歩く足音】

50:西園寺『こんにちわ。で、私に何かよう?』

51:優『西園寺さん、あ、あの…。チョコありがとうございました。しかも…本命…。』

52:優『お、俺、前から西園寺さんの事、好きでした。だから嬉しかったです。よ…、よかったら…。』

53:優『改めて言います。俺と付き合って下さい!』 ※緊張した感じ

54:西園寺『え…えっと…。』

【間】

55:西園寺『で、ホワイトデーのプレゼントは?』 ※少し怖い感じで

56:優『あ、ごめん…。西園寺さんが好きな味の飴用意してたんだけど…妹に食べられて…。でも、今度…また一緒に買いに行こ
…。』

57:西園寺『はぁ?飴?ふざけてるの?』

58:優『え?』

59:西園寺『こっちは、せっかく…、銀座の定番のチョコをくれてやったのに…。お返しが飴?本命って言えば、それなりにお返しが来ると思ってたのに…。』

60:優『西園寺…さん?』

61:西園寺『少しは、バックとか色々と貢いでくれそうな顔してたのに、期待して損した。私…帰る…。』

62:優『え?ちょっと待って…。俺と西園寺さんは両思いじゃ…。』

63:西園寺『はぁ?嘘に決まってるでしょ?既に彼氏いるから。アンタなんかより、数倍かっこよくて、お金持ちの人がっ!』

【歩き去る足音】

64:優『ちょ…そんなぁ…。』 ※がっくりした感じ。

65:優M『俺はフラレタ。でも、四葉のせいではなく。朝、四葉に怒っていた俺が馬鹿馬鹿しくなった。』

【ドアが開く】

66:優『ただいま…って誰もいないか。』

【間】

67:優『ん?』

【間】

68:優『…飴?』

【回想開始】

69(36):四葉『にいたんも飴欲しかったの?じゃぁ、1個余ってるからあげるよ?』

70(37):優『ふざけるなっ!』

【平手打ちの音】

71(38):四葉『に…に…にいたん?』 ※泣きそうに

【回想終わり】

72:優『はぁ…子供に当たった…天罰でも来たんかな…。』

【携帯の着信音】

73:優『はい、もしもし。あ、母さん…。』

【間】

74:優『何だって…。四葉がっ!?』

【玄関のドアを開ける音】

【走る足音】

75:佐々木の母『幼稚園から電話があって…、四葉…、こっそり幼稚園を抜け出しちゃったんですって。』

76:佐々木の母『ずっと、探してるんだけど。全然、みつからなくて。』

77:佐々木の母『画用紙に、にいたんのを探しますって、クレヨンで書置きが…。』 ※泣きそうに

【交差点の音】

78:優『兄ちゃんの、何を探しに行くってんだよ!あいつっ!』

【走る足音】

79:優『すみません…このぐらいの…小さい女の子なんですけど…。』

80:優『幼稚園児で…、きっと青い制服を着ていると思うんですが…。』

81:優『俺の妹なんです。知りませんか?』

【歩く足音】

82:優『はぁ、はぁ、はぁ…。』

【雨が降り始める音】

83:優『畜生…、見つからない。どこ言ったんだ?あいつ…。もう、暗くなるぞっ!雨も降ってきたし…。』

【回想開始】

84(35):優『これはな、兄ちゃんが今日の為に買ってきた大切な飴なんだぞ!ど…どうしてくれるんだ!?』

85(39):優『もし、今日振られたら…。お前のせいだからなっ!?』

86(41):優『そうやって直ぐ泣く…。もういい。お前の顔は見たくない!嫌いだっ!』

【間】

87:四葉『にいたんのを…探します。』

【回想終了】

88:優『まさか、あいつ!』

【走る足音】

【ざわめき】

【雨が降る音】

【歩く足音】

89:優『この前の飴を買ってきた商店街にいるかと思ったが…。』 ※心の声

90:優『良く考えてみれば、四葉は、どこで飴を買ったのか知らないじゃないか。』 ※心の声

91:優『ここにいるわけない…って…あっ!』 ※心の声

92:優『四葉っ!?』

93:四葉『…。』

【走る足音】

94:優『四葉っ!こんな所で何やってるんだ?皆心配してたんだぞ?』

95:四葉『…。』

96:優『しかも、こんなズブ濡れになって…。風邪引いたらどうするんだ?』

97:四葉『あ、にいたん…。』

98:優『あ、にいたん…じゃないよ!さぁ、帰ろう?』

【間】

99:四葉『…いや。』

100:優『いや…って、兄ちゃんを困らせるなよ…。』

101:四葉『いやっ!帰らないっ!』

102:優『四葉っ!』

103:四葉『だってぇ!だって、にいたんのを買うんだもんっ!』 

104:優『え…。』

105:四葉『に…にいたんの飴…。四葉…たべちゃったから。だから、にいたんの飴…買うの。』

106:優『よ…四葉…。』

107:四葉『だから、おみしぇ…探して。見つけて買おうと思ったけど…。』

【おはじきがジャラ付く音】

108:四葉『おはじきの…おはじきのお金じゃ…買えないんだって…。』 ※泣きそうに

109:優『ま…、まさか…幼稚園抜け出したのって…。』 ※動揺

110:四葉『にいたんのこと…にいたんのこと大好きだから…。だから、嫌われたくなかったから…。』

111:四葉『買って、飴を…、にいたんに返すんだもんっ!返すんだもん。ふえぇーん…。』 ※最後泣き出す

112:優『もう、いいっ!』

113:優M『俺は泣き出す四葉を、包み込むように抱きしめた。』

114:優M『俺は馬鹿だ。調子に乗ったり、四葉に当たったり、終いには…こんな小さい幼稚園児の…四葉に気を使わせて…。』 

115:優M『自分が情けなくて、泣きたくなる。』

116:優『すまなかった。四葉…すまなかったっ。』 

117:四葉『ふえぇぇーーーん。』 ※大泣き

118:優『兄ちゃんが悪かった。飴は、もういいんだ。四葉の事、嫌いになったりしないから!』 ※泣きそうに

119:四葉『にいたぁーーーん。にいたぁーーん。』 ※泣きながら

120:優『だから…帰ろう。母さんが待ってるから…。』

121:四葉『…うん。』

【間】

122:優M『それから、俺は四葉をおぶって家に帰った。心配してた母さんも安心してくれたようだ。』

123:優M『そして、母さんに朝の事を叱られた。当然だろうけど。』

124:優M『次の日、俺と四葉は風邪で熱を出した。雨に沢山…打たれてたから。』

125:優M『俺と四葉は寝室で2人並んで寝込んでいた…。』

126:四葉『に…にいたん…大丈夫?』

127:優『まずは、自分の心配でもしろ。』

128:四葉『…あい。』

【間】

129:四葉『…にいたん。』

130:優『ん?なんだ?』

132:優M『四葉は布団から、手を出し俺に向ける。俺も…手を伸ばし小さな四葉の手を優しく握る。』

133:四葉『にいたん、だいちゅき。』

134:優『俺もだ。』

135:優M『そして、残り1個の飴は四葉に…あげた。』

136:優M『俺からのホワイトデーのプレゼントとして。』

137ナレ『キャスティング

佐々木 優…
佐々木 四葉…
佐々木の母…
西園寺 要…

脚本…偽者さん
編集…


BGM…
効果音…               」



※この話の著作権は台本作成者の『偽者さん』にあります。


最終更新:2008年04月06日 10:21