トロレア語
トロレア語(Tloreanisz)とは仮想国家トロレア王国における公用語。アルファベットで綴られる。
話者人口はトロレア王国の総人口約3000万人程であり、そのほとんどが第一言語としている。言語コードは二文字がtl、三文字がtloである。
トロレア王国はヨーロッパに位置しながらも、歴史的に植民地政策が行われることがなかったため、フランス語や英語と違い世界語化どころか国外における話者はほとんどいない状況である。王国の領土から見ても、歴史的な版図変化が非常に少なく民族的に安定しているため、ドイツやオーストリアと異なり、領土縮小によって言語の飛び地化が起こることもなかった。これにより、隣国における話者も非常に少ないとされる。
特徴
- アルファベットを使用するが、標準語にダイアクリティカルマークが存在しない
- 比較的自由な文法の構造をしている
- 拗音がやや多く、二重母音や二重子音には少しルールが存在するが、基本的にローマ字読みと同じ
- 名詞と形容詞が組み合わさっていたり、動詞の接頭辞や接尾辞が存在することなどから、単語が長くなっている
- 名詞の性が語尾で分けられるため判別が容易
- 6つの格によって冠詞が格変化を起こす
方言
トロレア語の方言は、大きく分けて東部方言(Eesztentloreanisz)と西部方言(Lesztetloreanisz)に分けられる。トロレアは地方分権が進んでいるとはいえ、方言の公的地位は高いとは言えない。これは東部方言を標準語としているトロレアの方針である。方言の違いとして主にあげられるのが、綴りの差である。早期に成立した西部方言では、ダイアクリティカルマークが多用されているため、単語の長さが標準語に比べて短くなっている。
最終更新:2025年03月17日 00:07