「マッピング:ハンマーエディタのセットアップ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*マッピング:ハンマーエディタのセットアップ
1.06以前では手動でGameConfig.txtというファイルを編集する必要があったが、現在は必要無い。
SteamのライブラリからNMRiHを起動する際にハンマーエディタを選択することでも起動できる。
必要なら、ハンマーエディタのオプションのGame Configurationsからデフォルトのエンティティやvmfの保存場所などを変更できる。
ポイントエンティティのデフォルトはマップ内に基本的には8個しか置かないスポーンポイントになっているので、
使用頻度が高いエンティティ(prop_staticやenv_cubemap等)に変更しておくと良い。
vmf(マップのソースファイル)の保存場所はデフォルトではbsp(コンパイル済みのプレイ可能なマップ)と同じ"~\nmrih\maps"
になっているが、これだと整理がしづらいので"~\nmrih\mapsrc"というフォルダを作成しそれを指定すると良い。
以下は余談だが、vmfは1つのファイルをずっと編集し続けていると、後で問題が発生した際に後戻りができなくなってしまう。
苦労を重ねて作りあげたブラシを削除してvmfを上書き保存してしまった場合など悔やんでも悔みきれないので、
ある程度の区切り毎に新しい名前をつけて保存すること。例えばnms_map_001, nms_map_002, nms_map_003といった感じ。
vmfのファイルサイズなど微々たるものなのでどんどん増やしてしまって良い。
しかしmapsrcフォルダに1つのマップのバージョン違いが無数に存在するというのも問題なので、"~\mapsrc\nms_map"のように
サブディレクトリを作成しその中に保存するようにすると非常に整理がしやすい。
ただしマップを実際配布する際にnms_map_0xxの名前そのままで配布するのは避けたい。
例えばnms_map_003だったらプレイヤーは「nms_mapの3回目のリリースかな?」と勘違いしてしまう。
リリースするマップの命名法に決められたルールは無いが、以下のテンプレートに従うと分かりやすいだろう。
|nms_map_a1|初期のテストリリース。プレイヤーにテストしてもらい以降大きな変更をする可能性があるような場合。|
|nms_map_b1|テストリリース。プレイヤーにテストをしてもらい、以降細部の変更や難易度調整を経て正式リリースに至るような場合。|
|nms_map_v1|正式リリース。このバージョンをリリースする際にはできる限り不都合が存在しないようにすること。|
|nms_map&br()nms_map_final&br()nms_map_fin|最終リリース。「もうこのマップは完成しています、このマップに次のバージョンはありません」という場合に使う。安易にこの名前をつけてはいけない。またNMRiHのアップデートによってマップに不都合が発生し、それを修正した場合のマップ名に困ることになるのでやはりお勧めしない。どちらかといと「このマップを作るのは飽きました。もうNMRiHがアップデートして不都合等発生しても私は知りません。」といった意味合いかもしれない。|
|nms_map_a|nms_map_a, nms_map_b, nms_map_cといった風にアルファベット順につけていく。意味的には正式リリースと同じだがお勧めはしない。|
リリース時のbspのファイル名を上記のような名前に変更する時は、絶対に[[buildcubemaps>http://www34.atwiki.jp/nmrih/pages/74.html#id_672d3279]]をする前に変えること。
cubemapはbspのファイル名に依存するため、buildcubemapsをした後にファイル名を変えると紫テクスチャをもたらす。
また、nms_map_001.bspの名前でbuildcubemapsし、その後リリース用のnms_map_a1.bspという名前に変更してから再びbuildcubemaps
をした場合は正常に表示されるが、nms_map_001.bsp用に作られた使われないcubemapテクスチャの分無駄にファイルサイズが増えてしまう。
#region(1.06以前のバージョンのセットアップ)
"~\Steam\steamapps\(アカウント名)\sourcesdk\bin\source2007\bin\GameConfig.txt"をメモ帳で開く。
内容を全て削除した後、以下のボックス内をコピーして貼り付け、
[INSTALL DIR]と[STEAM ACCOUNT]の部分を全て自分の環境用に書き換えてから保存する。
※既に他のゲームを追加している人は、NMRiHの部分のみを追加すればよい。
"Configs"
{
"Games"
{
"No More Room in Hell"
{
"GameDir" "[INSTALL DIR]\steam\SteamApps\sourcemods\nmrih"
"hammer"
{
"GameData0" "[INSTALL DIR]\steam\SteamApps\sourcemods\nmrih\fgd\nmrih.fgd"
"TextureFormat" "5"
"MapFormat" "4"
"DefaultTextureScale" "0.250000"
"DefaultLightmapScale" "16"
"GameExe" "[INSTALL DIR]\Steam\SteamApps\[STEAM ACCOUNT]\source sdk base 2007\hl2.exe"
"DefaultSolidEntity" "func_detail"
"DefaultPointEntity" "prop_static"
"BSP" "[INSTALL DIR]\steam\steamapps\[STEAM ACCOUNT]\sourcesdk\bin\source2007\bin\vbsp.exe"
"Vis" "[INSTALL DIR]\steam\steamapps\[STEAM ACCOUNT]\sourcesdk\bin\source2007\bin\vvis.exe"
"Light" "[INSTALL DIR]\steam\steamapps\[STEAM ACCOUNT]\sourcesdk\bin\source2007\bin\vrad.exe"
"GameExeDir" "[INSTALL DIR]\steam\SteamApps\sourcemods\nmrih"
"MapDir" "[INSTALL DIR]\steam\SteamApps\sourcemods\nmrih\mapsrc"
"BSPDir" "[INSTALL DIR]\Steam\SteamApps\sourcemods\nmrih\maps"
"CordonTexture" "tools\toolsblack"
"MaterialExcludeCount" "0"
}
}
}
"SDKVersion" "3"
}
Source SDKを起動し、&bold(){Engine Version}を&italic(){Source Engine 2007}、&bold(){Current Game}を&italic(){No More Room in Hell}に設定すれば完了。
#endregion
*マッピング:ハンマーエディタのセットアップ
1.06以前では手動でGameConfig.txtというファイルを編集する必要があったが、現在は必要無い。
SteamのライブラリからNMRiHを起動する際にハンマーエディタを選択することで起動できる。