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    <title>ガンダムの世界にのびたが迷い込んだら@ ウィキ</title>
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    <description>ガンダムの世界にのびたが迷い込んだら@ ウィキ</description>

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    <title>全まとめ10</title>
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    <description>
      　
　のび太をのせた偽装船は無事にパ・ア・ソークへの入港を果たした。
「よし、無事に入港手続きが終わった」
　通信でパ・ア・ソークの入港管理局とのやり取りを終えると、船長が安堵の声を漏らした。
「ったく、こん時ばかりは毎回ヒヤヒヤしちまうぜ」
　そう言うと船長は近くに居る部下に声をかけた。
　貨物船員に扮したジオン兵が、貨物を船から降ろす。
　のび太もまたそれを手伝った。

　降ろした貨物を、全て輸送用のトレーラーに積み込み終わると艦長がのび太の肩に手を回した。
「それじゃあな」
　さっぱりとした、だけど力強い声だった。
　艦長とて、自分の任務をよく承知している。
　こうしてこのコロニーにＮＴ適性者を運んできたのも一度や二度じゃない。
　いちいち感慨に浸っていてはこの仕事が勤まるはずもなかった。
　励ましてどうにかなる事でもないことは分かっている。
　だから彼は「頑張れよ」の一言は飲み込んでいた。
「君もあのトレーラーに乗っていくんだ」
　艦長はトレーラーを指差しながらそう行った。
　はい、とのび太はそれに頷く。
「その間暇だろうから、これでも食いな」
　そう言って艦長はのび太にスナック菓子を差し出した。
「アリガトウ」
　のび太は笑顔でそれに答える。
　艦長は複雑な気持ちだった。
「ほら、トレーラーの運ちゃんが呼んでる。早くいきな」
「ハイ。ココマデハコンデクレテアリガトウ！」
　そう言ってのび太はトレーラーに向かって駆け出していた。
　艦長は細い目でその背中を見送った。
　
　
　
　ＮＴ研究所の所長室ではフラナガンが高級なチェアに腰掛けていた。
　その表情は怒りを堪えられない様子だった。
「何故だ。何故こうも計画通りに進まん」
　小さく呟く。
　ＮＴ部隊創設。
　その計画の成就まであと一歩なのだ。
　だと言うのに、その一歩がどうしても進まなかった。
　すでにサイコミュを搭載した試作機は完成している。
　プランとしては量産化を考慮した、低コストのサイコミュ搭載機も完成しているのだ。
　ララァ＝スンを筆頭に能力の高いＮＴも数体揃っている。
　後はＮＴ能力を持つ人材の収集と養成がもう少し進めば良いだけなのだ。

　だと言うのに、ＮＴ能力の人為的強化はことごとく失敗の連続だ。
　    </description>
    <dc:date>2009-11-27T11:44:49+09:00</dc:date>
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    <title>61ページ目</title>
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    <description>
      ・329 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/25(水) 00:46:15.17 ID:kBiZAMMo

　年頃で言えばのび太達とさほど変わらない少年だった。
　服は擦れてあちこちに穴が開いており、頬にも大きな傷跡がある。
　そして、子供とは思えない眼光の鋭さがその少年の歩んできた人生を物語っていた。
「やあやあ、君が助けてくれたんだね。どうもありがとう」
　ドラえもんはそう言うと笑顔で握手を求めた。
　そのドラえもんの様子に少年も安心したのか、少年もまた安堵の表情を見せる。
　しかし、それでもまだドラえもんを警戒しているのだろう。
　少年は少しドラえもんから距離を取っていた。
　しかし、そんな少年の反応にドラえもんは慣れていた。
　どうもこの世界では、ＭＳなんていう巨大なロボットが居る割に、ドラえもんのような家庭用ロボットが普及しているわけではないのだ。
　おかげで行く先々で彼は奇異な視線に晒されて来た。
　まぁ、そもそもそれは２０世紀でも同じ事だったのだが……。
「ぼく、ドラえもんて言うんだ。よろしくね」
　少年を安心させようと、ドラえもんはニッコリ笑った。
「そうだ、助けてもらったお礼に何かプレゼントをあげないと。まあプレゼントなんて言っても、乾パンくらいしかなんだけｄ――」
　ドラえもんはその先を話そうとして、絶句した。

　――無い。

・331 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/25(水) 01:00:26.88 ID:kBiZAMMo
　――無い。

　無いのだ。
　リュックも。
　その中に入っていた食料も、工具も。
　そして、”たずね人ステッキ”も、何もかもみんな無いのだ。
　ショックのあまりドラえもんはしばし固まってしまった。
　食料や道具だけならまだ良かった。
　そんなものは何かしらで代えはきく。
　しかし、たずね人ステッキだけは無くすわけにはいかなかった。
「あ、あの！　僕が倒れてた辺りにスッテキなかった！？」
　少年の両肩を掴んで思い切り前後に揺する。
　すると少年は驚いた様子で何かをドラえもんに訴えた。
　ドラえもんには『何言ってんだかわからないよ！』と少年    </description>
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    <title>60ページ目</title>
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    <description>
      ・309 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/04(水) 23:35:37.25 ID:JgNOJFw0

　難民キャンプも静かだったが、キャンプの外は余計に静かだった。
　荒れ果てた道を歩いてゆく。
　勿論、少年には行くあてなどなかった。
　ずっと歩き続ければいずれは何処かへたどり着くだろう、その程度の考えで少年は歩き続ける。
　考えなしではあったが、たどり着く場所がどんな場所だって少年には生きてゆく自信があった。

　そうしてしばらく歩いていると、少年は「う～」という何かの鳴き声を聞いた。
「……野良犬か？」
　咄嗟に身構え、耳を澄ます少年。
　しかし、その声は野犬の鳴き声と言うには随分弱々しかった。
　なんというか、弱って誰か助けを求めているような、そんな声だった。
　少年はなんだかその声の主が気にかかった。
　同時に、厄介ごとに巻き込まれたくない、とも思う。
　その声を発するのが何者なのか。
　確かめようか、確かめまいか、少年は少しだけ考え込んだ。
「まあ、あんな弱ってる声の奴じゃなんかあってもすぐに逃げられんだろ」
　そう思うと少年は声のする方向へ歩き出した。

・310 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/04(水) 23:59:40.04 ID:JgNOJFw0

「なんだ、人の声かこれ？」
　近づいてゆくにつれ、少年にはその声が人のうめき声のように聞こえていた。
　歩けば歩くほど、その確信は強まっていく。
　そして、遂に声の主の目の前に到着し、少年は絶句した。
「な、なんだコイツ！？」
　少年が驚くのも無理は無い。
　少年の目の前に倒れているのは、予想外のものだった。
　そこに居るのは明らかに人間ではなかった。
　かといって、それは少年の知るどの動物とも違う。
　肌は毛が全くなくツルツルしていて、そして真っ青だった。
　少年は何かのロボットかとも思ったが、ロボットにしてはやたらと有機的すぎる。
　少年にはこの生き物が何なのか全く見当がつかなかった。
　あえて例えるなら、耳の無い青狸と言ったところだろうか？
　しかし、例えそういう動物だとしても、明らかにこの生き物は人の言葉    </description>
    <dc:date>2009-11-27T11:03:42+09:00</dc:date>
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    <title>59ページ目</title>
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      ・293 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/03(火) 02:27:50.93 ID:r516qBM0


　タイ国境付近の荒れた道路を走る一台のジープがあった。
　ドラえもんの運転するジープである。
　余程荒れた道を走ってきたのだろう。
　傷だらけの車体は厳しい長旅を物語っている。
　しかし、それももう限界なのだろう。
　ジープのエンジンからはガスンガスンという音が鳴り響き、その度に車体が大きく揺れる。

　ガスンッ！！

　一際大きな音を立てて、急速に減速する。
　エンジン部分から黒煙が立ち込めると、とうとうジープは動かなくなった。
　すぐさま運転席からドライバーが降りてきてくる。
　ドラえもんはエンジンをチェックすると顔をしかめた。
「今まで騙し騙し乗って来たけど、こりゃあもうダメだぞ」
　ジョンの電気屋を出発して以来、長旅の中でこのジープが故障する事は幾度となくあった。
　その度何とか修理してきたドラえもんだった、流石に限界が来ていた。

・294 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/03(火) 02:38:25.06 ID:r516qBM0
「仕方ない、ここからは歩いていこう」
　そう言うとドラえもんはジープの荷台からリュックサックと一本の杖を取り出した。
　リュックサックを背負い、杖を地面に突き立てる。
　ドラえもんは緊張した面持ちで杖を見つめていた。
　その杖は言わずもがな、たずね人ステッキである。
　この世界でたった一つ、ドラえもんとのび太達をつないでくれる道具だ。
「頼むよ、たずね人ステッキ」
　そう言っていつもの様にステッキを倒す。
　カランと音を鳴らしてステッキの倒れた方角をドラえもんは眺めた。
　その先は木々の茂る険しい道である。
　しかし逃げるわけには行かなかった。
　今この瞬間も、のび太やしずちゃんやジャイアン達はドラえもんの助けを求めているのだ。
　この世界に迷い込んでから一月もの間苦しい思いをしている皆を思えば、それ以上の辛さなど彼には無かった。
　少しの間、決意を固めるようにステッキの先を眺めると、ドラえもんは黙々と歩き出した。



・295     </description>
    <dc:date>2009-11-27T11:01:58+09:00</dc:date>
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    <title>58ページ目</title>
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    <description>
      ・277 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/01(日) 21:41:46.67 ID:GINqAm.o

　のび太をのせた偽装船は無事にパ・ア・ソークへの入港を果たした。
「よし、無事に入港手続きが終わった」
　通信でパ・ア・ソークの入港管理局とのやり取りを終えると、船長が安堵の声を漏らした。
「ったく、こん時ばかりは毎回ヒヤヒヤしちまうぜ」
　そう言うと船長は近くに居る部下に声をかけた。
　貨物船員に扮したジオン兵が、貨物を船から降ろす。
　のび太もまたそれを手伝った。

降ろした貨物を、全て輸送用のトレーラーに積み込み終わると艦長がのび太の肩に手を回した。
「それじゃあな」
　さっぱりとした、だけど力強い声だった。
　艦長とて、自分の任務をよく承知している。
　こうしてこのコロニーにＮＴ適性者を運んできたのも一度や二度じゃない。
　いちいち感慨に浸っていてはこの仕事が勤まるはずもなかった。
　励ましてどうにかなる事でもないことは分かっている。
　だから彼は「頑張れよ」の一言は飲み込んでいた。

・278 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/01(日) 22:10:50.27 ID:GINqAm.o
「君もあのトレーラーに乗っていくんだ」
　艦長はトレーラーを指差しながらそう行った。
　はい、とのび太はそれに頷く。
「その間暇だろうから、これでも食いな」
　そう言って艦長はのび太にスナック菓子を差し出した。
「アリガトウ」
　のび太は笑顔でそれに答える。
　艦長は複雑な気持ちだった。
「ほら、トレーラーの運ちゃんが呼んでる。早くいきな」
「ハイ。ココマデハコンデクレテアリガトウ！」
　そう言ってのび太はトレーラーに向かって駆け出していた。
　艦長は細い目でその背中を見送った。



・279 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日：2009/11/01(日) 22:28:54.52 ID:GINqAm.o



　ＮＴ研究所の所長室ではフラナガンが高級なチェアに腰掛けていた。
　その表情は怒りを堪えられない様子だった。
「何故だ。何故こ    </description>
    <dc:date>2009-11-27T10:53:32+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/nobita/pages/95.html">
    <title>全まとめ09</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/nobita/pages/95.html</link>
    <description>
      　
　
　
　スペースコロニー。
　それは宇宙空間に佇む巨大な人工島である。
　基本的に密閉されたシリンダー様の形態をとり、その中では１００万～２００万人程度の人々が居住している。
　それらが密集したコロニー群はサイドと呼ばれ、現在宇宙には７つのサイドがあった。
　月面都市と共にコロニーこそが宇宙における人々の生活拠点であり、故郷でもある。

　そんな７つのサイドの内の１つ、サイド６。
　今回の戦争において連邦軍にもジオン軍にもつかず完全中立を宣言したサイドである。
　その為サイド６は戦禍を免れ、今回の戦争の中では比較的被害の少ないコロニー群でもあった。

　サイド６に属する密閉型コロニー『パ・ア・ソーク』。
　このコロニーもまた、戦争による被害の少ないコロニーの一つだった。
　密閉型のコロニーの全てがそうであるように、パ・ア・ソークの中もまた人工照明により照らされており、人々はその光により生活している。
　照明は時間によりそれぞれ朝、昼、夜を再現しており、地球や開放型のコロニーと同じように１日がある。

　そんなパ・ア・ソークの中で、居住区から離れた産業区の一角にとある施設があった。
　一見地味で目立たないが、堅牢な壁に守られ屈強な警備員の姿も見れる。
　その施設の、幾重にも張り巡らされたセキュリティーの奥にある一室。
　そこに一人の少女がいた。
　見たところ十代半ばの、雪の様に真っ白な長髪が印象的な少女である。
　また額で切りそろえられた前髪が個性的だった。

　部屋は彼女の私室と言うにはあまりにも簡素だった。
　ベッドと机と本棚は置かれているが、それ以外のものは何もない。
　必要最低限のものしか置かれておらず、天井も壁も真っ白なその部屋にはひたすらに冷たい空気が漂っていた。
　少女の部屋らしい華やかさなど微塵もない。

　少女は窓の縁に腕を置いて外を眺めていた。
　しかし外とはいえ見えるものなどビルの群れだけである。
　密閉型のコロニーの性質上、開放型のコロニーの様に巨大な天窓から宇宙が覗くことも無い。
　上を見上げれば、巨大な天井に逆さ釣りになった街が見えるだけである。
　もしも地上生まれの人間がある日突然このコロニーに移り住んできたとしたら、きっと気が滅入るだろう。
　実際、地上帰りの研    </description>
    <dc:date>2009-10-19T11:22:38+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/nobita/pages/94.html">
    <title>57ページ目</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/nobita/pages/94.html</link>
    <description>
      ・257 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日：2009/10/17(土) 23:37:39.77 ID:XJVan2E0


　バイタルチェックが終わると、クーとNT-002の青年はベッドに拘束されていた。
　頭部には顔の上半分をすっぽりと包むヘルメットのような機器が取り付けられている。
　四肢を見れば幾つかのチューブが腕に突き刺さっていた。
　ヘルメット様の機械は脳波をとるためのもので、チューブはＮＴ能力を引き出す為の薬物を投薬する為のものだった。

　クーの視界は脳波測定用の機器を取り付けられているために真っ暗だった。
　彼女の最も嫌いな時間だ。
　嫌悪感と恐怖でいつも気持ちが一杯になる。
　ただ、そんな感情も四肢の血管へ薬物が回ってゆく度に薄れてゆく。
　意識そのものが呆っとして、まるで酩酊しているような感覚だった。
　そうしている内に心が真っ白になっていく気がした。
　リラックスしている、というのとはまた違う。
　例えるなら、無理やり心を漂白されているような感覚だった。
　そこに安堵感や心地よさを感じる事はなかったが、恐怖も嫌悪感も感じない。
　やがてそんな心にあわせるように、真っ黒な筈の視界が段々と明るくなっていく気がした。

・258 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日：2009/10/18(日) 00:30:23.00 ID:iSoyGsA0


「博士。NT-002、NT-003共に感応状態に入った事を確認しました」
　被験者２人の脳波状況を映し出すモニターを見ながら、研究員の一人が言った。
「よし、レベル１でサイコミュを起動しろ」
　フラナガンがそう言うと、研究員は「はっ」と返しサイコミュを起動させた。

　ふと、真っ白だった視界に色が生まれた。
　薄い、流動的な色。
　オーロラのような光景だった。
　無感になっていた心に初めて安堵感が生まれる。
　色はやがて光の様に輝いて私を包む。
　心地よい温かさを感じた。

『やあ』
　ふと、知っている声が聞こえた。
「カインさん？」
　クーはそう言って辺りを見渡した。
　実際にはそうした訳ではない。
　意識の中の彼女自身のイメージがそうしたのだった。
　ただ、彼女は    </description>
    <dc:date>2009-10-19T10:41:12+09:00</dc:date>
    <utime>1255916472</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/nobita/pages/93.html">
    <title>56ページ目</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/nobita/pages/93.html</link>
    <description>
      ・232 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日：2009/10/15(木) 01:15:32.23 ID:Qcw87XE0




　スペースコロニー。
　それは宇宙空間に佇む巨大な人工島である。
　基本的に密閉されたシリンダー様の形態をとり、その中では１００万～２００万人程度の人々が居住している。
　それらが密集したコロニー群はサイドと呼ばれ、現在宇宙には７つのサイドがあった。
　月面都市と共にコロニニーこそが宇宙における人々の生活拠点であり、故郷でもある。

　そんな７つのサイドの内の１つ、サイド６。
　今回の戦争において連邦軍にもジオン軍にもつかず完全中立を宣言したサイドである。
　その為サイド６は戦禍を免れ、今回の戦争の中では比較的被害の少ないコロニー群でもあった。

　サイド６に属する密閉型コロニー『パ・ア・ソーク』。
　このコロニーもまた、戦争による被害の少ないコロニーの一つだった。
　密閉型のコロニーの全てがそうであるように、パ・ア・ソークの中もまた人工照明により照らされており、人々はその光により生活している。
　照明は時間によりそれぞれ朝、昼、夜を再現しており、地球や開放型のコロニーと同じように１日がある。

・233 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日：2009/10/15(木) 01:19:53.33 ID:Qcw87XE0

　そんなパ・ア・ソークの中で、居住区から離れた産業区の一角にとある施設があった。
　一見地味で目立たないが、堅牢な壁に守られ屈強な警備員の姿も見れる。
　その施設の、幾重にも張り巡らされたセキュリティーの奥にある一室。
　そこに一人の少女がいた。
　見たところ十代半ばの、雪の様に真っ白な長髪が印象的な少女である。
　また額で切りそろえられた前髪が個性的だった。

　部屋は彼女の私室と言うにはあまりにも簡素だった。
　ベッドと机と本棚は置かれているが、それ以外のものは何もない。
　必要最低限のものしか置かれておらず、天井も壁も真っ白なその部屋にはひたすらに冷たい空気が漂っていた。
　少女の部屋らしい華やかさなど微塵もない。

・235 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投    </description>
    <dc:date>2009-10-19T10:38:13+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/nobita/pages/92.html">
    <title>全まとめ08</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/nobita/pages/92.html</link>
    <description>
      　
　追撃を防ぐべくグフはバーニャを噴射させ大きく跳んだ。
　当然ツンもその後を追うが、地上での機動性にはグフの方に軍配がある。
　グフはジムを一定の距離まで引き離すと、不意に立ち止まった。

　グフのパイロットであるシンゴは怒りのあまり歯を噛み締めていた。
「くそっ！　くそおおおおおおおおおお！」
　両腕を破損され、フィンガーランチャーもヒートサーベルも使えない。
　シンゴは連邦の兵士に負けた自分が許せなかった。
　だが怒りの激情に流される彼を、ドムに乗るゲールは冷静に見つめていた。
「拡散ビームで連中の目を眩ます。その隙に下がるぞ」
　ゲールがシンゴ機にそう通信を入れると、シンゴは悲痛な叫びを上げた。
「嫌です！　ここで下がるくらいなら連中もろともっ！」
「馬鹿を言うな！」
「ゲール隊長、あんたはいつもそうだ！　そうやっていつも逃げることばかり！　それでもあんたは軍人なのか！？」
「シンゴ……今のは口が滑った程度に受け取ってやる。だがそれ以上の戯言は聞かん。もう一度言う、下がれ」
「負けるから引き下がれと言うのか！」
「そうだ」
　その言葉に、シンゴはゲールが上官である事すら忘れてしまった。
「この腰抜けがっ！！」
「シンゴ、隊長である俺の命令がきけないのか？」
　シンゴを睨み付けるゲール。
　モニター越しにもその気迫は伝わっていた。
　ゲールはそれ以上何も言わなかったが、何よりグフに標準を合わせたドムのジャイアントバズが物語っていた。
　それがどういう意味なのかシンゴはよく分かっていた。
　”命令を聞けないのなら殺す”
　そのメッセージは間違いなく本気のものだ。
　短い期間ではあるが、ゲールの下で働いていたシンゴには彼がどういう男なのか分かっていた。
　ゲールはジオンの北米攻略作戦の際、その働きから”荒野の狼”とまで恐れられた男である。
　敵を倒す事よりも、自らとその仲間を生き残らせる事を優先するゲールには似つかわしくない称号にも思える。
　だが、そんな呑気な主義を今日まで貫き通してこれたのは、彼が己の主義に反する人間を徹底的に排除してきたからに違いない。
　そしてその彼を指して、人は彼を荒野の狼と呼んだのだろう。
　養成学校を優秀な成績で卒業したシンゴとて、ゲールと戦って勝利する自信は無かった。    </description>
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    <title>55ページ目</title>
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      -195 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日：2009/09/12(土) 00:06:04.72 ID:WRLEaww0

　追撃を防ぐべくグフはバーニャを噴射させ大きく跳んだ。
　当然ツンもその後を追うが、地上での機動性にはグフの方に軍配がある。
　グフはジムを一定の距離まで引き離すと、不意に立ち止まった。

　グフのパイロットであるシンゴは怒りのあまり歯を噛み締めていた。
「くそっ！　くそおおおおおおおおおお！」
　両腕を破損され、フィンガーランチャーもヒートサーベルも使えない。
　シンゴは連邦の兵士に負けた自分が許せなかった。
　だが怒りの激情に流される彼を、ドムに乗るゲールは冷静に見つめていた。
「拡散ビームで連中の目を眩ます。その隙に下がるぞ」
　ゲールがシンゴ機にそう通信を入れると、シンゴは悲痛な叫びを上げた。
「嫌です！　ここで下がるくらいなら連中もろともっ！」
「馬鹿を言うな！」
「ゲール隊長、あんたはいつもそうだ！　そうやっていつも逃げることばかり！　それでもあんたは軍人なのか！？」
「シンゴ……今のは口が滑った程度に受け取ってやる。だがそれ以上の戯言は聞かん。もう一度言う、下がれ」
「負けるから引き下がれと言うのか！」
「そうだ」
　その言葉に、シンゴはゲールが上官である事すら忘れてしまった。

-196 名前：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日：2009/09/12(土) 00:11:57.83 ID:WRLEaww0

「この腰抜けがっ！！」
「シンゴ、隊長である俺の命令がきけないのか？」
　シンゴを睨み付けるゲール。
　モニター越しにもその気迫は伝わっていた。
　ゲールはそれ以上何も言わなかったが、何よりグフに標準を合わせたドムのジャイアントバズが物語っていた。
　それがどういう意味なのかシンゴはよく分かっていた。
　”命令を聞けないのなら殺す”
　そのメッセージは間違いなく本気のものだ。
　短い期間ではあるが、ゲールの下で働いていたシンゴには彼がどういう男なのか分かっていた。
　ゲールはジオンの北米攻略作戦の際、その働きから”荒野の狼”とまで恐れられた男である。
　敵を倒す事よりも、自らとその仲間を生き残らせる事を優    </description>
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