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第4章「戸惑いの中で」 - (2007/04/13 (金) 20:04:10) の1つ前との変更点
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*第4章 「戸惑いの中で」
小波は気が付くと、何も無い真っ白な空間に立っていた。
そこには壁も地面も天井も窓も扉もない。
まるで雲の上を歩いているような気分だ。
ここは、天国なのだろうか。しかし天国にしてはあまりにも殺風景
すぎる。
小波は恐る恐る一歩、足を踏み出した。
まわりにはなにも動くものは無い。
小波以外には。
そして永遠に続きそうな静寂が漂っていた。
小波はその静寂を破った。
「誰か・・・いませんか・・・?」
すると、きぃぃぃぃっっとなにかが開く音がした。
そして、一筋の光が見えた。
佐波は不思議な感触がする地面を蹴ってその光を追いかけた。
その先にあったものは----
大きな、扉があった。
とてつもなく大きな純白の扉で、扉のまわりにはぐるっとそびえたつ高い塀があった。
小波はその巨大な扉に圧倒されて、しばらくそこに突っ立っていた。
その小波の体を一筋の光がてらす。
その一筋の光は、ほんの少しの扉の隙間からこぼれ出ていた。
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*第4章 「戸惑いの中で」
小波は気が付くと、何も無い真っ白な空間に立っていた。
そこには壁も地面も天井も窓も扉もない。
まるで雲の上を歩いているような気分だ。
ここは、天国なのだろうか。しかし天国にしてはあまりにも殺風景
すぎる。
小波は恐る恐る一歩、足を踏み出した。
まわりにはなにも動くものは無い。
小波以外には。
そして永遠に続きそうな静寂が漂っていた。
小波はその静寂を破った。
「誰か・・・いませんか・・・?」
すると、きぃぃぃぃっっとなにかが開く音がした。
そして、一筋の光が見えた。
佐波は不思議な感触がする地面を蹴ってその光を追いかけた。
その先にあったものは----
大きな、扉があった。
とてつもなく大きな純白の扉で、扉のまわりにはぐるっとそびえたつ高い塀があった。
小波はその巨大な扉に圧倒されて、しばらくそこに突っ立っていた。
その小波の体を一筋の光がてらす。
その一筋の光は、ほんの少しの扉の隙間からこぼれ出ていた。
(母さんたちはこの中にいるの・・・?)