**89AFV #ref(300px-Type89_FV.jpg) 分類…歩兵戦闘車両 全長6.8m 全幅3.2m 全高2.5m 重量…26.5t 乗員数…3名 + 兵員7名 主武装…90口径35mm機関砲KDE×450発 副武装1…車載式7.62mm機関銃(出荷VerはM240。日本陸軍は74式車載機関銃) 副武装2…TWO対戦車誘導弾×4 副武装3…Mk19.40mm擲弾発射機×1 および発煙擲弾×8 装甲…均質圧延鋼装甲 整地速度…70km/h 不整地速度…70km/h 懸架・駆動…トルクコンバーター前進4速後進2速 行動距離…400km 電子機器 戦場リンクシステム FCS レーザー測距装置 etc ***概要 日本陸軍(旧日本陸上自衛隊)が開発したIFV(歩兵戦闘車)。もとは戦車への随伴と歩兵援護のための高火力、重装甲を求めて開発されたが、2029年現在では単騎利用されることも多く、歩兵の切り札になりつつある。なお、89AFVは輸出に際しての名称であり、日本陸軍では89FVやFVと呼称する。 本来は89「AFV」ではなくIFVのはずだが、 1、装甲戦闘車を直訳するとAFV 2、89IFVにすると、書面にてIが見えにくい などの理由でAFVとなっている ***説明 主武装の90口径35mm機関砲KDEは、35mm×228mmのAPDS(装弾筒付徹甲弾)やHEI(焼夷徹甲弾)を装填する。なお、35mmKDEはFCSにより低高度の対空射撃も可能。 砲塔左右にはTWO発射装置が備えられており、予備弾頭は35mmの弾薬とともに兵員格納スペースに積載される。砲塔には拡張オプションで対人対地センサーなどの装着も可能。 初期型には銃眼が存在したが、装甲強化のために現用では取り除かれている。 基本モデル(89AFV)は、車体内部に6名の兵員収容が可能となっているが、魔道兵積載モデル(89AFV‐W)はそのスペースに魔道兵用の増幅装置や座標指示装置、歩兵や衛星とリンクした通信設備が積み込まれる。 現在(2029年)、LAV‐25やストライカーと並んで、国連軍海兵隊に普及している車両である。 敵地への攻撃に際しては降下艇に懸架して空輸も可能。 89IFV(89式装甲戦闘車)