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89AFV(89式装甲戦闘車) - (2012/05/26 (土) 13:26:53) のソース

**89AFV
#ref(300px-Type89_FV.jpg)
分類…歩兵戦闘車両
全長6.8m
全幅3.2m
全高2.5m
重量…26.5t
乗員数…3名 + 兵員7名

主武装…90口径35mm機関砲KDE×450発
副武装1…車載式7.62mm機関銃(出荷VerはM240。日本陸軍は74式車載機関銃)
副武装2…TWO対戦車誘導弾×4
副武装3…Mk19.40mm擲弾発射機×1 および発煙擲弾×8
装甲…均質圧延鋼装甲
整地速度…70km/h
不整地速度…70km/h
懸架・駆動…トルクコンバーター前進4速後進2速
行動距離…400km

電子機器

戦場リンクシステム
FCS
レーザー測距装置
etc


***概要
日本陸軍(旧日本陸上自衛隊)が開発したIFV(歩兵戦闘車)。もとは戦車への随伴と歩兵援護のための高火力、重装甲を求めて開発されたが、2029年現在では単騎利用されることも多く、歩兵の切り札になりつつある。なお、89AFVは輸出に際しての名称であり、日本陸軍では89FVやFVと呼称する。
本来は89「AFV」ではなくIFVのはずだが、
1、装甲戦闘車を直訳するとAFV
2、89IFVにすると、書面にてIが見えにくい
などの理由でAFVとなっている

***説明
主武装の90口径35mm機関砲KDEは、35mm×228mmのAPDS(装弾筒付徹甲弾)やHEI(焼夷徹甲弾)を装填する。なお、35mmKDEはFCSにより低高度の対空射撃も可能。
砲塔左右にはTWO発射装置が備えられており、予備弾頭は35mmの弾薬とともに兵員格納スペースに積載される。砲塔には拡張オプションで対人対地センサーなどの装着も可能。
初期型には銃眼が存在したが、装甲強化のために現用では取り除かれている。

基本モデル(89AFV)は、車体内部に6名の兵員収容が可能となっているが、魔道兵積載モデル(89AFV‐W)はそのスペースに魔道兵用の増幅装置や座標指示装置、歩兵や衛星とリンクした通信設備が積み込まれる。

現在(2029年)、LAV‐25やストライカーと並んで、国連軍海兵隊に普及している車両である。

敵地への攻撃に際しては降下艇に懸架して空輸も可能。





89IFV(89式装甲戦闘車)