大玲瓏帝國補足辞典

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大玲瓏帝國補足辞典 - (2015/08/02 (日) 08:23:08) の編集履歴(バックアップ)


ここでは、大玲瓏帝國物語や登場する用語について補足・解説するページ。

大玲瓏帝國物語

新世界編・第一章「終焉の異端者と復讐の園」のオチについて


前wikiが消失したことで、オチを付けることができなくなった前回の物語。この場を借りてその前物語がどういう顛末を辿ったのかを解説します。
  • 大まかなあらすじ
 主人公・北神優紀は、ゴスニア戦争に介入してきた謎の国際テロ組織「ブラック・ウルフ」との接触により、初代皇帝・堕花嶺香や北神凛が進めている恐ろしい計画「新人類創生計画」の存在を知ることとなり、さらに自身がその計画のキー的存在であることを告げられる。その最中、第八代皇帝・明冷泉帝皇を狙ったテロ事件・陽老門の変に前後して、海軍元帥であった皇族・堕花佑香が計画を進めるために、一条春義などの八代皇帝派の朝廷重役を事実上追放し九代皇帝となって朝廷執政を握る事件が発生する。その事件で朝廷を追放された明冷泉帝皇は上帝に即位し、連邦時代の古都・星野に拠点を移す。明冷泉帝皇は、戦争から帰還した優紀から計画の存在を知らされ、計画を進めていた者たちに失望し、自身もそれら勢力と対立していくことを決心する。優紀は近衛大元帥の職を自ら辞職し、北神家が蓄財していた莫大な資産を持ち出し姿をくらました。それから数か月後、計画を進める勢力とそれを阻止する勢力との対立が激化する。上皇側についた近衛軍と皇帝側に就いた近衛軍。北神凛・ムサシ・リィアハの五大異端者の二頭が率いる「白火の艦隊」と、北神優紀こと雪龍華、支倉宗介・翔太郎親子率いる「NEVORIS/I・VRX」と「ブラック・ウルフ」連合。やがて帝國は争いの嵐が襲い掛かることとなるのであった。

  • 物語の結末
「白火の艦隊」設立までは前wiki内での設定で明らかにしていたので、その後ついて解説します。
北神優紀は帝國内での内偵を済ませた後ブラック・ウルフの棟梁・支倉宗介と接触する。その最中、白火の艦隊がブラック・ウルフの移動要塞に強襲を仕掛ける出来事が起きる。そこに現れたのは世界五大異端者の二頭・北神凛とムサシ・リィアハであった。彼女らは優紀の身柄の引き渡しと武装解除をブラック・ウルフに求めた。それを受け入れないと、徹底的に潰し、帝國にいる上皇帝側の近衛軍との戦争も辞さないと警告した。優紀と宗介は、これらの要求を付き放し、抗戦をする選択を行う。そしてついにブラック・ウルフと白火の艦隊の間で大規模な戦闘が勃発するのであった。五大異端者の二頭という圧倒的な力を前に優紀、宗介、翔太郎のSSレート級の異端者らは、死闘を尽くして戦いを繰り広げて行く。「天蠍」と呼ばれる強大な異端の能力を持っているムサシ・リィアハ。彼女は力のごり押ししで敵を圧倒して行き、宗介を死の淵まで追いやることに成功した。しかし、宗介の瀕死は翔太郎の覚醒を呼び起こし、さらにマナや嶺爾らチャイルド・ソリダーの捨て身の連携攻撃によって、ムサシは能力を完全開放する寸前で倒される。だが、倒した代償は大きなもので、宗介は瀕死に陥り、嶺爾は戦死、マナも戦闘による精神への負担と左腕、右足の喪失によって瀕死の危機に晒されていた。マナは自分を闇から救ってくれた「パパ」のような存在である宗介ともに戦い、そしてその役に立てたことに満足し、宗介との無理心中を希望する。同じく瀕死にいた宗介も、マナという「わが子」の手によって殺されることを望み、実子の翔太郎に対しては父親として果たせなかった懺悔と謝罪の言葉や母親に関することすべてを話し、「お前を一生父親として愛している」と涙ながら語った。一方の翔太郎も自身の父親が語ったありのままの真実を受け入れ、父の最後の望みを叶えるとして、介錯を行いマナと宗介は死亡した。
 一方、自身の先祖であり師匠である北神凛との激闘を繰り返す優紀は、凛の持つ北神家最強の「醒白蛇」の能力に届かない状態で闘いを進めていた。防戦を強いらる優紀であったが、そこに、覚醒をした翔太郎が駆けつける。そこで、ムサシを撃破したと共に宗介やマナ、嶺爾が死亡したことを告げる。さらにそこで、ムサシの「ある真実」も告げた。それは、ムサシは最初から死んでいて誰かによって操られていたという事であった。それを聞いていた凛が口を開き「そうだ。ムサシは異端者として覚醒した。しかし、その強大すぎる能力によって嶺香お姉様の地位が脅かされかねないから、我々が殺して封印した」と、ムサシが数十年間行方不明となっていた真実を語った。それを聞いた優紀は「貴様のような奴に異端者の運命を決める資格はないッ!」と言い放ち激昂する。