大玲瓏帝國の主要人物 其三

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大玲瓏帝國の主要人物 其三 - (2015/09/10 (木) 19:17:33) のソース

新世界編第二章「アルストロメリア/L.o.F」編から登場する人物を紹介するページ
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*主人公
-''師龍 彩香(しりゅう さいか)''
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*朝廷
**皇帝
-黎總院上帝皇(れいそういんじょうていごう)
新世界編第一章「悪の序章」編より登場。20歳。女性。第八代皇帝・明冷泉帝皇で、重祚し上帝皇として即位した。名は堕花、諱は冬香(とうか/ふゆか)。「大緑化現象」から復興しつつある帝國を率いている。しかし、かつての毒の後遺症から左眼には眼帯をしており、足も不自由なために普段は車いすに座っている。
**公家
-一条春義(いちじょう はるよし)
「悪の序章」編より登場。男性。再び朝廷宰相(太政大臣)となり、皇帝の補佐を行っている。
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*近衛軍
-北神薫
「悪の序章」編より登場。「終焉の異端者」編で主人公だった北神優紀の弟。27歳。現近衛大元帥。数年前の「大緑化現象」を引き起こし「導きの樹」となった姉・優紀の意志を継ぎ、皇帝と共に大玲瓏帝國の復興に努めている。現在は異端者で妻の北神斎(旧姓・禁神之島)と、「白蛇」の能力を持つ娘の葉月と東香の4人で暮らしている。

-北神斎(旧姓:禁神之島)
年齢:16歳/性別:女性/職業:近衛左元帥/誕生日:3月25日/異端の能力「鬼狐」

「悪の序章」編より登場。近衛左元帥にして、帝國を守護する「''八鬼の異端''」の第二鬼。外見は、初登場から比べてやや成長したが、それでも体つきは幼女体である。頭から狐耳が生えており、右眼の部分には戦いによる後遺症から特殊な文様をあしらった布を被せている。角は自由に出し入れできるようになった。

通称「''鬼狐''の斎」。右胸に狐印の入れ墨をしている。前章の終盤、自身が尊敬している堕花嶺香の元に合流しようとしたところ、それを制止しようとする薫と争い、薫が自分を犠牲にしようとしても斎を止めようとしている姿勢に感動し、すべてが終わったのち薫と結婚した。16歳でありながも、2人の子どもがいる。
現在も引き続き近衛左元帥の職に就いており、その外見から似つかわない高圧的発言を吐きまくっている。それと同時に、世界五大異端者が瓦解したのと「導きの樹」の出現に伴い結成された「''八鬼の異端''」の第二鬼として合流した。前回の戦いで余りにも強すぎる能力を解放して圧倒したために、現在では不殺を信条としている。

-東鬼獄蓮 (別名:二代目彼岸玄鬼/絶園)
年齢:26歳/性別:女性/職業:近衛左元帥/誕生日:9月8日/異端の能力「死鬼虎」
「悪の序章」編より登場。初代絶園の一番弟子で、本名は東鬼獄蓮(とうきごくれん)。26歳、女性。現近衛右元帥。初代が準異端者だったのに対し、初代絶園の死から覚醒し異端者となった。能力「死鬼虎」を持つ。

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*八鬼の異端

-千鳥院純香
年齢:160歳/性別:女性/職業:軍上級将校(顧問)/誕生日:7月12日/異端の能力「腐蜘蛛」

旧世界「蒼嶺の艦隊/深淵の歌姫」編から登場。今作も引き続き登場となった。帝國を守護する「八鬼の異端」の第四鬼。以前までは、フードに口元を襟で隠して、顔には面妖なお面をしており、その姿を推し量ることはできなかった。しかし今作からその素顔を明かした。唇の肉はすべて無く、歯茎と口のあたりの肉がむき出しになっており、その口には鎹と呼ばれる釘を三本打ち込んである。左眼は普通である一方で、右眼には眼球が無い状態で開いており、そこにも鎹を三本打ち込んでいる。顔面の半分はかつての拷問と幾多の戦火によって、皮膚がケロイド状になって焼きただれている。そのグロテスクな顔面はまるで「ゾンビのようだ」と呼ばれ、初対面の人物が見たら間違いなく嘔吐する特技は初登場時から健在である。首元には、蜘蛛の入れ墨をしている。

通称「''不死身(アンデット)''の蜘蛛女」と呼ばれ、首がもがれたり、体が真っ二つなるようないかなる致命傷級の攻撃を食らっても即時に回復するが、顔の深い傷だけはなぜか治らず、本人もそれを不思議がっている。しかし、いかなる行為でも死に至らないため、生の実感を求めており、本人は「顔の傷が癒えないのは、不死である私への罪であり、褒美である」と語っている。

前章では、優紀が表向きに活動するために設立した国際傭兵会社「I・VRX」の護衛の為に、帝國本土を離脱していた。しかし、そこに初代皇帝派の異端者・不絶黒壊が急襲を仕掛けてくる。不意を突かれた「I・VRX」は、奥家伊織と初代・彼岸玄鬼が純香と共に必死の応戦を行うが、その努力空しく、伊織と玄鬼は体を貫かれ戦死してしまう。これに激怒し、覚醒した獄蓮(二代目絶園)が不絶を圧倒し、瀕死の寸前まで追い込こんだが、あと一歩のところで不絶を逃がしてしまう。「SSXXX」レート級の異端者でありながらも、自身の任務を全うすることはおろか、味方を死なせてしまったことに深い懺悔の念に追い込まれ、不死であることと、自身の弱さから自暴自棄になり、涙を流しながら発狂する寸前まで追い込まれてしまう。しかし、不絶を撃退した獄蓮からの激を受けて立ち直り、最終戦では、天龍山に向かう優紀の掩護をした。

4年後の今作では、再び流浪の旅に出て、どこか遠い国の山奥にでも籠ろうと考えていたが、皇帝から「導きの樹」の調査と帝國の復興を手伝ってほしいと頼まれて、帝國に留まることを決意した。その後、結成された「八鬼の異端」に合流し帝國を守護している。また「お面をかぶるのがめんどくさくなった」と言い、お面を外して素顔を晒しているが、その余りにものグロテスクな顔面によって人前に出ることは避けている。しかし、皇帝や薫、公衆の面前に出るときなどは左眼と口元を隠した特注のペストマスク型のマスクをしている。現在、約130年余の軍人人生で得た経験を生かし、近衛軍の元老的立場として、皇帝や薫などの近衛軍将校らの教育や作戦立案への助言を行う職に就いている。