大玲瓏帝國の主要人物 其三

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大玲瓏帝國の主要人物 其三 - (2015/12/22 (火) 21:31:10) のソース

新世界編第二章「アルストロメリア/L.o.F」編から登場する人物を紹介するページ
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*主人公
-''師龍 彩香(しりゅう さいか)''
年齢:15歳/性別:女性/職業:無職/誕生日:不詳/異端の能力:不明

本作「アルストロメリア」編の主人公。頭から龍のような角が2生えている異端者。
笠嶺が異端者の売春を行う違法風俗店を摘発した際に救出され保護された。自身のことを「サイカ」と名乗っており、保護者となった笠嶺の苗字「師龍」と「サイカ」に字を当てた「彩香」を名前として貰い受ける。現在はセイラ同様に「一級特殊異端者」に分類されて、近衛軍の管理下に置かれ、異端の能力の解析が行われている。しかし、いくら解析しても能力の全容はつかめておらず不明のままである。そして、謎の教団「ゼロ・トリガー」がからその存在を追われている。

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-''師龍 笠嶺(しりゅう かさね)''
年齢:26歳/性別:男性/職業:近衛軍特務大佐・軍医/誕生日:9月22日

本作のもう一人の主人公。玲桜帝國大学の医学生でありながら近衛軍管轄の特務機関・「ZARF」特務局に所属する諜報員。人間。医学生として「異端者の基礎構造や能力・不死性」、「異端者の思考における言語活動の影響」などの研究を行っており、人間でありながら異端者方面に特化したかなりの知識を有している。学問的探究心が強いために、国際的に取り決められている異端者の取り扱いに関する条約(ユーグスノ=甲ノ院条約)に違反する寸前の行為(個人での異端者の遺体の所持、解剖等々)を行っていた。それらの行為に「ZARF」が目を付けて笠嶺の研究に対する高い能力を買い、一方で、笠嶺は研究継続の保証と抵触寸前の行為を見逃してもうらう代わりに協力することとなり「ZARF」に入局した。「ZARF」リーダー・翔太郎は、旧連邦時代頃に世界各地の研究技術者等が纏めた人工異端者の製造方法を記した「カルテリア論文」の行方を笠嶺に命じて捜索している。また、天龍山に現れた「導きの樹」の調査を担っており「ZARF」での活動は多岐に渡る。

*朝廷
**皇帝
-''黎總院上帝皇(れいそういんじょうていごう)''
新世界編第一章「悪の序章」編より登場。20歳。女性。第八代皇帝・明冷泉帝皇で、重祚し上帝皇として即位した。名は堕花、諱は冬香(とうか/ふゆか)。「大緑化現象」から復興しつつある帝國を率いている。しかし、かつての毒の後遺症から左眼には眼帯をしており、足も不自由なために普段は車いすに座っている。かつての反省から異端者の軍事的な利用を避けたいと考え、「ユーグスノ=甲ノ院条約」を締結するなど、内戦後の活躍は目覚ましい。しかし、実際の処、現実には「核の抑止力」を超えた抑止力である「異端者の抑止力」を必要としているため、ジレンマに苛まれつつも八鬼の異端を結成を取り決めたりするなど、裏ではとても苦心している。


**公家
-''一条春義''
「悪の序章」編より登場。男性。再び朝廷宰相(太政大臣)となり、皇帝の補佐を行っている。苦心する皇帝を精神面から支えたりするなど、前作から皇帝の最側近として執政をささえている。
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*近衛軍
-''北神薫''
「悪の序章」編より登場。「終焉の異端者」編で主人公だった北神優紀の弟。27歳。現近衛大元帥。数年前の「大緑化現象」を引き起こし「導きの樹」となった姉・優紀の意志を継ぎ、皇帝と共に大玲瓏帝國の復興に努めている。現在は異端者で妻の北神斎(旧姓・禁神之島)と、「白蛇」の能力を持つ娘の葉月と東香の4人で暮らしている。

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-''北神斎''(旧姓:禁神之島)
年齢:16歳/性別:女性/職業:近衛左元帥/誕生日:3月25日/異端の能力「鬼狐」

「悪の序章」編より登場。近衛左元帥にして、帝國を守護する「''八鬼の異端''」の第二鬼。外見は、初登場から比べてやや成長したが、それでも体つきは幼女体である。頭から狐耳が生えており、右眼の部分には戦いによる後遺症から特殊な文様をあしらった布を被せている。角は自由に出し入れできるようになった。

通称「''鬼狐''の斎」。右胸に狐印の入れ墨をしている。前章の終盤、自身が尊敬している堕花嶺香の元に合流しようとしたところ、それを制止しようとする薫と争い、薫が自分を犠牲にしようとしても斎を止めようとしている姿勢に感動し、すべてが終わったのち薫と結婚した。16歳でありながも、2人の子どもがいる。
現在も引き続き近衛左元帥の職に就いており、その外見から似つかわない高圧的発言を吐きまくっている。それと同時に、世界五大異端者が瓦解したのと「導きの樹」の出現に伴い結成された「''八鬼の異端''」の第二鬼として合流した。前回の戦いで余りにも強すぎる能力を解放して圧倒したために、現在では不殺を信条としている。
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-''支倉翔太郎''
年齢:21歳/性別:男性/職業:特務機関「ZRAF」特務局・ユニットリーダー/誕生日:1月17日/異端の能力「覚醒黒蛇」

「悪の序章」編より登場。八鬼の異端の第三鬼。前作の終盤で覚醒し、世界五大異端者に匹敵するSSS級レート異端者に認定された。現在、五大異端者は北神凛以外の構成メンバーの失踪や所在不明、その死によって瓦解しており、SSS級レートに認定されているのは凛、翔太郎とローマ帝国の一部の異端者のみである。

通称「''黒蛇''のタロー」。右腕に蛇のタトゥーを入れている。世間ずれしたメンバーばかりの八鬼の異端の中で、最も常識人で博識。しかもイケメンでモテる。第七鬼であるセイラの面倒を斎と共に見ており、なつかれている模様。

前章で実父・支倉宗介の死によって覚醒し、五大異端者の一人、ムサシ・リィアハを倒し、凛を撃退することに成功した翔太郎。しかし、次の相手は異形の異端者に堕ちた師匠・優紀であった。優紀を正気に戻すために翔太郎は熾烈な戦いを繰り広げた。結果、優紀を打ち破った翔太郎は、正気に取り戻すことに成功し、異端者の存在意義や人間との共生を優紀に説いた。そして嶺香との最終決戦に向かう優紀と共に、嶺香との激しい戦いを繰り広げ、無事に生還した。

4年後の今作では高校を無事卒業後、正式に近衛軍に軍人として入営しており、特務機関ZRAFが近衛軍直属の機関として成立した際に特務局のリーダーに就任した。薫と同様に優紀の意志を継ぎ、皇帝と共に緑化現象からの帝國の復興を支えている。また、欧州に派遣された際に、セイラとの遭遇戦を繰り広げている。一方で笠嶺とは軍人としての第二の師匠のように慕っており、仲が良い。

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-''東鬼獄蓮'' (別名:二代目彼岸玄鬼/絶園)
年齢:26歳/性別:女性/職業:近衛左元帥/誕生日:9月8日/異端の能力「死鬼虎」

「悪の序章」編より登場。初代絶園の一番弟子で、本名は東鬼獄蓮(とうきごくれん)。26歳、女性。現近衛右元帥。初代が準異端者だったのに対し、初代絶園の死から覚醒し異端者となった。能力「死鬼虎」を持つ。

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*八鬼の異端
-''黒姫''
年齢:不詳/性別:女性/職業:ZARF諜報局・局長/誕生日:不詳/異端の能力:「死鳥」

本編から登場。本名不詳。八鬼の異端の第一鬼。ZARF諜報局の局長で、翔太郎の相棒的な存在。アイドルのような甘い声をしており、歌もかなり上手いことから、別名「''魔海の歌姫(セイレーン)''」と呼ばれている。左半分が黒、左半分がピンクに分かれた髪で、右眼が黒く、左眼が蒼い、オッドアイのような特徴がある少女。黒を基調としたゴシックパンク調の格好をして、口元を隠しており、その容姿から「黒姫」とも呼ばれている。その別名を本人が気に入っており、自ら名乗っている。異端者としてはSSXXX級の能力であり、戦闘能力は高い。戦闘技術は触手と空中からの攻撃に長けており、技巧派の趣が強い。

甘い声と普段の振る舞いとその顔立ちから、かつて帝國を風靡したとある軍人アイドルにそっくりだという噂がまことしやかにささやかれている。

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-''千鳥院純香''
年齢:160歳/性別:女性/職業:軍上級将校(顧問)/誕生日:7月12日/異端の能力「腐蜘蛛」

旧世界「蒼嶺の艦隊/深淵の歌姫」編から登場。今作も引き続き登場となった。帝國を守護する「八鬼の異端」の第四鬼。以前までは、フードに口元を襟で隠して、顔には面妖なお面をしており、その姿を推し量ることはできなかった。しかし今作からその素顔を明かした。唇の肉はすべて無く、歯茎と口のあたりの肉がむき出しになっており、その口には鎹と呼ばれる釘を三本打ち込んである。左眼は普通である一方で、右眼には眼球が無い状態で開いており、そこにも鎹を三本打ち込んでいる。顔面の半分はかつての拷問と幾多の戦火によって、皮膚がケロイド状になって焼きただれている。そのグロテスクな顔面はまるで「ゾンビのようだ」と呼ばれ、初対面の人物が見たら間違いなく嘔吐する特技は初登場時から健在である。首元には、蜘蛛の入れ墨をしている。

通称「''不死身(アンデット)''の蜘蛛女」と呼ばれ、首がもがれたり、体が真っ二つなるようないかなる致命傷級の攻撃を食らっても即時に回復するが、顔の深い傷だけはなぜか治らず、本人もそれを不思議がっている。しかし、いかなる行為でも死に至らないため、生の実感を求めており、本人は「顔の傷が癒えないのは、不死である私への罪であり、褒美である」と語っている。

前章では、優紀が表向きに活動するために設立した国際傭兵会社「I・VRX」の護衛の為に、帝國本土を離脱していた。しかし、そこに初代皇帝派の異端者・不絶黒壊が急襲を仕掛けてくる。不意を突かれた「I・VRX」は、奥家伊織と初代・彼岸玄鬼が純香と共に必死の応戦を行うが、その努力空しく、伊織と玄鬼は体を貫かれ戦死してしまう。これに激怒し、覚醒した獄蓮(二代目絶園)が不絶を圧倒し、瀕死の寸前まで追い込こんだが、あと一歩のところで不絶を逃がしてしまう。「SS-XXX」レート級の異端者でありながらも、自身の任務を全うすることはおろか、味方を死なせてしまったことに深い懺悔の念に追い込まれ、不死であることと、自身の弱さから自暴自棄になり、涙を流しながら発狂する寸前まで追い込まれてしまう。しかし、不絶を撃退した獄蓮からの激を受けて立ち直り、最終戦では、天龍山に向かう優紀の掩護をした。

4年後の今作では、再び流浪の旅に出て、どこか遠い国の山奥にでも籠ろうと考えていたが、皇帝から「導きの樹」の調査と帝國の復興を手伝ってほしいと頼まれて、帝國に留まることを決意した。その後、結成された「八鬼の異端」に合流し帝國を守護している。また「お面をかぶるのがめんどくさくなった」と言い、お面を外して素顔を晒しているが、その余りにものグロテスクな顔面によって人前に出ることは避けている。しかし、皇帝や薫、公衆の面前に出るときなどは右眼と口元を隠した特注のペストマスク型のマスクをしている。現在、約130年余の軍人人生で得た経験を生かし、近衛軍の元老的立場として、皇帝や薫などの近衛軍将校らの教育や作戦立案への助言を行う職に就いている。

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-''セイラ=バルザック=ルルド・セリーヌ・ダ・ルシカチェストリア''
年齢:17歳/性別:女性/職業:無職/誕生日:不詳/異端の能力:特殊なために不明(便宜上「型を持たない狂気」と呼ばれている)

今作より登場。帝國を守護する八鬼の異端の第七鬼。他の異端者とは異なり、''型を持たない異端者''として知られている。自身の狂気と絶望が編み出した巨大な鎧を纏った兵士''殺戮人形のジョン''の肩に乗って常に行動や戦闘を行う。また腕には精神安定の為に、クマのぬいぐるみである''アリス''抱いている。迷言(?)に「狂気は人間賛歌」「絶望は至高の蜜」「狂気狂気狂気狂気狂気…!!」「私は狂気の権化」など。

通称「''狂気と絶望''の恐怖人形」と呼ばれ、八鬼の中で最も特殊な存在。外見は17歳とはややかけ離れた少女のような体つきをしており、巨乳で、全身の至る所にはタトゥーをいれている(後述参照)。その身体は一つ年下の斎からも驚かれるレベル。黒髪。だが性格は、その身体からも似つかわしい程にかけ離れており、凶悪で残忍かつ狂暴な性格の持ち主で、その残忍さっぷりは、八鬼の異端随一と呼ばれるほどである。一方で、平時は翔太郎と斎、兵士のジョン、ぬいぐるみのアリス以外の他人とはコミュニケーションをとろうとせず、常に独り言を呟いている。平時の行動は、17歳とは思えないほどに幼児退行化した行動が目立ち(その原因は後述)子どもっぽい。だが、何かに怯えたり、幻覚幻聴に反応する素振りを見せたり、時には全裸になって幼児語で奇声を挙げたり、怪奇な行動を行ったりする。その行動からもわかるように、精神状態はとても不安定で常軌を逸脱しやすく、ほんの少ししたことですぐに発狂してしまう程のマジキチ×3狂人でもある。一度発狂したらなかなか収まらない。そのため平時との起伏の激しい性格から、翔太郎や薫は、異端の能力に起因する解離性同一性障害の症状を持っているのではないかと推測している。

戦闘方法は主に、自身の守護の任務を行っているジョンの肩に乗って命令を出しながら、相手の襲ってくるかもしれない不安と絶望を”はねのけるために"戦うスタイルを貫いている。ただ、セイラ自身も高い戦闘力を誇っており、翔太郎との戦いの際は、巨大な黒い槍を宙に浮かせながら自在に操り、闘いを繰り広げている。

元々は欧州ユーラシア連邦諸国の一国に住む、いたって普通の裕福な家庭で生活する人間女性だった。しかし、ユーラシア連邦が裏で進めたユグドラシルによる一連の陰謀に端を発する大戦によって混乱の渦中に突き落とされ、避難しようとしていた矢先に家に乱入してきた民兵ゲリラの暴漢に襲わてしまう。そして目の前で家族全員惨殺されてしまい、セイラ自身は暴漢によって各地を連れまわされ、あちこちの戦地で凄惨なレイプに遭う。その際に、SMプレイの一環として体に数多くのタトゥーを入れさせられた。そのような最中、あまりにもの絶望と恐怖体験を経験したために人間として極限状態に追い詰められしまい、ついに精神が崩壊し狂気に目覚め、それと同時に異端者として異端の能力に覚醒する。その後は、自身不安定な精神を保つために殺戮人形のジョンを作り出し、数多のマジキチ行為によって地獄と呼ばれた大戦を生き抜いてきた。

大戦が終結し、ローマ帝国の成立をもって新たなる平穏が訪れた欧州だったが、セイラは浮浪する危険な異端者として危険視された。そのような中、自国の内紛と大規模な緑化現象によって欧州に関心事を向ける余裕がなかった大玲瓏帝國が、ローマ帝国と同盟関係を結び、戦後の平和維持と欧州の異端者に関する情報収集の為に欧州に近衛軍と帝國軍の混成部隊を派遣する。その派遣部隊の隊長を務めていた翔太郎が、とある地域で活動をしていた時にセイラと遭遇し、戦闘を繰り広げる事態が勃発してしまう。その戦闘で翔太郎は、セイラが特殊な存在であることと、SSXXXレート級の異端者に匹敵する力を持っている事に気付く。そしてセイラを打ち破った翔太郎は、セイラを帝國を守護する八鬼の異端としてスカウトした。一方でセイラは、初めて自身の狂気に向き合う人物に出会えたと思い、心を許し、翔太郎と共に行動することを決意する。

帝國にきた当初は、その余りにものマジキチな性格から薫や純香、斎が八鬼の異端として合流させることに反対した。しかし、翔太郎が必死の説得を続けた結果、最終的には皇帝の裁量によって条件的に合流することが正式に決まった。ただ、それと引き換えにセイラは、近衛軍の管理下に保護観察という名の軟禁状態に置かれ、その面倒見は主に翔太郎と斎が行っている。基本的には翔太郎の言う事しか聞かない。

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-''不明門 藺生(あけず いう)''
年齢:29歳/性別:女性/職業:特務機関『ZARF』実務局・局長/誕生日:5月5日/異端の能力:「喰狼」

本作より登場した特務機関『ZARF』の実働部隊である実務局の局長。レベルレートはSS-XXの異端者で八鬼の異端の第五鬼。能力は「喰狼」。褐色肌、癖毛の白髪が特徴的で、その上わがままボディの持ち主であり、外見も三十路寸前にはみえないほど若い。普段は、軍服のような服を着て、言動もまともで八鬼の異端のなかでも翔太郎と並んで常識人である。

使用武器は自身の手と相棒である''狼の修羅''である。その手を変形させたり、手の先に霊素を纏わせながら、手刀のように扱う。近接戦闘に長けており、ありとあらゆるものを切り裂く。また、狼の修羅を召喚することも可能で、連携した戦闘を行う。だが、能力に''「味方敵を問わず、血を浴びるか、吸収することで力を増大させることができる」''というものを持っており、修羅で敵を喰らったり、変形した手で敵を捕食したりするなどその戦闘方法は実際の処かなり残忍である。つけられた渾名は''「血塗れ狼(ブラッディーウルフ)」''。
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-''終神 蒼馬(はてかみ そうま)''
年齢:24歳/性別:男性/職業:近衛軍陸将/誕生日:8月2日/異端の能力:「蒼馬」

本作より登場。八鬼の異端の第六鬼。レベルレートは「SS-XX」。一見すると美少女と見紛う様な華奢な体躯と、長髪で後ろを一つにまとめており、年の割にはとても可愛らしい顔の持ち主。また言動も仕種も含めて女の子のようにとてつもない程に可愛い。愛らし過ぎるためについたあだ名は「''近衛の王子様''」。だがしかし、''性別は男性であり、生粋の男である。''(%%こんな可愛い子が女の子のはずがない%%)

元々、7年前まで帝国の僻地にある孤児院の%%お姉さん%%お兄さん的存在として院の運営に携わりながら過ごしていた。が、内戦が勃発し激化し始めると孤児院の運営が苦しくなり、資金を求めてあちこちに協力を依頼する。そこに嶺香が目を付け、資金援助と引き換えに近衛軍に抜擢された。近衛軍に入営してから才能を開花させた蒼馬は、近衛軍の上層部までのぼりつめ、その実力を知らしめた。しかし、内戦中期までは嶺香や凛の部下として活動するが、次第に嶺香や凛の目的が明かになるにつれて、疑問を抱くようになり、ついにはラファエールと共に嶺香・凛と袂を分けた。その後は、明冷泉帝皇の下にくだり、優紀の直属の部下として内戦を生き抜いてきた。内戦後は、新体制になった近衛軍の陸将に任ぜられ、現在に至る。

あまりにも可愛いために%%嫉妬した%%黒姫や純香からお人形のようにおもちゃとして弄り倒されている。たまに女装させられたり、ゴスロリ格好をさせらりと%%オネショタ的な%%いじらされ事案は数えきれない。軍人でありながら、ファンクラブが存在しており、熱烈なファンからは「お姫様」や「蒼馬ちゃん」、「王子」などなど、多くの呼び名で呼ばれている。&&どうしてこうなったの…%%。

本人も自身の特徴に気付いているらしく、曰く「僕のダンディニズムはとうに死んだ」らしい。

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-''ラファエール=ジェルミ・アレッツィオ''
年齢:17歳/性別:女性/職業:皇帝側近/誕生日:9月29日/異端の能力:「神癒」 

本作より登場。レヴェル・レート「SS-XX」級の八鬼の異端・第八鬼。現ローマ帝国・イタリア省のジェノヴァ県出身の一級特殊異端者。陰キャラばかりの異端メンバーの中で、ほぼ唯一といっていほどの陽キャラ。

*敵対勢力
*ゼロ・トリガー
-''デイヴィット・カイル/教団長''
本作中で起きる無差別怪死事件の中心にいる謎の人物。そして「カルテリア論文」の行方とサイカをつけ狙う宗教教団「''ゼロ・トリガー''」の教祖である。信者からは通称・''教団長''と呼ばれ、信仰と篤い尊敬の念を受けている。サイカを守ると同時にカルテリア論文の行方を追っている笠嶺や翔太郎の前に立ちはだかり、常に妨害をしてくる。

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-''デウス・"マチェット"・クラウディス/No.1''
宗教教団「ゼロ・トリガー」に所属する茶髪の少女。通称「''機械仕掛けの三姉妹(デウス・エクス・マキナ/Deus ex machina)の長女(デウス/Deus)''」。カイルとよく行動されているところが目撃されており、ZRAFは教団の中でも高い位置にいる幹部であると推測している。実際、信者からは「NO.1」と呼ばれている。しかし、当の本人はかなりの無邪気な性格であり、お茶目でドジなところが多くよく失敗するような人物である。
初登場は、笠嶺がサイカをZARFの保護施設に移送している際、カイルと共に襲撃を仕掛けてきた時である。その際、SSS級の力を持つ翔太郎とほぼ互角に渡り合るほどの戦闘能力を見せつけており、人間離れした身体能力を誇る。だが異端者のように能力を保有しておらず、本人も「異端者ではない」と語っている。その為、翔太郎はマキナとの交戦の際にその存在を不思議に思い疑っている。

使用武器は、身体の半分ほどの大きさを誇りながら、狙撃銃と斬撃の二形態に変化する巨大なマチェット「''バーン・ジャック(Burn・Jack)''」。その武器は、翔太郎が放った黒蛇を一振りで両断し、一発で撃ち抜くほどの威力を誇る。

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-''エクス・"ウォーハンマー"・アリョーナ/No.2''
宗教教団「ゼロ・トリガー」に所属する少女。通称「''機械仕掛けの三姉妹(デウス・エクス・マキナ/Deus ex machina)の次女(エクス/Ex)''」。デウスの妹。

使用武器は、一振りであらゆるもの粉砕するウォーハンマー「''ブレイク・ジャック(Break・Jack)''」。振った時の力を利用して一気に加速しハンマー使いとは思えないほどの高速攻撃を繰り広げたり、強力な防御を展開したりと攻守ともに驚異の技術を見せつける。

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-''マキナ・"ガントレット"・サキ/No.3''
宗教教団「ゼロ・トリガー」に所属する少女。通称「''機械仕掛けの三姉妹(デウス・エクス・マキナ/Deus ex machina)の三女(マキナ/Machina)''」。デウス・エクスの妹。

使用武器は、打撃から射撃、爆撃までこなせるガントレット「''ピアス・ジャック(Pierce/Juck)''」。ガントレット使った多彩な攻撃技術で敵を翻弄する。