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+*Shambuka
+インド二大叙事詩の一つ『[[ラーマーヤナ]]』の登場人物。
+最終巻である第七巻「ウッタラ・カーンダ(後の巻)」に登場する。
 
+[[シュードラ]]階級出身の修行者。シュードラには許されない
+タパス(苦行)を行い、それが原因でバラモンの子供が病にかかり死んでしまう。
+息子の死に動揺する老[[バラモン]]は息子が大罪でも犯したのかと訝る。
+聖仙[[ナーラダ]]はその原因がシュードラの苦行にあると告げ、
+[[ラーマ]]は彼を探し出し、逆さ吊りの苦行を行っていたシャンブーカの首を剣で切断する。
+それを見た神々はラーマを褒め称えるのであった。
+
+[[カースト]]制度のエグさ理不尽さを体現する凄まじいエピソードである。
+『ラーマーヤナ』は聖典でもあり、この記載を真実として支持する人々もいるが、
+反ヒンドゥーの立場からこれを取り上げ批判する人もいる。
+ヒンドゥー教徒からも、成立年代や詩としての質から疑問が持たれるとされ、
+第七巻をヴァールミーキ由来とすることはできない等のフォローがなされている。
+
+現在、東洋文庫から刊行されている『新訳 ラーマーヤナ』は七巻まで出る予定であるため、
+翻訳・刊行が順調に進めば、いずれ日本語でこのエピソードが読めるようになる。
+*参考資料
+[[英語版wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Shambuka]]