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抹消!漂白娘 第一話*白だよ…真っ白ォ! 後編
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ohayousex
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最初の内は漂白剤の擬人化とはいえ、いつかは真っ当な人間になってくれるだろうと将来を楽観していたのだ。
あぁ、そう。俺はいつだってツメが甘い人間さ。
だからいつも失敗する…俺は朝、起きて早々疲れた。
あぁ、そう。俺はいつだってツメが甘い人間さ。
だからいつも失敗する…俺は朝、起きて早々疲れた。
「おい、てめぇ……また全裸じゃねーか!!」
「悪いか!!服など……余計だ!!!!あんなものは……燃やした!!!!」
「テメー昨日俺が勇気を振り絞ってしまむらで買ってきたものになんてことをォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
「悪いか!!服など……余計だ!!!!あんなものは……燃やした!!!!」
「テメー昨日俺が勇気を振り絞ってしまむらで買ってきたものになんてことをォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
こいつの裸にもそろそろ飽き飽きしてきたところだった!
お前は自分の妹や姉の裸を見て興奮するか?え、する?…良い病院を紹介するぜ
お前は自分の妹や姉の裸を見て興奮するか?え、する?…良い病院を紹介するぜ
「とにかく服を着ろ!それが道徳というもんだろ」
「何が『道徳』だ…だったら私は『漂白』を主張する!服など邪魔な色!白こそ美色!!!見よこの私の美しき白肌!!」
「…つーかお前貧乳だよな」
「巨乳だと影が邪魔だろう。その点貧乳は乳の下まで光が反射しこの眩い白き肌が」「ああハイハイ」
「何が『道徳』だ…だったら私は『漂白』を主張する!服など邪魔な色!白こそ美色!!!見よこの私の美しき白肌!!」
「…つーかお前貧乳だよな」
「巨乳だと影が邪魔だろう。その点貧乳は乳の下まで光が反射しこの眩い白き肌が」「ああハイハイ」
こいつと話していると凄い疲れるぜ…!
そんな俺は、土日にどこにも行かず何をしているかと言うと、何度も見返していた…この、擬人化スプレーの説明書を。
何故かって?そんなの決まっているだろう、この露出狂をどうやって元の漂白剤に戻すかを調べるためだ!
そんな俺は、土日にどこにも行かず何をしているかと言うと、何度も見返していた…この、擬人化スプレーの説明書を。
何故かって?そんなの決まっているだろう、この露出狂をどうやって元の漂白剤に戻すかを調べるためだ!
しかし、俺はすぐに絶望した。説明書と思わしきものは、この紙きれ一枚だけ。
その上、その紙きれには昨日俺がナレーションした文章のみが書いてある…それしか書いてないんだよ!!!どういうことだよ!!!!!
どうすればいい?どうしようもない!やり直せない…やり直したい!そうだ、この漂白剤の擬人化にもう一度スプレーをかけたら……!!
その上、その紙きれには昨日俺がナレーションした文章のみが書いてある…それしか書いてないんだよ!!!どういうことだよ!!!!!
どうすればいい?どうしようもない!やり直せない…やり直したい!そうだ、この漂白剤の擬人化にもう一度スプレーをかけたら……!!
「……………………おい、そこに置いてあったスプレーはどうした?ていうか、俺の部屋もっと汚くなかったか?」
「取り敢えず全部捨ててきた。燃えるものは燃やしたぞ!灰は白く漂白した為灰色ではなく白色だ。この場合灰ではなく白なのか?」
「……………………おい。どこに捨てた?」
「さぁな!!窓から全力投擲したからわからん!!」
右手に力こぶを作り、力には自慢がある!とか言い始める漂白娘。良い笑顔だった。一方俺は無表情だった。
「黙れ。黙れっていうか、なんかもう死ね、お前!!!」
「取り敢えず全部捨ててきた。燃えるものは燃やしたぞ!灰は白く漂白した為灰色ではなく白色だ。この場合灰ではなく白なのか?」
「……………………おい。どこに捨てた?」
「さぁな!!窓から全力投擲したからわからん!!」
右手に力こぶを作り、力には自慢がある!とか言い始める漂白娘。良い笑顔だった。一方俺は無表情だった。
「黙れ。黙れっていうか、なんかもう死ね、お前!!!」
クソッ……わけがわからんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
畜生……こんなわけがわからんことになるなら、こんなわけがわからんことになるなら…擬人化スプレーなどいらぬ!!
畜生……こんなわけがわからんことになるなら、こんなわけがわからんことになるなら…擬人化スプレーなどいらぬ!!
っていうかない!!!いらぬ以前にないぞ!どこだよ俺の擬人化スプレーはァァァッァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
もう…もううおおおおおおおおおおおおおお!!!!
「ってあれ?漂白剤ちゃん、どこへ行くのかな?全裸で」
「死ねと言われたから死ぬまでだ……私はお前のパートナーだからな……お前にとって必要とされない色と見られたら…私は白に戻るまでだ…」
「死ねと言われたから死ぬまでだ……私はお前のパートナーだからな……お前にとって必要とされない色と見られたら…私は白に戻るまでだ…」
そしてドアノブに震える手を掛ける漂白娘…こいつ、やる気だ!!!
「おい……おいってば!!!!」
「さようなら…」
「やめて!!!!俺の家から全裸の女の子が泣きながら出ていくところとか目撃されたら俺が社会的に死ぬからやめて!!!!」
「さようなら…」
「やめて!!!!俺の家から全裸の女の子が泣きながら出ていくところとか目撃されたら俺が社会的に死ぬからやめて!!!!」
取り敢えず両肩を掴んで全力説得をする俺に少女は俯いて答える。
「うう……じゃあ私はどうやって死ねばいい?縄は?」
まだそんなことを…クソゥ…コイツ意味がわからん、何故そんなに素直なんだ!俺が悪者みたいじゃねーか!!!!
「そんなもんやらん!」
「それでは死ねないじゃないか!」
「死ぬんじゃないッッ!!」
「死なせろ!!!」」
「ごめんなさい、さっきの訂正します!!生きて!!」
俺は遂に涙目になりながらそう言った!
俺は死なせたくなかったのではない……死にたくなかったのだ!
畜生、自分の全裸を人質にとりやがって、許せねぇ卑劣だ!しかもこいつはどうせそんな聞き分けよくはないだろうし…
「わかった!!!!!!!!!それじゃあ昼飯を食べよう、私はお腹空いているんだ」
「…………あ?え、ああ、カップラーメンとかあるぞ」
「それでは死ねないじゃないか!」
「死ぬんじゃないッッ!!」
「死なせろ!!!」」
「ごめんなさい、さっきの訂正します!!生きて!!」
俺は遂に涙目になりながらそう言った!
俺は死なせたくなかったのではない……死にたくなかったのだ!
畜生、自分の全裸を人質にとりやがって、許せねぇ卑劣だ!しかもこいつはどうせそんな聞き分けよくはないだろうし…
「わかった!!!!!!!!!それじゃあ昼飯を食べよう、私はお腹空いているんだ」
「…………あ?え、ああ、カップラーメンとかあるぞ」
あれ………なんか腑に落ちないぞ?
「ず、随分聞き分けがよろしいのですね?」
「良いとも。私はお前のパートナー…だから私の体はお前のものだ!」
「……っ!!」
こいつ、以外と…いやかなり素直なヤツなのかも知れん……!
それにしてもなんだこの笑顔は……クソッ!!俺を陥れる罠かッ!こんなものは…こんなものはマヤカシだァ!!…つーか服着てくれ!!
「良いとも。私はお前のパートナー…だから私の体はお前のものだ!」
「……っ!!」
こいつ、以外と…いやかなり素直なヤツなのかも知れん……!
それにしてもなんだこの笑顔は……クソッ!!俺を陥れる罠かッ!こんなものは…こんなものはマヤカシだァ!!…つーか服着てくれ!!
「そうそう…お前の名前、涼宮春都と言うらしいな。よろしく、春都!不束者だが…良き妻になってみせる!
その印に、鏡を見てこい!私の夫にふさわしい良い面構えだぞ!」
その印に、鏡を見てこい!私の夫にふさわしい良い面構えだぞ!」
……え?印?印ってなんだ?
なんだかよくわからんが、嫌な予感がした。
なんだかよくわからんが、嫌な予感がした。
その後涼宮春都は、健康的だった自分の褐色肌が遺影に映っていそうな病的な白肌へと変貌していたのを見て、ショックで心臓が止まり入院。
なんとか一命を取り留めたものの、後遺症として色白のものを見るたびに発狂するようになってしまう。そう、彼は意外と豆腐メンタルだったのだ。
しかし、そんな彼の頭を漂白娘がぶん殴ったところ、頭が真っ白になり全てが丸く収まったという。そう、世の中には不思議が沢山あるのだ!
なんとか一命を取り留めたものの、後遺症として色白のものを見るたびに発狂するようになってしまう。そう、彼は意外と豆腐メンタルだったのだ。
しかし、そんな彼の頭を漂白娘がぶん殴ったところ、頭が真っ白になり全てが丸く収まったという。そう、世の中には不思議が沢山あるのだ!
(いろんな意味で) おわり