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眠れ緋の華 最終章『哮よ魔の妹』」を以下のとおり復元します。
**ナレーション
濃姫と蘭丸を手に掛けたお市は、
その足で兄に会うため
本能寺へと向かっていた。
長政のためか、兄のためか、
それとも自分自身のためか。
何一つわからぬまま
お市はひたすら歩き続けた。
その姿に、かつての面影はなかった。

お市「長政さま…にいさまが待ってるよ…
    市と一緒に…会いに行こうね…」 

『哮よ魔の妹』


**本能寺宿命戦
**開始ムービー
お市「ひとつ ふたつ みっつの石  賽の河原に 拾いませ~♪
    黒鬼いまして よっつを壊す  あな口惜しや 愛おしや~♪
    ふふふふ…」

**開始
お市「見て、長政さま…にいさまがいるよ…」
信長「…そこまで堕ちたか、愚妹の果てよ」

-織田信長に会い、全てを終わりにせよ

お市「長政さま…もうすぐだから…
    今度こそ、がんばるから…ふふ、ふふふ」

お市「長政さま…市のこと、きらいなの…?」

信長「いい気になるな…」

お市「ひとつ、ふたつ…みっつ、みっつ…」


**開門
お市「長政さまがね…にいさまの首がほしいって…」
信長「欲しているのは長政か、貴様自身か」
お市「市じゃない…長政さま…長政さま…」

お市「大丈夫…もうすぐ死が訪れるから…」

信長「この首を取ってなんとする
    貴様が余に取って代わろうとは言うまいな」
お市「にいさまが首をくれるって…ふふ、はは」

お市「やめて…長政さまをおこらせないで…」

お市「いや、聞きたくない…みんな黙って…」

お市「大丈夫、痛くない…ほら…ほら…!」

信長「貴様が余に成り代わるか!
    大それた女よ…フハハハハ!」

お市「ああ…長政さまが嬉しそう…」

お市「みんな見て…長政さま、すごいね…」

お市「ふ…ふふ…ふふふふ…」

お市「わからない…わからない…長政さま…」

**いざ 本能寺本殿
信長「来い! 貴様はもはや我が妹のあらず
    余に刃向かわんとする、愚かな悪鬼よ!」


**戦闘開始ムービー
信長「フハハハハ」

お市「ふふふ…」

信長「フハハハハ!」

お市「ふふふふ…」

信長「フハハハハ!」

お市「あはははは!」

信長「フハハハハ!」
お市「あはははは!」

信長・お市「是非も無し!」


**戦闘
信長「人生、五十年…フハハハハ!」
お市「下天のうちをくらぶれば…あはははは!」

信長「哮よ! 貴様の欲する所を示せ!
    果ては余が直々に比良坂に送ってやろうぞ!」

お市「にいさまと渡りあっている…ふふ、はは」
信長「それで余になったつもりか! 足りぬわ!」

お市「市に関わったら不幸になる…
    にいさまが…市をそう作ったのね…?」
信長「貴様ごときに人間に、余の吉凶は定められぬ!」
お市「じゃあにいさま…! その証がほしいの…!」
    さあ、にいさま!
    泣いて、咆えて、呻いて、叫んで!!
    命乞いをしてみせて…!」

**ムービー
信長「それが貴様の欲するものか…」

お市「ふふふ…」

信長「この世に、安息の地など無し…」

お市「ふふふ…」

信長「ならば貴様が望む地を築き…」

お市「ふふふふ…」

信長「その天を、征するが良い…」

お市「ふふ、ふふふ…」

信長「化楽…第五天魔王、よ…」

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