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gnuplot入門 - (2005/12/13 (火) 16:36:05) のソース

** データファイルのプロット

>$ plot "hoge.dat"

データファイルが4列表記で、1列目対2,3,4列目をまとめて表記したい時は

>$ plot "hoge.dat","" u 1:3,"" u 1:4

1つめの『,』までで1列目対2列目をプロット。
以後の『””』は『”ファイル名.dat”』の略で、同じファイルからプロットさせる時は省略できる。
『"" u 1:3』で、「ファイル名.dat」の1列目対3列目をプロットしろ。という意味になる。ちなみに『u』は『using』の略。

>$ plot "hoge.dat" w l

のように『w l』を付けてやると、グラフが線グラフになる。『w』は『with』、『l』は『lines』の略。グラフの表示形式にはバリエーションがある。

- -w l :線(lines)
- -w p :点(points)(デフォルトはこれ?)
- -w lp :点+線(linespoints)
- -w d :小さい点(dots)

だから、上に書いた命令を線表記したいときは

>$ plot "hoge.dat" w l,"" u 1:3 w l,"" u 1:4 w l

>$ rep

『replot』の略。パラメーターを変えた時などに、プロットし直させるコマンド。

** -グラフの表示範囲を指定する-

- 横軸

>$ set xran [始:終]

- 縦軸

>$ set yran [始:終]

『始』『終』に表示させる範囲の最低値と最小値をそれぞれ入れる。例えば

>$ set xran [0.5:3.0]
>$ set yran [0.0:1.0]

で、表示されるグラフの範囲は横軸が0.5〜3.0、縦軸が0.0〜1.0になる。『◯ran』のranは『range』の略。

**3次元プロット

>$ splot "hoge.dat"

** -psファイルを作るためのおまじない-

psファイルに出力したい内容を、一度plotコマンドで表示してから
>$ set term post eps enh color solid
>$ set out "hoge.ps"
>$ rep
>$ save "hoge.gp"
印刷用のpsファイルを作るコマンド。出力先を"ファイル名.ps"に指定して、そこにデータを書き込むという作業。最後のsaveを怠ると、設定内容は gnuplot終了と同時に消える。『term』は『terminal』、『enh』は『enhance』、『out』は『output』の略。